JPH1127225A - 多チャンネルデジタルデータ送出装置および方法 - Google Patents

多チャンネルデジタルデータ送出装置および方法

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JPH1127225A
JPH1127225A JP9187463A JP18746397A JPH1127225A JP H1127225 A JPH1127225 A JP H1127225A JP 9187463 A JP9187463 A JP 9187463A JP 18746397 A JP18746397 A JP 18746397A JP H1127225 A JPH1127225 A JP H1127225A
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正彦 江成
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存されている楽曲を読み出し、これを放送
するだけでなく、これを有機的にライブ放送にも利用で
きるようにする。 【解決手段】 保有サーバ121に、多数の素材を記録
しておく。この素材を読み出し、送出サーバ123で伝
送形式に変換し、マルチプレクサ141で多重化し、変
調装置142でQPSK方式で変調し、セレクタ143を介
して送出する。保有サーバ121より読み出されたデー
タは、専用回線3を介して、ライブPCに送出し、再生
される。再び専用回線3を介して、このデータの供給を
受け、MPEGエンコーダ129でエンコードし、送出サー
バ123から送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多チャンネルデジ
タルデータ送出装置および方法に関し、特に、多チャン
ネルの楽曲をBGMとして放送することができるように
するだけでなく、ライブ放送も行えるようにした多チャ
ンネルデジタルデータ送出装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、情報をデジタル化し、圧縮して、
伝送する技術が実用化されている。これにより、例えば
100チャンネル分の楽曲を、衛星を介して、各家庭に
放送することもできるようになってきた。その結果、各
家庭において、所望の曲を適宜選択し、聴取することが
可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
放送システムにおいては、単に楽曲を放送するだけであ
り、予め用意した楽曲の資源を、ライブ放送に有機的に
結び付けて放送することが困難である課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、多チャンネルの楽曲を放送できるだけでな
く、そのために用意した資源を、ライブ放送においても
有機的に結合し、これを利用することができるようにす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の多チャ
ンネルデジタルデータ送出装置は、送出する複数の素材
を保持する保持手段と、保持手段に保持されている素材
を読み出し、再生する再生手段と、再生手段により再生
された素材をリアルタイムでエンコードするエンコード
手段と、保持手段に保持されている複数の素材、また
は、エンコード手段によりリアルタイムでエンコードさ
れた複数の素材を、伝送形式に変換する変換手段と、変
換手段により変換された素材を、多チャンネルデジタル
データとして伝送路に送出する送出手段と、各手段が他
の手段にアクセスできるように、各手段を相互に接続す
る接続手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の多チャンネルデジタルデ
ータ送出方法は、送出する素材を保持する保持ステップ
と、保持ステップで保持された素材を読み出し、再生す
る再生ステップと、再生ステップで再生された素材をリ
アルタイムでエンコードするエンコードステップと、保
持ステップで保持された複数の素材、または、エンコー
ドステップによりリアルタイムでエンコードされた複数
の素材を、伝送形式に変換する変換ステップと、変換ス
テップで変換された素材を、多チャンネルデジタルデー
タとして伝送路に送出する送出ステップと、各ステップ
での処理が他のステップでの処理と関連づけられるよう
に、各ステップの処理を相互に接続する接続ステップと
を備えることを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の多チャンネルデジタルデ
ータ送出装置および請求項3に記載の多チャンネルデジ
タルデータ送出方法においては、保持されている複数の
素材が、伝送形式に変換され、多チャンネルデジタルデ
ータとして伝送路に送出されるだけでなく、保持された
素材を読み出し、再生したとき、これがリアルタイムで
エンコードされ、伝送形式に変換され、多チャンネルデ
ジタルデータとして伝送路に送出される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0009】請求項1に記載の多チャンネルデジタルデ
ータ送出装置は、送出する複数の素材を保持する保持手
段(例えば図2の保有サーバ121)と、保持手段に保
持されている素材を読み出し、再生する再生手段(例え
ば図1のライブPC61)と、再生手段により再生され
た素材をリアルタイムでエンコードするエンコード手段
(例えば図2のMPEGエンコーダ129)と、保持手段に
保持されている複数の素材、または、エンコード手段に
よりリアルタイムでエンコードされた複数の素材を、伝
送形式に変換する変換手段(例えば図2の送出サーバ1
23)と、変換手段により変換された素材を、多チャン
ネルデジタルデータとして伝送路に送出する送出手段
(例えば図2の2次多重衛星送出システム102)と、
各手段が他の手段にアクセスできるように、各手段を相
互に接続する接続手段(例えば図3の専用回線3)とを
備えることを特徴とする。
【0010】本発明の実施の形態を図1乃至図3に示
す。図1は主に編成サイト1の構成を示し、図2は主に
送出サイト2の構成を示し、図3は、両者が接続された
状態を、主要部の構成で示している。このシステムは1
つの衛星中継器(トランスポンダ)でMPEG圧縮された音
楽ファイル(デジタルデータ)を100チャンネル放送
する自動化デジタル放送システムである。なお、この明
細書において、システムの用語は、複数の装置で構成さ
れる全体の装置を表すものとして使用する。
【0011】このシステムは、放送番組製作を行う編集
サイト1と、番組を送出する送出サイト2で構成されて
おり、両者の間はLANなどよりなる専用回線3で接続さ
れている。編集サイト1には、情報源管理システム1
1、素材情報管理・進行編成システム12、および素材
情報登録システム13が設けられている。また、送出サ
イト2には、保有サーバおよび多チャンネル送出システ
ム101、2次多重衛星送出システム102、多チャン
ネルモニタシステム103、および送出管理システム1
04が設けられている。
【0012】このシステムでは、衛星を介して各ユーザ
に楽曲を放送するので、情報源としてはCDが用いられ
る。情報源管理システム11は、このCD(媒体)の管
理と、音源としてのCDに収録されている楽曲の管理を
行う。このため、情報源管理システム11は、CD在庫
管理サーバ21を有しており、このCD在庫管理サーバ
21には、ハードディスク(ミラーディスク22)と、
MOオートチェンジャ23が接続されている。このハー
ドディスク22とMOオートチェンジャ23でドライブ
するMOディスクに必要な情報を登録し、データベース
を構成するようになされている。
【0013】CD在庫管理サーバ21にはまた、在庫管
理PC(パーソナルコンピュータ)24が12式接続さ
れている。なお、本明細書において、これらの在庫管理
PCを個々に区別する必要がある場合には、在庫管理P
C24−1乃至在庫管理PC24−12のように記述
し、特に区別する必要がない場合には、単に、在庫管理
PC24のように記述する。
【0014】さらに、この情報源管理システム11に
は、3式のネットワークプリンタ25−1乃至25−
3、イメージスキャナ26、バーコードリーダ27、お
よび4式のバーコードプリンタ28−1乃至28−4が
設けられている。ネットワークプリンタ25は、各種の
帳票をプリントするのに用いられる。バーコードプリン
