JP3064186U - 金属積層板ガスケット - Google Patents

金属積層板ガスケット

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JP3064186U
JP3064186U JP1999003548U JP354899U JP3064186U JP 3064186 U JP3064186 U JP 3064186U JP 1999003548 U JP1999003548 U JP 1999003548U JP 354899 U JP354899 U JP 354899U JP 3064186 U JP3064186 U JP 3064186U
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裕一 木下
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石川ガスケット株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属積層板ガスケットの製造工程において、現
在別工程となっているスポットクリンチによる締結工程
とグレード認識用記号の加工工程とを一工程にまとめる
ことで、製造ラインにおける加工工数を少なくすること
ができる金属積層板ガスケットを提供する。 【解決手段】スポットクリンチ21〜29により複数の構成
板11A,11Bを接合する金属積層板ガスケット10におい
て、形状、施工方向、施工位置、個数のいずれか、又
は、これらの組み合わせにより、該金属積層板ガスケッ
ト10のグレード識別用の表示を行うスポットクリンチ21
〜29を形成して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は、複数の構成板をスポットクリンチにより接合して形成される金属積 層板ガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用のエンジン等に使用される金属積層板ガスケットには、図1に示すよ うに、その用途に応じて、シリンダボア用穴Hc、水穴Hw、オイル穴Ho、ボ ルト穴Hp等が形成されており、それぞれのシール対象穴に対して様々なシール 手段が設けられており、複数の構成板を積層しこれらを接合して金属積層板ガス ケット10を形成している場合がある。
【0003】 そして、金属積層板ガスケットの複数の構成板を接合する方法としては、鳩目 やスポット溶接等もあるが、スポットクリンチを使用する方法がある。このスポ ットクリンチは、代表的なものは、図2に示すような金属積層板ガスケットの複 数枚の構成板11A,11Bに、互いに独立した複数の切断線(切れ目)Cを形成し 、図2に示すこの切断線Cと第1折曲部分Dとで囲まれた部分A1を、図3に示 すようにプレス加工により押込んで塑性変形させて構成板11A,11Bの表裏方向 に膨出させて、更に、図4に示すように、この膨出部A2を拡張して拡大膨出部 A3とし、この拡大膨出部A3と構成板11Bの切断線Cの外側部分Fとをかしめ て結合する。
【0004】 このかしめにより、拡大膨張部A3が、切断線Cと折曲部分D,Eとで形成さ れる穴から抜け出ることを防止し、接合を確実なものとする。
【0005】 そして、このスポットクリンチにより金属積層板ガスケット10の構成板11A, 11Bを結合した後には、クリンチ形状がクリンチ部位に形成されることになる。 このスポットクリンチの形状としては、長方形や矢印形状等の多様な形状を取る ことができる。
【0006】 一方、金属積層板ガスケットには、エンジンブロックとヘッドの隙間をシール する為、種々の厚さのグレードが存在する。
【0007】 これらの厚さのみが異なる、即ちグレードが異なるガスケット同士は、同じ平 面形状をしているために、単に上から見ただけでは識別できない。このガスケッ トの厚さ調整用板の板厚は、シリンダヘッドガスケット等では通常、0.2mm 〜1.0mm程度と非常に薄く、同一機種では0.5mm程度の差しかなく、こ の僅かな板厚差の中で、構成板の板厚やガスケット全体の板厚を目視や手触り等 で識別するのは非常に困難である。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このグレードの識別のために、識別用の数値や記号やマークを 印刷しても、エンジンのシリンダヘッドガスケット等では、高温に曝されるので 、ガスケットの交換時には読み取ることができなくなるおそれがあり、また、シ ール部分に識別用の数値や記号やマークをプレスして凹部を形成した場合には、 この凹部が僅かであっても、シール性能はガスケットの厚さに非常に敏感である ため、シール性能が悪化するという問題がある。
