JPH11270846A - 燃焼装置の制御方法 - Google Patents
燃焼装置の制御方法Info
- Publication number
- JPH11270846A JPH11270846A JP9528798A JP9528798A JPH11270846A JP H11270846 A JPH11270846 A JP H11270846A JP 9528798 A JP9528798 A JP 9528798A JP 9528798 A JP9528798 A JP 9528798A JP H11270846 A JPH11270846 A JP H11270846A
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- Japan
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- combustion
- burner
- ignition transformer
- spark
- purge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スパークロッドのスパーク発生を阻害する要因
を除去する燃焼装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 バーナ１２の先端部に点火トランス１３
を備えたスパークロッド１４を設けた燃焼装置の制御方
法であって、前記バーナ１２のポストパージ時、前記点
火トランス１３に所定時間通電することを特徴としてい
る。
を除去する燃焼装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 バーナ１２の先端部に点火トランス１３
を備えたスパークロッド１４を設けた燃焼装置の制御方
法であって、前記バーナ１２のポストパージ時、前記点
火トランス１３に所定時間通電することを特徴としてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、油焚き燃焼装置
の制御方法に関するものである。
の制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ボイラ等に付設の燃焼装置においては、
点火トランスを備えたスパークロッドを用いた点火装置
が用いられている。この点火装置を用いた燃焼装置の通
常の燃焼開始は、図5 に示すタイムチャートのように燃
焼スイッチＯＮにより送風機が駆動し、プレパージ，プ
レイグニッション，着火トライ，スパークロッドのスパ
ークと並行して燃料バルブを開弁し燃焼させている。そ
して、前記燃料バルブを閉弁して消化し、ポストパージ
を行なっている。
点火トランスを備えたスパークロッドを用いた点火装置
が用いられている。この点火装置を用いた燃焼装置の通
常の燃焼開始は、図5 に示すタイムチャートのように燃
焼スイッチＯＮにより送風機が駆動し、プレパージ，プ
レイグニッション，着火トライ，スパークロッドのスパ
ークと並行して燃料バルブを開弁し燃焼させている。そ
して、前記燃料バルブを閉弁して消化し、ポストパージ
を行なっている。
【０００３】前記スパークロッド１４は、図３に示すよ
うに、電極部材１６を絶縁硝子１７で被覆したものであ
る。そして、このスパークロッド１４を二本略平行に配
設し、その間に燃料を噴射するノズル１８が設けられて
いる。前記スパークロッド１４は、前記絶縁硝子１７か
ら突出した前記電極部材１６の先端部を互いに近接する
ように折曲させている。この各電極部材１６の先端間に
スパークを発生させ、このスパークによって前記ノズル
１８から噴霧される燃料に点火している。
うに、電極部材１６を絶縁硝子１７で被覆したものであ
る。そして、このスパークロッド１４を二本略平行に配
設し、その間に燃料を噴射するノズル１８が設けられて
いる。前記スパークロッド１４は、前記絶縁硝子１７か
ら突出した前記電極部材１６の先端部を互いに近接する
ように折曲させている。この各電極部材１６の先端間に
スパークを発生させ、このスパークによって前記ノズル
１８から噴霧される燃料に点火している。
【０００４】ところで、液体燃料を使用する燃焼装置に
おいては、前記ノズル１８から噴霧される液体燃料が前
記電極部材１６に付着し、その先端部に雫のように溜ま
って、スラッジやススとなり、スパークの発生を阻害す
る場合がある。
おいては、前記ノズル１８から噴霧される液体燃料が前
記電極部材１６に付着し、その先端部に雫のように溜ま
って、スラッジやススとなり、スパークの発生を阻害す
る場合がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
点に鑑み、スパークロッドのスパーク発生を阻害する要
因を除去する燃焼装置の制御方法を提供することを目的
とするものである。
点に鑑み、スパークロッドのスパーク発生を阻害する要
因を除去する燃焼装置の制御方法を提供することを目的
とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するためになされたものであって、バーナの先端部
に点火トランスを備えたスパークロッドを設けた燃焼装
置の制御方法であって、前記バーナのポストパージ時、
前記点火トランスに所定時間通電することを特徴とす
る。
解決するためになされたものであって、バーナの先端部
に点火トランスを備えたスパークロッドを設けた燃焼装
置の制御方法であって、前記バーナのポストパージ時、