タ28は、管理するCDに添付するバーコードをプリン
トするのに用いられる。バーコードリーダ27は、各C
Dに添付されているバーコードを読み取るのに用いられ
る。イメージスキャナ26は、CDに付随している楽
譜、歌詞、その他の情報を取り込むとき用いられる。
【0015】CDに関するすべての情報は、ハードディ
スク22のデータベースに蓄積されている。CD在庫管
理は、次のように行われる。
【0016】1.CD在庫管理者はCD発注依頼情報を
在庫管理PC24からCD在庫管理サーバ21へ登録
し、サーバ21からネットワークプリンタ25を介して
出力されるCD発注票を購入先へ送付して発注する。
【0017】2.CDが入庫次第、CD在庫管理者は在
庫管理PC24から入庫情報を登録し、在庫管理のため
の検索に必要なCD媒体に関するあらゆる情報と、CD
に収録されている楽曲(音源)に関するあらゆる情報を
CD在庫管理サーバ21のデータベースに入力する。こ
の情報には、タイトル、アーティスト名、時間、ジャン
ル、キーワードなどのテキスト入力されるもの、ジャケ
ットイメージをイメージスキャナ26で入力されるもの
などが含まれる。また他にも、歌詞、アルバム、もしく
は楽曲に関する詳細情報、写真、MIDIデータ、カラオケ
の唄い出しタイミング等、電子的データで入力されるも
のも含まれる。ここで入力される情報は、アルバム(C
D全曲)と楽曲に関するもの、並びにそれらに付随・関
連するものであり、送出・放送に関する管理情報・履歴
等は含まれていない(これらは、後述するように、編成
サーバ41に登録される)。
【0018】3.CD在庫管理サーバ21はハードディ
スク22に情報を格納し、CD媒体管理番号を受け付け
順に発番して、バーコードプリンタ28からバーコード
ラベルを発行する。
【0019】4.CD在庫管理者はCD媒体管理番号順
に管理棚にCDを収納する。
【0020】5.CD利用者は情報管理システム11の
受け付けに行き、CD媒体管理番号を告げることによ
り、CDの貸し出しを受けることができる。
【0021】なお、この情報源管理システム11には、
DAT、コンパクトカセット、レコードなどのその他の媒
体も管理されている。
【0022】1式のCD在庫管理サーバ21はハードデ
ィスク22をミラーリング構成として、MOディスクに
より週1回の全バックアップをとり、毎日その日に入力
した情報(差分)について情報をバックアップする。1
2式のクライアントとしての在庫管理PC24で発注、
入庫、情報入力、検索、貸し出しを行なう。最大格納情
報量は楽曲について100万件である。
【0023】素材情報管理・進行編成システム12は、
2式の編成サーバ41−1,41−2と、それに接続さ
れている15式の編成用PC42−1乃至42−15に
より構成されている。編成サーバ41は、それぞれハー
ドディスク41Aを有している。この素材情報管理・進
行編成システム12は、放送に寄与する楽曲の管理と、
進行表の編成を行う。この進行表には、放送される素材
とその放送開始時刻、放送間隔が記録されている。放送
に必要な楽曲の素材情報とチャンネル毎の進行表は、全
て、編成サーバ41のハードディスク41Aに格納され
ている。なお、ここで、素材とは、楽曲をMPEG圧縮(エ
ンコード)してファイル化したものを言い、素材情報と
は、素材情報登録システム13によりエンコードした、
もしくはエンコード依頼があるこれから放送に必要な素
材の情報を言う。
【0024】素材情報管理・進行編成は以下のように行
なわれる。編成者は編成用PC42から自分の担当する
チャンネルの進行表を作成する。
【0025】1.編成者は放送したい楽曲について編成
サーバ41の素材情報を検索する。目的の素材が見つか
れば、編成用PC42のGUI上で、その楽曲を編成枠に
ドラッグする。この時、ドラッグされた楽曲の演奏時間
は放送する際の実時間である。編成枠上この楽曲は「収
録済」となる。
【0026】2.編成者は放送したい楽曲について編成
サーバ41の素材情報を検索した結果、目的の素材が見
つからなければ、CD在庫管理サーバ21を検索する。
目的の楽曲が見つかれば、編成用PC42のGUI上で、
その楽曲を編成枠にドラッグする。この時、ドラッグさ
れた楽曲の演奏時間はCD在庫管理上の時間であり、収
録した結果の時間はこれと異なる場合がある。この場合
には未だ素材情報登録(エンコード)がされていないの
で、編成枠上この楽曲は「未収録」となる。未収録の楽
曲は、順次、素材情報登録システム13に収録候補とし
て通知され、エンコードされ次第、編成サーバ41上
で、「未収録」が「収録済」の素材に変更され、このと
き、素材の演奏時間は放送する際の実時間となる。
【0027】CD在庫管理サーバ21を検索して、目的
の楽曲が見つからない場合、CD在庫管理サーバ21に
対してCD発注依頼が出力された後、仮候補とされ、入
庫、CD在庫管理登録が済み次第、上述の手続きを経
て、エンコードが行なわれ、最終的に全ての楽曲が編成
枠上「収録済」となる。
【0028】3.全ての楽曲が編成枠上「収録済」とな
った時点で、編成者は編成用PC42のGUI上で整合性
チェックをかける。整合性チェックとは、編成枠内で指
定された素材を均等に割り付け、再生時間、曲間(無
音)時間が規定値以内であるか否かを自動的にチェック
する。例えば1時間番組で約5分の曲を12曲放送しよ
うとした場合、11曲が丁度5分、1曲が6分だとする
と、合計の再生時間が編成枠(1時間)を超えてしま
う。また、全曲が丁度5分だとすると、曲の間の無音部
分がなくなってしまい、放送としては不自然になってし
まう。そこで素材を放送する場合の曲間(無音)の時間
の下限値(例えば1.5秒)と、上限値(例えば3秒)
を設定して、全曲を均等に割り付けた時に、曲間(無
音)時間がこの範囲に入るかどうかチェックする。もし
入らない場合は、演奏時間の異なる素材に入れ替える
か、短めな編成としてその編成枠の最後に、予め用意し
てある時間調整の為の素材を入れてチェックを通過する
ようにする。
【0029】図4は、このような整合性チェックの処理
のフローチャートを表している。最初にステップS1に
おいて、整合性チェックの処理を開始し、ステップS2
において、すべての楽曲が収録済みであるか否かを判定
する。収録済みである場合には、整合性チェックする素
材が確定しているので、ステップS3に進み、曲間の上
限値と下限値を入力する。例えば、曲間の上限値として
3秒が、曲間の下限値として1.5秒が、それぞれ入力
される。
【0030】次に、ステップS4で、均等割付け計算が
行われる。例えば、図5(A)に示すように、編成枠が
1時間(3600秒)であり、この放送時間内に、曲A
乃至曲Lを放送するものとする。曲A乃至曲Lの演奏
(再生)時間の合計は、3437秒となるので、曲間総
時間は、163秒(=3600−3437)となる。
【0031】そこで、この曲間総時間を、曲間数(=1
2)で割算すると、曲間平均時間として、13.58秒
(=163秒/12)が得られる。
【0032】次に、ステップS5に進み、曲間が上限以
内であるか否かが判定される。いまの場合、曲間は1
3.58秒であり、上限値(3秒)を越えている。この
場合、ステップS6に進み、推奨差し替え曲時間を表示
する。
【0033】いまの場合、曲間上限時間の総和は、36
秒(=3秒×12)であり、曲間下限時間の総和は、1
8秒(=1.5秒×12)となる。従って、最低演奏増
加時間は、127秒(=曲間総時間136秒−曲間上限
時間総和36秒)となり、最大演奏増加時間は、145
秒(=曲間総時間163秒−曲間下限時間総和18秒)
となる。そこで、例えば「現状より2分07秒(127
秒)乃至2分25秒(145秒)長い曲に変更する必要
あり」のようなメッセージを編成用PC42に表示させ
る。
【0034】そこで、編成者は、ステップS7におい
て、所定の曲を、より長い曲に差し替えるなどの再編成
処理を行う。
【0035】例えば、図5に示すように、2分の長さの
曲Lを、4分10秒(250秒)の曲Mに変更すると、
曲Mは、曲Lより2分10秒(130秒)長いので、図
5(B)に示すように、曲A乃至曲K、および曲Mの合
計12曲を、均等の曲間(2.75秒)で割り付けるこ
とができる。
【0036】図4のステップS5で、曲間が上限値以内
であると判定された場合には、ステップS8に進み、曲
間が下限値以内であるか否かが判定される。曲間が下限
値以内である場合には、ステップS11に進み、整合性
チェックが完了される。
【0037】これに対して、ステップS8において、曲
