JPH11273279A - ディスク装置及びヘッドキャリッジ装置 - Google Patents

ディスク装置及びヘッドキャリッジ装置

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JPH11273279A
JPH11273279A JP10072882A JP7288298A JPH11273279A JP H11273279 A JPH11273279 A JP H11273279A JP 10072882 A JP10072882 A JP 10072882A JP 7288298 A JP7288298 A JP 7288298A JP H11273279 A JPH11273279 A JP H11273279A
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head
magnetic
disk
rotating
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Shinji Koganezawa
新治 小金沢
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
    • G11B5/5569Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks details of specially adapted mobile parts, e.g. electromechanical control devices
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスクとヘッドキャリッジ装置との配置関
係を制限することなく、高密度記録化を実現する。 【解決手段】 先端に磁気ヘッドスライダ42を有し、
軸49に関して回動可能に支持されており、回動して磁
気ヘッドスライダ42を回転する磁気ディスク45の径
方向に移動させるヘッドキャリッジ47と、シーク動作
時にヘッドキャリッジ47を回動させる力を発生する主
磁気駆動装置51と、ヘッドキャリッジ47のハブ部4
7aの部位に組み込まれており、フォロイング動作時に
ヘッドキャリッジを回動させる力を発生する補助磁気駆
動装置60とを有する。補助磁気駆動装置60はハブ部
47a内に組み込まれており、磁気ディスク45とヘッ
ドキャリッジ47と配置を制限せず、磁気ディスク装置
は組立てし易い。補助磁気駆動装置60はヘッドキャリ
ッジの長手方向軸線CXと直交する線CY上の部位にあ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置及
び磁気ヘッドキャリッジ装置に係り、特に高密度記録に
適した磁気ディスク装置及び磁気ヘッドキャリッジ装置
に関する。現在、3.5インチ型等の磁気ディスク装置
の高密度記録化が進んでいる。高密度記録化のために
は、磁気ディスクの単位長さ当たりのトラックの数(T
PI)を、多くすることが必要である。TPIを多くす
ると、各トラックの幅が狭くなり、よって、磁気ヘッド
の位置決め精度を向上させる必要がある。TPIを例え
ば25000としようとすると、トラックピッチが1μ
mとなり、磁気ヘッドの位置決め精度は0.1μm以下
であることを要求される。
【0002】
【従来の技術】磁気ヘッドの位置決め精度を向上させる
基本的な手段は、位置決めサーボ系のループゲインを大
きくして、オープンループの交差周波数を高くすること
である。ここで、位置決めサーボ系のループゲインを大
きくできる限度は、軸に関して回転可能に支持されてい
る状態のヘッドキャリッジの固有振動数によって決ま
る。よって、従来の磁気ディスク装置、ヘッドキャリッ
ジを剛性が高い構造に設計して、ヘッドキャリッジの固
有振動数を高め、位置決めサーボ系のループゲインを出
来るだけ大きく設定した構成となっていた。
【0003】しかし、ヘッドキャリッジをいくら剛性が
高い構造に設計しても、軸受に磁気ヘッドの位置決めに
影響を及ぼす方向の並進力が働いて並進モードが表わ
れ、0.1μm以下の磁気ヘッドの位置決め精度を満足
することは困難であった。そこで、特開昭59−116
965号公報、特開平8−306142号公報に示すよ
うに、軸受に並進モードが発生しないようにした構成が
ある。
【0004】図22(A),(B)は、特開昭59−1
16965号公報に記載してある磁気ヘッドキャリッジ
装置10を示す。この磁気ヘッドキャリッジ装置10
は、ヘッドキャリッジ11の軸受12の両側に磁気駆動
機構13、14が配設された構成である。磁気駆動機構
13、14が同時に互いに逆向きに駆動されて、ヘッド
キャリッジ11が軸受12に関して回動され、磁気ヘッ
ド15が回転する磁気ディスク16の半径方向に移動し
て、シークされて位置決めされる。磁気駆動機構13、
14が同時に互いに逆向きであって同じ強さの力F1,
F2を発生することによって、軸受12に作用する並進
力が相殺されるようになっている。
【0005】図23は、特開平8−306142号公報
に記載してある磁気ヘッドキャリッジ装置20を示す。
この磁気ヘッドキャリッジ装置20は、磁気駆動機構2
3、24が、ヘッドキャリッジ21の軸受22の両側で
あって、ヘッドキャリッジ21の長手方向の軸線25と
直交して軸受22を通る線26より後方側(図23中右
側)の部位に配設してなる構成である。磁気駆動機構2
3、24が力F3,F4を発生することによって、ヘッ
ドキャリッジ21が軸受22に関して回動され、磁気ヘ
ッド27が回転する磁気ディスク28の半径方向に移動
して、シークされて位置決めされる。磁気駆動機構2
3、24が力F3,F4を発生し、軸受22に作用する
