JPH11271342A - 走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents
走査型プローブ顕微鏡Info
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- JPH11271342A JPH11271342A JP7392398A JP7392398A JPH11271342A JP H11271342 A JPH11271342 A JP H11271342A JP 7392398 A JP7392398 A JP 7392398A JP 7392398 A JP7392398 A JP 7392398A JP H11271342 A JPH11271342 A JP H11271342A
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- Japan
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- cantilever
- scanning
- sample
- probe
- displacement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】共振周波数が高く且つ剛性の高いスキャナを備
えた走査型プローブ顕微鏡を提供する。 【解決手段】カンチレバー20の探針22を試料16表
面に沿ってXY方向に走査させることが可能なXY走査
機構24と、カンチレバーの探針を試料に対してZ方向
に移動させることが可能なZ移動機構26と、XY走査
機構とZ移動機構との間に設けられ且つカンチレバーの
変位を検出することが可能な変位検出機構28とを備え
ている。
えた走査型プローブ顕微鏡を提供する。 【解決手段】カンチレバー20の探針22を試料16表
面に沿ってXY方向に走査させることが可能なXY走査
機構24と、カンチレバーの探針を試料に対してZ方向
に移動させることが可能なZ移動機構26と、XY走査
機構とZ移動機構との間に設けられ且つカンチレバーの
変位を検出することが可能な変位検出機構28とを備え
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば原子オーダ
ーの分解能で試料の表面情報を測定することが可能な走
査型プローブ顕微鏡に関する。
ーの分解能で試料の表面情報を測定することが可能な走
査型プローブ顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走査型プローブ顕微鏡(SPM:
Scanning Probe Microscope )の一例として、ビニッヒ
(Binnig)やローラー(Rohrer)等によって、走査型トンネ
ル顕微鏡(STM:Scanning Tunneling Microscope )
が発明されている。しかし、STMでは、観察できる試
料が導電性の試料に限られている。そこで、サーボ技術
を始めとするSTMの要素技術を利用し、絶縁性の試料
をナノメートルオーダーの分解能で観察できる装置とし
て原子間力顕微鏡(AFM:Atomic ForceMicroscope)
が提案されている(特開昭62−130302号公報参
照)。
Scanning Probe Microscope )の一例として、ビニッヒ
(Binnig)やローラー(Rohrer)等によって、走査型トンネ
ル顕微鏡(STM:Scanning Tunneling Microscope )
が発明されている。しかし、STMでは、観察できる試
料が導電性の試料に限られている。そこで、サーボ技術
を始めとするSTMの要素技術を利用し、絶縁性の試料
をナノメートルオーダーの分解能で観察できる装置とし
て原子間力顕微鏡(AFM:Atomic ForceMicroscope)
が提案されている(特開昭62−130302号公報参
照)。
【0003】また、近年では、光学顕微鏡をAFMに組
み込んで構成されたSPM装置が提案されており(特開
平8−285865号公報参照)、このSPM装置は、
例えば図4に示すように、カンチレバー2を試料4に対
して移動させることが可能な電極が4分割された4分割
スキャナ6と、探針12先端と試料4との間に働く相互
作用(原子間力、摩擦力、吸着力、接触力など)に基づ
く、カンチレバー2の自由端の撓み変位を光学的に検出
可能な光てこ方式のカンチレバー変位センサ8と、スキ
ャナ6内に挿入され、カンチレバー2の走査領域(即
ち、試料4表面)を光学的に観察可能な光学顕微鏡用対
物レンズ10と備えている。
み込んで構成されたSPM装置が提案されており(特開
平8−285865号公報参照)、このSPM装置は、
例えば図4に示すように、カンチレバー2を試料4に対