【0009】 そのため、現在では、この厚さグレードを識別するために、シール部分から外 れた部分に識別用の孔を設け、この開口した孔の数等でグレードを表示し、識別 しているが、この識別用の孔の加工が独立して必要となるために、加工工数が増 加し、製造コストが上昇するという問題がある。
【0010】 本考案はこれらの問題を解決するためになされたものであり、本考案の目的は 、金属積層板ガスケットの製造工程において、現在別工程となっているスポット クリンチによる締結工程とグレード認識用記号の加工工程とを一工程にまとめる ことで、製造ラインにおける加工工数を少なくすることができる金属積層板ガス ケットを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る金属積層板ガスケットは、金属積層板ガスケットを構成する複数 の構成板の外周縁部に互いに重なり合う接合部を形成し、該接合部に、特定の形 状の押圧部材で押圧賦形し、被押圧部を表裏方向に膨出させ、該膨出部位を展延 して前記被押圧部の周囲部分とかしめて前記複数の構成板を接合するスポットク リンチを設けた金属積層板ガスケットであって、更に、以下のように構成される 。
【0012】 1)前記スポットクリンチの形状、施工方向、施工位置、個数のいずれか、又は 、これらの組み合わせにより、該金属積層板ガスケットのグレード識別用の表示 を可能にして構成される。 2)または、前記スポットクリンチの形状、施工方向、施工位置、個数の代わり に、前記接合部の形状及び形成位置のいずれか、又は、これらに組み合わせによ り、該金属積層板ガスケットのグレード識別用の表示を可能にして構成される。
【0013】 3)あるいは、前記スポットクリンチの形状、施工方向、施工位置、個数、及び 、前記接合部の形状、形成位置のいずれか、又は、これらに組み合わせにより、 該金属積層板ガスケットのグレード識別用の表示を可能にして構成される。 こ れらのスポットクリンチの形状は、種々な形状のものを使用できるが、長方形、 矢印、Y字形、三角形、楕円形等のいずれか、又は、これらの組み合わせを使用 すると形状が比較的簡単であるので、スポットクリンチ加工が容易である上に、 所定の角度回転して施工することにより、差異を明確に識別できるので識別用記 号としても有効であり、これらの形状を使用するのが好ましい。
【0014】 即ち、スポットクリンチにより金属積層板ガスケットの構成板を接合する金属 積層板ガスケットにおいて、このスポットクリンチにグレード識別機能を持たせ 、スポットクリンチの形状、施工方向(角度)、施工位置、個数、又は、これら を組み合わせに、金属積層板ガスケットのグレード識別機能を持たせる。
【0015】 つまり、前記スポットクリンチの形状は、長方形形状、矢印形状、Y字形状、 三角形形状、円形形状、楕円形状等の種々な形状のものを使用できるので、これ らの形状の差を利用して、ガスケットの厚さ等を区分けするグレードを識別する 。この場合は、スポットクリンチの形状とグレードを1対1に対応させる。
【0016】 また、施工方向、即ち、金属積層板ガスケットの基準線に対する施工角度の変 化で、ガスケットのグレードを識別する。この場合には、施工方向の向きをグレ ードに対応させる。この場合には、スポットクリンチ用に加工具が一形状で済む という利点がある。
【0017】 なお、この角度の変化量は、スポットクリンチの形状に密接に関係するが、使 用しているスポットクリンチの形状を回転させても、識別可能な角度変化量であ ればよい。
【0018】 そして、施工位置に関しては、スポットクリンチによる接合部位は、略決まる ので自由度が少ないが、表側と裏側の使い分けや、許される範囲内で施工位置を ずらすこと等の方法がある。 更に、同じ接合部において、スポットクリンチの数を1個、2個にするなど個 数の変化によっても識別が可能となる。
【0019】 また通常は複数のスポットクリンチを行う場合が多いので、その複数の接合部 で使用するスポットクリンチの形状や施工方向をそれぞれ変化させて組み合わせ ることにより、また、接合部における施工位置を少しずらすことにより、識別で きる数を増加させることが可能となる。