間が下限値以内ではないと判定された場合には、ステッ
プS9に進み、推奨差し替え曲時間が表示される。そし
て、ステップS10において、編成者は、より短い曲に
差し替えるなどの再編成処理を行う。このため、各種の
長さの曲が、予め用意され、後述する保有サーバ121
に登録されている。
【0038】ステップS2において、整合性チェックを
行う楽曲が、すべて収録済みではないと判定された場合
には、ステップS12に進み、未収録曲が、編成用PC
42に表示される。この場合、均等割付け計算を行うこ
とができないので、ステップS13に進み、整合性チェ
ック未了のまま、処理が終了される。
【0039】なお、これらの素材の演奏時間はCD在庫
管理サーバ21のデータベースの時間ではなく、編成サ
ーバ41上の素材情報データベース(エンコードされた
後の素材)の時間を基に計算される。
【0040】このようにして、1つのチャンネルの1日
分の進行表(ファイル)が作成される。最終的に編成管
理者がこの進行表を承認し、承認された進行表(ファイ
ル)は書き換えられないようにロックされて、送出サイ
ト2の保有サーバ121の外部ハードディスク121A
に専用回線3を使って転送される。
【0041】4.このように、編成サーバ41には、チ
ャンネル毎、放送日毎に、進行表がデータベースとして
保存される。また編成サーバ41には、素材情報とし
て、既に放送素材として保有サーバ121の外部ハード
ディスク121Aに蓄積されている素材に関するデー
タ、および今後放送予定があり、保有サーバ121の外
部ハードディスク121Aに蓄積されるべき未収録の素
材に関するデータが、データベースとして蓄積される。
これらのデータは、CD在庫管理サーバ21のデータベ
ースから、放送に必要な項目を引き出したデータを基本
とし、それに放送日、放送チャンネル、編成者など、放
送に関する情報を付加した形で蓄積されている。
【0042】2式の編成サーバ41−1,41−2はそ
れぞれ外部ハードディスク41A−1,41A−2をも
ち、デュアル稼働している。15式の編成用PC42−
1乃至42−15で、編成サーバ41の検索、CD在庫
管理サーバ21の検索などにより編成表を作成する。編
成サーバ41の最大格納情報量は素材について10万件
である。
【0043】素材情報登録システム13は、8式のCD
プレーヤおよびアンプ51−1乃至51−8を有し、8
式のMPEGエンコーダデコーダ52−1乃至52−8は、
CDプレーヤおよびアンプ51−1乃至51−8の再生
出力をエンコードして、8式の登録PC53−1乃至5
3−8に出力するようになされている。登録PC53−
1乃至53−8は、エンコーダデコーダ52−1乃至5
2−8より供給されたデータを、ルータ73−3、ター
ミナルアダプタ(TA)72−3、デジタルサービスユ
ニット(DSU)71−3から、専用回線3を介して送出
サイト2のDSU125−3に出力するようになされてい
る。
【0044】登録PC53−1乃至53−8にはまた、
8式のライブPC61−1乃至61−8が接続されてい
る。これらのライブPC61は、そのハードディスク6
1Aに、ライブ用のデータを保存する。そして、ライブ
PC61−1乃至61−8より出力されたデータは、MP
EGデコーダ62−1乃至62−8によりデコードされた
後、コーデック(CODEC:Coder-Decoder)63−1乃至
63−8から専用回線3を介して、送出サイト2のコー
デック124−1乃至124−8に供給されるようにな
されている。
【0045】なお、このとき、MPEGデコーダ62−1乃
至62−8の出力は、適宜、マイクロホン76−1乃至
76−8からの入力と加算され、コーデック63から出
力されるようになされている。
【0046】アーカイブ制御PC54には、アーカイブ
MOチェンジャ55が接続されており、アーカイブMO
チェンジャ55でドライブされるMOディスクに、アー
カイブデータが記憶されるようになされている。このア
ーカイブ制御PC54は、登録PC53、ライブPC6
1、在庫管理サーバ21、編成サーバ41、編成用PC
42などに接続されている他、ルータ73−2、ターミ
ナルアダプタ72−2、DSU71−2から、専用回線3
を介して、送出サイト2のDSU125−2、ターミナル
アダプタ126−2、ルータ127−2から、保有サー
バ121にも接続されている。
【0047】素材情報登録システム13は、例えばCD
等の蓄積媒体からCDプレーヤおよびアンプ51で楽曲
を再生して、MPEGエンコーダデコーダ52により圧縮処
理(エンコード)をして素材ファイル化し、登録PC5
3、ルータ73−3、ターミナルアダプタ72−3、DS
U71−3、専用回線3、DSU125−3、ターミナルア
ダプタ126−3、ルータ127−3を介して保有サー
バ121に転送する機能、保有サーバ121内の素材を
削除したり、または、保有サーバ121内の素材をルー
タ127−2、ターミナルアダプタ126−2、DSU1
25−2、専用回線3、DSU71−2、ターミナルアダ
プタ72−2、ルータ73−2、アーカイブ制御PC5
4を介して、アーカイブMOチェンジャ55に転送する
機能、保有サーバ121内の楽曲を任意に選択して、ル
ータ127−3、ターミナルアダプタ126−3、DSU
125−3、専用回線3、DSU71−3、ターミナルア
ダプタ72−3、ルータ73−3、登録PC53、MPEG
エンコーダデコーダ52、CDプレーヤおよびアンプ5
1の経路で、音楽を再生する機能を実現するシステムで
ある。
【0048】素材情報管理・進行編成システム12で編
成者が放送したい楽曲について編成サーバ41の素材情
報を検索した結果、目的の素材が見つからず、CD在庫
管理サーバ21を検索して、目的の素材が見つかれば、
編成用PC42のGUI上で、その楽曲を編成枠にドラッ
グする。この場合には未だ素材情報登録(エンコード)
がされていないので、編成枠上この楽曲は「未収録」と
なる。そこで未収録の楽曲は専用回線3を介してこの素
材情報登録システム13に収録候補として通知される。
【0049】素材情報登録担当者は、この未収録すなわ
ち素材登録候補の楽曲の中から、これから登録を行う楽
曲を予約する。これは同時に他の担当者と作業が重複し
ないようにするためである。予約をした後、素材情報登
録担当者は、情報源管理システム11の貸し出し窓口に
行き、必要なCD媒体を借りる。この時、編成用PC4
2上で引き出された素材情報は、CD在庫管理サーバ2
1のデータベースによるものなので、CD媒体管理番号
によって即座に目的のCD媒体を引き出すことができ
る。
【0050】これを素材登録を行うブースにて、素材登
録候補の楽曲と、実際に借り出してきたCD媒体のうち
の楽曲を電子的に照合するチェックを行う。これは、C
D在庫管理登録をする際に、1つの楽曲に対して演奏時
間とトラック番号などから、ある一定の演算式により求
められた楽曲に一意に定まる値を計算して、それが照合
IDとしてデータベースに保存されているので、実際に
借り出したとき、再度その演算により求められた値が一
致するかどうかで実現できる。
【0051】確認された楽曲をCDプレーヤおよびアン
プ51にかけ、リアルタイムにMPEGエンコーダデコーダ
52でエンコードして、登録PC53のハードディスク
53Aに、MPEGファイルとして格納する。書き込みが終
了したファイル(素材)は、送出サイト2の保有サーバ
121の外部ハードディスク121Aに専用回線3を使
って転送される。さらに送出サイト2の保有サーバ12
1の外部ハードディスク121Aに格納されたファイル
(素材)は、専用回線3を使って、編成サイト1の登録
PC53のハードディスク53Aに転送される。素材情
報登録担当者はこの保有サーバ121から転送されたフ
ァイル(素材)を、MPEGエンコーダデコーダ52によっ
て再生して、音を最初から最後まで聴く検聴を行う。検
聴作業を経て問題ない素材が「収録済」となる。
【0052】楽曲のMPEGファイル化については図6乃至
図9に示す方法で実現できる。
【0053】1.図6に示す方法では、CDプレーヤお
よびアンプ51としての実時間再生装置201(例えば
CDプレーヤ)で音楽(ベースバンド)を再生し、それ
をMPEGエンコーダデコーダ52としての実時間エンコー
ダ202で圧縮して、登録PC53のハードディスク5
3Aに蓄積する。
【0054】2.図7に示す方法では、CDプレーヤお
よびアンプ51としてのN倍速の再生装置211、例え
ば8倍速のCD-ROMプレーヤでデータを読み込み、これを
MPEGエンコーダデコーダ52としての8倍速のエンコー
