JPH11272110A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH11272110A
JPH11272110A JP10070553A JP7055398A JPH11272110A JP H11272110 A JPH11272110 A JP H11272110A JP 10070553 A JP10070553 A JP 10070553A JP 7055398 A JP7055398 A JP 7055398A JP H11272110 A JPH11272110 A JP H11272110A
Authority
JP
Japan
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cylindrical body
cleaning member
cleaning
wound around
shaft
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Pending
Application number
JP10070553A
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English (en)
Inventor
Koji Imamiya
弘二 今宮
Goro Oda
五郎 小田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US09/271,325 priority patent/US6014538A/en
Publication of JPH11272110A publication Critical patent/JPH11272110A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2025Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid

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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、簡単な装置構成で、十分なクリー
ニング性能を発揮できるクリーニング装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】複写機の定着装置10は、トナー像Tを保
持して送込まれる用紙Pを挟持した状態で搬送する一対
のローラ12、14を有している。トナー像Tを溶融す
るための定着ローラ12の表面には、クリーニング装置
1が接触した状態で配置されている。クリーニング装置
1は、円筒状のシリンダー2、シリンダー2内に設けら
れた送出し軸4および巻取り軸6、送出し軸4から送り
出されてシリンダー2のスリットを介して外周に巻回さ
れ再びスリットを介してシリンダー2内の巻取り軸6に
巻き取られるウェブ3を有している。ジャム時には、シ
リンダー2が回転され、定着ローラ12の表面12aが
シリンダー2の外周に巻かれたウェブ3によりクリーニ
ングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、清掃部材を被清
掃体に摺接させてクリーニングするクリーニング装置に
係り、特に、ベルト状のウェブを被清掃体に摺接させて
クリーニングするクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルト状のウェブを摺接させて被
清掃体をクリーニングする装置として、例えば、複写機
の定着装置に組込まれた定着ローラの表面にベルト状の
ウェブを摺接させて該表面に不所望に付着された未定着
トナーをクリーニングするクリーニング装置が知られて
いる。
【0003】この種の装置は、巻き付けられたウェブを
送り出す送出し軸、この送出し軸から送り出されたウェ
ブを巻き取る巻取り軸、これら送出し軸と巻取り軸との
間で送られるウェブの部位を定着ローラの表面に押付け
る押付部材、およびこれら送出し軸、巻取り軸、押付部
材を一体に収容したケースを有している。
【0004】しかして、複写機による複写動作中におい
て、回転される定着ローラの表面に押付部材を介してウ
ェブが押付けられ、定着ローラの表面に付着された未定
着トナーがクリーニングされる。そして、一連の複写動
作終了後に、ウェブが間欠的に所定長さだけ送出し軸か
ら送出されて巻取り軸で巻き取られ、ウェブの新しい部
位が押付部材によってローラ表面に押付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のクリーニング装置では、ジャム発生時などのように比
較的多量のトナーが定着ローラ表面に付着されると、通
常のクリーニング動作では該表面を十分にクリーニング
することができず、次の複写動作時に出力される複写画
像を汚してしまうといった問題が生じていた。
【0006】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、簡単な装置構成で、十分なクリーニン
グ性能を発揮できるクリーニング装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載のクリーニング装置
は、円筒形に形成され、被清掃体をクリーニングするた
めの帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたスリットをそ
の外周に有し、このスリットを通る清掃部材を上記外周
に巻き回した円筒体と、上記円筒体の内部に設けられ、
上記清掃部材を巻回した第1軸と、上記円筒体の内部に
設けられ、上記第1軸から上記スリットを通って上記円
筒体から延出されて上記外周に巻き回されて上記スリッ
トを通って上記円筒体の内部まで延びた清掃部材を巻き
取る第2軸と、上記円筒体の外周に巻き回された清掃部
材の一部を上記被清掃体へ押圧すべく上記円筒体を付勢
する押圧手段と、上記第2軸を回転させて清掃部材を巻
き取り、上記押圧手段にて被清掃体へ押圧された清掃部
材を移動させる駆動手段と、を備えている。
【0008】また、この発明のうち請求項2記載のクリ
ーニング装置によると、上記押圧手段は、上記外周に巻
き回された清掃部材が上記第2軸に巻き取られる側のス
