JPH11275572A - 顕微鏡画像表示システム及び顕微鏡画像伝送表示システム - Google Patents

顕微鏡画像表示システム及び顕微鏡画像伝送表示システム

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JPH11275572A
JPH11275572A JP10076744A JP7674498A JPH11275572A JP H11275572 A JPH11275572 A JP H11275572A JP 10076744 A JP10076744 A JP 10076744A JP 7674498 A JP7674498 A JP 7674498A JP H11275572 A JPH11275572 A JP H11275572A
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JP
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microscope
transmission
microscope image
receiving
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JP10076744A
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English (en)
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Takashi Sekiguchi
隆志 関口
Osamu Shoji
修 庄司
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の顕微鏡画像を迅速に表示することがで
きる顕微鏡画像表示システム及び顕微鏡画像伝送表示シ
ステムを提供することにある。 【解決手段】 顕微鏡画像を格納する画像記憶手段と、
前記画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させる顕微鏡画像
登録手段と、少なくとも、顕微鏡画像を識別するID番
号と、前記顕微鏡画像の位置情報と、前記顕微鏡画像の
サイズ情報とから構成される画像情報テーブルを格納す
るデータベースと、前記データベースに格納された画像
情報テーブルに含まれるID番号を指定して、前記画像
記憶手段から指定されたID番号の指示する顕微鏡画像
を読み出して表示する顕微鏡画像読出表示手段とから構
成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の顕微鏡画像
を迅速に表示するのに好適な顕微鏡画像表示システムに
関する。また、本発明は、遠隔地に顕微鏡画像を伝送す
る場合、遠隔地において任意の画像を迅速に表示するの
に好適な顕微鏡画像表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡画像表示システムは、カメラを用
いて顕微鏡から取り込んだ画像を表示するシステムであ
る。従来の顕微鏡画像表示システムにおける画像表示
は、倍率の低い顕微鏡画像を親画像とする。また、親画
像の一部を含み倍率が親画像よりも高い顕微鏡画像は、
子画像とする。さらに、子画像の一部を含み倍率が子画
像よりも高い顕微鏡画像は孫画像とする。
【0003】すなわち、従来の顕微鏡画像表示システム
では、顕微鏡画像間に親・子・孫・ひ孫などの関係づけ
を行う。画像表示は、親画像から子画像、子画像から孫
画像、孫画像から子画像、子画像から親画像というよう
に、前記関連付けに基づいて変更される。また、顕微鏡
画像伝送表示システムは、カメラを用いて顕微鏡から取
り込んだ顕微鏡画像を通信網を介して遠隔地に伝送して
表示するシステムである。
【0004】従来の顕微鏡画像伝送表示システムにおけ
る画像表示は、前記顕微鏡画像表示システムと同様に、
遠隔地に伝送された画像に対して、親・子・孫・ひ孫な
どの関係づけを行い、親・子・孫・ひ孫などの関係に基
づいて、画像表示を変更する構成を有している。図7
は、従来の顕微鏡画像表示システム及び顕微鏡画像伝送
表示システムにおける顕微鏡画像の画像参照の一例を示
す図である。
【0005】図7において、親画像700は、顕微鏡の
対物レンズの倍率が0.5倍で撮影された顕微鏡画像で
ある。また、子画像710、子画像720は、それぞれ
親画像700の一部を含む顕微鏡画像であって、顕微鏡
の対物レンズの倍率が10倍で撮影された顕微鏡画像で
ある。また、子画像730は、親画像700の一部を含
む画像であって、顕微鏡の対物レンズの倍率が4倍で撮
影された顕微鏡画像である。
【0006】また、孫画像711は、子画像710の一
部を含む画像であって、顕微鏡の対物レンズの倍率が2
0倍で撮影された顕微鏡画像である。孫画像731は、
子画像730の一部を含む画像であって、顕微鏡の対物
レンズの倍率が10倍で撮影された顕微鏡画像である。
孫画像732は、子画像730の一部を含む画像であっ
て、対物レンズの倍率が20倍で撮影された画像であ
る。
【0007】また、ひ孫画像733は、孫画像732の
一部を含む画像であって、対物レンズの倍率が40倍で
撮影された画像である。なお、これらの画像は、顕微鏡
に設けられたカメラによって撮影された後、画像伝送表
示システムによって、顕微鏡画像データとして遠隔地に
伝送される。前記した従来技術において、現在、ひ孫画
像733を表示している状態から子画像710を表示す
る場合を想定する。この場合、オペレータは、キーボー
ド、マウス等の操作手段を使用して、孫画像732を呼
び出して表示する。その後、オペレータは、キーボー
ド、マウス等の操作手段を使用して、子画像730を呼
び出して表示する。さらに、その後、オペレータは、キ
ーボード、マウス等の操作手段を使用して、親画像70
0を呼び出して表示する。その後、オペレータは、キー
ボード、マウス等の操作手段を使用して、目的とする子
画像710を呼び出して表示する。
【0008】また、図7において、子画像720を表示
している状態から孫画像711を表示する場合を想定す
る。この場合、オペレータは、キーボード、マウス等の
操作手段を使用して、親画像700を呼び出して表示す
る。その後、オペレータは、キーボード、マウス等の操
作手段を使用して、子画像710を呼び出して表示す
る。その後、オペレータは、キーボード、マウス等の操
作手段を使用して、目的とする孫画像711を呼び出し
て表示する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
技術においては、画像間に親・子・孫等の関係づけを行
い、この関係に基づいて画像表示を変更する構成を有し
ている。したがって、従来技術では、例えば、孫の画像
を表示している状態から親の画像を表示する場合、不必
要な子画像を呼び出して表示する必要があり、不必要な
子画像を表示するための画像読み出し時間が必要にな
る。そのため、従来技術では、不必要な画像の読み出し
及び表示のために余分な時間が必要となり、作業効率を
低下させるという問題点がある。
【0010】特に、親画像に複数の子画像が存在し、さ
らにそれぞれの子画像に複数の孫画像が存在するような
画像関係の場合、ある孫画像を表示している状態から他
の孫画像を表示するには多大の時間と多大のオペレータ
操作を必要とし、オペレータにとって大変煩わしいとい
う問題点がある。前記問題点は、遠隔地に顕微鏡画像を
伝送する顕微鏡画像伝送表示システムおいて、画像表示
をする場合にも全く同様に生じる。
【0011】また、前記従来技術には、次のような問題
点もある。図8は、前記従来技術の問題点を示す画像表
示の具体例を示す図である。図示するように、前記従来
技術において、親画像81、子画像82、孫画像83を
設定する。その後、親画像81と子画像82の間に、前
記子画像82よりも倍率が低く、前記親画像81よりも
倍率が高い新たな画像84を前記親画像81の子画像と
して新たに設定したいとする。この場合、初めに設定し
た親画像81、子画像82、孫画像83の関係がくずれ
るため、上記新たな設定は不可能であるという問題点が
ある。
【0012】すなわち、本来、前記子画像82は孫画像
に登録変更され、前記孫画像83はひ孫画像に登録変更
され、前記新たな画像84が子画像として登録されるべ
きである。しかし、従来技術では、顕微鏡に設けられた
カメラから顕微鏡画像を取り込んだ順番に応じて、親画