して移動させることが可能な電極が4分割された4分割
スキャナ6と、探針12先端と試料4との間に働く相互
作用(原子間力、摩擦力、吸着力、接触力など)に基づ
く、カンチレバー2の自由端の撓み変位を光学的に検出
可能な光てこ方式のカンチレバー変位センサ8と、スキ
ャナ6内に挿入され、カンチレバー2の走査領域(即
ち、試料4表面)を光学的に観察可能な光学顕微鏡用対
物レンズ10と備えている。
【0004】そして、対物レンズ10を介して走査領域
にカンチレバー2の探針12を位置付けた後、変位セン
サ8からのZ変位信号に基づいてスキャナ6をZ方向に
フィードバック制御しながら、例えば探針12先端と試
料4表面との距離を一定に維持しつつ、探針12を試料
4に沿ってXY走査させ、上記相互作用に基づく試料情
報を検出して表示することができるようになっている。
にカンチレバー2の探針12を位置付けた後、変位セン
サ8からのZ変位信号に基づいてスキャナ6をZ方向に
フィードバック制御しながら、例えば探針12先端と試
料4表面との距離を一定に維持しつつ、探針12を試料
4に沿ってXY走査させ、上記相互作用に基づく試料情
報を検出して表示することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−285865号公報のSPM装置には、以下のよう
な欠点がある。即ち、4分割スキャナ6の先端に変位セ
ンサ8及びカンチレバー2を共に搭載しているため、4
分割スキャナ6の共振周波数が高くない。このため、4
分割スキャナ6の走査速度を遅くせざるを得ず、この結
果、測定時間を短縮化することができないといった問題
がある。また、4分割スキャナ6の剛性が低いため、測
定データに対して振動等の外乱ノイズの影響を受け易い
といった問題もある。
8−285865号公報のSPM装置には、以下のよう
な欠点がある。即ち、4分割スキャナ6の先端に変位セ
ンサ8及びカンチレバー2を共に搭載しているため、4
分割スキャナ6の共振周波数が高くない。このため、4
分割スキャナ6の走査速度を遅くせざるを得ず、この結
果、測定時間を短縮化することができないといった問題
がある。また、4分割スキャナ6の剛性が低いため、測
定データに対して振動等の外乱ノイズの影響を受け易い
といった問題もある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めに成されており、その目的は、共振周波数が高く且つ
剛性の高いスキャナを備えた走査型プローブ顕微鏡を提
供することにある。
めに成されており、その目的は、共振周波数が高く且つ
剛性の高いスキャナを備えた走査型プローブ顕微鏡を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の走査型プローブ顕微鏡は、カンチレ
バーの探針を試料表面に沿って水平方向に走査させるこ
とが走査機構と、カンチレバーの探針を試料に対して垂
直方向に移動させることが可能な移動機構と、走査機構
と移動機構との間に設けられ且つカンチレバーの変位を
検出することが可能な変位検出機構とを備えている。
るために、本発明の走査型プローブ顕微鏡は、カンチレ
バーの探針を試料表面に沿って水平方向に走査させるこ
とが走査機構と、カンチレバーの探針を試料に対して垂
直方向に移動させることが可能な移動機構と、走査機構
と移動機構との間に設けられ且つカンチレバーの変位を
検出することが可能な変位検出機構とを備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る走査型プローブ顕微鏡について、図1を参照して
説明する。なお、本実施の形態の走査型プローブ顕微鏡
に適用可能な測定法としては、探針接触圧設定時のカン
チレバーの撓み状態を一定に維持しながら、カンチレバ
ーを励振させること無く探針を試料に沿って走査するこ
とによって、試料の表面情報を測定するスタティックモ
ード測定法と、所定の共振周波数でカンチレバーを励振
させた状態において、振動中心と試料表面との間の距離
を一定に維持しながら、探針を試料に沿って走査するこ
とによって、試料の表面情報を測定するダイナミックモ
ード測定法とが知られているが、以下の説明では、両測
定法を総称して単にSPM測定ということとする。
に係る走査型プローブ顕微鏡について、図1を参照して
説明する。なお、本実施の形態の走査型プローブ顕微鏡
に適用可能な測定法としては、探針接触圧設定時のカン
チレバーの撓み状態を一定に維持しながら、カンチレバ
ーを励振させること無く探針を試料に沿って走査するこ
とによって、試料の表面情報を測定するスタティックモ
ード測定法と、所定の共振周波数でカンチレバーを励振
させた状態において、振動中心と試料表面との間の距離
を一定に維持しながら、探針を試料に沿って走査するこ
