JPH11275912A - 収穫機 - Google Patents

収穫機

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JPH11275912A
JPH11275912A JP9840898A JP9840898A JPH11275912A JP H11275912 A JPH11275912 A JP H11275912A JP 9840898 A JP9840898 A JP 9840898A JP 9840898 A JP9840898 A JP 9840898A JP H11275912 A JPH11275912 A JP H11275912A
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JP
Japan
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correction
sensor body
output
spin
gear
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9840898A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Yoshimura
文夫 吉邨
Hiroki Matsuzawa
宏樹 松沢
Hidetaka Hirayama
秀孝 平山
Shingo Takagi
高木  真吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 方向制御の精度向上、操作性の向上、作業効
率の向上。 【構成】 機体に設けた検知手段11により機体進行方
向を検出して行う収穫機の自動方向制御において、機体
進行方向が左右作物列の何れか一側に寄ったことを前記
検知手段11が検知すると、作物列左右中央よりも他側
に機体進行方向が向くまで出力するようにした収穫機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン、バインダ
に代表され、また、人参などの野菜を収穫する等の種々
の収穫機の方向制御に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、検知手段により作物列を感知して方
向制御するものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、作物列
を感知した後にどの程度方向修正すればよいかの点に工
夫がなく、頻繁に方向修正したり、方向制御の精度が低
いという課題がある。即ち、方向修正の程度を考慮して
いないので、修正が足りなければ再修正が必要であり、
修正が必要以上であると、反対側への再修正が必要にな
り、結局、修正頻度が高くなる。また、修正頻度が高い
ため、作物列中央を直進する割合が少なく、常に蛇行す
ることになり、必ずしも直線的でない作物列に添って方
向制御することは困難であり、方向制御の精度が低い。
本発明は、過剰な修正を防止して適正な方向修正にし、
方向制御の精度を向上させるものである。
【0004】
【発明の目的】方向制御の精度向上、操作性の向上、作
業効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、機体に設けた
検知手段11により機体進行方向を検出して行う収穫機
の自動方向制御において、機体進行方向が左右作物列の
何れか一側に寄ったことを前記検知手段11が検知する
と、作物列左右中央よりも他側に機体進行方向が向くま
で出力するようにした収穫機としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は機体フレーム、2は走行装置、3は脱穀装置、4は
刈取部であり、刈取部4は最前方位置に分草体5を設
け、該分草体5の後方に引起装置6を設け、引起装置6
の後方にラグ式掻込装置7およびスターホイル式掻込装
置8を設け、掻込装置7、8の下方に刈刃9を設け、ラ
グ式掻込装置7の終端には株元を切断した穀稈を搬送す
る穀稈搬送装置10を設ける。また、前記分草体5およ
び引起装置6は左右側に複数並設して、複数条の穀稈を
一度に刈取り、そのための方向制御用の検知手段11を
左側の分草パイプ12に設ける。即ち、左側(機体を基
準に未刈地側)の任意の2条の穀稈の間を移動する分草
パイプ12に、左右両側に突き出るように左センサ体1
3と右センサ体14とを設け、左センサ体13および右
センサ体14の基部は夫々ポテンショメータ等に構成し
た検知部15に取付け、各検知部15は常時左右両側の
穀稈に夫々接触している左右センサ体13、14の位置
を検出し、左右センサ体13、14の出力信号により制
御部16は方向制御し、左右センサ体13、14と各検
知部15により検知手段11を構成する。この場合、機
体の進行方向が一方側に寄ったときは、他方側へ方向修
正の出力し、穀稈の株の左右中央を越えて所定範囲他方
側へ向くようにして方向修正する。一例を示すと、図5
のように、穀稈の下部に左右センサ体13、14が接触
