JPH11270556A - 軸 受 - Google Patents

軸 受

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JPH11270556A
JPH11270556A JP7553898A JP7553898A JPH11270556A JP H11270556 A JPH11270556 A JP H11270556A JP 7553898 A JP7553898 A JP 7553898A JP 7553898 A JP7553898 A JP 7553898A JP H11270556 A JPH11270556 A JP H11270556A
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JP
Japan
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bearing
rod
piston rod
oil
supporting
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Pending
Application number
JP7553898A
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English (en)
Inventor
Akira Ono
晃 小野
Yoshihiko Shibata
吉彦 柴田
Mitsuru Mochizuki
満 望月
Koichi Yamamoto
康一 山本
Takayuki Shibayama
隆之 柴山
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Daido Metal Co Ltd
Original Assignee
Daido Metal Co Ltd
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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショックアブソーバのピストンロッドを支持
する軸受において、ピストンロッドの移動速度が速くて
も、オイルのキャビテーションの発生を極力防止するで
きるようにする。 【解決手段】 軸受19の内周面のうち、端からピスト
ンロッド15との軸受面Aに至るまでの端部内周面を、
中心軸線Cとのなす角度が端から軸受面Aに向かって次
第に小さくなるように複数の傾斜面B1〜B3により構
成する。すると、ピストンロッド15の移動に伴い、オ
イルが軸受19内に浸入するが、軸受面Aに至るまでの
オイルの通路に急な形状変化がないので、オイルのキャ
ビテーションを極力防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸線方向に往復移
動するロッドを支持するための軸受に係り、特にキャビ
テーションが発生することを防止するようにしたものに
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、自動車用のシ
ョックアブソーバでは、アウタシェル内に取り付けられ
たシリンダの端部にロッドガイドを固定し、シリンダ内
に設けられたピストンのロッドを、上記ロッドガイドに
取り付けられた軸受によって支持するようにしている。
特に、自動車用のショックアブソーバは、通常、傾斜状
態で取付けられるので、ピストンロッドが軸受に片当た
りしがちで、ピストンロッドが軸受端部の角部分に片当
たりすると、摩擦抵抗が大きくなり、ショックアブソー
バの減衰作用に大きな影響をあたえるようになる。
【0003】このため、上記ショックアブソーバのピス
トンロッドを支持する軸受では、ピストンロッドに作用
する摩擦抵抗を低く安定化させるために、図10に示す
ように、軸受1の内周面のうち、ピストンロッド2を支
持する軸受面3の両側を緩やな傾斜面4に形成し、これ
によりピストンロッドが軸受1に対し片当たり状態にな
っても、ピストンロッドに作用する摩擦抵抗が増大する
ことのないようにしていた。なお、軸受1の内周面の両
端角部は45度の面取部5とされている。
【0004】このような軸受1では、従来、内周面にオ
イル中のキャビテーションによる侵蝕(フローエロージ
ョン)が発生し、その侵蝕により軸受面3が破壊されて
軸受1とピストンロッド2との間の摩擦抵抗が大きくな
り、ショックアブソーバの減衰率が大きく変化するとい
う問題を生じていた。このフローエロージョンは、最近
のRV(Recreational Vehicle;レクリエーショナルビ
ークル)と略称される自動車やオートバイのように、車
体が激しく上下動するような使われ方をする車両に多く
見られることから、その原因は、次のようなものと考え
られる。
【0005】すなわち、ショックアブソーバでは、ピス
トンロッド2が軸受1に対して軸方向に移動すると、そ
の移動に伴ってオイルが軸受1の内部に流入する。自動
車の車輪が路面の凸部に乗り上げる際には、軸受1に対