像、子画像、孫画像、ひ孫画像の関係が形成される。し
たがって、一度形成された親画像、子画像、孫画像、ひ
孫画像の関係の中に、新たに画像を挿入して、親画像、
子画像、孫画像、ひ孫画像の関係を変更することは困難
であるという問題点がある。
【0013】また、前記従来技術においては、一度形成
された親画像、子画像、孫画像、ひ孫画像の関係の中か
ら、例えば、子画像を削除し、新たに、親画像、子画
像、孫画像の関係を構築することは困難である。すなわ
ち、子画像を削除すると、親画像と孫画像との関係付け
が無くなり、親画像から孫画像を検索すること及び孫画
像から親画像を検索することが不可能になる。換言すれ
ば、子画像を削除すると、親画像と孫画像がそれぞれ独
立の画像と見なされるという問題点がある。
【0014】本発明の第1の目的は、従来技術のよう
に、親画像・子画像・孫画像などの関係にとらわれるこ
となく、任意の顕微鏡画像を迅速に表示することができ
る顕微鏡画像表示システムを提供することにある。本発
明の第2の目的は、遠隔地に顕微鏡画像を伝送する顕微
鏡画像伝送表示システムにおいて、従来技術のように、
親画像・子画像・孫画像の関係にとらわれることなく、
遠隔地において任意の画像を迅速に表示するのに好適な
顕微鏡画像伝送表示システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の顕微鏡画
像表示システムは、顕微鏡画像を格納する画像記憶手段
と、画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させる顕微鏡画像
登録手段と、少なくとも、顕微鏡画像を識別するID番
号と、顕微鏡画像の位置情報と、顕微鏡画像のサイズ情
報とから構成される画像情報テーブルを格納するデータ
ベースと、データベースに格納された画像情報テーブル
に含まれるID番号を指定して、画像記憶手段から指定
されたID番号の指示する顕微鏡画像を読み出して表示
する顕微鏡画像読出表示手段とから構成されることを特
徴とする。
【0016】請求項2記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムは、少なくとも、顕微鏡画像と、顕微鏡画像を識別す
るID番号と、顕微鏡画像の位置情報と、顕微鏡画像の
サイズ情報とを含む顕微鏡画像情報を送信する送信側画
像伝送手段を備えている送信側画像伝送装置と、送信側
画像伝送手段から送信される顕微鏡画像情報を遠隔地に
伝送する通信網と、通信網を介して、顕微鏡画像情報を
受信する受信側画像伝送手段と、受信した顕微鏡画像情
報に含まれる顕微鏡画像を格納する受信側画像記憶手段
と、受信側画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させる受信
側顕微鏡画像登録手段と、少なくとも受信した顕微鏡画
像情報に含まれるID番号と位置情報とサイズ情報とか
ら構成される受信側画像情報テーブルを格納する受信側
データベースと、受信側データベースに格納された受信
側画像情報テーブルに含まれるID番号を指定して、受
信側画像記憶手段から指定されたID番号の指示する顕
微鏡画像を読み出して表示する受信側顕微鏡画像読出表
示手段とを備えている受信側画像伝送装置とから構成さ
れることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムは、請求項2記載の顕微鏡画像伝送表示システムにお
いて、受信側画像伝送装置は、前記通信網に複数台接続
されていることを特徴とする。請求項4記載の顕微鏡画
像伝送表示システムは、顕微鏡画像を格納する送信側画
像記憶手段と、送信側画像記憶手段に顕微鏡画像を格納
させる送信側顕微鏡画像登録手段と、少なくとも顕微鏡
画像を識別するID番号と顕微鏡画像の位置情報と顕微
鏡画像のサイズ情報とから構成される送信側画像情報テ
ーブルを格納する送信側データベースと、送信側データ
ベースに格納された送信側画像情報テーブルに含まれる
ID番号を指定して、送信側画像記憶手段からID番号
の指示する顕微鏡画像を読み出して表示する送信側顕微
鏡画像読出表示手段と、少なくとも顕微鏡画像とID番
号と位置情報とサイズ情報とを含む顕微鏡画像情報を送
信する送信側画像伝送手段とを備えている送信側画像伝
送装置と、送信側画像伝送手段から送信される顕微鏡画
像情報を遠隔地に伝送する通信網と、通信網を介して、
顕微鏡画像情報を受信する受信側画像伝送手段と、受信
した顕微鏡画像情報に含まれる顕微鏡画像を格納する受
信側画像記憶手段と、受信側画像記憶手段に顕微鏡画像
を格納させる受信側顕微鏡画像登録手段と、少なくとも
受信した顕微鏡画像情報に含まれるID番号と位置情報
とサイズ情報とから構成される受信側画像情報テーブル
を格納する受信側データベースと、受信側データベース
に格納された受信側画像情報テーブルに含まれるID番
号を指定して、受信側画像記憶手段から指定されたID
番号の指示する顕微鏡画像を読み出して表示する受信側
顕微鏡画像読出表示手段とを備えている受信側画像伝送
装置とから構成されることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムは、請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示システムにお
いて、受信側画像伝送装置は、通信網に複数台接続され
ていることを特徴とする。請求項6記載の顕微鏡画像伝
送表示システムは、請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示
システムにおいて、送信側データベースに格納された送
信側画像情報テーブルの更新と受信側データベースに格
納された受信側画像情報テーブルの更新が、通信網を介
して、同一のタイミングで実行されることを特徴とす
る。
【0019】請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムは、顕微鏡画像を出力する撮像手段と、送信側オペレ
ータによる各種の指令を出力する送信側操作手段と、撮
像手段から出力される顕微鏡画像を格納する送信側画像
記憶手段と、送信側操作手段から出力される指令に基づ
いて、送信側画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させる送
信側顕微鏡画像登録手段と、少なくとも顕微鏡画像を識
別するID番号と顕微鏡画像の位置情報と顕微鏡画像の
サイズ情報とから構成される送信側画像情報テーブルを
格納する送信側データベースと、送信側操作手段から出
力される指令に基づいて、送信側画像情報テーブルに含
まれるID番号を指定して、送信側画像記憶手段からI
D番号の指示する顕微鏡画像を読み出して表示する送信
側顕微鏡画像読出表示手段と、少なくとも顕微鏡画像と
ID番号と位置情報とサイズ情報とを含む顕微鏡画像情
報を送信する送信側画像伝送手段とを備えている送信側
画像伝送装置と、送信側画像伝送手段から送信される顕
微鏡画像情報を遠隔地に伝送する通信網と、通信網を介
して、顕微鏡画像情報を受信する受信側画像伝送手段
と、受信した顕微鏡画像情報に含まれる顕微鏡画像を格
納する受信側画像記憶手段と、受信側画像記憶手段に顕
微鏡画像を格納させる受信側顕微鏡画像登録手段と、受
信した顕微鏡画像情報に含まれるID番号と位置情報と
サイズ情報とから構成される受信側画像情報テーブルを
格納する受信側データベースと、受信側オペレータによ
る各種の指令を出力する受信側操作手段と、前記受信側
操作手段から出力される指令に基づいて、受信側画像情
報テーブルに含まれるID番号を指定して、受信側画像
記憶手段から指定されたID番号の指示する顕微鏡画像
を読み出して表示する受信側顕微鏡画像読出表示手段と
を備えている受信側画像伝送装置とから構成されること
を特徴とする。
【0020】請求項8記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムは、請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示システムにお
いて、送信側画像伝送装置は、送信側顕微鏡画像読出表
示手段が撮像手段から出力される顕微鏡画像を表示する
と共に、顕微鏡画像を送信側画像伝送手段から送信し、
受信側画像伝送装置は、顕微鏡画像を受信側画像伝送手
段によって受信し、受信側顕微鏡画像読出表示手段が受
信した顕微鏡画像を表示することを特徴とする。