並進力を小さくすることが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図22の磁気ヘッドキ
ャリッジ装置10によれば、軸受12に作用する並進力
が相殺されるため、位置決めサーボ系のループゲインを
大きくできて、磁気ヘッドを精度良く位置決めすること
が可能である。しかし、図22(A)より分かるように
磁気ヘッドキャリッジ装置10においては、磁気駆動機
構14が邪魔となって、磁気ディスク16と磁気ヘッド
キャリッジ装置10とのレイアウトが制限を受けやす
く、よって、磁気ディスク装置が組み立てしにくいとい
う問題があった。また、磁気駆動機構14の磁気回路が
磁気ディスク16と近づき過ぎて、磁気ディスク16に
記録されている情報が影響を受け易いという問題があっ
た。
【0007】図23の磁気ヘッドキャリッジ装置20に
よれば、図22の磁気ヘッドキャリッジ装置10に比べ
て、磁気ディスク28と磁気ヘッドキャリッジ装置20
とのレイアウトの制限が少しは解消されている。しか
し、力F3,F4について線26方向についてみると、
同じ方向の成分を有しているため、軸受22に並進力F
4が作用し、軸受22に並進モードが発生する。ここ
で、並進力F4の方向は線26の方向であり、磁気ヘッ
ド27のトラックに対する位置決め精度に影響を及ぼす
方向である。よって、磁気ヘッドの位置決め精度の向上
が難しかった。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決したデ
ィスク装置及びヘッドキャリッジ装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ヘッドを有し、軸に関して回動
可能に支持されており、回動して該ヘッドを回転するデ
ィスクの径方向に移動させるヘッドキャリッジと、該軸
に関して上記ヘッドと反対側に設けてあり、該ヘッドキ
ャリッジを回動させる力を発生する第1の駆動手段とを
有するヘッドキャリッジ装置において、上記軸を通り、
該ヘッドキャリッジの長手方向軸線と直交する線上の部
位に、該ヘッドキャリッジを回動させる力を発生する第
2の駆動手段を設けてなる構成としたものである。
【0010】第1の駆動手段とは別に、フォロイング動
作時に動作する第2の駆動手段を設け、且つ、この第2
の駆動手段を軸を通りヘッドキャリッジの長手方向軸線
と直交する線上の部位に配してなる構成によって、フォ
ロイング動作時のヘッドのディスクのトラックに対する
位置決め精度が向上すると共に、ヘッドキャリッジ装置
とディスクとを組み付けてディスク装置を構成する場合
にディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉しにくくな
る。
【0011】請求項2の発明は、ヘッドを有し、軸によ
って回動可能に支持されており、回動して該ヘッドを回
転するディスクの径方向に移動させるヘッドキャリッジ
と、該軸に関して上記ヘッドと反対側に設けてあり、該
ヘッドキャリッジを回動させる力を発生する第1の駆動
手段とを有する磁気ヘッドキャリッジ装置において、上
記軸を通り、該ヘッドキャリッジの長手方向軸線と直交
する線上であって、上記ディスクが配される側とは反対
側の部位に、該ヘッドキャリッジを回動させる力を発生
する第2の駆動手段を設けてなる構成としたものであ
る。
【0012】フォロイング動作時に動作する第2の駆動
手段を、軸を通りヘッドキャリッジの長手方向軸線と直
交する線上の部位であって、ディスクが配される側とは
反対側の部位に配してなる構成によって、ヘッドキャリ
ッジ装置とディスクとを組み付けてディスク装置を構成
する場合にディスクとヘッドキャリッジ装置との干渉が
更にし難くなる。
【0013】請求項3の発明は、ヘッドを有し、軸によ
って回動可能に支持されており、回動して該ヘッドを回
転するディスクの径方向に移動させるヘッドキャリッジ
と、該軸に関して上記ヘッドと反対側に設けてあり、該
ヘッドキャリッジを回動させる力を発生する第1の駆動
手段とを有する磁気ヘッドキャリッジ装置において、該
ヘッドキャリッジの長手方向軸線上であって、該軸より
上記ヘッド側の部位に、該ヘッドキャリッジを回動させ
る力を発生する第2の駆動手段を設けてなる構成とした
ものである。
【0014】フォロイング動作時に動作する第2の駆動
手段を、ヘッドキャリッジの長手方向軸線上であって、
軸よりヘッド側の部位に設けてなる構成としたことによ
って、フォロイング動作時のヘッドのディスクのトラッ
クに対する位置決め精度が向上すると共に、ヘッドキャ
リッジ装置とディスクとを組み付けてディスク装置を構
成する場合にディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉
しにくくなる。
【0015】請求項4の発明は、ヘッドキャリッジは、
軸に嵌合するハブ部を有し、第2の駆動手段は、該ヘッ
ドキャリッジのハブ部の部位に設けてある構成としたも
のである。第2の駆動手段をヘッドキャリッジのハブ部
の部位に設けたことによって、ヘッドキャリッジ装置と
ディスクとを組み付けてディスク装置を構成する場合に
ディスクとヘッドキャリッジ装置との干渉が更にしにく
くなる。
【0016】請求項5の発明は、回転するディスクと、
請求項1、2、又は4記載のヘッドキャリッジ装置と、
該ヘッドを別トラックに移動させるシーク動作時には少
なくとも上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘッドをト
ラックに追従させるフォロイング動作時には上記第2の
駆動手段を動作させるようにする制御手段とよりなる構
成としたものである。
【0017】フォロイング動作時には第2の駆動手段が