するピストンロッド2の移動速度は速く、特に、凹凸の
激しい路面を走行するような場合には、その速度は非常
に速くなる。このように軸受1に対するピストンロッド
2の移動速度が速くなると、軸受1内へのオイルの流入
がピストンロッド2の移動に対し遅れるようになり、そ
の結果、オイルが軸受1内で圧力低下してキャビテーシ
ョンを起こし、軸受1の内周面を侵蝕させてしまう、と
考えられる。このようなフローエロージョンの防止対策
は、今後のRV車の高性能化などに伴い高速大振幅仕様
のショックアブソーバの需要が高まりつつある現在、強
く要望される重要事項のひとつになってきている。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、往復移動するロッドを支持する軸受に
おいて、ロッドの移動速度が速くても、オイルがキャビ
テーションを発生することを極力防止することができる
軸受を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線方向に往
復移動するロッドを支持するための軸受において、端か
ら前記ロッドを支持する軸受面に至るまでの端部内周面
を、軸受の中心軸線とのなす角度が端から前記軸受面に
向かって次第に小さくなるように複数の傾斜面により構
成したことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明では、端から前記ロッドを支
持する軸受面に至るまでの端部内周面を、軸受の中心軸
線とのなす角度が端から前記軸受面に向かって次第に小
さくなるように弧状面により構成することができ(請求
項2)、更には、端から前記ロッドを支持する軸受面に
至るまでの端部内周面を、軸受の中心軸線とのなす角度
が端から前記軸受面に向かって次第に小さくなるように
傾斜面と弧状面とを軸線方向に連ねて構成することがで
きる(請求項3)。
【0009】ところで、従来、軸受1内でオイルがキャ
ビテーションを発生する理由は、上述のように、ピスト
ンロッド2の移動速度が遅い場合には、オイルがピスト
ンロッド2の移動速度に見合った量および速さで軸受内
に流入するが、ピストンロッド2の移動速度が速くなる
と、軸受1の軸受面3内へのオイルの流入量や速度がロ
ッドの移動速度に追従できなくなり、そのためにオイル
の圧力が軸受1内で減少し、キャビテーションを発生す
るものである。そして、ピストンロッド2の移動速度が
速い場合、軸受1内へのオイルの流入量や速度がロッド
に追従できなくなる理由は、軸受1の面取部5から軸受
面3に至るまでのオイルの流路の形状変化が大きく、つ
まり、傾斜面4の傾斜が大きく、傾斜面4から軸受面3
にかけてピストンロッド2との隙間(オイルの流路)が
急激に狭まっていて、オイルが傾斜面4から軸受面3へ
と円滑に流入し得ないからと考えられる。
【0010】これに対し、上記本発明の手段によれば、
軸受の端部内周面において、当該端部内周面と中心軸線
とのなす角度が、端から軸受面に向かって次第に小さく
なるので、軸受の端から軸受面に至るまでのオイル流路
の形状変化が小さくなり、ロッドが軸受に対して高速度
で移動しても、オイルがより円滑に軸受内に流入して軸
受面へと流入するようになる。このため、オイル中にキ
ャビテーションが発生することを極力防止でき、キャビ
テーションに起因する軸受内周面の侵蝕を極力防止する
ことができる。
【0011】本発明の軸受は、鋼または銅合金の裏金
と、この裏金上に設けられた多孔質状の銅系軸受合金
と、この多孔質銅系軸受合金に含浸された樹脂系材料と
から構成することができる(請求項4)。また、裏金上
に、樹脂系軸受材料をコーティングして構成しても良く
(請求項5)、樹脂系材料単体で構成しても良い(請求
項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用ショック
アブソーバのピストンロッドを支持する軸受に適用した
第1実施例を図1〜図4を参照しながら説明する。図3
に示すショックアブソーバ11は、内部にシリンダ12
を収納したアウタシェル13の下端部が図示しない自動
車の車輪側に連結され、シリンダ12内に摺動可能に嵌
合されたピストン14のピストンロッド15の上端部が
車体側に連結されている。なお、ピストンロッド15の
上端部分には、アウタシェル13の外側に嵌合する外筒
16が取り付けられている。
【0013】上記アウタシェル13の上部内側には、図
4にも示すように、段付きのロッドガイド17の大径部
17aが嵌着され、このロッドガイド17の小径部17
bはシリンダ12の上端開口部に嵌合されている。そし
て、アウタシェル13の上端部には、キャップ18が螺
着されており、このキャップ18によりガイド部材17
がシリンダ12に押圧固定されている。
【0014】ロッドガイド17の内周部には、本発明に
係る軸受19が嵌着されており、ピストンロッド15は
この軸受19によって軸方向(上下方向)に往復動自在
に支持されている。また、キャップ18の内周部には、
オイルシール20aが装着され、このオイルシール20