とによって、試料の表面情報を測定するダイナミックモ
ード測定法とが知られているが、以下の説明では、両測
定法を総称して単にSPM測定ということとする。
【0009】図1に示すように、本実施の形態では、固
定された試料台14上に載置した試料16に対してカン
チレバー20先端の探針22を所定方向に移動(走査)
させることによって、探針22先端と試料16との間に
働く相互作用に基づいて、試料16の表面情報をSPM
測定する探針走査型のプローブ顕微鏡18を想定してい
る。
定された試料台14上に載置した試料16に対してカン
チレバー20先端の探針22を所定方向に移動(走査)
させることによって、探針22先端と試料16との間に
働く相互作用に基づいて、試料16の表面情報をSPM
測定する探針走査型のプローブ顕微鏡18を想定してい
る。
【0010】探針走査型のプローブ顕微鏡18は、カン
チレバー20の探針22を試料16表面に沿ってXY方
向(水平方向)に走査させることが可能なXY走査機構
24と、カンチレバー20の探針22を試料16に対し
てZ方向(垂直方向)に移動させることが可能なZ移動
機構26と、XY走査機構24とZ移動機構26との間
に設けられ且つカンチレバー20の変位を検出すること
が可能な変位検出機構28とを備えている。
チレバー20の探針22を試料16表面に沿ってXY方
向(水平方向)に走査させることが可能なXY走査機構
24と、カンチレバー20の探針22を試料16に対し
てZ方向(垂直方向)に移動させることが可能なZ移動
機構26と、XY走査機構24とZ移動機構26との間
に設けられ且つカンチレバー20の変位を検出すること
が可能な変位検出機構28とを備えている。
【0011】なお、Z移動機構26における「移動」と
は、試料16の表面形状に応じて変化するカンチレバー
20の撓み状態を一定に保つためのフィードバック制御
におけるZ移動機構26を用いたカンチレバー20の
「移動」を含むものとする。
は、試料16の表面形状に応じて変化するカンチレバー
20の撓み状態を一定に保つためのフィードバック制御
におけるZ移動機構26を用いたカンチレバー20の
「移動」を含むものとする。
【0012】XY走査機構24には、基端が固定ベース
30に固定され且つ例えば電極32が4分割された円筒
状の4分割型圧電体スキャナ34が適用されており、こ
の4分割型圧電体スキャナ34は、所定の電圧を印加す
ることによって、その先端(可動端)をXY方向に変位
させることができるようになっている。
30に固定され且つ例えば電極32が4分割された円筒
状の4分割型圧電体スキャナ34が適用されており、こ
の4分割型圧電体スキャナ34は、所定の電圧を印加す
ることによって、その先端(可動端)をXY方向に変位
させることができるようになっている。
【0013】変位検出機構28は、4分割型圧電体スキ
ャナ34の先端(可動端)に固定さており、カンチレバ
ー20の背面(探針22が配置された面とは反対側の
面)に変位測定用光を照射可能な光源(例えば、半導体
レーザ)36と、カンチレバー20の背面からの反射光
を受光し、その受光量に対応した電気信号を出力可能な
受光素子38とを備えている。そして、光源36及び受
光素子38等から成る変位センサは、共に、1つのユニ
ット体40に収容保持されており、このユニット体40
が、4分割型圧電体スキャナ34の先端(可動端)に固
定されている。
ャナ34の先端(可動端)に固定さており、カンチレバ
ー20の背面(探針22が配置された面とは反対側の
面)に変位測定用光を照射可能な光源(例えば、半導体
レーザ)36と、カンチレバー20の背面からの反射光
を受光し、その受光量に対応した電気信号を出力可能な
受光素子38とを備えている。そして、光源36及び受
光素子38等から成る変位センサは、共に、1つのユニ
ット体40に収容保持されており、このユニット体40
が、4分割型圧電体スキャナ34の先端(可動端)に固
定されている。
【0014】Z移動機構26には、基端がユニット体4
0に固定され且つ例えば電極(図示しない)が分割され
ていないチューブ型圧電体スキャナ42が適用されてお
り、このチューブ型圧電体スキャナ42は、所定の電圧
を印加することによって、その先端(可動端)をZ方向
に変位させることができるようになっている。
0に固定され且つ例えば電極(図示しない)が分割され
ていないチューブ型圧電体スキャナ42が適用されてお
り、このチューブ型圧電体スキャナ42は、所定の電圧
を印加することによって、その先端(可動端)をZ方向
に変位させることができるようになっている。
【0015】なお、カンチレバー20は、チューブ型圧
電体スキャナ42の先端(可動端)に固定された保持部
材44に支持されている。また、保持部材44には、光
源36からの変位測定用光及びカンチレバー20の背面