ダ212で圧縮して、登録PC53のハードディスク5
3Aに蓄積する。Nは1より大の小数を含む数である。
【0055】3.図8に示す方法では、CDプレーヤお
よびアンプ51としての可変倍速再生装置221(例え
ばCD-ROMプレーヤ)でデータを読み込み、これを直接登
録PC53の内部メモリまたはハードディスク53Aに
一旦蓄積して、ソフトウエアでエンコードして、ハード
ディスク53Aに蓄積する。なお、ここにおける可変倍
速とはバースト読み出し制御を含む。
【0056】4.図9に示す方法では、外部にて既にエ
ンコードされたファイルの供給を受けて、登録PC53
のハードディスク53Aに蓄積する。
【0057】素材情報登録システム13では、保有サー
バ121からルータ127−2、ターミナルアダプタ1
26−2、DSU125−2、専用回線3、DSU71−2、
ターミナルアダプタ72−2、ルータ73−2、ライブ
PC61の経路で転送されたファイル(素材)を、MPEG
デコーダ62によってデコード、再生する方法で、DJ
(ディスクジョッキー)によるライブ放送の楽曲送出が
行われる。放送したい楽曲を、DJ端末としてのライブ
PC61から編成サーバ41を検索して、目的の楽曲が
既に収録済であるか否かを調べる。その素材を送出サイ
ト2の保有サーバ121から専用回線3により転送し
て、デコーダ62によって楽曲を再生(デコード)す
る。このとき、マイクロホン76により収音した音声信
号がA/D変換され、MPEGデコーダ62の出力に重畳
(ミキシング)される。
【0058】また、高速で高価な保有サーバ121の外
部ハードディスク121Aの容量は有限なために、いず
れ飽和してしまう。そこで保有サーバ121の外部ハー
ドディスク121Aの容量を常に監視し、設定した条件
に従って、削除候補の素材をアーカイブ制御PC54に
表示する。この条件とは、例えば、放送された回数が1
年以内に2回以下の素材、予め放送終了後に削除候補に
指定した楽曲などである。逆に予め素材登録時に削除候
補にあげないように指定した素材は削除候補から除外さ
れる。素材管理者がこの削除候補から実際に削除する楽
曲、MOディスクにアーカイブするもの、削除候補から
外すもの、を指定することによって、自動的にその処理
が行われる。アーカイブMOチェンジャ55のMOディ
スクにアーカイブされている楽曲は、編成上必要となっ
た時、バッチ処理によって保有サーバ121の外部ハー
ドディスク121Aに戻すことが可能である。このた
め、保有サーバ121とアーカイブ制御PC54は、ル
ータ127−2、ターミナルアダプタ126−2、DSU
125−2、専用回線3、DSU71−2、ターミナルア
ダプタ72−2、ルータ73−2の経路で相互に接続さ
れている。
【0059】図10は、このアーカイブ処理の詳細を表
している。すなわち、最初にステップS31において、
アーカイブ制御PC54または登録PC53からアーカ
イブのための条件が設定される。この条件は、上述した
ように、例えば、放送回数が過去1年以内に2回以下の
楽曲とすることができる。このときアーカイブ制御PC
54は、ステップS32に進み、過去1年以内に放送回
数が2回以下の素材を編成サーバ41から検索し、これ
を削除候補として、アーカイブ制御PC54または登録
PC53に表示させる。
【0060】次に、ステップS33に進み、ステップS
32で表示された削除候補の素材の中から、素材管理者
が実際に削除するものを指定する。この指定が行われる
と、ステップS34において、アーカイブ制御PC54
は、削除が指定された素材を保有サーバ121の登録か
ら削除する処理を行う。
【0061】次に、ステップS35において、素材管理
者は、削除候補素材の中から、アーカイブ素材を指定す
る。この指定が行われると、アーカイブ制御PC54
は、ステップS36で、保有サーバ121に登録されて
いるその素材を、アーカイブMOチェンジャ55のMO
ディスクにアーカイブさせる。
【0062】これにより、高速ではあるが容量が小さい
ハードディスク121Aと、ハードディスク121Aに
較べて低速ではあるが、容量が大きいMOディスクに素
材を分けて保存することができ、すべての素材をハード
ディスク121Aに保存する場合に較べて、小型化、低
コスト化を図ることができる。
【0063】このように、8式の登録PC53−1乃至
53−8で編成サーバ41のデータベース上の素材登録
候補を知り、各登録PC53に接続された8式のエンコ
ーダデコーダ52−1乃至52−8で素材のファイル化
を行う。1式のアーカイブ制御PC54(クライアン
ト)で編成サーバ41のデータベース上の削除候補の素
材を知り、登録PC53から削除するか、または、接続
された1式のアーカイブMOチェンジャ55のMOディ
スクにアーカイブを行う。8式のライブPC61−1乃
至61−8(クライアント)で編成サーバ41のデータ
ベース上の収録済素材を知り、ライブPC61−1乃至
61−8に接続された8式のデコーダ62−1乃至62
−8で楽曲の再生を行う。
【0064】なお、一度アーカイブされた素材であった
としても、その素材が、再び進行表上で使用された場合
には、これを保有サーバ121に再び保持させる必要が
ある。すなわち、上述したように、進行表上で素材が指
定されると、その素材が収録済みであるか否かがチェッ
クされる。収録済みでない素材は、収録する必要がある
が、アーカイブされた素材は、既に収録されている素材
である。編成サーバ41は、ハードディスク41A上に
形成されているデータベースにおいて、素材の情報を管
理しており、その素材が、アーカイブされた素材である
場合、その素材のアーカイブMOチェンジャ55の記録
位置も保持している。
【0065】そこで、編成サーバ41は、進行表上で指
定された素材がアーカイブされた素材であることが判明
した場合、予め設定してある所定の時刻が到来したと
き、バッチ処理により、アーカイブ制御PC54を制御
し、アーカイブMOチェンジャ55に保持されている、
その素材を読み出させ、保有サーバ121に転送し、保
有させる。
【0066】なお、もちろん、編成者が必要に応じて手
動操作して、アーカイブされている素材を保有サーバ1
21に転送し、保持させるようにすることも可能であ
る。
【0067】さらにまた、進行表上で指定されたアーカ
イブ素材を、バッチ処理により、自動的に保有サーバ1
21に転送し、保有させる機能を停止するか、あるいは
続行するかを、必要に応じて、選択させるようにしても
よい。このようにすれば、アーカイブされている素材
が、誤って保有サーバ121に復元されるようなことが
抑制される。
【0068】保有サーバおよび多チャンネル送出システ
ム101は、2式の保有サーバ121−1,121−2
を有している。これらの保有サーバ121には、例え
ば、500GBの容量を有するハードディスク(ディス
クアレイ)121Aが接続されている。保有サーバ12
1は、ルータ127−1、ターミナルアダプタ126−
1、DSU125−1、専用回線3、編成サイト1のDSU7
1−1、ターミナルアダプタ72−1、ルータ73−1
を介して編成サーバ41に接続されている。
【0069】また、保有サーバ121には、専用回線3
上のハブ(HUB)122を介して9式の送出サーバ12
3−1乃至123−9が接続されている。送出サーバ1
23−1乃至123−9には、それぞれ20GBの容量
を有するハードディスク123A−1乃至123A−9
が接続されている。
【0070】送出サーバ123−1乃至123−9には
また、MPEGエンコーダ129−1乃至129−9の出力
が供給されている。MPEGエンコーダ129−1乃至12
9−9は、編成サイト1のコーデック63−1乃至63
−8から専用回線3を介してコーデック124−1乃至
124−8に供給され、そこからさらにスイッチ128
を介して入力されたデータをエンコードして出力するよ
うになされている。
【0071】送出サーバ123−1乃至123−9と、
MPEGエンコーダ129−1乃至1299−9のうち、そ
れぞれ1式の送出サーバ123と、1式のMPEGエンコー
ダ129は、予備用(待機用)とされ、他の送出サーバ
123またはMPEGエンコーダ129が故障したとき、代
わりに用いられるようになされている。
【0072】保有サーバおよび多チャンネル送出システ
ム101においては、保有サーバ121がその外部ハー
ドディスク121Aに、放送に必要な楽曲をMPEG圧縮
(エンコード)した素材、進行表、多チャンネル(この
実施の形態の場合、100ch)のデータの送出に必要