リットの縁部が上記被清掃体に最も近接するように、上
記円筒体を付勢することを特徴とする。
【0009】また、この発明のうち請求項3記載のクリ
ーニング装置は、円筒形に形成され、被清掃体をクリー
ニングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びた
スリットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部
材を上記外周に巻き回した円筒体と、上記円筒体の内部
に設けられ、上記清掃部材を巻回した第1軸と、上記円
筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリットを
通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き回され
て上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延びた清
掃部材を巻き取る第2軸と、上記円筒体の外周に巻き回
された清掃部材の一部を上記被清掃体へ押圧すべく、上
記外周に巻き回された清掃部材が上記第2軸に巻き取ら
れる側のスリットの縁部が上記被清掃体に最も近接する
ように、上記円筒体を付勢する押圧手段と、上記第2軸
を回転させて清掃部材を巻き取り、上記押圧手段にて被
清掃体へ押圧された清掃部材を移動させる駆動手段と、
を備え、上記駆動手段にて上記清掃部材を間欠的に移動
させるクリーニングモード、および上記駆動手段にて上
記清掃部材を連続的に移動させるクリーニングモードを
有することを特徴とする。
【0010】また、この発明のうち請求項4記載のクリ
ーニング装置は、円筒形に形成され、被清掃体をクリー
ニングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びた
スリットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部
材を上記外周に巻き回した円筒体と、上記円筒体の内部
に設けられ、上記清掃部材を巻回した第1軸と、上記円
筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリットを
通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き回され
て上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延びた清
掃部材を巻き取る第2軸と、上記円筒体の外周に巻き回
された清掃部材の一部を上記被清掃体へ押圧すべく上記
円筒体を付勢する押圧手段と、上記円筒体を回転させ
て、該円筒体の外周に巻き回された清掃部材の全ての部
位を上記被清掃体に転接させる駆動手段と、を備えてい
る。
【0011】また、この発明のうち請求項5記載のクリ
ーニング装置によると、上記押圧手段は、第1の押圧力
で上記円筒体を付勢するとともに、上記第1の押圧力よ
り大きい第2の押圧力で上記円筒体を付勢することを特
徴とする。
【0012】また、この発明のうち請求項6記載のクリ
ーニング装置は、円筒形に形成され、被清掃体をクリー
ニングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びた
スリットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部
材を上記外周に巻き回した円筒体と、上記円筒体の内部
に設けられ、上記清掃部材を巻回した第1軸と、上記円
筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリットを
通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き回され
て上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延びた清
掃部材を巻き取る第2軸と、上記円筒体の外周に巻き回
された清掃部材の一部を上記被清掃体へ押圧すべく、上
記外周に巻き回された清掃部材が上記第2軸に巻き取ら
れる側のスリットの縁部が上記被清掃体に最も近接する
ように、上記円筒体を付勢する押圧手段と、上記円筒体
を回転させて、該円筒体の外周に巻き回された清掃部材
の全ての部位を上記被清掃体に転接させる第1の駆動手
段と、上記第2軸を回転させて清掃部材を巻き取り、上
記押圧手段にて被清掃体へ押圧された清掃部材を移動さ
せる第2の駆動手段と、を備え、上記第2の駆動手段に
て上記清掃部材を間欠的に移動させるクリーニングモー
ド、および上記第1の駆動手段にて上記円筒体を回転さ
せるクリーニングモードを有することを特徴とする。
【0013】また、この発明のうち請求項7記載のクリ
ーニング装置は、円筒形に形成され、被清掃体をクリー
ニングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びた
スリットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部
材を上記外周に巻き回した円筒体と、上記円筒体の内部
に設けられ、上記清掃部材を巻回した第1軸と、上記円
筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリットを
通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き回され
て上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延びた清
掃部材を巻き取る第2軸と、上記円筒体の外周に巻き回
された清掃部材の一部を上記被清掃体へ押圧すべく、上
記外周に巻き回された清掃部材が上記第2軸に巻き取ら
れる側のスリットの縁部が上記被清掃体に最も近接する
ように、上記円筒体を付勢する押圧手段と、上記円筒体
を回転させて、該円筒体の外周に巻き回された清掃部材
の全ての部位を上記被清掃体に転接させる第1の駆動手
段と、上記第2軸を回転させて清掃部材を巻き取り、上
記押圧手段にて被清掃体へ押圧された清掃部材を移動さ
せる第2の駆動手段と、を備え、上記押圧手段にて第1
の押圧力で上記円筒体が付勢された状態で上記第2の駆
