JPH11273021A - 磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置Info
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- JPH11273021A JPH11273021A JP7239898A JP7239898A JPH11273021A JP H11273021 A JPH11273021 A JP H11273021A JP 7239898 A JP7239898 A JP 7239898A JP 7239898 A JP7239898 A JP 7239898A JP H11273021 A JPH11273021 A JP H11273021A
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- magnetic head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ヘッドとテープ状の磁気情報記録媒体
との接触をよくする磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置
を提供すること。 【解決手段】 本発明にあっては、1対の磁気コア半体
21、22からなっており、その突き合わせ面に形成さ
れている磁気ギャップGPと、テープ状の磁気情報記録
媒体TPに情報を記録/再生するため、磁気情報記録媒
体と摺動する摺動面30と、を有している磁気ヘッド1
0において、磁気ヘッドの摺動面30には、少なくとも
1つの凹部31、32を有している。
との接触をよくする磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置
を提供すること。 【解決手段】 本発明にあっては、1対の磁気コア半体
21、22からなっており、その突き合わせ面に形成さ
れている磁気ギャップGPと、テープ状の磁気情報記録
媒体TPに情報を記録/再生するため、磁気情報記録媒
体と摺動する摺動面30と、を有している磁気ヘッド1
0において、磁気ヘッドの摺動面30には、少なくとも
1つの凹部31、32を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド及び回
転磁気ヘッド装置の改良、特に、磁気ヘッドとテープ状
の磁気情報記録媒体との接触を向上させる磁気ヘッド及
び回転磁気ヘッド装置に関するものである。
転磁気ヘッド装置の改良、特に、磁気ヘッドとテープ状
の磁気情報記録媒体との接触を向上させる磁気ヘッド及
び回転磁気ヘッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープ状の磁気情報記録媒体である磁気
テープに対して情報を記録し、あるいは磁気情報記録媒
体の情報を再生するために、回転磁気ヘッド装置が用い
られている。この回転磁気ヘッド装置は、例えばビデオ
テープレコーダに搭載されており、固定ドラムと回転ド
ラムとからなっている。回転ドラムに磁気ヘッドが設け
られていて、磁気ヘッドが磁気テープと摺動することで
情報を記録再生する。
テープに対して情報を記録し、あるいは磁気情報記録媒
体の情報を再生するために、回転磁気ヘッド装置が用い
られている。この回転磁気ヘッド装置は、例えばビデオ
テープレコーダに搭載されており、固定ドラムと回転ド
ラムとからなっている。回転ドラムに磁気ヘッドが設け
られていて、磁気ヘッドが磁気テープと摺動することで
情報を記録再生する。
【0003】図16には回転ドラムに取り付けられてい
る磁気ヘッドの摺動面の一例を示しており、図16を参
照して磁気ヘッド1について説明する。磁気ヘッド1
は、2つの磁気半体コア2、3がガラス4により融着さ
れており、その接合面には磁気ギャップGPが形成され
ている。磁気ヘッド1が磁気テープTPと摺動する面に
は摺動面5が形成されており、摺動面5は磁気テープと
の接触をよくするため、曲面加工されている。
る磁気ヘッドの摺動面の一例を示しており、図16を参
照して磁気ヘッド1について説明する。磁気ヘッド1
は、2つの磁気半体コア2、3がガラス4により融着さ
れており、その接合面には磁気ギャップGPが形成され
ている。磁気ヘッド1が磁気テープTPと摺動する面に
は摺動面5が形成されており、摺動面5は磁気テープと
の接触をよくするため、曲面加工されている。
【0004】ここで、図17には回転磁気ヘッド装置に
配置されている磁気ヘッドと磁気テープとが接触してい
る様子示す模式図を示しており、図17を参照して回転
磁気ヘッド1について説明する。磁気ヘッド1は回転ド
ラム6の外周面に対して突出して設けられており、磁気
テープTPと接触するように配置されている。回転ドラ
ム6は矢印R1方向に回転すると、磁気ヘッド1もこれ
に同期して回転する。回転ドラム6の外周面に磁気テー
プTPが配置されていて、磁気テープは回転ドラム6の
外周面を通って矢印E方向に移動する。磁気ヘッド1は
回転ドラム6の外周面に配置されている磁気テープTP
と接触して、磁気ギャップGPから発せられる磁界によ
り磁気情報記録媒体に記録し、磁気情報記録媒体の磁界
を磁気ギャップが受信して情報を再生する。
配置されている磁気ヘッドと磁気テープとが接触してい
る様子示す模式図を示しており、図17を参照して回転