な全てのシステムコンフィグレーション(システム全体
の制御に必要な情報)を保有する。
【0073】ここでは送出サーバ123は、1式で、最
大13チャンネル分のフォーマット変換と多重化をソフ
トウェアにより行う。
【0074】本実施の形態における保有サーバ121の
外部ハードディスク121Aの容量は500ギガバイト
(GB)である。これは、次に示すように、楽曲の1曲
を5分として、256kbit/秒のレートの素材とした場
合、約5万曲の格納容量となる。
【0075】条件:サンプリング周波数 48kHz 量子化ビット数 16bit 音声モード STEREO 圧縮率 1/6(256kbps) 演奏時間 5分
【0076】計算式: 48kHz×16bit×2×(1/6)×60×5×(1/8)=約10Mbyt
e 500Gbyte程度/約10Mbyte=5万曲
【0077】その他の進行表、100ch送出に必要な
全てのコンフィグレーションのファイルサイズは素材の
容量に比べて極わずかとなる。
【0078】保有サーバ121への編成サイト1からの
アクセスは以下の場合に行われる。
【0079】1.素材情報管理・進行編成システム12
からの各チャンネル、各放送日毎の進行表の転送。 2.素材情報登録システム13からの素材の転送(登
録)。 3.素材情報登録システム13への素材の転送(検聴、
楽曲再生)。 4.素材情報登録システム13からの保有サーバ121
内の素材の削除。 5.素材情報登録システム13への素材のアーカイブM
Oチェンジャ55への転送・削除。 6.素材情報登録システム13のアーカイブMOチェン
ジャ55からの素材の復帰。
【0080】保有サーバ121に格納されるシステムコ
ンフィグレーションファイルは以下の通りである。
【0081】・共通時刻: 送出システム全体が正しい
時刻を共有する。 ・ビットレート表: 送出する音楽チャンネルのビット
レートを定義する。 ・チャンネル組合せ表:送出サーバ123が受け持つチ
ャンネルを定義する。 ・MUX現用状態:2次多重衛星送出システム102の現
用系を示す。 ・PMT:プログラムマップテーブル ・サービス対応表:管理チャンネル番号と放送サービス
番号の対応表である。
【0082】なお、ここでいう送出システムとは、編成
サーバ41、保有サーバ121、送出サーバ123、切
替制御PC182、および、マルチプレクサコントロー
ラ(以下MXCと記す)144を意味している。このう
ち、保有サーバ121には送出システムの共通情報を蓄
積することができ、システム運用中はいつでも参照・更
新を行うことができる。
【0083】これらのコンフィグレーションを設定する
サーバと参照するサーバの関係を図11に示す。
【0084】ビットレート表、PTM、およびサービス対
応表は、システム基本パラメータを定義しており、通常
の運用中には変更されないものである。チャンネル組合
せ表とMUX現用状態は、通常の運用中に変更されない
が、チャンネルグループを受け持つ送出サーバ123は
障害時や保守時に変更される。
【0085】これらコンフィグレーションのファイルは
先頭注釈行に更新日時が記録されており、参照側はこれ
から更新の有無を知ることができる。
【0086】以下の説明で単に「管理チャンネル番号」
と呼ぶものは、システムの内部チャンネルに対応する番
号であり、1から100までの連番である。
【0087】<共通時刻>切替制御PC182は、局内
時計184の計時する時刻を基準にして、定期的に保有
サーバ121の共通時刻を設定し、更正する。送出サー
バ123とMXC144は、保有サーバ121を対象にrda
teコマンドを実行することで送出システム全体の時刻を
合わせることができる。
【0088】<ビットレート表>ビットレート表は、各
チャンネルの送出ビットレートと、保有サーバ121に
保持されている素材ファイルからの送出であるのか、ま
たはリアルタイムのMPEGエンコーダ129からの送出で
あるのか、を定義するとともに、注釈として放送する音
楽ジャンルを定義する。これは切替制御PC182が設
定し、編成サーバ41と送出サーバ123が参照する。
【0089】<チャンネル組合せ表>このチャンネル組
合せ表は、1つの送出サーバ123が受け持つ管理チャ
ンネルを定義するファイルである。これは、切替制御P
C182がftp(file transfer protocol)で設定し、
送出サーバ123とMXC144が参照する。
【0090】<MUX現用状態>これは、2重系構成であ
る2次多重衛星送出システム102のマルチプレクサ
(MUX)141の現用系を示し、切替制御PC182が
設定し、MXC144が参照する。
【0091】<PMT(プログラムマップテーブル)>PMT
は放送の各チャンネルに割り当てられるマップ情報を定
義するファイルである。これは、MXC144がftpで毎日
更新し、送出サーバ123が参照する。
【0092】このPMTの転送手順は次の通りである。 時刻t1 [MXC144→保有サーバ121]翌日用PMT
をPMT.newとしてftp転送 時刻t2 [保有サーバ121]PMT.new があれば PMT
にファイル名変更 時刻t3 [送出サーバ123]当日の放送終了 時刻t4 [ 保有サーバ121→送出サーバ123]P
MT のコピー 時刻t5 [送出サーバ123]翌日の放送開始
【0093】なお、放送時刻は、時刻t0から時刻t6
までが1日(1サイクル)とされ、上記手順の時刻t1
乃至t5は、その間の所定の時刻である。
【0094】保有サーバ121は、毎日所定の時刻に新
しいPMT(PMT.new)の存在を調べ、あればファイル名をPM
Tとすることで受領する。送出サーバ123は、毎日の
放送開始に先だってPMTをコピーする。このとき、保有
サーバ121に障害があれば、前日にコピーしたPMTで
送出する。
【0095】<サービス対応表>これは、管理チャンネ
ル番号と放送サービス上で割り当てられる「チャンネル
番号」との対応を示し、切替制御PC182が設定し、
送出サーバ123とMXC144が参照する。
【0096】<コンフィグレーションファイル変更方法
>以下のファイルを更新する場合は、接尾語に(.new)
を付加して切替制御PC182から保有サーバ121へ
ftp転送する。 ・ビットレート表: /100ch/config/bitrate.new ・チャンネル組合せ表:/100ch/config/Channel.new ・サービス対応表: /100ch/config/service.new
【0097】保有サーバ121は、毎日、放送終了間際
の所定の時刻に、これら更新ファイルの存在を調べ、あ
れば接尾語を除いたファイル名に変更することでこれを
受領する。
【0098】送出サーバ123は、毎日の放送開始に先
だって、受領されたファイル(すなわち、接尾語の付か
ないファイル)をコピーする。このとき、保有サーバ1
21に障害があれば、前日にコピーしたものが有効とさ
れる。
【0099】コンフィグレーションファイル変更(更
新)の処理をフローチャートにまとめると、図12に示
すようになる。最初に、ステップS41において、保有
サーバ121は、(.new)の接尾語が付加されている
ファイルがあるか否かを判定し、このようなファイルが
存在する場合には、ステップS42に進み、ファイル置
換処理を実行する。
【0100】すなわち、保有サーバ121は、(.ne
w)の接尾語を除いたファイル名のファイルを、その接
尾語がついたファイルの内容で更新する。例えば、AB
C.newのファイルが存在する場合、ファイルABC
が、ファイルABC.newで更新される。そして、更新
後のファイル名は、ABCとされる。
【0101】このようなファイル置換処理が実行された
後、ステップS43に進む。ステップS41において、
(.new)の接尾語を有するファイルが存在しないと判
定された場合には、ステップS42の処理をスキップ
し、ステップS43に進む。ステップS43において
は、このようにして保有サーバ121において更新され
たファイルが、送出サーバ123にコピーされ、送出サ
ーバ123は、その内容に応じて、放送を行う。
【0102】本実施の形態において、送出サーバ123
は9式とし、そのうち8式が現用、1式を予備としてい
る。送出サーバ123は1式で保有サーバ121からの
複数チャンネル(本実施の形態においては最大13チャ
ンネル)の素材ファイル、或いは実時間でMPEG圧縮(エ
ンコード)処理するリアルタイムエンコーダ129から
の素材ストリームを入力とし、MPEGシステム規格のトラ
ンスポートストリーム(TS)にソフトウェアにてリア