動手段にて上記清掃部材を間欠的に移動させるクリーニ
ングモード、および上記押圧手段にて上記第1の押圧力
より大きい第2の押圧力で上記円筒体を付勢した状態で
上記第1の駆動手段にて上記円筒体を回転させるクリー
ニングモードを有することを特徴とする。
【0014】また、この発明のうち請求項8記載のクリ
ーニング装置は、円筒形に形成され、被清掃体をクリー
ニングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びた
スリットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部
材を上記外周に巻き回した円筒体と、上記円筒体の内部
に設けられ、上記清掃部材を巻回した第1軸と、上記円
筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリットを
通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き回され
て上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延びた清
掃部材を巻き取る第2軸と、上記円筒体の外周に巻き回
された清掃部材の一部を上記被清掃体へ押圧すべく上記
円筒体を付勢する押圧手段と、上記円筒体を回転させ
て、該円筒体の外周に巻き回された清掃部材の全ての部
位を上記被清掃体に転接させる第1の駆動手段と、上記
第1の駆動手段にて上記円筒体が回転されて、上記外周
に巻き回された清掃部材の全ての部位が上記被清掃体に
転接された後、少なくとも上記外周に巻き回された長さ
だけ上記清掃部材を巻き取るように上記第2軸を回転さ
せる第2の駆動手段と、を備えている。
【0015】更に、この発明のうち請求項9記載のクリ
ーニング装置は、円筒形に形成され、被清掃体をクリー
ニングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びた
スリットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部
材を上記外周に巻き回した円筒体と、上記円筒体の内部
に設けられ、上記清掃部材を巻回した第1軸と、上記円
筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリットを
通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き回され
て上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延びた清
掃部材を巻き取る第2軸と、上記円筒体の外周に巻き回
された清掃部材の一部を上記被清掃体へ押圧すべく上記
円筒体を第1の押圧力で付勢するとともに、上記第1の
押圧力より大きい第2の押圧力で付勢する押圧手段と、
上記円筒体を回転させて、該円筒体の外周に巻き回され
た清掃部材の全ての部位を上記被清掃体に転接させる第
1の駆動手段と、上記第1の駆動手段にて上記円筒体が
回転されて、上記外周に巻き回された清掃部材の全ての
部位が上記被清掃体に転接された後、少なくとも上記外
周に巻き回された長さだけ上記清掃部材を巻き取るよう
に上記第2軸を回転させる第2の駆動手段と、を備え、
上記押圧手段にて上記第1の押圧力で上記円筒体を付勢
した状態で上記第2の駆動手段にて上記清掃部材を間欠
的に移動させるクリーニングモード、および上記押圧手
段にて上記第2の押圧力で上記円筒体を付勢した状態で
上記第1の駆動手段にて上記円筒体を回転させるクリー
ニングモードを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、一
般的な複写機に組込まれた定着装置10の断面図ととも
に、この定着装置10の定着ローラ12の表面12aを
クリーニングするためのクリーニング装置1の断面図を
示してある。また、図2には、クリーニング装置1の断
面図を拡大して示してある。
【0017】複写機の定着装置10は、ヒータランプ1
3を同軸に収容した定着ローラ12、およびこの定着ロ
ーラ12の下端側に所定圧力で押付けられて配設された
ゴム製の加圧ローラ14を有している。各ローラ12、
14のニップ点より下流側の各ローラ表面12a、14
aには、それぞれ用紙Pを該表面12a、14aから剥
離させるための剥離爪16、17が当接配置されてい
る。
【0018】しかして、周知の電子写真プロセスによっ
て転写されたトナー像Tをその上面上に保持した用紙P
が、搬送ベルト11、およびケース15に固設されたガ
イド部材18を介して定着装置10へ送り込まれると、
用紙Pの先端が一対のローラ12、14間で挟持され、
各ローラ12、14間のニップを用紙Pが通過されて、
用紙P上に保持されたトナー像が溶融されて用紙P上に
圧着(定着)される。トナー像が定着された用紙Pは、
剥離爪16、17を介してローラ表面から剥離され、一
対の排紙ローラ19を介して機外へ排出される。尚、本
実施の形態では、上述した一連のプロセススピードは12
7mm/s に設定した。
【0019】このとき、ごく僅かなトナーが用紙P上に
定着されずに未定着トナーとして定着ローラ12の表面
12a上に不所望に付着される。特に、定着装置10に
おいて用紙ジャムが発生した場合などには、用紙Pを除
去した後に定着ローラ12の表面12a上に多量の未定
着トナーが付着される。このように、未定着トナーが定
着ローラ表面12aに付着されると、次に送り込まれる
用紙を汚してしまうといった不具合を生じる。
【0020】このため、本実施の形態では、定着ローラ
12の表面12aに付着された未定着トナーをクリーニ
ングするためのクリーニング装置1を、定着ローラ表面
12aに対向して配設した。尚、図1においては、クリ
ーニング装置1を定着ローラ12の上端付近に対向させ
て配置したが、定着ローラ12の表面上の任意の位置で
クリーニング装置1を対向させることができる。
【0021】図2に拡大して示したように、クリーニン
グ装置1は、定着ローラ12(外径50mm)と略同じ長さ
および外径(51mm)を有する円筒形のアルミ製のシリン
ダー2を有している。シリンダー2の外周には、その長
手方向に延びたスリット2aが形成されている。尚、シ
リンダー2のスリット2aの縁部分は、後述するウェブ
の走行を容易にするため面取りされている。また、この