磁気ヘッド1について説明する。磁気ヘッド1は回転ド
ラム6の外周面に対して突出して設けられており、磁気
テープTPと接触するように配置されている。回転ドラ
ム6は矢印R1方向に回転すると、磁気ヘッド1もこれ
に同期して回転する。回転ドラム6の外周面に磁気テー
プTPが配置されていて、磁気テープは回転ドラム6の
外周面を通って矢印E方向に移動する。磁気ヘッド1は
回転ドラム6の外周面に配置されている磁気テープTP
と接触して、磁気ギャップGPから発せられる磁界によ
り磁気情報記録媒体に記録し、磁気情報記録媒体の磁界
を磁気ギャップが受信して情報を再生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、VTR
のデジタル化が進み、磁気情報記録媒体に記録/再生さ
れる信号は広帯域化していて信号の周波数が高くなって
きている。それに伴い、磁気情報記録媒体に記録/再生
される信号の記録波長は短くなってきている。記録信号
の波長が短くなると、磁気ヘッドと磁気情報記録媒体と
のスペーシングによる磁気記録再生ロス(以下「スペー
シングロス」という)が大きな問題となる。例えばアナ
ログVTRの場合、記録波長が1.3μm程度であるの
に対し、最近のデジタルVTRでは0.5μm程度のも
のが開発されている。ここで、記録波長とスペーシング
ロスの関係は以下の式のようになる。
のデジタル化が進み、磁気情報記録媒体に記録/再生さ
れる信号は広帯域化していて信号の周波数が高くなって
きている。それに伴い、磁気情報記録媒体に記録/再生
される信号の記録波長は短くなってきている。記録信号
の波長が短くなると、磁気ヘッドと磁気情報記録媒体と
のスペーシングによる磁気記録再生ロス(以下「スペー
シングロス」という)が大きな問題となる。例えばアナ
ログVTRの場合、記録波長が1.3μm程度であるの
に対し、最近のデジタルVTRでは0.5μm程度のも
のが開発されている。ここで、記録波長とスペーシング
ロスの関係は以下の式のようになる。
【数1】 ここで、Lsは再生用のスペーシングロス(dB)、d
は磁気ギャップの長さ(μm)、λは記録波長(nm)
を示している。
は磁気ギャップの長さ(μm)、λは記録波長(nm)
を示している。
【0006】例えば0.05μmのスペーシングロスが
あった場合の再生信号の損失は、式(1)によりアナロ
グVTRでは−2.1dB、デジタルVTRでは−5.
5dBとなり、アナログVTRに比べてデジタルVTR
が損失が約3.4dBだけ大きくなる。このようにデジ
タルVTRにおいては、スペーシングロスの問題がアナ
ログVTRに比べて大きな問題となる。
あった場合の再生信号の損失は、式(1)によりアナロ
グVTRでは−2.1dB、デジタルVTRでは−5.
5dBとなり、アナログVTRに比べてデジタルVTR
が損失が約3.4dBだけ大きくなる。このようにデジ
タルVTRにおいては、スペーシングロスの問題がアナ
ログVTRに比べて大きな問題となる。
【0007】しかし、図17に示す磁気ヘッド1と磁気
テープTPとの隙間SPは、その機構上磁気ヘッドと磁
気テープTPとの間に浮力を発生するので必然的に起こ
るものである。特に磁気ヘッド1と磁気テープTPとの
スペーシングは回転ドラム6に対して磁気テープTPが
進入するとき及び退出するときに多く発生する。すなわ
ち、この部分は磁気テープ1が磁気ヘッドを抑える力
(接触圧力)が弱く、磁気ヘッド1と磁気テープTPと
の間に隙間SPが発生するため均一な出力波形を得るこ
とができないという問題がある。
テープTPとの隙間SPは、その機構上磁気ヘッドと磁
気テープTPとの間に浮力を発生するので必然的に起こ
るものである。特に磁気ヘッド1と磁気テープTPとの
スペーシングは回転ドラム6に対して磁気テープTPが
進入するとき及び退出するときに多く発生する。すなわ
ち、この部分は磁気テープ1が磁気ヘッドを抑える力
(接触圧力)が弱く、磁気ヘッド1と磁気テープTPと
の間に隙間SPが発生するため均一な出力波形を得るこ
とができないという問題がある。
【0008】また短波長記録の場合、回転ドラム6の回
転速度は速く磁気ヘッド1と磁気テープTPとの間に発
生する浮力も大きくなる。このため、磁気ヘッド1にお
ける磁気テープTPの進入後の領域Aにおいても、磁気
テープTPの中央部分の接触圧力が制御されているにも
かかわらず、回転ドラム6及び磁気ヘッド1の回転によ
って発生する隙間SPは大きく、スペーシングロスによ
る損失は多大になってしまうという問題がある。
転速度は速く磁気ヘッド1と磁気テープTPとの間に発
生する浮力も大きくなる。このため、磁気ヘッド1にお
ける磁気テープTPの進入後の領域Aにおいても、磁気
テープTPの中央部分の接触圧力が制御されているにも
かかわらず、回転ドラム6及び磁気ヘッド1の回転によ
って発生する隙間SPは大きく、スペーシングロスによ
る損失は多大になってしまうという問題がある。
【0009】そこで本発明は上記課題を解消し、磁気ヘ
ッドとテープ状の磁気情報記録媒体との接触をよくする
磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置を提供することを目
的としている。
ッドとテープ状の磁気情報記録媒体との接触をよくする
磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、1対の磁気コア半体からなっており、その突き
合わせ面に形成されている磁気ギャップと、テープ状の
磁気情報記録媒体に情報を記録/再生するため、磁気情
報記録媒体と摺動する摺動面と、を有している磁気ヘッ
ドにおいて、磁気ヘッドの摺動面には、少なくとも1つ
の凹部を有している磁気ヘッドにより、達成される。
っては、1対の磁気コア半体からなっており、その突き
合わせ面に形成されている磁気ギャップと、テープ状の
磁気情報記録媒体に情報を記録/再生するため、磁気情
報記録媒体と摺動する摺動面と、を有している磁気ヘッ
ドにおいて、磁気ヘッドの摺動面には、少なくとも1つ
の凹部を有している磁気ヘッドにより、達成される。
【0011】本発明では、磁気ギャップが形成されてお
り、テープ状の磁気情報記録媒体に摺動される摺動面に
少なくとも1つの凹部が形成されている。これにより、
磁気ヘッドがテープ状の磁気情報記録媒体に摺動される
際、凹部が負圧を発生して、磁気ヘッドとテープ状の磁
気情報記録媒体と接触を良くしてスペーシングロスを減
らし損失を低減させる。すると、磁気ヘッドから記録/
再生される出力波形を均一にすることができる。
り、テープ状の磁気情報記録媒体に摺動される摺動面に
少なくとも1つの凹部が形成されている。これにより、
磁気ヘッドがテープ状の磁気情報記録媒体に摺動される
際、凹部が負圧を発生して、磁気ヘッドとテープ状の磁
気情報記録媒体と接触を良くしてスペーシングロスを減
らし損失を低減させる。すると、磁気ヘッドから記録/
再生される出力波形を均一にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0013】図1には本発明の回転磁気ヘッド装置の好
ましい実施の形態を示す概略断面図であり、図1を参照
して回転磁気ヘッド装置10について詳しく説明する。
図1の回転磁気ヘッド装置10は、テープ状の磁気情報
記録媒体である磁気テープTPに情報を記録しあるいは
磁気テープTPに記録されている情報を再生するのに用
いられ、例えばビデオテープレコーダ、データストリー
マ、デジタルオーディオシステム等に適用されるもので
ある。
ましい実施の形態を示す概略断面図であり、図1を参照
して回転磁気ヘッド装置10について詳しく説明する。
図1の回転磁気ヘッド装置10は、テープ状の磁気情報
記録媒体である磁気テープTPに情報を記録しあるいは
磁気テープTPに記録されている情報を再生するのに用
いられ、例えばビデオテープレコーダ、データストリー
マ、デジタルオーディオシステム等に適用されるもので
ある。
【0014】回転磁気ヘッド装置10は、固定ドラム1
1、回転ドラム12、モータM等からなっている。固定
ドラム11の下側にはモータMが配置されており、固定
ドラム11の上側には回転ドラム12が配置されてい
る。回転ドラム12とモータMとは軸14を介して接続
されており、固定ドラム11は軸14を図示しない軸受
により回転可能に保持している。回転ドラム12には例
えば2つの磁気ヘッド20、20を有しており、磁気ヘ
ッド20、20の位相差が180度になるように配置さ
れている。磁気ヘッド20は固定ドラム11と回転ドラ
ム12の間に設けられており、磁気テープTPと摺動す
るために回転ドラム12の表面から突出している。
1、回転ドラム12、モータM等からなっている。固定
ドラム11の下側にはモータMが配置されており、固定
ドラム11の上側には回転ドラム12が配置されてい
る。回転ドラム12とモータMとは軸14を介して接続
されており、固定ドラム11は軸14を図示しない軸受
により回転可能に保持している。回転ドラム12には例
えば2つの磁気ヘッド20、20を有しており、磁気ヘ
ッド20、20の位相差が180度になるように配置さ
れている。磁気ヘッド20は固定ドラム11と回転ドラ
ム12の間に設けられており、磁気テープTPと摺動す
るために回転ドラム12の表面から突出している。
【0015】固定ドラム11の外周面にはリードガイド
部13が形成されており、磁気テープTPはリードガイ
ド部13に沿って矢印Eに向かって入口側INから出口
側OUTに斜めに送られる。回転ドラム12はモータM
の作動により、固定ドラム11に対して矢印R1方向に
回転する。このとき、回転ドラム12の回転と同期して
磁気ヘッド20、20も回転し、磁気テープTPと接触
する。磁気テープTPはリードガイド部13に沿って矢
印E方向に斜めに進行しているので、磁気ヘッド20は
ヘリカルスキャンされて、磁気テープTPに対して情報
の記録/再生を行う。
部13が形成されており、磁気テープTPはリードガイ
ド部13に沿って矢印Eに向かって入口側INから出口
側OUTに斜めに送られる。回転ドラム12はモータM
の作動により、固定ドラム11に対して矢印R1方向に
回転する。このとき、回転ドラム12の回転と同期して
磁気ヘッド20、20も回転し、磁気テープTPと接触
する。磁気テープTPはリードガイド部13に沿って矢
印E方向に斜めに進行しているので、磁気ヘッド20は
ヘリカルスキャンされて、磁気テープTPに対して情報
の記録/再生を行う。
【0016】図2には回転ドラムに固定されているベー
スBに設けられている磁気ヘッド20の概略斜視図、図
3には磁気ヘッド20の概略斜視図をそれぞれ示してお
り、図2と図3を参照して磁気ヘッド20について詳し