ルタイムで変換し、多重する。
【0103】また、送出サーバ123は、他にPMT(プ
ログラムマップテーブル)、PCR(プログラムクロック
リファレンス)も同時に多重する。これを1次多重化と
呼ぶ。
【0104】本実施の形態のように、全体で100チャ
ンネルを放送する場合、8式の送出サーバ123の内、
6式が13チャンネル、1式が12チャンネル、残り1
式が10チャンネルを1次多重する。それを電気信号に
変換して、2次多重衛星送出システム102の現用系と
予備系の2式のマルチプレクサ(MUX)141−1,1
41−2に並列に出力する。さらに同様の出力を、TS
音声モニタ163にも並列に出力する。これらの伝送路
のケーブル内を流れる電気信号は、全て送出サーバ12
3からマルチプレクサ141、TS音声モニタ163へ
の信号であり、内容はTSデータ、クロック、シンク、
データバリッドである。
【0105】送出サーバ123は日替り時(4:00)
に、前日に取得した当日分の複数の担当チャンネル分の
進行表に従って、放送に必要な素材のファイルを送出サ
ーバ123の外部ハードディスク123Aから順次読み
出し、それと同時に、MPEGエンコーダ129により実時
間でMPEG圧縮(エンコード)処理された素材ストリーム
を並列のMPEGシステム規格のトランスポートストリーム
パケットに変換し、また、PMT(プログラムマップテー
ブル)パケットの作成を行い、さらにNullパケットを挿
入した後、PCR(プログラムクロックリファレンス)パ
ケットを多重した上に、そのPCRパケットに時間情報を
打刻して出力する。
【0106】送出サーバ123はさらに、日替り時に、
翌日分の複数の担当チャンネル分の進行表を保有サーバ
121から読み出し、その進行表に従って、翌日放送に
必要な素材を保有サーバ121から送出サーバ123の
外部ハードディスク123Aへコピーする。これによ
り、万一、保有サーバ121に障害が生じた場合や、進
行表の送付が遅れた場合に対して、翌日まで対応を猶予
することができる。また万一、2日以上、保有サーバ1
21に障害が生じた場合や、進行表が送付されなかった
場合に、その当日は前日分の進行表を代用(コピー)す
ることによって、放送が全く実行されないという事故を
防ぐことが可能となる。
【0107】本実施の形態における送出サーバ123の
外部ハードディスク123Aの容量は、2日分格納する
ものとした。ディスクの占有容量は、本日分と翌日分な
ど、素材が重複する場合には、各チャンネル内、さらに
全チャンネルで互いに全く重複しない素材を放送する場
合より減少する。すなわち、極端な場合として、全ての
チャンネルで1つの素材を連続して2日間放送する場合
には、ディスクの占有容量は1素材ファイル分のみでよ
い。また、運用によっては、特定のチャンネルはより短
い編成とし、特定のチャンネルはより長い編成にするこ
とも可能である。
【0108】8式の送出サーバ123の中の1式に、万
一障害が生じ、送出不能になった場合、その送出サーバ
123−iが担当している全てのチャンネル(例えば1
3チャンネル)の放送が停止する。そこで、障害が生じ
た送出サーバ123−iで実行していたプロセスを、全
て予備の送出サーバ128−jへ切り替える(9/8リ
ダンダンド切替を行う)。後述する切替制御PC182
は保有サーバ121のコンフィグレーションを書き換
え、その後、各送出サーバ123、MXC144にコンフ
ィグレーションが書き換えられたことを伝える。予備と
して待機していた送出サーバ128−jは障害を生じた
送出サーバ128−iが担当していたチャンネルの進行
表を保有サーバ121から取得して、その進行表に従っ
て現在送出に必要な素材ファイルを保有サーバ121か
ら直接読み出して送出を開始する。これと同時にMXC1
44はMUX141の入力チャンネルを切り替える。すな
わち、障害の生じたMUX141の入力ゲートを閉じ、予
備としてそれまで閉じていた入力ゲートを開ける。これ
により直ちに放送が開始される(復旧する)。
【0109】また、その間にも送出サーバ123−j
は、担当するチャンネルの進行表から、今後、本日およ
び翌日に必要となる素材ファイルを検索し、それを保有
サーバ121から読み出して外部ハードディスク123
A−jに順次コピーを行う。すなわち、送出する素材フ
ァイルの読み出しよりも、保有サーバ121から送出サ
ーバ123へのファイルの転送時間の方が早いので、送
出すべきものは、すべての素材のコピーの完了を待たず
に送出し、その合間に、コピーを完了する。これにより
予備として待機していた送出サーバ123−jは、最終
的に、障害を生じた送出サーバ123−iと全く同様の
設定となる。これにより、障害により入れ替えが起こっ
た後、予備機を現用機に戻す必要がなく、以後、障害が
生じた送出サーバ123−iを予備機として待機させ、
修理することが可能となる。
【0110】2次多重衛星送出システム102は、図1
3に示すように、送出システムA系311と、送出シス
テムB系312を有している。送出システムA系311
を構成するマルチプレクサ141−1には、送出サーバ
123−1乃至123−9の出力が供給されている。マ
ルチプレクサ141−1は、MXC144−1により制御
され、所定の8式の送出サーバ123からの出力を選択
し、変調装置142−1に出力している。変調装置14
2−1は、入力されたデータをQPSK方式で変調し、セレ
クタ143に出力する。
【0111】同様に、送出システムB系312を構成す
るマルチプレクサ141−2は、MXC144−2により
制御され、送出サーバ123の出力を選択し、変調装置
142−2に出力している。変調装置142−2は、入
力された信号をQPSK方式で変調し、セレクタ143に出
力している。
【0112】なお、送出サーバ123からMXC144と
TS音声モニタ163には、DVB(Digital Video Broad
casting)パラレル、LVDSなどで、データが転送され
る。
【0113】セレクタ143は、切替制御PC182に
より制御され、変調装置142−1または変調装置14
2−2より入力された信号の一方を選択し、図示せぬ中
間周波(IF)処理回路を介して衛星に出力するように
なされている。
【0114】また、マルチプレクサ141とMXC144
には、放送全体を管理する放送管理システム301よ
り、適宜、所定の信号が供給されるようになされてい
る。
【0115】2次多重衛星送出システム102では、8
系統の送出サーバ123よりそれぞれ供給される13チ
ャンネル分のPES(Program Elementary Stream)パケッ
ト、PMTパケット、およびPCRパケットが1次多重された
TSを、マルチプレクサ141に入力する。2次多重装
置としてのマルチプレクサ141ではこれらのパケット
と、PMT以外の番組選択に必要なパケット、番組ガイド
パケット、番組管理パケット、顧客管理パケット等、衛
星に送出する全てのパケットを多重化して出力する。そ
の出力はQPSK変調装置142にてエラー訂正符号が付加
された後に、QPSK変調されて変調信号として出力され
る。
【0116】マルチプレクサコントローラ(MXC)14
4は放送管理システム301から翌日分の運行データ
(放送全体の運行を規定する)を毎日26:30に受け
取り、27:50にPMTファイルを作成し、PMT.newとし
てハブ122を介して保有サーバ121に転送する。ま
たMXC144はマルチプレクサ141に対して、PMT以外
の番組選択に必要なパケット、番組ガイド用パケット、
番組管理パケット、顧客管理パケット等、衛星に送出す
る全てのパケットの送出の設定およびスケジュールを転
送する。
【0117】図14に現用MXC144から見た周辺装置
の構成を示す。なお、図14において、送信または受信
は、中央に配置されている現用のMXC144−1(また
は144−2)からみた場合を示している。
【0118】MXC144は、MXC144−1(MXC−A)
とMXC144−2(MXC−B)の2式により構成され、MX
C144以降のA系、B系それぞれを独立に制御する
が、現用系MXC144だけが、ハブ122を介して送出
サーバ123に、ハブ303を介してTS音声モニタ1
63に、また、ハブ303とチャンネルセッタPC16
2を経由して、多チャンネルモニタシステム103の多
チャンネルモニタ161のスイッチ卓341に、それぞ
れ制御情報を送る(図13)。現用、予備の認識は、保
有サーバ121上のコンフィグレーションにより行われ
る。
【0119】MXC144の主な役割の1つは各種パラメ
