JPH11271553A - 光導波路用ガラス膜の形成方法及びその装置 - Google Patents

光導波路用ガラス膜の形成方法及びその装置

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JPH11271553A
JPH11271553A JP7453398A JP7453398A JPH11271553A JP H11271553 A JPH11271553 A JP H11271553A JP 7453398 A JP7453398 A JP 7453398A JP 7453398 A JP7453398 A JP 7453398A JP H11271553 A JPH11271553 A JP H11271553A
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JP
Japan
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gas
glass film
substrate
shutter
refractive index
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Application number
JP7453398A
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English (en)
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Akihiro Hori
彰弘 堀
Katsuyuki Imoto
克之 井本
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/14Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス膜上でのパーティクルの発生がなく、
屈折率制御用ドーパントの分布が均一な光導波路用ガラ
ス膜の形成方法及びその装置を提供。 【解決手段】 シャッタ8で基板6を覆った後、原料ガ
スを供給し、高周波電圧の印加によりプラズマ5を発生
させ、このプラズマ5が安定した後、基板6上のシャッ
タ8を移動させて基板6が露出してから成膜を開始する
ので、プラズマの放電状態が安定してからの成膜とな
り、基板6のガラス膜表面に形成されるガラス膜上での
パーティクルの発生防止、ガラス膜中の屈折率制御用ド
ーパントの分布を均一にすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路用ガラス
膜の形成方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石英ガラス基板やSi基板上に形成可能
な石英系ガラス導波路は、石英系ファイバとの整合性が
よいので、実用的な光導波路部品の実現手段として研究
開発が進められている。これらの基板上に石英系ガラス
導波路を形成する方法として、プラズマ化学気相成長法
(プラズマCVD法)等がある。
【0003】これは真空に保たれた低温プラズマ雰囲気
中で基板の表面に、屈折率の低いガラス膜或いは屈折率
の高いガラス膜を形成する光導波路用ガラス膜の形成す
る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、高周波電圧を印加してプラズマを発
生させた直後は、プラズマ放電の条件が不安定となり、
多数のラジカルの生成や相互作用によって反応は複雑な
様相を呈する。このため、ガラス膜上でのパーティクル
の発生やガラス膜中での屈折率制御用ドーパントの分布
の不均一化が問題となってきた。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ガラス膜上でのパーティクルの発生がなく、屈折率
制御用ドーパントの分布が均一な光導波路用ガラス膜の
形成方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、真空に保たれた低温プラズマ雰囲気中で基
板の表面に、屈折率の低いガラス膜或いは屈折率の高い
ガラス膜を形成する光導波路用ガラス膜の形成方法にお