く説明する。図2の磁気ヘッド20は、ベースBの上に
接着されており、ベースBが図1の回転ドラム12に固
定されることで、磁気ヘッド20が回転ドラム12に固
定される。図3の磁気ヘッド20は、磁気コア半体2
1、22からなっており、磁気コア半体21、22は突
き合わされてガラス融着等により接合一体化されてい
る。
スBに設けられている磁気ヘッド20の概略斜視図、図
3には磁気ヘッド20の概略斜視図をそれぞれ示してお
り、図2と図3を参照して磁気ヘッド20について詳し
く説明する。図2の磁気ヘッド20は、ベースBの上に
接着されており、ベースBが図1の回転ドラム12に固
定されることで、磁気ヘッド20が回転ドラム12に固
定される。図3の磁気ヘッド20は、磁気コア半体2
1、22からなっており、磁気コア半体21、22は突
き合わされてガラス融着等により接合一体化されてい
る。
【0017】次に、図3を参照して磁気コア半体21に
ついて詳しく説明する。尚、磁気コア半体22は、磁気
コア半体21と同一の構造を有しているのでその説明を
省略する。磁気コア半体21は金属磁性膜21a、非磁
性基板21b、21bからなっていて、金属磁性膜21
aは2つの非磁性基板21b、21bに挟まれている。
後述する磁気ギャップGPのトラック幅Twは金属磁性
膜21aの膜厚によって規制されている。
ついて詳しく説明する。尚、磁気コア半体22は、磁気
コア半体21と同一の構造を有しているのでその説明を
省略する。磁気コア半体21は金属磁性膜21a、非磁
性基板21b、21bからなっていて、金属磁性膜21
aは2つの非磁性基板21b、21bに挟まれている。
後述する磁気ギャップGPのトラック幅Twは金属磁性
膜21aの膜厚によって規制されている。
【0018】磁気コア半体21には巻線溝23、巻線ガ
イド溝24がそれぞれ形成されており、巻線溝23と巻
線ガイド溝24にはコイルが巻線される。また、磁気コ
ア半体21には外部端子25が設けられており、外部端
子25は回転ドラム12と接続されて信号の送受信を行
う。金属磁性膜21aと22aとの突き合わせ面には磁
気ギャップGPが形成されている。磁気ギャップGPは
情報の記録時には磁気コア半体21、22から発生する
磁界の広がりの範囲を絞り、情報の再生時には磁気テー
プTPからの磁束の取り入れ口として機能する。
イド溝24がそれぞれ形成されており、巻線溝23と巻
線ガイド溝24にはコイルが巻線される。また、磁気コ
ア半体21には外部端子25が設けられており、外部端
子25は回転ドラム12と接続されて信号の送受信を行
う。金属磁性膜21aと22aとの突き合わせ面には磁
気ギャップGPが形成されている。磁気ギャップGPは
情報の記録時には磁気コア半体21、22から発生する
磁界の広がりの範囲を絞り、情報の再生時には磁気テー
プTPからの磁束の取り入れ口として機能する。
【0019】図4に示すように、磁気コア半体21、2
2には摺動面30が形成されており、摺動面30は曲面
加工が施されている。これにより、磁気テープTPと摺
動面30とが接触を良好にすることができる。また、摺
動面30には凹部31、32が形成されている。凹部3
1、32は磁気コア半体21、22に磁気ギャップGP
を挟んそれぞれ設けられており、磁気テープTPと摺動
面30とが摺動したときに負圧を発生する。この負圧に
より、磁気テープTPは磁気ヘッド20側に引きつけら
れ、確実に接触することができる。
2には摺動面30が形成されており、摺動面30は曲面
加工が施されている。これにより、磁気テープTPと摺
動面30とが接触を良好にすることができる。また、摺
動面30には凹部31、32が形成されている。凹部3
1、32は磁気コア半体21、22に磁気ギャップGP
を挟んそれぞれ設けられており、磁気テープTPと摺動
面30とが摺動したときに負圧を発生する。この負圧に
より、磁気テープTPは磁気ヘッド20側に引きつけら
れ、確実に接触することができる。
【0020】次に、図1乃至図4を参照して回転磁気ヘ
ッド装置が磁気テープTPに記録/再生する方法につい
て詳しく説明する。まず、図1の磁気テープTPがガイ
ドレール部13に沿って矢印E方向に進行する。このと
き、回転ドラム12はモータMにより回転し、回転ドラ
ム12に取り付けられている磁気ヘッド20も回転す
る。このとき図5に示すように、磁気ヘッド20の摺動
面30が磁気テープTPと摺動して情報を記録/再生す
る。ここで、磁気テープTPの進行方向と磁気ヘッド2
0の回転方向は角度θ分だけ傾けられている。そして磁
気ヘッド20は磁気テープTPに対して斜めに摺動し、
いわゆるヘリカルスキャンにより記録/再生が行われ
る。
ッド装置が磁気テープTPに記録/再生する方法につい
て詳しく説明する。まず、図1の磁気テープTPがガイ
ドレール部13に沿って矢印E方向に進行する。このと
き、回転ドラム12はモータMにより回転し、回転ドラ
ム12に取り付けられている磁気ヘッド20も回転す
る。このとき図5に示すように、磁気ヘッド20の摺動
面30が磁気テープTPと摺動して情報を記録/再生す
る。ここで、磁気テープTPの進行方向と磁気ヘッド2
0の回転方向は角度θ分だけ傾けられている。そして磁
気ヘッド20は磁気テープTPに対して斜めに摺動し、
いわゆるヘリカルスキャンにより記録/再生が行われ
る。
【0021】このとき、図6に示すように磁気ヘッド2