からの反射光が通過可能な開口44aが形成されてお
り、カンチレバー20は、その先端(探針22)側の部
分が開口44a中の光路上に位置付けられるように、保
持部材44に支持されている。
電体スキャナ42の先端(可動端)に固定された保持部
材44に支持されている。また、保持部材44には、光
源36からの変位測定用光及びカンチレバー20の背面
からの反射光が通過可能な開口44aが形成されてお
り、カンチレバー20は、その先端(探針22)側の部
分が開口44a中の光路上に位置付けられるように、保
持部材44に支持されている。
【0016】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。まず、例えばチューブ型圧電体スキャナ42の先端
(可動端)をZ方向に変位させて、カンチレバー20の
探針22を試料16表面に対して所定距離だけ近接させ
る。
る。まず、例えばチューブ型圧電体スキャナ42の先端
(可動端)をZ方向に変位させて、カンチレバー20の
探針22を試料16表面に対して所定距離だけ近接させ
る。
【0017】次に、例えば4分割型圧電体スキャナ34
の先端(可動端)をXY方向に変位させて、ユニット体
40を所定の範囲でXY方向に移動させると、このユニ
ット体40に収容保持された変位センサ(光源36及び
受光素子38など)、及び、チューブ型圧電体スキャナ
42、並びに、このチューブ型圧電体スキャナ42の先
端に保持部材44を介して支持されたカンチレバー20
は、共に一体的にXY方向に移動する。
の先端(可動端)をXY方向に変位させて、ユニット体
40を所定の範囲でXY方向に移動させると、このユニ
ット体40に収容保持された変位センサ(光源36及び
受光素子38など)、及び、チューブ型圧電体スキャナ
42、並びに、このチューブ型圧電体スキャナ42の先
端に保持部材44を介して支持されたカンチレバー20
は、共に一体的にXY方向に移動する。
【0018】このとき、カンチレバー20の探針22
は、試料16表面に沿ってXY方向に走査され、試料1
6表面の凹凸状態に応じて探針22先端と試料16表面
との間の相互作用(例えば、原子間力、斥力、引力、粘
性、磁気力など)によって、カンチレバー20の先端が
変位し、そのZ方向の角度が変化する。
は、試料16表面に沿ってXY方向に走査され、試料1
6表面の凹凸状態に応じて探針22先端と試料16表面
との間の相互作用(例えば、原子間力、斥力、引力、粘
性、磁気力など)によって、カンチレバー20の先端が
変位し、そのZ方向の角度が変化する。
【0019】このようなXY走査中、光源36から保持
部材44の開口44aを介してカンチレバー20の背面
に変位測定用光が照射されていると、カンチレバー20
の先端の変位量(角度変化量)に応じて、カンチレバー
20の背面からの反射光の反射角度が変化して、受光素
子38上のスポット位置が変化する。
部材44の開口44aを介してカンチレバー20の背面
に変位測定用光が照射されていると、カンチレバー20
の先端の変位量(角度変化量)に応じて、カンチレバー
20の背面からの反射光の反射角度が変化して、受光素
子38上のスポット位置が変化する。
【0020】このとき、受光素子38からは、スポット
位置変化に対応した電気信号即ち変位信号が出力され、
図示しないフィードバック制御回路は、この変位信号が
一定になるように(即ち、探針22先端と試料16表面
との間の距離(若しくは、相互作用)が一定になるよう
に)、チューブ型圧電体スキャナ42に制御電圧を印加
して、その先端(可動端)をZ方向に変位制御する。こ
の場合、チューブ型圧電体スキャナ42の先端(可動
端)のZ方向変位量は、試料16表面の凹凸状態(若し
くは、相互作用の変化)に対応しているため、XY走査
中にフィードバック制御回路から出力される制御電圧に
基づいて、チューブ型圧電体スキャナ42の先端(可動
端)のZ方向変位量を検出することによって、試料16
の表面凹凸情報(相互作用に基づく試料情報)を測定す
ることができる。
位置変化に対応した電気信号即ち変位信号が出力され、
図示しないフィードバック制御回路は、この変位信号が
一定になるように(即ち、探針22先端と試料16表面
との間の距離(若しくは、相互作用)が一定になるよう
に)、チューブ型圧電体スキャナ42に制御電圧を印加
して、その先端(可動端)をZ方向に変位制御する。こ
の場合、チューブ型圧電体スキャナ42の先端(可動
端)のZ方向変位量は、試料16表面の凹凸状態(若し
くは、相互作用の変化)に対応しているため、XY走査
中にフィードバック制御回路から出力される制御電圧に
基づいて、チューブ型圧電体スキャナ42の先端(可動
端)のZ方向変位量を検出することによって、試料16
の表面凹凸情報(相互作用に基づく試料情報)を測定す
ることができる。