【0021】請求項9記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムは、請求項8記載の顕微鏡画像伝送表示システムにお
いて、受信側画像伝送装置は、受信側操作手段から出力
される顕微鏡画像の受信側画像記憶手段への格納要求を
受信側画像伝送手段から送信し、送信側画像伝送装置
は、格納要求を送信側画像伝送手段を介して受け、顕微
鏡画像に対する顕微鏡画像情報を送信側画像伝送手段か
ら送信し、さらに、受信側画像伝送装置は、顕微鏡画像
情報を受信側画像伝送手段を介して受信し、受信した顕
微鏡画像情報に基づいて、受信側画像記憶手段に顕微鏡
画像を格納することを特徴とする。
【0022】請求項10記載の顕微鏡画像伝送表示シス
テムは、請求項9記載の顕微鏡画像伝送システムにおい
て、受信側画像伝送装置は、送信側画像伝送装置から受
信した顕微鏡画像情報に基づいて、受信側画像記憶手段
に顕微鏡画像を格納し、受信側データベースに格納され
ている受信側画像情報テーブルを更新することを特徴と
する。
【0023】請求項11記載の顕微鏡画像伝送表示シス
テムは、請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示システムに
おいて、受信側画像伝送装置は、通信網に複数台接続さ
れていることを特徴とする。
【0024】請求項12記載の顕微鏡画像伝送表示シス
テムは、請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示システムに
おいて、送信側データベースに格納された送信側画像情
報テーブルの更新と受信側データベースに格納された受
信側画像情報テーブルの更新が、通信網を介して、同一
のタイミングで実行されることを特徴とする。
【0025】(作用)請求項1記載の顕微鏡画像表示シ
ステムによれば、データベースに格納された画像情報テ
ーブルを参照することにより、画像記憶手段に格納され
ている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み出して、
直ちに表示することが可能になる。
【0026】また、顕微鏡画像間に、親画像、子画像、
孫画像などの関係付けがないため、倍率の異なる顕微鏡
画像を、順不同に自由に画像記憶手段に格納したり、削
除することができる。請求項2記載の顕微鏡画像伝送表
示システムによれば、受信側画像伝送装置は、受信側画
像記憶手段に格納した顕微鏡画像のID番号、位置情
報、サイズ情報を受信側データベースの画像情報テーブ
ルに格納することができる。したがって、受信側データ
ベースに格納された画像情報テーブルを参照することに
より、受信側画像記憶手段に格納されている顕微鏡画像
から任意の顕微鏡画像を読み出して、直ちに表示するこ
とが可能になる。
【0027】また、顕微鏡画像間に、親画像、子画像、
孫画像などの関係付けがないため、倍率の異なる顕微鏡
画像を、順不同に自由に受信側画像記憶手段に格納した
り、削除することができる。請求項3記載の顕微鏡画像
伝送表示システムによれば、複数台の受信側画像伝送装
置の各々において、受信側画像記憶手段に格納した顕微
鏡画像のID番号、位置情報、サイズ情報を受信側デー
タベースの画像情報テーブルに格納することができる。
したがって、複数台の受信側画像伝送装置の各々におい
て、受信側データベースに格納された画像情報テーブル
を参照することにより、受信側画像記憶手段に格納され
ている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み出して、
直ちに表示することが可能になる。
【0028】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ない。そのため、複数台の受信側画像伝送装置の各々に
おいて、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に受
信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示システムによれ
ば、送信側画像伝送装置は、送信側画像記憶手段に格納
した顕微鏡画像のID番号、位置情報、サイズ情報を送
信側データベースの画像情報テーブルに格納することが
できる。したがって、送信側データベースに格納された
画像情報テーブルを参照することにより、送信側画像記
憶手段に格納されている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画
像を読み出して、直ちに表示することが可能になる。
【0029】また、送信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ないため、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に
送信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。さらに、請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムによれば、受信側画像伝送装置は、送信側画像伝送装
置と同様に、受信側画像記憶手段に格納した顕微鏡画像
のID番号、位置情報、サイズ情報を受信側データベー
スの画像情報テーブルに格納することができる。したが
って、受信側データベースに格納された画像情報テーブ
ルを参照することにより、受信側画像記憶手段に格納さ
れている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み出し
て、直ちに表示することが可能になる。
【0030】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ないため、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に
受信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。請求項5記載の顕微鏡画像伝送表示システムによれ
ば、複数台の受信側画像伝送装置の各々において、受信
側画像記憶手段に格納した顕微鏡画像のID番号、位置
情報、サイズ情報を受信側データベースの画像情報テー
ブルに格納することができる。したがって、複数台の受
信側画像伝送装置の各々において、受信側データベース
に格納された画像情報テーブルを参照することにより、
受信側画像記憶手段に格納されている顕微鏡画像から任
意の顕微鏡画像を読み出して、直ちに表示することが可
能になる。
【0031】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ない。そのため、複数台の受信側画像伝送装置の各々に
おいて、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に受
信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。請求項6記載の顕微鏡画像伝送表示システムによれ
ば、送信側データベースに格納された送信側画像情報テ
ーブルの更新と受信側データベースに格納された受信側
画像情報テーブルの更新が、通信網を介して、同一のタ
イミングで実行される。そのため、送信側画像伝送装置
と受信側画像伝送装置において、いつでも同一の顕微鏡
画像を表示することができる。
【0032】請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムによれば、送信側画像伝送装置は、送信側オペレータ
の指示に応じて、任意の顕微鏡画像を送信側画像記憶手
段と受信側画像記憶手段に格納することができる。ま
た、送信側画像記憶手段に格納した顕微鏡画像のID番
号、位置情報、サイズ情報を送信側データベースの画像
情報テーブルに格納することができる。したがって、送
信側オペレータの指示に応じて、送信側データベースに
格納された画像情報テーブルを参照することにより、送
信側画像記憶手段に格納されている顕微鏡画像から任意
の顕微鏡画像を読み出して、直ちに表示することが可能
になる。
【0033】また、送信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ない。そのため、送信側オペレータの指示に応じて、倍