【0020】 更に、このスポットクリンチを施工するための、構成板の外周縁部に設ける接 合部の形状やこの接合部を設ける形成位置も、金属積層板ガスケットのグレード 識別用の表示として利用できる。 この接合部を舌状に突出形成する場合の形状の例としては、半円形、正方形、 長方形、台形、三角形等がある。
【0021】 なお、本考案の金属積層板ガスケットを構成する構成板は2枚に限定されるこ とはなく、2枚以上であればよく、ガスケットを構成する全部の構成板又はその うちの幾枚かの構成板を接合するスポットクリンチに対して本発明を適用するこ とができる。
【0022】
【考案の実施の形態】
次に、図面を参照して本考案の実施の形態について、エンジンに使用されるシ リンダヘッドガスケットを例にして説明する。
【0023】 なお、以下の説明では金属積層板ガスケットを構成する構成板の枚数を2枚と して説明しているが、2枚に限定されることはなく、2枚以上であればよい。 〔全体構成〕 本考案に係る金属積層板ガスケットであるシリンダヘッドガスケット10は、図 1に示すように、亜鉛メッキ鋼板、ステンレス鋼板等の金属板で形成される構成 板11A,11Bを積層して構成され、シリンダボア用穴Hcと水穴Hw、オイル穴 Ho、ボルト穴Hb、プッシュロッド穴Hp等の開口穴が形成されて構成される 。
【0024】 そして、このシリンダボア用穴Hcのシール手段として、表面側端部41aと裏 面側端部41bを持つグロメット41やビード51が設けられる。 更に、このガスケット10の構成板11A,11Bの外周縁部に舌状に突出形成した 接合部(31,31),(32,32),(36,36)をそれぞれ設けて、この接合部(31 ,31),(32,32),(36,36)の部位にスポットクリンチ21〜26を施工するこ とにより、構成板11A,11Bを接合する。 〔スポットクリンチの施工〕 次に、このスポットクリンチ21〜26の施工について説明する。
【0025】 このスポットクリンチ21〜26は、図2に示すように、複数枚の構成板11A,11 Bに、互いに独立した複数の切断線Cを形成し、図3に示すように、この切断線 Cと第1折曲部分Dと囲まれた部分A1を、プレス加工により、塑性変形させて 構成板11A,11Bの表裏方向に膨出させて切断線Cと第2折曲部分Eで囲まれた 膨出部A2を形成する。
【0026】 更に、図4に示すように、この膨出部A2の幅Bを拡張して幅B1とし、膨出 部A2を拡大膨出部A3とする。この時に切断線C,Cの外側部分Fも塑性変形 して間隔Hが小さくなり間隔H1となる。この拡大膨出部A3と構成板11Bの切 断線Cの外側部分Fとをかしめて結合する。 このかしめにより、拡大膨張部A3が、切断線Cと折曲部分D,Eとで形成さ れる穴から抜け出ることを防止し、接合は確実なものとなる。
【0027】 即ち、金属積層板ガスケット10を構成する複数の構成板11A,11Bの外周縁部 に互いに重なり合う接合部31〜36を形成し、この接合部31に、特定の形状(図2 〜図4では長方形)の押圧部材(図示しない)で押圧賦形し、被押圧部A1を表 裏方向に膨出させ、この膨出部位A2を展延して、被押圧部A1の周囲部分Fと かしめて複数の構成板11A,11Bを接合する。
【0028】 〔スポットクリンチの形状、施工方向、施工位置〕 そして、このスポットクリンチ21〜26の形状は、切断線Cと折曲部分Dとで形 成されるが、図5に示すように、長方形21、矢印22、Y字形23、正三角形24、楕 円形25、正方形26、二等辺三角形27、菱形28、星形29等、さまざまな形状を取る ことができる。
【0029】 また、スポットクリンチ21〜26の施工方向、即ち、金属積層板ガスケットに対 する施工角度としては、スポットクリンチ21〜26の形状に関係するが、特定の形 状のスポットクリンチ21〜26を回転させて、識別可能な角度で回転すればよい。 図5に、長方形のスポットクリンチ21を45度毎に回転した例を示し、図6に 、矢印のスポットクリンチ2 を60度回転させた例を示す。
【0030】 そして、施工位置としては、スポットクリンチによる接合部位、即ち接合部31 〜36の位置は、略決まるので自由度が少ないが、表側と裏側の使い分けや、許さ れる範囲内での、例えば、施工位置を僅かにずらす等の位置変更がある。
