JPH11270684A - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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JPH11270684A
JPH11270684A JP8937898A JP8937898A JPH11270684A JP H11270684 A JPH11270684 A JP H11270684A JP 8937898 A JP8937898 A JP 8937898A JP 8937898 A JP8937898 A JP 8937898A JP H11270684 A JPH11270684 A JP H11270684A
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Kenichi Yamaguchi
健一 山口
Kenji Uchida
健二 内田
Akio Sato
章雄 佐藤
Seiichi Ohashi
清一 大橋
Tetsuji Asahi
哲治 旭
Susumu Fukazawa
進 深沢
Hideo Fukaya
日出夫 深谷
Seiji Omura
清治 大村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来に比較して容易にガスケット1のアンダ
ープレート2側とアッパープレート3側とを識別するこ
とができる。 【解決手段】 ガスケット1は、少なくともシリンダブ
ロック側に配置されるアンダープレート2と、シリンダ
ヘッド側に配置されるアッパープレート3とを備えてい
る。そして、上記アッパープレート3の左上のコーナー
部分に内側ビード部8と外側ビード部9と同方向に突出
する識別用ビード部11を設けたものである。 【効果】 ガスケット1の片面を見ただけで識別用ビー
ド部11の有無より、アンダープレート2か又はアッパ
ープレート3かを瞬時に識別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスケットの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、ガスケットは、シリンダブ
ロック側に配置されるアンダープレートと、シリンダヘ
ッド側に配置されるアッパープレートとを備えている。
また必要に応じて、上記アンダープレートとアッパープ
レートとの間に中間プレートを設ける場合もある。そし
てこの種のガスケットでは、アンダープレートにシリン
ダブロック側に突出するビード部を多数形成し、またア
ッパープレート側にもシリンダヘッド側に突出するビー
ド部を多数形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
ンダープレートとアッパープレートとは形状が同一もし
くは殆ど同一のため、エンジンの組立ての際にガスケッ
トのアンダープレート側とアッパープレート側とを過っ
て逆に組み付ける危険がある。このような組み付けミス
を防止するために、従来は、アンダープレート、中間プ
レートおよびアッパープレートとをカシメる鳩目の両端
の鍔部の一方と他方の大きさを異ならせることで、鍔部
の大小を識別して積層プレートのアンダープレート側と
アッパープレート側とを識別するようにしていた(特開
平6−337070号公報)。しかしながら、ガスケッ
トのアンダープレート側とアッパープレート側とを識別
するには、ガスケットを正逆方向に回転させて正反対に
位置する鳩目の両端の鍔部を確認しなければらならなか
った。本発明はそのような事情に鑑み、従来に比較して
容易にアンダープレート側とアッパープレート側とを識
別することができるガスケットを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、少な
くともシリンダブロック側に配置されるアンダープレー
トと、シリンダヘッド側に配置されるアッパープレート
とを備えたガスケットにおいて、上記アッパープレート
とアンダープレートとのいずれか一方にビード部と同方
向に突出する識別用ビード部を設けたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】上述した構成によれば、アンダープレートとア
ッパープレートのいずれか一方に識別用ビード部を設け
ているので、ガスケットの片面を見たときに識別用ビー
ド部が有るか又は無いかによって、瞬時にアンダープレ
ートであるか又はアッパープレートであるかを識別する
ことができる。それにより、従来に比較して容易にガス
ケットのアンダープレート側とアッパープレート側を識
別することができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1、図2において、1は図示しないシリンダブロ
ックとシリンダヘッドの間に介在されて該両部材の間を
シールするガスケットの左上のコーナー部分である。ガ
スケット1は、図2に示すように、下方に配置されて上
記シリンダブロックの上端面に当接する相対的に薄肉な
アンダープレート2と、上方に配置されて上記シリンダ
ヘッドの下端面に当接するアッパープレート3と、上記
アンダープレート2とアッパープレート3の間に介在さ
れた中間プレート4とを備えており、これらアンダープ
レート2、中間プレート4およびアッパープレート3は
所定箇所を図示しない複数の鳩目によってカシメられて
一体になっている。またガスケット1の所定位置には、
シリンダヘッドおよびシリンダブロックに形成された油
孔およびボルト孔、シリンダボア、さらに水孔に位置と
大きさを合わせて形成された油用貫通孔6およびボルト
用貫通孔7、燃焼室用貫通孔(図示せず)、さらに水用
貫通孔(図示せず)が設けられている。そしてアッパー
プレート3には、上記水用貫通孔を除く、油用貫通孔