率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に送信側画像記
憶手段に格納したり、削除することができる。
【0034】さらに、請求項7記載の顕微鏡画像伝送表
示システムによれば、受信側画像伝送装置は、受信側画
像記憶手段に格納した顕微鏡画像のID番号、位置情
報、サイズ情報を受信側データベースの画像情報テーブ
ルに格納することができる。したがって、受信側オペレ
ータの指示に応じて、受信側データベースに格納された
画像情報テーブルを参照することにより、受信側画像記
憶手段に格納されている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画
像を読み出して、直ちに表示することが可能になる。
【0035】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ない。そのため、受信側オペレータの指示に応じて、倍
率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に受信側画像記
憶手段に格納したり、削除することができる。請求項8
記載の顕微鏡画像伝送表示システムによれば、撮像装置
が現在写している顕微鏡画像を、受信側画像伝送装置に
おいて表示することができる。
【0036】請求項9記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムによれば、受信側画像伝送装置が要求する任意の顕微
鏡画像を、受信側画像伝送装置内の受信側画像記憶手段
に格納することができる。請求項10記載の顕微鏡画像
伝送表示システムによれば、受信側画像記憶手段に格納
することに加えて、顕微鏡画像のID番号、位置情報、
サイズ情報を受信側データベースの画像情報テーブルに
格納することができる。
【0037】請求項11記載の顕微鏡画像伝送表示シス
テムによれば、複数台の受信側画像伝送装置の各々にお
いて、受信側画像記憶手段に格納した顕微鏡画像のID
番号、位置情報、サイズ情報を受信側データベースの画
像情報テーブルに格納することができる。したがって、
複数台の受信側画像伝送装置の各々において、受信側デ
ータベースに格納された画像情報テーブルを参照するこ
とにより、受信側画像記憶手段に格納されている顕微鏡
画像から任意の顕微鏡画像を読み出して、直ちに表示す
ることが可能になる。
【0038】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ない。そのため、複数台の受信側画像伝送装置の各々に
おいて、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に受
信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。請求項12記載の顕微鏡画像伝送表示システムによ
れば、送信側データベースに格納された送信側画像情報
テーブルの更新と受信側データベースに格納された受信
側画像情報テーブルの更新が、通信網を介して、同一の
タイミングで実行される。そのため、送信側画像伝送装
置と受信側画像伝送装置において、いつでも同一の顕微
鏡画像を表示することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の顕微鏡画像伝送
表示システムの一実施の形態を示すブロック図である。
本実施の形態は、前記請求項1〜12記載の全ての発明
に対応する。図1に示すように、本実施の形態は、スキ
ャニングステージ101及びカメラ103を備えた顕微
鏡100と、前記スキャニングステージ101を制御す
るスキャニングステージコントローラ102と、顕微鏡
画像を表示するモニタ120Aと、顕微鏡画像をモニタ
120Aに表示させたり、顕微鏡画像を遠隔地に伝送す
る送信側画像伝送装置110Aと、オペレータが送信側
画像伝送装置110Aに対する指令を入力する操作手段
104Aと、送信側画像伝送装置110Aから送信され
る顕微鏡画像を受信側画像伝送装置110Bに伝送する
通信網130と、通信網130を介して伝送される顕微
鏡画像を受信して、受信した顕微鏡画像をモニタ120
Bに表示する画像伝送装置110Bと、前記モニタ12
0Bと、オペレータが受信側画像伝送装置110Bに対
して指令を入力する操作手段104Bとから構成されて
いる。
【0040】ここで、操作手段104A,104Bは、
キーボードやマウスから構成される。また、前記通信網
130は、ISDN、アナログ回線、専用回線などから
構成されるものとする。前記構成において、送信側画像
伝送装置110Aと受信側画像伝送装置110Bは、同
じ構成を有している。すなわち、送信側画像伝送装置1
10Aは、図示するように、画像伝送部111Aと、制
御部112Aと、画像メモリ113Aと、画像入出力部
114Aと、データベース150Aとから構成されてい
る。
【0041】同じく、受信側画像伝送装置110Bは、
図示するように、画像伝送部111Bと、制御部112
Bと、画像メモリ113Bと、画像入出力部114B
と、データベース150Bとから構成されている。ここ
で、送信側画像伝送装置110Aの制御部112Aに
は、操作手段104Aが接続されている。さらに、送信
側画像伝送装置110Aの制御部112Aは、RS23
2C、GPIB等の通信手段により、顕微鏡100と接
続されている。同様に、画像伝送装置110Aの制御部
112Aは、RS232C、GPIB等の通信手段によ
り、スキャニングステージコントローラ102と接続さ
れている。
【0042】したがって、オペレータは、操作手段10
4Aから指令を入力することにより、顕微鏡100にお
ける対物レンズ倍率設定等をリモートコントロールする
ことができる。また、オペレータは、操作手段104A
から指令を入力することにより、スキャニングステージ
101の位置決めをすることができる。スキャニングス
テージ101は、周知のように、顕微鏡100におい
て、標本上の任意の位置を走査するために用いられる。
したがって、顕微鏡100のスキャニングステージ10
1に載置された標本の位置制御が正確に行なわれ、目的
の標本位置の顕微鏡画像をカメラ103で撮影すること
が可能になる。
【0043】なお、オペレータは、受信側の操作手段1
04Bから指令を入出することにより、通信網130を
介して、顕微鏡100における対物レンズ倍率設定等を
リモートコントロールすることができる。また、オペレ
ータは、受信側の操作手段104Bから指令を入力する
ことにより、通信網130を介して、スキャニングステ
ージ101の位置決めをすることができる。
【0044】次に、上記の構成を有する実施の形態の動
作について説明する。まず、画像メモリ113A,11
3Bへの顕微鏡画像の格納処理について説明する。最初
に、送信側のオペレータが、観察したい顕微鏡画像を画
像メモリ113Aに格納する要求を出力し、前記要求に
基づいて、その顕微鏡画像を画像メモリ113Aに格納
する場合について説明する。
【0045】送信側のオペレータは、既に表示されてい
る顕微鏡画像(例えば、マクロ画像)をもとにして、次
に観察したい画像を操作手段104Aにより設定する。
この設定は、操作手段104Aとしてマウスなどを使用
して、前記表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指
定するなどの方法で行われる。前記画像要求及び前記指
定領域の位置情報とサイズ情報は、制御部112Aに入
力される。
【0046】制御部112Aは、受け取った画像要求に
応じて、顕微鏡100に対して対物レンズ切り替え指令
を出力する。また、制御部112Aは、スキャニングス
テージコントローラ102に対して、標本が載置された
スキャニングステージ101の位置移動指令を出力す
る。対物レンズの切替及びスキャニングステージ101
の移動などが終了し、顕微鏡画像の取込準備が終了する
と、カメラ103によって撮影される顕微鏡画像は、制
御部112Aの働きにより、送信側画像伝送装置110
A内の画像入出力部114Aに取り込まれる。画像入出
力部114Aに取り込まれた顕微鏡画像は、制御部11
2Aの働きにより、モニタ120Aに表示されるととも
に、画像メモリ113Aに格納される。
【0047】ここで、制御部112Aは、顕微鏡画像を
画像メモリ113Aに格納する際に、データベース15
0Aに格納されている、図2に示す送信側画像情報テー
ブルに、前記顕微鏡画像に関する各種の情報を書き込