aによってピストンロッド15とキャップ18との間が
密封されていると共に、ロッドガイド17とキャップ1
8との間には、アウタシェル13とキャップ18との間
を密封するパッキン20bが挟み付けられている。そし
て、ピストン14の内部にはバルブ21が設けられてお
り、また、アウタシェル13とシリンダ12の内部に
は、シリンダ12とアウタシェル13との間に空気室2
2を残すようにしてオイル23が充填されている。
【0015】この構成のショックアブソーバ11におい
て、自動車の走行に伴って車輪が上下に動き、これに伴
ってシリンダ12とピストン14とが相対的に上下動す
ると、シリンダ12内のオイルがピストン14のバルブ
21を通過し、そのときのオイルの粘性抵抗に基づいて
減衰作用をなす。
【0016】さて、前記軸受19は、巻きブシュ形のも
ので、図2に示すように、鋼または銅合金からなる裏金
24上に、銅系軸受合金25を多孔質状に焼結し、この
多孔質銅系軸受合金25層に樹脂系材料26を含浸して
構成されている。なお、樹脂系材料26としては、例え
ばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PEEK
(ポリエーテルエーテルケトン)、POM(ポリオキシ
メチレン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)な
どが用いられる。
【0017】図1に示すように、軸受19の内周面のう
ち、軸方向両端部を除く中央部分は、ピストンロッド1
5の負荷を受ける軸受面Aとされている。そして、軸受
19の内周面のうち、軸受面Aの軸方向両側部分はキャ
ビテーションの発生防止のための領域とされている。こ
のキャビテーション発生防止領域は、軸受19の端から
軸受面Aに向かって複数段、例えば3段の傾斜面B1〜
B3に形成され、それら第1〜第3傾斜面B1〜B3の
中心軸線Cとのなす角度α、β、γは、軸受面A側の傾
斜面ほど小さくなるように設定されている(α>β>
γ)。
【0018】具体的には、端の第1傾斜面B1について
は、軸方向長さL1が0.5mm、その第1傾斜面B1
の両端間の内径差は半径で0.5mmに設定され、真中
の第2傾斜面B2については、軸方向長さL2が2m
m、その第2傾斜面B2の両端間の内径差は半径で0.
1mmに設定され、軸受面Aに隣接する第3傾斜面B3
については、軸方向長さL2が3mm、その第3傾斜面
B3の両端間の内径差は半径で0.05mmに設定され
ている。なお、軸受19は全長18mm、肉厚2mmの
ものである。
【0019】従って、第1傾斜面B1が中心軸線Cとの
なす角度αはα=tan−1(0.5/0.5)、すな
わち45°であり、角部のバリ取り用の面取部とされて
いる。また、第2傾斜面B2が中心軸線Cとのなす角度
βはβ=tan−1(0.1/2)、第3傾斜面B3が
中心軸線Cとのなす角度γはγ=tan−1(0.05
/3)であり、これら両傾斜面B2,B3によりオイル
が円滑に軸受面A側に流入するようにしている。
【0020】次に上記構成の作用を説明する。自動車の
走行時に、ピストンロッド15が軸受19に対し移動す
ると、そのピストンロッド15の移動に伴い、オイルが
軸受19の内部に流入する。このとき、面取部である第
1傾斜面B1の角度αと第2傾斜面B2の角度βとの差
は比較的大きいが、両傾斜面B1およびB2の境界部に
おいては、ピストンロッド15との間の隙間はまだ大き
いので(0.15mm)、オイルは円滑に第1傾斜面B
1から第2傾斜面B2へと流れる。
【0021】そして、第2傾斜面B2と第3傾斜面B
3、第3傾斜面B3と軸受面Aとの間は、それぞれの境
界部分で傾斜角度に急激な変化がないので、軸受19の
開口端から第1傾斜面B1を経て第2傾斜面B2に流入
したオイルは、当該第2傾斜面B2から傾斜面B3を経
て円滑に軸受面Aに流入するようになる。特に、軸受面
Aに隣接する第3傾斜面B3は、軸方向長さが長く且つ
傾斜角度γも小さいので、第2傾斜面B2から第3傾斜
面B3に浸入してきたオイルは、第3傾斜面B3から一
層円滑に軸受面Aへと流入するのである。
【0022】このように、軸受19の端から軸受面Aに
至るまでの端部内周面を、中心軸線Cとのなす角度が軸
受面Aに向かって次第に小さくなるように第1〜第3傾
斜面B1〜B3により構成したので、ピストンロッド1
5の移動に伴って軸受19内に流入するオイルの流路に
大きな変化がなく、円滑に軸受面Aへと案内されるよう
になる。このため、ピストンロッド15の移動速度が速
くても、それに見合ったオイルが軸受面Aへと流れるよ
うになり、従って、オイルの圧力が急激に減少してキャ
ビテーションを発生するおそれはなく、その結果、軸受
19の内周面にキャビテーションに基づく侵蝕が発生す
ることもなくなり、長寿命化ひいてはピストンロッド1
5と軸受19との摩擦抵抗の長期安定化を図ることがで
きる。
【0023】図5は本発明の第2実施例を示すもので、
この実施例は、キャビテーション発生防止領域を構成す
る軸受19の端部内周面を、中心軸線Cとのなす角が端
