JPH11275385A - 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置及び映像信号処理方法

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JPH11275385A
JPH11275385A JP10094114A JP9411498A JPH11275385A JP H11275385 A JPH11275385 A JP H11275385A JP 10094114 A JP10094114 A JP 10094114A JP 9411498 A JP9411498 A JP 9411498A JP H11275385 A JPH11275385 A JP H11275385A
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JP
Japan
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signal
video signal
color
luminance
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JP10094114A
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Yutaka Ichii
豊 一井
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体に悪影響を与えると思われる画像に
ついて危険防止の対応をすることができる。 【解決手段】 映像信号を構成する色差信号,輝度信号
の激しい変化を検出して映像信号に調整を施したり、危
険であることを音声や表示などによって通知したり、表
示装置に表示される映像をカットしたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に悪影響を及
ぼす映像の画像変化パターンを検出して修正を施す映像
信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送の視聴中に視聴者が身
体の不調を訴えて病院に運ばれるという事態が発生する
ことがあり、過去にもテレビゲームを行っていた人が身
体の異常を訴えるという出来事があった。このように、
テレビジョン放送やテレビゲーム、VTR、コンピュー
タからの映像信号を受像するテレビジョン受像機やモニ
ターなどでは映像の色相や色の濃さ、輝度の激しい変化
などによって人体に悪影響を及ぼすことがあった。しか
し、そのような映像に対する直接的な対策はとられてお
らず、テレビジョン放送中に字幕などで注意を促した
り、テレビゲーム等では取扱説明書にて注意を促す程度
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、刺激的な内容を
求める視聴者に対応する映像を作成するため、また、限
りのある予算で視聴者にインパクト与える映像を作成す
るためにテレビジョン放送などでは色の点滅や輝度の急
激な変化を利用した技法を用いて番組やコンテンツの制
作を行っていた。
【0004】更に、近年コンピュータグラフィックス
(CG)技術や仮想現実技術の進歩に伴い、種々様々な
映像がテレビジョン受像機やモニター上で表示されるよ
うになっている。これらの映像の中には眩しい程の像が
激しい点滅を繰り返すなどの画像がしばしば含まれてい
た。
【0005】このように、色や輝度の時間変化の激しい
画像は見るものに強いストレスを与えると共に、場合に
よっては人体に重大な影響を与えることもあった。
【0006】しかし、上述した事象について、テレビジ
ョン放送やテレビゲームなどのコンテンツ制作者には明
確なガイドラインは提示されておらず、これを有効に防
止する手段が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、輝度信号及び色差信号よりなる映像
信号を処理する映像信号処理装置であって、前記輝度信
号及び/又は前記色差信号を画面上における所定の面積
からなる小領域に対応させて分割し、前記小領域を構成
する画素の輝度及び色差の平均値を求める領域分割平均
化手段1,2,3と、前記各小領域の輝度及び/又は色
差の所定量以上の変化が所定期間内において何回起こる
かを調べ、前記変化の回数が所定の回数を超える小領域
の数が所定の数を超え、しかも前記変化の時間が所定時
間以上継続したときに制御信号を発生する評価処理手段
5,6と、前記制御信号によって前記輝度信号及び/又
