JPH11272522A - データセットのスペース容量管理/修正方法 - Google Patents

データセットのスペース容量管理/修正方法

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JPH11272522A
JPH11272522A JP10075554A JP7555498A JPH11272522A JP H11272522 A JPH11272522 A JP H11272522A JP 10075554 A JP10075554 A JP 10075554A JP 7555498 A JP7555498 A JP 7555498A JP H11272522 A JPH11272522 A JP H11272522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常終了による業務の停滞を避けること。 【解決手段】 業務システムのJCL(ジョブ制御言
語)で定義されたデータセットのスペース容量管理/修
正方法であって、前記業務システムを実行した際に動作
対象となったJCLのジョブステップで定義されている
データセット単位に入出力結果を生成し、前記業務シス
テムを構成する全てのJCLからジョブステップで定義
されているデータセット単位に定義情報を生成し、前記
業務システムを構成する全ての業務プログラムから入出
力ファイル単位に定義情報を生成し、前記生成された入
出力結果及び両定義情報を入力情報としてそれぞれを照
合解析を行い、業務システムの入出力結果情報を生成
し、その入出力結果情報を基にシステム管理者からのス
ペース容量の増減指示を受け、データセットのスペース
容量管理/修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム管理者が
システム運用の過程で必ず直面するデータ量の増加に伴
い発生するデータセットのスペース容量定義の保守を行
う為のデータセットのスペース容量管理/修正方法に関
し、特に、システム設計者がシステム設計時点で考慮し
ていたデータ量と異なるような状況が発生することを考
慮し、業務システム稼働の早期の段階でデータセットの
スペース容量定義の見直しをするためのデータセットの
スペース容量管理/修正方法に適用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なシステム保守において、システ
ム管理者が対象とする業務システムに対し、すべてのジ
ョブ制御言語(以下、JCLと記す)に定義されている
データセットのスペース容量を監視するようなことは現
実的に有り得ない。システム管理者がシステムを保守す
る範囲は広く、各JCLに定義したデータセットのスペ
ース容量状況までを監視することは考慮されていないの
が現状である。
【0003】システム管理者はシステム構成の基となる
データベースなどのデータ件数が急激に増加した場合、
直接的に関連するジョブに対してデータセットのスペー
ス容量を見直すことは考えられるが、スペース容量の再
設定を行う場合、そのスペース容量値はシステム管理者
の知識と経験から適当と思われる値により修正を行うの
が通例である。そして、前記のようなケースが発生した
場合は同様な修正が多量に発生することも考えられるた
め、作業工数を考慮した場合、画一的な修正が行われ
る。
【0004】また、長期にわたり運用を行っている業務
システムの場合、その期間に発生する仕様変更や業務シ
ステムの使用傾向の変化によりデータ量が変化し、デー
タセットのスペース容量を無駄に多く確保する状況が発
生したり、データ量の変化に伴う間接的な影響範囲の考
慮不足によるジョブの異常終了を引き起こすケースも考
えられる。
【0005】前者のデータセットのスペース容量を多め
に確保すること自体には基本的に問題はないが、確保先
の外部記憶装置の容量に余裕が無い場合、これが原因で
異常終了することも希に考えられる。
【0006】しかし、問題となるのは後者のデータ量の
変化に伴う間接的な影響範囲の考慮不足によるジョブの
異常終了を引き起こす現象であり、現状ではこの現象を
完全に防止するには刻々と変化するデータ量とすべての
業務プログラム仕様を把握した上で、一定の作業工数を
常に保ち続けることができない限り難しいと考えられ
る。システム運用の中でジョブの異常終了は業務遂行の
妨げになるため発生してはならない現象ではあるが、現
実は発生するまで把握できず事後対応となっているケー
スが多い。
【0007】システム設計時においても、システム運用
を開始してからでなければ正確なデータ量を把握するこ
とができないため、業務システムの基本となるデータベ
ースなどの容量より算出した値から安全圏も考慮した値
又は、最大容量を算出し設計を行っている。
【0008】このJCL文を自動作成する従来の技術
は、例えば、特開昭62−206631号公報や、特開
平7−56717号公報に開示されている。しかし、こ