0と磁気テープTPとの当たり始め位置PPにおいては
摺動面30に設けられている凹部32が負圧を発生し
て、磁気テープTPを摺動面30側に引きつける。一
方、磁気ヘッド20と磁気テープTPとの当たり終わり
位置PFにおいては、摺動面30の凹部31が負圧を発
生して、磁気テープTPを摺動面側に引きつける。これ
により、磁気テープTPのスペーシングロスが起こりや
すい当たり始めと当たり終わりの位置に置いて、確実に
摺動面30と磁気テープTPとを接触させることができ
るので、磁気テープTPのスペーシングロスを低減する
ことができる。
0と磁気テープTPとの当たり始め位置PPにおいては
摺動面30に設けられている凹部32が負圧を発生し
て、磁気テープTPを摺動面30側に引きつける。一
方、磁気ヘッド20と磁気テープTPとの当たり終わり
位置PFにおいては、摺動面30の凹部31が負圧を発
生して、磁気テープTPを摺動面側に引きつける。これ
により、磁気テープTPのスペーシングロスが起こりや
すい当たり始めと当たり終わりの位置に置いて、確実に
摺動面30と磁気テープTPとを接触させることができ
るので、磁気テープTPのスペーシングロスを低減する
ことができる。
【0022】図7乃至図13には、摺動面30に設けら
れている凹部の位置の様々な実施の形態を示す概略上面
図であり、図7乃至図9を参照して、本発明の別の実施
の形態について詳しく説明する。図7においては、磁気
ヘッド40は磁気コア半体22側の摺動面のみ凹部41
が形成されていて、磁気コア半体21側の摺動面には形
成されていない。この磁気ヘッド40を備えた回転ドラ
ム12が矢印R1方向に回転したとき、当たり始めの位
置PPにおいて、凹部41は負圧を発生し、磁気テープ
TPと摺動面30との接触を良好にする。よって、当た
り始めの位置PPにおいて、磁気テープTPのスペーシ
ング損失を防ぐことができる。
れている凹部の位置の様々な実施の形態を示す概略上面
図であり、図7乃至図9を参照して、本発明の別の実施
の形態について詳しく説明する。図7においては、磁気
ヘッド40は磁気コア半体22側の摺動面のみ凹部41
が形成されていて、磁気コア半体21側の摺動面には形
成されていない。この磁気ヘッド40を備えた回転ドラ
ム12が矢印R1方向に回転したとき、当たり始めの位
置PPにおいて、凹部41は負圧を発生し、磁気テープ
TPと摺動面30との接触を良好にする。よって、当た
り始めの位置PPにおいて、磁気テープTPのスペーシ
ング損失を防ぐことができる。
【0023】一方、磁気テープTPと磁気ヘッドとの当
たり終わりの位置PFにおけるスペーシングロスを改善
するには、図8に示すように、磁気コア半体22の摺動
面側に凹部51を設けることによってなされる。ずなわ
ち、当たり終わりの際に磁気テープTPと磁気ヘッド5
0の接触をよくことができる。また図9の磁気ヘッド6
0には、磁気コア半体21側に2つの凹部61a、61
bが設けられており、凹部61aは磁気ギャップGP付
近に設けられており、凹部61bは摺動面の端部に設け
られている。これにより、当たり終わり位置PFにおい
て、磁気テープTPと摺動面とが2つの凹部61a、6
1bが生じる負圧によって確実に接触するようにするこ
とができる。
たり終わりの位置PFにおけるスペーシングロスを改善
するには、図8に示すように、磁気コア半体22の摺動
面側に凹部51を設けることによってなされる。ずなわ
ち、当たり終わりの際に磁気テープTPと磁気ヘッド5
0の接触をよくことができる。また図9の磁気ヘッド6
0には、磁気コア半体21側に2つの凹部61a、61
bが設けられており、凹部61aは磁気ギャップGP付
近に設けられており、凹部61bは摺動面の端部に設け
られている。これにより、当たり終わり位置PFにおい
て、磁気テープTPと摺動面とが2つの凹部61a、6
1bが生じる負圧によって確実に接触するようにするこ
とができる。
【0024】図10の磁気ヘッド70には、磁気コア半
体21、22に凹部71、72が1つずつ設けられてお
り、磁気コア半体21に形成されている凹部71が磁気
ギャップ周辺に設けられていて、磁気コア半体22に形
成されている凹部72は摺動面の端部が設けられてい
る。これにより、当たり始めにおいては摺動面の端部に
設けられていて、確実に接触することができるととも
に、当たり終わりにおいても、凹部71、72が負圧を
発生して、磁気テープTPと磁気ヘッド70との接触を
良好にする。
体21、22に凹部71、72が1つずつ設けられてお
り、磁気コア半体21に形成されている凹部71が磁気
ギャップ周辺に設けられていて、磁気コア半体22に形
成されている凹部72は摺動面の端部が設けられてい
る。これにより、当たり始めにおいては摺動面の端部に
設けられていて、確実に接触することができるととも
に、当たり終わりにおいても、凹部71、72が負圧を
発生して、磁気テープTPと磁気ヘッド70との接触を
良好にする。
【0025】図11の磁気ヘッド80には、磁気コア半
体22側に2つの凹部82a、82bが設けられてい
て、凹部82aは磁気ギャップGP付近に設けられてお
り、凹部82bは摺動面の角に設けられている。これに
より、当たり始めにおいて磁気テープTPと摺動面との
接触を良好にし、特に、凹部が中心よりずれた位置に設
けられていることで、磁気ヘッド80が磁気テープTP
