JPH11237041A - 燃焼装置の制御方法 - Google Patents
燃焼装置の制御方法Info
- Publication number
- JPH11237041A JPH11237041A JP5885298A JP5885298A JPH11237041A JP H11237041 A JPH11237041 A JP H11237041A JP 5885298 A JP5885298 A JP 5885298A JP 5885298 A JP5885298 A JP 5885298A JP H11237041 A JPH11237041 A JP H11237041A
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- Japan
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- burner
- pilot burner
- combustion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】メインバーナとパイロットバーナを備えた燃焼
装置において、前記メインバーナを長時間燃焼後、つぎ
の燃焼始動時に前記パイロットバーナの着火不良を解消
する。 【解決手段】 メインバーナ４とパイロットバーナ５と
を備えた燃焼装置の制御方法であって、前記メインバー
ナ４の燃焼中、予め設定した一定時間ごとに前記パイロ
ットバーナ５の燃料供給作動を行なうことを特徴として
いる。
装置において、前記メインバーナを長時間燃焼後、つぎ
の燃焼始動時に前記パイロットバーナの着火不良を解消
する。 【解決手段】 メインバーナ４とパイロットバーナ５と
を備えた燃焼装置の制御方法であって、前記メインバー
ナ４の燃焼中、予め設定した一定時間ごとに前記パイロ
ットバーナ５の燃料供給作動を行なうことを特徴として
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、油焚き燃焼装置
の制御方法に関するものである。
の制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、メインバーナとパイロットバーナ
を備えた油焚き燃焼装置の運転において、燃焼始動時
は、前記パイロットバーナに着火し、このパイロットバ
ーナから前記メインバーナに着火し、このメインバーナ
に着火後、前記パイロットバーナを消火するようにして
いる。しかしながら、油焚き燃焼装置の場合には、前記
メインバーナの燃焼停止後、つぎの燃焼始動時に前記パ
イロットバーナが不着火となることがある。
を備えた油焚き燃焼装置の運転において、燃焼始動時
は、前記パイロットバーナに着火し、このパイロットバ
ーナから前記メインバーナに着火し、このメインバーナ
に着火後、前記パイロットバーナを消火するようにして
いる。しかしながら、油焚き燃焼装置の場合には、前記
メインバーナの燃焼停止後、つぎの燃焼始動時に前記パ
イロットバーナが不着火となることがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記パイロットバーナ
が不着火となる原因は、前記メインバーナの燃焼中に前
記パイロットバーナのノズルにスラッジやススが付着
し、目詰まり現象が発生するからである。そこで、この
発明は、前記パイロットバーナが不着火となる原因を除
去する燃焼装置の制御方法を提供することを目的とする
ものである。
が不着火となる原因は、前記メインバーナの燃焼中に前
記パイロットバーナのノズルにスラッジやススが付着
し、目詰まり現象が発生するからである。そこで、この
発明は、前記パイロットバーナが不着火となる原因を除
去する燃焼装置の制御方法を提供することを目的とする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、メインバーナと
パイロットバーナとを備えた燃焼装置の制御方法であっ
て、前記メインバーナの燃焼中、予め設定した一定時間
ごとに前記パイロットバーナの燃料供給作動を行なうこ
とを特徴としている。
解決するためになされたものであって、メインバーナと
パイロットバーナとを備えた燃焼装置の制御方法であっ
て、前記メインバーナの燃焼中、予め設定した一定時間
ごとに前記パイロットバーナの燃料供給作動を行なうこ
とを特徴としている。
【０００５】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明の燃焼装置の制御方法は、
メインバーナとパイロットバーナを備えた油焚き燃焼装
置において実現される。
ついて説明すると、この発明の燃焼装置の制御方法は、
メインバーナとパイロットバーナを備えた油焚き燃焼装
置において実現される。
【０００６】前記油焚き燃焼装置は、メインバーナと、
このメインバーナに着火するパイロットバーナを設けて
おり、この各バーナにはそれぞれ燃料を供給する燃料弁
を備えた燃料供給ラインを備えている。前記メインバー
ナは、高燃焼，低燃焼および停止の三段階に調節され、
前記パイロットバーナは、着火および停止動作を行なう
ようになっている。また、この燃焼装置の制御は、負荷
側からの信号に基づきタイマを内蔵した制御器からの出
力信号により制御するようになっている。
このメインバーナに着火するパイロットバーナを設けて
おり、この各バーナにはそれぞれ燃料を供給する燃料弁
を備えた燃料供給ラインを備えている。前記メインバー