は前記色差信号に所定の処理を施す処理手段7,8,9
とを有することを特徴とする映像信号処理装置を提供す
るものである。また、前記処理手段7,8,9は前記映
像信号の色レベルを低減するか、前記映像信号の色信号
をカットするか、前記映像信号が危険であることを示す
警告音及び/又は警告表示を行うか、前記映像信号の出
力を中止するかの処理を行うことを特徴とする映像信号
処理総理を提供するものである。更に、映像信号を構成
する輝度信号及び/又は色差信号のレベルの変化、或い
は所定量以上の濃さを持つ色の色相変化が所定量以上で
あり、且つ前記変化の頻度と、全画面に対する前記変化
の起こる面積割合と、前記変化の継続時間とが所定値以
上であったときに、前記輝度信号及び/又は前記色差信
号に所定の処理を施し危険な画像の表示を回避すること
を特徴とする映像信号処理方法を提供するものである。
また更に、前記所定の処理は、前記映像信号の色レベル
を低減するか、前記映像信号の色信号をカットするか、
前記映像信号が危険であることを示す警告音及び/又は
警告表示を行うか、前記映像信号の出力を中止するかの
処理を行うことを特徴とする映像信号処理方法を提供す
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る映像処理装置
について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明
に係る映像処理装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
【0009】同図によれば、入力信号である輝度信号Y
は領域分割平均化手段1によって表示される画面内の小
領域に分割され、その中の画素について信号の値を平均
する。例えば、図2に示すように縦方向を12分割、横
方向を16分割して192個の小領域に分割する。本実
施例では画面上において大面積の変化が起こる場合を考
えるため、各小領域の平均値を扱うことによって、各画
素をそのまま扱う場合に比べて信号処理に要する演算量
やメモリーの容量を大幅に節約することができる。
【0010】以下、同様に色差信号R−Yは領域分割平
均化手段2によって小領域に分割され、色差信号B−Y
は領域分割手段3によって小領域に分割される。なお、
このように小領域に分割して、その小領域の画素につい
て信号の平均値を求める代わりに、1フィールド又は1
フレームの画像に対して平面ローパスフィルタをかけた
後に粗くサンプリングしても良い。また、ライン方向の
みのローパスフィルタをかけて粗くサンプリングし、縦
方向はラインを間引くようにしても良い。
【0011】このように小領域に分割された色差信号R
−Y,B−Yは、色分け処理手段4によって色分け処理
が行われる。図3に示すように、各小領域についてR−
Y,B−Yの値に応じて、Ch及びCiの値を決める。
Chは色相を8通りに分けた値で3ビットで表される。
Ciは色の濃さを3段階で表した値で2ビットで表され
る。これは、例えばCh,Ciの情報がROMに書き込
まれており、R−Y及びB−Yの値でアドレスを指定し
てROMの情報を読み出すことによりCh及びCiの値
を得ることができる。
【0012】得られたCh及びCiの値は評価処理回路
6にそれぞれ送られる。評価処理回路6の構成を図4に
示す。ChはNフィールド又はNフレーム(Nは自然
数)の遅延量を持つ遅延手段11に入力され、Chの値
は第1の比較手段12によりNフィールド又はNフレー
ム前の同一小領域のChの値と比較される。更に、現時
点のChの値に1を加えた値(ただし、現時点のChの
値が「7」のときには「0」となる)及び現時点のCh
の値から1を引いた値(ただし、現時点のChの値が
「0」のときには「7」となる)が第2の比較手段13
及び第3の比較手段14によって、Nフィールド又はN
フレーム遅延したChの値とそれぞれ比較される。
【0013】各比較手段では、2つの値が等しい場合に
Hレベル(「1」)を出力し、2つの値が異なる場合に
Lレベル(「0」)を出力する。つまり、現時点の当該
小領域の色相が、Nフィールド又はNフレーム前の同一
小領域の色相と同一の範囲に属するときには第1の比較
手段12の出力がHレベルとなり、現時点の当該小領域
の色相がNフィールド又はNフレーム前の同一小領域の
色相の両隣の何れかに位置する(図3参照)ときには、
第2の比較手段13又は第3の比較手段14の出力の何
れか一方の出力がHレベルとなる。
【0014】そこで、これらの比較手段の出力をNOR
回路15に入力すると、その出力は3つの比較回路の出
力にHレベルが一つもない場合にHレベルとなる。これ
は、現時点の当該小領域の色相がNフィールド又はNフ