いて、基板をシャッタで覆った後、屈折率制御用ドーパ
ントの蒸気ガス、有機オキシシランの蒸気ガス及び酸素
ガスを吹き付けるか、または、屈折率制御用ドーパント
の原料ガス、モノシランガス及び酸素ガスを吹き付ける
か、あるいは、屈折率制御用ドーパントの蒸気ガス、有
機オキシシランの蒸気ガス、酸素ガス、屈折率制御用ド
ーパントの原料ガス及びモノシランガスを併用して吹き
付けると共に、基板が載置される下部電極と下部電極に
対向して下部電極の上側に配置された上部電極との間に
高周波電圧を印加してプラズマを発生させ、このプラズ
マが安定状態になった後、シャッタを移動させて基板が
露出してから成膜を開始するものである。
【0007】上記構成に加え本発明の光導波路用ガラス
膜の形成方法は、シャッタの材質を石英ガラスとして成
膜を行うものである。
【0008】上記構成に加え本発明の光導波路用ガラス
膜の形成方法は、シャッタの大きさを基板と同じ大きさ
にして成膜を行うものである。
【0009】上記構成に加え本発明の光導波路用ガラス
膜の形成方法は、シャッタを基板の真上に配置して成膜
を行うものである。
【0010】上記構成に加え本発明の光導波路用ガラス
膜の形成方法は、シャッタの形状を円盤状またはキャッ
プ状にして成膜を行うものである。
【0011】上記構成に加え本発明の光導波路用ガラス
膜の形成方法は、シャッタの構造を光彩絞り構造とし、
シャッタの材質を下部電極と同じ材質にして成膜を行う
ものである。
【0012】本発明の光導波路用ガラス膜の形成装置
は、光導波路用ガラス膜を形成すべく基板を収容する密
閉ハウジングと、密閉ハウジング内で基板が載置される
下部電極と、下部電極に対向して下部電極の上側に配置
された上部電極と、密閉ハウジングを真空に保つ排気装
置と、密閉ハウジング内にプラズマを発生させるため電
極間に高周波電圧を印加する高周波電圧印加装置と、密
閉ハウジング内に成膜に必要なガスを供給するガス供給
装置とを備えた光導波路用ガラス膜の形成装置におい
て、密閉ハウジング内にプラズマの放電状態が安定する
まで基板を覆うシャッタを設けたものである。
【0013】なお、基板上に屈折率制御用ドーパントの
蒸気ガス、有機オキシシランの蒸気ガス及び酸素ガスを
吹付ける場合、または、屈折率制御用ドーパントの原料
ガスとモノシランガス(SiH4 )及び酸素ガスを吹付
ける場合、或いは屈折率制御用ドーパントの蒸気ガス、
有機オキシシランの蒸気ガス、酸素ガス、屈折率制御用
ドーパントの原料ガス、モノシランガス(SiH4 )を
併用する場合、このガス中に不活性ガスを混合させても
よい。
【0014】本発明によれば、シャッタで基板を覆った
後、屈折率制御用ドーパントの蒸気ガスと有機オキシシ
ランの蒸気ガス及び酸素ガスを吹付けるか、または、屈
折率制御用ドーパントの原料ガス、モノシランガス及び
酸素ガスを吹付けるか、あるいは、屈折率制御用ドーパ
ントの蒸気ガス、有機オキシシランの蒸気ガス、酸素ガ
ス、屈折率制御用ドーパントの原料ガス、モノシランガ
スを併用して吹付けると共に、上部電極と下部電極との
間に高周波電圧を印加することによりプラズマを発生さ
せ、このプラズマが安定した後、下部電極上の基板を覆
っていたシャッタを移動させて基板が露出してから成膜
を開始するため、プラズマの放電状態が安定してからの
成膜となるので、基板の表面に形成されるガラス膜上で
のパーティクルの発生が防止され、ガラス膜中の屈折率
制御用ドーパントの分布を均一にすることが可能とな
る。
【0015】また、シャッタの材質を石英ガラスとし、
基板と同じ大きさのシャッタを用い、シャッタの位置を
基板の真上とし、シャッタの形状を円盤状或いはキャッ
プ状とすることでプラズマの発生が容易になる。さら
に、シャッタの形状が光彩絞りの構造を有し、下部電極
と同じ材質からなるものとし、光彩絞りの部分の大きさ
が基板と同じであり、シャッタの位置を基板の真上とす
ることでプラズマの発生が容易になる。
【0016】従って、本発明の方法で得られたガラス膜
付き基板を用いて光導波路を形成することにより、小
型、低損失、多機能の光デバイスを実現することが可能
となる。
【0017】本発明で用いられる、屈折率を高くする屈
折率制御用ドーパントとしては、例えばPO(OC2