ータの設定であり、初期パラメータの設定を行い、その
後、異常がない限り、送出運用には関与しない。また他
の1つの役割は異常監視であり、各周辺装置の監視を行
い、アラームPC183に異常(アラーム)を通知し、
切替制御PC182からの切替指示により、保有サーバ
121上のコンフィグレーションに従って切替制御を行
う(図14)。
【0120】MXC144−1と144−2は、例えば、
5分毎に、ダミーデータの書き込みを要求し、その実行
を確認するなどして、相互に他方を監視し合い、予備MX
Cから現用MXCの異常がアラームPC183に通知された
場合は、監視者(人)はこれを判断して切替制御PC1
82を制御して、現用、予備を入れ替えさせる。
【0121】現用系MXC144の役割を以下に示す。 ・放送管理システム301からの各種送出制御情報の受
信 ・保有サーバ121へのPMTファイルの送信 ・保有サーバ121からの時刻、現用/予備指定等のコ
ンフィグレーションの受信 ・アラームPC183への異常通知 ・切替制御PC182からの切替指示受信 ・現用系MUX141の設定および監視 送出サーバ123の異常時の現用系MUX141の入力チ
ャンネルの切替 現用系MUX141の入力チャンネルのエラーの送信 ・現用系QPSK変調装置142の設定および監視 ・予備系MXC144の監視 ・TS音声モニタ装置163の設定および監視 ・チャンネルセッタPC162の設定および監視
【0122】予備系MXC144の役割を以下に示す。 ・放送管理システム301からの各種送出制御情報の受
信 ・保有サーバ121からの時刻、現用/予備指定等のコ
ンフィグレーションの受信 ・アラームPC183への異常通知 ・切替制御PC182からの切替指示受信 ・予備系MUX141の設定および監視 送出サーバ123の異常時の予備系MUX141の入力チ
ャンネルの切替 予備系MUX141の入力チャンネルのエラーの送信 ・予備系QPSK変調装置142の設定および監視 ・現用系MXC144の監視
【0123】マルチプレクサ141、QPSK変調装置14
2、MXC144は上述の如く、それぞれA系とB系の2
式があり、全く独立に並列に動作している。それぞれの
QPSK変調装置142の出力は、セレクタ143に供給さ
れ、切替制御PC182がこの切り替えを行う。これに
より、現用系・予備系が入れ替わる(A・B切替)。MX
C144は独立にそれぞれのMUX141に、設定およびス
ケジュールを転送するが、保有サーバ121へのPMTフ
ァイルの送信、TS音声モニタ163の設定および監
視、チャンネルセッタPC162の設定および監視は、
現用系のMXC144のみが行う。
【0124】多チャンネルモニタシステム103は、多
チャンネルモニタ161を有している。この多チャンネ
ルモニタ161には、変調装置142−1,142−2
の出力と、TS音声モニタ163の出力が供給されてい
る。さらに、この多チャンネルモニタ161には、図示
せぬ受信装置で衛星からの電波を受信し、これを復調し
て得られた受信IF信号も供給されている。さらに、多
チャンネルモニタ161には、OAリスニングPC16
5の出力が、MPEGデコーダ166でデコードされた後、
供給されている。多チャンネルモニタ161では、これ
らの入力を適宜モニタすることができるようになされて
いる。チャンネルセッタPC162は、多チャンネルモ
ニタ161を制御するようになされている。
【0125】多チャンネルモニタシステム103は、正
しく全てのチャンネルが送出されているかをモニタする
システムである。まず、衛星からの送信電波を受信し
て、100台の受信装置としてのIRD(図示せず)に分
配して、それぞれのIRDによって音を再生して、多チャ
ンネルモニタ161の100チャンネル分のピークレベ
ルメータに一斉表示する。監視者はそのメータの動きに
より一目で送出状態を知ることが出来る。また、多チャ
ンネルモニタ161にレベル検出装置161Aを設け、
−50dB以下の状態(無音)が30秒以上続いた場合
に、ピークレベルメータ上のインジケータを赤く点滅さ
せるとともに、アラームを鳴らすことで監視者に注意を
促す。監視者はそれを知り、そのチャンネルを選択して
音をスピーカに出力して、障害かどうかの調査を行うこ
とができる。このレベルのしきい値、検出時間設定は変
更することが可能である。
【0126】衛星の送出系統に異常が検出された場合に
は、多チャンネルモニタ161への入力を、一斉に、IR
Dの出力(CS−IF)から、現用系のQPSK変調装置142の
出力に切り替えて、衛星送出前の音声を、100チャン
ネルのピークレベルメータと、スイッチ卓341で選択
した1つの音声によって確認を行う。必要に応じて予備
系のQPSK変調装置142の出力に切り替えて、衛星送出
前の音声を100チャンネルのピークレベルメータと、
1つの選択音声によって確認を行う。
【0127】さらに問題がある場合は、TS音声モニタ
163によって送出サーバ123の出力、すなわちMUX
141に入力する前の1次多重化ストリームから、1チ
ャンネルのトランスポートストリーム(TS)を抜き出
し(デマルチプレックスし)、デコーダ164(図3)
でデコードして、100チャンネルのピークレベルメー
タと、1つの選択音声によって確認を行う。送出サーバ
123で1式当たり13チャンネルを同時に多重するた
めに、TS音声モニタ163は、1式で最大13チャン
ネルのTSを同時にデコードして、13チャンネルの音
声を出力する。TS音声モニタ163を8式(9式のう
ちの1式は予備となる)装備することによって100チ
ャンネルの音声を同時に出力することができる。
【0128】多チャンネルモニタ161のスイッチ卓3
41は100個の選択スイッチを有し、そのスイッチ1
つ1つがチャンネル番号に対応している。一方、TS音
声モニタ163の出力は各送出サーバ123の出力に物
理的に対応しているために、9/8リダンダンド切替が
実施されると、TS音声モニタ163の出力はチャンネ
ル番号に対応しなくなる。そのため本実施の形態におい
ては、チャンネルセッタPC162により、切替情報に
応じて多チャンネルモニタ161のスイッチ卓341の
100個の選択スイッチがどこの入力を選択して出力す
るかの設定を行う。
【0129】また、チャンネルセッタPC162は1式
の多チャンネルモニタ161のスイッチ卓341を制御
するのに対し、選択スイッチを制御する設定ファイルは
2式のMXC144から転送されるために、MXC144との
通信は専用回線3としてのLANを使ったネットワーク経
由で行い、多チャンネルモニタ161のスイッチ卓34
1に対する通信はRS−422で行われる(図13)。
【0130】送出サーバ123より前段に問題がある場
合には、保有サーバ121上の素材に原因がある可能性
があるので、OA(On Air)リスニングPC165によ
り保有サーバ121から問題の素材ファイルを直接読み
出し、MPEGデコーダ166でデコードして確認を行うこ
とが出来る。なお、図3において、OAリスニングPC
165とMPEGデコーダ166は、再生装置265として
示されている。
【0131】例えば、放送し、受信した音に異常があっ
た場合、収録された素材自体に異常があったのか、送出
過程において異常が発生したのかを識別する必要がる。
そこで、OAリスニングPC165により、異常があっ
た日とチャンネルを指定し、進行表を表示させる。異常
があった素材を進行表上で指定すると、OAリスニング
PC165は、指定された素材を保有サーバ121から
読み出し、再生させる。これにより、素材自体に異常が
あったのか否かを判断することができる。
【0132】送出管理システム104は、切替制御PC
182−1,182−2を有しており、この切替制御P
C182には、計時動作を行う局内時計184の出力が
供給されている。送出管理システム104は、この他、
OAモニタPC181−1,181−2、アラームPC
183を有している。
【0133】送出管理システム104のOAモニタPC
181、切替制御PC182、アラームPC183、O
AリスニングPC185は、2次多重衛星送出システム
102のMXC144に接続されている。
【0134】送出管理システム104は、保有サーバお
よび多チャンネル送出システム101と2次多重衛星送
出システム102からの送出の監視・切替を行う。各シ
ステムで発生したアラームは全てアラームPC183に
通知され、ここでは、その対応レベルに応じて4種類の
音色のチャイムが鳴り、アラームの番号とメッセージが
アラームPC183の表示画面に現われる。また、それ