れらはジョブを新規に設計しジョブ制御言語を生成する
場合に摘要する趣があり、ここで問題としているデータ
セットのスペース容量の設定は、従来の技術では他の各
種パラメタも含めて詳細には定義していない。また、こ
れらの技術はジョブフローとJCLの整合性を考慮した
技術であるため、各種パラメタの設定内容は設計者に依
存することになり、スペース容量も適切な値が設定され
ているとは限らない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は主に
ジョブフローとJCLの整合性を考慮した技術であるた
め、データセットのスペース容量を適切な値に設定する
ものではない。
【0010】したがって、上記従来技術において、シス
テム管理者が業務システムで定義したデータセットのス
ペース容量の保守を十分に行えない理由として、以下の
ような点が挙げられる。
【0011】(1)システム管理者が業務システムに定
義されているすべてのデータセットを監視することは不
可能。また、そのための手段も乏しい。
【0012】(2)長期運用の業務システムは仕様変更
などにより設計当初の状態とは矛盾が生じ、データセッ
トのスペース容量を無駄に多く確保したり、間接的な影
響でスペース容量不足による業務システムの異常終了を
引き起こす可能性があり、これを事前に把握する手段が
乏しい。
【0013】(3)業務システム設計時点で算出された
データセットのスペース容量は机上計算によるものであ
り、必ずしも適切な設定を行なっているとは限らない。
【0014】(4)システム管理者が業務システムに定
義されているデータセットのスペース容量を修正する場
合、各ジョブに対して固有な修正を行うことは作業工数
を考慮すると効率的でないため、全体的に画一的な修正
になるのが通例である。
【0015】本発明の第1の目的は、業務システムが抱
える大量のデータセットに対し、スペース容量の使用状
況を適時把握し、異常終了による業務の停滞を避けるこ
とが可能な技術を提供することにある。
【0016】本発明の第2の目的は、データセットのス
ペース容量を稼働実績により適切な値に修正することが
可能な技術を提供することにある。
【0017】本発明の第3の目的は、本発明によりシス
テム管理者の負担を減らし、無駄な作業工数の発生を抑
制することが可能な技術を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0019】業務システムのJCL(ジョブ制御言語)
で定義されたデータセットのスペース容量管理/修正方
法であって、前記業務システムを実行した際に動作対象
となったJCLのジョブステップで定義されているデー
タセット単位に入出力結果を生成し、前記業務システム
を構成する全てのJCLからジョブステップで定義され
ているデータセット単位に定義情報を生成し、前記業務
システムを構成する全ての業務プログラムから入出力フ
ァイル単位に定義情報を生成し、前記生成された入出力
結果及び両定義情報を入力情報としてそれぞれを照合解
析を行い、業務システムの入出力結果情報を生成し、そ
の入出力結果情報を基にシステム管理者からのスペース
容量の増減指示を受け、データセットのスペース容量管
理/修正する。
【0020】また、前記入出力結果情報を基に、データ
セットのスペース容量警告情報、スペース容量分析情
報、及びJCLソースリスト参照情報を生成して出力装
置に出力し、システム管理者からのスペース容量の増減
指示を受け、データセットのスペース容量管理/修正す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0022】図2は本実施形態のデータセットのスペー
ス容量の管理、修正方法を実施する業務システムの装置
構成の一例を示す図である。まず、本実施形態の業務シ
ステムは、図2に示すように、エンドユーザ、またはシ
ステム管理者に各処理の出力を表示する表示装置201
と、エンドユーザ、またはシステム管理者からの入力を
受ける入力装置202と、各処理を実行する中央処理装
置203と、各種ファイルを格納する外部記憶装置20
4と、各処理のプログラムを格納するメモリ205とか
ら構成される。
【0023】図1は、本実施形態のデータセットのスペ
ース容量の管理、修正方法を実現する業務システムを説
明するための図である。
【0024】図1に示すように、本実施形態の業務シス
テムの処理は、業務処理101、随時処理107、及び
保守処理114の3つに分けられる。
【0025】処理構成の上位仕様である業務処理101
は、各種業務用ファイル102を基に中央処理装置20
3が各業務を実施する度に該当ジョブをJCLソースフ
ァイル103より取得、実行し、同時に入出力結果を各
業務プログラムに組み込まれた実行結果情報出力処理1
04より業務プログラム定義ファイル106を参照し、
実行結果情報ファイル105にデータを出力する。この
一連の処理は、エンドユーザーやシステム管理者は意識
することなく自動的にデータセットの保守データを取