動作することによって、軸に作用する並進力の方向がヘ
ッドをトラックの長手方向に変位させる方向、即ち、ヘ
ッドのトラックに対する位置決め精度を損なわない方向
となって、ヘッドのディスクのトラックに対する位置決
め精度の向上が図られて、高密度記録化が実現可能とな
る。更には、ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み
付ける場合にディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉
しにくくなる。
【0018】請求項6の発明は、回転する磁気ディスク
と、請求項3又は4記載の磁気ヘッドキャリッジ装置
と、該ヘッドを別トラックに移動させるシーク動作時に
は少なくとも上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘッド
をトラックに追従させるフォロイング動作時には上記第
1の駆動手段と上記第2の駆動手段とを動作させるよう
にする制御手段とよりなる構成としたものである。
【0019】フォロイング動作時には第1の駆動手段と
第2の駆動手段とが動作することによって軸に並進力が
作用しないようになる。このことによって、従来のヘッ
ドキャリッジ装置において最初の共振のピークが観測さ
れなくなり、ヘッドキャリッジ装置の周波数特性は、位
置決めサーボ系のループゲインを大きくすることを制限
していた共振周波数が従来よりも高くなり、その結果、
位置決めサーボ系のループゲインが大きくできて、オー
プンループの交差周波数が高くなって、フォロイング動
作時のヘッドのディスクのトラックに対する位置決め精
度の向上が図られて、高密度記録化が実現可能となる。
更には、ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み付け
る場合にディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉しに
くくなる。
【0020】請求項7の発明は、回転する磁気ディスク
と、請求項3又は4記載の磁気ヘッドキャリッジ装置と
を備え、該ヘッドを別トラックに移動させるシーク動作
時には少なくとも上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘ
ッドをトラックに追従させるフォロイング動作時には上
記第2の駆動手段を動作させるようにする制御手段とよ
りなる構成としたものである。
【0021】フォロイング動作時には上記第2の駆動手
段のみを動作させることによって、軸受剛性に起因する
並進モードが剛性モードと同相になる。この同相モード
はサーボ系を不安定にするものではないので、位置決め
サーボ系のループゲインが大きくできて、オープンルー
プの交差周波数が高くなって、フォロイング動作時のヘ
ッドのディスクのトラックに対する位置決め精度の向上
が図られて、高密度記録化が実現可能となる。更には、
ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み付ける場合に
ディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉しにくくな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図1(A),
(B)は本発明の第1実施例になる磁気ディスク装置4
0を示す。図2は磁気ヘッドキャリッジ装置41を示
す。図2は、磁気ヘッドスライダ42が磁気ディスク4
5の半径方向上略中間の位置に位置しているときの状態
を示す。図3(A)は図2中、IIIA-IIIA 線に沿う断面
である。
【0023】図1(A),(B)に示すように、磁気デ
ィスク装置40は、箱形状のシャーシベース44内に、
磁気ディスク45がスピンドル軸46に回転可能に設け
てあり、且つ、磁気ヘッドキャリッジ装置41が組み込
まれている構成である。磁気ヘッドキャリッジ装置41
は、図2に示すように、アーム形状のヘッドキャリッジ
47を有する。ヘッドキャリッジ47は、ハブ部47a
と、このハブ部47aからX2方向に延びているアーム
部47bと、ハブ部47aからX1方向に延びているフ
ォーク形状部47cとよりなる。玉軸受48は、図3
(A)に示すように軸49をシャーシベース44に固定
されて設けてある。ヘッドキャリッジ47は、ハブ部4
7aの貫通穴47a1を軸受48に嵌合させて固定して
あり、軸49を中心に回動可能である。
【0024】CXはヘッドキャリッジ47の長手方向の
軸線であり、軸49を通る。CYは軸49を通り、軸線
CXと直交する線である。CZは、軸49の軸線であ
る。X1、X2は軸線CXの方向、Y1、Y2は線CY
の方向、Z1,Z2は軸線CZの方向、即ち、高さ方向
である。アーム部47bのX2方向の先端には、端面に
磁気ヘッドを有する磁気ヘッドスライダ42が固定され
たヘッドサスペンション50が取り付けてある。ヘッド
キャリッジ47が回動することによって、磁気ヘッドス
ライダ42が回転している磁気ディスク45の径方向に
移動する。
【0025】ヘッドキャリッジ47のX1方向側には、
シーク動作時に動作する主磁気駆動装置51が設けてあ
る。主磁気駆動装置51は、特許請求の範囲の欄記載の
「第1の駆動手段」を構成し、シャーシベース44に固
定してある磁気回路構造体52と、フォーク形状部47
cに固定してある偏平の四角形の駆動コイル53とより
なる。磁気回路構造体52は、駆動コイル53をZ1,
Z2方向上挟んでいる永久磁石54とヨーク55とより
なる。永久磁石54は、板状であり、円弧形状を有して
おり、周方向上、中央で分割されて二極に着磁されてい
る。
