JPH1127373A - 音声発信者id装置及びその方法 - Google Patents

音声発信者id装置及びその方法

Info

Publication number
JPH1127373A
JPH1127373A JP9323718A JP32371897A JPH1127373A JP H1127373 A JPH1127373 A JP H1127373A JP 9323718 A JP9323718 A JP 9323718A JP 32371897 A JP32371897 A JP 32371897A JP H1127373 A JPH1127373 A JP H1127373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caller
information
announcement
code
rejection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9323718A
Other languages
English (en)
Inventor
Boon-Chen Lim
ボーン−チェン リム
Yeung-How Lim
イェン−ホウ リム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cybiotronics Ltd
Original Assignee
Cybiotronics Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/788,508 external-priority patent/US5883942A/en
Application filed by Cybiotronics Ltd filed Critical Cybiotronics Ltd
Publication of JPH1127373A publication Critical patent/JPH1127373A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/57Arrangements for indicating or recording the number of the calling subscriber at the called subscriber's set
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/26Devices for calling a subscriber
    • H04M1/27Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously
    • H04M1/274Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc
    • H04M1/2745Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc using static electronic memories, e.g. chips
    • H04M1/27485Appending a prefix to or inserting a pause into a dialling sequence
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/57Arrangements for indicating or recording the number of the calling subscriber at the called subscriber's set
    • H04M1/575Means for retrieving and displaying personal data about calling party
    • H04M1/578Means for retrieving and displaying personal data about calling party associated with a synthesized vocal announcement
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/66Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
    • H04M1/663Preventing unauthorised calls to a telephone set
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/57Arrangements for indicating or recording the number of the calling subscriber at the called subscriber's set
    • H04M1/571Blocking transmission of caller identification to called party
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/642Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations storing speech in digital form

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者ID情報処理のための電話装置に関
し、従来装置を改善した発信者ID情報処理方法および
装置を提供する。 【解決手段】 電話回線とインターフェースする発信者
ID装置における発信者ID情報の処理方法は、入り通
話信号を検出し;前記入り通話信号から発信者ID情報
を抜き出し;発信者ID情報を記憶した情報のリストと
比較して一致エントリがあるか判断し;一致エントリが
ある時は、前記一致エントリにアナウンス制御コードが
付加されているか判断し;前記一致エントリにアナウン
ス制御コードが付加されている時は前記アナウンス制御
コードに従って予め録音された1以上のアナウンスを出
力するステップからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として発信者
ID情報処理のための電話装置に関する。さらに詳しく
は、本発明は、発信者ID情報処理方法および装置、通
話待ち発信者に関する発信者ID情報表示方法および装
置、発信者ID装置からの記憶電話番号ダイヤリング方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】数社の電話会社が現在、電話ユーザのた
めに発信者IDサービスを提供している。このサービス
によって、ユーザは、通話受諾を選択する前に、発信者
の名前および/または電話番号を識別することができ
る。電話会社はまた、匿名を希望するユーザのためのブ
ロックサービスを提供している。
【0003】ブロック・コードを含む発信者ID情報処
理のための装置も普及している。代表的な装置に、通常
はコントローラとメモリからなる情報処理回路を含み、
好適な表示装置に発信者の氏名および/または電話番号
を示すものがある。一部の装置はさらに発信者の番号を
記憶した情報と比較し、記憶した情報に基づき、通話を
「希望」あるいは「拒絶」に分類するための回路を備え
るものがある。通話が「希望」に分類されると、その番
号がユーザに表示され、リング表示によって希望通話を
受信したことをユーザに知らせる。通話が「拒絶」に分
類されると、その番号が表示され、リング表示は解除さ
れる。かかる装置の例は、米国同時係属特許出願第08
/540,532号にある。
【0004】発信者ID電話は、米国特許第5,26
5,145号にも記載されており、上述した特徴を多く
含んでいる。特に、米国特許第5,265,145号
は、発信者ID情報を電話装置に記憶した情報と比較す
る発信者ID電話を記述する。一致すると、この電話は
発信者の氏名と番号を装置に表示する。さらに、この装
置は、ユーザのために発信者ID装置に発信者の氏名を
綴るか発音させるための回路を含む。本発明は米国特許
第5,265,145号の発展させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の発信者ID装置
は、1度に1つの入り発信者のみの発信者ID情報を示
する能力を有する。これは、従来の発信者ID装置に採
用される表示装置が、主に液晶ディスプレイ(LC
D)、発光ダイオード(LED)ディスプレイまたは同
様の装置であり、ユーザに対する発信者ID情報表示に
は3列しかないためである。1列を発信者の氏名の表示
に、2列目を発信者の電話番号の表示に、第3列を、時
間や日付を限定せずに含む発信者に関するその他情報の
表示に用いる。
【0006】通話または会話が進行している時、従来の
発信者ID装置のディスプレイは、現在の発信者に関す
る発信者ID情報を示す。第2の入り通話信号を通話待
ち回線で受信すると、従来の発信者ID装置は現在の発
信者に関する発信者ID情報を消去し、これを通話待ち
発信者の発信者ID情報に替える。
【0007】ユーザは、現在の発信者と通話待ち発信者
両方の発信者ID情報を同時に見たいと思うことが多
い。たとえば、ユーザが2人の発信者を頻繁に交替する
必要がある場合(「フラッシュ」キー等を使って)、ま
たはユーザが2人の発信者と3方向会話を行っている場
合、発信者ID装置が両発信者の発信者情報を同時に表
示することができれば望ましい。しかしながら、従来の
3列ディスプレイはこの目的には適さない。
【0008】提案された解決法に、ディスプレイ・ユニ
ットにさらに3列追加して(すなわち合計6列)、両発
信者のすべての発信者ID情報を同時に表示できるよう
にするものがある。しかしながら、この解決法ではディ
スプレイのサイズが、発信者ID装置のコスト、電力お
よびサイズに関して考慮すべきポイントを超過し、ディ
スプレイ・ドライバの能力を2倍にする必要があるた
め、経済的でない。
【0009】従来の発信者ID装置のユーザは、装置に
記憶された発信者ID情報のエントリを表示させること
ができる。さらに、ユーザは、エントリが表示されてい
る時にダイヤルキーまたは同等物を押すことで、従来の
発信者ID装置にエントリの電話をダイヤルさせること
ができる。しかしながら、発信者ID装置は、電話番号
の最後の7桁か、エリアコードプラス電話番号の最後の
7桁か、または「1」とエリアコードと電話番号の最後
の7桁をダイヤルすべきかわからない。これは、異なる
エリアコードの多い一部大都市地区ではさらに大きな問
