JPH11272644A - マイクロコントローラ - Google Patents

マイクロコントローラ

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JPH11272644A
JPH11272644A JP10074716A JP7471698A JPH11272644A JP H11272644 A JPH11272644 A JP H11272644A JP 10074716 A JP10074716 A JP 10074716A JP 7471698 A JP7471698 A JP 7471698A JP H11272644 A JPH11272644 A JP H11272644A
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JP
Japan
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clock
peripheral
circuit
control signal
output
Prior art date
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Application number
JP10074716A
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English (en)
Inventor
Toshihide Nagatome
俊秀 永留
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用するシステムクロックと周辺クロックの
周波数が任意に設定可能なマイクロコントローラを提供
する。 【解決手段】 周辺クロックで動作する周辺回路と、周
辺回路の出力を、制御信号CONTに応じてデータバス62
上に供給するバスドライバと、周辺回路の出力を保持し
バスドライバに出力するッチ回路とを備える周辺機能部
30を使用するともに、周辺機能部30内のラッチ回路
を制御するための、周辺クロックに同期した制御信号
を、周辺クロック並びにCPU10が出力する制御信号
CONTに基づき生成するRD/WR制御部40をマイクロ
コントローラ内に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコントロ
ーラに関し、特に、周波数の異なるシステムクロックと
周辺クロックとが使用されるマイクロコントローラに関
する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコントローラの中には、周辺回
路の動作速度を変えずに、中央処理装置(以下CPUを
称す)の動作速度が変えられるものが存在している。
【0003】例えば、特開平7−295956号公報に
は、CPUに供給されるシステムクロックと周辺回路に
供給される周辺クロックが同じクロックから生成される
マイクロコントローラであって、図5に示してあるよう
に、システムクロックのクロックパルスの間隔をあける
ことによって、CPUの動作速度を変えられるマイクロ
コントローラが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマイク
ロコントローラでは、システムクロックと周辺クロック
とが同じクロックから生成されているので、システムク
ロックと周辺クロックは同期がとれている。従って、上
記マイクロコントローラは、CPUによる周辺回路のア
クセス時に、同期を取るための処理を行う必要がないも
のとなっているが、システムクロックと周辺クロックを
同じクロックから生成しなければならないものともなっ
ている。
【0005】すなわち、周辺クロックの周波数は、マイ
クロコントローラに備えられる周辺回路の種類に応じて
任意に設定できることが望ましく、また、システムクロ
ックの周波数もマイクロコントローラの利用状況に応じ
て任意に設定できることが望ましいが、上記マイクロコ
ントローラは、そのような設定が行えないものとなって
いた。
【0006】そこで、本発明の課題は、使用するシステ
ムクロックと周辺クロックの周波数が任意に設定可能な
マイクロコントローラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様では、(イ)システムクロック
並びに周辺クロックを発生するクロック発生回路と、
(ロ)クロック発生回路が発生するシステムクロックに
従って動作する、データバスと接続されたCPUと、
(ハ)クロック発生回路が発生する周辺クロックとCP
Uが出力する読出制御信号とに基づき、周辺クロックに
同期した第2読出制御信号を生成する制御信号生成回路
と、(ニ)クロック発生回路が発生する周辺クロックに
従って動作する周辺回路と、(ホ)制御信号生成回路が
出力する第2読出制御信号に従って周辺回路が出力する
データをラッチするラッチ回路と、(ト)読出制御信号
に従ってラッチ回路にラッチされたデータをデータバス
上に出力するバスドライバとを用いて、マイクロコント
ローラを実現する。
【0008】すなわち、本発明の第1の態様では、周辺