【0031】 また、図示してはいないが、同じあるいは異なる形状のスポットクリンチを1 個や2個並べて同じ接合部に形成して、この個数による識別機能を持たせること もできる。
【0032】 〔接合部の形状、形成位置〕 更に、このスポットクリンチ21〜29を施工するために構成板11A,11Bの外周 縁部に設ける接合部31〜36の形状も、金属積層板ガスケット10のグレード識別用 の表示として利用できる。
【0033】 この接合部31〜36は金属積層板ガスケット10の適当な位置に設けることもでき るが、舌状に突出形成する場合の形状の例としては、円弧形状31,半楕円形32, 三角形33,長方形34,半円形35,台形36等がある。
【0034】 また、この接合部31〜36を設ける形成位置を変更することもできる。 〔グレードの識別〕 そして、これらのスポットクリンチ21〜29と、接合部31〜36との組み合わせに より、金属積層板ガスケット10の厚さのグレードの識別を行えるように構成する 。
【0035】 即ち、このグレードに対応させて、スポットクリンチ21〜29の形状を選定した り、施工方向を変化させたり、施工する部位を変えたり、個数を変えたり、更に は、接合部31〜36の形状を選定する。
【0036】 この識別すべきグレードの数が少ない場合には、上記のスポットクリンチ21〜 29の形状を変えることや、スポットクリンチ21〜29の一つの形状を選定し、これ を回転させることや、施工位置を選定することだけでも、識別可能となる。
【0037】 例えば、2か所に長方形のスポットクリンチ21を形成する場合には、この長方 形21の角度を、図7に示すように、45度ずつ回転したとすると、0度、45度 、90度、135度の4種類の識別マークとして使用できることになる。この組 み合わせによると4×4=16種類のグレードを識別することが可能となる。
【0038】 しかしながら、識別すべきグレードの数が多い場合には、スポットクリンチ21 〜29の形状、施工方向、施工位置の組み合わせにより、グレード識別用の表示を 行う。
【0039】 また、スポットクリンチ21〜29側はグレードの識別に利用せず、このスポット クリンチ21〜29を施工するために、構成板11A,11Bの外周縁部に形成する接合 部31〜36の形状を変化させることにより、グレード識別用の表示をする。 更に、接合部31〜36の形成位置の変更が可能であれば、この接合部31〜36の形 成位置もグレードの識別に利用できる。
【0040】 その上、上記した接合部31〜36の形状、接合部31〜36の形成位置、スポットク リンチ21〜29の形状、施工方向、施工位置、個数の組み合わせで、金属積層板ガ スケット10のグレード識別用の表示を行うこともできる。
【0041】 なお、このスポットクリンチの大きさは、ガスケットの種類や大きさや構成板 の枚数や厚さにもよるが、シリンダヘッドガスケットの場合で、厚さが約0.2 mm〜1.0mm程度の構成板の2〜3枚接合する場合には、0.3mm×1. 0mm程度のスポットクリンチを、4〜8カ所設けて接合している。
【0042】 〔効果〕 以上の構成の金属積層板ガスケット10によれば、金属積層板ガスケット10を構 成する構成板11A,11Bを組み立てる時に使用するスポットクリンチ21〜29の形 状や施工方向や施工位置、個数、及び、接合部31〜36の形状やその形成位置に、 ガスケット10の構成板11A,11Bのグレードを識別する機能を持たせたので、ス ポットクリンチ21〜29による締結工程とグレード識別用記号の加工工程とを一工 程にまとめることができる。 その結果、製造ラインにおける工数を少なくすることができるので、製造が容 易となり、製造コストを低減することができる。
【0043】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の金属積層板ガスケットによれば、金属積層板ガ スケットにおいて、金属積層板ガスケットを組み立てる時に使用するスポットク リンチの形状や施工方向や施工位置や個数に、ガスケット構成板のグレード識別 機能を持たせたので、スポットクリンチによる締結工程とグレード識別用記号の 加工工程とを一工程にまとめることができる。
【0044】 また、スポットクリンチによるグレードの識別の代わりに、スポットクリンチ を施工する部位である接合部の形状もしくはその形成位置、またはこれらの組み 合わせにグレード識別機能を持たせることができるので、構成板を製造する工程 にグレード識別用記号の加工工程を含ませることができる。