5 3 ,Ge(OC2 5 4 ,Al(OC2 5 3
等のアルコキシド類が挙げられ、屈折率を高くする屈折
率制御用ドーパントの原料ガスとしてはPH3 ,GeH
4 等が挙げられる。
【0018】これに対して屈折率を低くする屈折率制御
用ドーパントとしては、例えばB(OC2 5 4 のア
ルコキシド類が挙げられ、屈折率を低くする屈折率制御
用ドーパントの原料ガスとしては、B2 6 ,C
2 6 ,CF4 等が挙げられる。
【0019】また本発明で用いられる有機オキシシラン
としては、例えばSi(OC2 54 ,Si(OCH
3 4 等が挙げられる。
【0020】これらの屈折率制御用ドーパント或いは屈
折率制御用ドーパントの原料ガス及び有機オキシシラン
或いはモノシランガス(SiH4 )に、酸素ガス或いは
酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスがプラズマ雰囲気中
に供給される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。但し、本発明は以下の説明に
よって制限されるものではないことはいうまでもない。
【0022】図1は本発明の光導波路用ガラス膜の形成
方法を適用したPCVD装置の一実施の形態を示す概念
図である。図2(a)、(b)、(c)は図1に示した
装置に用いられる下部電極の断面図である。
【0023】同図に示すPCVD(プラズマCVD)装
置1は、密閉ハウジング2内に円盤状の上部電極3と下
部電極4とが設けられ、これら電極3,4間に13.5
6MHzの高周波電圧を印加することによりプラズマ5
を発生するように構成されている。
【0024】下部電極4の構造としては、図2に示した
ように下部電極4の表面に凹凸が無い平面上に基板6を
置くタイプ(図2(a))、下部電極4の表面に基板6
が入る大きさ形状で下部電極4の表面と基板6の表面と
の高さが等しくなるような深さを有する窪みがあり、そ
の窪みに基板6を置くタイプ(図2(b))、下部電極
4の表面に凹凸が無い平面上に基板6を置き、基板6の
周囲を石英ガラスからなる環状の電極カバー34で覆う
タイプ(図2(c))とが挙げられる。なお、図2
(a)、(b)、(c)は下部電極4の構造を示す断面
図である。下部電極4の下部にはヒータ7が取り付けら
れ、基板6を最高400℃の温度にまで加熱できるよう
になっている。
【0025】上部電極3は、その内部を蒸気(原料)ガ
スが通過できる流路を有しており、かつ壁には流路に連
通する穴が多数形成されている。基板6を覆う形状のシ
ャッタ8が上部電極3と基板6との間に設けられてい
る。このシャッタ8は、シャッタ移動アーム9及びシャ
ッタ移動装置10により、必要に応じて水平方向或いは
垂直方向に移動させることができ、基板6を覆ったり露
出させたりすることができるようになっている。このシ
ャッタ8の形状、構造としては、図3、図4に示すよう
に円盤状(図3(a))或いはキャップ状(図3
(b))、さらに光彩絞りの構造を有し、下部電極4と
同じ材質、形状(図4)が挙げられる。本実施の形態で
は図4に示したシャッタを用いた。なお、図3(a)、
(b)及び図4は図1に示したPCVD装置に用いられ
るシャッタの概念図である。
【0026】上部電極3にはガス噴出管33が接続され
ており、蒸気ガスがガス噴出管33から上部電極3に流
入し、上部電極3に形成された多数の穴からハウジング
2内の電極3,4間に流入するようになっている。
【0027】本実施の形態では、蒸気ガスは3種類の蒸
気ガスを用いた場合で説明するが、3種類以上の蒸気ガ
スを混合した蒸気ガスを用いてもよい。
【0028】密閉ハウジング2の外には3個の蒸気ガス
供給タンク(以下「タンク」という)20,24,28
が設置されている。各タンク20,24,28は、それ
ぞれバルブ19,23,27を経て、共通のガス導入管
31及びバルブ32を介してガス噴出管33に接続され
ている。タンク20,24,28で発生した蒸気ガスは
ガス導入管31、ガス噴出管33を経て上部電極3内に
導かれる。
【0029】これら3個のタンク20,24,28は高
温槽からなり、各タンク20,24,28内には酸素ガ
スを導入するための配管21,25,29がそれぞれ挿