に対する対応方法もGUIに従って参照することができ
る。このアラームPC183から各システムのアラーム
LOGも見ることができ、問題発生の経緯を知ることがで
きる。システム監視者はこのアラームPC183でのア
ラームにより異常を知る。アラームPC183の表示内
容から障害状況と対応を判断して、必要に応じて切替制
御PC182から切替操作を行う。
【0135】2式の切替制御PC182−1,182−
2のうちのいずれかが現用に設定され、切替動作が入力
可能状態に設定される。予備に設定された切替制御PC
182からは切替動作の入力を行うことは出来ない。切
替制御PC182は局内時計184から正確な時刻を知
り、保有サーバ121に設定する。各周辺装置は保有サ
ーバ121を参照することにより、正確な時刻を得る。
切替制御PC182はシステム監視者の入力に従い、送
出サーバ123の予備系への切替(9/8リダンダンド
切替)と、セレクタ143によるQPSK変調装置142の
出力の切替(A・B切替)を行う。その時、切替制御P
C182は保有サーバ121のコンフィグレーションを
書き換え、その後、各周辺装置にコンフィグレーション
が書き換えられたことを伝える。各周辺装置はそれをト
リガーに保有サーバ121から新たなコンフィグレーシ
ョンを取得することで動作を切り替える。
【0136】また、QPSK変調装置142の出力の切替
(A・B切替)は、セレクタ143をリモートにしてお
くことによって切替制御PC182の指示により行われ
るが、セレクタ143をローカル設定にして、セレクタ
143の本体の前面パネルで切替を強制的に行うことも
可能である。その場合、セレクタ143本体で切替が行
われたことを切替制御PC182が知り、その情報によ
り保有サーバ121のコンフィグレーションを切り替え
る。また、送出サーバ123からの楽曲の送出状況を、
OAモニタPC181で知ることができる。
【0137】OAモニタPC181上のGUIから任意の
チャンネルを選択すると、そのチャンネルの送出イベン
ト(楽曲)予定が(すなわち、進行表の内容が)リスト
として表示される。さらに、送出中の楽曲(イベント)
のタイトル、演奏者、演奏時間、残時間が他と異なる色
などでマークされ、現在の送出状況、過去の送出履歴、
今後の送出予定を一目で知ることができる。また、OA
モニタPC181の状態は、送出サーバ123から取得
され、イベント更新は送出サーバ123の動作を基準と
して行われるので、送出サーバ123の異常・停止状況
も知ることができる。
【0138】本発明は、100チャンネルの音楽放送に
限ったものではなく、デジタル化されたあらゆる情報の
データ放送にも容易に応用できることは言うまでもな
い。
【0139】本実施の形態では、圧縮方式としてMPEG方
式を用いているが、単なる説明のためであり、AC-3,ATR
ACなど、他の圧縮方式を用いることもできる。また、圧
縮を使わない場合にも、本発明は適用ができる。
【0140】本実施の形態では、伝送路を衛星を想定し
て説明したが、伝送路はこの他、地上波、光空間、光ケ
ーブル、同軸ケーブル、その他の実時間伝送路であって
も、磁気テープ、光テープ、磁気ディスク、光ディス
ク、その他の蓄積型伝送路であっても構わない。
【0141】本発明により多チャンネルデータ放送の自
動送出システムが実現される。
【0142】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の多チャン
ネルデジタルデータ送出装置および請求項3に記載の多
チャンネルデジタルデータ送出方法によれば、保持され
ている素材が、その後、伝送形式に変換され、多チャン
ネルデジタルデータとして伝送路に送出されるだけでな
く、保持された素材を読み出し、再生したとき、これを
エンコードし、エンコードした素材を伝送形式に変換し
て、多チャンネルデジタルデータとして伝送路に送出す
るようにしたので、保持した素材を用いて、多チャンネ
ルデジタルデータとして送出するだけでなく、これをラ
イブ放送にも有機的に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した編集サイトの構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明を適用した送出サイトの構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】図1と図2に示した主要部の接続状態を示すブ
ロック図である。
【図4】整合性チェックの処理を説明するフローチャー
トである。
【図5】整合性チェックの処理を説明する図である。
【図6】楽曲のファイル化を行う構成例を示すブロック
図である。
【図7】楽曲のファイル化を行う構成例を示すブロック
図である。
【図8】楽曲のファイル化を行う構成例を示すブロック
図である。
【図9】楽曲のファイル化を行う構成例を示すブロック
図である。
【図10】アーカイブ処理を説明するフローチャートで
ある。
【図11】コンフィグレーションを説明する図である。
【図12】コンフィグレーションファイルの更新を説明
するフローチャートである。
【図13】マルチプレックスコントローラに対する接続
関係を示す図である。
【図14】マルチプレックスコントローラに対する信号
の授受を説明する図である。
【符号の説明】
1 編集サイト, 2 送出サイト, 3 専用回線,
11 情報源管理システム, 12 素材情報管理・
進行編成システム, 13 素材情報登録システム,
21 CD在庫管理サーバ, 41 編成サーバ, 5
3 登録PC,54 アーカイブ制御PC, 55 ア
ーカイブMOチェンジャ, 61 ライブPC, 10
1 保有サーバおよび多チャンネル送出システム, 1
022次多重衛星送出システム, 103 多チャンネ
ルモニタシステム, 104送出管理システム, 12
1 保有サーバ, 123 送出サーバ, 141マル
チプレクサ, 142 変調装置, 143 セレク
タ, 144 マルチプレクサコントローラ, 161
多チャンネルモニタ, 163 TS音声モニタ,
165 OAリスニングPC, 182 切替制御P
C, 183アラームPC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 久直 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出する複数の素材を保持する保持手段
    と、 前記保持手段に保持されている素材を読み出し、再生す
    る再生手段と、 前記再生手段により再生された素材をリアルタイムでエ
    ンコードするエンコード手段と、 前記保持手段に保持されている複数の前記素材、また
    は、前記エンコード手段によりリアルタイムでエンコー
    ドされた複数の素材を、伝送形式に変換する変換手段
    と、 前記変換手段により変換された前記素材を、多チャンネ
    ルデジタルデータとして伝送路に送出する送出手段と、 前記各手段が他の手段にアクセスできるように、前記各
    手段を相互に接続する接続手段とを備えることを特徴と
    する多チャンネルデジタルデータ送出装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、前記素材に、時刻情
    報、サービス識別情報、サービス管理情報を多重して1
    つのストリームとすることを特徴とする請求項1に記載
    の多チャンネルデジタルデータ送出装置。
  3. 【請求項3】 送出する素材を保持する保持ステップ
    と、 前記保持ステップで保持された素材を読み出し、再生す
    る再生ステップと、 前記再生ステップで再生された素材をリアルタイムでエ
    ンコードするエンコードステップと、 前記保持ステップで保持された複数の前記素材、また
    は、前記エンコードステップによりリアルタイムでエン
    コードされた複数の素材を、伝送形式に変換する変換ス
    テップと、 前記変換ステップで変換された前記素材を、多チャンネ
    ルデジタルデータとして伝送路に送出する送出ステップ
    と、 前記各ステップでの処理が他のステップでの処理と関連
    づけられるように、前記各ステップの処理を相互に接続
    する接続ステップとを備えることを特徴とする多チャン
    ネルデジタルデータ送出方法。
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