【0026】図2及び図3(A),(B)に示すよう
に、60は副磁気駆動装置であり、線CY上であって、
軸49よりY1方向側の部位であって、軸受48に近接
して、平面図(図2)上、ハブ部47a内に含まれる領
域に設けてある。軸49よりY1方向側とは、軸線CX
に関して、磁気ディスク45のスピンドル軸46とは反
対側の意味である。副磁気駆動装置60が、特許請求の
範囲の欄記載の「第2の駆動手段」を構成する。
【0027】副磁気駆動装置60は、フォロイング時に
動作するものであり、発生する駆動力はシーク動作に必
要とされる駆動力に比べて小さくて足り、よって、主磁
気駆動装置51に比べて数分の1の小さいサイズで足
り、よって、上記のように、平面図上、ハブ部47a内
に含まれる領域内に組み込まれている。副磁気駆動装置
60は、対向している偏平の四角形の駆動コイル61と
永久磁石62と、ヨーク63、64とよりなる。偏平の
駆動コイル61は、ヨーク63の上面に固定されて、シ
ャーシベース44に固定してある。勿論、シャーシベー
ス44を磁性体としてヨーク63を兼ねるようにしても
よい。永久磁石62は、ヨーク64の下面に固定され
て、ハブ部47aの下面の凹部47a1内に固定してあ
る。永久磁石62は、板状であり、円弧形状を有してお
り、周方向上、中央で分割されて二極に着磁されてい
る。偏平の駆動コイル61の大きさは、軸49を通る半
径方向に延在する二つの辺部分61a,61b間の開き
角度αが、上記の駆動コイル53の対応する辺部分の開
き角度αと同じである構成である。ヘッドキャリッジ4
7がどの回動位置に位置している場合にも副磁気駆動装
置60が正常に動作するようにするためである。
【0028】上記構成の磁気ヘッドキャリッジ装置41
は、図1(A),(B)に示すように、軸49を基準に
見た場合に、副磁気駆動装置60が磁気ディスク45と
は略反対側の位置に配設してある。よって、磁気ディス
ク45と磁気ヘッドキャリッジ装置41とは、通常の磁
気ヘッドキャリッジ装置(主磁気駆動装置51のみを有
し、副磁気駆動装置60は有しない構成である)が使用
されている場合と同様に配置されている。よって、磁気
ディスク装置30は良好な組立て性を有する。また、磁
気ディスク45は副磁気駆動装置60の永久磁石62か
ら離れており、磁気ディスク45の記録情報は永久磁石
62からの磁力によって少しも影響をうけない。
【0029】次に、上記構成の磁気ディスク装置40の
動作について説明する。磁気ディスク装置40が動作す
るときに、磁気ヘッドキャリッジ装置41は、図4中、
マイクロコントローラユニット(MCU)70によって
制御されて動作する。71はバスである。読み取り時に
は、磁気ヘッドスライダ42が回転している磁気ディス
ク45からピックアップした情報がリードライト回路7
2によって読み取られる。書込時には、リードライト回
路72より出力される情報が磁気ヘッドスライダ42に
よって磁気ディスク45に書き込まれる。また、位置検
出回路73が、磁気ヘッドスライダ42が回転している
磁気ディスク45からピックアップした情報より、磁気
ヘッドスライダ42がトレースしている磁気ディスク4
5のトラック45aを検出する。
【0030】シーク及びシークからフォロイングへの切
り換えは、MCU70からの指令によって行われる。M
CU70からシーク指令が出ると、主磁気駆動装置駆動
回路74が動作し、駆動コイル53(図2参照)に駆動
電流が供給され、主磁気駆動装置51が、図5(A)に
示すように動作して、ヘッドキャリッジ47が回動され
て、磁気ヘッドスライダ42が所定のトラックに移動さ
れる。主磁気駆動装置51は大きい力F10を発生し、
ヘッドキャリッジ47は素早く回動され、シークは短い
時間で完了する。
【0031】磁気ヘッドスライダ42が所定のトラック
に移動されると、MCU70からフォロイング指令が出
て、主磁気駆動装置51の動作が停止し、副磁気駆動装
置駆動回路75が図5(B)に示すように動作を開始す
る。副磁気駆動装置駆動回路75は、位置検出回路73
からの情報に基づいて駆動コイル61に駆動電流を供給
する。これによって、副磁気駆動装置60が図6
(A),(B)に示すように動作し、ヘッドキャリッジ
47が微小角度回動されて、磁気ヘッドスライダ42が
回転している磁気ディスク45のトラック45aに追従
してフォロイングする。勿論、シーク時に副磁気駆動装
置60をも動作させてもよい。
【0032】このフォロイング時、副磁気駆動装置60
は、図6(A),(B)に示すように、力F11又は力
F12を発生する。副磁気駆動装置60が発生する力F
11によって、軸49には、並進力F11aが発生する
のと等価である。副磁気駆動装置60が発生する力F1
2によって、軸49には、並進力F12aが発生するの
と等価である。この並進力F11a、F12aの方向
は、ヘッドキャリッジ47の長手方向の軸線CXの方向
であり、磁気ヘッドスライダ42の部分についてみる
と、磁気ディスク45のトラック45aの長手方向であ
り、トラック45aの幅方向ではない。よって、並進力
F10a、F11aは、磁気ヘッドスライダ42のトラ
ック45aに対する位置決めの影響が受けにくい方向、
即ち磁気ヘッドスライダ42が回転している磁気ディス
ク45のトラック45aに追従してフォロイングする動
作に影響を与えない方向である。これにより、磁気ヘッ
ドスライダ42はトラック45aに対して高精度に位置
決めされ、フォロイング動作は精度良く行われる。
【0033】MCU70、バス71、位置検出回路7
3、主磁気駆動装置駆動回路74、副磁気駆動装置駆動
回路75が、特許請求の範囲の欄記載の「制御手段」を
構成する。 〔第1実施例の第1の変形例〕図7(A)は磁気ヘッド
キャリッジ装置41Aを示す。磁気ヘッドキャリッジ装