む。すなわち、図2に示すように、送信側画像情報テー
ブルは、顕微鏡画像を識別するウィンドウIDと、前記
顕微鏡画像のウィンドウ名称と、対物レンズの倍率と、
前記顕微鏡画像の位置を示すX座標及びY座標と、前記
顕微鏡画像のサイズを示す横サイズと縦サイズとから構
成される。顕微鏡画像の位置を示すX座標及びY座標
は、例えば、顕微鏡画像の左上の点の座標である。
【0048】制御部112Aは、顕微鏡画像を画像メモ
リ113Aに格納するたびに、前記データベース150
Aに格納されている送信側画像情報テーブルに、前記ウ
ィンドウID、ウィンドウ名称、対物レンズ倍率、X座
標及びY座標、横サイズ及び縦サイズを書き込む。ここ
で、制御部112Aは、対物レンズの倍率に関する情報
をRS232C、GPIB等の通信手段を介して顕微鏡
100から受け取る。また、制御部112Aは、顕微鏡
画像のX座標及びY座標の情報と横サイズ及び縦サイズ
の情報を、RS232C、GPIB等の通信手段を介し
て、スキャニングステージコントローラ102から受け
取る。
【0049】なお、図2に示す送信側画像情報テーブル
において、ウィンドウ名称は、オペレータが操作手段1
04Aを用いて任意に変更することができる。制御部1
12Aは、画像メモリ113Aに顕微鏡画像を格納し、
データベース150Aに格納されている送信側画像情報
テーブルに各種のデータを書き込む動作を終了すると、
画像メモリ113Aに格納された顕微鏡画像と該顕微鏡
画像の送信側画像情報テーブルの内容とを画像伝送部1
11Aに出力する。画像伝送部111Aは、前記顕微鏡
画像と前記画送信側像情報テーブルの内容を顕微鏡画像
情報として通信網130へ送信する。
【0050】受信側画像伝送装置110Bは、画像伝送
部111Bを介して、前記顕微鏡画像情報を受信する。
これによって、制御部112Bは、受信した顕微鏡画像
情報に含まれる顕微鏡画像を画像メモリ113Bに格納
し、画像入出力部114Bを介してモニタ120Bに表
示する。また、制御部112Bは、受信した顕微鏡画像
情報に含まれる該顕微鏡画像のウィンドウID、ウィン
ドウ名称等を、受信側に設けられているデータベース1
50Bに格納されている受信側画像情報テーブルに書き
込む。
【0051】以上の動作により、送信側画像伝送装置1
10Aの画像メモリ113Aと受信側画像伝送装置11
0Bの画像メモリ113Bの双方に同じ顕微鏡画像が格
納される。また、送信側画像伝送装置110Aのデータ
ベース150Aに格納されている送信側画像情報テーブ
ルと、受信側画像伝送装置110Bのデータベース15
0Bに格納されている受信側画像情報テーブルの双方
が、同じ内容に更新される。
【0052】以上の説明においては、顕微鏡画像を画像
メモリ113A,113Bに格納して表示する場合につ
いて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、現在顕微鏡で観察している画像をリアルタイ
ムで送信側画像伝送装置110Aから受信側画像伝送装
置110Bに伝送し、モニタ120Aだけでなく、モニ
タ120Bに表示することも可能である。この場合、図
1に示す受信側画像伝送装置110B内において、画像
伝送部111Bと画像入出力部114Bを直接結ぶ構成
をとる。
【0053】次に、受信側のオペレータが、観察したい
顕微鏡画像を画像メモリ113Bに格納する要求を出力
し、前記要求に基づいて、その顕微鏡画像を画像メモリ
113Bに格納する場合について説明する。受信側のオ
ペレータは、既に伝送され表示されている顕微鏡画像
(例えば、マクロ画像)をもとにして、次に観察したい
画像を操作手段104Bにより設定する。この設定は、
操作手段104Bとしてマウスなどを使用して、前記表
示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定するなどの
方法で行われる。前記画像要求及び前記指定領域の位置
情報とサイズ情報は、制御部112Bと画像伝送部11
1Bと通信網130と画像伝送部111Aを経由して、
制御部112Aに送られる。
【0054】制御部112Aは、受け取った画像要求に
応じて、顕微鏡100に対して対物レンズ切り替え指令
を出力する。また、制御部112Aは、スキャニングス
テージコントローラ102に対して、標本が載置された
スキャニングステージ101の位置移動指令を出力す
る。対物レンズの切替及びスキャニングステージ101
の移動などが終了し、顕微鏡画像の取込準備が終了する
と、制御部112Aは、顕微鏡画像を前記した手順で画
像メモリ113Aに格納し、データベース150A内の
送信側画像情報テーブルを更新する。さらに、制御部1
12Aは、顕微鏡画像情報を前記した手順で受信側画像
伝送装置110Bに伝送する。これによって、受信側の
オペレータが要求した顕微鏡画像が、前記手順によっ
て、受信側画像伝送装置の画像メモリ113Bに格納さ
れるとともに、データベース150B内の受信側画像情
報テーブルが更新される。
【0055】なお、受信側のオペレータが必要とする顕
微鏡画像が複数ある場合、上記の動作が繰り返し実行さ
れる。次に、画像メモリ113A,113Bからの顕微
鏡画像読出処理について説明する。送信側画像伝送装置
110Aにおける画像メモリ113Aの読み出しは、次
のように行われる。すなわち、送信側のオペレータは、
操作手段104Aを用いて、データベース150Aに格
納されている送信側画像情報テーブルに含まれるウィン
ドウIDを指定する。ウィンドウIDの指定は、操作手
段Aとしてキーボードを用いて行うことができる。ま
た、操作手段Aとしてマウスを用いる場合には、例え
ば、モニタ120A上の画面をクリックすることによ
り、制御部112Aが前記送信側データベース150A
内の送信側画像情報テーブルの位置情報及びサイズ情報
などを検索する。これによって、制御部112Aは、ク
リックした位置に存在する顕微鏡画像のウィンドウID
を求めることができる。また、予めデータベース150
Aに格納されている複数の画像をモニタ120Aの一部
の画面領域に表示させておき、マウスを用いて1つの画
像を指定することにより、制御部112Aは、データベ
ース150A内の送信側画像情報テーブルから目的の画
像のウィンドウIDを求めることができる。
【0056】次に、制御部112Aは、指定されたウィ
ンドウIDの指示する顕微鏡画像を画像メモリ113A
から読み出して、画像入出力部114Aへ出力し、モニ
タ120Aに表示させる。言うまでもなく、モニタ表示
は、データベース150A内に格納されている送信側画
像情報テーブルの位置情報及びサイズ情報に基づいて行
われる。
【0057】受信側画像伝送装置110Bにおける画像
メモリ113Bの読み出しは、前記送信側画像伝送装置
における画像メモリ113Aの読み出しと全く同様に行
われる。すなわち、受信側のオペレータは、操作手段1
04Bを用いて、受信側画像情報テーブルに含まれるウ
ィンドウIDを指定する。ウィンドウIDの指定は、操
作手段Bとしてキーボードを用いて行うことができる。
また、操作手段Bとしてマウスを用いるには、例えば、
モニタ120B上の画面をクリックすることにより、制
御部112Bが前記受信側画像情報テーブルの位置情報
及びサイズ情報を検索する。これによって、制御部11
2Bは、クリックした位置に存在する顕微鏡画像のウィ
ンドウIDを求めることができる。また、予め画像メモ
リ113Bに格納されている複数の画像をモニタ120
Bの一部の画面領域に表示させておき、マウスを用いて
1つの画像を指定することにより、制御部112Bは、
データベース150B内の受信側画像情報テーブルから
目的の画像のウィンドウIDを求めることができる。
【0058】次に、制御部112Bは、指定されたウィ
ンドウIDの指示する顕微鏡画像を画像メモリ113B
から読み出して、画像入出力部114Bへ出力し、モニ
タ120Bに表示される。言うまでもなく、モニタ表示
は、データベース150Bに格納されている受信側画像
情報テーブルの位置情報及びサイズ情報に基づいて行わ
れる。
【0059】図3は、本実施の形態におけるモニタ表示
の具体例を示す図である。図3に示すように、モニタ画
面200は、ミクロ画像表示部210とマクロ画像表示
部220と操作ボタン表示部230とから構成されてい
る。ミクロ画像表示部210には、標本の顕微鏡ミクロ
画像211,212が表示されている。顕微鏡ミクロ画
像211,212は、マクロ画像表示部220に表示さ
れている標本マクロ画像221の画像222,223を