【0021】本実施の形態において、カンチレバー20
と変位センサ(光源36及び受光素子38)は、共に一
体的にXYZ方向に移動する。従って、光源36からの
変位測定用光がカンチレバー20の背面に照射され且つ
カンチレバー20の背面からの反射光が受光素子38上
に照射されるように、カンチレバー20と変位センサと
の間の位置関係を設定すれば、上記のようなXY走査を
伴う測定中、光源36からの変位測定用光がカンチレバ
ー20の背面から外れることは無い。
と変位センサ(光源36及び受光素子38)は、共に一
体的にXYZ方向に移動する。従って、光源36からの
変位測定用光がカンチレバー20の背面に照射され且つ
カンチレバー20の背面からの反射光が受光素子38上
に照射されるように、カンチレバー20と変位センサと
の間の位置関係を設定すれば、上記のようなXY走査を
伴う測定中、光源36からの変位測定用光がカンチレバ
ー20の背面から外れることは無い。
【0022】ところで、光源36は、図示しないが、例
えば、半導体レーザ、レーザー出射方向調整機構、数個
のレンズや数個の機械部品等により構成され、また、受
光素子38は、図示しないが、例えば、4分割フォトダ
イオード、機械部品から成る2次元調整機構等により構
成される。
えば、半導体レーザ、レーザー出射方向調整機構、数個
のレンズや数個の機械部品等により構成され、また、受
光素子38は、図示しないが、例えば、4分割フォトダ
イオード、機械部品から成る2次元調整機構等により構
成される。
【0023】この場合、変位センサ(光源36及び受光
素子38など)全体の質量は、約40g程度になってし
まうため、このような重量構造物である変位センサを従
来技術(特開平8−285865号公報参照)のように
スキャナの先端に搭載すると(図4参照)、スキャナの
共振周波数を高くすることができなくなってしまう。
素子38など)全体の質量は、約40g程度になってし
まうため、このような重量構造物である変位センサを従
来技術(特開平8−285865号公報参照)のように
スキャナの先端に搭載すると(図4参照)、スキャナの
共振周波数を高くすることができなくなってしまう。
【0024】そこで、本実施の形態では、このような重
量構造物である変位センサを固定ベース30に接近させ
て配置するように、変位センサ(光源36及び受光素子
38など)を収容保持したユニット体40を4分割型圧
電体スキャナ34とチューブ型圧電体スキャナ42との
間に配置し、且つ、カンチレバー20をチューブ型圧電
体スキャナ42の先端(可動端)に配置した。なお、カ
ンチレバー20の質量は、約10mg程度、保持部材4
4の質量は、約1g以下に設定できるため、これらカン
チレバー20や保持部材44をチューブ型圧電体スキャ
ナ42の先端(可動端)に取り付けても、チューブ型圧
電体スキャナ42の共振周波数を低下させることは無
い。
量構造物である変位センサを固定ベース30に接近させ
て配置するように、変位センサ(光源36及び受光素子
38など)を収容保持したユニット体40を4分割型圧
電体スキャナ34とチューブ型圧電体スキャナ42との
間に配置し、且つ、カンチレバー20をチューブ型圧電
体スキャナ42の先端(可動端)に配置した。なお、カ
ンチレバー20の質量は、約10mg程度、保持部材4
4の質量は、約1g以下に設定できるため、これらカン
チレバー20や保持部材44をチューブ型圧電体スキャ
ナ42の先端(可動端)に取り付けても、チューブ型圧
電体スキャナ42の共振周波数を低下させることは無
い。
【0025】従って、本実施の形態の探針走査型のプロ
ーブ顕微鏡18によれば、従来技術に比べて、より高い
共振周波数を得ることが可能となる。また、本実施の形
態の探針走査型のプローブ顕微鏡18のうち、例えば固
定ベース30からカンチレバー20までの全長が同一で
あると仮定して、変位センサ(光源36及び受光素子3
8など)を収容保持したユニット体40を固定ベース3
0から全長の約70%程度の位置に配置したとすると、
振動学の公式から、共振周波数は、従来技術に比べて約
1.7倍に向上させることができる。そして、このよう
に共振周波数を高くすれば、走査速度を向上させること
ができるため、測定時間の短縮化を実現することができ
る。具体的には、測定時間を従来技術に比べて約43%
程度短縮することができる。
ーブ顕微鏡18によれば、従来技術に比べて、より高い
共振周波数を得ることが可能となる。また、本実施の形
態の探針走査型のプローブ顕微鏡18のうち、例えば固
定ベース30からカンチレバー20までの全長が同一で
あると仮定して、変位センサ(光源36及び受光素子3
8など)を収容保持したユニット体40を固定ベース3
0から全長の約70%程度の位置に配置したとすると、
振動学の公式から、共振周波数は、従来技術に比べて約
1.7倍に向上させることができる。そして、このよう
