JPH11274316A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11274316A
JPH11274316A JP10069880A JP6988098A JPH11274316A JP H11274316 A JPH11274316 A JP H11274316A JP 10069880 A JP10069880 A JP 10069880A JP 6988098 A JP6988098 A JP 6988098A JP H11274316 A JPH11274316 A JP H11274316A
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JP
Japan
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diffusion layer
power supply
layer
wiring
semiconductor device
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Application number
JP10069880A
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English (en)
Inventor
Yukio Wada
幸夫 和田
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH11274316A publication Critical patent/JPH11274316A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源配線領域の面積削減を図り、信号配線の
特性インピーダンスの均質化を図ることを可能とした半
導体装置を提供する。 【解決手段】 シリコン基板10のNMOSトランジス
タQN の領域直下にはp+型拡散層12pが、PMOS
トランジスタQP の領域直下にはn+型拡散層12nが
それぞれ電源配線層として埋め込み形成される。n+型
拡散層12n及びp+型拡散層12pは素子分離領域に
まで延在し、素子分離領域でVSS端子,VCC端子に接続
される。トランジスタQN のn+型ソース拡散層18
は、n+型拡散層22nを介してp+型拡散層12pに
接続され、トランジスタQP のp+型ソース拡散層20
は、p+型拡散層22pを介してn+型拡散層12nに
接続される。信号配線は、素子分離領域において、埋め
込みn+型拡散層12n及びp+型拡散層12pを接地
導体とするマイクロストリップ線路構造として構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に係
り、特に素子及び信号配線が高密度に集積形成され、且
つ高速信号が転送される信号配線を有する半導体装置の
配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は、高密度化及び高速化
の一途を辿っている。この様な半導体集積回路、例えば
動作周波数が1GHzという高速性能が要求されるCP
U等においては、これまでチップ間で問題とされていた
インピーダンス整合がチップ内部でも要求されるように
なっている。具体的に説明すれば、内部クロックのよう
にチップ内部で逓倍されてチップ内部を縦横に走る高速
信号の配線は、長さが数cmに及ぶ場合がある。この様
な高速信号配線には、分布定数的扱いが必要であること
は勿論、クロック転送の信頼性を確保するために配線の
特性インピーダンスの均質化を行うこと、配線の無反射
終端を行うこと、配線ドライバの出力インピーダンスを
配線インピーダンスと整合させること、等が必要にな
る。
【0003】これらの配慮をしないと、インピーダンス
不整合部での反射により信号配線に定在波が立ち、クロ
ック周波数を制限しないとクロック転送ができなくなる
という事態を招く。
【0004】より具体的に、従来の半導体装置での信号
配線構造の問題を明らかにする。従来の半導体装置では
一般に、図18に示すように、シリコン基板101の素
子分離絶縁膜102上に信号配線103が配設される。
信号配線103の単位長さ当たりのインダクタンスをL
[H/m]、配線容量をC[F/m]として、特性イン