置41Aは、副磁気駆動装置60A以外は前記の磁気ヘ
ッドキャリッジ装置41の構成と同じである。副磁気駆
動装置60Aは、図7(B)に示すように、永久磁石6
2がZ1,Z2方向上ヘッドキャリッジ47Aの重心G
と同じ高さに位置している構造である。ハブ部47aA
の下面の凹部47a1Aは前記の凹部47a1より大き
い。
【0034】この磁気ヘッドキャリッジ装置41Aによ
れば、フォロイング動作時に、磁気ヘッドキャリッジ装
置41Aを倒す方向の倒れモードが励起されない。よっ
て、磁気ヘッドスライダ42はトラックに対してより高
精度に位置決めされ、フォロイング動作は更に精度良く
行われる。 〔第1実施例の第2の変形例〕図8(A)は磁気ヘッド
キャリッジ装置41Bを示す。磁気ヘッドキャリッジ装
置41Bは、副磁気駆動装置60B以外は前記の磁気ヘ
ッドキャリッジ装置41の構成と同じである。副磁気駆
動装置60Bは、図8(B)に示すように、四角形で偏
平の駆動コイル61Bがコイルサポート70によってシ
ャーシベース44に立てて固定してあり、ハブ部47a
Bに形成してある円弧状のスリット47a1B内に入っ
ており、永久磁石62Bが軸受48の外輪の周面に固定
してあり、ヨーク63Bが円弧状のスリット47a1B
の壁面に固定してある構造である。永久磁石62Bは、
Z1,Z2方向上ヘッドキャリッジ47Bの重心Gと同
じ高さに位置している。
【0035】この磁気ヘッドキャリッジ装置41Bによ
れば、フォロイング動作時に、磁気ヘッドキャリッジ装
置41Bを倒す方向の倒れモードが励起されない。よっ
て、磁気ヘッドスライダ42はトラックに対してより高
精度に位置決めされ、フォロイング動作は更に精度良く
行われる。 〔第2実施例〕図9(A),(B)は本発明の第2実施
例になる磁気ディスク装置の磁気ヘッドキャリッジ装置
41Cを示す。磁気ヘッドキャリッジ装置41Cは、副
磁気駆動装置60C以外は前記の磁気ヘッドキャリッジ
装置41の構成と同じである。
【0036】副磁気駆動装置60Cは、線CX上であっ
て、軸49よりX2方向側の部位(磁気ヘッドスライダ
42側の部位)であって、軸受48に近接して、平面図
上、ハブ部47aC内に含まれる領域に設けてある。副
磁気駆動装置60Cは、図9(B)に示すように、偏平
の四角形の駆動コイル61Cがコイルサポート70によ
ってシャーシベース44に立てて固定してあり、ハブ部
47aCに形成してある円弧状のスリット47a1C内
に入っており、永久磁石62Cが軸受48の外輪の周面
に固定してあり、ヨーク63Cが円弧状のスリット47
a1Cの壁面に固定してある構造である。
【0037】上記構成の磁気ヘッドキャリッジ装置41
Cは、図9(A)に示すように、副磁気駆動装置60C
が小型であって、軸受48に近接して、平面図上、ハブ
部47aC内に含まれる領域に設けてある。よって、磁
気ディスク45と磁気ヘッドキャリッジ装置41とは、
通常の磁気ヘッドキャリッジ装置が使用されている場合
と同様に配置されている。よって、磁気ディスク装置は
良好な組立て性を有する。
【0038】磁気ヘッドキャリッジ装置41Cは、図1
0中、マイクロコントローラユニット(MCU)70に
よって制御されて動作する。磁気ヘッドキャリッジ装置
41Cは、以下のように、第1の動作態様で動作して所
期の目的を達成し、或いは、第2の動作態様で動作して
も所期の目的を達成する。
【0039】第1の動作態様 MCU70からシーク指令がでると、主磁気駆動装置駆
動回路74が動作し、駆動コイル53に駆動電流が供給
され、主磁気駆動装置51が、図11(A)に示すよう
に動作して、ヘッドキャリッジ47Cが回動されて、磁
気ヘッドスライダ42が所定のトラックに移動される。
続いて、シークからフォロイングへ切り換わる。
【0040】MCU70からフォロイング指令がでる
と、主磁気駆動装置駆動回路74に加えて、副磁気駆動
装置駆動回路75が図11(B)に示すように動作を開
始する。磁気ヘッドスライダ42が回転している磁気デ
ィスク45のトラック45aの中心から磁気ディスク4
5の中心の方向にずれた場合には、図12(A)に示す
ように、主磁気駆動装置51が力F13を発生し、副磁
気駆動装置60Cが力F14を発生し、ヘッドキャリッ
ジ47Cが時計方向に僅かに回動されて、磁気ヘッドス
ライダ42がトラック45aに追従する。逆に、磁気ヘ
ッドスライダ42が回転している磁気ディスク45のト
ラック45aの中心から磁気ディスク45の外周の方向
にずれた場合には、図12(B)に示すように、主磁気
駆動装置51が力F15を発生し、副磁気駆動装置60
Cが力F16を発生し、ヘッドキャリッジ47Cが反時
計方向に僅かに回動されて、磁気ヘッドスライダ42が
トラック45aに追従する。ここで、各駆動回路74、
75の出力側の増幅器(図示せず)のゲイン等が適宜調
整されており、力F13の大きさと力F14の大きさと
は等しく、且つ力F15の大きさと力F16の大きさと
が等しいようになっている。
【0041】よって、図12(A)に示す場合にも、図
12(B)に示す場合にも、軸49に作用する並進力は
打ち消され、ヘッドキャリッジ47Cには軸49周りの
トルクのみが働く。軸49には並進力が作用しない。図
13(B)は、図9の磁気ヘッドキャリッジ装置41C
の周波数特性を示すす。図13(A)は、従来の磁気ヘ
ッドキャリッジ装置(図9の磁気ヘッドキャリッジ装置
41Cから副磁気駆動装置60Cを取り除いた構成)の
周波数特性を示す。磁気ヘッドキャリッジ装置では、ヘ
ッドキャリッジの回動中心軸となる軸受に並進力が作用
するため、周波数f1(約4kHz)で、主に軸受の並
進剛性が低いことに起因するモードの共振のピーク10
0が発生している。ピーク101は主にアーム部47b
