JPH11276488A - 3次元走査超音波プローブ用駆動装置 - Google Patents
3次元走査超音波プローブ用駆動装置Info
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- JPH11276488A JPH11276488A JP10087322A JP8732298A JPH11276488A JP H11276488 A JPH11276488 A JP H11276488A JP 10087322 A JP10087322 A JP 10087322A JP 8732298 A JP8732298 A JP 8732298A JP H11276488 A JPH11276488 A JP H11276488A
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Abstract
者の苦痛の低減及び3次元走査超音波プローブを確実に
接続できる3次元走査超音波プローブ用駆動装置を提供
する。 【解決手段】 超音波を3次元走査する超音波プローブ
は、先端に超音波振動子を内蔵したプローブ本体と、こ
れを覆うアウタシースとからなり、超音波プローブの後
端が着脱自在の駆動ユニット4には、アウタシースの後
端の接続部16が接続固定される接続パイプ22と、こ
れと同軸上でプローブ本体が接続され、リニア移動可能
なプローブ本体接続ユニット23と、接続パイプ22に
隣接するロックユニット35とが設けられ、超音波プロ
ーブが接続されない状態ではロックユニット35のピン
46は、プローブ本体接続ユニット23と共に移動する
ロック爪36と係合してリニア動作を規制するロック状
態であり、接続部16を接続固定する操作でこのロック
を解除し、かつ検知スイッチ47をONする。
Description
ローブを駆動する3次元走査超音波プローブ用駆動装置
に関する。
学的に診断する内視鏡と共に、音響的に診断する超音波
プローブも広く用いられるようになった。この超音波プ
ローブでは、プローブの先端部内に超音波振動子を配置
し、この超音波振動子で超音波を送受信する。
波振動子を回転駆動して超音波を放射状に走査すると共
に、超音波振動子をプローブの長手方向にリニア移動で
きる駆動装置を設けることにより、3次元走査を行う3
次元走査超音波プローブ用駆動装置を備えたものがあ
る。
用駆動装置は実開平3−714号公報に開示されている
ように、3次元走査超音波プローブの先端部内にプロー
ブの長手方向に移動自在の超音波振動子ユニットをこの
ユニットに接続され、プローブ内に挿通されたシャフト
を介してプローブの手元側で駆動する構造にしている。
された3次元走査超音波プローブでは、3次元走査超音
波プローブを可撓性シースの先端部内に回転自在に配置
された超音波振動子を回転力を伝達するフレキシブルシ
ャフトで連結したプローブ本体と、このプローブ本体を
覆うアウタシースとでプローブを構成し、プローブ本体
の手元側後端を3次元走査超音波プローブ用駆動装置の
回転駆動部及び進退移動部(リニア駆動部)に連結し、
アウタシースをその固定部に接続する構造にしたものを
開示している。
号公報に開示されている3次元走査超音波プローブ用駆
動装置では、アウタシースを使用しない状態(中の超音
波プローブ、つまりプローブ本体の状態)でもそのプロ
ーブ本体がリニア進退することが可能となるため、プロ
ーブ本体が通過不可のような狭窄部での意図しないリニ
ア進退の可能性がある。
により狭窄部を無理矢理通過させようとする力がプロー
ブ本体に働き、プローブ本体が破損したり、患者に苦痛
を与える恐れがあった。
鑑みてなされたもので、3次元走査超音波プローブの破
損の防止、患者の苦痛の低減及び3次元走査超音波プロ
ーブを確実に接続できる3次元走査超音波プローブ用駆
動装置を提供することを目的としている。
め、3次元走査超音波プローブの後端の接続部が着脱自
在で接続され、3次元走査超音波プローブの挿入軸方向
に進退させるリニア駆動部と、挿入軸の周りで回転駆動
するラジアル駆動部とを備えた3次元走査超音波プロー
ブ用駆動装置において、前記リニア駆動部の前記挿入軸
方向の進退を規制するロック機構を設け、前記ロック機
構は3次元走査超音波プローブの接続に連動して、前記
挿入軸方向の進退の規制を解除することにより、3次元
走査超音波プローブを接続しない状態ではリニア駆動部
はロックされているので、3次元走査超音波プローブが
不用意に移動することを防止でき、プローブの破損の防
止、患者の苦痛の低減及び3次元走査超音波プローブの
