JPH0220610Y2 - - Google Patents

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JPH0220610Y2
JPH0220610Y2 JP558484U JP558484U JPH0220610Y2 JP H0220610 Y2 JPH0220610 Y2 JP H0220610Y2 JP 558484 U JP558484 U JP 558484U JP 558484 U JP558484 U JP 558484U JP H0220610 Y2 JPH0220610 Y2 JP H0220610Y2
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combustion
circuit
switch element
electromagnetic pump
wind pressure
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JP558484U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は強制排気式の石油温水ボイラー、又
は石油温風暖房器等の比較的大型の石油燃焼装置
の制御装置に関するもので、即ち従来の実開昭50
−111450号公報の如く、電磁ポンプと直列接続す
ると共に互いに並列接続する抵抗回路と普通回路
とをスイツチ素子にて切替えて着火時は抵抗回路
側に通電し電磁ポンプのピストン運動を遅くし、
従つて供給する燃油量を普通より少なくして予備
燃焼した後、スイツチ素子を普通回路に切替え電
磁ポンプのピストン運動を通常の速さにし、従つ
て供給する燃油量も設定した量となり本格燃焼さ
せる通称軟起動運転が提案されている。
この理由として、着火時燃焼空気量は変えずし
て燃油量を少なくすることにより霧状の燃油粒子
に燃焼空気が良好に混合され、着火性を確実にす
ること、特に燃油の粘着力の大きい冬期の低温時
にその効果大であること、又着火時の爆発音を小
さくできること、又急激な大火力燃焼による温度
上昇でないので燃焼室を損傷しないこと等が挙げ
られる。
そしてある程度予備燃焼した後に本格燃焼させ
るので、安定燃焼が行えるものであつた。
従つて、この従来の軟起動運転は着火時の制御
にはきわめて効果大であつた。
しかし乍ら、これら従来の比較的大型の石油燃
焼装置の排気ガスは屋外に排気管又は排気筒を延
長開口しているので、その排気管又は排気筒に屋
外より突風や異常風圧が逆流した場合、排気ガス
の排出は抑制され、これに伴つて燃焼も抑制され
る。従つて、供給された油量が全部燃焼し切れず
油煙の発生及び振動燃焼の発生等の異常燃焼する
ものであつた。
この為直ちに消火作動させることも考えられる
がしかし再燃焼操作が必要となり煩わしいもので
ある。
そこでこの考案はこの点に着目し、従来の抵抗
回路と普通回路を利用し、即ち電磁ポンプと直列
接続すると共に互いに並列接続した抵抗回路と普
通回路とを燃焼状態に応じて動作するスイツチ素
子にて切替える制御装置に於いて、前記スイツチ
素子と並列で且つ抵抗回路側に風圧感知器の感知
作用によつて開閉制御されるスイツチ素子を接続
した構成により、何等複雑な制御回路を形成する
ことなく、排気管等に突風や異常風圧が逆流して
負荷した時にも直ちに燃油量の供給を少なくし、
小火力燃焼させることにより油煙の発生を減少さ
せ、且つ振動燃焼も防止することを特徴とするも
のである。
次に、図面に示すこの考案一実施例について説
明すれば、1は周知の石油温水ボイラー又は石油
温風暖房器等の比較的大型の石油燃焼装置の本体
で、下部にノーズル(図示せず)と電磁ポンプ2
と送風フアン3と点火装置4等から成るガンタイ
プのバーナ5を燃焼室6にのぞませ、更に上方に
は燃焼室6と連通して排気管7を接続し、該排気
管7は壁面8を貫通して屋外に開口している。
前記排気管7の室内側途中には風圧導入管9を
開口延長し、風圧感知器10に連通させ電気的に
信号を電磁ポンプ2に送る。
前記電磁ポンプ2には該電磁ポンプ2と直列接
続すると共にお互いに並列接続した電圧を下げる
ための抵抗11を有する抵抗回路12と、短絡す
るための抵抗なしの普通回路13とを接続し、更
に普通回路13には半波整流する整流器14を直
列接続している。
15はcds等の炎感視器でリレー16と直列接
続し、燃焼による炎を検知すると電流を導通しリ
レー16に通電され、抵抗回路12を開閉するリ
レー16の常閉接点のスイツチ素子16′を制御
し、更に点火装置4も通電及び通電停止する常閉
接点のスイツチ素子16″を有し開閉制御する。
又風圧感知器10にもリレー17を直列接続
し、該リレーの常開接点のスイツチ素子17′を