操作手段104A(又は104B)により、指定するこ
とにより表示された画像である。
【0060】図3において、オペレータは、顕微鏡ミク
ロ画像212から、さらに画像を指定する場合、操作手
段104A(又は104B)を用いて、矩形枠213を
指定する。図4は、このように、ある顕微鏡画像(顕微
鏡ミクロ画像212)から下位に位置する顕微鏡画像
(矩形枠213内の画像であり、従来技術の子画像に相
当)を表示する場合の手順を示すフローチャートであ
る。
【0061】図4に示すように、ステップS1におい
て、オペレータは、操作手段104A(又は104B)
を用いて、ミクロ画像表示部210の顕微鏡ミクロ画像
212内の矩形枠213を指定する。こにとき、操作手
段104A(又は104B)としては、通常マウスが用
いられる。次に、ステップS2において、制御部112
A(又は112B)は、モニタ120A(又は120
B)上に、ステップS1において指定された矩形枠21
3の顕微鏡画像を表示することを命令する。
【0062】ステップS3において、制御部112A
(又は112B)は、送信側データベース150A内
(又は受信側データベース150B内)の送信側画像情
報テーブル(又は受信側画像情報テーブル)を参照し、
前記矩形枠213に対応するウィンドウIDを求める。
ステップS4において、制御部112A(又は112
B)は、前記ウィンドウIDの指示する顕微鏡画像を画
像メモリ113A(又は113B)から読み出し、前記
送信側画像情報テーブル(又は受信側画像情報テーブ
ル)に存在する位置情報とサイズ情報を用いて、モニタ
画面200のミクロ画像表示部210に表示させる。
【0063】上記の例では、モニタ画面200がミクロ
画像表示部210とマクロ画像表示部220と操作ボタ
ン表示部230に分割されている場合を例にして、ある
顕微鏡から下位に位置する顕微鏡画像を表示する手順に
ついて説明した。しかし、図4に示すフローチャート
は、これに限定されるものではなく、モニタ表示が分割
されていない場合にも適用することができる。
【0064】図5は、ある顕微鏡画像(従来技術の子画
像に相当)よりも上位に位置する顕微鏡画像(従来技術
の親画像に相当)を表示する場合の一例を示すフローチ
ャートである。ステップS5において、制御部112A
(又は112B)は、現在表示されている顕微鏡画像よ
りも上位の顕微鏡画像を表示する命令を出力する。
【0065】ステップS6において、制御部112A
(又は112B)は、送信側データベース150A内
(又は受信側データベース150B内)の送信側画像情
報テーブル(又は受信側画像情報テーブル)を参照し、
現在表示されている顕微鏡画像に対応するウィンドウI
Dを検索する。ステップS7において、制御部112A
(又は112B)は、送信側データベース150A内
(又は受信側データベース150B内)の送信側画像情
報テーブル(又は受信側画像情報テーブル)を参照し、
現在表示されている顕微鏡画像を含む最も小さい顕微鏡
画像のウィンドウIDを検索する。
【0066】ステップS8において、制御部112A
(又は112B)は、前記ウィンドウIDの指示する顕
微鏡画像を画像メモリ113A(又は113B)から読
み出し、前記送信側画像情報テーブル又は受信側画像情
報テーブルに存在する位置情報とサイズ情報を用いて、
モニタ画面200のミクロ画像表示部210に表示させ
る。図6は、図1に示す実施の形態における顕微鏡画像
の画像参照例を示す図である。図中、各ブロック内の数
は、顕微鏡100の対物レンズの倍率を示す。図6にお
いては、従来技術における親画像・子画像・孫画像・ひ
孫画像とは無関係に、データベース150A又は150
Bに格納された顕微鏡画像情報テーブルに含まれるウィ
ンドウID、顕微鏡画像の位置情報及びサイズ情報を用
いることにより、任意の顕微鏡画像を直ちに表示するこ
とができる。例えば、現在、顕微鏡画像633を参照し
ているとき、顕微鏡画像631を参照しようとすると、
データベースにより150A又は150B直接呼び出し
ができ、直ちに参照できる。
【0067】なお、従来技術における親画像・子画像な
どの考え方を適用すると、上記顕微鏡画像633は親画
像600のひ孫画像に相当し、上記顕微鏡画像631は
親画像600の孫画像に相当する。したがって、仮に、
従来技術を使って表示を変更する場合には、多大の時間
と多大のオペレータ操作を必要とする。以上の説明から
明らかなように、前記実施の形態によれば、従来技術の
ように、親画像・子画像・孫画像などの関係にとらわれ
ることなく、任意の顕微鏡画像を迅速に表示することが
できる顕微鏡画像表示システムを提供することができ
る。
【0068】また、遠隔地に顕微鏡画像を伝送する顕微
鏡画像伝送表示システムにおいて、従来技術のように、
親画像・子画像・孫画像の関係にとらわれることなく、
遠隔地において任意の画像を迅速に表示する顕微鏡画像
伝送表示システムを提供することができる。例えば、従
来技術においては、図8に示すように、親画像81、子
画像82、孫画像83を設定した後、親画像81と子画
像82の間に、前記子画像82よりも倍率が低く、前記
親画像81よりも倍率が高い新たな画像84を、前記親
画像81の子画像として設定することは不可能であっ
た。理由は、発明が解決しようとする課題の欄に記載し
たように、初めに設定した親画像81、子画像82、孫
画像83の関係がくずれるためである。しかし、前記実
施の形態によれば、従来技術のように、親画像・子画像
・孫画像などの関係がないため、図8において、前記新
たな画像84を、前記画像81と画像82の間に、設定
することが可能になる。
【0069】また、前記従来技術においては、一度形成
された親画像、子画像、孫画像、ひ孫画像の関係の中か
ら、例えば、子画像を削除し、新たに、親画像、子画
像、孫画像の関係を構築することは困難であった。しか
し、前記実施の形態においては、従来技術のように、親
画像・子画像・孫画像などの関係がないため、前記画像
の削除を行うことが可能になる。
【0070】すなわち、前記実施の形態によれば、従来
技術のように、親画像・子画像・孫画像などの関係がな
いため、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に画
像メモリ113A,113Bに格納したり、削除するこ
とが可能になる。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の顕微鏡画像表示システム
によれば、データベースに格納された画像情報テーブル
を参照することにより、画像記憶手段に格納されている
顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み出して、直ちに
表示することが可能になる。
【0072】また、顕微鏡画像間に、親画像、子画像、
孫画像などの関係付けがないため、倍率の異なる顕微鏡
画像を、順不同に自由に画像記憶手段に格納したり、削
除することができる。請求項2記載の顕微鏡画像伝送表
示システムによれば、受信側データベースに格納された
画像情報テーブルを参照することにより、受信側画像記
憶手段に格納されている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画
像を読み出して、直ちに表示することが可能になる。
【0073】また、顕微鏡画像間に、親画像、子画像、
孫画像などの関係付けがないため、倍率の異なる顕微鏡
画像を、順不同に自由に受信側画像記憶手段に格納した
り、削除することができる。請求項3記載の顕微鏡画像
伝送表示システムによれば、複数台の受信側画像伝送装
置の各々において、受信側データベースに格納された画
像情報テーブルを参照することにより、受信側画像記憶
手段に格納されている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像
を読み出して、直ちに表示することが可能になる。
【0074】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ない。そのため、複数台の受信側画像伝送装置の各々に
おいて、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に受
信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示システムによれ
ば、送信側データベースに格納された画像情報テーブル