入されている。
【0030】タンク20には、屈折率を低くする屈折率
制御用ドーパント22を含んだ溶液、例えばB(OC2
5 4 のアルコキシド類の屈折率制御用ドーパントの
溶液が充填されており、その溶液を酸素ガスで気泡化さ
せて蒸気ガスを発生するようになっている。
【0031】タンク24には、屈折率を高くする屈折率
制御用ドーパント26を含んだ溶液、例えばPO(OC
2 5 3 ,Ge(OC2 5 4 ,Al(OC
2 5 3等のアルコキシド類から選択された少なくと
も一種類の屈折率制御用ドーパントの溶液が充填されて
おり、その溶液を酸素ガスで気泡化させて蒸気ガスを発
生するようになっている。
【0032】タンク28には、有機オキシシラン類、例
えばSi(OC2 5 4 、Si(OCH3 4 等から
選択された少なくとも一種類の有機オキシシラン30が
充填されており、その有機オキシシラン30を酸素ガス
で気泡化させて蒸気ガスを発生するようになっている。
【0033】密閉ハウジング2の底部中央には排気口1
2が形成されており、この排気口12と下部電極4の中
央部に形成されたハウジング開口部13とが短管11で
連通している。密閉ハウジング2内を真空排気すべく、
排気口12には液体窒素トラップ14、ロータリーポン
プ15及び排ガス処理装置16が、短管17,18を介
して接続されている。
【0034】このようなPCVD装置を用いて光導波路
用ガラス膜を形成する方法について説明する。
【0035】PCVD装置1の密閉ハウジング2内にお
いて、液体窒素トラップ14、ロータリーポンプ15及
び排ガス処理装置16の駆動により密閉ハウジング2内
を真空排気し、下部電極4上に載置した基板6をヒータ
7で100〜400℃の温度に加熱する。
【0036】次に基板6の上側に光彩絞りを閉じたシャ
ッタ8を実線で示す位置に平行移動させて基板6を覆
う。その後、バルブ19,27を開けてタンク20で発
生した屈折率を低くする屈折率制御用ドーパント22の
蒸気ガスと、タンク28で発生した有機オキシシラン3
0の蒸気ガスと、酸素ガスとを混合し、開いた状態のバ
ルブ32を介してガス噴出管33から上部電極3を通し
て密閉ハウジング2内に噴出させる。このような状態で
上部電極3と下部電極4との間に13.56MHzの高
周波電圧を印加することによりプラズマ5を発生させ
る。
【0037】プラズマが安定状態になった後、基板6を
覆っているシャッタ8の光彩絞りを開けた状態にし、シ
ャッタ移動アーム9及びシャッタ移動装置10によりシ
ャッタ8を下部電極4上に破線で示す位置に下降させ
る。
【0038】このような状態で基板6の表面に屈折率の
低い屈折率制御用ドーパントを含んだガラス膜(バッフ
ァ層用ガラス膜或いはクラッド層用ガラス膜)が形成さ
れる。
【0039】また、コア層用ガラス膜を形成する場合
は、基板6上部に光彩絞りを閉じたシャッタ8を実線で
示す位置に移動させて基板6を覆う。その後バルブ2
3,27を開け、タンク24で発生した屈折率を高くす
る屈折率制御用ドーパント26の蒸気ガスと、タンク2
8で発生した有機オキシシラン30の蒸気ガスと、酸素
ガスとを混合した状態で、開いた状態のバルブ32を介
してガス噴出管33から上部電極3を通して密閉ハウジ
ング2内に噴出させる。
【0040】このような状態で上部電極3及び下部電極
4との間に13.56MHzの高周波電圧を印加するこ
とによりプラズマ5が発生する。
【0041】プラズマ5が安定状態になった後、基板6
上部のシャッタ8の光彩絞りを開けた状態にし、シャッ
タ移動アーム9及びシャッタ移動装置10を用いてシャ
ッタ8を下部電極4上(破線で示す位置)に下降させ
る。
【0042】プラズマ5により基板6の表面に屈折率の
高い屈折率制御用ドーパントを含んだガラス膜が形成さ
れる。
【0043】図5は本発明の光導波路用ガラス膜の形成
方法を適用したPCVD装置の他の実施の形態を示す概
念図である。
【0044】図1に示した実施の形態との相違点は、屈
折率制御用ドーパントの蒸気ガスと、有機オキシシラン
の蒸気ガスと、酸素ガスとを吹き付けるかわりに、屈折
率制御用ドーパントの原料ガスと、モノシランガスと、
酸素ガスとを吹き付ける点である。