に共振周波数を高くすれば、走査速度を向上させること
ができるため、測定時間の短縮化を実現することができ
る。具体的には、測定時間を従来技術に比べて約43%
程度短縮することができる。
【0026】また、共振周波数が約1.7倍に向上する
と、4分割型圧電体スキャナ34及びチューブ型圧電体
スキャナ42から成るスキャナ全体の弾性定数を従来技
術に比べて約3倍程度に向上させることができる。この
結果、従来技術と同一の外乱振動に対するスキャナ全体
の変位量を約1/3程度に減少させることができるた
め、外乱振動に対して剛性の高いスキャナを実現するこ
とができる。
と、4分割型圧電体スキャナ34及びチューブ型圧電体
スキャナ42から成るスキャナ全体の弾性定数を従来技
術に比べて約3倍程度に向上させることができる。この
結果、従来技術と同一の外乱振動に対するスキャナ全体
の変位量を約1/3程度に減少させることができるた
め、外乱振動に対して剛性の高いスキャナを実現するこ
とができる。
【0027】このように本実施の形態によれば、共振周
波数が高く且つ剛性の高いスキャナを備えた走査型プロ
ーブ顕微鏡を提供することができる。なお、上述した実
施の形態では、固定ベース30に固定された4分割圧電
体スキャナ34の先端(可動端)に変位センサ(光源3
6及び受光素子38など)を収容保持したユニット体4
0を固定し、このユニット体40の下側にカンチレバー
20を支持したチューブ型圧電体スキャナ42を配置し
たが、これに代えて、例えば、チューブ型圧電体スキャ
ナ42を固定ベース30に固定し、4分割圧電体スキャ
ナ34の先端(可動端)にカンチレバー20を支持して
も良い。即ち、固定ベース30に固定されたチューブ型
圧電体スキャナ42の先端(可動端)に変位センサ(光
源36及び受光素子38など)を収容保持したユニット
体40を固定し、このユニット体40の下側にカンチレ
バー20を支持した4分割圧電体スキャナ34を配置し
ても良い。
波数が高く且つ剛性の高いスキャナを備えた走査型プロ
ーブ顕微鏡を提供することができる。なお、上述した実
施の形態では、固定ベース30に固定された4分割圧電
体スキャナ34の先端(可動端)に変位センサ(光源3
6及び受光素子38など)を収容保持したユニット体4
0を固定し、このユニット体40の下側にカンチレバー
20を支持したチューブ型圧電体スキャナ42を配置し
たが、これに代えて、例えば、チューブ型圧電体スキャ
ナ42を固定ベース30に固定し、4分割圧電体スキャ
ナ34の先端(可動端)にカンチレバー20を支持して
も良い。即ち、固定ベース30に固定されたチューブ型
圧電体スキャナ42の先端(可動端)に変位センサ(光
源36及び受光素子38など)を収容保持したユニット
体40を固定し、このユニット体40の下側にカンチレ
バー20を支持した4分割圧電体スキャナ34を配置し
ても良い。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態に係る走
査型プローブ顕微鏡について、図2を参照して説明す
る。なお、本実施の形態の説明に際し、第1の実施の形
態と同一の構成には、同一符号を付して、その説明を省
略する。
査型プローブ顕微鏡について、図2を参照して説明す
る。なお、本実施の形態の説明に際し、第1の実施の形
態と同一の構成には、同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0029】図2に示すように、本実施の形態は、探針
走査型のプローブ顕微鏡18の改良であって、Z移動機
構26には、基端がユニット体40に固定され且つ先端
(可動端)に保持部材44を介してカンチレバー20を
支持した積層型圧電体46が適用されている。
走査型のプローブ顕微鏡18の改良であって、Z移動機
構26には、基端がユニット体40に固定され且つ先端
(可動端)に保持部材44を介してカンチレバー20を
支持した積層型圧電体46が適用されている。
【0030】この積層型圧電体46は、所定の電圧を印
加することによって、その先端(可動端)をZ方向に変
位させることができるようになっている。また、カンチ
レバー20と光源36との間の光路中にハーフミラー4
8を介在させ、このハーフミラー48の近傍には、ハー
フミラー48を介してカンチレバー26と試料16を観
察するための光学顕微鏡50を配置している。ハーフミ
ラー48は、支持部材52を介してユニット体40に固
定されている。
加することによって、その先端(可動端)をZ方向に変
位させることができるようになっている。また、カンチ
レバー20と光源36との間の光路中にハーフミラー4
8を介在させ、このハーフミラー48の近傍には、ハー
フミラー48を介してカンチレバー26と試料16を観
察するための光学顕微鏡50を配置している。ハーフミ