得、蓄積をすることとなる。
【0026】処理構成の2つ目の随時処理107は、J
CLソースファイル103及び、業務プログラムソース
ファイル108の変更(ロードモジュールの変更を伴
う)などが生じた場合、変更直後や夜間バッチ処理など
のタイミングで実行する処理である。ここで生成するフ
ァイルは、業務プログラム定義ファイル106、JCL
定義情報ファイル110、及び入出力情報ファイル11
3の3つがある。
【0027】前述した業務プログラム定義ファイル10
6は業務プログラムソースファイル108の入出力関連
の定義情報を蓄積したファイルであり、これは業務プロ
グラム定義情報取得処理109を介して生成されたもの
である。
【0028】次に、JCL定義情報ファイル110はJ
CLソースファイル103よりJCL定義情報取得処理
111を介して生成されたものである。
【0029】また、入出力情報ファイル113は、蓄積
された実行結果情報ファイル105の定義内容を業務プ
ログラム定義ファイル106でチェック処理後、JCL
定義情報ファイル110とを実行結果解析処理112で
マッチング処理を行って生成されたものである。業務プ
ログラムの入出力関連定義に修正が生じた場合やJCL
に修正が生じた場合、随時処理107を実施する必要が
ある。
【0030】処理構成の3つ目は保守処理114であ
り、システム管理者が業務処理101で取得した情報か
ら随時処理107で生成された入出力情報ファイル11
3を基に保守作業を行う処理である。
【0031】システム管理者は入力装置202より指示
情報ファイル115を介して実行結果解析処理116を
起動し、入出力情報ファイル113より保守情報関連デ
ータを表示装置201に出力する。その出力内容に基づ
きJCLの修正が必要となった場合、入力装置202か
ら指示情報ファイル115を介してJCL自動修正処理
117を起動し、JCLソースファイル103に対し更
新処理を行う。同時に、随時処理107も実施する。
【0032】次に、図1に示した各処理を各詳細図を交
えながら説明する。
【0033】図3は、業務処理101内の業務プログラ
ムに対して追加する仕様の内容を説明するための図であ
る。なお、本実施形態では業務プログラムはCOBOL
言語を想定している。
【0034】図3に示すように、本実施形態の業務プロ
グラムは、入出力カウンタと実行結果情報出力処理10
4を実現するサブルーチンのインタフェースの定義を追
加した環境設定301と、入出力カウンタの初期処理、
及びJCLのSYSINに定義した起動ジョブIDを取
得する処理を追加した初期処理302と、データの入出
力処理時における入出力件数カウント処理を追加した主
処理303と、実行結果情報出力処理104を実現する
サブルーチンをCALLする処理を追加した終了処理3
04とから構成される。上述の仕様の処理は部品化を行
うことにより追加する。
【0035】図4は、図3に示す仕様の業務プログラム
における入出力情報を中心とした処理を示すフローチャ
ートである。
【0036】業務プログラム開始直後、SYSINより
起動ジョブIDを取得し(ステップ401)、入出力カ
ウンタの初期化処理を行い(ステップ402)、入力デ
ータを読み込む(ステップ403)。そして、入力デー
タ1件につき入力カウンタに1を加算し(ステップ40
4)、入力データが出力対象となるデータであるかを判
定する(ステップ405)。
【0037】出力対象データの場合、出力カウンタに1
を加算し(ステップ406)、出力対象外である場合、
またはデータ出力後のとき、次レコードがEOF(End
Of File)かを判定する(ステップ407)。
【0038】EOFでない場合、ステップ403に戻
り、入力データの読み込み処理を行う。EOFの場合、
入出力情報出力サブルーチンをCALLする(ステップ
408)。前記サブルーチンをCALLする場合、入出
力情報サブルーチンインタフェース409にはプログラ
ム名401、ファイル名411、入出力件数412、及
びジョブ名413を設定する。
【0039】図5は、業務処理101のJCLに対して
追加する仕様を説明するための基本モデルを示した図で
ある。
【0040】ステップ1の業務プログラム501、ステ
ップ3の業務プログラム503、及びステップ5の業務
プログラム505には実行結果情報出力処理104で使
用するデータセットなどを定義したカタログドプロシジ
ャを定義する。また、ステップ2のソート502、及び
ステップ4のユーティリティ504からはデータの取得
は行わない。
【0041】図6は、業務処理101の実行結果である
実行結果情報ファイル105に出力する実行結果情報レ
コードを表した図である。実行結果情報出力処理104
は、図4に示した入出力情報出力サブルーチンインタフ
ェース409のプログラム名410及びファイル名41
1と、業務プログラム定義ファイル106のレコードで
ある図9に示す業務プログラム定義情報レコード905
のプログラム名901、及びファイル名904でマッチ