回路と、周辺回路の出力をデータバス上に供給するため
のバスドライバとの間に、周辺回路の出力を保持できる
ラッチ回路を設けるとともに、そのラッチ回路を制御す
るための、周辺クロックに同期した(すなわち、周辺回
路の動作に同期した)第2読出制御信号を、周辺クロッ
ク並びにCPUが出力する読出制御信号に基づき生成す
る制御信号生成回路を設ける。これによって、周辺回路
が出力するデータを、システムクロック周波数が何であ
ってもCPUが取り込めるマイクロコントローラ、つま
り、使用するシステムクロックと周辺クロックの周波数
が任意に設定可能なマイクロコントローラを実現する。
【0009】本発明の第1の態様は、CPUに対するデ
ータ出力機能のみを有する(あるいは、そのデータ出力
時のタイミング制御が特に必要とされる)周辺回路を備
えるマイクロコントローラに適したものであるが、デー
タ入出力機能を有する周辺回路を備えるマイクロコント
ローラを実現する際には、制御信号生成回路として、ク
ロック発生回路が発生する周辺クロックとCPUが出力
する読出制御信号並びに書込制御信号とに基づき、周辺
クロックに同期した第2読出制御信号及び第2書込制御
信号を生成する回路を採用し、周辺回路として、第2書
込制御信号に従って、データバス上のデータを取り込む
機能を有する回路を採用しておけば良い。
【0010】また、システムクロック並びに周辺クロッ
クを発生するクロック発生回路と、クロック発生回路が
発生するシステムクロックに従って動作する、データバ
スと接続されたCPUと、クロック発生回路が発生する
周辺クロックとCPUが出力する書込制御信号とに基づ
き、周辺クロックに同期した第2書込制御信号を生成す
る制御信号生成回路と、クロック発生回路が発生する周
辺クロックに従って動作する周辺回路であって、制御信
号生成回路が生成する第2書込制御信号に従って、デー
タバス上のデータを取り込む周辺回路とを組み合わせる
ことによって、データ入力機能のみを有する(あるいは
データ入力時のタイミング制御が特に必要とされる)周
辺回路を備えるマイクロコントローラであって、使用す
るシステムクロックと周辺クロックの周波数が任意に設
定可能なマイクロコントローラを実現することも出来
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を具体的に説明する。まず、図1を用いて、
本発明の一実施形態によるマイクロコントローラの構成
を説明する。
【0012】図示してあるように、実施形態のマイクロ
コントローラは、CPU10とメモリ部20と周辺機能
部30と読み出し/書き込み(以下、RD/WRと称
す)制御部40とクロック制御部50と共通バス60と
を備える。
【0013】共通バス60は、アドレスバス61、デー
タバス62、制御バス63、システムクロック信号線6
4、周辺クロック信号線65及びクロック一致信号線6
6で構成されており、CPU10とメモリ部20と周辺
機能部30とクロック制御部50は、アドレスバス6
1、データバス62、制御バス63によって、相互に接
続されている。さらに、クロック制御部50は、システ
ムクロック信号線64によって、CPU10及びメモリ
部20と接続されており、周辺クロック信号線65によ
って、周辺機能部30とRD/WR制御部40に接続さ
れている。また、クロック制御部50は、クロック一致
信号線66によって、RD/WR制御部40と接続され
ており、RD/WR制御部40は、周辺WR信号線3
4、周辺RDラッチ信号線35によって周辺機能部30
と接続されている。
【0014】CPU(Central Processing Unit)10
は、このマイクロコントローラの論理的中枢である。C
PU10は、一般的なマイクロコントローラ内に設けら
れているCPUと同様に、システム制御部、演算部、レ
ジスタ部、演算制御部、共通バス制御部等(図示せず)
からなり、メモリ部20内に記憶されたプログラム内の
命令に従い、各種のデジタル処理(データの読み出し/
書き込み、データの演算等)を行う。
【0015】メモリ部20は、ROM(Read Only Memor
y)21とRAM(Random Access Memory)22を備える。
ROM21は、一旦、書き込まれたデータを、電源のオ
ン/オフに関係なく保持し続ける読み出し専用のメモリ
であり、プログラムや固定データの記憶に使用される。
RAM22は、電源の供給が断たれると内部に保持され
ているデータが消失する読み書き可能なメモリであり、
データの一時的な記憶領域あるいは処理領域として使用
される。
【0016】周辺機能部30、RD/WR制御部40の
詳細は後述するが、周辺機能部30は、それぞれ、周辺
クロックで動作するカウンタ、A/D変換器、並列入出
力部、直列入出力部等を有する回路となっている。ま
た、RD/WR制御部40は、制御バス63で与えられ
る読出制御信号RD並びに書込制御信号WR、周辺クロ
ック信号線65で与えられる周辺クロック、クロック一
致信号線66で与えられるクロック一致信号に基づき、
周辺RDラッチ信号、周辺WRを生成し、それらを、周
辺WR信号線34、周辺RDラッチ信号線35を介して
周辺機能部30に供給する回路となっている。