ラー48は、支持部材52を介してユニット体40に固
定されている。
【0031】なお、その他の構成は、第1の実施の形態
と同一であるため、その説明は省略する。本実施の形態
の走査型プローブ顕微鏡の動作は、第1の実施の形態と
同一であるが、Z移動機構26として積層型圧電体46
を用いたことによって、カンチレバー20の上側にスペ
ースが形成され、装置の構成上の自由度が向上する。そ
こで、本実施の形態では、このスペースにハーフミラー
48及び光学顕微鏡50を配置し、光学顕微鏡50から
ハーフミラー48を介してカンチレバー20及び試料1
6までの観察光路を形成している。このため、カンチレ
バー20をXYZ方向に走査中又はその前後において、
光学顕微鏡50を用いてカンチレバー20及び試料16
の観察や、カンチレバー20と試料16との間の位置関
係を観察することが可能となる。また、光学顕微鏡50
は、カンチレバー20及び試料16を表示するあめのモ
ニタ(図示しない)を備えており、このモニタ上でカン
チレバー20に照射されるレーザー光の位置調整を行う
ことができる。
と同一であるため、その説明は省略する。本実施の形態
の走査型プローブ顕微鏡の動作は、第1の実施の形態と
同一であるが、Z移動機構26として積層型圧電体46
を用いたことによって、カンチレバー20の上側にスペ
ースが形成され、装置の構成上の自由度が向上する。そ
こで、本実施の形態では、このスペースにハーフミラー
48及び光学顕微鏡50を配置し、光学顕微鏡50から
ハーフミラー48を介してカンチレバー20及び試料1
6までの観察光路を形成している。このため、カンチレ
バー20をXYZ方向に走査中又はその前後において、
光学顕微鏡50を用いてカンチレバー20及び試料16
の観察や、カンチレバー20と試料16との間の位置関
係を観察することが可能となる。また、光学顕微鏡50
は、カンチレバー20及び試料16を表示するあめのモ
ニタ(図示しない)を備えており、このモニタ上でカン
チレバー20に照射されるレーザー光の位置調整を行う
ことができる。
【0032】なお、本実施の形態の他の作用効果は、第
1の実施の形態と同一であるため、その説明は省略す
る。また、上述した第1及び第2の実施の形態の探針走
査型のプローブ顕微鏡18は、いずれも図3に示すよう
な測定装置に組み込むことが可能である。
1の実施の形態と同一であるため、その説明は省略す
る。また、上述した第1及び第2の実施の形態の探針走
査型のプローブ顕微鏡18は、いずれも図3に示すよう
な測定装置に組み込むことが可能である。
【0033】例えば図3(a)に示された測定装置にお
いて、探針走査型のプローブ顕微鏡18は、観察光学系
54と共にスライダ56に固定されており、このスライ
ダ56は、固定台58上に立ち上げられた案内アーム6
0に沿って図中矢印S方向にスライド自在に構成されて
いる。そして、固定台58には、試料16を載置可能な
試料ステージ62が固定されている。
いて、探針走査型のプローブ顕微鏡18は、観察光学系
54と共にスライダ56に固定されており、このスライ
ダ56は、固定台58上に立ち上げられた案内アーム6
0に沿って図中矢印S方向にスライド自在に構成されて
いる。そして、固定台58には、試料16を載置可能な
試料ステージ62が固定されている。
【0034】このような測定装置によれば、例えば観察
光学系54によって試料16を観察した後、スライダ5
6をスライドさせて、探針走査型のプローブ顕微鏡18
を試料16上に位置付けることによって、例えば観察光
学系54で観察した試料16の観察部分のSPM測定を
行うことができる。
光学系54によって試料16を観察した後、スライダ5
6をスライドさせて、探針走査型のプローブ顕微鏡18
を試料16上に位置付けることによって、例えば観察光
学系54で観察した試料16の観察部分のSPM測定を
行うことができる。
【0035】また、例えば図3(b)に示された測定装
置において、探針走査型のプローブ顕微鏡18は、観察
光学系54と共に、固定台64上に立ち上げられたアー
ム66に固定されている。そして、固定台64には、試
料16を載置した状態で図中矢印S方向に移動可能な試
料ステージ68が設けられている。
置において、探針走査型のプローブ顕微鏡18は、観察
光学系54と共に、固定台64上に立ち上げられたアー
ム66に固定されている。そして、固定台64には、試
料16を載置した状態で図中矢印S方向に移動可能な試
料ステージ68が設けられている。
【0036】このような測定装置によれば、例えば観察
光学系54によって試料16を観察した後、試料ステー
ジ68をスライドさせて、試料16を探針走査型のプロ
ーブ顕微鏡18の測定領域下に位置付けることによっ
て、例えば観察光学系54で観察した試料16の観察部
分のSPM測定を行うことができる。