スリット2aの両縁部分に、ウェブの走行によって回転
される軸方向に延びたローラを設けても良い。
【0022】シリンダー2内には、不織布、紙、布、フ
ェルト等により形成された十分な長さを有するベルト状
のウェブ3を巻回した送出し軸4、およびこの送出し軸
4から送り出されたウェブ3を巻き取るための巻取り軸
6が、シリンダー2の中心軸と平行且つ回動自在にそれ
ぞれ配設されている。送出し軸4に巻回されたウェブ3
は、送出し軸4から図中矢印b方向(反時計回り方向)
に送り出されて、スリット2aを介してシリンダー2の
外方へ延出され、シリンダー2の外周に沿って図中時計
回り方向に巻回される。シリンダー2の外周に沿って巻
回されたウェブ3は、再びスリット2aを介してシリン
ダー2内に送り込まれ、シリンダー2内に配置された巻
取り軸6によって図中矢印a方向(時計回り方向)に巻
き取られる。
【0023】このように形成されたクリーニング装置1
は、シリンダー2の外周に巻回されたウェブ3がシリン
ダー2内に送込まれる側のスリット2aの縁部が、定着
ローラ12の表面12aに最も近接して対向されるよう
に、位置決めされて配置される。これにより、定着ロー
ラ12の表面12aに摺接されて未定着トナーが付着さ
れるウェブ3の部位を、巻取り軸6を僅かに回転させる
だけでシリンダー2内に速やかに回収でき、シリンダー
2の外周に巻回されて露出されたウェブ3の全長を常に
未使用の状態にすることができる。尚、通常の複写動作
時には、複写動作終了後にウェブ3が0.1mm 〜5mm づつ
間欠的に巻き取られるようになっている。本実施の形態
では、用紙Pを1枚通紙する毎にウェブ3を0.5mm づつ
巻き取るようにした。
【0024】図3には、ウェブ3の巻取りのための構成
を概略的に示してある。これによると、巻取り軸6がシ
リンダー2の端部から延出された一端には、可変速モー
タ20の回転軸に設けられたギア21に噛合わされるギ
ア6aが取付けられている。しかして、モータ20が回
転されると、送出し軸4に巻回されたウェブ3が、スリ
ット2a、シリンダー2の外周、およびスリット2aを
介して巻取り軸6によって巻き取られる。このモータ2
0は、図示しない退避機構によって巻取り軸6の軸方向
に退避可能に設けられ、退避された状態で各ギア6a、
21間の噛合いが解除されるようになっている。
【0025】また、巻取り軸6の他端には、無端状のゴ
ムベルト22を巻き掛けるためのプーリー6bが設けら
れている。このゴムベルト22は、送出し軸4の隣接し
た端部に設けられたプーリー4bにも巻き掛けられ、2
つのプーリー6b、4b間で所定のテンションで張設さ
れている。しかして、モータ20の回転によって巻取り
軸6がウェブ3の巻取り方向(図中a方向)に回転され
ると、プーリー6b、ゴムベルト22、およびプーリー
4bを介してその回転力が送出し軸4に伝達される。こ
のとき、伝達される回転力の回転方向は、送出し軸4の
ウェブ3の送り出し方向と逆方向となっているため、送
り出し方向と逆方向に送出し軸4が付勢される。これに
より、ウェブ3の巻取り動作中において、ゴムベルト2
2がプーリー4bに対してスリップされ、送出し軸4と
巻取り軸6との間でウェブ3が引張られ、ウェブ3の弛
みが防止される。
【0026】図4に示すように、シリンダー2の軸方向
両端には、シリンダー2の回転軸23、24をそれぞれ
形成したフランジ2bが設けられている。一方のフラン
ジ2bには、巻取り軸6のギア6aが取付けられた一端
を露出させるための孔が形成されている。シリンダー2
の回転軸23、24は、図示しないフレームに回動自在
に取付けられているとともに、シリンダー2は、後述す
るラチェット機構によってその回動を規制されるように
なっている。また、シリンダー2の回転軸23、24
は、後述する押圧機構によって定着ローラ12の表面1
2aに向けて所定の押圧力で押圧され、シリンダー2が
定着ローラ12の表面12aに対して押圧配置されるよ
うになっている。
【0027】上記のように構成されたクリーニング装置
1は、定着装置10から脱着可能となっている。ところ
で、送出し軸4に巻回されたウェブ3の残量は、ウェブ
3の全長および巻取り速度(モータ20の回転速度)に
基づいて、モータ20の通電時間やステップ数(ステッ
ピングモータの場合)を監視することにより、検出でき
る。従って、モータ20の通電時間またはステップ数が
所定値に達した時点で、図示しない表示パネルを介し
て、「クリーニングウェブなし」を表示することによ
り、ユーザーやサービスマンに対してクリーニング装置
1の交換を促すことができる。
【0028】図5には、クリーニング装置1のシリンダ
ー2を定着ローラ12の表面12aに押圧配置するため
の押圧機構30を概略的に示してある。ここでは、定着
ローラ12のやや下方からシリンダー2を押圧配置させ
た状態を示したが、シリンダー2の配置位置は図1に示
す位置とすることもでき、任意に設定できる。尚、ここ
で示す押圧機構30は、シリンダー2の押圧力を2段階
に調節できる。
【0029】押圧機構30は、定着装置10のフレーム
10aに固設されたピン31を中心に回動自在に設けら
れた略矩形板状の可動フレーム32を有している。可動
フレーム32がピン31から離間した部位には、フレー
ム10aとの間で張設されたバネ33が取付けられてい
る。このバネ33の作用によって、可動フレーム32
は、ピン31を中心に図中矢印a方向に常に付勢されて
いる。また、可動フレーム32の下端近くの部位には、
クリーニング装置1のシリンダー2の回転軸が回動自在
に取付けられている。すなわち、可動フレーム32に取
付けられたシリンダー2は、バネ33の復元力に起因し
た押圧力で定着ローラ12の表面12aに押圧される。
尚、図示していないがシリンダー2の反対側にも同じよ
うな機構が配置されている。本実施の形態では、この状
態で、シリンダー2の押圧力が15N(ニュートン)と
なるように、バネ33を選定した。
【0030】また、可動フレーム32の上端近くには、
2つの偏心ローラ34、35を軸方向に離間して固設し
た作動ロッド36が回動自在に取付けられている。作動
ロッド36の一端には、無端状の歯付きベルト37が巻
き掛けられた歯付きプーリー38が固設されている。歯
付きベルト37は、可逆回転且つ可変速なモータ40の