ピーダンスは理想的には、下記数1で表される。
【0005】
【数1】Z0 =(L/C)1/2[Ω] しかし、シリコン基板101は一般に高抵抗であるた
め、その抵抗損失rを考慮しなければならない。このた
め、正確な特性インピーダンスの評価が難しく、特性イ
ンピーダンスの均質化及び高精度化が難しい。
【0006】上述した抵抗損失rを低減する一つの方法
は、図19に示すように、信号配線103の直下を能動
領域として、信号配線103を高濃度のn+型拡散層
(又はp+型拡散層)104上の薄い絶縁膜105上に
配設することである。しかしこの方法は、信号配線10
3の下に厚い素子分離絶縁膜がなくなるために配線容量
Cの増大を招く。
【0007】抵抗損失rを低減するもう一つの方法は、
図20に示すように、配線を多層構造とすることであ
る。即ち、素子分離絶縁膜102上に第1層配線106
を形成し、この上に層間絶縁膜107を介して第2層配
線層により信号配線103を形成する。この様な多層配
線構造とすれば、信号配線103は、第1層配線106
を対接地導体としてマイクロストリップ線路と同じ扱い
をすることができ、特性インピーダンスの均質化が可能
になる。しかし、一つの信号配線に2層を用いるという
ことは、コストアップの原因となる。具体的に例えば、
多層配線構造がもともと必要であるとして、各信号配線
に沿って対接地導体となる配線層を設けるには、更に+
1層が必要となるため、構造及びプロセスは複雑にな
る。
【0008】従来の半導体装置では、信号配線だけでな
く、電源配線も一層の高集積化にとって大きな問題にな
る。図21(a)(b)(c)は、一般的なCMOSプ
ロセスにより作られるCMOSインバータのパターンレ
イアウトとそのA−A′断面及びB−B′断面を示して
いる。p型シリコン基板200の素子分離絶縁膜201
で囲まれたp型素子領域202にNMOSトランジスタ
QN が形成され、n型素子領域207にPMOSトラン
ジスタQP が形成される。各トランジスタのソース拡散
層203,208に接続される電源配線であるVSS線2
11及びVCC線212は、十分な電源供給能力を確保す
るためにある程度以上の線幅が必要である。また素子領
域202及び207の電位を固定するために、VSS線2
11及びVCC線212はそれぞれ、各素子領域202,
207に設けたp+型層206及びn+型層210に接
続される。このとき、電源供給能力を十分大きくして寄
生サイリスタのラッチアップを防止するためには、図2
1(a)に示すように、p+型層206及びn+型層2
10としてかなりの大きな面積をとることが必要にな
る。これらのp+型層206及びn+型層210の面積
は、それらを除いた能動素子領域面積の10〜20%を
占める場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、動作周
波数が1GHzといった高速性能が要求される半導体集
積回路では、信号配線の特性インピーダンスの均質化が
重要な課題となっている。また、素子が微細化された高
密度半導体集積回路では、電源配線領域が大きなチップ
面積を占めることが問題となっている。
【0010】この発明は、配線構造を改良することによ
り、電源配線領域の面積削減を図ることを可能とし、ま
た信号配線の特性インピーダンスの均質化を図ることを
可能とした半導体装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、半導体基板と、この半導体基板に集積形成された
能動素子と、前記半導体基板上に絶縁膜を介して配設さ
れて前記能動素子につながる信号配線と、前記半導体基
板の内部に埋め込み形成された電源配線層と、を有する
ことを特徴とする。
【0012】この発明において半導体基板は例えば、出
発基板と、この出発基板に形成された前記電源配線層と
しての高濃度不純物拡散層と、この高濃度不純物拡散層
上に形成された能動素子領域としての低濃度エピタキシ
ャル成長層とを有する構造とし、或いは、出発基板の一
方の面に前記電源配線層としての高濃度不純物拡散層を
形成し、他方の面を研削して所定厚みの能動素子領域を
残したものとする。
【0013】またこの発明において、能動素子がMOS
トランジスタである場合、このMOSトランジスタの電
源端子に接続されるべきソース又はドレイン拡散層はそ
の底部に形成されたソース,ドレイン拡散層と同じ導電