6、ボルト用貫通孔7および燃焼室用貫通孔のそれぞれ
を囲繞する内側ビード部8と、これら内側ビード部8と
上記水用貫通孔を囲繞する外側ビード部9とを備えてお
り、上記内側ビード部8および外側ビード部9との頂部
をシリンダヘッドの下端面に弾接させるようになってい
る。他方、上記アンダープレート2もアッパープレート
3と同様に、水用貫通孔を除く、油用貫通孔、ボルト用
貫通孔および燃焼室用貫通孔のそれぞれを囲繞する内側
ビード部(図示せず)と、これら内側ビード部と水用貫
通孔を囲繞する外側ビード部(図示せず)とを備えてお
り、上記内側ビード部および外側ビード部との頂部をシ
リンダブロックの上端面に弾接させるようになってい
る。
【0007】ところで、上記アンダープレート2とアッ
パープレート3とは同一か若しくは殆ど同じに形成され
ているので、このままではアンダープレート2とアッパ
ープレート3の識別が困難である。しかして本実施例で
は、アンダープレート2とアッパープレート3の識別を
容易にするために、上記アッパープレート3の左上のコ
ーナー部分に内側ビード部8および外側ビード部9のシ
ール性を損なわないように、該内側ビード8および外側
ビード部9と同じか若しくはそれよりも若干低い突起を
形成し、この突起を識別用ビード部11としたものであ
る。この識別用ビード部11は、アッパープレート3を
押圧して内側ビード部8および外側ビード部9を形成す
る際に同時に形成することができるので、それにより製
造コストが上昇したり製造工程が増えることはない。と
ころで本実施例では、アッパープレート3に識別用ビー
ド部11を設けているがこれに限定されるものではな
く、アッパープレート3と同様に内側ビード部8と外側
ビード部9を有するアンダープレート2に形成してもよ
いことは勿論であり、その場合にはアッパープレート3
には識別用ビード部11を設けてはならない。
【0008】上述した構成によれば、識別用ビード部1
1がある方がアッパープレート3であり、また識別用ビ
ード部11がない方がアンダープレート2なので、ガス
ケット1の片面を見ただけで瞬時にアンダープレート2
側かアッパープレート3側かを識別することができる。
また、上記識別用ビード部11をアッパープレート3の
左上のコーナー部分だけに設けているので、それにより
識別用ビード部11によりガスケット1の左右の方向も
識別することができる。
【0009】なお本実施例では、識別用ビード部11を
外側ビード部9よりも外側に形成していたがこれに限定
されるものではなく、外側ビード部9よりも内側に形成
してもよいが、その場合には識別用ビード部11を内側
ビード8および外側ビード部9よりも低くするのが望ま
しい。また、上記中間プレート4は必ずしも一枚から構
成されている必要はなく、複数枚から構成されていても
よい。さらに、上記ガスケット1はアンダープレート2
とアッパープレート3、中間プレート4とを備えていた
がこれに限定されるものではなく、中間プレート4を無
くしてアンダープレート2とアッパープレート3とから
構成されていもよい。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して容易にガスケットのアンダープレート側とアッ
パープレート側とを識別することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すガスケット1の左上の
コーナー部分の拡大正面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…ガスケット 2…アンダープレ
ート 3…アッパープレート 4…中間プレート 8…内側ビード部 9…外側ビード部 11…識別用ビード部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 清一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 旭 哲治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 深沢 進 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 深谷 日出夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大村 清治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともシリンダブロック側に配置さ
    れるアンダープレートと、シリンダヘッド側に配置され
    るアッパープレートとを備えたガスケットにおいて、 上記アッパープレートとアンダープレートとのいずれか
    一方にビード部と同方向に突出する識別用ビード部を設
    けたことを特徴とするガスケット。
  2. 【請求項2】 上記識別用ビード部は、上記アッパープ
    レート又はアンダープレートに形成したビード部のうち
    最も外側となる外側ビード部のさらに外側に形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 【請求項3】 上記アンダープレートとアッパープレー
    トとの間に、中間プレートが設けられていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のガスケット。
JP08937898A 1998-03-18 1998-03-18 ガスケット Expired - Lifetime JP4116142B2 (ja)

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Cited By (3)

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