【0017】クロック制御部50は、第1、第2クロッ
ク発生回路51、52と分周回路53と選択回路54と
からなる。第1、第2クロック発生回路51、52は、
共に、クロックを発生する回路であり、通常は、それぞ
れ、高速動作のためのMHzオーダーのクロックと時計
用の32kHzのクロックを発生している。分周回路5
3は、第1クロック発生回路51が発生したクロックを
分周して、複数の周波数のクロックを生成することが出
来る回路である。
【0018】選択回路54は、分周回路53が生成した
クロックと第2クロック発生回路52が生成したクロッ
クの中の、CPU10によってシステムクロックとして
使用することが指定されたクロックを、システムクロッ
ク信号線64を用いてCPU10並びにメモり20に供
給する回路である。さらに、選択回路54は、周辺クロ
ックとして使用することが指定されたクロックを、周辺
クロック信号線65を介して周辺機能部30並びにRD
/WR制御部40に供給する処理も行う。また、選択回
路54は、システムクロック、周辺クロックとして同じ
クロックを出力している場合には、クロック一致信号線
66を介してRD/WR制御部40に、ハイレベルのク
ロック一致信号を供給し、システムクロック、周辺クロ
ックとして異なるクロックを出力している場合には、ロ
ーレベルのクロック一致信号を供給する回路ともなって
いる。
【0019】次に、図2を用いて、RD/WR制御部4
0の構成を説明する。図示してあるように、RD/WR
制御部40は、4つのD型(遅延型)フリップフロップ
(以下、FFと表記する)0〜3と、ANDゲート4
4、46、47と、ORゲート45、48とインバータ
49とからなる。
【0020】FF0〜FF3のCK入力端子は、周辺ク
ロック信号線65に接続されている。FF0のD入力端
子は、制御バス63に含まれる、読出制御信号RD用の
信号線であるRD信号線42に接続されている。FF0
のQ出力端子は、FF1のD入力端子及びANDゲート
44の一方の入力端子と接続されており、ANDゲート
44の他方の入力端子は、FF1の−Q出力端子(図で
は、Qにバーを付した符号を用いている)と接続されて
いる。ANDゲート44の出力端子は、クロック一致信
号線66がその一方の入力端子に接続されたORゲート
45の他方の入力端子に接続されており、ORゲート4
5の出力が周辺RDラッチ信号線35に接続されてい
る。
【0021】FF2のD入力端子は、制御バス63に含
まれる、書込制御信号WR用の信号線であるWR信号線
43に接続されており、FF2のQ出力端子は、FF3
のD入力端子及び3入力ANDゲートであるANDゲー
ト47の一入力端子と接続されている。ANDゲート4
7の残りの2つの入力端子は、それぞれ、FF3の−Q
出力端子(図では、Qにバーを付した符号を用いてい
る)と、クロック一致信号線66がその入力端子に接続
されたインバータ49の出力端子に接続されている。
【0022】また、ANDゲート46の2つの入力端子
は、それぞれ、WR信号線43とクロック一致信号線6
6が接続されており、ANDゲート46、47の出力端
子が、ORゲート48の2つの入力端子にそれぞれ接続
されている。そして、ORゲート48の出力端子が周辺
WR信号線34に接続されている。
【0023】次に、周辺機能部30内に設けられている
カウンタ関連の回路構成のみを示したブロック図である
図3を用いて、周辺機能部30の構成を説明する。図示
したように、周辺機能部30内のカウンタ関連の回路
は、カウンタ31とRDラッチ32とバスドライバ33
とから構成されている。カウンタ31は、周辺WR信号
線34、周辺クロック信号線65、データバス62並び
にRDラッチ32と接続されている。また、RDラッチ
32は、周辺RDラッチ信号線35とバスドライバ33
とも接続されており、バスドライバ33は、RD信号線
42とデータバス62とも接続されている。
【0024】カウンタ31は、周辺クロック信号線65
を介して入力される周辺クロックに従って、カウントを
行い、そのカウント値(時刻データ)をRDラッチ32
側へ出力する回路である。また、カウンタ31は、周辺
WR信号線34を介して入力される周辺WRに従って、
データバス62上のデータを取り込む機能も有した回路
となっている。RDラッチ32は、周辺RDラッチ信号
線35を介してゲート端子に入力される周辺ラッチ信号
に従って、カウンタ31からのデータをラッチし、ラッ
チしたデータをバスドライバ33側へ出力する動作、あ
るいは、カウンタ31からのデータそのままバスドライ
バ33側へ出力する動作を行う。バスドライバ33は、
RD信号線42を介して入力される読出制御信号RDに
従って、RDラッチ32からのデータの、データバス6
2上への出力を行う回路である。
【0025】周辺機能部30が備える他の回路(A/D
変換器、並列入出力部、直列入出力部等)にも、RDラ
ッチ32に相当するラッチ回路が付加されており、当該
ラッチ回路の出力がバスドライバを介してデータバスに
出力されるようになっている。
【0026】以下、システムクロック周波数が周辺クロ
ック周波数よりも低い状況(クロック制御部50が、ロ