の面内曲げモードの共振のピークであり、周波数f1よ
り高い周波数f2(約8kHz)で発生している。
【0042】軸49には並進力が作用しないため、軸4
9の並進モードはほぼ観測されず、図13(B)に示す
ように、軸受48の剛性に起因する並進モードの共振の
ピーク100は消滅している。よって、サーボ帯域を制
限する主共振周波数が高くなり、オープンループの交差
周波数を高くできる。これにより、フォロイング動作は
精度良く行われる。
【0043】また、永久磁石62Cは、Z1,Z2方向
上ヘッドキャリッジ47Bの重心Gと同じ高さに位置し
ている。よって、フォロイング動作時に、磁気ヘッドキ
ャリッジ装置41Cを倒す方向の倒れモードが励起され
ない。よって、フォロイング動作は更に精度良く行われ
る。 第2の動作態様 MCU70からフォロイング指令がでると、図14
(A)に示すように、主磁気駆動装置51の動作が停止
し、副磁気駆動装置駆動回路75が図14(B)に示す
ように動作を開始する。図15(A)、(B)に示すよ
うに、副磁気駆動装置60Cが力F17又はF18を発
生し、ヘッドキャリッジ47Cが僅かに回動されて、磁
気ヘッドスライダ42がトラック45aに追従する。
【0044】ここで、力F17又はF18が作用する位
置は、軸49より磁気ヘッドスライダ42の側の位置で
ある。よって、磁気ヘッドキャリッジ装置41Cの周波
数特性は、図16に示すようになる。主に軸受剛性に起
因するモードは符号103で示すように、剛体モードの
位相と同相であり、よって、フォロイング動作の安定性
に影響は及ばない。よって、サーボ帯域を制限する主共
振周波数は共振ピーク101で表れるものとなり、オー
プンループの交差周波数が高くなる。これにより、フォ
ロイング動作は精度良く行われる。
【0045】また、永久磁石62Cは、Z1,Z2方向
上ヘッドキャリッジ47Bの重心Gと同じ高さに位置し
ている。よって、フォロイング動作時に、磁気ヘッドキ
ャリッジ装置41Cを倒す方向の倒れモードが励起され
ない。よって、フォロイング動作は更に精度良く行われ
る。以上の説明の第1、第2の動作態様において、副磁
気駆動装置60Cはシークに用いてもよいし、用いなく
てもよい。
【0046】次に、上記第2実施例の第1乃至第5の変
形例について説明する。各変形例は副磁気駆動装置60
Cの変形例である。 〔第2実施例の第1の変形例〕図17の磁気ヘッドキャ
リッジ装置41Dは、副磁気駆動装置60Dを有する。
副磁気駆動装置60Dは、永久磁石62Dが固定側であ
り、偏平の駆動コイル61Dが可動側である構成であ
る。永久磁石62Dはシャーシベース44に立てて固定
してある。駆動コイル61Dは、ヨーク63Dに固定さ
れて、スリット47a1Dの壁面に固定してある。
【0047】〔第2実施例の第2の変形例〕図18の磁
気ヘッドキャリッジ装置41Eは、副磁気駆動装置60
Eを有する。副磁気駆動装置60Eは、永久磁石62E
が固定側であり、偏平の駆動コイル61Eが可動側であ
る構成である。永久磁石62Eは、ヨーク63Eに固定
されて、シャーシベース44に立てて固定してある。駆
動コイル61Eは、軸受48の外周面に固定してある。
【0048】〔第2実施例の第3の変形例〕図19の磁
気ヘッドキャリッジ装置41Fは、副磁気駆動装置60
Fを有する。副磁気駆動装置60Fは、偏平の駆動コイ
ル61Fが固定側であり、永久磁石62Fが可動側であ
る構成である。駆動コイル61Fは、シャーシベース4
4に立てて固定してある。永久磁石62Fは、ヨーク6
3Fに固定されて、スリット47a1Fの壁面に固定し
てある.軸受48の外周面に固定してある。
【0049】〔第2実施例の第4の変形例〕図20
(A),(B)の磁気ヘッドキャリッジ装置41Gは、
副磁気駆動装置60Gを有する。副磁気駆動装置60G
は、偏平の駆動コイル61Gが固定側であり、永久磁石
62Gが可動側である構成である。駆動コイル61G
は、ヨーク63Gの上面に固定されて、シャーシベース
44上に固定してある。永久磁石62Gは、ヨーク64
Fに固定されて、ハブ部47aGの下面の凹部47a1
G内に固定してある。
【0050】〔第2実施例の第5の変形例〕図21
(A),(B)の磁気ヘッドキャリッジ装置41Gは、
副磁気駆動装置60Hを有する。副磁気駆動装置60H
は、構造的には上記の副磁気駆動装置60Gと類似して
おり、永久磁石62Hが固定側であり、偏平の駆動コイ
ル61Hが可動側である構成である。永久磁石62H
は、ヨーク64Hの上面に固定されて、シャーシベース
44に固定してある。駆動コイル61Hは、ヨーク63
Hの下面に固定されて、ハブ部47aHの下面の凹部4
7a1H内に固定してある。
【0051】なお、上記の各実施例において、磁気ヘッ
ドスライダに代えて、光ヘッドをスライダと一体に設け
てなる構成の光ヘッドスライダを搭載することも出来
る。よって、本発明は、光ヘッドスライダ用のサスペン
ション、光ヘッドスライダ支持装置、光ディスク装置と
しても実施可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、第1の駆動手段とは別に、フォロイング動作時に動
作する第2の駆動手段を設け、且つ、この第2の駆動手
段を軸を通りヘッドキャリッジの長手方向軸線と直交す
る線上の部位に配してなる構成としてあるため、フォロ
イング動作時のヘッドのディスクのトラックに対する位
置決め精度の向上を実現出来ると共に、ヘッドキャリッ
ジ装置とディスクとを組み付けてディスク装置を構成す
る場合にディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉しに
くい構造、即ち、組立て性の良いディスク装置を実現出
来る。