していないと略10度前後後方に傾斜しており、穀稈の
株の直径が7cmで30cmの左右間隔に直立しているとき
(図6)、株の左右中央を走行すると、左右センサ体1
3、14は株に接触する度に約45度程度後方回動し、
図6のように株に約7cmまで近付くと左センサ体13が
約65度回動し、制御部16は方向修正信号を出力し、
このように左右センサ体13、14の夫々の回動角度を
制御部16で比較することで、左右センサ体13、14
の夫々の回動角度の相違を検知し、制御部16は進行方
向が回動角度の大きい一方側に向っているとして、他方
側への方向修正の出力し、該出力を分草体5および分草
パイプ12が左右の穀稈株の中央を越えて所定範囲他方
側へ向くようにする。なお、前記左右および前後の株間
隔は圃場により相違するので、株への接近許容範囲や修
正出力するタイミングは夫々設定する。この場合、左右
センサ体13、14は取付スペースの関係で、その基部
が前後にずれているため、夫々が株に接触するタイミン
グがずれるが、このずれを予め補正して方向制御におい
て直進のとき同時に接触すると仮定すると、制御部16
は左右センサ体13、14が夫々の株に接触するごとに
信号を受信するが、僅かなずれのときは放置して所定値
以上株に寄ると方向修正して、機体が左右に触れるハン
チング現象を防止する。実施例では、左右センサ体1
3、14の何れか一方が約65度回動すると、反対側へ
の方向変換出力する。また、制御部16は、分草体5お
よび分草パイプ12が左右の穀稈株の中央を越えて所定
範囲他方側へ向くように方向修正するが、他方側への方
向修正出力は分草体5および分草パイプ12が左右の穀
稈株の中央至ったときに停止させても良い。
【0007】前記方向修正の構成は、任意であるが、そ
の一例を示すと、20は前記走行装置2にエンジンの回
転を伝達するミッションケースであり、ミッションケー
ス20の上部には入力軸21を設ける。入力軸21には
エンジンの回転が直接または変速装置(ハイドロスタチ
ックトランスミッション等)22を介して伝達される。
23は副変速軸、24は副変速軸23に摺動自在に設け
た歯車群、25は中間軸、26は前記中間軸25に固定
した歯車群、27は前記中間軸25に固定の駆動歯車で
ある。前記駆動歯車27にはサイドクラッチ軸28に固
定のセンターギヤ29を常時噛合わせる。センターギヤ
29の左右両側には左右のサイドクラッチギヤ30を設
け、各サイドクラッチギヤ30に設けたクラッチ爪と、
前記センターギヤ29の左右両側部に設けたクラッチ爪
とにより左右サイドクラッチ31を構成する。サイドク
ラッチ軸28の左右両側のミッションケース20には左
右固定ドラム32を設け、左右固定ドラム32内に左右
ブレーキ33を設ける。前記左右ブレーキ33は、サイ
ドクラッチギヤ30と共に回転する回転ディスクを、前
記左右固定ドラム32内に設けた固定ディスクに接離自
在に摺接するようにして構成する。35は中間軸であ
り、中間軸35にはサイドクラッチギヤ30に常時噛み
合う第1中間歯車36を回転のみ自在に遊嵌し、第1中
間歯車36には一体回転する第2中間歯車37を設け、
第2中間歯車37には左右のホイル軸38に設けたホイ
ル歯車39を噛み合わせる。しかして、旋回は、左右い
ずれかのクローラ40の回転に制動を与えて旋回するピ
ボットターンと、左右のクローラ40のうち旋回外側の
クローラ40の回転数に対して所定の割合で遅く(例え
ば、旋回外側のクローラ40の回転数が 900のとき、旋
回内側のクローラ40を駆動回転数が 300のように、3
分の1あるいは4分の1等の割合に結果的になるよう
に、旋回内側と外側とを相対的に減速又は増速させる)
旋回内側のクローラ40を駆動回転させて行なうマイル
ドターンと、左右のクローラ40を互いに逆転させるス
ピンターンとを行えるように構成する。そのため、入力
軸21からホイル軸38の間に、前記サイドクラッチ3
1を通らないスピンおよびマイルドターン用の伝達経路
を構成する。サイドクラッチ軸28の後側のミッション
ケース20内には、スピン・マイルド入切用クラッチ4
1を設けたスピン・マイルド用伝達軸42を設ける。ス
ピン・マイルド入切用クラッチ41は、スピン・マイル
ド用伝達軸42に回転ドラム43を遊嵌し、回転ドラム
43内に回転ドラム43と一体回転する回転ディスクを
設け、該回転ディスクとスピン・マイルド用伝達軸42
に固定の伝達ディスクとを接離自在に設けて構成する。
また、前記回転ドラム43には、スピン・マイルド用伝
達軸42に遊嵌したスピン・マイルド用伝達歯車44を
一体回転するように設ける。該スピン・マイルド用伝達
歯車44は前記第1中間歯車36に噛み合わせ、第2中
間歯車37およびホイル歯車39を介して前記ホイル軸
38にスピンまたはマイルド用の回転を伝達する。
【0008】前記中間軸25にはマイルド用駆動歯車4
5とスピン用駆動歯車46とを摺動のみ自在に設け、前
記マイルド用駆動歯車45はスピン・マイルド用伝達軸
42に設けたスピン・マイルド用中間受動伝達歯車47
に噛み合わせると、マイルドターンになり、通常の回転
より減速したマイルド用の回転を伝達する。また、前記
スピン・マイルド用伝達軸42と中間軸25の上下中間