接続を確実にできる。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図8は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた超音波3次元画像診断システムの全体構成を示
し、図2ないし図4は3次元走査超音波プローブ用駆動
装置の構造を正面図、平面図、底面図で示し、図5はレ
バー金具及びロックユニット部分のロック構造を示し、
図6はロックアームの詳細な構造を示し、図7及び図8
は3次元超音波プローブの着脱時の作用の説明図を示
す。
ローブを確実に装着でき、3次元走査超音波プローブの
破損を防止し、患者の苦痛を低減する3次元走査超音波
プローブ用駆動装置を提供することにある。
ステム1は体腔内に挿入可能な3次元走査超音波プロー
ブ本体(以下、超音波プローブ本体と略記)2Aと、こ
の超音波プローブ本体2Aを被覆するアウタシース2B
と、超音波プローブ本体2A及びアウタシース2Bから
なる3次元走査超音波プローブ3が着脱自在に接続され
る3次元走査超音波プローブ用駆動ユニット(以下、単
に駆動ユニットと略記)4と、この駆動ユニット4から
延出されたケーブル5の一方のコネクタ6aが接続され
る観測装置7と、他方のコネクタ6bが接続される画像
処理装置8と、この画像処理装置8と接続されたモニタ
9とを有し、駆動ユニット4、観測装置7、画像処理装
置8及びモニタ9はカート10に載置されている。
シース11で細長の挿入部12が形成され、この挿入部
12の先端部13内に図示しない超音波振動子が内蔵さ
れている。この超音波振動子は挿入部12内を挿通され
た図示しない中空のフレキシブルシャフトの先端に取り
付けられ、このフレキシブルシャフトにより伝達された
回転駆動力で回転駆動される。この超音波振動子の周囲
には超音波を伝達する超音波伝達媒体が充満されてい
る。また、フレキシブルシャフトの中空部には超音波振
動子と接続されたケーブルが挿通されている。この挿入
部12の後端にコネクタ部14が設けられ、駆動ユニッ
ト4に着脱自在で接続される。そして、駆動ユニット4
に接続することによりフレキシブルシャフトは回転駆動
され、このフレキシブルシャフトにより伝達された回転
力で超音波振動子は超音波プローブ本体2Aの軸方向の
周りで回転されることにより超音波をラジアル走査す
る。また、超音波プローブ本体2Aを駆動ユニットのリ
ニア駆動部により、その超音波プローブ本体2Aの軸方
向に移動することにより、超音波振動子は3次元走査を
行うことができるようにしている。
するアウタシース2Bで被覆することができる。アウタ
シース2Bは、アウタシース挿入部15とその後端に設
けた接続部16とを有し、接続部16を介して駆動ユニ
ット4と着脱自在になっている。アウタシース2Bにお
ける少なくとも超音波プローブ本体2A内の超音波振動
子が位置するその周囲は超音波伝達媒体が充満される。
た支持アーム18に固定されている。この駆動ユニット
4から延出されたケーブル5は途中で2本に分岐し、一
方はコネクタ6aを介して、超音波振動子に対する駆動
信号の生成及び受信した超音波エコー信号に対する信号
処理を行う観測装置7に電気的に接続され、もう一方は
コネクタ6bを介して画像処理を行う画像処理装置8に
電気的に接続されている。
る形態であるが、もちろん駆動ユニット4から2つ本の
ケーブル5が伸びている形態でも良い。観測装置7と画
像処理装置8は、背面パネルの通信ケーブル(図示しな
い)を介して電気的に接続されている。また、画像処理
装置8とモニタ9は背面パネルの信号ケーブル(図示し
ない)を介して電気的に接続されている。
図を参照して、駆動ユニット4の詳細な構造を説明する
(図2ないし図4では駆動ユニット4の筐体部分を取り
外して示している)。
接続部16を接続固定する固定部としての接続パイプ2
2が取り付けられている。接続パイプ22と同軸上でそ
の後方位置には超音波プローブ2Aの後端のコネクタ部
14が接続されるプローブ本体接続ユニット23が移動
自在に配置されている。
後)にはモータ、エンコーダ、スリップリング、ラジア
ル回転制御回路、超音波信号増幅回路を内在するラジア
ル駆動ユニット24が位置しており、前記プローブ本体
接続ユニット23にケーブルを内在したフレキシブルな
コイルシャフト25を介して接続されている。
駆動ユニット24はリニアベース板26に固定されてい
る。リニアベース板26はリニアガイド27に取り付け
られている。このリニアガイド27は超音波プローブ本
体2Aの挿入軸方向にスライド可能に設けられてリニア
駆動部を形成している。
