JPH11273579A - プラズマディスプレイ隔壁および背面板用帯鋼 - Google Patents

プラズマディスプレイ隔壁および背面板用帯鋼

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JPH11273579A
JPH11273579A JP10072242A JP7224298A JPH11273579A JP H11273579 A JPH11273579 A JP H11273579A JP 10072242 A JP10072242 A JP 10072242A JP 7224298 A JP7224298 A JP 7224298A JP H11273579 A JPH11273579 A JP H11273579A
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etching
plasma display
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JP10072242A
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Ryoji Inoue
良二 井上
Hideya Yamada
英矢 山田
Takeshi Hirabayashi
武 平林
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイの隔壁材として、Fe
−Ni合金のエッチング性、ハンドリング性を改善する
ことにより実用化を可能とする。 【解決手段】 Ni量を43〜56%として、ガラス基
板との熱膨脹を合わせる。不純物量と(200)結晶方
位を特定範囲に制御することによって、エッチング性を
改善する。また、冷間圧延による加工硬化または合金元
素の添加により強化を図り、ハンドリング性を改善す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイの構成部品である隔壁および背面板に利用される金
属材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、プラズマディスプレイには、隣接
セルへのクロストークを防止するため、隔壁と呼ばれる
ガラス製の絶縁体が使用されている。この隔壁は微小な
放電空間を確保し、3色の蛍光体の混合を防止する役割
を持つ。従来隔壁の製造は、(A)隔壁材をスクリーン
印刷して乾燥させるという工程を8〜10回繰り返して
約150μmまで積み上げるいわゆる印刷法や、(B)
基板前面に隔壁材を2〜3回塗布し、200μm厚程度
にした後ドライフィルムフォトレジストを貼り付け露
光、現像後レジストが残っていない部分の隔壁材をサン
ドブラストにより削る方法が用いられている。しかしな
がら、(A)法は煩雑であること、精度向上が難しいこ
と等の問題があり、一方(B)法は多量のPbを含有し
た廃棄物が発生する等の問題を抱えている。
【0003】一方、これらの部材に金属材料を用いる試
みもなされている。たとえば特開平3−205738号
等には表面が誘電体で被覆されたメタルコアリブ(有孔
金属板)を隔壁に用いることにより、比較的安価で量産
性に優れる隔壁を提供する提案がなされており、用いら
れる金属材料としてFe−42%Ni−6%CrやFe
−50%Niが挙げられている。また、特許番号第25
93761号には隔壁と背面板を1枚の金属板から形成
する提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】金属材料を隔壁に代表
されるプラズマディスプレイ用部材へ用いることの利点
の一つは、一枚の板に孔をあけることにより隔壁を形成
でき、その孔あけが比較的容易にできることである。具
体的には、プレスによる打ち抜き加工、レーザー加工、
エッチング加工等が考えられるが経済性、精度からエッ
チング法が最も望ましい。しかしながら金属材料をその
まま隔壁に用いる場合、たとえば図1に示されるよう
に、プラズマディスプレイ隔壁板には極微細な隔壁を形
成する必要がある。
【0005】また、隔壁を形成するために、単純にFe
−Ni系合金を用いた場合、金属材料中の含有されたエ
ッチング性を劣化させる元素によって、エッチング孔形
状が不均一になり、形状精度が悪くなるという問題があ
る。従って、エッチング性に影響を及ぼす元素を特定の
範囲内に調整する必要がある。また、プラズマディスプ
レイの輝度を向上させるためには、隔壁を形成するため
にあけられる孔の開孔率を上げる必要がある。そのた
め、隔壁幅を細くする、あるいは形成される孔のコーナ
ー部をできる限り直角に近いものとし、孔の形状を矩形
にすることが望まれる。
【0006】また、結晶面の配向によっては、エッチン
グ速度が遅くなったり、エッチング孔が異形状になると
いう問題がある。従って、エッチング速度を速め、エッ
チング孔の異形状化を抑制できるような結晶面の配向度
に制御することが必要である。さらに、実用製品では、
寸法が1m幅×1m長さに近い場合もあり、プラズマデ
ィスプレイ隔壁板に求められるような、極微細なエッチ
ング孔を有するプラズマディスプレイ隔壁板を組立てセ
ット時には、自重や引張応力でエッチング孔の変形が生
じるといったハンドリング性の問題がある。従って、金
属材料には極微細なエッチング孔を有していても、ハン
ドリング性を容易にするに足りるだけの機械的強度も必
要となる。
【0007】上述した特開平3−205738号に開示
される金属材料は、ガラスに近い熱膨張係数を有する合
金として一般に知られている426合金(Fe−42N
i−6Cr)や50Ni合金(Fe−50Ni)を用い
たものである。しかしながら通常の426合金や、50
Ni合金を用いた場合、エッチング特性やハンドリング
性に問題があった。本発明の目的は、金属材料に含有す
るエッチング性を劣化させる元素を制御し、結晶面の配
向度を調整し、さらに一定以上の機械的特性を付与させ
ることにより、経済性と量産性に優れかつ高精度化に対
応できるプラズマディスプレイ隔壁および背面板用帯鋼
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、隔壁に使
用される材料に必要とされる優れたエッチング性とハン
ドリング性の実現には、エッチング性を劣化させる元素
量を特定範囲内に制御し、(200)結晶方位を調整
し、さらに素材の0.2%耐力を向上させることで目的
が達成されることを見出した。すなわち本発明は、重量
%でNiを43〜56%含むFe−Ni系合金であっ
て、かつC≦0.015%、Mn≦0.60%、Si≦
0.20%、P≦0.004%、S≦0.004%、B
≦0.003%、O≦0.005%、N≦0.005%
の範囲に制御したプラズマディスプレイ隔壁および背面
板用帯鋼である。
【0009】好ましくは、エッチング性を向上させるた
めに、Al含有量を0.02%以下に制御したプラズマ
ディスプレイ隔壁および背面板用帯鋼である。
【0010】また、ハンドリング性を向上させるため
に、固溶強化元素および析出強化元素としてMo、W、
Nb、Ta、Ti、Zrの一種または二種以上を、重量
%で0.1〜7%含有したプラズマディスプレイ隔壁お
よび背面板用帯鋼である。
【0011】また、重量%でNiを43〜53%含むF
e−Ni系合金であって、(200)結晶方位の配向度
が60%以上であるプラズマディスプレイ隔壁および背
面板用帯鋼である。
【0012】本発明において、より好ましくは20℃で
の0.2%耐力が、400N/mm2以上であるプラズ
マディスプレイ隔壁および背面板用帯鋼である。
【0013】
【発明の実施の形態】上述したように本発明の重要な特
徴は、エッチング性に影響を及ぼす元素を特定の範囲内
に調整したことである。これにより、プラズマディスプ
レイ隔壁に求められる極微細なエッチング孔を形成する
ことで、たとえば図1に示すような60μm幅の隔壁
(1)と、エッチング孔のコーナー部を直角に近づけ、
矩形のエッチング孔を形成するに足りる、優れたエッチ
ング性を有するプラズマディスプレイ隔壁および背面板
用帯鋼を提供できる。
【0014】以下に本発明の成分の規定理由を述べる。
Niは、熱膨張係数を調整する重要な元素であり、前面
ガラスと同程度の熱膨脹が要求されるため、6〜10×
10のマイナス6乗/℃の熱膨張係数に制御する必要が
る。従って、43Ni%よりも少なくてもまた56%よ
り多くても上記のガラスに近い熱膨張係数は得られな
い。そのため、43〜56%に規定した。
【0015】Cは、エッチング速度に大きく影響を及ぼ
す元素であり、少ないほど速くなるが、コストとの関係
から0.015%以下とする。好ましくは、0.006
%以下である。Mn、Siらは脱酸剤として使用される
元素でるが、多いとエッチング性に悪影響を及ぼすた
め、必要最少限の添加量とする必要がある。従って、そ
れぞれMn≦0.60%、Si≦0.20%とする。好
ましくはMn≦0.10%、Si≦0.03%である。
P、Sらは、熱間加工性を阻害する元素であり、0.0
04%以下に抑制する。Bは、熱間加工性を改善する元
素であるが、0.003%を越えるとエッチング速度が
急激に低下するため、0.003%以下に抑制する。
O、Nらは介在物形成元素であり、エッチング孔の形状
に悪影響を与えるため、最少限に抑制する必要があり、
0.004%以下とする。
【0016】ここで、エッチング性をさらに向上させる
には、脱酸剤として使用させるAlを0.02%以下と
することで、エッチング速度が速くなり、さらにエッチ
ング孔を矩形に近づけることができ特に好ましい。ま
た、エッチング性を向上させるために、上述した元素を
特定の組成範囲に制御した場合においては、Niの含有
量は43〜53%とすることで全面ガラスと同程度の熱
膨張係数にすることができる。より好ましくは46〜5
0%であり、この範囲に調整すると7〜9のマイナス6
乗/℃の熱膨張係数が得られる。
【0017】また、本発明では、合金元素の添加によ
り、ハンドリング性を向上させる。具体的には、固溶強
化元素および析出強化元素としてAl、Mo、W、N
b、Ta、Ti、Zrの一種または二種以上を含有する
方法がある。これらの含有量は、合計で0.1%未満で
は強化効果が小さく、7%以上ではエッチング加工性を
著しく阻害することから、重量%で0.1〜7%に規定
する。特にAlとTiは析出硬化をさせるためには有効
な元素で、Al+Tiで1〜5%の範囲で添加すれば、
特に強度を向上させることができ、優れたハンドリング
性を得ることができる。また、上述の固溶強化元素およ
び析出強化元素を添加すれば、熱膨張係数が大きくなる
ため、熱膨張係数を前面ガラスと同程度の6〜10×1
0のマイナス6乗/℃の熱膨張係数に制御するために
は、Ni添加量を43〜56%に制御する必要がある。
【0018】次に、エッチング孔の形成において、エッ
チング速度を早め、異形状化を抑制するには特定の結晶
面への集積度を高めることが非常に有効である。また、
本発明においては、前面ガラスと同程度の熱膨脹が要求
されるため、適正なNi量である43〜56%を含有す
るFe−Ni系合金を使用する必要がある。本発明の優
れたエッチング性の実現には、エッチング速度に影響を
及ぼす(200)結晶方位への集積が特に有効であり、
この結晶面に優先的に結晶面を配向させることでエッチ
ング速度が特に速くなる。また、(200)結晶方位の
配向度が60%より低い場合は、その効果が少なくな
る。従って、60%以上集積させる必要がある。好まし
くは80%以上の配向度を付与するのが良い。しかし、
(200)結晶方位への配向を高くしすぎると、エッチ
ング孔の異形化が起こり易くなる。したがって、望まし
い(200)結晶方位の配向度は99%以下が良い。
【0019】本発明の(200)結晶方位への配向度を
高めるためには、中間の冷間圧延の圧下率を多くした
後、焼鈍を施すことで実現され、特に85%程度の圧下
率では約90%の(200)結晶方位の配向となり特に
有効である。
【0020】本発明では金属材料の寸法が1m幅×1m
長さといった広幅化によって、自重や引張応力でエッチ
ング孔の変形を抑制するために足りる強度が必要である
ためのハンドリング性を0.2%耐力で評価した。この
試験温度を20℃としたのは、プラズマディスプレイ隔
壁の組み立てが常温で行われるためである。広幅化した
金属材料を量産する場合、0.2%耐力が400N/m
2より低いと、エッチング後の金属材料を組み立てる
場合、開孔部が塑性変形を起こし易い。従って、400
N/mm2以上の0.2%耐力が必要である。
【0021】本発明において、20℃での0.2%耐力
が400N/mm2以上とする手法としては、圧下率を
上げて歪みを増加させる加工硬化法と合金元素の添加に
より、固溶強化、析出強化を図る方法とこれらを組合せ
る方法の3通りがある。加工硬化による強度向上方法と
しては、最終の冷間圧延率を向上させることにより、1
5%以上の圧下率で、400N/mm2以上の0.2%
耐力が得られる。
【0022】前述の20℃での0.2%耐力が400N
/mm2以上とする手法を採ることで、高強度のプラズ
マディスプレイ隔壁および背面板用帯鋼が得られ、広幅
化、さらには薄板化への対応や、エッチング後の金属材
料を組み立てる場合などに発生し易い変形の抑制が可能
となる。
【0023】また、本発明の帯鋼からなる金属材料を背
面板のみにも用いることができる。従来、ガラスが用い
られてきた背面板については、構成部材としてガラスで
ある必要は無く、本発明の帯鋼からなる金属板とすれ
ば、破損の危険性も無く、さらにコスト面で低減が可能
となる。特に、図2に示すような隔壁と背面板を、たと
えばハーフエッチングで一体化し、一枚の金属板で作製
すると、板厚が厚くなり、隔壁の変形が抑制されるだけ
でなく、隔壁と背面板との位置あわせも不要となり、製
造コストの低減が図れることになる。なお、本発明のプ
ラズマディスプレイ隔壁および背面板用帯鋼は、優れた
エッチング性、ハンドリング性を有しているため、PA
LC(Plasma Address Liquid C
rystal)への使用も有効である。
【0024】
【実施例】先ず、表1中のNo.1〜3の組成の合金を
真空溶解、鍛造により作製し、熱間圧延により厚さ2m
mのフープとした。さらに冷間圧延、中間焼鈍を数回施
し0.15mmの厚さに仕上げた後、600℃で歪み取
り焼鈍を行い供試材とした。続いて、供試材を図1に示
すエッチングパターンでエッチング加工を行った場合の
エッチング速度と、エッチング孔形状について調査を行
った結果を表2に示す。C、Si、Mnを本発明の規定
より多く含むNo.3のものは、エッチング速度が遅
く、またエッチング面に荒れが発生している。また、矩
形に近づいているか否かの判断は、完全に矩形となった
場合の対角線の距離(約825μm)に対して、エッチ
ング孔の対角で、最も長い場所との比で、90%以上と
なったものに○印を、90%未満のものに×印をそれぞ
れ付して示す。エッチング性を向上させるために、C、
Si、Mn、Alを本発明の規定内に制御したNo.
1、No.2は、矩形に近いエッチング孔が形成され
た。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】次に、表1中のNo.1の組成の合金を上
記と同様の方法で厚さ2mmのフープとした後、900
℃で焼鈍を施した。その後の冷間圧延の圧下率を0%、
10%、15%、30%、60%と変えた試験材料を作
製し、0.2%耐力を測定した。測定に用いた試験片は
JIS Z 2201で定められたJIS14B号試験片
である。また、0.2%耐力の測定はJIS Z 224
1の金属材料引張試験方法に基づき行った。その結果を
表3に示す。冷間圧延率が15%以上のとき本発明に規
定した望ましい強度が得られることがわかる。
【0028】
【表3】
【0029】また、同じくNo.1の組成の合金につい
て、圧下率を50%、70%、90%、95%の冷間圧
延した後に0.2mmになるように調整し、900℃で
焼鈍を施し、最終的な厚さである0.15mmに仕上げ
た。この試験材料をエックス線回折を行うために、表面
を電解研磨にて調整し、(200)結晶方位を調査し
た。(200)結晶方位の配向度は(111)、(20
0)、(110)、(311)の主たる方位の相対強度
で求め、次式で求めることができる。 (200)%×100/((111)%+(200)%
+(110)%+(311)%)
【0030】さらに、この試験材料についてエッチング
速度と、孔形状について調査を行った。孔形状の欠陥の
有無はエッチング孔200個について何個欠陥が有るか
を顕微鏡を用いて観察し、0個のものに二重丸を、1個
のものに○をそれぞれ付した。その結果を表4に示す。
(200)配向度の低いNo.30ではエッチング速度
が僅かながら遅くなり、また(200)配向度が99%
と高くなったNo.33では孔形状に若干の異形が生じ
たものが1個観察された。
【0031】
【表4】
【0032】さらに、表1中のNo.4〜10の組成の
合金を上記と同様の方法で厚さ2mmのフープとした
後、900℃で溶体化処理を施した。その後、700℃
×1時間の条件で時効処理を行い、さらに時効後15%
の圧下率で冷間圧延を行った。焼鈍後、時効後、圧延後
の0.2%耐力を表5に示す。時効処理後あるいは15
%圧延後でいずれも本発明に規定した望ましい強度が得
られることがわかる。
【0033】
【表5】
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、現行のガラス材に比べ
プラズマディスプレイとして、量産化、高性能化、低コ
スト化を図ることができ、かつ環境面での改善も可能と
なるため、工業上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマディスプレイ隔壁および背面
板用帯鋼を用いたプラズマディスプレイの隔壁の一例を
示す図である。
【図2】本発明のプラズマディスプレイ隔壁および背面
板用帯鋼を用いた隔壁と背面板を一体化した一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 隔壁、2 背面板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%でNiを43〜56%含むFe−
    Ni系合金であって、かつ下記の元素を C≦0.015%、Mn≦0.60%、Si≦0.20
    %、P≦0.004%、S≦0.004%、B≦0.0
    03%、O≦0.005%、N≦0.005% の範囲に制御したことを特徴とするプラズマディスプレ
    イ隔壁および背面板用帯鋼。
  2. 【請求項2】 Al含有量を0.02%以下に制御した
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレ
    イ隔壁および背面板用帯鋼。
  3. 【請求項3】 固溶強化元素および析出強化元素とし
    て、Al、Mo、W、Nb、Ta、Ti、Zrの一種ま
    たは二種以上を、重量%で0.1〜7%含有したことを
    特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ隔壁
    および背面板用帯鋼。
  4. 【請求項4】 重量%でNiを43〜56%含むFe−
    Ni系合金であって、(200)結晶方位の配向度が6
    0%以上であることを特徴とするプラズマディスプレイ
    隔壁および背面板用帯鋼。
  5. 【請求項5】 20℃での0.2%耐力が、400N/
    mm2以上であることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載のプラズマディスプレイ隔壁および背面板
    用帯鋼。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6644584B2 (en) 2000-06-01 2003-11-11 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Single coil of coil unit for linear motor, method and device for winding and forming the same, and method for forming and fabricating coil unit
US7082674B2 (en) 2002-02-27 2006-08-01 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Method for winding a single coil of a coil unit for a linear motor

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US6644584B2 (en) 2000-06-01 2003-11-11 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Single coil of coil unit for linear motor, method and device for winding and forming the same, and method for forming and fabricating coil unit
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