ング処理を行い、実行結果情報ファイル105に出力す
る。そのときの実行結果情報レコード608を例えば、
図6に示すように出力する。
【0042】図6に示す実行結果情報レコード608の
ジョブ名601、及びプログラム名602はキーであ
り、入出力件数605は入出力情報出力サブルーチンイ
ンタフェース409より取得し、入出力区分603、及
び外部装置名604は業務プログラム定義レコード90
5より取得する。
【0043】図7は、JCL定義情報ファイル110に
出力するJCL定義情報レコード712の構成を示した
図である。JCL定義情報ファイル110に出力するJ
CL定義情報レコード712は、JCLソースファイル
103に対しJCL定義情報取得処理111を行うこと
によって生成する。
【0044】そのJCL定義情報レコード712を図8
に示すJCL定義情報取得箇所サンプルリストを用いて
説明する。図7に示すJCL定義情報レコード712の
ジョブ名701にはジョブ名801、連番702には1
からの連番、ジョブステップ名703にはステップ名8
02、及びプログラム名704にはプログラム名803
を設定する。データセット名705にはデータセット名
806や同808や同815を、DD名706にはDD
名805や同807や同814を設定する。
【0045】単位707にはSPACEパラメタの第1
パラメタ811や同818、初期値708にはSPAC
Eパラメタの初期値812や同819の数値、増分70
9にはSPACEパラメタの増分813や同820の数
値、レコード長710にはDCBパラメタのLRECL
809や同816の数値、ブロックサイズ711にはD
CBパラメタのBLKSIZE810や同817の数値
をそれぞれ設定する。
【0046】図8で上記以外の804は入出力情報出力
サブルーチン408用の出力先データセットが定義され
ているカタログドプロシジャを定義(EXPAND文は
OSに依存)している。821は起動JCLを業務プロ
グラムに渡すためのSYSIN値を示してある。
【0047】図9は、業務プログラム定義ファイル10
6に出力する業務プログラム定義情報レコード905の
構成を示した図である。業務プログラム定義情報ファイ
ル106に出力する業務プログラム定義情報レコード9
05は、業務プログラムソースファイル108に対し業
務プログラム定義情報取得処理109を行うことによっ
て生成する。
【0048】その業務プログラム定義情報レコード90
5を図10に示す業務プログラム定義情報取得箇所サン
プル1001を用いて説明する。
【0049】プログラム名901には見出し部1002
のプログラム名1003を設定し、入出力区分902に
は手続き部1007のOPEN文のモード1008を設
定し、外部装置名903には環境部1004の外部装置
名1006をセットする。ファイル名904には環境部
1004のファイル名1005または、手続き部100
7のファイル名1009を設定し、入出力区分902、
外部装置名903、及びファイル名904には環境部1
004のファイル名1005と、手続き部1007のフ
ァイル名1009を照合して設定を行う。
【0050】図11は、JCL定義情報ファイル11
0、業務プログラム定義ファイル106、及び実行結果
情報ファイル105より実行結果解析処理112が生成
する入出力情報ファイル113の入出力情報レコード1
111の構成を示した図である。入出力情報レコード1
111は、図6に示す実行結果情報レコード608のジ
ョブ名601、プログラム名602、及び外部装置名6
04と図7に示すJCL定義情報レコード712のジョ
ブ名701、プログラム名704、及びDD名706を
マッチングして生成する。
【0051】入出力情報レコード1111において、ジ
ョブ名1101、及びプログラム名1106はキーであ
り、ジョブステップ名1102、データセット名110
3、初期値1104、及び増分1105はJCL定義情
報レコード712より設定し、データ件数1108、実
行日付1109、及び実行時間1110は実行結果情報
レコード608から設定する。また、増分発生回数11
07はJCL定義情報レコード712の単位707、初
期値708、増分709、レコード長710、及びブロ
ックサイズ711より算出して設定する。
【0052】図12は、システム管理者が保守作業を行
う際に表示装置201に出力するスペース容量警告一覧
画面1201の画面構成を示した図である。スペース容
量警告一覧画面1201は、画面起動時に入出力情報フ
ァイル113より警告条件を満たすデータを抽出して表
示されるものである。
【0053】図12に示すスペース容量警告一覧画面1
201において、ページ1218とNo.1203とは
連番とし、JCLID1204にはジョブ名1101、
ステップ1205にはジョブステップ名1102、DS
N1206にはデータセット名1103、初期1207
には初期値1104、増1208には増分1105、発
生1209には増分発生回数1107、実行日1210