をヘリカルスキャンしたとき、凹部82a、82bの延
長線上が磁気ヘッド80が磁気テープTPに対する進行
方向と平行にしてスペーシングロスを低減するためであ
る。
体22側に2つの凹部82a、82bが設けられてい
て、凹部82aは磁気ギャップGP付近に設けられてお
り、凹部82bは摺動面の角に設けられている。これに
より、当たり始めにおいて磁気テープTPと摺動面との
接触を良好にし、特に、凹部が中心よりずれた位置に設
けられていることで、磁気ヘッド80が磁気テープTP
をヘリカルスキャンしたとき、凹部82a、82bの延
長線上が磁気ヘッド80が磁気テープTPに対する進行
方向と平行にしてスペーシングロスを低減するためであ
る。
【0026】図12の磁気ヘッド90においては、磁気
コア半体21に凹部91が形成されていて、磁気コア半
体22には凹部92a、92bが形成されている。これ
により、当たり始め位置PPにおいては凹部92a、9
2bの負圧により磁気ヘッド90と磁気テープTPの接
触を良好にし、当たり終わり位置PFにおいては凹部9
1の負圧により磁気ヘッド90と磁気テープTPの接触
を良好にする。
コア半体21に凹部91が形成されていて、磁気コア半
体22には凹部92a、92bが形成されている。これ
により、当たり始め位置PPにおいては凹部92a、9
2bの負圧により磁気ヘッド90と磁気テープTPの接
触を良好にし、当たり終わり位置PFにおいては凹部9
1の負圧により磁気ヘッド90と磁気テープTPの接触
を良好にする。
【0027】図13の磁気ヘッド100は、磁気コア半
体21には凹部101a、101bが形成されており、
磁気コア半体22には凹部102a、102bが形成さ
れている。凹部101b、102bはそれぞれ磁気コア
半体21、22の角に形成さており、凹部101a、1
01b、102a、102bは磁気ヘッド100が磁気
テープTPに対して移動する際の進行方向と平行になる
ように、直線的に形成されている。これにより、各凹部
が負圧を発生して当たり始め位置PP及び当たり終わり
位置PFにおける磁気ヘッド100と磁気テープTPと
の接触を良好にすることができる。
体21には凹部101a、101bが形成されており、
磁気コア半体22には凹部102a、102bが形成さ
れている。凹部101b、102bはそれぞれ磁気コア
半体21、22の角に形成さており、凹部101a、1
01b、102a、102bは磁気ヘッド100が磁気
テープTPに対して移動する際の進行方向と平行になる
ように、直線的に形成されている。これにより、各凹部
が負圧を発生して当たり始め位置PP及び当たり終わり
位置PFにおける磁気ヘッド100と磁気テープTPと
の接触を良好にすることができる。
【0028】上記実施の形態によると、凹部が負圧を発
生して磁気ヘッドの摺動面に磁気テープTPとの接触を
良好にし、均一な出力波形を得ることができる。図14
には磁気ヘッドの具体的な出力波形を示している。尚、
図14の出力波形は、回転磁気ヘッド装置の回転ドラム
の直径は例えば84.1(mm)、回転ドラムの回転周
波数(回転ドラムの1秒間当たりの回転数)が90(H
z)、センター周波数(信号の中心周波数)が47(M
Hz)、周波数スパン(信号の周波数変化幅)が0(M
Hz)、RBW(Resolution Bandwi
dth:分解能帯域幅)が300(kHz)、VBW
(Video Bandwidth:ビデオ・フィルタ
バンド幅)が10(kHz)の時の出力波形である。
生して磁気ヘッドの摺動面に磁気テープTPとの接触を
良好にし、均一な出力波形を得ることができる。図14
には磁気ヘッドの具体的な出力波形を示している。尚、
図14の出力波形は、回転磁気ヘッド装置の回転ドラム
の直径は例えば84.1(mm)、回転ドラムの回転周
波数(回転ドラムの1秒間当たりの回転数)が90(H
z)、センター周波数(信号の中心周波数)が47(M
Hz)、周波数スパン(信号の周波数変化幅)が0(M
Hz)、RBW(Resolution Bandwi
dth:分解能帯域幅)が300(kHz)、VBW
(Video Bandwidth:ビデオ・フィルタ
バンド幅)が10(kHz)の時の出力波形である。
【0029】図14(A)は従来の磁気ヘッド1におけ
る出力波形を示しているが、これによると当たり始め位
置PPの出力波形OW1及び当たり終わり位置PFの出
力波形OW2はスペーシングロスが発生していることに
よる出力レベルの低下が見られる。一方、図7と図11
に示すように磁気コア半体21側に凹部を設けた場合、
図14(B)に示すように、当たり始め位置PPの出力
波形OW3が改善されている。また、図8と図9に示す
ように磁気コア半体22側に凹部を設けた場合、図14
(C)に示すように、当たり終わり位置PFの出力波形
OW4において均一な出力波形が見られる。さらに、図
4、図10、図12及び図13に示すように磁気コア半
体21、22にそれぞれ凹部を設けた倍、図14(D)
に示すように、当たり始め位置PP及び当たり終わり位
置PFに対応する出力波形OW3及びOW4に均一な出
力波形が見られる。このように、摺動面に凹部を設け凹
部が発する負圧を利用することで、均一な出力波形を得
ることができる。
る出力波形を示しているが、これによると当たり始め位
置PPの出力波形OW1及び当たり終わり位置PFの出