8が取り付けられており、ベルトクランプ28にはベル
ト29が取り付けられている。ベルト29はベース21
の2ヶ所に配設された駆動プーリ30と従動プーリ31
にかけられている。さらに、この駆動プーリ30はステ
ッピングモータ32とギア33を介して駆動可能に接続
されている。このステッピングモータ32はベース21
に固定されている。
モータ32から出た信号ケーブル(図示せず)はそれぞ
れ信号コネクタ(図示せず)を介してケーブル5の中に
延在している。また、接続パイプ22のラジアル駆動ユ
ニット24側の端にはレバー金具34が接続パイプ22
の中心軸の周りに回動可能に取り付けられている。
クユニット35がベース21に取り付けられている。リ
ニアベース板26にはロックユニット35に引っかかる
ロック爪36が取り付けられている。
5付近の詳細を示す。ロックユニット35の前側に配置
されるレバー金具34には、接続パイプ22内部に、こ
の接続パイプ22前側に向かう突起37が、後方のロッ
クユニット35側に向かって突起38が設けられてい
る。このレバー金具34とその後方のラジアル駆動ユニ
ット24との間にロック機構を構成するロックユニット
35のロックベース39がベース21に取り付けられて
いる。
回動自在に取り付けられており、バネ41によって、反
時計回り方向、つまりイ方向に付勢されている。このロ
ックアーム40には前後方向へのアーム部42、アーム
部43とその側方へのアーム部44が形成されている。
アーム部42の端部にはピン45が下方に向けて取り付
けられ、アーム部43の端部にはピン46が上方に向け
て取り付けられている。
てリニアベース板26を前方に移動することにより、プ
ローブ本体接続ユニット23等と共に、ロック爪36も
前方に移動し、図5に示すようにロック爪36がロック
ユニット35のピン36に引っかかる状態に設定され、
プローブ本体接続ユニット23のリニア移動が規制され
たロック状態となる。
によりON、OFFされる位置に検知スイッチ47が取
り付けられている。この検知スイッチ47がONする
と、ロック解除検知信号をリニア駆動部に出力し、リニ
ア進退移動の動作が可能となる。
クアーム40の詳細を示し、図6(A)は平面図、図6
(B)は側面図を示す。ロックアーム40はロックベー
ス39に回動自在に取り付けられ、かつバネ41により
時計回り方向に付勢されている。また、ロックアーム4
0には前後方向へのアーム部42、43とその側方への
アーム部44とが設けられている。このアーム部44に
隣接して検知スイッチ47が取り付けられている。
にアウタシース2Bの接続部16を接続パイプ22に接
続固定する操作でレバー金具34が反時計回り方向、つ
まりロ方向に回動されると、アーム部44もロ方向に回
動し、検知スイッチ47のスイッチレバーを回動させて
検知スイッチ47をOFFからONにできるようにして
いる。
36がロックユニット35のピン36に引っかかるロッ
ク状態が解除され、プローブ本体接続ユニット23のリ
ニア移動が可能な状態となるようにしていることが特徴
となっている。
波プローブ本体2Aへのラジアル回転の伝達はラジアル
駆動ユニット24、コイルシャフト25、プローブ本体
接続ユニット23を介して行う。一方、超音波プローブ
本体2Aの挿入軸方向の進退動作(リニア動作)の伝達
は、ステッピングモータ32の回転をギア33、駆動プ
ーリ30、ベルト29によって超音波プローブ本体2A
の挿入軸方向の動作に変換し、ベルト29に取り付けら
れたベルトクランプ28、このベルトクランプ28に取
り付けられたリニアベース板26、さらにこのリニアベ
ース板26に固定されたプローブ本体接続ユニット23
で行なう。
プローブ本体2Aを着脱する時にはリニア動作をロック
(規制)したロック状態(図5に示したような状態)に
するため、リニア動作する部分を最も前方に移動させて
停止するように制御している。
Aに装着した超音波プローブ3を駆動ユニット4に装着
するときの動作を図5ないし図8を参照して説明する。
アウタシース2Bの接続部16を接続パイプ22に接続
していない状態では、図5に示すようにロック爪36が
ロックアーム40のピン46に係止されており、リニア
動作がロックされているためプローブ本体接続ユニット
23は移動しない。この状態を図7(A)に示す。な
お、図7及び図8ではロックユニット35の動作を図示
するために、その上側に位置するプローブ本体接続ユニ
ット23を2点鎖線で示している。
続パイプ22に突き当たるまで押し込む。接続部16が
接続パイプ22に押し込まれる時に、超音波プローブ本
体2Aはプローブ本体接続ユニット23に押し込まれて