型の不純物拡散層を介して、或いは埋め込み導体層を介
して、基板内部に埋め込まれた電源配線層に接続され
る。
【0014】この発明において好ましくは、電源配線層
は素子形成領域直下から素子分離領域に延在するように
埋め込み形成され且つ、電源配線層は、素子分離領域に
配設される信号配線の接地導体として用いられる。
【0015】更にこの発明において、能動素子がMOS
トランジスタである場合、電源配線層として、PMOS
トランジスタ領域及びこれに隣接する素子分離領域に連
続的にn+型拡散層が、NMOSトランジスタ領域及び
これに隣接する素子分離領域に連続的にp+型拡散層が
それぞれ埋め込み形成されるものとする。この場合更
に、埋め込まれたn+型拡散層とp+型拡散層の境界領
域に沿って分離用絶縁膜が埋め込み形成される。
【0016】この発明による半導体装置はまた、半導体
基板と、この半導体基板に集積形成された能動素子と、
前記半導体基板上に絶縁膜を介して配設されて前記能動
素子につながる信号配線と、前記半導体基板の内部に前
記信号配線が前記絶縁膜を介して対向する接地導体とし
て埋め込み形成された不純物拡散層と、を有することを
特徴とする。
【0017】この発明において好ましくは、信号配線の
上及び横の少なくとも一方に層間絶縁膜を介して電位固
定の導体配線が配設される。この発明において更に好ま
しくは、信号配線には等間隔に同じ容量の信号取り出し
部が設けられる。
【0018】この発明によると、半導体基板内部に電源
配線層を埋め込み形成し、MOSトランジスタ等の能動
素子の電源に接続されるべき端子層(例えばソース拡散
層又はドレイン拡散層)をその底部に別途埋め込んだ拡
散層等により直下の電源配線層に接続するようにしてい
る。電源配線層は、能動素子領域から素子分離領域に延
在するように配設することにより、素子分離領域の適当
な位置で電源端子に取り出される。
【0019】従ってこの発明によると、従来のように能
動素子領域に金属膜による電源配線領域を確保する必要
がなく、能動素子領域の面積削減が図られる。能動素子
がMOSトランジスタである場合、電源配線層としての
高濃度不純物拡散層を、PMOSトランジスタト領域の
直下にはn+型拡散層、NMOSトランジスタ領域の直
下にp+型拡散層をそれぞれ配置すると、各素子領域の
バルク電位が強固に固定されると共に、横方向抵抗が低
減されて、ラッチアップ耐性が高いものとなる。
【0020】またこの発明によると、半導体基板内部に
信号配線の接地導体としての電源配線層を配設すること
により、高速信号が転送される信号配線をマイクロスト
リップ線路として扱うことが可能になり、信号配線の特
性インピーダンスの均質化が図られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1(a)(b)(c)は、この
発明の一実施例によるCMOS集積回路での一つのCM
OSインバータ部分のレイアウトと、そのA−A′及び
B−B′断面である。シリコン基板10はこの実施例の
場合、p型基板11を出発基板とし、この上に電源配線
層として、NMOSトランジスタ領域には高濃度不純物
拡散層であるp+型拡散層12pが、PMOSトランジ
スタ領域には高濃度不純物拡散層であるn+型拡散層1
2nがそれぞれ形成され、更にこの上に能動素子を形成
するための低濃度のp−型(又はn−型)エピタキシャ
ル成長層13が形成されたものである。
【0022】この様なシリコン基板10に、素子分離絶
縁膜16が形成され、NMOSトランジスタ領域にはp
型ウェル14が、またPMOSトランジスタ領域にはn
型ウェル15がそれぞれ形成され、各ウェル14,15
にNMOSトランジスタQN,PMOSトランジスタQP
が形成されている。NMOSトランジスタQN 及びP
MOSトランジスタQP は、共通の多結晶シリコン(又
はこれとタングステンの積層膜)によるゲート電極17
と、これに自己整合されて形成されたn+型ソース,ド
レイン拡散層18,19、及びp+型ソース,ドレイン
拡散層20,21を有する。
【0023】埋め込み拡散層であるp+型拡散層12p
は、NMOSトランジスタQN の占有面積領域からこれ
に隣接する素子分離領域まで連続的に形成されている。
そして、素子分離領域の適当な位置で、p+型拡散層2
3と、これに重ねて深くイオン注入され活性化されたp