には実行日付1109、実行時間1211には実行時間
1110をそれぞれ出力する。なお、MESSAGE1
212には入力エラー時やその他のメッセージを出力す
る必要がある場合に使用する。また、ファンクションキ
ーの定義として、PF9:処理終了1215にて保守処
理を終了する。PF11:前頁1216、PF12:次
頁1217は出力データが多い場合、必要に応じて使用
する。SELECTNo.の1202はNo.1203
の番号を入力し、PF5:データ分析1213を使用す
ると、SELECTNo.1202の番号をキーに後述
するスペース容量分析画面1301を出力装置201に
出力する。PF8:JCL参照1214を使用すると、
SELECTNo.1202の番号をキーに後述するJ
CLソースリスト参照画面1401を出力装置201に
出力する。
【0054】図13は、スペース容量警告一覧画面12
01に出力されたJCLID1204をキーとし、デー
タの発生件数、増分の使用状況の推移を表示装置201
に出力するスペース容量分析画面1301の画面構成を
示した図である。スペース容量分析画面1301では、
ページ1318には連番、JCLID1302にはジョ
ブ名1101、ステップ1303にはジョブステップ名
1102、DSN1304にはデータセット名110
3、初期1305には初期値1104、増1306には
増分1105、日付1307には実行日付1109、時
間1308には実行時間1110を設定し、増分発生回
数1309には増分発生回数1107をグラフ化して出
力し、データ件数1310にはデータ件数1108をカ
ンマ編集して出力する。なお、MESSAGE1311
には入力エラー時やその他のメッセージを出力する必要
がある場合に使用する。PF9:処理終了1315にて
保守処理を終了する。PF11:前頁1316、PF1
2:次頁1317は出力データが多い場合、必要に応じ
て使用する。PF1:データ更新1312は初期130
5、増1306にて修正した場合の値を出力装置201
の画面で検証し問題が無い場合に使用する。PF3:警
告一覧1313はスペース容量警告一覧画面1201に
戻る場合に使用する。PF8:JCL参照1314はJ
CLID1302をキーにJCLソースファイル103
から取得し、出力装置201に画面出力する。
【0055】図14は、スペース容量警告一覧画面12
01でSELECTNo.1202に選択された該当J
CLをキーとしてPF8:JCL参照1214を使用し
た場合または、スペース容量分析画面1301のJCL
ID1302をキーとしてPF8:JCL参照1314
を使用した場合に表示装置201に対象JCLソースを
出力するためのJCLソースリスト参照画面1401の
画面構成を示した図である。JCLソースリスト参照画
面1401では、ページ1409には連番、JCLID
1402には上位画面より引き継いだJCLID120
4またはJCLID1302、JCLソースリスト出力
エリア1403にはJCLソースファイル103よりJ
CLソースリストを出力する。PF9:処理終了140
6にて保守処理を終了する。PF11:前頁1407、
PF12:次頁1408は出力データが多い場合、必要
に応じて使用する。PF3:警告一覧1404はスペー
ス容量警告一覧画面1201に戻る。PF5データ分析
はスペース容量分析画面1301に戻る。
【0056】以上、説明してきたように、本発明によれ
ば、業務プログラム中に入出力情報を取得する処理を備
えることにより、システム管理者が特別に意識すること
なくスペース容量の保守情報を取得することができるた
め、スペース容量の使用状況を適時把握し、異常終了に
よる業務の停滞を避けることが可能になる。
【0057】また、スペース容量警告一覧画面120
1、スペース容量分析画面1301、及びJCLソース
リスト参照画面1401を表示することによって、対話
形式により入出力情報から簡単にJCLのスペース容量
の調整も行うことができるようになるので、保守のため
の作業工数を削減することができる。
【0058】また、スペース容量の使用状況を適時把握
でき、簡単にJCLのスペース容量の調整も行うことが
できるので、データセットのスペース容量を稼働実績に
より適切な値に修正することが可能になる。
【0059】さらに、システム開発直後においてもスペ
ース容量の見直しが行えるため、早期の段階で安定稼働
を実現することができる。
【0060】なお、本実施形態で説明してきた各処理
は、コンピュータで実行可能なプログラムで実現される
場合もあり、そのときのプログラムは、フロッピーディ
スク、CD−ROM、マスクROM等の記憶媒体で一般
ユーザに提供される。この場合、さらに、これら処理の
他にGUIプログラム等の他のプログラムと組み合わせ
てユーザに提供することもある。
【0061】また、上述した記憶媒体で提供する代替手
段として、インタネット等のネットワークを通じて有償
で提供することもある。