【0053】請求項2の発明は、フォロイング動作時に
動作する第2の駆動手段を、軸を通りヘッドキャリッジ
の長手方向軸線と直交する線上の部位であって、ディス
クが配される側とは反対側の部位に配してなる構成とし
てあるため、ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み
付けてディスク装置を構成する場合にディスクとヘッド
キャリッジ装置との干渉が更にし難くなり、よって、更
に組立て性の良いディスク装置を実現出来る。
【0054】請求項3の発明は、フォロイング動作時に
動作する第2の駆動手段を、ヘッドキャリッジの長手方
向軸線上であって、軸よりヘッド側の部位に設けてなる
構成としたため、フォロイング動作時のヘッドのディス
クのトラックに対する位置決め精度の向上を実現出来る
と共に、ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み付け
てディスク装置を構成する場合にディスクとヘッドキャ
リッジ装置とが干渉しにくい構造、即ち、組立て性の良
いディスク装置を実現出来る。
【0055】請求項4の発明は、第2の駆動手段をヘッ
ドキャリッジのハブ部の部位に設けた構成であるため、
ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み付けてディス
ク装置を構成する場合にディスクとヘッドキャリッジ装
置との干渉が更にし難くなり、よって、更に組立て性の
良いディスク装置を実現出来る。請求項5の発明は、回
転するディスクと、請求項1、2、又は4記載のヘッド
キャリッジ装置と、該ヘッドを別トラックに移動させる
シーク動作時には少なくとも上記第1の駆動手段を動作
させ、該ヘッドをトラックに追従させるフォロイング動
作時には上記第2の駆動手段を動作させるようにする制
御手段とよりなる構成としたため、シーク動作は素早く
行うことが出来、フォロイング動作時には第2の駆動手
段が動作することによって、軸に作用する並進力の方向
がヘッドをトラックの長手方向に変位させる方向、即
ち、ヘッドのトラックに対する位置決め精度を損なわな
い方向となって、ヘッドのディスクのトラックに対する
位置決め精度の向上が図られて、高密度記録化が実現出
来、更には、ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み
付ける場合にディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉
しにくい構造、即ち、組立て性の良いディスク装置を実
現出来る。
【0056】請求項6の発明は、回転するディスクと、
請求項3又は4記載のヘッドキャリッジ装置と、ヘッド
を別トラックに移動させるシーク動作時には少なくとも
上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘッドをトラックに
追従させるフォロイング動作時には上記第1の駆動手段
と上記第2の駆動手段とを動作させるようにする制御手
段とよりなる構成としたため、シーク動作は素早く行う
ことが出来る。また、フォロイング動作時には第1の駆
動手段と第2の駆動手段とが動作することによって軸に
並進力が作用しないように出来て、軸に並進力が作用す
ることに起因して発生していた軸受剛性に起因するキャ
リッジ並進モードが観測されなくなり、ヘッドキャリッ
ジ装置の周波数特性は、主共振周波数が高くなり、位置
決めサーボ系のループゲインが大きくできて、オープン
ループの交差周波数が高くなって、フォロイング動作時
のヘッドのディスクのトラックに対する位置決め精度の
向上が図られて、高密度記録化が実現出来る。更には、
ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み付ける場合に
ディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉しにくい構
造、即ち、組立て性の良いディスク装置を実現出来る。
【0057】請求項7の発明は、回転するディスクと、
請求項3又は4記載のヘッドキャリッジ装置と、ヘッド
を別トラックに移動させるシーク動作時には少なくとも
上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘッドをトラックに
追従させるフォロイング動作時には上記第2の駆動手段
のみを動作させるようにする制御手段とよりなる構成と
したため、シーク動作は素早く行うことが出来、フォロ
イング動作時には上記第2の駆動手段のみを動作させる
ことによって、軸受剛性に起因するキャリッジ並進モー
ドを剛体モードと同相化できるため、位置決めサーボ系
のサーボ帯域を制限する主共振周波数が高くなり、オー
プンループの交差周波数が高くなって、フォロイング動
作時のヘッドのディスクのトラックに対する位置決め精
度の向上が図られて、高密度記録化が実現出来る。更に
は、ヘッドキャリッジ装置とディスクとを組み付ける場
合にディスクとヘッドキャリッジ装置とが干渉しにくい
構造、即ち、組立て性の良いディスク装置を実現出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる磁気ディスク装置を
示す図である。
【図2】図1(A)中の磁気ヘッドキャリッジ装置を取
り出して示す図である。
【図3】図2中の副磁気駆動装置を示す図である。
【図4】磁気ヘッドキャリッジ装置と関連する回路のブ
ロック図である。
【図5】駆動回路の動作のタイミングチャートである。
【図6】フォロイング時の動作を説明する図である。
【図7】本発明の第1実施例の第1の変形例の磁気ヘッ
ドキャリッジ装置を示す図である。
【図8】本発明の第1実施例の第2の変形例の磁気ヘッ