レーム前の同一小領域の色相及び両隣の色相と異なるこ
とを示している。
【0015】次に、Ciについて、その2ビット成分を
(Cia,Cib)と表すとき、色の濃さは図3に示す
3通りが考えられる。
【0016】Cia及びCibの出力は第1のAND回
路16に入力する。第1のAND回路16はCia及び
Cibの値が共に「1」のときのみHレベルを出力す
る。
【0017】NOR回路15及び第1のAND回路16
の出力を第2のAND回路17に入力し、その出力がH
レベルとなった場合、当該小領域は色相がある程度以上
変化して(同じでも両隣でもない)、しかも色が濃いこ
とを示している。
【0018】また、Cia及びCibはNフィールド又
はNフレーム(Nは自然数)の遅延量を持つ遅延手段1
1に入力される。第1のXOR回路18には現時点のC
iaの値及び現時点のCibの値が入力し、第1のXO
R回路18の出力は第1のインバーター回路21によっ
て反転する。第2のXOR回路19には現時点のCia
の値及びNフィールド又はNフレーム遅延したCiaの
値が入力する。第3のXOR回路20にはNフィールド
又はNフレーム遅延したCiaの値及びNフィールド又
はNフレーム遅延したCibの値が入力し、第3のXO
R回路20の出力は第2のインバーター回路22によっ
て反転する。
【0019】そして、第1のインバーター回路21、第
3のXOR回路19及び第2のインバーター回路22の
出力は第3のAND回路23に入力する。第3のAND
回路の出力はCia及びCibに関する演算結果を表し
ており、Nフィールド又はNフレーム前に対して、Ci
が(1,1)から(0,0)に変化するか、或いはCi
が(0,0)から(1,1)に変化するときにHレベル
を出力する。
【0020】現時点のCiの値が(1,1)又は(0,
0)であるときに、第1のXOR回路18の出力はLレ
ベルとなり、第1のインバーター回路21によって反転
されてHレベルとなる。また、Nフィールド又はNフレ
ーム前のCiの値が(1,1)又は(0,0)であると
きに、第3のXOR回路20の出力はLレベルとなり、
第2のインバーター回路22によって反転されてHレベ
ルとなる。更に、第2のXOR回路19の出力は現時点
のCiaの値と、Nフィールド又はNフレーム前のCi
aの値が異なるときにHレベルとなる。従って、第3の
AND回路23の出力は、その前段の出力の全てがHレ
ベルのときにHレベルとなる。第3のAND回路23の
出力がHレベルであるということは現時点とNフィール
ド又はNフレーム前の色の濃さが大きく変化したことを
表している。
【0021】これにより、第2のAND回路17と第3
のAND回路の出力をOR回路24へ入力し、OR回路
24の出力がHレベルとなるときには、現時点とNフィ
ールド又はNフレーム前の時点との間で、濃い色の色相
がある程度変化するか、色の濃さがある程度以上変化し
ていることを示している。
【0022】次に、OR回路24の出力をNフィールド
又はNフレーム毎に図示しないメモリに記憶し、所定の
期間(例えば)内でOR回路24の出力がHレベルであ
った回数を集計する。その結果が例えば図2の各小領域
に記した数値の如くなったものとする。本実施例では、
色が大きく変化した回数が10回の小領域が56個あ
り、色が大きく変化した回数が10回に満たない小領域
がいくつか散見されている。例えば、色の大きく変化し
た回数が所定の期間内に5回以上起こる小領域の数が、
画面全体の小領域の数の1/4を超えて発生した場合、
その画像を「危険画像」とする。このとき、本実施例で
は画面全体の小領域の数が192個で、その1/4は4
8個であるから、それより多い数の小領域において、頻
繁に大きな色の変化が起こっており、その画像が「危険
画像」であると見なされる。
【0023】次に、図示しないメモリに記憶されるOR
回路24の出力の集計値によって「危険画像」であると
された画像については、所定の処理が施される。具体的
には、レベル色差信号R−Y,R−Bに対してそのレベ
ルを絞るか、或いはこれらの信号をミュートする方法な
どがある。
【0024】このような色差信号のレベルを絞ったりミ
ュートしたりする調整は、第2のレベル調整回路8及び
第3のレベル調整回路9にて行われるが、これを指令す
る制御信号は評価処理回路6から発せられる。ここで、
例えば画像を評価する期間を1秒間とした場合、評価対
象の映像が「危険画像」であったとしても、評価が終了
するまでの1秒間はそのまま映像が出力されてしまうの
が、実際には視聴者が激しい色の変化をある程度の時間
連続して観ることが問題であるから、1秒間程度の短い
継続期間における色の変化では人体に悪影響を与える可