ーレベルのクロック一致信号を出力している状況)下に
おいて、周辺機能部30内のカウンタ31へのアクセス
が行われる場合を例に、図1ないし図3、及び、図4を
参照して、実施形態のマイクロコントローラの動作を説
明する。
【0027】まず、読出アクセス時の動作を説明する。
カウンタ31の内容(時刻データ)を読み出す際、CP
U10は、図4に模式的に示してあるように、システム
クロックに同期した形で、アドレスバス61上にカウン
タ31を指定するアドレスであるカウンタアドレスを出
力するとともに、RD信号線42にハイレベルのRDを
出力する。
【0028】RD/WR制御部40内のFF0は、RD
信号線42上のデータを周辺クロックの立ち下がり時に
取り込む(図2参照)ので、そのQ出力は、RDが立ち
上がった時刻t1以後に、最初に周辺クロックが立ち下
がったときに(時刻t2に)、ハイレベルに変化するこ
とになる。また、FF1は、FF0のQ出力を、周辺ク
ロックの立ち下がり時に取り込むので、その−Q(図4
では、Qにバーを付した符号を用いている)出力は、時
刻t2から1周辺クロックサイクル分の時間が経過した
ときに、ローレベルに変化することになる。
【0029】このため、FF0のQ出力とFF1の−Q
出力が入力されているANDゲート44は、時刻t2か
ら1周辺クロックサイクル分の時間が経過する間、ハイ
レベルの信号を出力する。また、ANDゲート44の出
力とクロック一致信号とが入力されているORゲート4
5は、クロック一致信号がローレベルであるので、AN
Dゲート44の出力と同じパターンの周辺RDラッチ信
号、すなわち、時刻t2から1周辺クロックサイクル分
の時間が経過する間、ハイレベルとなる周辺RDラッチ
信号を出力する。
【0030】一方、周辺機能部30内のRDラッチ32
は、周辺RDラッチ信号がハイレベルであるときに、カ
ウンタ31のカウント結果を取り込む。周辺RDラッチ
信号がハイレベルである期間は、1周辺クロックサイク
ルであるので、結局、RDラッチ32は、RDがハイレ
ベルとなった直後の周辺クロックサイクルにおけるカウ
ンタのカウント結果(図4では、“N”)を取り込み、
出力しつづけることになる。そして、RDラッチ32の
その出力が、ハイレベルのRDが入力されているバスド
ライバ33によって、データバス62上に出力され、デ
ータバス62上のデータがCPU10によって読み取ら
れ、読出アクセスが完了することになる。
【0031】次に、書込アクセス時の動作を説明する。
カウンタ31に、例えばデータ“M”を書き込む際、C
PU10は、システムクロックに同期した形で、アドレ
スバス上にカウンタアドレスを出力する。また、データ
バス上に、データ“M”を出力し、WR信号線上にハイ
レベルのWRを出力する。
【0032】RD/WR制御部40内のFF2は、WR
信号線43上のデータを周辺クロックの立ち下がり時に
取り込むので、そのQ出力は、図4に示してあるよう
に、RDが立ち上がった時刻t3以後に、最初に周辺ク
ロックが立ち下がったときに(時刻t4に)、ハイレベ
ルに変化することになる。また、FF3は、FF2のQ
出力を、周辺クロックの立ち下がり時に取り込むので、
FF3の−Q(図では、Qにバーを付した符号を用いて
いる)出力は、時刻t4から1周辺クロックサイクル分
の時間が経過したときに(時刻t5に)、ローレベルに
変化することになる。
【0033】このため、FF2のQ出力と、FF3の−
Q出力と、クロック一致信号を反転した信号(すなわ
ち、ハイレベルの信号)とが入力されているANDゲー
ト47は、時刻t4から1周辺クロックサイクル分の時
間が経過する間、ハイレベルの信号を出力する。また、
ANDゲート46、47の出力が入力されているORゲ
ート48は、ANDゲート46の出力がローレベルであ
るので、ANDゲート47の出力と同じ信号を周辺WR
として出力する。すなわち、ORゲート48は、時刻t
4から1周辺クロックサイクル分の時間が経過する間、
ハイレベルとなる周辺WRを出力する。
【0034】この結果、周辺WRが与えられているカウ
ンタ31が、周辺WRの立ち下がり時に(時刻t5
に)、データバス上のデータ“M”を取り込み、書込ア
クセスが完了することになる。また、カウンタ31は、
データ“M”の取り込み後、周辺クロックが立ち下がる
度に、WRがハイであっても、カウント値のカウントア
ップを行うことになる。
【0035】このように、実施形態のマイクロコントロ
ーラは、システムクロックと周辺クロックが非同期で、
かつ、システムクロック周波数の方が周辺クロック周波
数よりも低い状況で使用しても、周辺機能部30へのア
クセスが、周辺機能部30の本来の動作を中断すること
なく、確実に行えるものとなっている。
【0036】最後に、クロック一致信号がハイである場
合(システムクロックと周辺クロックとが一致している
場合)のマイクロコントローラの動作を簡単に説明して
おく。
【0037】この場合、RD/WR制御部40内の、O
Rゲート45の一方の入力端子にハイレベルの信号が入
力されることになる。従って、ORゲート45は、R
D、周辺クロックのレベルに依らず、ハイレベルの周辺
RDラッチ信号を出力するので、周辺機能部30内のR