題となる。
【0010】この問題に取り組んだ従来の技術は、ユー
ザが、発信者ID装置でダイヤルしてはならないエリア
コードを記憶できるようにすることである。その後、ユ
ーザがエントリを表示してダイヤルキーかその同等物を
押すと、従来の発信者ID装置は表示のエントリのエリ
アコードと装置に記憶されたエリアコードを比較する。
一致すると、従来の発信者ID装置は、エリアコードを
ダイヤルせずに、選択した7桁の電話番号をダイヤルす
る。例によって、従来の発信者ID装置はダイヤルして
はならないエリアコードを1つのみ記憶するよう構成さ
れるが、後のモデルには、かかるエリアコードを3個ま
で記憶できるものがある。
【0011】この従来アプローチの問題は、国内の一部
地域では、従来の発信者ID装置の限られた記憶能力で
は、地域発信エリア内のすべてのエリアコードを吸収し
ないことである。さらに従来アプローチは、エリアコー
ドと電話番号と共に「1」をダイヤルしなければならな
い場合の問題には対処していない。
【0012】本発明は、先行技術の発信者ID装置の欠
点を克服するための方法および装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の側面によると、本
発明は、発信者ID情報処理方法および装置を提供す
る。第1の側面の実施例には、発信者ID装置および/
または一体型発信者IDおよび留守番電話応答装置を含
み、これは、1)PSTNで受信した発信者ID情報が
重要発信者を示す記憶情報に相当する場合、ユーザに予
め録音したアナウンスを再生する;2)ブロック発信者
IDコードを受信した時、予め録音した「ブロッカー・
ブロック」出メッセージを発信者に再生する;および/
または3)発信者ID情報が望ましくない発信者を示す
記憶情報に相当する場合、予め録音した「通話拒絶」出
メッセージを再生するように構成可能である。
【0014】第1の側面の別の実施例には、望ましい発
信者の発信者ID情報を処理するよう発信者ID装置を
構成する方法と、ブロック発信者IDの発信者を含む望
ましくない発信者の発信者ID情報を処理するよう発信
者ID装置を構成する方法を含む。
【0015】第2の側面によると、本発明は、通話待ち
発信者の発信者ID情報を表示するための経済的な方法
および装置を提供して先行技術の欠点を克服する。第2
の側面の実施例には、通話待ち発信者の発信者ID情報
を、現在の発信者の発信者ID情報と同時に表示するた
めの追加列を含む新規のディスプレイパネルが含まれ
る。
【0016】第2の側面の別の実施例は、通話待ち発信
者の発信者ID情報を表示するための新規方法を含む。
【0017】第3の側面によると、本発明は、電話番号
の最後の7桁、エリアコードと最後の7桁、または
「1」とエリアコードと最後の7桁を選択的に発信者I
D装置にダイヤルさせる方法および装置を提供する。本
発明のこれらおよび他の側面は、明細書の残りの部分お
よび図面を参照することにより、当業者にとって明らか
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
I.発信者ID装置の構成 図1は、本発明を実施する発信者ID装置のブロック図
である。これは、コントローラ16に接続されたライン
変調回路12、コントローラ16に接続されたライン復
調回路14、コントローラ16に接続されたデータ記憶
ユニット18、コントローラ16に接続されたディスプ
レイユニット20、コントローラ16に接続されたユー
ザ・インターフェース22、コントローラ16に接続さ
れたサウンド・トランスデューサ24、コントローラ1
6に接続された音声レコーダ/音声再生回路26、およ
びコントローラ16に接続されたタイマー28からな
る。
【0019】ライン変調回路12は、極性ガード30、
ダイヤリング回路32およびスピーチ・ネットワーク3
4からなる。実施例では、ライン変調回路12の入力は
コントローラ16に、出力は公衆電話交換網(PST
N)(図示せず)の「チップ・アンド・リング」回線に
接続される。ライン変調回路12は、その入力でデータ
信号を受信し、これをPSTNでの伝送に適した変調信
号に変換する。用いられる変調技術は、周波数シフトキ
ーイング(FSK)およびデュアル・トーン・マルチ周
波数(DTMF)変調であるが、他の変調方法も好適に
用いることができる。ダイヤリング回路32とスピーチ
・ネットワーク34は従来回路であるため、詳細な説明
しない。
【0020】ライン復調回路14は、極性ガード36、
ライン・インターフェース38およびコンバータ40か
らなる。ライン復調回路14の入力はPSTNのチップ
・アンド・リング回線に、ライン復調回路14の出力は
コントローラ16に接続される。ライン復調回路は、そ
の入力で受信した変調データを、コントローラ16の認
識可能なデータ搬送パルスのシリアル・ビット・ストリ
ームに変換する。ここでも、ライン・インターフェース
38とコンバータ40は従来回路であるため、詳細な説
明はしない。
【0021】コントローラ16は単純な市販マイクロコ
ントローラである。これは、中央処理装置(CPU)4
2、リード・オンリー・メモリ(ROM)44、ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)46からなる。RAM
44およびROM46は、CPU42と一体でもよく、
個別集積回路として別に設けることもできる。コントロ
ーラ16は、ライン変調12、ライン復調14、タイマ
ー28、ユーザ・インターフェース22、ディスプレイ
ユニット20、データ記憶ユニット18、音声レコーダ
/音声再生回路26およびサウンド・トランスデューサ
24を含む発信者ID装置の各コンポーネントに接続さ
れる。
【0022】コントローラ16は、次の機能を提供可能
である。PSTNから受信した発信者IDデータを分類
し処理すること;PSTNから、あるいはユーザ・イン
ターフェースを介して受信したデータを、データ記憶ユ
ニット18の指定のエリアに記憶し検索すること;メモ
リに記憶された電話番号のダイヤリングを含む従来の電
話機能を実行すること;記憶されたデータに命令コード
を付加する;受信したデータを記憶されたデータと比較
すること;記憶されたコードに付加された命令コードを
デコードすること;デコードした命令コードに従って様
々な制御信号を発生すること;およびディスプレイユニ
ット20に情報を送ってユーザに表示すること。
【0023】データ記憶ユニット18はコントローラ1
6に接続され、望ましくはRAMからなるが、RAMは
コントローラ16のRAM46と組み合わされるか、個
別集積回路として設けられる。実施例では、データ記憶
ユニット18はさらに、発信者IDメモリ領域、重要発
信者メモリ領域、拒絶発信者メモリ領域およびアナウン
ス・メッセージ記憶領域、を含む指定メモリ領域に細分
される。データ記憶ユニット18の1つの実施例では、
各メモリ領域は、オーバラップしないメモリアドレスの
予め定義された範囲に対応する。または、データ記憶ユ
ニット18のメモリ領域の大きさおよび/または場所
は、その中に記憶する情報に従って変化させることがで
きる。この場合、データ記憶ユニット18に別テーブル
を設けて、指定のメモリ領域の開始位置を示す。各指定
領域は、ユーザ提供情報または受信データに付加された
記憶命令に従って、特定のタイプのデータを記憶する。
【0024】ディスプレイユニット20は、コントロー
ラ16から命令を受信・デコードし、情報をユーザのた
めに表示する。ディスプレイユニット20は液晶ディス
プレイ(LCD)が望ましいが、市販電子装置に広く用
いられる他のタイプのディスプレイ装置も好適に用いる
ことができる。
【0025】ユーザ・インターフェース22はコントロ
ーラ16に連結され、ユーザが使用してインタラクティ
ブに発信者ID装置を操作する複数のキーを含む。実施
例では、ユーザ・インターフェース22の複数のキーに
は、発信者ID装置の1以上の操作モードを選択するた
めのモードキー(図示せず)、ユーザがディスプレイユ
ニット20に示された発信者を手動で拒絶できるように
するための「MANRJ」キー(図示せず)、発信者I
D装置にユーザまたは指定の発信者に再生するためのア
ナウンスを録音させる「REC*」キー(図示せず)、
1以上の拒絶発信者モードを選択するための「REJ
#」キー(図示せず)、ディスプレイユニット20を介
して記憶情報のリストを見るためのキュー・キー(図示
せず)およびリビュー・キー(図示せず)と、発信者I
D装置に各種ダイヤリング動作を開始させるための3個
のダイヤル・キー(図示せず)を限定せずに含む。前記
リストは例示のためのもので、ユーザ・インターフェー
ス22に好適に用いられるキーの数または種類を限定す
るものではない。
【0026】サウンド・トランスデューサ24は、増幅
器48とスピーカ50からなり、コントローラ16から
の制御信号出力に従って、警報、リング・アラームおよ
び各種音声再生信号を含む各種可聴信号を発生する。
【0027】音声レコーダ/音声再生回路26は、コン
トローラ16とマイクロホン52に接続される。実施例
では、音声レコーダ/音声再生回路は、デジタル信号プ
ロセッサ(DSP)と、マイクロホン52の出力する電
気信号をコントローラ16が認識しデータ記憶ユニット
18に記憶可能な音声データに変換すること、そしてデ
ータ記憶ユニット18に記憶された音声信号をサウンド
・トランスデューサ24の出力に適した可聴サウンドに
変換する集積回路(アナログ・デジタル変換器、デジタ
ル・アナログ変換器等)(図示せず)を含む。
【0028】または、音声レコーダ/音声再生回路26
は、データ記憶ユニット18から独立した媒体(図示せ
ず)に音声データを記憶するためのアナログまたはデジ
タルオーディオ録音装置である。好適な独立媒体には、
スタティックRAM、ダイナミックRAM、非同期RA
Mおよびフラッシュメモリが含まれる。
【0029】タイマー28はコントローラ16に接続さ
れる。これは、プログラムに従って動作するコントロー
ラ16が指定した時間間隔を計測するよう構成可能であ
る。指定時間が経過すると、タイマー28はタイムアウ
ト信号を発生し、それがコントローラ16に出力され
る。信者ID装置は電話回線を捕捉し予め録音された拒
絶メッセージを発信者に出力する。予め録音された拒絶
メッセージの再生完了後、発信者ID装置はステップ5
38で電話回線を解放し、ステップ510で入り通話を
拒絶する。ステップ540は方法の出口ポイントであ
る。
【0030】II.詳細な動作 A.発信者IDメモリの動作 発信者ID装置が入り通話を受信すると、入り通話の発
信者ID情報をディスプレイユニット20に表示する。
実施例では、発信者ID情報には、発信者の氏名、発信
者の電話番号、通話の日付および通話の時刻が含まれ