能性は少なく、場合によっては評価時間を調節すること
で、より確実に「危険画像」の回避が可能である。
【0025】また、色の変化の回数は、特に危険な範囲
があるとも言われており、実際に変化の早さが非常に早
ければ人間の目には追従できなくなり、単に変化する色
の中間の色が見えることが知られている。従って、例え
ば危険とされる色の変化の頻度を1秒間に10回〜20
回までという範囲を指定しても良い。
【0026】ところで、例えば「危険画像」が1秒間継
続し、次の1秒間は色の変化が休止し、更に次の1秒間
は再び「危険画像」が継続するというように、「危険画
像」が比較的短い時間に分割されて表示されることがあ
り、これを回避するために色信号のレベルを絞るなどの
措置を施した場合、危険が去ったと見なして色信号のレ
ベルを元のレベルに戻すときには、「危険画像」の検出
時と比較して長い期間安全であるとされたときに初めて
色信号のレベルを元に戻すようにした方が好ましい。
【0027】また、色差信号のレベルを元に戻す場合、
絞られた色差信号が急激に元のレベルに戻るのは画面上
不自然となるので、絞った色差信号のレベルは徐々に戻
していくようにしても良い。そして、完全に色差信号の
レベルが元に戻る期間を「危険画像」の評価期間より長
く設定しても良い。これによって、上述したような「危
険画像」が断続的な場合、危険が去ったと見なして色差
信号のレベルを元に戻すときに、色差信号のレベルが完
全に戻らないうちに次の「危険画像」が表示されるの
で、結果的に色差信号のレベルが絞られ続けるため、危
険防止の効果を持つことになる。
【0028】以上、色差信号の評価について説明した
が、輝度信号についても同様に処理する。まず、領域分
割平均化手段1によって画面を小領域に分割し、各小領
域において輝度信号を平均化する。そのレベルを白、グ
レー、黒の3段階に分け、Ciと同様に2ビットで表し
Yiとする。このYiについて、評価処理回路5により
Ciと同様の処理を施す。つまり、現時点のYiの値が
Nフィールド又はNフレーム前のYiの値に比べて大き
く変化したことを検出し、所定の期間にこの変化の起こ
る回数を集計して、その数が所定の数以上であるかどう
かを判別し「危険画像」の評価を行う。
【0029】ここで「危険画像」と評価された場合に、
レベル調整回路7によって単純に輝度信号のレベルを絞
って黒くしてしまうと映像が不自然となってしまう。そ
こで例えば、評価した期間など過去の一定期間の輝度レ
ベルの平均値や、所定のグレーレベルなどを中心として
狭い範囲で輝度信号を変化させるようにしても良い。
【0030】以上のように「危険画像」が検出された場
合、レベル調整回路7,8,9によって輝度信号Y,色
差信号R−Y,B−Yのレベルを調整し、「危険画像」
を回避できるようにテレビ受像機やモニターなどに出力
する。
【0031】なお、上述した実施例にて使用した数値は
あくまでも一例であって、小領域の大きさ、信号を比較
する間隔(フィールドであるかフレームであるか、また
Nの値)、色のレベルや色相の区分け、輝度レベルの区
分け、「危険画像」と評価するときの条件(色の変化回
数、画面上において大面積を占めるとの判断)などは人
体に悪影響を与える画像の特定や個人差、製造コストな
どによって適宜設定されるものである。また、本発明を
実現するための手段として、例えば各評価処理回路5,
6中の論理回路をマイコンなどによる処理にて行っても
良いことは勿論である。
【0032】また、本発明による映像信号処理回路は、
単体の機器として構成しても良いが、VTRやビデオデ
ィスクレコーダなどの映像信号記録装置の記録信号回路
系に挿入したり、VTRやビデオディスクプレーヤーな
どの映像信号再生系に挿入したり、テレビジョン受像機
やパーソナルコンピュータのモニタ、衛星放送のチュー
ナーなどの映像信号処理系に挿入するなど、映像信号を
扱う各種機器に内蔵しても良い。
【0033】更に、上述した実施例では、「危険画像」
が検出された場合に、各信号レベルを絞るように構成し
たが、テレビ受像機やモニター上に警告を表示したり、
音声によって警告音を発するようにして視聴者に通知す
るのみでも良い。このとき、評価処理回路5,6によっ
て得られた制御信号をLEDなどの駆動回路やキャラク
タージェネレータ、ブザー音を鳴らすための発振回路等
に供給し、所定の方法によって通知を行う。ソフト制作
会社や番組制作会社などにおいて、映像素材をこの方法
を採用した機器に通すことによって、そのコンテンツ中
に「危険画像」が存在するかを事前に検査し、「危険画
像」が検出されたときの対応を協議して決めることがで
きる。そして、協議によって、上述した実施例のように