スイツチ素子16′と並列で且つ抵抗回路12側
に接続している。
18は異常高温を感知する安全装置で、リレー
19と直列接続し該リレー19の常閉接点のスイ
ツチ素子19′を抵抗回路12と普通回路13と
直列接続させている。
20は電源、21は電源スイツチ。
以上の如く構成するもので、次に作動について
説明すれば、周知の燃焼操作することによりバー
ナ5を構成する送風フアン3と点火装置4と電磁
ポンプ2とが始動する。
この時炎感視器15はまだ炎を検知してないの
でスイツチ素子16′は抵抗回路12を閉じてい
る。
従つて、着火時は普通回路13と抵抗回路12
の両回路に通電される。
即ち、普通回路13の電流は整流器14によつ
て交流の半波で通電され、一方抵抗回路12の電
流は抵抗11で電圧降下した交流波形で通電さ
れ、従つて両波形が合成されると共に電圧降下し
た分の交流波形がブレーキ作用し、よつてこの電
流が電磁ポンプ2に通電されるため電磁ポンプ2
のピストン運動が遅くなり、設定した油量より少
ない燃油が供給されノーズルより噴射され点火装
置4にて着火燃焼され、更に排気ガスは排気筒7
より屋外に排出される。
この数10秒間予備燃焼されると、この炎を炎感
知視器15が検知し、リレー16を介してスイツ
チ素子16′が開かれ、従つて電流は普通回路1
3からのみ半波で通電され、これによつて電圧降
下した分の交流波形によるブレーキ作用がないの
で通電の所定電圧による電流が電磁ポンプ2に通
電され、ピストン運動も通常速さとなつて設定し
た油量が供給されてノーズルより噴射され設定し
た本格燃焼を行う。
この燃焼の経過は従来と同じであるが、この燃
焼状態に於いて、何等かの原因で排気管7あるい
は燃焼室に屋外の突風や異常風圧が逆流して負荷
した場合、排気管7内の圧力(ドラフト)が通常
時と変わるので、これを風圧導入管9を介して風
圧感知器10が感知し、電気信号をリレー17に
与え、これによつて抵抗回路12のスイツチ素子
17′は閉じる。
従つて普通回路13と抵抗回路12に通電され
着火時と同じく電磁ポンプ2のピストン運動が遅
くなり油量も少なくなり予備燃焼と同様の小火力
燃焼し異常燃焼に至るほど油量が供給されず、従
つて油煙の発生及び振動燃焼の発生を防止する。
又、突風や異常風圧の負荷が消失すれば、再び
風圧感知器10が感知しスイツチ素子17′は開
かれて普通回路13のみに通電され本格燃焼す
る。
以上の如くこの考案は、電磁ポンプ2と直列接
続すると共に互いに並列接続した抵抗回路12と
普通回路13とを燃焼状態に応じて動作するスイ
ツチ素子16′にて切替える制御装置に於いて、
前記スイツチ素子16′と並列で且つ抵抗回路1
2側に風圧感知器10の感知作用によつて開閉制
御されるスイツチ素子17′を接続したものであ
るから、何等複雑な制御回路を形成することなく
従来の軟起動運転の回路を利用して安価となり、
しかも異常風圧が負荷された時、燃油量の供給を
少なくし小火力燃焼させ油煙の発生の減少及び振
動燃焼も防止され安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の燃焼装置の正面
図、第2図は同電気回路図。 2……電磁ポンプ、10……風圧感知器、12
……抵抗回路、13……普通回路、16′,1
7′……スイツチ素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁ポンプ2と直列接続すると共に互いに並列
    接続した抵抗回路12と普通回路13とを燃焼状
    態に応じて動作するスイツチ素子16′にて切替
    える制御装置に於いて、前記スイツチ素子16′
    と並列で且つ抵抗回路12側に風圧感知器10の
    感知作用によつて開閉制御されるスイツチ素子1
    7′を接続した事を特徴とする石油燃焼装置の制
    御装置。
JP558484U 1984-01-19 1984-01-19 石油燃焼装置の制御装置 Granted JPS60122651U (ja)

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JP558484U JPS60122651U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 石油燃焼装置の制御装置

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JPS60122651U JPS60122651U (ja) 1985-08-19
JPH0220610Y2 true JPH0220610Y2 (ja) 1990-06-05

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