ナは、高燃焼，低燃焼および停止の三段階に調節され、
前記パイロットバーナは、着火および停止動作を行なう
ようになっている。また、この燃焼装置の制御は、負荷
側からの信号に基づきタイマを内蔵した制御器からの出
力信号により制御するようになっている。
【０００７】この発明の燃焼装置の制御方法は、前記メ
インバーナが燃焼中において、予め設定した一定時間
（たとえば、１時間）ごとに、前記パイロットバーナの
燃料供給作動を行なうものである。すなわち、前記タイ
マからの信号に基づき前記制御器は、前記パイロットバ
ーナへ燃料を供給する燃料供給ラインの燃料弁をごく短
時間（たとえば、５秒〜１０秒）のみ開弁する信号を出
力する。前記燃料弁が開弁したことにより、前記パイロ
ットバーナのノズルから燃料が噴霧され、この噴霧され
た燃料は、前記メインバーナの火炎で燃焼する。したが
って、前記ノズルの内外に付着しようとするスラッジや
ススを除去するので、前記メインバーナの停止後におけ
る再始動時に、前記パイロットバーナが不着火となる原
因を解消することができる。
インバーナが燃焼中において、予め設定した一定時間
（たとえば、１時間）ごとに、前記パイロットバーナの
燃料供給作動を行なうものである。すなわち、前記タイ
マからの信号に基づき前記制御器は、前記パイロットバ
ーナへ燃料を供給する燃料供給ラインの燃料弁をごく短
時間（たとえば、５秒〜１０秒）のみ開弁する信号を出
力する。前記燃料弁が開弁したことにより、前記パイロ
ットバーナのノズルから燃料が噴霧され、この噴霧され
た燃料は、前記メインバーナの火炎で燃焼する。したが
って、前記ノズルの内外に付着しようとするスラッジや
ススを除去するので、前記メインバーナの停止後におけ
る再始動時に、前記パイロットバーナが不着火となる原
因を解消することができる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図１は、この発明における燃焼装
置の構成を概略的に示す説明図である。
いて詳細に説明する。図１は、この発明における燃焼装
置の構成を概略的に示す説明図である。
【０００９】図１において、燃焼装置１は、たとえば油
焚きボイラなどの熱源として装着されるものである。前
記燃焼装置１には、第一燃料ノズル２と第二燃料ノズル
３を備えたメインバーナ４と、このメインバーナ４に着
火するためのパイロットバーナ５を設けている。そし
て、前記メインバーナ４は、前記第一燃料ノズル２と前
記第二燃料ノズル３の両方を燃焼させて高燃焼に対応
し、前記第一燃料ノズル２または前記第二燃料ノズル３
のいずれか一方を燃焼させて低燃焼に対応するようにし
ている。また、前記パイロットバーナ５には着火装置
（図示省略）が備えられている。
焚きボイラなどの熱源として装着されるものである。前
記燃焼装置１には、第一燃料ノズル２と第二燃料ノズル
３を備えたメインバーナ４と、このメインバーナ４に着
火するためのパイロットバーナ５を設けている。そし
て、前記メインバーナ４は、前記第一燃料ノズル２と前
記第二燃料ノズル３の両方を燃焼させて高燃焼に対応
し、前記第一燃料ノズル２または前記第二燃料ノズル３
のいずれか一方を燃焼させて低燃焼に対応するようにし
ている。また、前記パイロットバーナ５には着火装置
（図示省略）が備えられている。
【００１０】前記第一，第二燃料ノズル２，３および前
記パイロットバーナ５には、それぞれ燃料供給ライン６
を分岐させて接続してある。そして、前記燃料供給ライ
ン６のうち、前記第一燃料ノズル２に向けて分岐するラ
インには第一燃料弁７が設けてあり、前記第二燃料ノズ
ル３に向けて分岐するラインには第二燃料弁８が設けて
あり、さらに前記パイロットバーナ５に向けて分岐する
ラインには第三燃料弁９が設けられている。そして、前
記第一，第二，第三燃料弁７，８，９は、それぞれ信号
線１０を介してタイマ（図示省略）を内蔵した制御器１
１と接続されている。また、前記燃料供給ライン６に
は、燃料タンク１２内の燃料を供給する燃料ポンプ１３
が設けられている。
記パイロットバーナ５には、それぞれ燃料供給ライン６
を分岐させて接続してある。そして、前記燃料供給ライ
ン６のうち、前記第一燃料ノズル２に向けて分岐するラ
インには第一燃料弁７が設けてあり、前記第二燃料ノズ
ル３に向けて分岐するラインには第二燃料弁８が設けて
あり、さらに前記パイロットバーナ５に向けて分岐する
ラインには第三燃料弁９が設けられている。そして、前
記第一，第二，第三燃料弁７，８，９は、それぞれ信号
線１０を介してタイマ（図示省略）を内蔵した制御器１
１と接続されている。また、前記燃料供給ライン６に
は、燃料タンク１２内の燃料を供給する燃料ポンプ１３
が設けられている。
【００１１】この発明に係る制御方法によれば、燃焼装
置１の始動時は、燃料ポンプ１３を起動し、パイロット
バーナ５に燃料を供給する第三燃料弁９を開弁するとと
もに着火装置（図示省略）を作動させて、前記パイロッ
トバーナ５に着火する。そして、制御器１１からの信号
に基づいて第一，第二燃料弁７，８を開弁し、前記パイ
ロットバーナ５の火炎から着火し、メインバーナ４を燃
焼させる。また、このメインバーナ４の燃焼は、負荷側
からの要求に基づいて、前記制御器１１を介して高燃
焼，低燃焼および停止の三段階に制御される。また、前
記パイロットバーナ５は、前記メインバーナ４に着火後
は、前記第三燃料弁９が前記制御器１１からの信号で閉
弁し消火される。
置１の始動時は、燃料ポンプ１３を起動し、パイロット
バーナ５に燃料を供給する第三燃料弁９を開弁するとと