にはスピン用伝達軸48を設け、該スピン用伝達軸48
にはスピン用駆動歯車46と選択的に噛み合うスピン用
伝達歯車49を設け、スピン用伝達軸48にはスピン用
中間伝達歯車50を設け、スピン用中間伝達歯車50は
前記スピン・マイルド用伝達軸42のスピン・マイルド
用中間受動伝達歯車47に常時噛み合わせる。したがっ
て、前記中間軸25は、その一部をスピン・マイルド用
切替軸として構成し、マイルド用駆動歯車45とスピン
用駆動歯車46とはシフタ(図示省略)により一体的に
摺動し、選択的にスピン・マイルド用中間受動伝達歯車
47とスピン用伝達歯車49の夫々に噛み合わせて、ス
ピンターンとマイルドターンに切替える。前記スピンタ
ーンは、左右のクローラ40を互いに逆転させる旋回を
意味するが、本実施例では、通常は、左右のクローラ4
0のうち旋回外側のクローラ40の回転数が正方向 900
のとき、旋回内側のクローラ40は逆方向の 300のよう
に、3分の1あるいは4分の1等の割合に逆回転させる
が、旋回内側と外側とを1:1にすると、その場で回転
するスピンターンとなる。この360度の旋回は、刈取
部が所定以下の高さのときは実行しないように構成す
る。図11は、他の方向制御の実施例であり、制御部1
6は、左右センサ体13、14の信号により方向修正出
力するが、一度方向修正出力したとき、その後所定距離
走行中は前記出力と同方向への方向修正出力はしないよ
うに構成する。即ち、左に寄ったとき、右方向に修正す
るが、一定距離走行中は右方向への再出力しないことに
より、過剰な修正を防止してハンチング現象を防止す
る。したがって、一定距離走行後は前回の修正では不足
するときは再出力し、また、反対に、右方向出力後一定
距離走行中であっても左方向出力はすることになる。
【0009】図12は、他の方向制御の実施例であり、
左右センサ体13、14の何れかの信号による方向修正
出力は、左右センサ体13、14が所定値になるまで、
断続的に連続出力するように構成し、進行方向が他方側
に向き過ぎないようにして、修正を微妙に適切にできる
ようにしている。即ち、一回の修正出力による修正の程
度を少なくし、これを連続出力にすることで、過剰な修
正を防止してハンチング現象を防止する。図13、図1
4は、他の方向制御の実施例であり、自動方向制御中の
方向修正(変換)の手動操作は、自動走行に対して本来
優先するように構成して、操作性を向上させているが、
手動操作による方向修正が適切でないときは、自動的に
修正するように構成する。即ち、手動操作され、これに
基づく方向修正信号が出力され、機体進行方向が変化
し、前記手動操作後所定距離走行したときの左右センサ
体13、14の信号により、機体進行方向が適切でない
ことが確認されると、その後所定距離走行する間に適切
な修正信号を自動出力する。したがって、所定距離走行
後も手動操作されるときは、回避等の理由があると想定
されるので、前記手動操作に対する自動出力は所定距離
に限定し、その後は手動操作優先状態とすることによ
り、自動出力に対する不具合を解消している。55は車
速センサ、56はパワステスイッチである。図15、図
16は、他の方向制御の実施例であり、自動方向制御中
であっても手動操作を優先するような構成を前提とし
て、手動操作レバーの中立位置からの傾倒角(操作量)
を検出し、この傾倒角に応じて方向修正出力を変化させ
るように構成する。即ち、手動操作による方向修正の程
度に左右センサ体13、14の検出値から想定される予
測進路を加味し、手動操作の方向修正出力を補正して、
方向制御するものであり、手動操作レバー傾倒角が大の
ときは出力オンタイムを短くするように補正して急激な
操作による過剰な修正を防止してハンチング現象を防止
し、手動操作レバー傾倒角が小のときは出力オンタイム
を長く補正して手動の方向修正を一層適正なものにす
る。したがって、手動操作による方向修正出力を補正す
るだけであるので、ベテランの作業者であっても、操作
方向は一致して操作上の違和感はなく、操作性を損なう
ことなく、適正な方向修正を行える。図17、図18
は、前記実施例と同様に、自動方向制御中であっても手
動操作を優先するような構成を前提として、手動操作に
よる方向修正の程度に左右センサ体13、14の検出値
から想定される予測進路を加味し、手動操作の方向修正
出力を補正して、方向制御するものであるが、手動操作
レバーの操作継続時間を検出し、経過時間に応じて補正
信号出力時間を変化するように構成する。即ち、操作時
間が短いときは補正程度を強く(大きく)して、初期の
手動操作による方向修正の変化量を少なくし、操作時間
が長くなるのに応じて補正程度を弱く(小さく)して、
手動操作を優先させる。したがって、初期は方向変換が
ゆっくりしているが、時間の経過と共に迅速になり、操
作者の操作感覚と操作結果とを一致させ、操作性を損な
うことなく、正確な方向修正を行える。
【0010】図19は、他の方向制御の実施例であり、
左右センサ体13、14の何れかの信号により方向修正
するのを前提とし、常時送出される左右センサ体13、
14の信号のうち所定時間又は所定距離の所定間隔ごと