【0045】下部電極4は図2(b)に示したような形
状を有している。シャッタ8は図3(a)に示した円盤
状に形成されている。
【0046】図5に示す装置は、図1に示した装置に用
いられる密閉ハウジング2の外に設置した3個のタンク
20,24,28に代えて3個のガスボンベ36,3
9,42を用いており、ガスボンベ36はバルブ35、
ガス導入管44を介して上部電極3内に導入され、ガス
ボンベ39はバルブ38、ガス導入管45を介して上部
電極3内に導入され、ガスボンベ42はバルブ41、ガ
ス導入管46を介して上部電極3内に導入される。
【0047】ガスボンベ36には、屈折率を低くする屈
折率制御用ドーパントの原料ガス37、例えばB
2 6 ,C2 6 ,CF4 等のガスが充填されている。
【0048】ガスボンベ39には、屈折率を高くする屈
折率制御用ドーパントの原料ガス40、例えばPH3
GeH4 等のガスが充填されている。
【0049】ガスボンベ42には、モノシランガス43
が充填されている。
【0050】酸素ガス導入管47より、酸素が上部電極
3内に供給されるようになっている。
【0051】図5に示したPCVD装置を用いて光導波
路用ガラス膜を形成する方法について説明する。
【0052】PCVD装置1の密閉ハウジング2内にお
いて、液体窒素トラップ14、ロータリーポンプ15及
び排ガス処理装置16の駆動により密閉ハウジング2内
を真空排気し、下部電極4上に載置した基板6をヒータ
7により100〜400℃の温度に加熱する。
【0053】次に伸縮機能と水平から垂直への回動機能
とを有するシャッタ移動アーム9及びシャッタ移動装置
10を用いて、基板6上部に円盤状のシャッタ8を移動
させて基板6を覆う。その後、バルブ35,41を開
け、ガスボンベ36より屈折率を低くする屈折率制御用
ドーパントの原料ガス37を、ガス導入管44を介して
上部電極3内へ導入し、ガスボンベ42よりモノシラン
ガス43をガス導入管46を介して上部電極3へ導入す
る。さらに酸素ガス導入管47により酸素ガスを上部電
極3へ導入する。これらのガスが上部電極3より密閉ハ
ウジング2内に噴出する。このような状態で上部電極3
と下部電極4との間に13.56MHzの高周波電圧を
印加することによりプラズマ5が発生する。このプラズ
マ5が安定状態となった後、基板6を覆っていたシャッ
タ8を、シャッタ移動アーム9及びシャッタ移動装置1
0を用いて移動させて基板6を露出させる。プラズマ5
により基板6の表面に屈折率の低い屈折率制御用ドーパ
ントを含んだバッファ層用或いはクラッド層用のガラス
膜が形成される。
【0054】コア層用のガラス膜を形成するには、ま
ず、基板6上部にシャッタ8を移動して基板6を覆う。
その後、バルブ38,41を開け、ガスボンベ39より
屈折率を高くする屈折率制御用ドーパントの原料ガス4
0をガス導入管45を介して上部電極3へ導入し、ガス
ボンベ42よりモノシランガス43をガス導入管46を
介して上部電極3へ導入する。さらに酸素ガス導入管4
7により酸素ガスを上部電極3へ導入する。これらのガ
スは上部電極3から密閉ハウジング2内に噴出される。
このような状態で上部電極3と下部電極4との間に1
3.56MHzの高周波電圧を印加することによりプラ
ズマ5が発生する。プラズマ5が安定となった後、基板
6上部のシャッタ8をシャッタ移動アーム9及びシャッ
タ移動装置10により移動させて基板6を露出させる。
プラズマ5により基板6の表面に屈折率の高い屈折率制
御用ドーパントを含んだコア層用のガラス膜が形成され
る。
【0055】本実施の形態では3種類のガスを用いた
が、3種類以上のガスを混合したガスを用いてもよい。
【0056】図6は本発明の光導波路用ガラス膜の形成
方法を適用したPCVD装置の他の実施の形態を示す概
念図である。
【0057】図5に示した装置との相違点は、屈折率制
御用ドーパントの蒸気ガス、有機オキシシランの蒸気ガ
ス、屈折率制御用ドーパントの原料ガスとモノシランガ
スとを併用した点である。
【0058】図6に示したPCVD装置に用いられる下
部電極4は、図2(c)に示したタイプである。シャッ
タ形状、構造は図3(a)に示した円盤状のものであ
る。
【0059】図6に示したPCVD装置は、図1及び図