もに着火装置（図示省略）を作動させて、前記パイロッ
トバーナ５に着火する。そして、制御器１１からの信号
に基づいて第一，第二燃料弁７，８を開弁し、前記パイ
ロットバーナ５の火炎から着火し、メインバーナ４を燃
焼させる。また、このメインバーナ４の燃焼は、負荷側
からの要求に基づいて、前記制御器１１を介して高燃
焼，低燃焼および停止の三段階に制御される。また、前
記パイロットバーナ５は、前記メインバーナ４に着火後
は、前記第三燃料弁９が前記制御器１１からの信号で閉
弁し消火される。
【００１２】この発明の燃焼装置の制御方法は、前記メ
インバーナ４が燃焼中において、予め設定した一定時間
（たとえば、１時間）ごとに、前記パイロットバーナ５
の燃料供給作動を行なう。すなわち、前記タイマ（図示
省略）からの信号に基づき前記制御器１１は、前記第三
燃料弁９をごく短時間（たとえば、５秒〜１０秒）のみ
開弁する信号を出力する。前記第三燃料弁９が開弁した
ことにより、前記パイロットバーナ５のノズルから燃料
が噴霧され、この噴霧された燃料は、前記メインバーナ
４の火炎で燃焼する。したがって、前記ノズルの内外に
付着しようとするスラッジやススを除去するので、前記
メインバーナ４の停止後における再始動時に、前記パイ
ロットバーナ５が不着火となる原因を解消することがで
きる。
インバーナ４が燃焼中において、予め設定した一定時間
（たとえば、１時間）ごとに、前記パイロットバーナ５
の燃料供給作動を行なう。すなわち、前記タイマ（図示
省略）からの信号に基づき前記制御器１１は、前記第三
燃料弁９をごく短時間（たとえば、５秒〜１０秒）のみ
開弁する信号を出力する。前記第三燃料弁９が開弁した
ことにより、前記パイロットバーナ５のノズルから燃料
が噴霧され、この噴霧された燃料は、前記メインバーナ
４の火炎で燃焼する。したがって、前記ノズルの内外に
付着しようとするスラッジやススを除去するので、前記
メインバーナ４の停止後における再始動時に、前記パイ
ロットバーナ５が不着火となる原因を解消することがで
きる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、メインバーナとパイロットバーナを備えた燃焼装置
の制御方法であって、前記メインバーナの燃焼中、予め
設定した一定時間ごとに、前記パイロットバーナの燃料
供給作動を行なうようにしたので、前記パイロットバー
ナが不着火となる原因を除去することができる。
ば、メインバーナとパイロットバーナを備えた燃焼装置
の制御方法であって、前記メインバーナの燃焼中、予め
設定した一定時間ごとに、前記パイロットバーナの燃料
供給作動を行なうようにしたので、前記パイロットバー
ナが不着火となる原因を除去することができる。
【図１】この発明における燃焼装置の構成を概略的に示
す説明図である。
す説明図である。
１ 燃焼装置 ４ メインバーナ ５ パイロットバーナ
Claims (1)
- 【請求項１】 メインバーナ４とパイロットバーナ５と
を備えた燃焼装置の制御方法であって、前記メインバー
ナ４の燃焼中、予め設定した一定時間ごとに前記パイロ
ットバーナ５の燃料供給作動を行なうことを特徴とする
燃焼装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5885298A JPH11237041A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 燃焼装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5885298A JPH11237041A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 燃焼装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237041A true JPH11237041A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13096227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5885298A Pending JPH11237041A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 燃焼装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11237041A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012193929A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Miura Co Ltd | バーナおよびボイラ |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP5885298A patent/JPH11237041A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012193929A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Miura Co Ltd | バーナおよびボイラ |
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