に株に接触する信号により方向制御するようにし、か
つ、走行速度により株の間隔を計測して平均化し、この
平均値より株間が広くなったときは前記方向制御のため
の前記所定間隔(信号受取間隔)を短く構成する。した
がって、株間が広く次の信号までの走行距離が長くて
も、前記所定間隔(信号受取間隔)を短くすることによ
り、正確な制御を行い、欠株発生時の条外れを防止す
る。即ち、例えば、4個ごと(中三個)の株をカウント
すべきところ、四つ目が欠株であると、次のカウント
(信号受取)すべき株は8つ目になり、この間は方向修
正されないので条外れが起き易いが、株の間隔が広いと
きはカウント間隔を狭く2個ごと(中一個)にすること
で、欠株をカウントする確率を減少させ、欠株発生時の
条外れを防止する。また、図20は、前記実施例と同様
に、常時送出される左右センサ体13、14の信号のう
ち所定時間又は所定距離の所定間隔ごとに株に接触する
信号により方向制御するようにし、かつ、走行速度によ
り株の間隔を計測して平均化するように構成し、この平
均値より株間隔が狭くなったときは、一回の出力時間を
短く構成する。したがって、出力時間を短くすることに
より、乗り心地を向上させる。図21は、他の方向制御
の実施例であり、走行速度により株の間隔を計測して平
均化し、この平均値より株間が広くなったときは、株へ
の接近許容範囲を小さく(狭く)するように構成する。
即ち、同じ角度で一方側に寄るように斜めに走行して
も、株間隔が狭ければ近付くだけで済むが、株間隔が広
いと次の株に分草体5が接触する惧れがあるので、株間
隔が広いときは株から離れるように方向修正出力し、例
えば、株間隔が狭いとき無視される左センサ体13又は
右センサ体14からの信号でも修正出力して、早めに対
処し、また、株間隔が狭いときよりも他方側に向くよう
に出力するようにする。
【0011】図22は、他の方向制御の実施例であり、
圃場によっては進行方向の株の間隔が狭く、また、進行
方向に対する交差方向の株と株の間隔も狭いときがあ
り、左センサ体13と右センサ体14が左右両側の穀稈
に同時期に接触して両方とも後方回動し、左センサ体1
3と右センサ体14の信号で方向制御するのが容易でな
いので、左センサ体13と右センサ体14が同時に株接
近を検出し、株間が狭いと検出したときは、左センサ体
13と右センサ体14の信号による制御を一時中断し、
既刈地側に設けた横刈センサ60によって方向制御し、
横刈センサ60は基部を検知部等により構成した検知手
段検知部15に取付け、穀稈に接触するごとにその回動
量により進行方向を検出し、横刈センサ60の信号によ
り制御部16は、方向制御する。即ち、例えば、左右セ
ンサ体13、14の何れか一方が約65度回動したと
き、反対側への方向変換出力するとすると、左右センサ
体13、14が両方とも約65度後方回動して、方向変
換が必要であると制御部16に信号を送出するが、制御
部16では、左右の何れの方向に進行方向を向けたら良
いかの決定はできず、制御不能になるが、横刈センサ6
0に切替えると制御可能になる。また、この場合、横刈
センサ60がオフになっても、左右センサ体13、14
がオンのときは横刈センサ60がオンになるまで機体を
未刈地側に方向修正し、横刈センサ60と左右センサ体
13、14の両方がオフになったとき、作業終了となる
(図24)。図25は、前記実施例のように左右センサ
体13、14と既刈地側に横刈センサ60を設けた構成
にて、左センサ体13と右センサ体14が左右両側の穀
稈に同時期に接触して制御不能になったときは、既刈地
側に方向修正するように構成する。即ち、左右センサ体
13、14による制御不能のときに、未刈地側に条外れ
すると、停車して刈取部4を上げて後退し、次に再び刈
取部4を下げて条合せする必要があり、非常に面倒であ
り、また、単に横刈センサ60により方向制御すると、
既刈地側に刈り残しが発生するので、これを防止するた
めに、左センサ体13と右センサ体14による制御不能
になって、横刈センサ60により制御するときは、最初
に既刈地側に方向修正する。
【0012】この場合、オン状態の横刈センサ60が一
旦オフになるまで既刈地側に方向修正してから、横刈セ
ンサ60がオンになるように未刈地側に方向修正する
と、一層刈り残しを防止できて好適である。図26〜図
28は、他の方向制御の実施例であり、左センサ体13
と右センサ体14により穀稈位置を検出できるように構
成し、方向制御の感度変更可能に構成し、鈍く設定する
ときは株への接近条件を前記左センサ体13と右センサ
体14の回動角大となるようにする。即ち、左センサ体
13と右センサ体14により穀稈位置を検出するが、こ
の検出値が所定値を越えたとき方向修正出力し、前記所
定値を変更して感度を変更するのであり、具体的には、
接触していない左右センサ体13、14は略10度前後
後方に傾斜しており(図6)、左右センサ体13、14
は株に接触する度に後方回動するので、例えば、45度
まで回動したときをオンとする場合と、60度になって
からオンにするときでは、前者は感度が鋭敏であり、後
者は感度が鈍感となり、鈍く設定するときは株へより接