5に示した装置に用いられる密閉ハウジング2の外に設
置した1個のガスボンベ49及び2個のタンク52,5
6を用いていることが特徴である。
【0060】ガスボンベ49には、屈折率を低くする屈
折率制御用ドーパントの原料ガス50、例えばB
2 6 、C2 6 ,CF4 等のガスが充填されている。
【0061】タンク52には、屈折率を高くする屈折率
制御用ドーパント54を含んだ溶液、例えばPO(OC
2 5 3 ,Ge(OC2 5 4 ,Al(OC
2 5 3等のアルコキシド類から選ばれた少なくとも
一種類の屈折率制御用ドーパントの溶液が充填されてお
り、その溶液を酸素ガス導入管53から導入される酸素
ガスで気泡化させて蒸気ガスを発生するようになってい
る。
【0062】タンク56には、有機オキシシラン類、例
えばSi(OC2 5 4 ,Si(OCH3 4 等から
選択された少なくとも一種類の有機オキシシラン58が
充填されており、その有機オキシシラン58を、酸素ガ
ス導入管57から導入される酸素ガスで気泡化させて蒸
気ガスを発生するようになっている。
【0063】次に上記構造のプラズマCVD装置を用い
て光導波路用ガラス膜を形成する方法について説明す
る。
【0064】PCVD装置1の密閉ハウジング2内にお
いて、液体窒素トラップ14、ロータリーポンプ15及
び排ガス処理装置16の駆動により密閉ハウジング2内
を真空排気し、下部電極4上に載置した基板6をヒータ
7により100〜400℃の温度に加熱する。
【0065】次にシャッタ格納室用開閉バルブ63を開
け、PCVD装置1の密閉ハウジング2の側壁にあるシ
ャッタ格納室64から、ロボットアーム式の回転伸縮機
能を有するシャッタ移動アーム9及びシャッタ移動装置
10を用いて、シャッタ8をシャッタ、アーム通過用開
口部62を通過させ、基板6上に円盤状のシャッタ8を
移動させて基板6を覆う。
【0066】バルブ48,55を開け、ガスボンベ49
より屈折率を低くする屈折率制御用ドーパントの原料ガ
ス50を、タンク56より有機オキシシラン58をガス
導入管59、バルブ60及びガス噴出管61を介して上
部電極3内へ導入し、密閉ハウジング2内に噴出させ
る。上部電極3と下部電極4との間に13.56MHz
の高周波電圧を印加することによりプラズマ5が発生す
る。このプラズマ5が安定となった後、基板6上部のシ
ャッタ8を、シャッタ、アーム通過用開口部62からシ
ャッタ格納室64内へ移動させ、シャッタ格納室用開閉
バルブ63を閉じる。プラズマ5により基板6の表面に
屈折率の低い屈折率制御用ドーパントを含んだバッファ
層用あるいはクラッド層用のガラス膜が形成される。
【0067】コア層用のガラス膜を形成するには、まず
シャッタ格納室用開閉バルブ63を開けて基板6上部に
円盤状のシャッタ8を移動させて基板6を覆う。バルブ
51,55を開け、タンク52で発生させた屈折率を高
くする屈折率制御用ドーパント54の蒸気ガス及びタン
ク56で発生させた有機オキシシラン58の蒸気ガス
を、ガス導入管59、バルブ60を介して上部電極3へ
導入し、密閉ハウジング2内に噴出させる。このような
状態で上部電極3と下部電極4との間に13.56MH
zの高周波電圧を印加することによりプラズマ5が発生
する。プラズマ5が安定状態となった後、基板6上部の
シャッタ8をシャッタ格納室64内へ移動させて基板6
を露出させ、シャッタ格納室用開閉バルブ63を閉じ
る。プラズマ5により基板6の表面に屈折率の高い屈折
率制御用ドーパントを含んだガラス膜が形成される。
【0068】本実施の形態は3種類のガス及び有機オキ
シシランを用いた場合を示すが、3種類以上のガス及び
有機オキシシランを混合したガスを用いてもよい。この
ような方法によれば、シャッタで基板を覆った後、原料
ガスを供給し、高周波電圧を印加してプラズマを発生さ
せ、このプラズマが安定した後、基板上のシャッタを移
動させて成膜を開始するので、プラズマの放電状態が安
定となってからの成膜となり、基板のガラス膜表面に形
成されるガラス膜上でのパーティクルの発生防止と、ガ
ラス膜中の屈折率制御用ドーパントの分布を均一にする
ことができる。
【0069】そしてこの方法で得られたガラス膜を用い
て光導波路を形成することにより、小型、低損失、多機