回転軸40aにワンウェイクラッチ41を介して取付け
られた歯付きプーリー39にも巻き掛けられ、作動ロッ
ド36の一端に設けられた歯付きプーリー38との間で
張設されている。しかして、モータ40が回転されると
歯付きプーリー39、歯付きベルト37、および歯付き
プーリー38を介して駆動力が伝達され、作動ロッド3
6が回転される。尚、モータが逆方向に回転された場合
には、ワンウェイクラッチ41の作用によって空回りさ
れる。
【0031】作動ロッド36に固設された一方の偏心ロ
ーラ34には、フレーム10aに固設されたピン42に
対して回動自在に設けられた作動片43が作用される。
作動片43が偏心ローラ34に対向した部位には、傾斜
された作用面43aが形成され、偏心ローラ34から離
間した部位には、フレーム10aとの間で張設されたバ
ネ44が取付けられている。しかして、偏心ローラ34
が回動されると、作用面43aが押圧され、バネ44の
復元力に抗して作動片43が回動される。このとき、作
用面43aからの反力によって偏心ローラ34が押圧さ
れ、作動ロッド36を介して可動フレーム32が揺動さ
れる。これにより、上述したバネ33による押圧力より
更に強い押圧力が定着ローラ12に向けてシリンダー2
に作用される。尚、本実施の形態では、この状態で、シ
リンダー2の回転軸にかかる押圧力が約150Nとなる
ようにバネ44を選定した。
【0032】また、作動ロッド36に固設された他方の
偏心ローラ35には、フレーム10aに固設されたピン
45に対して回動自在に設けられた作動アーム46が作
用される。偏心ローラ35が当接される部位から離間し
た作動アーム46の端部には、シリンダー2の外周に押
圧されるパッド47が取付けられている。また、作動ア
ーム46には、パッド47をシリンダー2の外周に押圧
する方向に作動アーム46を付勢するバネ48が可動フ
レーム32との間で張設されている。しかして、偏心ロ
ーラ35が回動されると、バネ48の復元力に抗して作
動アーム46が回動され、作動アーム46の端部に固設
されたパッド47がシリンダー2の外周面上の押圧位置
から離間される。これにより、シリンダー2が自由に回
動可能となる。
【0033】上記のように形成されたクリーニング装置
1を、図1に示すように、押圧機構30によって15N
の押圧力で定着ローラ12の表面12aに押圧した状態
で、A4横サイズの用紙Pを1万枚通紙し、5%の印字
率で画像を出力したところ、排出される用紙Pにトナー
による汚れを生じることはなかった。
【0034】次に、上記クリーニング装置1の他の動作
モードについて、例えば、定着装置10にて用紙ジャム
が発生した後の復帰動作時のように定着ローラ12の表
面12a上に多量のトナーが付着された状態でのクリー
ニングモードについて説明する。つまり、ジャム発生時
のようにローラ表面12aに多量のトナーが付着された
場合には、上述した通常のクリーニング動作(ウェブ3
を間欠的に送る)では、トナーを十分にクリーニングす
ることができないため、クリーニング能力を高めた以下
のモードが実行される。
【0035】第1のモードでは、図6に示すように、ク
リーニング装置1の巻取り軸6のギア6aにモータ20
の回転軸に設けられたギア21を歯合させ、ウェブ3を
連続して走行させる。ウェブ3の走行方向は、図1およ
び図2に示したように、対向した定着ローラ表面12a
の回転方向と逆方向となっている。このとき、シリンダ
ー2の各回転軸23、24がF1 (15N)の押圧力で
定着ローラ表面12aに押圧され、ウェブ3の走行速度
が5〜200mm/sになるようにモータ20の回転速度が
設定され、定着ローラ12が1回転以上回転する時間
(約1.24sec)にモータ20の通電時間が設定され
る。
【0036】上述した第1のモードでクリーニング装置
1を作動させたところ、用紙ジャムにより定着ローラ表
面12aに多量に付着されたトナーを良好にクリーニン
グすることができた。
【0037】第2のモードでは、図6に示す状態から、
巻取り軸6を回転させるためのモータ20を退避させ
(図7)、ウェブ3の走行を禁止した状態で、シリンダ
ー2を定着ローラ12に従動回転(図中矢印C方向)さ
せる。このとき、シリンダー2の回転軸23、24に
は、第1のモードと同様にF1 の押圧力が与えられてい
る。また、シリンダー2は、定着ローラ12に従動され
て複数回転される。このように、ウェブ3をシリンダー
2の外周に巻き掛けた状態でシリンダー2を定着ローラ
12に従動させることにより、ウェブ3が定着ローラ1
2の表面12aに接触する面積が飛躍的に増大される。
【0038】このように第2のモードでクリーニング装
置1を作動させたところ、定着ローラ12を5回転させ
たと時点で未定着トナーを完全にクリーニングすること
ができた。尚、この第2のモードでクリーニング装置1
を作動させた後、シリンダー2の回転をラチェット機構
によって規制した状態で、巻取り軸6のギア6aにモー
タ20のギア21を歯合させ、少なくともシリンダー2
の外周分だけウェブ3を巻き取ってクリーニング動作が
終了される。このとき、シリンダー2の回転位置は、図
1に示した位置で停止される。これにより、ジャム復帰
後の通常動作に移行したときに、未使用のウェブを定着
ローラ12の表面12aに対向させることができる。
【0039】第3のモードでは、第2のモードと同様に
モータ20を退避させてシリンダー2を定着ローラ12
に従動させた。このとき、上述した押圧機構30のモー
タ40を付勢し、図8に示すように、シリンダー2の各
回転軸23、24に定着ローラ12に向うF2 (150
N)の押圧力を与えた。
【0040】第3のモードでクリーニング装置1を作動
させたところ、第2のモードのときよりクリーニング性
能を高めることができ、定着ローラ12を2回転させた
時点で未定着トナーを完全にクリーニングすることがで
きた。尚、この場合においても、シリンダー2の外周分
のウェブ3が巻き取られてクリーニング動作が終了され
る。
【0041】図9には、本発明のクリーニング装置1を
カラー複写機の中間転写体に対向させて配置した例を示
してある。この場合においても、定着ローラの代りに中
間転写体にクリーニング装置1を対向させただけで、ク
リーニング装置1の機能は同じである。
【0042】このカラー複写機50の略中央位置には、
複数のローラ51に巻回されて張設された無端ベルト状