近するように左センサ体13と右センサ体14の回動角
大のときにオンになるようにするのである。61は感度
変更手段の一例の感度切替ダイヤルである。図29は、
他の方向制御の実施例であり、左センサ体13と右セン
サ体14のオン領域を可変とし、左センサ体13と右セ
ンサ体14が交互に頻繁にオンになるときは、自動的に
オン領域を狭く、オン信号が少ないときはオン領域を広
くするように構成する。即ち、前記実施例のように、左
センサ体13と右センサ体14のオン領域を可変とする
が、左右の左センサ体13と右センサ体14が交互にオ
ンになるということは、修正する頻度が多過ぎることが
考えられるので、感度を鈍くして、過剰な方向修正を防
止する。図30は、他の方向制御の実施例であり、左セ
ンサ体13と右センサ体14より信号を送出する回路に
ディレー回路を設け、信号送出に要する時間を可変と
し、左センサ体13と右センサ体14が頻繁にオンにな
るときは長く、オン信号が少ないときは短くするように
構成する。
【0013】
【作用】次に作用を述べる。機体を前進させ、刈取部4
の分草体5により分草し、分草した穀稈を引起し、引き
起こした穀稈の根本を切断し、切断した穀稈を搬送し
て、脱穀装置に供給して脱穀する。しかして、圃場にあ
る任意の2条の穀稈の間を移動する分草パイプ12に、
該分草パイプ12に対して側方に略水平状態で突出し、
平面視、基部側が前で側方に至に従い後側に位置して、
非接触状態では略10度前後後方に傾斜し左右両側に突
き出るように左右センサ体13、14の基部を回動自在
に取付け、左右センサ体13、14の基部には夫々検知
部15を設けているから、株が左センサ体13と右セン
サ体14に引っ掛かることはなく、株が左センサ体13
と右センサ体14に接触すると、左センサ体13と右セ
ンサ体14は夫々基部側を中心に後方回動する。したが
って、左右センサ体13、14の夫々の回動角度を制御
部16で比較することで、進行方向を割り出すことがで
きるから、制御部16は左右センサ体13、14の送出
信号により走行装置2に方向修正出力して自動方向制御
する。この場合、単に穀稈との接触・非接触によりオン
・オフする検知手段では、どの程度修正すれば良いか不
明であり、方向修正頻度が多くなると乗り心地が悪く、
修正頻度が少ないと方向制御が不正確になるだけでな
く、不正確な方向制御によって7〜10cm程度の株に突
っ込んで割ってしまうこともあるが、制御部16は、左
センサ体13と右センサ体14により正確に実際の進行
方向を把握でき、機体の進行方向が一方側に寄ったと
き、他方側へ左右の株の中央を越えて他方側へ分草体5
が向くように方向修正するから、適切な方向修正となっ
て、方向修正頻度も少なくして、安定した方向制御がで
きる。それゆえ、作物列に添わせる方向制御も容易にで
き、方向制御の精度を向上させ、株に突っ込んで割るこ
とはない。また、実施例では、左センサ体13と右セン
サ体14は取付スペースの関係で、その基部が前後にず
れているが、制御部16において予めこのずれを補正す
るから、左センサ体13と右センサ体14の夫々が株に
接触するタイミングがずれても、方向制御に支障はな
い。
【0014】また、方向修正したとき、出力停止後も慣
性によって旋回を続行する圃場条件のときは、他方側へ
の方向修正出力を分草体5および分草パイプ12が左右
の穀稈株の中央至ったときに停止させる等、圃場条件に
応じて出力時期を変更すると、適正な方向修正ができ
て、好適である。また、図11の実施例では、左センサ
体13又は右センサ体14の信号により一度方向修正出
力したとき、その後所定距離走行中は前記出力と同方向
への方向修正出力はしないように構成しているから、例
えば、左に寄ったとき、右方向に修正するが、一定距離
走行中は右方向への再出力しないので、過剰な修正を防
止してハンチング現象を防止する。また、同方向への再
出力は、一定距離走行後は行うので、極端な条外れを防
止でき、異方向への出力はするので、適正な方向制御を
確保できる。また、図12の実施例では、左右センサ体
13、14の何れかの信号による方向修正出力は、左右
センサ体13、14が所定値になるまで、断続的に連続
出力するように構成しているから、初期の過剰な修正を
防止でき、連続して修正するので、適正な修正にでき
る。また、図13、図14の実施例では、機体の走行方
向の操作手段(操作レバー)によって手動操作されたと
きも、左センサ体13と右センサ体14は信号を送出し
ているから、左センサ体13と右センサ体14の信号に
より手動操作が不適切のときは、自動的に修正する。し
たがって、作業者の作業を補助でき、また、誤って操作
手段に触れることによる不慮の方向変換も防止でき、操
作性を向上させる。この場合、手動操作後の左センサ体
13と右センサ体14の信号による自動修正は、手動操
作後所定距離走行中であるから、回避等の理由の方向変
換をできるようにして、自動修正に対する不具合を解消
できる。また、図15、図16の実施例では、自動方向
制御中であっても手動操作を優先する構成を前提とし
て、手動操作レバーの中立位置からの傾倒角(操作量)
を検出し、この傾倒角に応じて方向修正出力を変化させ