能性の光デバイスを実現できる。
【0070】図7は図1、図5、図6に示したPCVD
装置を用いた光導波路の製造工程を示す図である。
【0071】基板表面にバッファ層用の屈折率の低いガ
ラス膜を形成し(S1工程)、屈折率の低いガラス膜上
にコア膜用の屈折率が高いガラス膜を形成し(S2工
程)、基板を高温(800〜1300℃)で熱処理する
(S3工程)。この熱処理は必要に応じて酸素ガス或い
は窒素ガス雰囲気で行うことが望ましい。この熱処理
で、より緻密で透明なガラス膜にすることができる。次
いでそのガラス膜表面にメタルマスク用のメタル膜、例
えばWSiからなるマスクを形成し(S4)、そのメタ
ル膜の上にフォトレジストパターンを形成するためのフ
ォトリソグラフィを行い(S5工程)、ドライエッチン
グプロセスを施す(S6工程)。次いでクラッド膜形成
プロセス(S7工程)において、基板上のガラス膜のエ
ッチングパターン全面にバッファ層のガラス膜の屈折率
と略等しい屈折率のガラス膜を形成することにより、埋
め込み型或いはリッジ型の光導波路が得られる。
【0072】次に具体的な数値を挙げて説明するが、こ
れに限定されるものではない。
【0073】図1に示したPCVD装置を用いて図7に
示すプロセス、すなわち本発明の光導波路用ガラス膜の
形成方法によって図8に示す構造の直線ガラス導波路を
形成した。図8は図1に示したPCVD装置により形成
した石英系光導波路の断面図である。
【0074】石英系ガラスからなるコア67がシングル
モードとなるようにサイズを幅約9μm、高さ約9μm
とし、石英系ガラスからなるバッファ層66及びクラッ
ド層68の高さを約10μmとした。また直線ガラス導
波路の長さを約50mmとし、コア67とクラッド層6
8との比屈折率差が0.45%となるように調整した。
なお、65はガラス導波路が形成される基板である。
【0075】比較例として従来の装置を用いて図7に示
す、プロセス、すなわち従来の光導波路用ガラス膜の形
成方法によって図8に示す構造の直線ガラス導波路を形
成した。石英系ガラスからなるコア67がシングルモー
ドとなるようにサイズを幅約9μm、高さ約9μmと
し、石英系ガラスからなるバッファ層66及びクラッド
層68の厚さを約10μmとした。また直線ガラス導波
路の長さを約50mmとし、コア67とクラッド層68
との比屈折率差が0.45%となるように調整した。
【0076】このようにして本発明の光導波路用ガラス
膜の形成方法により得られた直線ガラス導波路と、従来
の光導波路用ガラス膜の形成方法により得られた直線ガ
ラス導波路の波長1.3μmにおける損失特性を表1に
示す。
【0077】
【表1】
【0078】同表に示すように従来の光導波路用ガラス
膜の形成方法により形成したガラス導波路の損失特性が
0.15dB/cmであるのに対し、本発明の光導波路
用ガラス膜の形成方法により形成したガラス導波路の損
失特性が0.09dB/cmであり、低損失であること
が分かる。
【0079】以上において本発明の光導波路用ガラス膜
の形成方法によれば、シャッタで基板を覆った後、原料
ガスを供給し、高周波電圧の印加によりプラズマを発生
させ、このプラズマが安定した後、基板上のシャッタを
移動させて基板が露出してから成膜を開始するため、プ
ラズマの放電状態が安定してからの成膜となり、基板の
ガラス膜表面に形成されるガラス膜上でのパーティクル
の発生が防止され、ガラス膜中の屈折率制御用ドーパン
トの分布を均一にすることができる。従って低損失の光
導波路を得ることができる。
【0080】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0081】シャッタで基板を覆った後、原料ガスを供
給し、高周波電圧の印加によりプラズマを発生させ、こ
のプラズマが安定した後、基板上のシャッタを移動させ
て基板が露出してから成膜を開始するので、プラズマの
放電状態が安定となってからの成膜となり、基板のガラ
ス膜表面に形成されるガラス膜上でのパーティクルの発
生防止、ガラス膜中の屈折率制御用ドーパントの分布を
均一にすることが可能となり、この方法で得られたガラ
ス膜付き基板(予め低屈折率のガラス膜を有する基板)
を用いて光導波路を形成することにより、小型、低損