力波形OW2はスペーシングロスが発生していることに
よる出力レベルの低下が見られる。一方、図7と図11
に示すように磁気コア半体21側に凹部を設けた場合、
図14(B)に示すように、当たり始め位置PPの出力
波形OW3が改善されている。また、図8と図9に示す
ように磁気コア半体22側に凹部を設けた場合、図14
(C)に示すように、当たり終わり位置PFの出力波形
OW4において均一な出力波形が見られる。さらに、図
4、図10、図12及び図13に示すように磁気コア半
体21、22にそれぞれ凹部を設けた倍、図14(D)
に示すように、当たり始め位置PP及び当たり終わり位
置PFに対応する出力波形OW3及びOW4に均一な出
力波形が見られる。このように、摺動面に凹部を設け凹
部が発する負圧を利用することで、均一な出力波形を得
ることができる。
【0030】ところで、本発明は、上記実施の形態に限
定されない。上記実施の形態において、磁気ヘッドの摺
動面に凹部を形成しているが、MIG(Metal I
n Gap)型磁気ヘッドや積層型磁気ヘッドにおいて
本発明を用いてももちろんかまわない。この場合の摺動
面の様子は図15に示している。また、上記実施の形態
においては凹部の形状は楕円形になっているが、これに
限らず、回転磁気ヘッド装置の回転ドラム等の構造や、
回転ドラムの回転数、磁気テープの硬さ、磁気テープの
テンション、磁気ヘッドの回転ドラムからの突き出し
量、磁気ヘッドの摺動部寸法等によっても異なる。ま
た、これらの条件によって、当たり始め位置PPあるい
は当たり終わり位置PFの異連れかに凹部を設ければよ
い場合もあるし、両方改善する必要がある場合もある。
定されない。上記実施の形態において、磁気ヘッドの摺
動面に凹部を形成しているが、MIG(Metal I
n Gap)型磁気ヘッドや積層型磁気ヘッドにおいて
本発明を用いてももちろんかまわない。この場合の摺動
面の様子は図15に示している。また、上記実施の形態
においては凹部の形状は楕円形になっているが、これに
限らず、回転磁気ヘッド装置の回転ドラム等の構造や、
回転ドラムの回転数、磁気テープの硬さ、磁気テープの
テンション、磁気ヘッドの回転ドラムからの突き出し
量、磁気ヘッドの摺動部寸法等によっても異なる。ま
た、これらの条件によって、当たり始め位置PPあるい
は当たり終わり位置PFの異連れかに凹部を設ければよ
い場合もあるし、両方改善する必要がある場合もある。
【0031】さらに、上記実施の形態では磁気ヘッドを
有する回転磁気ヘッド装置は1つの回転ドラムと1つの
固定ドラムを含む2層型の回転磁気ヘッド装置である
が、これに限らず、中ドラムが回転ドラムであり、上ド
ラム及び下ドラムが固定ドラムの3層型回転磁気ヘッド
装置に対しても適用できる。そして、回転磁気ヘッド装
置は、VTRに限らず、他の種類のテープ状の情報記録
媒体の記録/再生に用いることができる。また、磁気ヘ
ッドは例えば2つ回転ドラムに設けられているが、1つ
〜4つもしくはそれ以上設けられている回転磁気ヘッド
装置にも適用できる。
有する回転磁気ヘッド装置は1つの回転ドラムと1つの
固定ドラムを含む2層型の回転磁気ヘッド装置である
が、これに限らず、中ドラムが回転ドラムであり、上ド
ラム及び下ドラムが固定ドラムの3層型回転磁気ヘッド
装置に対しても適用できる。そして、回転磁気ヘッド装
置は、VTRに限らず、他の種類のテープ状の情報記録
媒体の記録/再生に用いることができる。また、磁気ヘ
ッドは例えば2つ回転ドラムに設けられているが、1つ
〜4つもしくはそれ以上設けられている回転磁気ヘッド
装置にも適用できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、磁気ヘッドとテー
プ状の磁気情報記録媒体との接触をよくする磁気ヘッド
及び回転磁気ヘッド装置を提供することができる。
プ状の磁気情報記録媒体との接触をよくする磁気ヘッド
及び回転磁気ヘッド装置を提供することができる。
【図1】本発明の回転磁気ヘッド装置の好ましい実施の
形態を示す概略斜視図。
形態を示す概略斜視図。
【図2】本発明の磁気ヘッドの好ましい実施の形態を示
す概略斜視図。
す概略斜視図。
【図3】本発明の磁気ヘッドの摺動面の一例を示す上面
図。
図。
【図4】本発明の磁気ヘッドが磁気テープと摺動する様
子を示す模式図。
子を示す模式図。
【図5】本発明の回転ドラムに設けられた磁気ヘッドが
磁気テープに接触する際の当たり始めと当たり終わりを
示す概略上面図。
磁気テープに接触する際の当たり始めと当たり終わりを
示す概略上面図。
【図6】本発明の回転ドラムに設けられた磁気ヘッドが
磁気テープに接触する際の当たり始めと当たり終わりを
示す概略上面図。
磁気テープに接触する際の当たり始めと当たり終わりを
示す概略上面図。
【図7】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形態
を示す上面図。
を示す上面図。
【図8】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形態
を示す上面図。
を示す上面図。
【図9】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形態
を示す上面図。
を示す上面図。
【図10】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形