を参照することにより、送信側画像記憶手段に格納され
ている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み出して、
直ちに表示することが可能になる。
【0075】また、送信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ないため、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に
送信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。さらに、請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムによれば、受信側画像伝送装置は、送信側画像伝送装
置と同様に、受信側データベースに格納された画像情報
テーブルを参照することにより、受信側画像記憶手段に
格納されている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み
出して、直ちに表示することが可能になる。
【0076】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ないため、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に
受信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。請求項5記載の顕微鏡画像伝送表示システムによれ
ば、複数台の受信側画像伝送装置の各々において、受信
側データベースに格納された画像情報テーブルを参照す
ることにより、受信側画像記憶手段に格納されている顕
微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み出して、直ちに表
示することが可能になる。
【0077】また、受信側画像伝送装置において、顕微
鏡画像間に、親画像、子画像、孫画像などの関係付けが
ない。そのため、複数台の受信側画像伝送装置の各々に
おいて、倍率の異なる顕微鏡画像を、順不同に自由に受
信側画像記憶手段に格納したり、削除することができ
る。
【0078】請求項6記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムによれば、送信側画像伝送装置と受信側画像伝送装置
において、いつでも同一の顕微鏡画像を表示することが
できる。請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示システムに
よれば、送信側オペレータの指示に応じて、送信側デー
タベースに格納された画像情報テーブルを参照すること
により、送信側画像記憶手段に格納されている顕微鏡画
像から任意の顕微鏡画像を読み出して、直ちに表示する
ことが可能になる。
【0079】また、送信側画像伝送装置において、送信
側オペレータの指示に応じて、倍率の異なる顕微鏡画像
を、順不同に自由に送信側画像記憶手段に格納したり、
削除することができる。さらに、請求項7記載の顕微鏡
画像伝送表示システムによれば、受信側オペレータの指
示に応じて、受信側データベースに格納された画像情報
テーブルを参照することにより、受信側画像記憶手段に
格納されている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み
出して、直ちに表示することが可能になる。
【0080】また、受信側画像伝送装置において、受信
側オペレータの指示に応じて、倍率の異なる顕微鏡画像
を、順不同に自由に受信側画像記憶手段に格納したり、
削除することができる。請求項8記載の顕微鏡画像伝送
表示システムによれば、撮像装置が現在写している顕微
鏡画像を、受信側画像伝送装置において表示することが
できる。
【0081】請求項9記載の顕微鏡画像伝送表示システ
ムによれば、受信側画像伝送装置から要求する任意の顕
微鏡画像を、受信側画像伝送装置内の受信側画像記憶手
段に格納することができる。請求項10記載の顕微鏡画
像伝送表示システムによれば、受信側画像記憶手段に格
納することに加えて、顕微鏡画像のID番号、位置情
報、サイズ情報を受信側データベースに格納することが
できる。
【0082】請求項11記載の顕微鏡画像伝送表示シス
テムによれば、複数台の受信側画像伝送装置の各々にお
いて、受信側データベースに格納された画像情報テーブ
ルを参照することにより、受信側画像記憶手段に格納さ
れている顕微鏡画像から任意の顕微鏡画像を読み出し
て、直ちに表示することが可能になる。また、複数台の
受信側画像伝送装置の各々において、倍率の異なる顕微
鏡画像を、順不同に自由に受信側画像記憶手段に格納し
たり、削除することができる。
【0083】請求項12記載の顕微鏡画像伝送表示シス
テムによれば、送信側画像伝送装置と受信側画像伝送装
置において、いつでも同一の顕微鏡画像を表示すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の顕微鏡画像伝送表示システムの一実施
の形態を示すブロック図。
【図2】図1に示す実施の形態において、データベース
に格納される画像情報テーブルの一例を示す図。
【図3】図1に示す実施の形態におけるモニタ表示の具
体例を示す図。
【図4】ある顕微鏡画像から下位に位置する顕微鏡画像
を表示する場合の手順を示すフローチャート。
【図5】ある顕微鏡画像よりも上位に位置する顕微鏡画
像を表示する場合の一例を示すフローチャート。
【図6】図1に示す実施の形態における顕微鏡画像の画
像参照の一例を示す図である。
【図7】従来の顕微鏡画像表示システム及び顕微鏡画像
伝送表示システムにおける顕微鏡画像の画像参照の一例
を示す図。
【図8】従来の顕微鏡画像表示システム及び顕微鏡画像
伝送表示システムにおける顕微鏡画像表示の問題点を示
す説明図。
【符号の説明】
100 顕微鏡 101 スキャニングステージ 102 スキャニングステージコントローラ 103 カメラ 104A,104B 操作手段 110A 送信側画像伝送装置 110B 受信側画像伝送装置 111A,111B 画像伝送部 112A,112B 制御部 113A,113B 画像メモリ 114A,114B 画像入出力部 120A,120B モニタ 130 通信網 150A,159B データベース 200 モニタ画面 210 ミクロ画像表示部 211,212 顕微鏡ミクロ画像 213 矩形枠 221,222,223 画像 220 マクロ画像表示部 230 操作ボタン表示部 600,610,611,620,630,631,6
32,633 顕微鏡画像

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡画像を格納する画像記憶手段と、 前記画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させる顕微鏡画像
    登録手段と、 少なくとも、顕微鏡画像を識別するID番号と、前記顕
    微鏡画像の位置情報と、前記顕微鏡画像のサイズ情報と
    から構成される画像情報テーブルを格納するデータベー
    スと、 前記データベースに格納された画像情報テーブルに含ま
    れるID番号を指定して、前記画像記憶手段から指定さ
    れたID番号の指示する顕微鏡画像を読み出して表示す
    る顕微鏡画像読出表示手段とから構成されることを特徴
    とする顕微鏡画像表示システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも、顕微鏡画像と、前記顕微鏡
    画像を識別するID番号と、前記顕微鏡画像の位置情報
    と、前記顕微鏡画像のサイズ情報とを含む顕微鏡画像情
    報を送信する送信側画像伝送手段を備えている送信側画
    像伝送装置と、 前記送信側画像伝送手段から送信される前記顕微鏡画像
    情報を遠隔地に伝送する通信網と、 前記通信網を介して、前記顕微鏡画像情報を受信する受
    信側画像伝送手段と、 受信した顕微鏡画像情報に含まれる顕微鏡画像を格納す
    る受信側画像記憶手段と、前記受信側画像記憶手段に前
    記顕微鏡画像を格納させる受信側顕微鏡画像登録手段
    と、少なくとも受信した顕微鏡画像情報に含まれるID
    番号と位置情報とサイズ情報とから構成される受信側画
    像情報テーブルを格納する受信側データベースと、前記