接続される。
ため、プローブ本体接続ユニット23は移動しない。
プローブ本体接続ユニット23が移動しないので超音波
プローブ本体2Aはプローブ本体接続ユニット23に確
実に接続される(図7(B)の状態)。
から見て時計回りの方向(図5のロ方向)に回転させる
ことで、接続部16は接続パイプ22に固定される構造
となっている。接続部16をロ方向に回転させると、接
続部16に設けた突起17がレバー金具34の突起37
を押して、ロ方向に回転させる。
5が突起38により押され、ロックアーム40がロ方向
に回転する。ロックアーム40がロ方向に回転すると、
アーム部43がロック爪36からはずれリニア動作が可
能となり、アーム部44が検知スイッチ47をONし、
アウタシース2Bが接続され、ロックが解除されたこと
が検知される(図8(A)の状態)。
除が検知されると、リニア動作が可能となり、例えば図
8(A)の状態からプローブ本体接続ユニット23を後
方側へ移動ができる(図8(B)の状態)。
作する部分を前方に移動させて停止する(図8(A)の
状態)。プローブを取り外すときには、まず、プローブ
の装着時とは逆にアウタシース2Bの接続部16をプロ
ーブ先端側から見て反時計回りの方向(図5のイ方向)
に回転させる。
41により超音波プローブ3の装着前の状態に戻り、ア
ーム43のピン46にロック爪36が係止され、アーム
44が戻り検知スイッチ47がOFFになる(図7
(B)の状態)。
波プローブ本体2Aもプローブ本体接続ユニット23か
ら引き抜かれる(図7(A)の状態)。
波プローブ3の装着時、リニア動作がロックされて移動
しないため超音波プローブ本体2Aを駆動ユニット4に
確実に接続できる。また、アウタシース2Bが接続され
ないとロックが外れず、アウタシース2Bが無い状態で
超音波プローブ本体2Aのみでラジアル走査を行う超音
波プローブとして使用できる。
的に規制して移動しないようにしているので、不用意な
リニア移動によりプローブ本体2Aが破損したり患者に
苦痛を与えることを解消できる。
実施の形態を図9及び図10を参照して説明する。図9
は駆動ユニットにおける接続パイプ付近の正面図及び平
面図を示し、図10は接続パイプ付近のリニア動作のロ
ック機構の構造を斜視図で示す。本実施の形態の目的は
第1の実施の形態と同じである。
せた構造で、第1の実施の形態とはリニア動作のロック
機構のみ異なり、他は第1の実施の形態と同じである。
図9及び図10に示すように駆動ユニット4における接
続パイプ22にはロックリング51が接続パイプ22の
後方側への延在部52に、接続パイプ22の中心軸まわ
りに回動可能に取り付けられている。
部に向かった突起53が設けられている。この突起53
は第1の実施の形態で説明した突起17(図7及び図8
参照)と係合し、アウタシース2Bの接続部16を接続
固定する操作で回動される。ロックリング51の後端に
は爪部54、突起55が形成されている。突起55には
バネ56が係止されており、ロックリング51をハ方向
に付勢している。
側)にはリニア動作部57が位置しており、リニア動作
部57からロックリング51方向にロックアーム58が
延在している。このロックアーム58の、リニア動作部
57と反対側の前部にはピン59が爪部54に係止され
るように設けられている。ロックリング51の突起55
の移動によりON,OFFされる位置に検知スイッチ4
7が設けられている。
実施の形態と異なるロック機構の部分の作用のみ説明す
る。アウタシース2Bの接続部16を接続パイプ22に
接続する。このとき接続部16を、接続パイプ22に突
き当たるまで押し込んでからプローブ先端側から見て時
計周りの方向(図10のニ方向)に回転させることで、
接続部16は接続パイプ22に固定される構造となって
いる。
係止されており、リニア動作がロックされているためリ
ニア動作部57は移動せず、超音波プローブ本体2Aは
確実に接続される。
部16の突起17がロックリング51の突起53を押し
て、ニ方向に回転させる。ロックリング51が回転する
と爪部54がピン59から外れ、リニア動作が可能とな
り、突起55が検知スイッチ47をONし、アウタシー
ス2Bが接続され、ロックが解除されたことが検知され
る。
作部57は前方に移動して停止する。プローブを取り外
すときには、まず、超音波プローブ3の装着時とは逆に
アウタシース2Bの接続部16をプローブ先端側から見
て反時計周りの方向(図10のハ方向)に回転させる。
ブ装着前の状態に戻り、爪部54がピン59に係止さ
れ、突起55が戻り検知スイッチ47がOFFになる。