態を示す上面図。
態を示す上面図。
【図11】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形
態を示す上面図。
態を示す上面図。
【図12】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形
態を示す上面図。
態を示す上面図。
【図13】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形
態を示す上面図。
態を示す上面図。
【図14】本発明の磁気ヘッドを用いた場合の磁気ヘッ
ドの出力波形を示すグラフ図。
ドの出力波形を示すグラフ図。
【図15】本発明の磁気ヘッドの摺動面の別の実施の形
態を示す上面図。
態を示す上面図。
【図16】従来の磁気ヘッドの摺動面を示す上面図。
【図17】従来の回転ドラムに設けられた磁気ヘッドが
磁気テープに接触する際の当たり始めと当たり終わりを
示す概略上面図。
磁気テープに接触する際の当たり始めと当たり終わりを
示す概略上面図。
10・・・回転磁気ヘッド装置、11・・・固定ドラ
ム、12・・・回転ドラム、20・・・磁気ヘッド、2
1、22・・・磁気半体コア、30・・・摺動面、3
1、32・・・凹部、GP・・・磁気ギャップ。
ム、12・・・回転ドラム、20・・・磁気ヘッド、2
1、22・・・磁気半体コア、30・・・摺動面、3
1、32・・・凹部、GP・・・磁気ギャップ。
Claims (5)
- 【請求項1】 1対の磁気コア半体からなっており、そ
の突き合わせ面に形成されている磁気ギャップと、テー
プ状の磁気情報記録媒体に情報を記録/再生するため、
磁気情報記録媒体と摺動する摺動面と、を有している磁
気ヘッドにおいて、 磁気ヘッドの摺動面には、少なくとも1つの凹部を有し
ていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 凹部は、一方の磁気コア半体のみ形成さ
れている請求項1に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 凹部は、1対の磁気コア半体それぞれの
摺動面に形成されている請求項1に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項4】 凹部は、磁気ヘッドの摺動面のテープの
進行方向に対する端部に形成されている請求項1に記載
の磁気ヘッド。 - 【請求項5】 固定ドラムと、固定ドラムに対して回転
し磁気ヘッドが設けられている回転ドラムと、からなっ
ており、磁気ヘッドは1対の磁気コア半体からなってい
て、その突き合わせ面に形成されている磁気ギャップ
と、テープ状の磁気情報記録媒体に情報を記録/再生す
るため、磁気情報記録媒体と摺動する摺動面と、を有し
ている回転磁気ヘッド装置において、 磁気ヘッドは、磁気ヘッドの摺動面に少なくとも1つの
凹部を有していることを特徴とする回転磁気ヘッド装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239898A JPH11273021A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239898A JPH11273021A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11273021A true JPH11273021A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13488138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7239898A Pending JPH11273021A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 磁気ヘッド及び回転磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11273021A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7050265B2 (en) | 2002-02-19 | 2006-05-23 | Sony Corporation | Negative pressure type rotary head drum unit and magnetic tape drive using the same |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP7239898A patent/JPH11273021A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7050265B2 (en) | 2002-02-19 | 2006-05-23 | Sony Corporation | Negative pressure type rotary head drum unit and magnetic tape drive using the same |
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