+型拡散層25pを介して、一方の電源端子、即ちVSS
端子がこのp+型拡散層12pに接続される。同様に、
埋め込み拡散層であるn+型拡散層12nは、PMOS
トランジスタQP の占有面積領域からこれに隣接する素
子分離領域まで連続的に形成されており、素子分離領域
の適当な位置で、n+型拡散層24と、これに重ねて深
くイオン注入され活性化されたn+型拡散層25nを介
して、他方の電源端子、即ちVCC端子がこのn+型拡散
層12nに接続される。
【0024】NMOSトランジスタQN のソース拡散層
18は、これに重ねて深くイオン注入され活性化された
n+型拡散層22nを介してp+型拡散層12pに接続
されている。同様にPMOSトランジスタQP のソース
拡散層20は、これに重ねて深くイオン注入され活性化
されたp+型拡散層22pを介してn+型拡散層12n
に接続されている。n+型拡散層22nとp+型拡散層
12pの間、及びp+型拡散層22pとn+型拡散層1
2nの間は、それぞれを十分に高濃度の縮退した不純物
層とすることにより、実質的に低抵抗のオーミック接触
となる。こうして、NMOSトランジスタQN 及びPM
OSトランジスタQP の電源端子拡散層は、それぞれの
底部に形成された拡散層22n,22pにより、電源配
線層としての埋め込み拡散層12p,12nに接続され
る。
【0025】従ってこの実施例によれば、図1(a)の
破線で示すCMOS領域には金属膜による電源配線領域
はなくなり、図21(a)に示すように各素子領域に金
属電源配線を配置する従来例と比較して、面積が大きく
低減される。
【0026】またこの実施例の場合、p+型拡散層12
p及びn+型拡散層12nにより、それぞれp型ウェル
14及びn型ウェル15の電位が強固にVSS及びVCCに
固定されると同時に、p型ウェル14及びn型ウェル1
5の横方向抵抗が低減される。従って隣接するNMOS
トランジスタとPMOSトランジスタのソース端子間で
形成される寄生サイリスタがラッチアップする事態が確
実に防止され、高いラッチアップ耐性が得られる。
【0027】図1では、一つのCMOSインバータとそ
の近傍のみに着目したが、実際の集積回路では多数のト
ランジスタが集積形成される。この場合、電源配線層と
してのp+型拡散層12p及びn+型拡散層12nはそ
れぞれ、複数個のNMOSトランジスタ領域、複数個の
PMOSトランジスタ領域に対して共通に配設されるこ
とになる。
【0028】その様子を具体的に図2に示す。図2
(a)に示すように、集積回路チップ30が、それぞれ
複数個のPMOSトランジスタが形成されるPMOSト
ランジスタ領域31p1,31p2と、それぞれ複数個のN
MOSトランジスタが形成されるNMOSトランジスタ
領域32n1,32n2として区画されるものとする。この
とき、図2(a)のA−A′断面は、図2(b)に示す
ように、PMOSトランジスタ領域31p1,31p2の直
下にはVCC配線層としてのn+型拡散層12nが、NM
OSトランジスタ領域32n1,32n2の直下にはVSS配
線層としてのp+型拡散層12pが配置される。即ちチ
ップ30のほぼ全面にわたって、p+型拡散層12pと
n+型拡散層12nとが電源配線層として埋め込まれ
る。VCC及びVSSの金属電源配線は、各PMOSトラン
ジスタ領域31,NMOSトランジスタ領域32内の素
子分離領域で一箇所或いは適当な複数箇所でn+型拡散
層12n及びp+型拡散層12pにコンタクトさせれば
よい。
【0029】以上のように、チップ全面に電源配線層を
埋め込み形成すれば、素子分離絶縁膜上に配設される信
号配線は、素子分離絶縁膜を介して電源配線層に対向す
ることになる。即ち、高速信号を転送する信号配線は、
埋め込み電源配線層を接地導体とするマイクロストリッ
プ線路構造として取り扱うことができる。
【0030】そこで以下には、信号配線構造に着目した
実施例を説明する。図3は、一つの信号配線41とこれ
を駆動するドライバ回路42及び出力回路43の部分の
等価回路である。
【0031】図4は、シリコン基板10のp+型拡散層
12pが埋め込まれた素子分離領域上に信号配線41が
配設された構造を示している。p+型拡散層12pは、
CMOSインバータの実施例で説明したと同様に、適当
な箇所でp+型拡散層45,46により金属膜によるV
SS電源配線74に接続される。p+型拡散層46は例え