光学系54によって試料16を観察した後、試料ステー
ジ68をスライドさせて、試料16を探針走査型のプロ
ーブ顕微鏡18の測定領域下に位置付けることによっ
て、例えば観察光学系54で観察した試料16の観察部
分のSPM測定を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、共振周波数が高く且つ
剛性の高いスキャナを備えた走査型プローブ顕微鏡を提
供することができる。
剛性の高いスキャナを備えた走査型プローブ顕微鏡を提
供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る走査型プロー
ブ顕微鏡の構成を示す図。
ブ顕微鏡の構成を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る走査型プロー
ブ顕微鏡の構成を示す図。
ブ顕微鏡の構成を示す図。
【図3】(a),(b)は、夫々、第1及び第2の実施
の形態の走査型プローブ顕微鏡が測定装置に組み込まれ
た状態を示す図。
の形態の走査型プローブ顕微鏡が測定装置に組み込まれ
た状態を示す図。
【図4】従来の走査型プローブ顕微鏡の構成を示す図。
16 試料 20 カンチレバー 22 探針 24 XY走査機構 26 Z移動機構 28 変位検出機構
Claims (2)
- 【請求項1】 カンチレバーの探針を試料表面に沿って
水平方向に走査させることが可能な走査機構と、 カンチレバーの探針を試料に対して垂直方向に移動させ
ることが可能な移動機構と、 走査機構と移動機構との間に設けられ且つカンチレバー
の変位を検出することが可能な変位検出機構とを備えて
いることを特徴とする走査型プローブ顕微鏡。 - 【請求項2】 前記変位検出機構は、カンチレバーに変
位測定用光を照射可能な光源と、カンチレバーからの反
射光を受光し、その受光量に対応した電気信号を出力可
能な受光素子とを有する変位センサを備えており、変位
センサは、1つのユニット体に収容保持され、このユニ
ット体が、走査機構と移動機構との間に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の走査型プローブ顕微
鏡。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7392398A JPH11271342A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 走査型プローブ顕微鏡 |
US09/265,184 US6437343B1 (en) | 1998-03-13 | 1999-03-09 | Scanner system and piezoelectric micro-inching mechansim used in scanning probe microscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7392398A JPH11271342A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11271342A true JPH11271342A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13532167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7392398A Withdrawn JPH11271342A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-23 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11271342A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101449777B1 (ko) * | 2007-03-16 | 2014-10-14 | 브루커 나노, 인코퍼레이션. | 고속 스캐닝하는 주사 탐침 현미경 스캐너 및 이의 작동 방법 |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP7392398A patent/JPH11271342A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101449777B1 (ko) * | 2007-03-16 | 2014-10-14 | 브루커 나노, 인코퍼레이션. | 고속 스캐닝하는 주사 탐침 현미경 스캐너 및 이의 작동 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |