JPH11270768A - 電気融着継手 - Google Patents

電気融着継手

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JPH11270768A
JPH11270768A JP10075512A JP7551298A JPH11270768A JP H11270768 A JPH11270768 A JP H11270768A JP 10075512 A JP10075512 A JP 10075512A JP 7551298 A JP7551298 A JP 7551298A JP H11270768 A JPH11270768 A JP H11270768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
joint
heating wire
terminal pins
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10075512A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamamoto
山本  誠
Masasato Fukuoka
正吏 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 推進工法による地中埋設配管の接続にも好適
に使用できると共に、配管の接続作業が簡単かつ確実に
行なえる電気融着継手を提供する。 【解決手段】 継手本体1の外周適所にコネクター部3
を設け、該コネクター部3に一対の端子ピン31,31
を近接して設けると共に、それぞれの端子ピン31,3
1に電熱線2の両端部を接続する。また、電源コードの
端部に設けたプラグ5に前記各端子ピン31,31と接
続される電源端子51,51を近接して設け、コネクタ
ー部3とプラグ5とをロック機構を介してに着脱自在に
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受口内周面に埋設
した電熱線を発熱させることによって、ポリエチレン管
等の被接続管を簡単かつ確実に融着接合できる電気融着
継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からポリエチレン製のガス管、給湯
管等を地中に埋設配管する場合、図6に断面図で示した
ような電気融着継手が使用されている。この電気融着継
手はポリエチレン等の合成樹脂からなる継手本体6の一
端に受口61、他端に小径継手部63が設けられてお
り、受口61と小径継手部63とが傾斜部62を介して
接続している。また、前記受口61の内周面には電熱線
7が所定間隔で螺旋状に埋設されており、該電熱線7の
両端部は受口61の両端外面に埋没して設けられた端子
ピン8,8と接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電気融着継
手は端子ピン8が受口61の外周面から突出していない
ため、推進工法によって配管を地中に埋設する際に好適
に使用できるという利点を有する反面、施工性に難点が
あった。即ち、この電気融着継手を用いて被接続管P1
を接続する場合、それぞれの端子ピン8,8に設けられ
たねじ孔に補助端子9,9のねじ部を螺合し、次いでそ
れぞれの補助端子9,9に電源と接続したプラグ(図示
せず)を別個に接続しなければならない。また、融着作
業後には端子ピン8から補助端子9を取り外すため、現
場での接続作業に手間がかかるという問題があった。
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、推進工法による地中埋設配管の接続にも好適に使用
できると共に、配管の接続作業が簡単かつ確実に行なえ
る電気融着継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、継手本体の受
口内周面に電熱線を所定間隔で螺旋状に埋設すると共
に、該電熱線の両端部を継手本体の外周に設けた一対の
端子ピンに接続した電気融着継手であって、継手本体の
外周適所にコネクター部を設けて該コネクター部に一対
の端子ピンを近接して設けると共に、それぞれの端子ピ
ンに電熱線の両端部を接続し、また電源コードの端部に
設けたプラグに前記各端子ピンと接続される電源端子を
近接して設け、前記コネクター部とプラグとをロック機
構を介してに着脱自在に接続できるようになしたことを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す電
気融着継手の平面図、図2は図1のXーX線断面図、図
3は本発明のコネクター部の拡大平面図、図4は図3の
YーY切断部におけるコネクター部にプラグを接続する
前の状態を示す断面図、図5は図3のZーZ切断部にお
けるコネクター部にプラグを接続する前の状態を示す断
面図であって、図中の符号1は継手本体、P1及びP2
はポリエチレン管等の被接続管である。
【0007】継手本体1はポリエチレン等の溶融樹脂を
金型内に射出して一体成形したものであって、その一端
に設けた受口11と他端の小径継手部13とがテーパ状
の傾斜部12を介して接続しており、前記受口11の内
周面には電熱線2が所定間隔で螺旋状に埋設されてい
る。一般に、電熱線2は線径が0.2〜2.0mmのニ
クロム線等が使用できるが、螺旋状に巻回した電熱線2
の間隔は受口11に接続される被接続管P1の径サイズ
に応じて、0.5〜5.0mmに設定することができ
る。例えば、呼び径50Aの電気融着継手では、線径が
0.5mm程度の電熱線2を間隔が1.0mm程度とな
るように螺旋状に巻回するとよい。
【0008】前記受口11と小径継手部13との間の傾
斜部12には、受口11の外周面とほぼ面一のフラット
部120が設けられている。フラット部120には凹状
に窪んだコネクター部3が設けられており、該コネクタ
ー部3に一対の端子ピン31,31が設けられている。
各端子ピン31,31の間は絶縁部材30によって電気
的に絶縁されており、その先端は継手本体1の外壁と面
一乃至若干低くなる位置に設定されている。また、各端
子ピン31,31には螺旋状に埋設された電熱線2の両
端部が接続している。図4に示した如く、絶縁部材30
の先端には横方向に張り出した突起30aが設けられて
おり、該突起30に後述するプラグ5が着脱自在に係止
されるようになっている。
【0009】プラグ5は電源コードの端部に設けられて
おり、該プラグ5の本体部50から突出して一対の電源
端子51,51が設けられている。各電源端子51,5
1の間隔は前記端子ピン31,31の外面に接する間隔
で並設されており、それぞれの電源端子51,51の基
部には電源コードのケーブルが接続している。
【0010】また、前記電源端子51,51の間には、
相対向して係止片52,52が軸支されている。各係止
片52,52の先端内面には支持突起52a、52aが
設けられており、各係止片52,52の基部には摘み部
52b,52bが設けられている。各摘み部52b,5
2bの内側にはコイルバネ53が配設されており、該コ
イルバネ53の弾発力によって双方の支持突起52a、
52aに接近する方向の力が付勢されている。このた
め、図4及び図5に示した状態からプラグ5をコネクタ
ー部3に挿入すると、支持突起52a、52aの間隔が
広がってから窄まり、各支持突起52a、52aが絶縁
部材30の先端に設けた突起30aに係止されて抜け出
しが防止される。そして、これと同時に各電源端子5
1,51が各端子ピン31,31と接触し、電源コード
に通電すると受口11の内周面に埋設した電熱線2が発
熱する。
【0011】また、受口11の外壁適所には、インジケ
ータピン4が設けられている。インジケータピン4は電
熱線2と接近した位置まで達する有底筒状孔の底壁から
立ち上げられており、該インジケータピン4の先端部は
有底筒状孔の開口端より若干低い位置に設定されてい
る。電熱線2を発熱させて被接続管P1を融着接合する
とき、インジケータピン4の突出量を目視で確認して溶
融状態の良否を判定できるようになっている。
【0012】この電気融着継手を用いて被接続管P1,
P2を接続する場合、受口11に一方の被接続管P1の
一端部を嵌挿し、電源コードと接続したプラグ5をコネ
クター部3に挿入する。そこで、電熱線2に一定の電流
を所定時間通電すると、電熱線2が発熱して受口11の
内周面と被接続管P1の端部外周面とが同時に溶融して
融着接合する。このとき、プラグ5とコネクター部3と
が確実に接続されているため、電熱線2への通電不良が
発生することもない。そこで、継手本体1の小径継手部
13の端面と、被接続管P2の端面との間に電熱板(図
示せず)を介在させて双方の端面を溶融させてから突き
合わせて融着する。この様にして電気融着継手を介して
被接続管P1,P2を接続した後、プラグ5の摘み部5
2b,52bを指で押さえ、コネクター部3からプラグ
5を引き抜く。
【0013】尚、前記実施例では、継手本体の一端に受
口を設けたものを例示したが、本発明はこれに限定され
ない。継手本体の両端に受口を設けると共に、双方の受
口内周面に電熱線を連続して螺旋状に埋設し、継手本体
の外周適所に設けたコネクター部に近接して設けた一対
の端子ピンに前記電熱線の両端部を接続してもよい。ま
た、プラグとコネクター部との接続は、プラグの係止片
を絶縁部材の先端に設けた突起に係止させるロック機構
に限定されるものではなく、適宜の手段を採ることがで
きる。例えば、凹状に窪んだコネクター部の内壁と、プ
ラグの本体部の外面に凹凸を設けておき、双方の凹凸を
係止させるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の電気融着継
手は、継手本体の外周適所にコネクター部を設けて該コ
ネクター部に一対の端子ピンを近接して設けると共に、
電源コードの端部に設けたプラグに前記各端子ピンと接
続される電源端子を近接して設けたので、一対の端子ピ
ンが別個に設けられた従来継手と比較して電源コードの
プラグを端子ピンに極めて簡単に接続することができ
る。
【0015】また、前記コネクター部とプラグとはロッ
ク機構を介して着脱自在に接続されるので、電熱線に通
電している途中で通電不良が発生することもなく、確実
かつ強固な融着接合が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す電気融着継手の
平面図である。
【図2】図2は図1のXーX線断面図である。
【図3】図3は本発明のコネクター部の拡大平面図であ
る。
【図4】図4は図3のYーY切断部におけるコネクター
部にプラグを接続する前の状態を示す断面図である。
【図5】図5は図3のZーZ切断部におけるコネクター
部にプラグを接続する前の状態を示す断面図である。
【図6】図6は従来継手を示す断面図である。
【符号の説明】
1 継手本体 11 受口 12 傾斜部 2 電熱線 3 コネクター部 31 端子ピン 4 インジケータ 5 プラグ 51 電源端子 52 係止片 P1,P2 合成樹脂管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体の受口内周面に電熱線を所定間
    隔で螺旋状に埋設すると共に、該電熱線の両端部を継手
    本体の外周に設けた一対の端子ピンに接続した電気融着
    継手であって、継手本体の外周適所にコネクター部を設
    けて該コネクター部に一対の端子ピンを近接して設ける
    と共に、それぞれの端子ピンに電熱線の両端部を接続
    し、また電源コードの端部に設けたプラグに前記各端子
    ピンと接続される電源端子を近接して設け、前記コネク
    ター部とプラグとをロック機構を介して着脱自在に接続
    できるようになしたことを特徴とする電気融着継手。
JP10075512A 1998-03-24 1998-03-24 電気融着継手 Pending JPH11270768A (ja)

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JP10075512A JPH11270768A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 電気融着継手

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JPH11270768A true JPH11270768A (ja) 1999-10-05

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