ば、VSS電源配線74を接続するためのコンタクト孔を
介してイオン注入を行うことにより形成される。
【0032】この様な信号配線構造とすることにより、
信号配線41はp+型拡散層12pを接地導体とするマ
イクロストリップ線路として扱うことが可能となり、従
来のように基板の抵抗損失rが介在することがなく、特
性インピーダンスを均質化することができる。
【0033】図5及び図6は、図4の電源供給部(VSS
電源配線接続部)を変形した実施例である。図5では、
コンタクト用拡散層45と埋め込み拡散層12pの接続
部に、p+型拡散層46に代わってp型ウェル拡散層4
6aを形成している。図6では、埋め込み拡散層12p
に達する深さに加工された溝47に導体層46bを埋め
込んでいる。導体層46bは例えば高濃度に不純物がド
ープされた多結晶シリコン等のプラグである。これらの
構造によっても同様の電源供給が可能である。
【0034】図4〜図6では、p+型拡散層12pが埋
め込まれた素子分離領域の配線構造を示したが、n+型
拡散層12nが埋め込まれた素子分離領域の配線構造に
ついても、同様であり、この場合n+型拡散層12nに
対してはVCC電源配線が接続される。
【0035】図7は、ドライバ回路42の部分の断面構
造である。ドライバ回路42を構成するPMOSトラン
ジスタQP1,NMOSトランジスタQN1が形成されたn
型ウェル51,p型ウェル55には、n+型拡散層12
n,p+型拡散層12pがそれぞれ電源配線層として埋
め込まれていて、それぞれのソース拡散層54,57は
先の実施例で説明したと同様に、p+型拡散層59p,
n+型拡散層59nを介して、n+型拡散層12n,p
+型拡散層12pにそれぞれ接続されている。ゲート電
極52は両トランジスタに共通に配設されて入力端子I
Nに接続される。信号配線41は、層間絶縁膜58上に
配設されて、NMOSトランジスタQN1,PMOSトラ
ンジスタQP1のドレイン拡散層53,56にコンタクト
接続される。
【0036】図8は、出力回路43の部分の断面構造で
ある。ドライバ回路42側と同様に、PMOSトランジ
スタQP2,NMOSトランジスタQN2の直下にはn+型
拡散層12n,p+型拡散層12pがそれぞれ電源配線
層として埋め込まれていて、それぞれのソース拡散層6
3,65は、p+型拡散層66p,n+型拡散層66n
を介して、n+型拡散層12n,p+型拡散層12pに
それぞれ接続されている。信号配線41は、両トランジ
スタに共通のゲート電極61に対して、コンタクト接続
される。両トランジスタのドレイン拡散層62,64
は、出力端子OUTに接続される。
【0037】以上のようにこの実施例では、ドライバ回
路42及び出力回路43ともに、ソース拡散層54,5
7に対して金属電源配線を接続していない。従って信号
配線41のドライブ端,出力端共に局所的な寄生抵抗や
寄生容量が入ることはなく、寄生抵抗や寄生容量の配線
インピーダンスへの影響を抑えることができる。そし
て、信号配線41を、出力回路43の入力インピーダン
スと整合させ、ドライバ回路42の出力インピーダンス
と整合させることにより、高速信号について反射のない
効率的な転送が可能になる。
【0038】図9は、図7のドライバ回路42につい
て、ソース拡散層57,54に対する電源供給部を、図
6と同様の埋め込み導体層71n,71pに置き換えた
例である。
【0039】図10は、図9のドライバ回路42につい
て、埋め込みn+型拡散層12nとp+型拡散層12p
の間に予め溝72を加工して分離用絶縁膜73を埋め込
んだ例である。この分離用絶縁膜73は実際には、チッ
プ内部に全面的に埋め込まれるn+型拡散層12nとp
+型拡散層12pの境界部に沿って連続的に形成され
る。この様に分離用絶縁膜73を埋め込むことにより、
VCCとVSS間の短絡やリークを確実に防止することが可
能になる。
【0040】図11は更に図9のドライバ回路42を変
形して、埋め込み導体層71n,71pの側壁からの不
純物再拡散により、ソース拡散層57,54をそれぞれ
形成した例である。
【0041】図9〜図11に示した構造は、出力回路4
3についても同様に適用することができる。ここまでの
実施例では、MOSトランジスタのソース拡散層に対し
て金属電源配線の接続を行っていないが、複数個のMO
Sトランジスタのうち適当な個数について、金属電源配
線を接続させることは有効である。図12は、上述の実
施例のドライバ回路42について、n+型ソース拡散層
57,p+型ソース拡散層54にそれぞれ金属膜による
VSS電源配線74,VCC電源配線75を接続した構造を
示している。
【0042】図13は同様に、出力回路43について、
n+型ソース拡散層65,p+型ソース拡散層63にそ
れぞれVSS電源配線74,VCC電源配線75を接続した
構造を示している。
【0043】この様な構造は、特に大きな電流変化を伴
うトランジスタ部に適用することが好ましく、これによ
り電源供給能力を高いものとして、電源ノイズを低減す
ることが可能になる。
【0044】図14は、エピタキシャル成長層を用いな
いこの発明の別の実施例の構造を、図9に対応させて示
している。この実施例でのシリコン基板10は、図15
に示す工程で得られる。即ち図15(a)に示すよう
に、出発基板である低濃度のp−型(又はn−型)基板
11の一方の面に電源配線層としてのp+型拡散層12
p及びn+型拡散層12nを形成する。次いで、図15
(b)に示すように基板11の他方の面を研削して能動
素子領域として必要な厚みを残す。そして図15(c)
に示すように、素子形成領域として残された基板11
に、先の実施例と同様にp型ウェル55,n型ウェル5
1を形成する。
【0045】こうして得られたシリコン基板10に、図
9の実施例と同様にMOSトランジスタQN1,QP1を形
成し、信号配線41を形成する。この実施例の場合、電
源配線層としてのp+型拡散層12p及びn+型拡散層
12nは基板裏面に露出しているから、図14に示すよ
うに、金属膜によるVSS電源配線74及びVCC電源配線
75を基板裏面に大きな面積でコンタクトさせることが
できる。従って、図12或いは図13に示すように信号
配線41側には電源配線を這わせることなく、各能動素
子に対する十分な電源供給能力を実現することができ
る。基板11をより高抵抗のアンドープ基板とすれば、
素子分離領域の信号配線は、抵抗損失分のより小さい高
精度の特性インピーダンスを持つことになる。
【0046】図16は、この発明の別の実施例の信号配
線構造を、図6に対応させて示している。この実施例で
は、信号配線41に対して、これを挟むように同じ配線
材料膜による配線84を信号配線41と平行に配設し、
更にこの上に層間絶縁膜58aを介してVSS電源配線7
4を、信号配線41を覆うように配設している。電源配
線74は下地の配線84にコンタクトさせる。
【0047】この実施例によれば、信号配線41は等価
的に同軸線路構造となり、シールドされてノイズの影響
を受けることがなくなり、一層の配線インピーダンスの
均質化、高精度化が図られる。
【0048】但し、図16に示すように、信号配線41
と平行に走る配線84を設けることは、トータルの配線
領域面積を増大させることになる。従って配線領域が限
られている場合には、この配線84を省略して、少なく
とも信号配線41の上部を覆う電源配線74のみを設け
るようにしても良い。この構造は、平衡型ストリップ線
路構造となり、やはり配線インピーダンスの均質化に有
効である。また、電源配線74は信号配線41を覆うこ
となく、電位固定された配線84を信号配線41の横に
配置するだけでも、隣接する信号配線との干渉を防ぐ上
で一定の効果が期待できる。
【0049】以上の実施例において、ドライバ回路42
と出力回路43の間の信号配線41には、多くの場合そ
の途中に信号取り出し部(タップ部)が設けられる。こ
の様なタップ部に受信回路を接続する場合は、図17に
示すように、タップ部を一定長さl毎に等間隔に設け
て、それぞれに同じ容量C′の受信回路91を接続する
ことが好ましい。受信回路91は例えば、インバータ回
路であり、受信回路が必要でない場合にも、これと同じ
容量C′のダミーのキャパシタ92或いは、ダミーのイ
ンバータ93を各タップ部に接続する。このとき、信号
配線41の単位長さ当たりのインダクタンス,容量をそ
れぞれL,Cとして、特性インピーダンスZ0=(L/
C)1/2と等間隔に現れるタップ容量C′との合成イ
ンピーダンスZ′は、下記数2となる。
【0050】
【数2】Z′={Ll/(Cl+C′)}1/2 ドライバ回路42の出力インピーダンス及び出力回路4
3の入力端に設けられる終端抵抗Rは上の合成インピー
ダンス1Z′と整合させる。
【0051】この実施例によれば、タップ部のある信号