の感光体52が配設されている。このベルト感光体52
の走行速度、即ち複写機のプロセス速度は127mm/s に設
定されている。ベルト感光体52の周囲には、感光体5
2の表面を-650V の電位に帯電させる帯電チャージャ5
3、帯電された感光体表面上を露光して静電潜像を形成
する露光装置54、この露光装置54によって形成され
た静電潜像に各色のトナーを供給して現像する現像装置
55Y、55M、55C、55K、各現像装置によって
現像されたトナー像を順次重ねて転写する中間転写体5
6、および転写されずに感光体52上に残留されたトナ
ーを掻き落とすクリーニングブレード57が、感光体5
2の走行方向に沿って配設されている。
【0043】中間転写体56は、カーボンを混練したH
TVのシリコンゴムを表面層(107 Ω・cmの体積抵抗
を有する)とした導電性ゴムローラにより形成され、18
9mmの外径を有している。この中間転写体56には、ベ
ルト感光体52上のトナー像を転写する際に、約+1KV
の電圧が印加されるようになっている。
【0044】中間転写体56の図中左側には、転写ロー
ラ58が中間転写体56に対して離接可能に配設されて
いる。また、中間転写体56の上端付近には、本発明の
クリーニング装置1が中間転写体56に対して離接可能
に配設されている。
【0045】しかして、転写ローラ58およびクリーニ
ング装置1が中間転写体56から離間された状態で、ベ
ルト感光体52上に各色のトナー像が形成され中間転写
体56上で重ね合わされる。まず、帯電チャージャ53
によって所定の電位に帯電されたベルト感光体52の表
面が露光装置54を介して露光され、該表面上にイエロ
ー用の静電潜像が形成される。この静電潜像は、イエロ
ー用の現像装置55Yによって現像され、イエロートナ
ー像が中間転写体56の表面上に転写される。このよう
に、各色のトナー像が中間転写体56の表面上に順次重
ね合わされて転写される。尚、各色のトナー像が中間転
写体56に転写される度に、ベルト感光体52の表面に
残留したトナーがクリーニングブレード57によってク
リーニングされる。
【0046】そして、転写ローラ58およびクリーニン
グ装置1が中間転写体56に転接され、カセット60か
ら用紙Pが取り出される。カセット60から取出された
用紙Pは、中間転写体56上の各色のトナー像にタイミ
ングを合わされて転写ローラ58との間の転写ニップへ
搬送され、カラー画像が転写される。カラー画像の転写
された用紙Pは、定着装置59を介して機外へ排出され
る。
【0047】このとき、クリーニング装置1は、中間転
写体56の表面に転接された状態で、上述した実施の形
態と同様に動作される。つまり、通常動作時には、クリ
ーニング装置1のシリンダー2のスリット2aの縁部が
中間転写体56に最も近接して対向され、巻取り軸6の
回転によってウェブ3が間欠的に巻き取られる。尚、こ
の場合においても、ウェブ3の巻取り方向は、中間転写
体56の回転方向と逆方向となるように設定されてい
る。
【0048】一方、中間転写体56の近傍で用紙ジャム
が発生した場合には、上述した第1乃至第3のクリーニ
ングモードによってクリーニング装置1が作動される。
つまり、第1のモードでは、中間転写体56を1回転す
る時間(約4.68sec )より少なくとも長い時間、ウ
ェブ3を5〜200mm/sの走行速度で巻き取ることによ
り、中間転写体56の表面上に付着された未定着トナー
を良好にクリーニングすることができた。
【0049】また、第2のモードでは、シリンダー2の
回転軸に中間転写体56に向う15Nの押圧力を与え、
ウェブ3の走行を禁止した状態でシリンダー2を中間転
写体56に従動回転させたところ、中間転写体56を3
回転した時点でトナーを完全にクリーニングすることが
できた。
【0050】更に、第3のモードでは、シリンダー2の
回転軸に中間転写体56に向う150Nの押圧力を与
え、ウェブ3の走行を禁止した状態でシリンダー2を中
間転写体56に従動回転させたところ、中間転写体56
を1回転した時点でトナーを完全にクリーニングするこ
とができた。
【0051】以上のように、中間転写体56に本発明の
クリーニング装置を対向させて配置した場合において
も、上述した実施の形態と同様の効果を奏することがで
きた。尚、この発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能であ
る。例えば、上述した実施の形態では、本発明のクリー
ニング装置1を定着ローラ12に対向させた場合、およ
び中間転写体56に対向させた場合について説明した
が、本発明のクリーニング装置1は、複写機の感光体ド
ラム、転写ベルト、定着装置の加圧ローラなどに対向し
て配置させても良好なクリーニング性能を発揮できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のクリー
ニング装置は、上記のような構成および作用を有してい
るので、簡単な装置構成で、十分なクリーニング性能を
発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクリーニング装置を備えた定着装置
を示す断面図。
【図2】図1のクリーニング装置を拡大して示す断面
図。
【図3】図2のクリーニング装置を部分的に透視して示
す斜視図。
【図4】図2のクリーニング装置を示す斜視図。
【図5】図4のクリーニング装置を定着ローラに押圧配
置するための押圧機構を概略的に示す斜視図。
【図6】第1のクリーニングモードを説明するための
図。
【図7】第2のクリーニングモードを説明するための
図。
【図8】第3のクリーニングモードを説明するための
図。
【図9】この発明のクリーニング装置をカラー複写機の
中間転写体に対向して配置した状態を示す概略図。
【符号の説明】
1…クリーニング装置、 2…シリンダー、 3…ウェブ、 4…送出し軸、 6…巻取り軸、 12…定着ローラ、 12a…ローラ表面、 13…ヒータランプ、 14…加圧ローラ、 20…モータ、 22…ゴムベルト、 30…押圧機構、 40…モータ、 50…カラー複写機、 56…中間転写体、 P…用紙。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形に形成され、被清掃体をクリーニ
    ングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたス
    リットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部材
    を上記外周に巻き回した円筒体と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記清掃部材を巻回した
    第1軸と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリ
    ットを通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き
    回されて上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延
    びた清掃部材を巻き取る第2軸と、 上記円筒体の外周に巻き回された清掃部材の一部を上記
    被清掃体へ押圧すべく上記円筒体を付勢する押圧手段
    と、 上記第2軸を回転させて清掃部材を巻き取り、上記押圧
    手段にて被清掃体へ押圧された清掃部材を移動させる駆
    動手段と、 を備えていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記押圧手段は、上記外周に巻き回され
    た清掃部材が上記第2軸に巻き取られる側のスリットの
    縁部が上記被清掃体に最も近接するように、上記円筒体
    を付勢することを特徴とする請求項1記載のクリーニン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 円筒形に形成され、被清掃体をクリーニ
    ングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたス
    リットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部材
    を上記外周に巻き回した円筒体と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記清掃部材を巻回した
    第1軸と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリ
    ットを通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き
    回されて上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延
    びた清掃部材を巻き取る第2軸と、 上記円筒体の外周に巻き回された清掃部材の一部を上記
    被清掃体へ押圧すべく、上記外周に巻き回された清掃部
    材が上記第2軸に巻き取られる側のスリットの縁部が上
    記被清掃体に最も近接するように、上記円筒体を付勢す
    る押圧手段と、 上記第2軸を回転させて清掃部材を巻き取り、上記押圧
    手段にて被清掃体へ押圧された清掃部材を移動させる駆
    動手段と、を備え、 上記駆動手段にて上記清掃部材を間欠的に移動させるク
    リーニングモード、および上記駆動手段にて上記清掃部
    材を連続的に移動させるクリーニングモードを有するこ
    とを特徴とするクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 円筒形に形成され、被清掃体をクリーニ
    ングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたス
    リットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部材
    を上記外周に巻き回した円筒体と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記清掃部材を巻回した
    第1軸と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリ
    ットを通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き
    回されて上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延
    びた清掃部材を巻き取る第2軸と、 上記円筒体の外周に巻き回された清掃部材の一部を上記
    被清掃体へ押圧すべく上記円筒体を付勢する押圧手段
    と、 上記円筒体を回転させて、該円筒体の外周に巻き回され
    た清掃部材の全ての部位を上記被清掃体に転接させる駆
    動手段と、 を備えていることを特徴とするクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 上記押圧手段は、第1の押圧力で上記円
    筒体を付勢するとともに、上記第1の押圧力より大きい
    第2の押圧力で上記円筒体を付勢することを特徴とする
    請求項4記載のクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 円筒形に形成され、被清掃体をクリーニ
    ングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたス
    リットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部材
    を上記外周に巻き回した円筒体と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記清掃部材を巻回した
    第1軸と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリ
    ットを通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き
    回されて上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延
    びた清掃部材を巻き取る第2軸と、 上記円筒体の外周に巻き回された清掃部材の一部を上記
    被清掃体へ押圧すべく、上記外周に巻き回された清掃部