るように構成しているから、左右センサ体13、14の
検出値から想定される予測進路を加味して方向修正出力
を補正でき、急激な操作による過剰な修正を防止してハ
ンチング現象を防止し、また、少ない手動修正に対して
は適度な修正にできる。
【0015】この場合、手動操作による方向修正出力の
程度を補正するだけであるから、ベテランの作業者であ
っても、操作方向は一致して操作上の違和感はなく、操
作性を損なうことなく、適正な方向修正を行える。ま
た、図17、図18の実施例では、手動操作レバーの操
作継続時間を検出し、経過時間に応じて補正信号出力時
間を変化するように構成しているから、操作時間が短い
ときは補正程度を強く(大きく)して、初期の手動操作
による方向修正の変化量を少なくして過剰な修正を防止
でき、操作時間が長いときはこれに応じて補正程度を弱
く(小さく)して、手動操作を優先させることができ、
初期は方向変換がゆっくりしているが、時間の経過と共
に迅速になり、操作者の操作感覚と操作結果とを一致さ
せ、操作性を損なうことなく、正確な方向修正を行え
る。また、図19の実施例では、常時送出される左右セ
ンサ体13、14の信号のうち所定時間又は所定距離の
所定間隔ごとに株に接触する信号により方向制御するよ
うにし、かつ、走行速度により株の間隔を計測して平均
化し、この平均値より株間が広くなったときは前記方向
制御のための前記所定間隔(信号受取間隔)を短く構成
したから、株間が広く次の信号までの走行距離が長くて
も、前記所定間隔(信号受取間隔)を短くすることによ
り、正確な制御を行い、欠株発生時の条外れを防止す
る。即ち、例えば、4個ごと(中三個)の株をカウント
すべきところ、四つ目が欠株であると、次のカウント
(信号受取)すべき株は8つ目になり、この間は方向修
正されないので条外れが起き易いが、株の間隔が広いと
きはカウント間隔を狭く2個ごと(中一個)にすること
で、欠株をカウントする確率を減少させ、欠株発生時の
条外れを防止する。
【0016】また、図20の実施例では、常時送出され
る左右センサ体13、14の信号のうち所定時間又は所
定距離の所定間隔ごとに株に接触する信号により方向制
御するようにし、かつ、走行速度により株の間隔を計測
して平均化するように構成し、この平均値より株間隔が
狭くなったときは、一回の出力時間を短く構成するか
ら、頻繁な方向修正をしないので、乗り心地を向上させ
ることができる。なお、株間隔が狭いので方向修正する
機会は多いので、条外れすることはない。また、図21
の実施例では、走行速度により株の間隔を計測して平均
化し、この平均値より株間が広くなったときは、株への
接近許容範囲を小さく(狭く)するように構成している
から、例えば、株間隔が狭いとき無視される左センサ体
13又は右センサ体14からの信号でも修正出力して、
早めに対処し、また、株間隔が狭いときよりも他方側に
向くように出力することで、株間隔が広いことで、方向
修正の基準になる情報不足に対処でき、方向制御の精度
を向上させる。即ち、同じ角度で一方側に寄るように斜
めに走行しても、株間隔が狭ければ近付くだけで済む
が、株間隔が広いと次の株に分草体5が接触する惧れが
あるが、これを防止できる。図22の実施例では、左セ
ンサ体13と右センサ体14が左右両側の穀稈に同時期
に接触して両方とも後方回動し、左センサ体13と右セ
ンサ体14の信号で方向制御するのが容易でないので、
左センサ体13と右センサ体14が同時に株接近を検出
し、株間が狭いと検出したときは、左センサ体13と右
センサ体14の信号による制御を一時中断し、既刈地側
に設けた横刈センサ60によって方向制御するから、進
行方向および進行方向に対する交差方向の株の間隔が狭
い圃場であっても、方向制御の精度を低くしない。例え
ば、左右センサ体13、14の何れか一方が約65度回
動したとき、反対側への方向変換出力すると設定である
と、左右センサ体13、14が両方とも約65度後方回
動して、方向変換が必要であると制御部16に信号を送
出するが、制御部16では、左右の何れの方向に進行方
向を向けたら良いかの決定はできず、制御不能になる
が、横刈センサ60に切替えると制御可能になる。
【0017】また、この場合、横刈センサ60がオフに
なっても、左右センサ体13、14がオンのときは横刈
センサ60がオンになるまで機体を未刈地側に方向修正
するから、刈幅の全幅を使って作業でき、作業効率を落
とさないですむ。図25の実施例では、左右センサ体1
3、14と既刈地側に横刈センサ60を設けた構成にお
いて、左センサ体13と右センサ体14が左右両側の穀
稈に同時期に接触して制御不能になったときは、既刈地
側に方向修正するように構成しているから、一旦既刈地
側に方向修正するので、既刈地側の刈り残しを防止す
る。この場合、オン状態の横刈センサ60が一旦オフに
なるまで既刈地側に方向修正すると、横刈センサ60は
一番外側の穀稈を検出し、その後横刈センサ60がオン
になるように未刈地側に方向修正するから、一番外側の
穀稈を基準に方向制御するので、一層刈り残しを防止で
きて好適である。図26〜図28の実施例では、左セン
サ体13と右センサ体14により穀稈位置を検出できる