配線41であってもその特性インピーダンスの均質化が
図られ、高速信号の反射を抑えることが可能になる。以
上の実施例では、能動素子としてPMOSトランジスタ
とNMOSトランジスタを含むCMOS集積回路を説明
したが、PMOSトランジスタのみ或いはNMOSトラ
ンジスタのみの集積回路、更にはバイポーラトランジス
タを含む集積回路にも同様にこの発明を適用することが
できる。
【0052】また実施例では、埋め込み電源配線層の構
造及びこの電源配線層を接地導体とする信号配線の構造
を説明したが、電源配線層とは独立に、埋め込み不純物
拡散層を接地導体として持つ信号配線構造を持つ場合も
この発明は有効である。この場合、埋め込み不純物拡散
層は、電源電位でなくてもよく、直流的に電位固定され
ればよい。
【0053】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、半
導体基板内部に電源配線層を埋め込み形成し、MOSト
ランジスタ等の能動素子の電源に接続されるべき端子層
をその底部に別途埋め込んだ拡散層等により直下の電源
配線層に接続するようにしている。従ってこの発明によ
ると、従来のように能動素子領域に金属膜による電源配
線領域を確保する必要がなく、能動素子領域の面積削減
が図られる。能動素子がMOSトランジスタである場
合、電源配線層としての高濃度不純物拡散層を、PMO
Sトランジスタ領域の直下にはn+型拡散層、NMOS
トランジスタ領域の直下にp+型拡散層をそれぞれ配置
すると、各素子領域のバルク電位が強固に固定されると
共に、横方向抵抗が低減されて、ラッチアップ耐性が高
いものとなる。
【0054】またこの発明によると、半導体基板内部に
信号配線の接地導体としての不純物拡散層を埋め込み形
成することにより、高速信号が転送される信号配線をマ
イクロストリップ線路として扱うことが可能になり、信
号配線の特性インピーダンスの均質化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による集積回路のCMOS
インバータ部分の構造を示す図である。
【図2】同実施例の集積回路チップの埋め込み電源配線
層としてn+型拡散層及びp+型拡散層の配置を示す図
である。
【図3】同実施例の信号配線及びその駆動部と出力部の
等価回路を示す図である。
【図4】同信号配線部の断面構造例を示す図である。
【図5】同信号配線部の他の断面構造例を示す図であ
る。
【図6】同信号配線部の他の断面構造例を示す図であ
る。
【図7】同信号配線の駆動部の断面構造例を示す図であ
る。
【図8】同信号配線の出力部の断面構造例を示す図であ
る。
【図9】同信号配線の駆動部の他の断面構造例を示す図
である。
【図10】同信号配線の駆動部の他の断面構造例を示す
図である。
【図11】同信号配線の駆動部の他の断面構造例を示す
図である。
【図12】同信号配線の駆動部の他の断面構造例を示す
図である。
【図13】同信号配線の出力部の他の断面構造例を示す
図である。
【図14】この発明の他の実施例による集積回路の図9
に対応する断面構造を示す図である。
【図15】同実施例の集積回路基板の製造プロセスを説
明するための図である。
【図16】この発明の他の実施例による集積回路の信号
配線構造を図6に対応させて示す図である。
【図17】この発明の他の実施例による集積回路の信号
配線構造を示す等価回路図である。
【図18】従来の集積回路の信号配線構造を示す図であ
る。
【図19】従来の集積回路の他の信号配線構造を示す図
である。
【図20】従来の集積回路の他の信号配線構造を示す図
である。
【図21】従来の集積回路のCMOSインバータ部の構
造を示す図である。
【符号の説明】
10…シリコン基板、11…出発基板、12p…p+型
拡散層(電源配線層)、12n…n+型拡散層(電源配
線層)、13…エピタキシャル成長層、16…素子分離
絶縁膜、QN …NMOSトランジスタ、QP …PMOS
トランジスタ、17…ゲート電極、18,19,20,
21…ソース,ドレイン拡散層、22n…n+型拡散
層、22p…p+型拡散層、31p…PMOSトランジ
スタ領域、32n…NMOSトランジスタ領域、41…
信号配線、42…ドライバ回路、43…出力回路、46
…p+型拡散層、46a…p型ウェル、46b…埋め込
み導体層、54,57,63,65…ソース拡散層、5
9n,66n…n+型拡散層、59p,66p…p+型
拡散層、71n,71p…埋め込み導体層、73…分離
用絶縁膜。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 この半導体基板に集積形成された能動素子と、 前記半導体基板上に絶縁膜を介して配設されて前記能動
    素子につながる信号配線と、 前記半導体基板の内部に埋め込み形成された電源配線層
    と、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板は、出発基板と、この出
    発基板に形成された前記電源配線層としての高濃度不純
    物拡散層と、この高濃度不純物拡散層上に形成された能
    動素子領域としての低濃度エピタキシャル成長層とを有
    することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板は、出発基板の一方の面
    に前記電源配線層としての高濃度不純物拡散層を形成
    し、他方の面を研削して所定厚みの能動素子領域を残し
    たものであることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記能動素子はMOSトランジスタであ
    り、このMOSトランジスタの電源端子に接続されるべ
    きソース又はドレイン拡散層はその底部に形成されたソ
    ース,ドレイン拡散層と同じ導電型の不純物拡散層を介
    して前記電源配線層に接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記能動素子はMOSトランジスタであ
    り、このMOSトランジスタの電源端子に接続されるべ
    きソース又はドレイン拡散層はその底部に埋め込まれた
    導体層を介して前記電源配線層に接続されていることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記電源配線層は素子形成領域直下から
    素子分離領域に延在するように埋め込み形成され且つ、
    素子分離領域において前記信号配線が前記絶縁膜を介し
    て対向する接地導体として用いられていることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記能動素子はMOSトランジスタであ
    り、前記電源配線層として、PMOSトランジスタ領域
    及びこれに隣接する素子分離領域に連続的にn+型拡散
    層が、NMOSトランジスタ領域及びこれに隣接する素
    子分離領域に連続的にp+型拡散層がそれぞれ埋め込み
    形成されていることを特徴とする請求項1又は6に記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記n+型拡散層とp+型拡散層の境界
    領域に沿って分離用絶縁膜が埋め込み形成されているこ
    とを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板と、 この半導体基板に集積形成された能動素子と、 前記半導体基板上に絶縁膜を介して配設されて前記能動
    素子につながる信号配線と、 前記半導体基板の内部に前記信号配線が前記絶縁膜を介
    して対向する接地導体として埋め込み形成された不純物
    拡散層と、を有することを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記信号配線の上及び横の少なくとも
    一方に層間絶縁膜を介して電位固定の導体配線が配設さ
    れていることを特徴とする請求項6又は9に記載の半導
    体装置。
  11. 【請求項11】 前記信号配線には等間隔に同じ容量の
    信号取り出し部が設けられていることを特徴とする請求
    項6又は9に記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020262541A1 (ja) * 2019-06-26 2020-12-30 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置

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