る。同時に、発信者ID装置は、ユーザが後でアクセス
および見直しできるよう、データ記憶ユニット18の発
信者IDメモリ領域に入り通話の発信者ID情報を記憶
する。データ記憶ユニット18の発信者IDメモリ領域
は、所定の数の入り通話(20、50または100な
ど)の発信者ID情報を記憶できるだけのメモリを含
む。発信者IDメモリ領域がいっぱいになり、新しい入
り通話が受信されると、発信者ID装置は発信者IDメ
モリ領域の最も古いエントリを新しい入り通話の発信者
ID情報に置き換える。ユーザはデータ記憶ユニット1
8の発信者IDメモリ領域に記憶されたエントリを、ユ
ーザ・インターフェース22のキュー・キーおよびリビ
ュー・キー(図示せず)を押すことによって検索する。
【0031】B.発信者ID装置のプログラミング 1.重要発信者コード化/録音 本発明の実施例では、発信者ID装置のデータ記憶ユニ
ット18の重要発信者メモリ領域には、20人までの重
要発信者のリストに対応する情報を記憶することができ
る。記憶できる重要発信者の数は重要ではなく変更可能
である。記憶された重要発信者情報のエントリはそれぞ
れ、重要発信者の氏名および/または電話番号を表すデ
ータからなる。発信者ID装置に重要発信者情報を入力
する方法は、次のパラグラフで説明する。
【0032】ユーザは、発信者IDメモリ領域の指定エ
ントリにアナウンス・コードを選択的に付加することで
重要発信者を指定する。本発明の1実施例では、アナウ
ンス・コードは所望のエントリに隣接する指定のフィー
ルドまたは記憶場所に入れられる。本発明の別の実施例
では、アナウンス・コードはリンクされたリストを介し
て指定のエントリに付加される(すなわち、指定のエン
トリにポインタを追加してアナウンス・コードの記憶場
所を示す)。
【0033】本発明の一実施例では、アナウンス・コー
ドは1以上のアスタリスク「*」記号を示すデータに対
応する。この場合、ユーザは、所望のエントリに対応す
るデータがディスプレイユニット20に表示されている
間に「REC*」キーを1回以上押すことで、所望のエ
ントリにアナウンス・コードを付加する。対応する発信
者からの入り通話信号を受信するか、ユーザがキュー・
キーおよびリビュー・キーを起動して発信者IDメモリ
領域のエントリリストをスキャンするか、またはユーザ
が発信者ID装置に一体化された英数字キーパッドを介
して所望の発信者の発信者ID情報を入力すると、発信
者ID装置は所望のエントリをディスプレイユニット2
0に表示する。ディスプレイユニット20に示されたエ
ントリにアナウンス・コードを付加することで、発信者
ID措置は所望の発信者の氏名および/または電話番号
を、アナウンス・コードを付加して、データ記憶ユニッ
ト18の重要発信者メモリ領域に転送する。
【0034】アナウンス・モードでは、重要発信者から
その後、入り通話を受信すると、発信者ID装置がユー
ザに対して指定の音声アナウンスを行うよう構成可能で
ある。発信者ID装置をそのように構成するには、ユー
ザは所望のエントリの氏名および/または番号がディス
プレイユニット18に表示されている間、所定の時間内
に「REC*」キーを1回押す。所定の時間内に「RE
C*」キーを1回押した後、発信者ID装置は所望のエ
ントリの氏名および/または電話番号に音声アナウンス
・コード(「*」等)を付加して、これをデータ記憶ユ
ニット18の重要発信者メモリ領域に転送する。そして
発信者ID装置は、約1秒間次のものを表示するなどし
て、重要発信者の指定音声アナウンスを行うよう構成中
であることを示す: REC*[重要発信者氏名]
【0035】表示時間は重要ではなく変更可能である。
発信者ID装置は次に、ユーザに次のものを表示し、 「SPK AFTR BEP」 その直後に従来の「ビープ」音を鳴らすなどして、指定
の重要発信者について音声アナウンスを録音するよう求
める。ユーザは、発信者の氏名など、指定発信者につい
て望ましい音声アナウンスを録音し、これはデータ記憶
ユニット18の音声アナウンスメモリ領域に記憶され
る。指定の発信者の重要発信者エントリに、指定発信者
の望ましい音声アナウンスの場所(すなわちアドレス)
を示すポインタが付加される。録音後、発信者ID装置
は録音された音声アナウンスを確認のために再生する。
ユーザが録音された音声アナウンスに満足しない場合、
ユーザは上記プロセスを繰り返して録音した音声アナウ
ンスを新しい録音に置き換えることができる。
【0036】アナウンス・モードでは、発信者ID装置
はまた、重要発信者から入り通話を受信した時、専用出
挨拶を再生するよう構成可能である。発信者ID装置を
そのように構成するには、ユーザは指定の重要発信者の
氏名および/または番号がディスプレイユニット20に
表示されている間、所定の時間内に「REC*」キーを
2回押す。所定の時間内に「REC*」キーを2回押し
た後、発信者ID装置は所望のエントリの氏名および/
または電話番号に出挨拶コード(「**」等)を付加し
て、これをデータ記憶ユニット18の重要発信者メモリ
領域に転送する。そして発信者ID装置は、約1秒間次
のものを表示するなどして、重要発信者に専用出挨拶を
出力するよう構成中であることを示す: REC**[重要発信者氏名]
【0037】表示時間は重要ではなく変更可能である。
発信者ID装置は次に、ユーザに次のものを表示し、 「SPK AFTR BEP」 その直後に従来の「ビープ」音を鳴らすなどして、指定
の重要発信者について専用出挨拶を録音するよう求め
る。ユーザは、「やあ、メアリー、今夜のミーティング
の時間は6時半ではなく7時半だよ。」など、指定発信
者に専用出挨拶を録音する。専用出挨拶は、データ記憶
ユニット18の出挨拶メモリ領域などに記憶される。こ
の場合、重要発信者エントリに、指定発信者の専用挨拶
の場所(すなわちアドレス)を示すポインタが付加され
る。録音後、発信者ID装置は録音された出挨拶を確認
のために再生する。ユーザが録音された出挨拶に満足し
ない場合、ユーザは上記プロセスを繰り返して新しい録
音に置き換えることができる。
【0038】ユーザが、ユーザに対し重要発信者の音声
アナウンスを行うよう発信者ID装置を構成し(すなわ
ち、所望の発信者情報に音声アナウンスコード「*」を
付加することによって)、その後また、同じ発信者に対
し専用挨拶を再生するよう装置を構成すると(すなわ
ち、所望の発信者情報に出挨拶コード「**」を付加す
ることによって)、発信者ID装置は、重要発信者から
入り通話信号を受信すると、ユーザに対しアナウンスを
行い、かつ専用出挨拶を再生する。
【0039】2.拒絶発信者コード化 本発明の実施例では、発信者ID装置のデータ記憶ユニ
ット18の拒絶発信者メモリ領域に、12人までの拒絶
発信者(すなわち、望ましくない発信者)のリストに対
応する情報を記憶することができる。拒絶発信者メモリ
領域の各エントリは、望ましくない発信者の氏名および
/または電話番号を表すデータからなる。発信者ID装
置に拒絶発信者情報を記憶するための方法を以下のパラ
グラフに説明する。
【0040】ユーザは、発信者IDメモリ領域の指定エ
ントリに拒絶発信者コードを選択的に付加することで拒
絶発信者を指定する。本発明の一実施例では、拒絶発信
者コードは所望のエントリに隣接する指定のフィールド
または記憶場所に入れられる。本発明の別の実施例で
は、拒絶発信者コードはリンクされたリストを介して指
定のエントリに付加される(すなわち、指定のエントリ
にポインタを追加して拒絶発信者コードの記憶場所を示
す)。
【0041】本発明の一実施例では、拒絶発信者コード
は1つ以上の数字記号「#」を示すデータに対応する。
この場合、ユーザは、エントリに対応するデータがディ
スプレイユニット20に表示されている間に「REJ
#」キーを1回以上押すことで、指定のエントリに拒絶
発信者コードを付加する。その発信者からの入り通話信
号を受信するか、ユーザがキュー・キーおよびリビュー
・キーを起動して発信者IDメモリ領域のエントリリス
トをスキャンするか、またはユーザが発信者ID装置に
一体化された英数字キーパッドを介して指定の拒絶発信
者の発信者ID情報を入力すると、指定の拒絶発信者が
ディスプレイユニット20に表示される。ディスプレイ
ユニット20に示されたエントリに拒絶発信者コードを
付加することで、発信者ID措置は指定の拒絶発信者の
氏名および/または電話番号を、拒絶発信者コードを付
加して、データ記憶ユニット18の拒絶発信者メモリ領
域に転送する。
【0042】拒絶発信者モードでは、拒絶発信者から入
り通話を受信すると、発信者ID装置がリングアラーム
を非起動にして、通話を無音で拒絶するよう構成可能で
ある。発信者ID装置をそのように構成するには、ユー
ザは指定の拒絶発信者の氏名および/または番号がディ
スプレイユニット20に表示されている間、所定の時間
内に「REJ#」キーを1回押す。所定の時間内に「R
EJ#」キーを1回押した後、発信者ID装置は指定の
拒絶発信者の氏名および/または電話番号にノーメッセ
ージ・コード(「#」等)を付加して、これをデータ記
憶ユニット18の拒絶発信者メモリ領域に転送する。そ
して発信者ID装置は、約1秒間次のものを表示するな
どして、リングアラームを非起動にして無音で通話を拒
絶するよう構成中であることを示す: RJ#[拒絶発信者氏名]
【0043】表示時間は重要ではなく変更可能である。
発信者ID装置は次に、ユーザに「完了」などの単語を
表示し、および/または従来の「ビープ」音を発生させ
るなどして、指定の拒絶発信者について構成が完了した
ことを確認する。
【0044】拒絶発信者モードでは、発信者ID装置は
また、拒絶発信者から入り通話を受信した時、予め録音
した出拒絶メッセージを再生するよう構成可能である。
発信者ID装置をそのように構成するには、ユーザは指
定の拒絶発信者の氏名および/または番号がディスプレ
イユニット20に表示されている間、所定の時間内に
「REJ#」キーを2回押す。所定の時間内に「REJ
#」キーを2回押した後、発信者ID装置は指定のエン
トリの氏名および/または電話番号に拒絶メッセージ・
コード(「##」等)を付加して、これをデータ記憶ユ
ニット18の拒絶発信者メモリ領域に転送する。そして
発信者ID装置は、約1秒間次のものを表示するなどし
て、予め録音された出拒絶メッセージを再生するよう構
成中であることを示す: RJ#[拒絶発信者氏名]
【0045】表示時間は重要ではなく変更可能である。
発信者ID装置は次に、予め録音された拒絶メッセージ
をユーザに再生するなどして、指定の拒絶発信者につい
て構成が完了したことを確認する。発明の実施例では、
予め録音された拒絶メッセージは、「あなたがおかけに
なった番号は、通話を受けません」と述べる。拒絶メッ
セージの正確な言葉遣いは重要ではなく、変更可能であ
る。
【0046】3.ブロック発信者コード化 発信者ID装置は、発信者ID装置がブロッカー拒絶モ
ードで動作するよう構成可能だが、これは、発信者ID
装置が、ブロックされた発信者ID機能を可能とし、そ
れに対する入り通話を拒絶するものである。本発明の実
施例では、ユーザは、発信者ID装置がブロックされた
発信者ID通話を拒絶するよう構成されたと示すまで、
モード・キー(図示せず)を1回以上押すことによっ
て、ブロッカー拒絶モードを選ぶ。
【0047】ブロッカー拒絶モードが有効になると、発
信者ID装置は、ブロック発信者からの入り通話を無音
で拒絶するよう構成可能である。発信者ID装置をその
ように構成するには、ユーザはブロック通話表示がディ
スプレイユニット20に表示されている間、所定の時間
内に「REJ#」キーを1回押す。所定の時間内に「R
EJ#」キーを1回押した後、発信者ID装置は、約1
秒間次のものを表示するなどして、現在および今後受信
するブロック通話をすべて無音で拒絶するよう構成中で
あることを示す: RJ BLOCKER 発信者ID装置は次に、「完了」などの単語を表示し、
および/または従来の「ビープ」音を発生させるなどし
て、構成が完了したことを確認する。
【0048】ブロッカー拒絶モードを有効にすると、発
信者ID装置はまた、ブロック発信者から入り通話を受
信した時、予め録音した出拒絶メッセージを再生するよ
う構成可能である。発信者ID装置をそのように構成す
るには、ユーザはブロック通話表示がディスプレイユニ
ット20に表示されている間、所定の時間内に「REJ
#」キーを2回押す。所定の時間内に「REJ#」キー
を2回押した後、発信者ID装置は、約1秒間次のもの
を表示するなどして、現在および今後受信するブロック
通話にはすべて、予め録音された出拒絶メッセージを再
生するよう構成中であることを示す: RJ # BLOCKER 発信者ID装置は次に、予め録音された拒絶メッセージ
をユーザに再生するなどして、指定の拒絶発信者につい
て構成が完了したことを確認する。
【0049】ブロッカー拒絶モードを有効にすると、発
信者ID装置はまた、ブロック発信者から入り通話を受
信した時、予め録音した出ブロック解除メッセージを再
生するよう構成可能である。発信者ID装置をそのよう
に構成するには、ユーザはブロック通話表示がディスプ
レイユニット20に表示されている間、所定の時間内に
「REJ#」キーを3回押す。所定の時間内に「REJ
#」キーを3回押した後、発信者ID装置は、約1秒間
次のものを表示するなどして、現在および今後受信する
ブロック通話にはすべて、予め録音された出ブロック解
除メッセージを再生するよう構成中であることを示す: RJ ## BLOCKER
【0050】発信者ID装置は次に、予め録音された出
ブロック解除メッセージをユーザに再生するなどして、
指定の拒絶発信者について構成が完了したことを確認す
る。実施例では、ブロック解除メッセージは、「おかけ
になった番号は、ブロック通話を受けません。ブロック
機能を解除しておかけ直し下さい。」と述べる。同じ内
容の他のメッセージも好適に利用できる。
【0051】ブロッカー拒絶モードを有効にすると、発
信者ID装置はまた、ブロック発信者から入り通話を受
信した時、予め録音した出拒絶メッセージを再生するか
否か手動で選択できるよう構成可能である。発信者ID
装置をそのように構成するには、ユーザはブロック通話
表示がディスプレイユニット20に表示されている間、
所定の時間内に「REJ#」キーを4回押す。所定の時
間内に「REJ#」キーを4回押した後、発信者ID装
置は、約1秒間次のものを表示するなどして、発信者I
D装置がブロック通話を受信すると、予め録音された出
拒絶メッセージを再生するか否かユーザが手動で選択で
きるよう構成中であることを示す:RJ### BLO
CKER 発信者ID装置は次に、「完了」などの単語を表示し、
および/または従来の「ビープ」音を発生させるなどし
て、指定の拒絶発信者について構成が完了したことを確
認する。
【0052】C.発信者ID情報処理 図2および図3は、本発明による発信者ID信号処理方
法のフローチャートである。なお、図2のステップ30
0と図3のステップ400及び500はそれぞれ続く図
面で拡大され、続くセクションでさらに詳しく説明され
る。ステップ100は、この方法のエントリポイントで
ある。ステップ110で、発信者ID装置はオンフック
であり、装置が入り通話を受信していない状態を表すア
イドル状態にある。ステップ120で、発信者ID装置
は、入り通話信号が検出されたか否かを判断する。検出
されなければ、発信者ID装置はステップ110に戻
り、アイドル状態を維持する。ステップ120で入デー
タが検出されると、発信者ID装置はステップ130で
発信者IDデータを入り通話信号から取り出す。
【0053】ステップ130で取り出した発信者ID情
報を記憶された重要発信者情報と比較し、一致するか否
か判断する。本発明の実施例では、このステップはステ
ップ140で「重要」発信者メモリ領域をスキャンし、
ステップ150でその中に記憶された電話番号のいずれ
かが発信者ID情報に含まれる電話番号と一致するか否
かを判断することによって実行する。
【0054】発信者ID装置がステップ150で重要発
信者メモリ領域に一致エントリがあると判断すると(す
なわち、重要発信者メモリ領域に記憶された電話番号の
1つが、発信者ID情報に含まれる電話番号と一致す
る)、発信者ID装置は次にステップ160で、一致エ
ントリにアナウンス・コードが含まれるか否かを判断す
る。発信者ID装置がステップ160で一致エントリに
アナウンス・コードが含まれると判断すると、発信者I
D装置はステップ300でアナウンス・コードを処理す
る。すなわち、発信者ID装置はアナウンス・コードを
デコードし、アナウンス・コードの指定するオペレーシ
ョンを実行する。発信者ID装置がアナウンス・コード
を処理する方法の詳細を次に述べる。但し、一致エント
リにアナウンス・コードが含まれなければ、発信者ID
装置はステップ170で単に発信者ID情報を表示す
る。方法の終結ポイントはステップ180にある。
【0055】再びステップ150を参照し、発信者ID
装置がステップ150で重要発信者情報に一致エントリ
がないと判断すると、受信した発信者ID情報は拒絶発
信者情報と比較されて一致があるか否か判断される。す
なわち、発信者ID装置はステップ190で拒絶発信者
メモリ領域をスキャンし、ステップ210で一致エント
リがあるか否か判断する(すなわち、拒絶発信者メモリ
領域に記憶された電話番号の1つが発信者ID情報に含
まれる電話番号と一致する)。発信者ID装置は次にス
テップ220で一致エントリに拒絶発信者コードが含ま
れるか否か判断する。含まれる場合、発信者ID装置は
ステップ400で拒絶発信者コードを処理する。すなわ
ち、発信者ID装置は拒絶発信者コードをデコードし、
拒絶発信者コードの指定するオペレーションを実行す
る。発信者ID装置がどのように拒絶発信者コードを処
理するかの詳細は、以下の関連セクションにある。但
し、一致エントリに拒絶発信者コードが含まれない場
合、発信者ID装置はステップ170で単に発信者ID
情報を表示する。
【0056】再びステップ210を参照し、発信者ID
装置がステップ210で拒絶発信者情報に一致エントリ
がないと判断すると、発信者ID装置はステップ230
で発信者ID情報がブロック発信者のものと対応するか
否かを判断する。対応しない場合、発信者ID装置はス
テップ170で前のように単に発信者ID情報を表示す
る。但し、発信者ID情報がブロック発信者を示すと、
ステップ240で発信者ID装置はブロッカー拒絶モー
ドが装置にセットされているか否かを判断する。本発明
の実施例では、発信者ID装置はその目的専用のフラッ
グの状態を調べることによってブロッカー拒絶モードが
設定されているか否かを判断する。
【0057】ブロッカー拒絶コードがセットされていな
いと、発信者ID装置はステップ250でブロック通話
を受信したことを単に、たとえばディスプレイユニット
20に「BLOCKED」という言葉を表示することに
よってユーザに示す。一方、ブロッカー拒絶モードがセ
ットされていると、発信者ID装置はステップ500で
ブロック発信者コードを検索・処理する。すなわち、発
信者ID装置はブロック発信者コードをデコードし、コ
ードの指定するオペレーションを実行する。発信者ID
装置がブロック発信者コードをどのように処理するか
は、以下の関連セクションにある。方法の第2の終結ポ
イントはステップ260にある。
【0058】図2および図3の各コンポーネント30
0、400及び500の詳細な説明を以下のパラグラフ
で行う。 1.重要発信者コード処理 図4は、本発明による重要発信者コードの処理方法のフ
ローチャートである。ステップ302は方法のエントリ
ポイントである。ステップ304で、発信者ID装置は
アナウンス・コードが音声アナウンス・コードに対応す
るか否かを判断する(すなわち、重要発信者から入り通
話を受信すると、発信者ID装置にユーザに対する音声
アナウンスをさせるコード)。実施例では、音声アナウ
ンス・コードは1つのアスタリスク「*」を示すデータ
に対応する。アナウンス・コードが音声アナウンス・コ
ードであれば、ステップ306で発信者ID装置は指定
の重要発信者について録音された音声アナウンスの再生
を待ち行列に入れる。そしてステップ308で、発信者
ID装置は指定の音声アナウンスをユーザに出力する。
【0059】発信者ID装置がステップ304でアナウ
ンス・コードが音声アナウンス・コードに対応しないと
判断すると、発信者ID装置はステップ310でアナウ
ンス・コードが出メッセージ・コードに対応するか否か
判断する(すなわち、発信者ID装置に重要発信者のた
めの指定出挨拶を再生させるコード)。実施例では、出
メッセージコードは2個のアスタリスク「**」を示す
データに対応する。アナウンス・コードが出メッセージ
・コードであれば、ステップ312で発信者ID装置は
指定の重要発信者について録音された出挨拶の再生を待
ち行列に入れる。そしてステップ314で、電話回線を
捕捉し、発信者に指定の出挨拶を再生する。指定メッセ
ージの再生後、発信者ID装置はステップ316で電話
回線を解放し、オンフック状態に戻る。
【0060】ステップ310で、発信者ID装置がアナ
ウンス・コードが出メッセージ・コードに対応しないと
判断すると、発信者ID装置はステップ318でアナウ
ンス・コードが音声アナウンスおよび出メッセージコー
ドの組み合わせに対応するか否か判断する(すなわち、
発信者ID装置に重要発信者の音声アナウンスと重要発
信者のための出挨拶の再生を両方行わせる)。本発明の
実施例では、音声アナウンスおよび出メッセージコード
の組み合わせは、一致エントリに付加された3個のアス
タリスク「***」を示すデータで表される(すなわ
ち、音声アナウンス・コード「*」と出メッセージ・コ
ード「**」の組み合わせ)。アナウンス・コードが音
声アナウンスと出メッセージ・コードの組み合わせに対
応すると、ステップ320で発信者ID装置は発信者に
ついて録音されたアナウンスと発信者に指定された専用
出挨拶の両方を待ち行列に入れる。ステップ332で、
発信者ID装置は待ち行列に入れたアナウンスをユーザ
に出力し、ステップ324で電話回線を捕捉し、発信者
に待ち行列に入れた出挨拶を再生する。ステップ326
で発信者ID装置は電話回線を解放し、オンフックに戻
る。ステップ328は方法の出口ポイントである。
【0061】ステップ318で発信者ID装置がアナウ
ンス・コードが音声アナウンス/出メッセージ・コード
に対応しないと判断すると、ステップ330でエラー状
態が宣言される。
【0062】2.拒絶発信者コード処理 図5は、本発明による拒絶発信者コード処理方法のフロ
ーチャートである。ステップ402は方法のエントリポ
イントである。ステップ402で発信者ID装置は拒絶
発信者コードがノーメッセージ・コードに対応するか否
か判断する(すなわち、発信者ID装置にリングアラー
ムを非起動にさせ、通話を無音で拒絶させるコード)。
本発明の実施例では、ノーメッセージ・コードは拒絶発
信者エントリに付加された「#」を示すデータで表され
る。拒絶発信者コードがノーメッセージ・コードに対応
すると、ステップ406で発信者ID装置はリングアラ
ームを非起動にし、ステップ408で入り通話を拒絶す
る。
【0063】反対に、発信者ID装置がステップ404
で拒絶発信者コードがノーメッセージ・コードに対応し
ないと判断すると、ステップ410で発信者IDは拒絶
発信者コードが拒絶メッセージ・コードに対応するか否
か判断する(すなわち、発信者ID装置に拒絶発信者に
対して予め録音した拒絶メッセージを再生させるコー
ド)。本発明の実施例では、拒絶メッセージ・コードは
拒絶発信者エントリに付加された2個の数字記号「#
#」を示すデータで表される。拒絶発信者コードが拒絶
メッセージ・コードに対応すると、発信者ID装置はス
テップ412で電話回線を捕捉し、発信者に予め録音さ
れた拒絶メッセージを再生する。ステップ414で発信
者ID装置は電話回線を解放する。そしてステップ40
8で発信者ID装置は入り通話を拒絶する。
【0064】ステップ410で発信者ID装置は拒絶発
信者コードが拒絶メッセージ・コードに対応しないと判
断すると、ステップ416で、発信者ID装置はエラー
状態を示す。ステップ418は方法の出口ポイントであ
る。
【0065】3.ブロック発信者コード処理 図6および図7は、本発明によるブロック発信者コード
の検索および処理方法のフローチャートである。ステッ
プ502は方法のエントリポイントである。ステップ5
04で、発信者ID装置はブロック発信者コードを検索
する。本発明の実施例では、ブロック発信者コードはそ
のために指定されたメモリアドレスに記憶される。ブロ
ック発信者コード検索後、発信者ID装置はステップ5
06でブロック発信者コードがノーメッセージ・コード
に対応するか否か判断する。対応するなら、ステップ5
08で発信者ID装置はリングアラームを非起動にし
て、ステップ510で入り通話を拒絶する。
【0066】発信者ID装置がステップ506でブロッ
ク発信者コードがノーメッセージ・コードに対応しない
と判断すると、ステップ512で発信者ID装置はブロ
ック発信者コードが拒絶メッセージ・コードに対応する
か否か判断する。ブロック発信者コードが拒絶メッセー
ジ・コードに対応すると、発信者ID装置はステップ5
14で電話回線を捕捉し、発信者に予め録音された拒絶
メッセージを再生する。ステップ516で発信者ID装
置は電話回線を解放する。ステップ510で発信者ID
装置は入り通話を拒絶する。
【0067】発信者ID装置がステップ512でブロッ
ク発信者コードが拒絶メッセージ・コードに対応しない
と判断すると、ステップ518で発信者ID装置はブロ
ック発信者コードがブロック解除コードに対応するか否
か判断する(すなわち、発信者ID装置に発信者に発信
者IDブロック機能を解除してからかけ直すよう要求す
るメッセージを再生させるコード)。拒絶発信者コード
がブロック解除コードに対応する場合、発信者ID装置
はステップ520で電話回線を捕捉し、発信者に予め録
音されたブロック解除メッセージを再生する。ステップ
522で発信者ID装置は電話回線を解放する。そして
ステップ510で発信者ID装置は入り通話を拒絶す
る。
【0068】ステップ518で発信者ID装置がブロッ
ク発信者コードがブロック解除コードに対応しないと判
断すると、ステップ524で発信者ID装置はブロック
発信者コードが手動拒絶コードに対応するか否か判断す
る(すなわち、発信者ID装置を手動拒絶モードにする
コード)。ブロック発信者コードが手動拒絶コードに対
応すると、ステップ526で発信者ID装置はユーザに
対し、予め録音された「ブロッカー」アナウンスを再生
するなどして、ブロック通話を受信したことをユーザに
示す。
【0069】次に、発信者ID装置はステップ528で
時間間隔を設定する。この時間間隔中、発信者ID装置
はステップ530でユーザ・インターフェースをスキャ
ンし、ステップ532で時間間隔中に「Man RJ」
キーが押されたか否かを判断する。「Man RJ」キ
ーが押されていれば、ステップ534で発信者ID装置
は時間間隔が経過したか否かを判断する。時間間隔が経
過していれば、発信者ID装置はステップ510で入り
通話を拒絶する。反対に、時間間隔が経過していなけれ
ば、発信者ID装置はステップ530に戻り再びユーザ
・インターフェースをスキャンして「Man RJ」キ
ーが押されたか否かを判断する。
【0070】「Man RJ」キーが押されていれば、
処理はステップ536に進み、発信者ID装置は電話回
線を捕捉し予め録音された拒絶メッセージを発信者に出
力する。予め録音された拒絶メッセージの再生完了後、
発信者ID装置はステップ538で電話回線を解放し、
ステップ510で入り通話を拒絶する。ステップ540
は方法の出口ポイントである。
【0071】D.通話待ち発信者の発信者ID情報表示 図8に、本発明によるディスプレイユニット20に用い
る新規ディスプレイパネルの実施例を示す。これには、
発信者ID情報表示のための4列/行が含まれる。1つ
の入り通話のみ処理している時、発信者ID装置は、デ
ィスプレイパネルの第2、第3および第4列など(装置
の上から)ディスプレイパネルの4列の内の3列に、そ
の発信者の完全な発信者ID情報を示す。表示される情
報には、発信者の氏名、発信者の電話番号、通話の時刻
および日付など発信者に関する他の情報が含まれる。
【0072】第2の通話が通話待ちラインで受信される
と、発信者ID装置は、現在の発信者の氏名および/ま
たは電話番号をディスプレイパネル50の第1列など1
列/行に移すなどして、現在の発信者の発信者ID情報
を簡略方式で再表示する。そして発信者ID装置はディ
スプレイパネル50の残りの3列に通話待ち発信者の完
全な発信者ID情報を示す。
【0073】図9および図10に、本発明による新規デ
ィスプレイパネルの第2の実施例を示す。現在および通
話待ち発信者の順番を示すためのシーケンス・インジケ
ータ50および52が、ディスプレイユニットの第1お
よび第2列/行に隣接してディスプレイパネルに含まれ
る。図では、シーケンス・インジケータはローマ数字の
「1」および「2」として現れる。
【0074】図9および図10では、ディスプレイユニ
ットの第2列に隣接するシーケンス・インジケータ52
は、「1」または「2」のいずれかを示すよう可変であ
る。図11に、図9のディスプレイパネルにただ1人の
発信者、ジョン・スミスを表すデータ出力を示す。この
場合、発信者ID装置は第2列に隣接するシーケンス・
インジケータ52を光らせ、「1」を示すことによっ
て、表示の発信者ID情報が1人の第1発信者に対応す
ることをユーザに知らせる。
【0075】図12に、図9のディスプレイパネルに、
第1発信者、ジョン・スミスと、第2の通話待ち発信
者、メリー・ウォンを表すデータ出力を示す。この場
合、発信者ID装置は、第1発信者の氏名をディスプレ
イパネルの第1列に移動することで簡略方式で第1発信
者の発信者ID情報を再表示し、第1列に隣接するシー
ケンス・インジケータ50を光らせて、第1列の情報が
第1発信者に対応することをユーザに知らせる。発信者
ID装置は同時にディスプレイパネルの第2、第3およ
び第4列に通話待ち発信者の完全な発信者ID情報を示
し、第2列に隣接するシーケンス・インジケータ52を
光らせて「2」を示すことにより、第2列の情報が第2
発信者に対応することをユーザに示す。本発明の実施例
では、第2発信者に隣接するシーケンス・インジケータ
52が点滅して、これが通話待ち発信者であることを示
す。
【0000】図13に、本発明によるディスプレイユニ
ットのさらに別の実施例を示す。ここでは、シーケンス
・インジケータ54および52の両方が、「1」または
「2」のいずれかを示すように可変である。この場合、
ユーザが第1発信者と会話している時、発信者ID装置
はディスプレイパネルの第2、第3および第4列に第1
発信者の完全な発信者ID情報を示し、発信者ID装置
は、第2列に隣接するシーケンス・インジケータ52を
光らせて「1」を示す。発信者ID装置が第2の通話待
ち発信者から通話を受信すると、ディスプレイパネルの
第1列に第2発信者の氏名および/または電話番号を表
示するなどして、簡略方式で第2発信者の発信者ID情
報を表示し、第1列に隣接するシーケンス・インジケー
タ54を光らせ「2」を示す。
【0077】その後、ユーザが第2発信者に切り替える
と、発信者ID装置は第1列の第1発信者の氏名および
/または番号をシフトするなどして、簡略方式で第1発
信者の発信者ID情報を再表示し、第1列に隣接するシ
ーケンス・インジケータ54を光らせて「1」を示す。
そして発信者ID装置は、第2、第3および第4列に第
2発信者の完全な発信者ID情報を示し、第2列に隣接
するシーケンス・インジケータ52を光らせて「2」を
示す。このように、ユーザが現在通話している発信者の
完全な発信者ID情報が常にディスプレイパネルに表示
させる。本発明の1実施例では、ユーザは発信者ID装
置の「FLASH」ボタンを押すことによって、第1お
よび第2発信者を切り換える。
【0078】図14には、本発明によるディスプレイパ
ネルのさらに別の実施例を示す。これには、(上から下
へ)第1発信者の氏名を表示するための第1列56、第
1発信者の番号を表示するための第2列58、第2発信
者の氏名を表示するための第3列60、第2発信者の電
話番号を表示するための第4列62、および、第2通話
に関連する時刻および日付を限定せずに含む第2発信者
に関連する追加情報を表示するための第5列64を含
む、発信者ID情報表示のための5列/行が含まれる。
この実施例では、発信者ID情報の簡略形式には、たと
えば指定の発信者の氏名と電話番号の両方が含まれる。
ディスプレイパネルはまた、シーケンス・インジケータ
66および68を含み、これらは両方とも「1」または
「2」のいずれかを表示するよう可変である。
【0079】本発明にはシーケンス・インジケータの各
種実施例が含まれる。たとえば、各シーケンス・インジ
ケータを、ローマ数字形式の代わりに、数字表示に用い
られる典型的な「数字8」構成に配列した7個の発光セ
グメント形式とすることもできる。または、シーケンス
・インジケータは発光要素のマトリクスの形式でもよ
い。
【0080】ユーザが1人の発信者と話していて別の発
信者、通話待ち発信者が待っている時、ユーザが自分が
現在話している発信者を迅速かつ効率的に判断できるの
が望ましい。図15に、シーケンス・インジケータ52
および54を記号70および72に置き換えた図13の
ディスプレイパネルの実施例を示す。各記号は、音波が
マウスピース部分に向かう受話器を表すLCD要素を含
む。ユーザが1人の発信者と話している時、発信者ID
装置は話している発信者に隣接する記号の音波部分のL
CD要素を点滅させる(すなわち、その発信者の発信者
ID情報)。または、発信者ID装置は、記号の音波部
分の各LCD要素を順番に光らせることで音波を「アニ
メーション」とする(音波が「動いている」ように見せ
る)。待機発信者の発信者ID情報に隣接する記号は静
止したままで、これによってユーザに対応する発信者が
待っていることを示す。
【0081】本発明は、ユーザが現在話している発信者
を示すための記号の様々な別の実施例を含む。たとえ
ば、受話器と音波を表す代わりに、記号には閉じた口と
開いた口の両方を表すLCD要素を含むことができる。
この場合、ユーザがある発信者と話している時、発信者
ID装置は、開いた口を表すLCDと閉じた口を表すL
CDを交互に光らせることによって、話している発信者
に隣接する「話している」口を示す。
【0082】本発明の別の実施例では、記号を「TAL
K」と「WAIT」の単語を綴るのに十分なLCD要素
で置き換える。これによって、ユーザがある発信者と話
している時、発信者ID装置は話している発信者の発信
者ID情報に隣接する「TALK」の単語を光らせ、待
っている発信者の発信者ID情報に隣接する「WAI
T」の単語を光らせる。
【0083】E.電話番号のダイヤリング 本発明の発信者ID装置は、ディスプレイユニット20
に示す電話番号をダイヤルするよう構成可能である。前
述のように、データ記憶ユニット18は、複数の電話番
号を限定せずに含む発信者ID情報を記憶するための発
信者IDメモリ領域を含む。各電話番号は発信者の7桁
の電話番号とエリアコードを含むのが普通である。ユー
ザ・インターフェース22は、「7桁」ダイヤル・キー
(図示せず)、「エリア+7桁」ダイヤル・キー(図示
せず)、および「1+エリア+7桁」ダイヤル・キー
(図示せず)を含む3つのダイヤル・キーを含む。ユー
ザ・インターフェース22はまた、起動された「7桁」
ダイヤル・キーに対応して「7桁」ダイヤル制御信号、
起動された「エリア+7桁」ダイヤル・キーに対応して
「エリア+7桁」ダイヤル制御信号、起動された「1+
エリア+7桁」ダイヤル・キーに対応して「1+エリア
+7桁」ダイヤル制御信号を発生するダイヤル信号発生
回路を含む。コントローラ16は各種ダイヤル制御信号
に対応して、受信した特定のダイヤル制御信号と、デー
タ記憶ユニット18の発信者IDメモリ領域から選んだ
電話番号に応じてダイヤル回路32を動かす。
【0084】図16は、本発明により発信者ID装置で
電話番号をダイヤルする方法のフローチャートである。
ステップ600は方法のエントリポイントである。ステ
ップ602で、ユーザは、たとえばユーザ・インターフ
ェース22のキュー/リビュー・キーを起動してデータ
記憶ユニット18に記憶された発信者情報を見ることに
よってダイヤルする電話番号を選ぶ。
【0085】所望の電話番号がディスプレイユニット2
0に表示されると、ユーザはユーザ・インターフェース
22の3個のダイヤル・キー(図示せず)の内1つを押
すことによって発信者ID装置に選んだ電話番号をダイ
ヤルさせる。ステップ604で、発信者ID装置はユー
ザ・インターフェース22をスキャンしてキーが押され
たか否か判断する。発信者ID装置はステップ606で
ユーザが「7桁」ダイヤル・キーを押したと判断する
と、ステップ608で電話回線を捕捉し、選んだ電話番
号の最後の7桁のみダイヤルする。発信者ID装置はス
テップ610でユーザが「エリア+7桁」ダイヤル・キ
ーを押したと判断すると、ステップ612で電話回線を
捕捉し、エリアコードと選んだ電話番号の最後の7桁を
ダイヤルする。発信者ID装置はステップ614でユー
ザが「1+エリア+7桁」ダイヤル・キーを押したと判
断すると、ステップ616で電話回線を捕捉し、
「1」、エリアコードおよび選んだ電話番号の最後の7
桁をダイヤルする。ステップ618は方法の出口ポイン
トである。
【0086】
【発明の効果】結論として、本発明は各種ダイヤル要件
に従って選んだ電話番号をダイヤルするための便利な装
置および方法;現在の発信者および通話待ち発信者に関
する発信者ID情報を同時に表示するための便利で経済
的な装置および方法;および発信者ID情報を処理する
ための便利な装置および方法を提供する。
【0087】上記は本発明の実施例の完全な説明である
が、各種修正、別の構造および同等物を用いることがで
きる。たとえば、ディスプレイユニットの第2、第3お
よび第4列に完全な発信者ID情報を表示する必要はな
い。完全な発信者ID情報は、ディスプレイユニットの
列および/または行のあらゆる組み合わせに表示するこ
とができる。さらに、ユーザ・インターフェースのキー
の名称および/または配置;発信者ID装置の発生する
メッセージまたはアラームの形式および/または内容;
および記憶したデータに付加される命令コードの特定の
名称および/または形式は重要ではなく、可変である。
従って、上記説明は添付の請求の範囲で定義される本発
明の範囲を限定すると理解してはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた発信者ID装置の実施例のブロ
ック図である。
【図2】本発明による発信者ID情報処理方法の実施例
のフローチャートである。
【図3】本発明による発信者ID情報処理方法の実施例
のフローチャートである。
【図4】本発明によるアナウンス・コード処理方法の実
施例のフローチャートである。
【図5】本発明による拒絶コード処理方法の実施例のフ
ローチャートである。
【図6】本発明によるブロッカー・コードの検索および
処理方法の実施例のフローチャートである。
【図7】本発明によるブロッカー・コードの検索および
処理方法の実施例のフローチャートである。
【図8】本発明による新規ディスプレイパネルの第1の
実施例を示す図である。
【図9】本発明による新規ディスプレイパネルの第2の
実施例を示す図である。
【図10】本発明による新規ディスプレイパネルの第2
の実施例の第2のバリエーションを示す図である。
【図11】図9のディスプレイパネルに出力された1人
の発信者を表すデータを示す図である。
【図12】図9のディスプレイパネルに出力された2人
の発信者を表すデータを示す図である。
【図13】本発明による新規ディスプレイパネルの第3
の実施例を示す図である。
【図14】本発明による新規ディスプレイパネルの第4
の実施例を示す図である。
【図15】本発明による新規ディスプレイパネルの第5
の実施例を示す図である。
【図16】本発明による発信者ID装置で電話番号をダ
イヤルするための方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】 12…ライン変調回路 14…ライン復調回路 16…コントローラ 24…サウンド・トランスディーサ 30、36…極性ガード
フロントページの続き (72)発明者 リム イェン−ホウ 中華人民共和国,ホンコン,テイコーシ ン,ベゴニアマンション トゥエンティー シックスス フロアー,フラット ディー

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線とインターフェースする発信者
    ID装置において、入り通話信号を検出し;前記入り通
    話信号から発信者ID情報を抜き出し;発信者ID情報
    を記憶した情報のリストと比較して一致エントリがある
    か判断し;一致エントリがある時は、前記一致エントリ
    にアナウンス制御コードが付加されているか判断し;前
    記一致エントリにアナウンス制御コードが付加されてい
    る時は前記アナウンス制御コードに従って予め録音され
    た1以上のアナウンスを出力するステップからなること
    を特徴とする発信者ID情報の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記アナウンス制御コードは、ユーザの
    ための音声アナウンスの起動を制御するための音声アナ
    ウンス制御コードを含み;予め録音された1以上のアナ
    ウンスを出力する前記ステップは、前記音声アナウンス
    制御コードに対応してユーザに指定の音声アナウンスを
    出力するステップを含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記アナウンス制御コードは、発信者の
    ための出挨拶の起動を制御するための出挨拶制御コード
    を含み;予め録音された1以上のアナウンスを出力する
    前記ステップは、前記出挨拶制御コードに対応して電話
    回線を捕捉し、電話回線によって発信者に指定の出挨拶
    を出力するステップを含む請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記一致エントリに拒絶制御コードが付
    加されているか判断し;前記一致エントリに拒絶制御コ
    ードが付加されている時は前記入り通話信号を拒絶する
    ステップをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記入り通話を拒絶する前記ステップ
    は、リングアラームを抑止するステップを含む請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記アナウンス制御コードは、発信者の
    ための拒絶アナウンスの起動を制御するための拒絶アナ
    ウンス制御コードを含み;予め録音された1以上のアナ
    ウンスを出力する前記ステップは、前記拒絶アナウンス
    制御コードに対応して電話回線を捕捉し、電話回線によ
    って発信者に予め録音された拒絶アナウンスを出力する
    ステップを含む請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 電話回線とインターフェースする発信者
    ID装置において、入り通話信号を検出し;前記入り通
    話信号から発信者ID情報を抜き出し;前記発信者ID
    情報がブロック発信者IDコードに対応する時を識別
    し;前記ブロック発信者IDコードに対応して、前記発
    信者ID装置がブロッカー拒絶モードにあるか判断し;
    前記発信者ID装置がブロッカー拒絶モードにある時は
    ブロッカー拒絶制御コードを検索し;前記ブロッカー拒
    絶制御コードに従って前記入り通話信号を拒絶するステ
    ップからなることを特徴とする発信者ID情報の処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ブロッカー拒絶制御コードは、発信
    者に対する拒絶アナウンスの起動を制御するための拒絶
    アナウンス制御コードを含み;前記入り通話信号を拒絶
    する前記ステップは、前記拒絶アナウンスコードに対応
    して電話回線を捕捉し、電話回線によって発信者に予め
    録音された拒絶メッセージを出力するステップを含む請
    求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ブロッカー拒絶制御コードは、発信
    者に対するブロック解除アナウンスの起動を制御するた
    めのブロック解除アナウンス制御コードを含み;前記入
    り通話信号を拒絶する前記ステップは、前記ブロック解
    除アナウンス制御コードに対応して電話回線を捕捉し、
    電話回線によって発信者に予め録音されたブロック解除
    アナウンスを出力するステップを含む請求項7記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記ブロッカー拒絶制御コードは、手
    動拒絶制御コードを含み、前記入り通話信号を拒絶する
    前記ステップは、 発信者に拒絶メッセージを出力するようユーザが表示し
    ているか判断し;ユーザが拒絶メッセージを出力するよ
    う表示している時は電話回線を捕捉し、電話回線によっ
    て発信者に予め録音した拒絶メッセージを出力し;ユー
    ザが拒絶メッセージを出力するよう表示していない時は
    無音で通話を拒絶するステップを含む請求項7記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 複数の電話番号を記憶するためのデー
    タ記憶ユニットと;前記データ記憶ユニットに接続され
    た所望電話番号セレクタと;前記所望電話番号セレクタ
    と電話回線に接続されたダイヤル回路とからなり、前記
    ダイヤル回路は、 第1ダイヤル信号発生器と;第2ダイヤル信号発生器
    と;第3ダイヤル信号発生器と;第1、第2および第3
    ダイヤル信号発生器に接続されたダイヤラーとを含み;
    前記ダイヤラーは第1ダイヤル信号に対応して前記所望
    電話番号の交換器および内線にダイヤルし;前記ダイヤ
    ラーは第2ダイヤル信号に対応してエリアコード、前記
    所望電話番号の交換器および内線にダイヤルし;前記ダ
    イヤラーは第3ダイヤル信号に対応して、長距離コード
    の後にエリアコード、前記所望電話番号の交換器および
    内線にダイヤルすることを特徴とする発信者ID装置。
  12. 【請求項12】 第1発信者の情報を完全な形式で表示
    するための手段と;第2発信者の情報を含む第2発信者
    ID転送を受信するための手段と;前記第1発信者の情
    報を簡略形式で再表示するための手段と;前記第2発信
    者の情報を前記完全な形式で表示すると同時に、前記第
    1発信者の情報を前記簡略形式で再表示するための手段
    とからなることを特徴とするユーザに発信者ID情報を
    表示するための発信者ID装置。
  13. 【請求項13】 第1表示モードと第2表示モードとか
    ら選択するための切換手段とからさらになり、 前記第1表示モードは、完全な形式で表示されている前
    記第1発信者の情報と、同時に簡略形式で表示されてい
    る前記第2発信者の情報とからなり;前記第2表示モー
    ドは、簡略形式で表示されている前記第1発信者の情報
    と、同時に完全な形式で表示されている前記第2発信者
    の情報とからなる請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記切換手段はフラッシュ・キーに対
    応する請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 発信者ID装置において、 第1発信者の発信者ID情報を完全な形式で表示し;第
    2発信者の発信者ID情報を、前記第1発信者の発信者
    ID情報を表示する前記ステップと同時に簡略形式で表
    示するステップからなることを特徴とするユーザに発信
    者ID情報を表示する方法。
  16. 【請求項16】 前記第1発信者の発信者ID情報は現
    在の発信者に対応し、前記第2発信者の発信者ID情報
    は通話待ち発信者に対応する請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第1発信者の発信者ID情報は通
    話待ち発信者に対応し、前記第2発信者の発信者ID情
    報は現在の発信者に対応する15記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第2発信者の発信者ID情報を前
    記完全な形式で表示することを選択し;前記第1発信者
    の発信者ID情報を前記簡略形式で再表示し;前記第2
    発信者の発信者ID情報を前記完全な形式で再表示する
    と同時に、前記第1発信者の発信者ID情報を前記簡略
    形式で再表示するステップからさらになる請求項15記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 発信者ID装置において、 第1発信者の発信者ID情報を完全な形式で表示し;第
    2発信者の発信者ID情報を受信し;前記第1発信者の
    発信者ID情報を簡略形式で再表示し;前記第2発信者
    の発信者ID情報を前記完全な形式で表示すると同時
    に、前記第1発信者の発信者ID情報を前記簡略形式で
    再表示する前記ステップからなることを特徴とするユー
    ザに発信者ID情報を表示する方法。
  20. 【請求項20】 発信者ID装置において、 前記第1発信者の発信者ID情報を完全な形式で表示
    し;第2発信者の発信者ID情報を受信し;前記第2発
    信者の発信者ID情報を簡略形式で表示すると同時に、
    前記第1発信者の発信者ID情報を前記完全な形式で表
    示するステップからなることを特徴とするユーザに発信
    者ID情報を表示する方法。
  21. 【請求項21】 前記第2発信者の発信者ID情報を前
    記完全な形式で表示することを選択し;前記第2発信者
    の発信者ID情報を前記完全な形式で再表示し;前記第
    1発信者の発信者ID情報を前記簡約形式で再表示する
    と同時に、前記第2発信者転送を前記完全な形式で再表
    示する前記ステップからさらになる請求項20記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記第1および第2発信者の通話順序
    を表示するステップからさらになる請求項15記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 前記第1および第2の発信者が、ユー
    ザとの通話状態か待機状態かを示すステップからさらに
    なる請求項15記載の方法。
  24. 【請求項24】 発信者ID情報を受信するための発信
    者IDレシーバと;発信者ID情報を記憶するための発
    信者IDメモリと;複数の列に配置された複数の表示要
    素を含むディスプレイパネルで、前記複数の列は、 発信者ID情報を完全な形式で表示するよう適合された
    1以上の列の第1セットと;発信者ID情報を簡略形式
    で表示するよう適合された1以上の列の第2セットとを
    含むものと、 前記発信者IDレシーバと前記発信者IDメモリーに接
    続された入力と、前記ディスプレイパネルに接続された
    出力を有するディスプレイ・コントローラとからなり、 前記ディスプレイ・コントローラは、前記ディスプレイ
    パネルの第1発信者の発信者ID情報を前記完全な形式
    で出力し、前記ディスプレイパネルの第2発信者の発信
    者ID情報を前記簡略形式で同時に出力するよう構成さ
    れることを特徴とする、ユーザに発信者ID情報を表示
    するための発信者ID装置。
  25. 【請求項25】 前記ディスプレイ・コントローラに接
    続されたスイッチからさらになり、前記ディスプレイ・
    コントローラは、前記スイッチに対応して第1ディスプ
    レイモードと第2ディスプレイモードとから選択するよ
    うさらに構成され、 前記第1ディスプレイモードは、前記ディスプレイパネ
    ルに前記完全な形式で出力されている前記第1発信者の
    発信者ID情報と、同時に前記ディスプレイパネルに前
    記簡略形式で出力されている前記第2発信者の発信者I
    D情報とからなり、 前記第2ディスプレイモードは、前記ディスプレイパネ
    ルに前記完全な形式で出力されている前記第2発信者の
    発信者ID情報と、同時に前記ディスプレイパネルに前
    記簡略形式で出力されている前記第1発信者の発信者I
    D情報とからなる請求項24記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記ディスプレイパネルは、1以上の
    列の前記第1セットに隣接する第1シーケンス・インジ
    ケータと、1以上の列の前記第2セットに隣接する第2
    シーケンス・インジケータとからさらになり、前記第1
    および第2シーケンス・インジケータは、前記第1発信
    者の発信者ID情報と前記第2発信者の発信者ID情報
    にそれぞれ対応する第1および第2発信者の通話順序を
    示す請求項24記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記ディスプレイパネルは、1以上の
    列の前記第1セットに隣接する第1状態インジケータ
    と、1以上の列の前記第2セットに隣接する第2状態イ
    ンジケータとからさらになり、前記第1および第2状態
    インジケータは、前記第1発信者の発信者ID情報と前
    記第2発信者の発信者ID情報にそれぞれ対応する第1
    および第2発信者の会話中/待機中状態を示す請求項2
    4記載の装置。
JP9323718A 1996-11-20 1997-10-20 音声発信者id装置及びその方法 Pending JPH1127373A (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3165996P 1996-11-20 1996-11-20
US3773896P 1996-11-21 1996-11-21
US08/788,508 US5883942A (en) 1996-11-20 1997-01-24 Voice caller I.D. apparatus
US60/031659 1997-01-24
US08/788508 1997-01-24
US60/037738 1997-01-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1127373A true JPH1127373A (ja) 1999-01-29

Family

ID=27363928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9323718A Pending JPH1127373A (ja) 1996-11-20 1997-10-20 音声発信者id装置及びその方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0844773A3 (ja)
JP (1) JPH1127373A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5991383A (en) * 1998-05-26 1999-11-23 Siemens Information And Communication Networks, Inc. Partitioning of display for calling party numbers
AU6102299A (en) * 1998-09-21 2000-04-10 Robson Telecom Ltd Telecommunications apparatus
EP1024643A1 (en) 1999-01-29 2000-08-02 International Business Machines Corporation Method, apparatus and communication system for setting up a communication session
GB9911990D0 (en) * 1999-05-25 1999-07-21 Pace Micro Tech Plc Answerphone apparatus and system
DE19935674A1 (de) * 1999-07-29 2001-02-15 Siemens Ag Telekommunikationsendgerät
US6885739B2 (en) * 1999-11-05 2005-04-26 Agere Systems Inc. Adaptive caller ID storage based on answer status of incoming call
WO2001061980A2 (en) * 2000-02-17 2001-08-23 Phoneguard, Inc. Telephone privacy protection system
CN1502202A (zh) * 2001-04-03 2004-06-02 株式会社复方 虚拟电话号码服务方法及系统
GB2405053A (en) * 2003-08-14 2005-02-16 Siemens Ag Rejecting a call by returning one of a plurality of messages to the caller
GB2424791A (en) * 2005-03-31 2006-10-04 Digits Ltd Integrated telephone handset, computer caller display, voice call recording and automatic redial system

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4942598A (en) * 1988-03-04 1990-07-17 Motorola, Inc. Telephone answering machine in paging systems with automatic number identification based message operations
US4985913A (en) * 1989-08-29 1991-01-15 Stephen R. Shalom Multiple message answering machine keyed to the incoming phone number
US5033076A (en) * 1990-01-31 1991-07-16 At&T Bell Laboratories Enhanced privacy feature for telephone systems
EP0455912A2 (en) * 1990-05-11 1991-11-13 AT&T Corp. Electronic messaging system with multiple personal greetings
US5265145A (en) * 1991-03-28 1993-11-23 Lim Boon C Alphanumeric caller identification telephone
US5263084A (en) * 1991-07-22 1993-11-16 Northern Telecom Limited Spontaneous caller identification with call-waiting
JP2546501B2 (ja) * 1993-07-12 1996-10-23 日本電気株式会社 無線電話装置,それを備えた無線電話システム,及び無線電話応答方法
US5481594A (en) * 1993-08-06 1996-01-02 Aastra Corporation Audio caller identification unit

Also Published As

Publication number Publication date
EP0844773A2 (en) 1998-05-27
EP0844773A3 (en) 2001-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6067355A (en) Methods and apparatus for displaying caller-ID information for a call waiting caller
US5394445A (en) Telephone call screening and answering device
US7224792B2 (en) Personalized telephone announcement
US6804338B1 (en) Electronic telephone directory
US6970695B1 (en) Calling party announcement apparatus
AU597588B2 (en) Message taking and retrieval system
US5848130A (en) System and method for enhanced intelligibility of voice messages
AU617882B2 (en) Telephone answering service with integrated voice and textual message storage
JPH11331361A (ja) 音声メッセ―ジシステムと音声メッセ―ジ方法
US20030108189A1 (en) Method and device for identifying and notifying the recipient of a phone call using a distinct phone ring pattern assigned to that call recipient
US6449342B1 (en) Recorded voice message summary
JPH1127373A (ja) 音声発信者id装置及びその方法
US5396544A (en) Telephone answering system
KR100336902B1 (ko) 전화기의 응답메시지 선택적 송출방법
JPH06244944A (ja) 将来の電話呼び出し閉そく装置
US7162027B1 (en) Voice messaging system caller ring bypass control
JPH08242280A (ja) 音声メール装置
TW404108B (en) Appartaus and method for selecting an outgoing greeting message based on call related information
JP3444476B2 (ja) 留守機能付き通信装置
JP2001197172A (ja) 電話機および交換機および電話システムにおいて発呼者を同定する方法
JPH0936952A (ja) 電話装置
JPH08307513A (ja) 電話装置
JPH04207658A (ja) ボタン電話装置
JPH0583357A (ja) 留守番電話装置
JPH04208752A (ja) ボタン電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070814