【0062】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0063】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
のとおりである。
【0064】業務プログラム中に入出力情報を取得する
処理を備えることにより、システム管理者が特別に意識
することなくスペース容量の保守情報を取得することが
できるため、スペース容量の使用状況を適時把握し、異
常終了による業務の停滞を避けることが可能になる。
【0065】また、スペース容量警告一覧画面120
1、スペース容量分析画面1301、及びJCLソース
リスト参照画面1401を表示することによって、対話
形式により入出力情報から簡単にJCLのスペース容量
の調整も行うことができるようになるので、保守のため
の作業工数を削減することができる。
【0066】さらに、スペース容量の使用状況を適時把
握でき、簡単にJCLのスペース容量の調整も行うこと
ができるので、データセットのスペース容量を稼働実績
により適切な値に修正することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるデータセットのスペ
ース容量の管理、修正方法を実現する業務システムを説
明するための図である。
【図2】本実施形態のデータセットのスペース容量の管
理、修正方法を実施する業務システムの装置構成の一例
を示す図である。
【図3】業務処理内の業務プログラムに対して追加する
仕様の内容を説明するための図である。
【図4】図3に示す仕様の業務プログラムにおける入出
力情報を中心とした処理を示すフローチャートである。
【図5】業務処理のJCLに対して追加する仕様を説明
するための基本モデルを示した図である。
【図6】実行結果情報ファイルに出力する実行結果情報
レコードを表した図である。
【図7】JCL定義情報ファイルのJCL定義情報レコ
ードの構成を示した図である。
【図8】JCL定義情報取得箇所サンプルリストを示し
た図である。
【図9】業務プログラム定義ファイルの業務プログラム
定義情報レコードの構成を示した図である。
【図10】業務プログラム定義情報取得箇所サンプルを
示した図である。
【図11】入出力情報ファイルの入出力情報レコードの
構成を示した図である。
【図12】スペース容量警告一覧画面の画面構成を示し
た図である。
【図13】スペース容量分析画面の画面構成を示した図
である。
【図14】JCLソースリスト参照画面の画面構成を示
した図である。
【符号の説明】
101…業務処理、102…各種業務用ファイル、10
3…JCLソースファイル、104…実行結果情報出力
処理、105…実行結果情報ファイル、106…業務プ
ログラム定義ファイル、107…随時処理、108…業
務プログラムソースファイル、109…業務プログラム
定義情報取得処理、110…JCL定義情報ファイル、
111…JCL定義情報取得処理、112…実行結果解
析処理、113…入出力情報ファイル、114…保守処
理、115…指示情報ファイル、116…実行結果解析
処理、117…JCL自動修正処理、201…表示装
置、202…入力装置、203…中央処理装置、204
…外部記憶装置、205…メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務システムのJCL(ジョブ制御言
    語)で定義されたデータセットのスペース容量管理/修
    正方法であって、 前記業務システムを実行した際に動作対象となったJC
    Lのジョブステップで定義されているデータセット単位
    に入出力結果を生成し、前記業務システムを構成する全
    てのJCLからジョブステップで定義されているデータ
    セット単位に定義情報を生成し、前記業務システムを構
    成する全ての業務プログラムから入出力ファイル単位に
    定義情報を生成し、前記生成された入出力結果及び両定
    義情報を入力情報としてそれぞれを照合解析を行い、業
    務システムの入出力結果情報を生成し、その入出力結果
    情報を基にシステム管理者からのスペース容量の増減指
    示を受け、データセットのスペース容量管理/修正する
    ことを特徴とするデータセットのスペース容量管理/修
    正方法方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のデータセットのス
    ペース容量管理/修正方法において、 前記入出力結果情報を基に、データセットのスペース容
    量警告情報、スペース容量分析情報、及びJCLソース
    リスト参照情報を生成して出力装置に出力し、システム
    管理者からのスペース容量の増減指示を受け、データセ
    ットのスペース容量管理/修正することを特徴とするデ
    ータセットのスペース容量管理/修正方法方法。
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