前記点火トランスに所定時間通電することを特徴とす
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明の燃焼装置の制御方法は、
バーナの先端部に点火トランスを備えたスパークロッド
を設けた油焚き燃焼装置において実現される。
ついて説明すると、この発明の燃焼装置の制御方法は、
バーナの先端部に点火トランスを備えたスパークロッド
を設けた油焚き燃焼装置において実現される。
【０００８】前記油焚き燃焼装置は、バーナに燃料ポン
プと燃料バルブを備えた燃料供給ラインを接続し、前記
バーナの先端部に、点火トランスを備えたスパークロッ
ドを設け、前記燃料バルブおよび前記点火トランスを信
号線を介して燃焼制御器に接続した構成となっている。
プと燃料バルブを備えた燃料供給ラインを接続し、前記
バーナの先端部に、点火トランスを備えたスパークロッ
ドを設け、前記燃料バルブおよび前記点火トランスを信
号線を介して燃焼制御器に接続した構成となっている。
【０００９】この発明の燃焼装置の制御方法は、バーナ
の燃焼停止後におけるポストパージ時に、点火トランス
に所定時間（たとえば、３０秒）通電する制御を行な
う。すなわち、負荷側からの信号に基づき燃焼制御器は
燃焼停止信号を出力する。この停止信号を受けて燃料ポ
ンプは停止し、燃料バルブが閉弁することにより前記バ
ーナの燃焼は停止する。このバーナの燃焼停止後のポス
トパージ時、前記燃焼制御器は、前記点火トランスに所
定時間通電する信号を出力する。前記点火トランスへの
通電によりスパークロッドの先端部にスパークが発生
し、先端部に付着したスラッジやススを焼失させる。し
たがって、つぎのバーナ燃焼時における着火動作を正常
に行なうことができる。
の燃焼停止後におけるポストパージ時に、点火トランス
に所定時間（たとえば、３０秒）通電する制御を行な
う。すなわち、負荷側からの信号に基づき燃焼制御器は
燃焼停止信号を出力する。この停止信号を受けて燃料ポ
ンプは停止し、燃料バルブが閉弁することにより前記バ
ーナの燃焼は停止する。このバーナの燃焼停止後のポス
トパージ時、前記燃焼制御器は、前記点火トランスに所
定時間通電する信号を出力する。前記点火トランスへの
通電によりスパークロッドの先端部にスパークが発生
し、先端部に付着したスラッジやススを焼失させる。し
たがって、つぎのバーナ燃焼時における着火動作を正常
に行なうことができる。
【００１０】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図１は、この発明に係る燃焼装置
をボイラに装着した構成を概略的に示す説明図であり、
また図２は、燃焼装置の構成を概略的に示す説明図であ
り、さらに図３は、図２のスパークロッド部を拡大して
示す説明図である。
いて詳細に説明する。図１は、この発明に係る燃焼装置
をボイラに装着した構成を概略的に示す説明図であり、
また図２は、燃焼装置の構成を概略的に示す説明図であ
り、さらに図３は、図２のスパークロッド部を拡大して
示す説明図である。
【００１１】図１において、ボイラ１の上部に燃焼装置
２を設け、この燃焼装置２へ燃焼用空気を供給する送風
機３を備えている。前記燃焼装置２には燃料供給ライン
４を接続し、この燃料供給ライン４に燃料ポンプ５およ
び燃料バルブ６を設けている。そして、ボイラ１の缶内
の蒸気圧力を検出する圧力検出器７の信号に基づいて燃
焼制御器８により制御する。すなわち、缶内蒸気圧力が
高設定圧力を超えると燃焼装置２の燃焼を停止し、低設
定圧力を切ると燃焼装置２の燃焼を開始するように制御
している。前記ボイラ１には、ボイラ缶内の水位を検出
するための水位検出器９を設け、この水位検出器９の信
号に基づいて、適宜の水位制御装置により、給水ライン
１０中の給水ポンプ１１をＯＮ−ＯＦＦさせて缶内の水
位を一定のレベルに保つようにしている。
２を設け、この燃焼装置２へ燃焼用空気を供給する送風
機３を備えている。前記燃焼装置２には燃料供給ライン
４を接続し、この燃料供給ライン４に燃料ポンプ５およ
び燃料バルブ６を設けている。そして、ボイラ１の缶内
の蒸気圧力を検出する圧力検出器７の信号に基づいて燃
焼制御器８により制御する。すなわち、缶内蒸気圧力が
高設定圧力を超えると燃焼装置２の燃焼を停止し、低設
定圧力を切ると燃焼装置２の燃焼を開始するように制御
している。前記ボイラ１には、ボイラ缶内の水位を検出
するための水位検出器９を設け、この水位検出器９の信
号に基づいて、適宜の水位制御装置により、給水ライン
１０中の給水ポンプ１１をＯＮ−ＯＦＦさせて缶内の水
位を一定のレベルに保つようにしている。
【００１２】この発明に係る燃焼装置２は、図２に示す
ように、バーナ１２の先端近傍位置に、点火トランス１
３を備えたスパークロッド１４の先端部を配置し、前記
点火トランス１３の一次側を前記燃焼制御器８内の電源
回路に信号線１５を介して接続した構成としている。
ように、バーナ１２の先端近傍位置に、点火トランス１
３を備えたスパークロッド１４の先端部を配置し、前記
点火トランス１３の一次側を前記燃焼制御器８内の電源
回路に信号線１５を介して接続した構成としている。
【００１３】前記スパークロッド１４は、図３に示すよ
うに、電極部材１６を絶縁硝子１７で被覆したものであ
る。そして、このスパークロッド１４を二本略平行に配
設し、その間に燃料を噴射するノズル１８が設けられて
いる。前記スパークロッド１４は、前記絶縁硝子１７か
ら突出した前記電極部材１６の先端部を互いに近接する
ように折曲させている。この各電極部材１６の先端間に