ように構成し、方向制御の感度変更可能に構成し、鈍く
設定するときは株への接近条件を前記左センサ体13と
右センサ体14の回動角大となるようにしているから、
プログラムを変更するというソフト側の操作で感度変更
に対応する構成にでき、合理的であって、コストを低く
する。また、左センサ体13と右センサ体14の感度を
変更できるので、方向制御の精度を向上させる。図29
は、他の方向制御の実施例であり、左センサ体13と右
センサ体14のオン領域を可変とし、左センサ体13と
右センサ体14が交互に頻繁にオンになるときは、自動
的にオン領域を狭く、オン信号が少ないときはオン領域
を広くするように構成しているから、前記実施例のよう
に、左センサ体13と右センサ体14のオン領域を可変
とするが、左右の左センサ体13と右センサ体14が交
互にオンになるということは、修正する頻度が多過ぎる
ことが考えられるので、感度を鈍くして、過剰な方向修
正を防止でき、方向制御の精度を向上させる。図30
は、他の方向制御の実施例であり、左センサ体13と右
センサ体14より信号を送出する回路にディレー回路を
設け、信号送出に要する時間を可変とし、左センサ体1
3と右センサ体14が頻繁にオンになるときは長く、オ
ン信号が少ないときは短くするように構成しているか
ら、過剰な修正を防止して、的確な方向修正でき、乗り
心地も向上する。
【0018】しかして、エンジンの回転を入力軸21に
伝達し、入力軸21の回転がセンターギヤ29に伝達さ
れ、センターギヤ29の左右両側部のクラッチ爪にサイ
ドクラッチギヤ30に設けたクラッチ爪を係合させ、左
右サイドクラッチ31を「入」にし、これにより左右サ
イドクラッチギヤ30が回転し、左右サイドクラッチギ
ヤ30は第1中間歯車36・第2中間歯車37・ホイル
歯車39を介して左右ホイル軸38に回転を伝達して走
行装置を駆動させて、走行させる。この場合、旋回モー
ドがピボットモードのときは、左センサ体13と右セン
サ体14により信号が送出され、制御部16が方向修正
出力し、例えば、進行方向を左にするときは、シフタに
より左サイドクラッチギヤ30をサイドクラッチ軸28
に対して更に摺動させ、左ブレーキ33の回転ディスク
をミッションケース20に固定の固定ディスクに当接さ
せ、左サイドクラッチギヤ30の回転に制動を与え、左
サイドクラッチギヤ30の回転抵抗により左ホイル軸3
8の回転を減速させて、左旋回のピボットターン(ブレ
ーキターン)を行なう。また、旋回モードがマイルドモ
ードのときは、マイルド用駆動歯車45をスピン・マイ
ルド用中間受動伝達歯車47に噛み合わせると、マイル
ドターンになり、通常の回転より所定比率に減速したマ
イルド用の回転を、スピン・マイルド用伝達軸42に伝
達し、前記と同様に、シフタにより左サイドクラッチギ
ヤ30を摺動させて左サイドクラッチ31を「切」と
し、次に、左ブレーキ33を作動させて左サイドクラッ
チギヤ30の回転に制動を与え、左サイドクラッチギヤ
30の回転抵抗により左ホイル軸38の回転を減速させ
て、次に、左スピン・マイルド入切用クラッチ41を入
りにし、スピン・マイルド用伝達軸42の回転をスピン
・マイルド用伝達歯車44に伝達し、スピン・マイルド
用伝達歯車44の回転を第1中間歯車36・第2中間歯
車37・を介して左ホイル歯車39に伝達して、旋回内
側の左ホイル軸38に減速駆動回転を伝達して、左旋回
のマイルドターンを行なう。次に、旋回モードがスピン
モードのときは、スピン用駆動歯車46をスピン用伝達
歯車49に噛み合せ、これによりスピン用伝達軸48を
回転させ、スピン用伝達軸48の回転をスピン用中間伝
達歯車50とスピン・マイルド用中間受動伝達歯車47
とによりスピン・マイルド用伝達軸42を逆回転させ、
前記と同様に、シフタにより左サイドクラッチギヤ30
を摺動させて左サイドクラッチ31を「切」とし、次
に、左ブレーキ33を作動させて左サイドクラッチギヤ
30の回転に制動を与え、左サイドクラッチギヤ30の
回転抵抗により左ホイル軸38の回転を減速させて、次
に、左スピン・マイルド入切用クラッチ41を入りに
し、スピン・マイルド用伝達軸42の回転をスピン・マ
イルド用伝達歯車44・第1中間歯車36・第2中間歯
車37・を介して左ホイル歯車39に伝達して、旋回内
側の左ホイル軸38に逆回転(減速逆駆動回転)を伝達
して、左旋回のスピンターンを行なう。
【0019】しかして、前記旋回のうち、マイルドター
ンが最も旋回半径が大きく、次がブレーキターンであ
り、スピンターンが最も旋回半径が小さく、制御部16
は、左センサ体13と右センサ体14の信号と車速等の
条件を総合的に判断して、方向修正出力する。したがっ
て、方向修正角度が少ないときはマイルドターンを、方
向修正角度が大のときはスピンターンを、方向修正角度
が中のときはブレーキターンを、夫々適宜制御部16が
選択実行させるので、過剰な修正を防止して乗り心地を
向上させ、また、方向制御の精度も向上させて好適であ
る。特に、左センサ体13と右センサ体14は、左右の
株間隔および前後間隔も検出でき、過去の履歴を参考に
する等のきめ細かい制御が可能になり、これを旋回モー
ドの適宜変更と組み合わせることで、一層方向制御の精
度を向上させる。なお、各実施例は、理解を容易にする
ために個別的に説明しているが、夫々有機的に結合させ
て方向制御することは可能であり、説明の順序・方法に
よって本発明が限定されるものではない。
【0020】
【効果】本発明は、機体に設けた検知手段11により機
体進行方向を検出して行う収穫機の自動方向制御におい
て、機体進行方向が左右作物列の何れか一側に寄ったこ
とを前記検知手段11が検知すると、作物列左右中央よ
りも他側に機体進行方向が向くまで出力するようにした
収穫機としたものであるから、作物列左右中央よりも他
側にまで方向修正するので、常時方向修正が適切にで
き、その結果、方向制御の精度を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 収穫機の一例であるコンバインの側面図。
【図2】 刈取部の展開状態の一部正面(平面)図。
【図3】 刈取部の側面図。
【図4】 ブロック図。
【図5】 左右センサ体の非検知状態平面略図。
【図6】 同検知状態(信号出力)平面略図。
【図7】 サイドクラッチのある部分のミッションケ
ースの断面図。
【図8】 スピン・マイルドの切替クラッチのある部
分のミッションケースの断面図。
【図9】 ミッションケースの側面図。
【図10】 油圧回路図。
【図11】 左右センサ体の信号と出力の相関関係図。
【図12】 他の実施例の左右センサ体の信号と出力の
相関関係図。
【図13】 同フロー図。
【図14】 同ブロック図。
【図15】 他の実施例のパワステ操作と出力の相関関
係図。
【図16】 同フロー図。
【図17】 他の実施例のパワステ操作と出力の相関関
係図。
【図18】 同フロー図。
【図19】 他の実施例のフロー図。
【図20】 他の実施例のフロー図。
【図21】 他の実施例のフロー図。
【図22】 他の実施例のフロー図。
【図23】 ブロック図。
【図24】 他の実施例のフロー図。
【図25】 他の実施例のフロー図。
【図26】 他の実施例のフロー図。
【図27】 同左右センサ体の感度と出力の相関関係
図。
【図28】 同ブロック図。
【図29】 他の実施例のフロー図。
【図30】 他の実施例のフロー図。
【符号の説明】
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…
刈取部、5…分草体、6…引起装置、7…ラグ式掻込装
置、8…スターホイル式掻込装置、9…刈刃、10…穀
稈搬送装置、11…検知手段、12…分草パイプ、13
…左センサ体、14…右センサ体、15…検知部、16
…制御部、20…ミッションケース、21…入力軸、2
2…変速装置、23…副変速軸、24…歯車群、25…
中間軸、26…歯車群、27…駆動歯車、28…サイド
クラッチ軸、29…センターギヤ、30…サイドクラッ
チギヤ、31…左右クラッチ、32…左右固定ドラム、
33…左右ブレーキ、35…中間軸、36…第1中間歯
車、37…第2中間歯車、38…ホイル軸、39…ホイ
ル歯車、40…クローラ、41…スピン・マイルド入切
用クラッチ、42…スピン・マイルド用伝達軸、43…
回転ドラム、44…スピン・マイルド用伝達歯車、45
…マイルド用駆動歯車、46…スピン用駆動歯車、47
…スピン・マイルド用中間受動伝達歯車、48…スピン
用伝達軸、49…スピン用伝達歯車、50…スピン用中
間伝達歯車、55…車速センサ、56…パワステスイッ
チ、60…横刈センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 真吾 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に設けた検知手段11により機体進
    行方向を検出して行う収穫機の自動方向制御において、
    機体進行方向が左右作物列の何れか一側に寄ったことを
    前記検知手段11が検知すると、作物列左右中央よりも
    他側に機体進行方向が向くまで出力するようにした収穫
    機。
JP9840898A 1998-03-26 1998-03-26 収穫機 Withdrawn JPH11275912A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9840898A JPH11275912A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 収穫機

Applications Claiming Priority (1)

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ID=14219019

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019176842A1 (ja) 2018-03-15 2019-09-19 ヤンマー株式会社 作業車両およびずれ量算出プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20050607