ドキャリッジ装置を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例の磁気ヘッドキャリッジ装
置を示す図である。
【図10】磁気ヘッドキャリッジ装置と関連する回路の
ブロック図である。
【図11】駆動回路の動作のタイミングチャートであ
る。
【図12】フォロイング時の動作を説明する図である。
【図13】第1の動作態様における図9の磁気ヘッドキ
ャリッジ装置の周波数特性を従来のものと比較して示す
図である。
【図14】駆動回路の動作のタイミングチャートであ
る。
【図15】フォロイング時の動作を説明する図である。
【図16】第2の動作態様における図9の磁気ヘッドキ
ャリッジ装置の周波数特性を示す図である。
【図17】本発明の第2実施例の第1の変形例を示す図
である。
【図18】本発明の第2実施例の第2の変形例を示す図
である。
【図19】本発明の第2実施例の第3の変形例を示す図
である。
【図20】本発明の第2実施例の第4の変形例を示す図
である。
【図21】本発明の第2実施例の第5の変形例を示す図
である。
【図22】従来の1例を示す図である。
【図23】従来の別の例を示す図である。
【符号の説明】
40 磁気ディスク装置 41、41A〜41H 磁気ヘッドキャリッジ装置 45 磁気ディスク 45a トラック 47、47A〜47H ヘッドキャリッジ 47a ハブ部 48 玉軸受 49 軸 51 主磁気駆動装置 60、60A〜60B 副磁気駆動装置 70 マイクロコントローラユニット(MCU) 74 主磁気駆動装置駆動回路 75 副磁気駆動装置駆動回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドを有し、軸に関して回動可能に支
    持されており、回動して該ヘッドを回転するディスクの
    径方向に移動させるヘッドキャリッジと、該軸に関して
    上記ヘッドと反対側に設けてあり、該ヘッドキャリッジ
    を回動させる力を発生する第1の駆動手段とを有するヘ
    ッドキャリッジ装置において、 上記軸を通り、該ヘッドキャリッジの長手方向軸線と直
    交する線上の部位に、該ヘッドキャリッジを回動させる
    力を発生する第2の駆動手段を設けてなる構成としたこ
    とを特徴とするヘッドキャリッジ装置。
  2. 【請求項2】 ヘッドを有し、軸によって回動可能に支
    持されており、回動して該ヘッドを回転するディスクの
    径方向に移動させるヘッドキャリッジと、該軸に関して
    上記ヘッドと反対側に設けてあり、該ヘッドキャリッジ
    を回動させる力を発生する第1の駆動手段とを有する磁
    気ヘッドキャリッジ装置において、 上記軸を通り、該ヘッドキャリッジの長手方向軸線と直
    交する線上であって、上記ディスクが配される側とは反
    対側の部位に、該ヘッドキャリッジを回動させる力を発
    生する第2の駆動手段を設けてなる構成としたことを特
    徴とするヘッドキャリッジ装置。
  3. 【請求項3】 ヘッドを有し、軸によって回動可能に支
    持されており、回動して該ヘッドを回転するディスクの
    径方向に移動させるヘッドキャリッジと、該軸に関して
    上記ヘッドと反対側に設けてあり、該ヘッドキャリッジ
    を回動させる力を発生する第1の駆動手段とを有する磁
    気ヘッドキャリッジ装置において、 該ヘッドキャリッジの長手方向軸線上であって、該軸よ
    り上記ヘッド側の部位に、該ヘッドキャリッジを回動さ
    せる力を発生する第2の駆動手段を設けてなる構成とし
    たことを特徴とする磁気ヘッドキャリッジ装置。
  4. 【請求項4】 上記ヘッドキャリッジは、上記軸に嵌合
    するハブ部を有し、該第2の駆動手段は、該ヘッドキャ
    リッジのハブ部の部位に設けてある構成としたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項記載
    のヘッドキャリッジ装置。
  5. 【請求項5】 回転するディスクと、 請求項1、2、又は4記載のヘッドキャリッジ装置と、 該ヘッドを別トラックに移動させるシーク動作時には少
    なくとも上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘッドをト
    ラックに追従させるフォロイング動作時には上記第2の
    駆動手段を動作させるようにする制御手段とよりなる構
    成としたことを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 回転するディスクと、 請求項3又は4記載のヘッドキャリッジ装置と、 該ヘッドを別トラックに移動させるシーク動作時には少
    なくとも上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘッドをト
    ラックに追従させるフォロイング動作時には上記第1の
    駆動手段と上記第2の駆動手段とを動作させるようにす
    る制御手段とよりなる構成としたことを特徴とするディ
    スク装置。
  7. 【請求項7】 回転するディスクと、 請求項3又は4記載のヘッドキャリッジ装置と、 該ヘッドを別トラックに移動させるシーク動作時には少
    なくとも上記第1の駆動手段を動作させ、該ヘッドをト
    ラックに追従させるフォロイング動作時には上記第2の
    駆動手段のみを動作させるようにする制御手段とよりな
    る構成としたことを特徴とするディスク装置。
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