スパークを発生させ、このスパークによって前記ノズル
１８から噴霧される燃料に点火している。
うに、電極部材１６を絶縁硝子１７で被覆したものであ
る。そして、このスパークロッド１４を二本略平行に配
設し、その間に燃料を噴射するノズル１８が設けられて
いる。前記スパークロッド１４は、前記絶縁硝子１７か
ら突出した前記電極部材１６の先端部を互いに近接する
ように折曲させている。この各電極部材１６の先端間に
スパークを発生させ、このスパークによって前記ノズル
１８から噴霧される燃料に点火している。
【００１４】この発明に係る制御方法によれば、図４に
示す燃焼制御のタイムチャートのように、バーナ１２の
燃焼停止後におけるポストパージ時に、点火トランス１
３に所定時間（たとえば、３０秒）通電する制御を行な
う。すなわち、ボイラ１の圧力検出器７からの信号に基
づいて燃焼制御器８は燃焼停止信号を出力する。この停
止信号を受けて燃料ポンプ５は停止するとともに燃料バ
ルブ６は閉弁する。そして、バーナ１２の燃焼停止後、
所定時間ポストパージを行なう。このポストパージ時
に、前記燃焼制御器８は、前記点火トランス１３に所定
時間通電する信号を出力する。前記点火トランス１３へ
の通電により各電極部材１６の先端間にスパークが発生
し、先端部に付着したスラッジやススを焼失させる。し
たがって、バーナ１２のつぎの燃焼時における着火動作
を正常に行なうことができる。
示す燃焼制御のタイムチャートのように、バーナ１２の
燃焼停止後におけるポストパージ時に、点火トランス１
３に所定時間（たとえば、３０秒）通電する制御を行な
う。すなわち、ボイラ１の圧力検出器７からの信号に基
づいて燃焼制御器８は燃焼停止信号を出力する。この停
止信号を受けて燃料ポンプ５は停止するとともに燃料バ
ルブ６は閉弁する。そして、バーナ１２の燃焼停止後、
所定時間ポストパージを行なう。このポストパージ時
に、前記燃焼制御器８は、前記点火トランス１３に所定
時間通電する信号を出力する。前記点火トランス１３へ
の通電により各電極部材１６の先端間にスパークが発生
し、先端部に付着したスラッジやススを焼失させる。し
たがって、バーナ１２のつぎの燃焼時における着火動作
を正常に行なうことができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、バーナのポストパージ時、点火トランスへ所定時間
通電し、スパークするようにしたので、スパークロッド
の先端部に付着したスラッジやススを焼失することがで
きる。したがって、つぎのバーナ燃焼時には正常にスパ
ークし着火することができる。
ば、バーナのポストパージ時、点火トランスへ所定時間
通電し、スパークするようにしたので、スパークロッド
の先端部に付着したスラッジやススを焼失することがで
きる。したがって、つぎのバーナ燃焼時には正常にスパ
ークし着火することができる。
【図１】この発明に係る燃焼装置をボイラに装着した構
成を概略的に示す説明図である。
成を概略的に示す説明図である。
【図２】図１の燃焼装置の構成を概略的に示す説明図で
ある。
ある。
【図３】図２のスパークロッド部を拡大して示す説明図
である。
である。
【図４】この発明を実施した燃焼制御のタイムチャート
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図５】従来の燃焼制御のタイムチャートを示す説明図
である。
である。
２ 燃焼装置 ４ 燃料供給ライン ６ 燃料バルブ １２ バーナ １３ 点火トランス １４ スパークロッド
Claims (1)
- 【請求項１】 バーナ１２の先端部に点火トランス１３
を備えたスパークロッド１４を設けた燃焼装置の制御方
法であって、前記バーナ１２のポストパージ時、前記点
火トランス１３に所定時間通電することを特徴とする燃
焼装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9528798A JPH11270846A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 燃焼装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9528798A JPH11270846A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 燃焼装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270846A true JPH11270846A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14133570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9528798A Pending JPH11270846A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 燃焼装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270846A (ja) |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP9528798A patent/JPH11270846A/ja active Pending
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