そしてアウタシース2Bを引き抜くと超音波プローブ本
体2Aも駆動ユニット4から引き抜かれる。本実施の形
態の効果は第1の実施の形態と同じである。
実施の形態を図11を参照して説明する。図11は第3
の実施の形態の駆動ユニットにおける駆動プーリ周辺の
構造を示す。本実施の形態の目的は超音波プローブの破
損を防止し、患者に苦痛を与えない3次元走査超音波プ
ローブ用駆動装置を提供することにある。
るベース21には軸61が固定され、この軸61にはギ
ア62が挿通され、さらにプーリ63が挿通される。ギ
ア62とプーリ63の間には摩擦力が作用する摩擦部6
4が設けられている。
凹部にコイルバネ65が挿入される。このコイルバネ6
5が圧縮された状態となるようにリング66がギア62
にはめ込まれる。
が取り付けられ、ギア67がギア62とかみ合う位置で
ステッピングモータ32がベース21に固定されてい
る。その他は例えば第1の実施の形態と同様の構成であ
る。
ッピングモータ32の回転はギア67、ギア62、摩擦
部64、プーリ63に伝達され、ベルト29を駆動す
る。ベルト29の駆動により図示しないリニア動作部が
プローブ挿入軸方向に進退動作し、超音波プローブがリ
ニア動作する。
する大きな力が加わる(胆管内のような、狭く複雑に蛇
行したよう体腔内の管腔でリニア走査した場合など)
と、ステッピングモータ32の回転はギア67、ギア6
2までは伝達されるが、ギア62とプーリ63の間の摩
擦部64で滑りが生じ、プーリ63には回転が伝達され
ない。そのためベルト29も駆動されず、超音波プロー
ブのリニア方向の進退駆動が停止する。
波プローブにリニア方向の進退を阻害する大きな力が加
わった場合、無理矢理リニア進退しないので超音波プロ
ーブを破損したり、患者に苦痛を与えたりすることがな
くなる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有す
る。
ユニット35のアーム部46にピン46をプローブ本体
接続ユニット23側にロック爪36を設けたが、入れ替
えたロック機構にしても良い。なお、上述の各実施の形
態等を部分的に組み合わせて構成される実施の形態も本
発明に属する。
在で接続され、3次元走査超音波プローブの挿入軸方向
に進退させるリニア駆動部と、挿入軸の周りで回転駆動
するラジアル駆動部とを備えた3次元走査超音波プロー
ブ用駆動装置において、前記リニア駆動部の前記挿入軸
方向の進退を規制するロック機構を設け、前記ロック機
構は3次元走査超音波プローブの接続に連動して、前記
挿入軸方向の進退の規制を解除することを特徴とする3
次元走査超音波プローブ用駆動装置。 2.ロック機構に連動するロック解除検知手段を有し、
ロック解除検知手段がロック解除を検知することで挿入
軸方向に進退駆動可能となることを特徴とする付記1に
記載の3次元走査超音波プローブ用駆動装置。
駆動部と接続される超音波プローブ本体と、超音波プロ
ーブ本体を覆い、リニア駆動部と接続されるアウタシー
スとからなり、ロック機構がアウタシースとの接続部に
設けたレバー手段と、ロックアーム手段とリニア駆動部
に設けられた爪部とからなることを特徴とする付記1又
は付記2に記載の3次元走査超音波プローブ用駆動装
置。 4.3次元走査超音波プローブはラジアル駆動部と接続
される超音波プローブ本体と、超音波プローブ本体を覆
い、リニア駆動部と接続されるアウタシースとからな
り、ロック機構がアウタシースとの接続部に設けた爪部
と、リニア駆動部に設けられたロックアーム手段とから
なることを特徴とする付記1又は付記2に記載の3次元
超音波プローブ用駆動装置。
714号公報に示されている駆動装置のプローブの挿入
軸方向の進退(リニア進退)の機構(ベルトによる駆動
機構)で、プローブを駆動装置に着脱可能に構成した場
合には、プローブを駆動装置に接続するときにリニア進
退する機構が動いてしまいプローブが駆動装置に確実に
接続されないという欠点があった。つまり、プローブの
接続時にはリニア方向に動かそうとする力が働き、一方
この時のリニア方向の移動を阻む力はモータによる抵抗
力のみであり、このモータの抵抗力より接続させる力が
大きい時には、リニア方向に動いてしまい、接続しにく
くなってしまう。この欠点を解消するために、付記1〜
4の構成にした。 (付記1〜4の作用)プローブ接続時には、ロック機構
によりリニア駆動部の進退が規制されており、プローブ
が確実に接続される。
続部が着脱自在で接続され、3次元走査超音波プローブ
の挿入軸方向に進退させるリニア駆動部を備えた3次元
走査超音波プローブ用駆動装置において、3次元走査超