失、多機能性の光デバイスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光導波路用ガラス膜の形成方法を適用
したPCVD装置の一実施の形態を示す概念図である。
【図2】(a)、(b)、(c)は図1に示したPCV
D装置に用いられる下部電極の断面図である。
【図3】(a)、(b)は図1に示したPCVD装置に
用いられるシャッタの概念図である。
【図4】図1に示したPCVD装置に用いられるシャッ
タの概念図である。
【図5】本発明の光導波路用ガラス膜の形成方法を適用
したPCVD装置の他の実施の形態を示す概念図であ
る。
【図6】本発明の光導波路用ガラス膜の形成方法を適用
したPCVD装置の他の実施の形態を示す概念図であ
る。
【図7】図1、図5、図6に示したPCVD装置を用い
た光導波路の製造工程を示す図である。
【図8】図1に示したPCVD装置により形成した石英
系光導波路の断面図である。
【符号の説明】
1 プラズマCVD(PCVD)装置 5 プラズマ 6 基板 8 シャッタ 9 シャッタ移動アーム 10 シャッタ移動装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空に保たれた低温プラズマ雰囲気中で
    基板の表面に、屈折率の低いガラス膜或いは屈折率の高
    いガラス膜を形成する光導波路用ガラス膜の形成方法に
    おいて、上記基板をシャッタで覆った後、屈折率制御用
    ドーパントの蒸気ガス、有機オキシシランの蒸気ガス及
    び酸素ガスを吹き付けるか、または、屈折率制御用ドー
    パントの原料ガス、モノシランガス及び酸素ガスを吹き
    付けるか、あるいは、屈折率制御用ドーパントの蒸気ガ
    ス、有機オキシシランの蒸気ガス、酸素ガス、屈折率制
    御用ドーパントの原料ガス及びモノシランガスを併用し
    て吹き付けると共に、上記基板が載置される下部電極と
    該下部電極に対向して該下部電極の上側に配置された上
    部電極との間に高周波電圧を印加してプラズマを発生さ
    せ、このプラズマが安定状態になった後、上記シャッタ
    を移動させて上記基板が露出してから成膜を開始するこ
    とを特徴とする光導波路用ガラス膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 上記シャッタの材質を石英ガラスとして
    成膜を行う請求項1に記載の光導波路用ガラス膜の形成
    方法。
  3. 【請求項3】 上記シャッタの大きさを上記基板と同じ
    大きさにして成膜を行う請求項1に記載の光導波路用ガ
    ラス膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 上記シャッタを上記基板の真上に配置し
    て成膜を行う請求項1に記載の光導波路用ガラス膜の形
    成方法。
  5. 【請求項5】 上記シャッタの形状を円盤状またはキャ
    ップ状にして成膜を行う請求項1に記載の光導波路用ガ
    ラス膜の形成方法。
  6. 【請求項6】 上記シャッタの構造を光彩絞り構造と
    し、上記シャッタの材質を上記下部電極と同じ材質にし
    て成膜を行う請求項1に記載の光導波路用ガラス膜の形
    成方法。
  7. 【請求項7】 光導波路用ガラス膜を形成すべく基板を
    収容する密閉ハウジングと、該密閉ハウジング内で上記
    基板が載置される下部電極と、該下部電極に対向して該
    下部電極の上側に配置された上部電極と、上記密閉ハウ
    ジングを真空に保つ排気装置と、上記密閉ハウジング内
    にプラズマを発生させるため上記電極間に高周波電圧を
    印加する高周波電圧印加装置と、上記密閉ハウジング内
    に成膜に必要なガスを供給するガス供給装置とを備えた
    光導波路用ガラス膜の形成装置において、上記密閉ハウ
    ジング内にプラズマの放電状態が安定するまで上記基板
    を覆うシャッタを設けたことを特徴とする光導波路用ガ
    ラス膜の形成装置。
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