    材が上記第2軸に巻き取られる側のスリットの縁部が上
    記被清掃体に最も近接するように、上記円筒体を付勢す
    る押圧手段と、 上記円筒体を回転させて、該円筒体の外周に巻き回され
    た清掃部材の全ての部位を上記被清掃体に転接させる第
    1の駆動手段と、 上記第2軸を回転させて清掃部材を巻き取り、上記押圧
    手段にて被清掃体へ押圧された清掃部材を移動させる第
    2の駆動手段と、を備え、 上記第2の駆動手段にて上記清掃部材を間欠的に移動さ
    せるクリーニングモード、および上記第1の駆動手段に
    て上記円筒体を回転させるクリーニングモードを有する
    ことを特徴とするクリーニング装置。
  7. 【請求項7】 円筒形に形成され、被清掃体をクリーニ
    ングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたス
    リットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部材
    を上記外周に巻き回した円筒体と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記清掃部材を巻回した
    第1軸と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリ
    ットを通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き
    回されて上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延
    びた清掃部材を巻き取る第2軸と、 上記円筒体の外周に巻き回された清掃部材の一部を上記
    被清掃体へ押圧すべく、上記外周に巻き回された清掃部
    材が上記第2軸に巻き取られる側のスリットの縁部が上
    記被清掃体に最も近接するように、上記円筒体を付勢す
    る押圧手段と、 上記円筒体を回転させて、該円筒体の外周に巻き回され
    た清掃部材の全ての部位を上記被清掃体に転接させる第
    1の駆動手段と、 上記第2軸を回転させて清掃部材を巻き取り、上記押圧
    手段にて被清掃体へ押圧された清掃部材を移動させる第
    2の駆動手段と、を備え、 上記押圧手段にて第1の押圧力で上記円筒体が付勢され
    た状態で上記第2の駆動手段にて上記清掃部材を間欠的
    に移動させるクリーニングモード、および上記押圧手段
    にて上記第1の押圧力より大きい第2の押圧力で上記円
    筒体を付勢した状態で上記第1の駆動手段にて上記円筒
    体を回転させるクリーニングモードを有することを特徴
    とするクリーニング装置。
  8. 【請求項8】 円筒形に形成され、被清掃体をクリーニ
    ングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたス
    リットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部材
    を上記外周に巻き回した円筒体と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記清掃部材を巻回した
    第1軸と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリ
    ットを通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き
    回されて上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延
    びた清掃部材を巻き取る第2軸と、 上記円筒体の外周に巻き回された清掃部材の一部を上記
    被清掃体へ押圧すべく上記円筒体を付勢する押圧手段
    と、 上記円筒体を回転させて、該円筒体の外周に巻き回され
    た清掃部材の全ての部位を上記被清掃体に転接させる第
    1の駆動手段と、 上記第1の駆動手段にて上記円筒体が回転されて、上記
    外周に巻き回された清掃部材の全ての部位が上記被清掃
    体に転接された後、少なくとも上記外周に巻き回された
    長さだけ上記清掃部材を巻き取るように上記第2軸を回
    転させる第2の駆動手段と、 を備えていることを特徴とするクリーニング装置。
  9. 【請求項9】 円筒形に形成され、被清掃体をクリーニ
    ングするための帯状の清掃部材を通す軸方向に延びたス
    リットをその外周に有し、このスリットを通る清掃部材
    を上記外周に巻き回した円筒体と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記清掃部材を巻回した
    第1軸と、 上記円筒体の内部に設けられ、上記第1軸から上記スリ
    ットを通って上記円筒体から延出されて上記外周に巻き
    回されて上記スリットを通って上記円筒体の内部まで延
    びた清掃部材を巻き取る第2軸と、 上記円筒体の外周に巻き回された清掃部材の一部を上記
    被清掃体へ押圧すべく上記円筒体を第1の押圧力で付勢
    するとともに、上記第1の押圧力より大きい第2の押圧
    力で付勢する押圧手段と、 上記円筒体を回転させて、該円筒体の外周に巻き回され
    た清掃部材の全ての部位を上記被清掃体に転接させる第
    1の駆動手段と、 上記第1の駆動手段にて上記円筒体が回転されて、上記
    外周に巻き回された清掃部材の全ての部位が上記被清掃
    体に転接された後、少なくとも上記外周に巻き回された
    長さだけ上記清掃部材を巻き取るように上記第2軸を回
    転させる第2の駆動手段と、を備え、 上記押圧手段にて上記第1の押圧力で上記円筒体を付勢
    した状態で上記第2の駆動手段にて上記清掃部材を間欠
    的に移動させるクリーニングモード、および上記押圧手
    段にて上記第2の押圧力で上記円筒体を付勢した状態で
    上記第1の駆動手段にて上記円筒体を回転させるクリー
    ニングモードを有することを特徴とするクリーニング装
    置。
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