    受信側データベースに格納された受信側画像情報テーブ
    ルに含まれるID番号を指定して、前記受信側画像記憶
    手段から前記指定されたID番号の指示する顕微鏡画像
    を読み出して表示する受信側顕微鏡画像読出表示手段と
    を備えている受信側画像伝送装置とから構成されること
    を特徴とする顕微鏡画像伝送表示システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の顕微鏡画像伝送表示シス
    テムにおいて、 前記受信側画像伝送装置は、前記通信網に複数台接続さ
    れていることを特徴とする顕微鏡画像伝送表示システ
    ム。
  4. 【請求項4】 顕微鏡画像を格納する送信側画像記憶手
    段と、前記送信側画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させ
    る送信側顕微鏡画像登録手段と、少なくとも前記顕微鏡
    画像を識別するID番号と前記顕微鏡画像の位置情報と
    前記顕微鏡画像のサイズ情報とから構成される送信側画
    像情報テーブルを格納する送信側データベースと、前記
    送信側データベースに格納された送信側画像情報テーブ
    ルに含まれるID番号を指定して、前記送信側画像記憶
    手段から前記ID番号の指示する顕微鏡画像を読み出し
    て表示する送信側顕微鏡画像読出表示手段と、少なくと
    も前記顕微鏡画像と前記ID番号と前記位置情報と前記
    サイズ情報とを含む顕微鏡画像情報を送信する送信側画
    像伝送手段とを備えている送信側画像伝送装置と、 送信側画像伝送手段から送信される前記顕微鏡画像情報
    を遠隔地に伝送する通信網と、 前記通信網を介して、前記顕微鏡画像情報を受信する受
    信側画像伝送手段と、受信した顕微鏡画像情報に含まれ
    る顕微鏡画像を格納する受信側画像記憶手段と、前記受
    信側画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させる受信側顕微
    鏡画像登録手段と、少なくとも受信した顕微鏡画像情報
    に含まれるID番号と位置情報とサイズ情報とから構成
    される受信側画像情報テーブルを格納する受信側データ
    ベースと、前記受信側データベースに格納された受信側
    画像情報テーブルに含まれるID番号を指定して、前記
    受信側画像記憶手段から前記指定されたID番号の指示
    する顕微鏡画像を読み出して表示する受信側顕微鏡画像
    読出表示手段とを備えている受信側画像伝送装置とから
    構成されることを特徴とする顕微鏡画像伝送表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示シス
    テムにおいて、 前記受信側画像伝送装置は、前記通信網に複数台接続さ
    れていることを特徴とする顕微鏡画像伝送表示システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の顕微鏡画像伝送表示シス
    テムにおいて、 送信側データベースに格納された送信側画像情報テーブ
    ルの更新と受信側データベースに格納された受信側画像
    情報テーブルの更新が、通信網を介して、同一のタイミ
    ングで実行されることを特徴とする顕微鏡画像伝送表示
    システム。
  7. 【請求項7】 顕微鏡画像を出力する撮像手段と、送信
    側オペレータによる各種の指令を出力する送信側操作手
    段と、前記撮像手段から出力される顕微鏡画像を格納す
    る送信側画像記憶手段と、前記送信側操作手段から出力
    される指令に基づいて、前記送信側画像記憶手段に前記
    顕微鏡画像を格納させる送信側顕微鏡画像登録手段と、
    少なくとも前記顕微鏡画像を識別するID番号と前記顕
    微鏡画像の位置情報と前記顕微鏡画像のサイズ情報とか
    ら構成される送信側画像情報テーブルを格納する送信側
    データベースと、前記送信側操作手段から出力される指
    令に基づいて、前記送信側画像情報テーブルに含まれる
    ID番号を指定して、前記送信側画像記憶手段から前記
    ID番号の指示する顕微鏡画像を読み出して表示する送
    信側顕微鏡画像読出表示手段と、少なくとも前記顕微鏡
    画像と前記ID番号と前記位置情報と前記サイズ情報と
    を含む顕微鏡画像情報を送信する送信側画像伝送手段と
    を備えている送信側画像伝送装置と、 前記送信側画像伝送手段から送信される前記顕微鏡画像
    情報を遠隔地に伝送する通信網と、 前記通信網を介して、前記顕微鏡画像情報を受信する受
    信側画像伝送手段と、受信した顕微鏡画像情報に含まれ
    る顕微鏡画像を格納する受信側画像記憶手段と、前記受
    信側画像記憶手段に顕微鏡画像を格納させる受信側顕微
    鏡画像登録手段と、受信した顕微鏡画像情報に含まれる
    ID番号と位置情報とサイズ情報とから構成される受信
    側画像情報テーブルを格納する受信側データベースと、
    受信側オペレータによる各種の指令を出力する受信側操
    作手段と、前記受信側操作手段から出力される指令に基
    づいて、前記受信側画像情報テーブルに含まれるID番
    号を指定して、前記受信側画像記憶手段から指定された
    ID番号の指示する顕微鏡画像を読み出して表示する受
    信側顕微鏡画像読出表示手段とを備えている受信側画像
    伝送装置とから構成されることを特徴とする顕微鏡画像
    伝送表示システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示シス
    テムにおいて、 前記送信側画像伝送装置は、前記送信側顕微鏡画像読出
    表示手段が前記撮像手段から出力される顕微鏡画像を表
    示すると共に、前記顕微鏡画像を前記送信側画像伝送手
    段から送信し、 前記受信側画像伝送装置は、前記顕微鏡画像を前記受信
    側画像伝送手段によって受信し、前記受信側顕微鏡画像
    読出表示手段が前記受信した顕微鏡画像を表示すること
    を特徴とする顕微鏡画像伝送表示システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の顕微鏡画像伝送表示シス
    テムにおいて、 前記受信側画像伝送装置は、前記受信側操作手段から出
    力される顕微鏡画像の受信側画像記憶手段への格納要求
    を前記受信側画像伝送手段から送信し、 送信側画像伝送装置は、前記格納要求を前記送信側画像
    伝送手段を介して受け、前記顕微鏡画像に対する顕微鏡
    画像情報を前記送信側画像伝送手段から送信し、 さらに、前記受信側画像伝送装置は、前記顕微鏡画像情
    報を前記受信側画像伝送手段を介して受信し、受信した
    顕微鏡画像情報に基づいて、受信側画像記憶手段に前記
    顕微鏡画像を格納することを特徴とする顕微鏡画像伝送
    表示システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の顕微鏡画像伝送システ
    ムにおいて、 前記受信側画像伝送装置は、前記送信側画像伝送装置か
    ら受信した顕微鏡画像情報に基づいて、受信側画像記憶
    手段に顕微鏡画像を格納し、受信側データベースに格納
    されている受信側画像情報テーブルを更新することを特
    徴とする顕微鏡画像伝送表示システム。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示シ
    ステムにおいて、 前記受信側画像伝送装置は、前記通信網に複数台接続さ
    れていることを特徴とする顕微鏡画像伝送表示システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の顕微鏡画像伝送表示シ
    ステムにおいて、 前記送信側データベースに格納された送信側画像情報テ
    ーブルの更新と受信側データベースに格納された受信側
    画像情報テーブルの更新が、通信網を介して、同一のタ
    イミングで実行されることを特徴とする顕微鏡画像伝送
    表示システム。
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