【0045】 従って、製造ラインにおける工数を少なくすることができるので、製造が容易 となり、製造コストを低減することができる。 更に、スポットクリンチの形状や方向や施工位置や個数と、接合部の形状や形 成位置との何れかを組み合わせることにより、厚さ等に関して、数多くのグレー ド識別の表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施の形態を示す金属積層板ガス
ケットの平面図である。
【図2】スポットクリンチの加工の第1工程を示す切断
面を含む部分斜視図であり、(a)は(b)のX−X断
面を含む図で、(b)は(a)のY−Y断面を含む図で
ある。
【図3】スポットクリンチの加工の第2工程を示す切断
面を含む部分斜視図であり、(a)は(b)のX−X断
面を含む図で、(b)は(a)のY−Y断面を含む図で
ある。
【図4】スポットクリンチの加工の第3工程を示す切断
面を含む部分斜視図であり、(a)は(b)のX−X断
面を含む図で、(b)は(a)のY−Y断面を含む図で
ある。
【図5】スポットクリンチの形状と、接合部の形状を示
す図であり、スポットクリンチの形状としては、(a)
は長方形、(b)は矢印、(c)はY字形、(d)は正
三角形、(e)は楕円形、(f)は正方形、(g)は二
等辺三角形、(h)は菱形、(i)は星形を示し、ま
た、接合部の形状としては、(a)〜(f)は円弧形
状、(g)は半楕円形、(h)は三角形、(i)は長方
形を示す。
【図6】スポットクリンチの施工方向の変化を示す図で
あり、(a)は0度、(b)は45度、(c)は90
度、(d)は135度、それぞれ時計回り方向に回転し
た図である。
【図7】スポットクリンチの施工方向の変化を示す図で
あり、(a)は0度、(b)は−60度、(c)は60
度、それぞれ時計回り方向に回転した図である。
【符号の説明】
10 金属積層板ガスケット 11A,11B 構成板 21〜29 スポットクリンチ 31〜36 接合部 41 グロメット 51 ビード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属積層板ガスケットを構成する複数の
    構成板の外周縁部に互いに重なり合う接合部を形成し、
    該接合部に、特定の形状の押圧部材で押圧賦形し、被押
    圧部を表裏方向に膨出させ、該膨出部位を展延して前記
    被押圧部の周囲部分とかしめて前記複数の構成板を接合
    するスポットクリンチを設けた金属積層板ガスケットで
    あって、 前記スポットクリンチの形状、施工方向、施工位置、個
    数のいずれか、又は、これらの組み合わせにより、該金
    属積層板ガスケットのグレード識別用の表示を可能にし
    たことを特徴とする金属積層板ガスケット。
  2. 【請求項2】 前記スポットクリンチの形状、施工方
    向、施工位置、個数の代わりに、前記接合部の形状及び
    形成位置のいずれか、又は、これらに組み合わせによ
    り、該金属積層板ガスケットのグレード識別用の表示を
    可能にしたことを特徴とする請求項1記載の金属積層板
    ガスケット。
  3. 【請求項3】 前記スポットクリンチの形状、施工方
    向、施工位置、個数、及び、前記接合部の形状、形成位
    置のいずれか、又は、これらに組み合わせにより、該金
    属積層板ガスケットのグレード識別用の表示を可能にし
    たことを特徴とする請求項1記載の金属積層板ガスケッ
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071240A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Ishikawa Gasket Co Ltd ガスケット
KR100924457B1 (ko) * 2008-01-22 2009-11-03 동아공업 주식회사 걸림에 의한 적층형 가스켓의 결합구조.
KR20190094864A (ko) * 2018-02-06 2019-08-14 주식회사 동양정밀가스켓 적층형 가스켓 결합구조

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