色差信号及び輝度信号のレベルを絞るようにするか、別
の表現に置き換えるか、或いはそのシーンをカットする
かなどの処理方法を決定する。
【0034】また更に、色差信号や輝度信号のレベルを
絞ると同時に通知を行っても良い。更にまた、信号レベ
ルを絞る代わりに入力信号が「危険画像」であると見な
された期間に別の画像(例えば、「危険画像」であるこ
とを表す文字など)を表示しても良い。また、「危険画
像」が検出された場合に、この映像信号処理装置を適用
したVTRやテレビ受像機などの電源をオフにして一切
の表示を中止するようにしても良い。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述したように、映像信号の激し
い変化を検出して人体に悪影響を与えると思われる画像
について対応することができるので、視聴者に対する健
康被害などの事故を未然に防ぐことができる。また、放
送局やソフト販売会社では、視聴者の健康に害を与える
映像の流通を防止することができ、また、誤って流通し
た場合でも、機器に本発明の映像信号処理装置を組み込
むことにより、視聴者の健康に害を与えることを未然に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号処理装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】画像を小領域に分割した例を示す図である。
【図3】色相と色の濃さの区分けした例を示す図であ
る。
【図4】評価処理回路での処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3 領域分割平均化手段 4 色分け処理手段 5,6 評価処理回路 7,8,9 レベル調整回路(処理手段) 11 遅延手段 12 第1の比較手段 13 第2の比較手段 14 第3の比較手段 15 NOR回路 16 第1のAND回路 17 第2のAND回路 18 第1のXOR回路 19 第2のXOR回路 20 第3のXOR回路 21 第1のインバーター 22 第2のインバーター 23 第3のAND回路 24 OR回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号及び色差信号よりなる映像信号を
    処理する映像信号処理装置であって、 前記輝度信号及び/又は前記色差信号を画面上における
    所定の面積からなる小領域に対応させて分割し、前記小
    領域を構成する画素の輝度及び色差の平均値を求める領
    域分割平均化手段と、 前記各小領域の輝度及び/又は色差の所定量以上の変化
    が所定期間内において何回起こるかを調べ、前記変化の
    回数が所定の回数を超える小領域の数が所定の数を超
    え、しかも前記変化の時間が所定時間以上継続したとき
    に制御信号を発生する評価処理手段と、 前記制御信号によって前記輝度信号及び/又は前記色差
    信号に所定の処理を施す処理手段とを有することを特徴
    とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記処理手段は前記映像信号の色レベルを
    低減するか、前記映像信号の色信号をカットするか、前
    記映像信号が危険であることを示す警告音及び/又は警
    告表示を行うか、前記映像信号の出力を中止するかの処
    理を行うことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処
    理装置。
  3. 【請求項3】映像信号を構成する輝度信号及び/又は色
    差信号のレベルの変化、或いは所定量以上の濃さを持つ
    色の色相変化が所定量以上であり、且つ前記変化の頻度
    と、全画面に対する前記変化の起こる面積割合と、前記
    変化の継続時間とが所定値以上であったときに、前記輝
    度信号及び/又は前記色差信号に所定の処理を施し危険
    な画像の表示を回避することを特徴とする映像信号処理
    方法。
  4. 【請求項4】前記所定の処理は、前記映像信号の色レベ
    ルを低減するか、前記映像信号の色信号をカットする
    か、前記映像信号が危険であることを示す警告音及び/
    又は警告表示を行うか、前記映像信号の出力を中止する
    かの処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の映像
    信号処理方法。
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