Dラッチ32がスルーとなる。
【0038】一方、クロック一致信号とWRとが入力さ
れているANDゲート46は、クロック一致信号がハイ
であるため、WRと同じ信号を出力する。また、AND
ゲート47は、インバータ49からローレベルの信号が
供給されるので、ローレベルの信号を出力する。従っ
て、ANDゲート46、47の出力が入力されているO
Rゲート48は、WRと同じ信号を周辺WRとして出力
する。
【0039】従って、システムクロックと周辺クロック
が一致している場合、RD/WR制御部40と周辺機能
部30からなる部分が、システムクロックと同じ周辺ク
ロックが使用されるマイクロコントローラ内の周辺機能
部と全く同じ動作をすることになり、この場合も、本マ
イクロコントローラは正常に機能する。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、使用するシステムクロ
ックと周辺クロックの周波数が任意に設定可能なマイク
ロコントローラを実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のマイクロコントローラの構成を示す
ブロック図である。
【図2】実施形態のマイクロコントローラが備えるRD
/WR制御部の構成を示す回路図である。
【図3】実施形態のマイクロコントローラが備えるRD
/WR制御部の構成を示す回路図である。
【図4】実施形態のマイクロコントローラの動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図5】特開平7−295956号公報に記載のマイク
ロコントローラの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
10 CPU 20 メモリ 21 ROM 22 RAM 30 周辺機能部 31 カウンタ 40 RD/WR制御部 50 クロック制御部 51 第1クロック発生回路 52 第2クロック発生回路 53 分周回路 54 選択回路 44、46、47 ANDゲート 45、48 ORゲート 49 インバータ 60 共通バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムクロック並びに周辺クロックを
    発生するクロック発生回路と、 前記クロック発生回路が発生するシステムクロックに従
    って動作する、データバスと接続されたCPUと、 前記クロック発生回路が発生する周辺クロックと前記C
    PUが出力する読出制御信号とに基づき、周辺クロック
    に同期した第2読出制御信号を生成する制御信号生成回
    路と、 前記クロック発生回路が発生する周辺クロックに従って
    動作する周辺回路と、 前記制御信号生成回路が出力する第2読出制御信号に従
    って前記周辺回路が出力するデータをラッチするラッチ
    回路と、 前記読出制御信号に従って前記ラッチ回路にラッチされ
    たデータを前記データバス上に出力するバスドライバと
    を備えることを特徴とするマイクロコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記制御信号生成回路は、前記クロック
    発生回路が発生する周辺クロックと前記CPUが出力す
    る読出制御信号並びに書込制御信号とに基づき、周辺ク
    ロックに同期した第2読出制御信号及び第2書込制御信
    号を生成し、 前記周辺回路は、前記第2書込制御信号に従って、前記
    データバス上のデータを取り込む機能を有することを特
    徴とする請求項1記載のマイクロコントローラ。
  3. 【請求項3】 システムクロック並びに周辺クロックを
    発生するクロック発生回路と、 前記クロック発生回路が発生するシステムクロックに従
    って動作する、データバスと接続されたCPUと、 前記クロック発生回路が発生する周辺クロックと前記C
    PUが出力する書込制御信号とに基づき、周辺クロック
    に同期した第2書込制御信号を生成する制御信号生成回
    路と、 前記クロック発生回路が発生する周辺クロックに従って
    動作する周辺回路であって、前記制御信号生成回路が生
    成する前記第2書込制御信号に従って、前記データバス
    上のデータを取り込む周辺回路とを備えることを特徴と
    するマイクロコントローラ。
JP10074716A 1998-03-23 1998-03-23 マイクロコントローラ Pending JPH11272644A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167996B2 (en) 2003-04-03 2007-01-23 Renesas Technology Corp. Micro controller unit
US7206957B2 (en) 2001-04-26 2007-04-17 Nec Electronics Corporation Clock distribution circuit

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