音波プローブの挿入軸方向の進退力量が過大になったと
きに挿入軸方向の進退駆動を停止するための摩擦クラッ
チ手段を設けたことを特徴とする3次元走査超音波プロ
ーブ用駆動装置。
公報、実開平3−714号公報に示されている駆動装置
では、プローブにリニア方向の進退を阻害する大きな力
が加わった場合(胆管内のような、狭く複雑に蛇行した
ような体腔内の管腔でリニア走査した場合など)でも無
理矢理リニア進退させようとするため、プローブが破損
したり、患者に苦痛を与えるおそれがあった。この欠点
を解消するために、付記5の構成にした。 (付記5の作用)3次元走査超音波プローブの挿入軸方
向の進退力量が過大になると摩擦クラッチ手段が滑り、
挿入軸方向の進退駆動を停止する。
次元走査超音波プローブの後端の接続部が着脱自在で接
続され、3次元走査超音波プローブの挿入軸方向に進退
させるリニア駆動部と、挿入軸の周りで回転駆動するラ
ジアル駆動部とを備えた3次元走査超音波プローブ用駆
動装置において、前記リニア駆動部の前記挿入軸方向の
進退を規制するロック機構を設け、前記ロック機構は3
次元走査超音波プローブの接続に連動して、前記挿入軸
方向の進退の規制を解除する構成であるので、3次元走
査超音波プローブを接続しない状態ではリニア駆動部は
ロックされているので、3次元走査超音波プローブが不
用意に移動することを防止でき、プローブの破損の防
止、患者の苦痛の低減及び3次元走査超音波プローブの
接続を確実にできる。
元画像診断システムの全体構成を示す図。
ニット)の構造を示す正面図。
構を示す斜視図。
図。
場合の駆動ユニットの動作説明の平面図。
態及びリニア動作した場合の駆動ユニットの動作説明の
平面図。
び平面図。
示す斜視図。
おける駆動プーリ周辺の構造を示す断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 超音波プローブ接続部を持ったリニア動
作部のプローブ挿入軸方向進退をロックするロック機構
で、前記ロック機構はプローブ接続に連動して解除さ
れ、プローブ挿入軸方向進退駆動可能となることを特徴
とする3次元走査超音波プローブ用駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08732298A JP3780091B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 3次元走査超音波プローブ用駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008080119A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-04-10 | Ethicon Endo Surgery Inc | 医療装置の少なくとも一部に動きを与えるための医療用駆動システム |
JP2010507407A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-11 | インフラレドックス インコーポレーティッド | 光カテーテルならびに引戻し回転システムおよび方法 |
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1998
- 1998-03-31 JP JP08732298A patent/JP3780091B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7857787B2 (en) | 2005-11-12 | 2010-12-28 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Systems and methods for locking and detecting the presence of a catheter |
JP2008080119A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-04-10 | Ethicon Endo Surgery Inc | 医療装置の少なくとも一部に動きを与えるための医療用駆動システム |
JP2010507407A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-11 | インフラレドックス インコーポレーティッド | 光カテーテルならびに引戻し回転システムおよび方法 |
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