から軸受面Aに向かって次第に小さくなるように弧状面
Eにより構成したものである。この弧状面Eは、一例と
して放物線などのような二次曲線にすることが考えられ
る。このようにすれば、端から軸受面Aに至るまでの端
部内周面の接線と中心軸線Cとのなす角度は、軸受面A
に向かって次第に小さくなるので、軸受19の端から軸
受面Aに至るまでのオイルの流路に大きな形状変化がな
くなり、従って、上記第1実施例で説明したと同様にオ
イルは軸受面Aに円滑に流入し、キャビテーションの発
生を防止することができる。
【0024】図6は本発明の第3実施例を示すもので、
これは、キャビテーション発生防止領域を構成する軸受
19の端部内周面を、中心軸線Cとのなす角が端から軸
受面Aに向かって実質的に次第に小さくなるように複数
の円弧面(弧状面)F1〜F3により構成したものであ
る。すなわち、円弧面F1は端の角部の面取として機能
するように、接線の平均的な傾き角を第1実施例の角度
αとなるように設定し、第2円弧面F2および第3円弧
面F3はそれぞれ接線の平均的な傾き角が第1実施例の
βおよびγとなるように設定してある。
【0025】なお、図6では明瞭になっていないが、第
1〜第3円弧面F1〜F3は、相互の接続部が凸となる
ように、その曲率半径と曲率中心の位置とが定められて
いるが、円弧面F1〜F3の接続部は円弧面にして円弧
面F1〜F3を滑らかな曲線で連続させることが好まし
い。
【0026】また、円弧面F1〜F3の曲率半径や中心
位置によっては、それら円弧面F1〜F3の相互の接続
部は図7に示すような凹となることがあるが、この場合
も、その接続部は平面或いは円弧面にして円弧面F1〜
F3を滑らかに連続させることが好ましい。
【0027】図8は本発明の第4実施例を示すもので、
これは、キャビテーション発生防止領域を構成する軸受
19の端部内周面を、中心軸線Cとのなす角が端から軸
受面Aに向かって実質的に次第に小さくなるように、円
弧面F4と傾斜面B4と円弧面F5とにより構成したも
のである。以上の第3および第4実施例のように構成し
ても、端から軸受面Aに至るまでのオイルの流路に大き
な変化がないので、前述の第1実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0028】図9は本発明の第5実施例を示すもので、
これは、ロットガイド27を金属板材、例えば鋼板から
プレス成形によって形成し、このロッドガイド27の筒
状部27aを裏金としてその内周部に樹脂をコーティン
グし、そのコーティング樹脂層を軸受28としたもので
ある。もちろん、軸受28の端部内周面は上記した実施
例のようなキャビテーション発生防止領域として形成さ
れている。
【0029】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。ピストンロッドを受ける軸受として
は、樹脂系材料により円筒状に形成したものであっても
良い。軸受の端部内周面の傾斜面の段数は3段以上であ
っても良い。軸受のキャビテーション発生防止領域は、
両端部の内周面に設ける必要はなく、一方の端部の内周
面だけであっても良い。特に、ピストンロッドが一方向
のみに急速に移動するものである場合には、軸受の端部
内周面に設けるキャビテーション発生防止領域は、その
ピストンロッドの急速移動方向によりオイルが流入する
側の端部内周面に設けるようにすれば良い。本発明は自
動車のショックアブソーバのピストンロッド用軸受に限
られず、オートバイのショックアブソーバのピストンロ
ッド用軸受でも良く、要は、往復移動するロッドを支持
するための軸受に広く適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の断面図
【図2】軸受の構成を示す部分的な拡大断面図
【図3】ショックアブソーバの断面図
【図4】要部の拡大断面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図7】第3実施例の変形例を示す図1相当図
【図8】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第5実施例を示す断面図
【図10】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図中、11はショックアブソーバ、12はシリンダ、1
3はアウタシェル、14はピストン、15はピストンロ
ッド、17はロッドガイド、19は軸受、24は裏金、
25は軸受合金、26は樹脂系材料である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 康一 名古屋市北区猿投町2番地 大同メタル工 業株式会社内 (72)発明者 柴山 隆之 名古屋市北区猿投町2番地 大同メタル工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に往復移動するロッドを支持す
    るための軸受において、 端から前記ロッドを支持する軸受面に至るまでの端部内
    周面を、軸受の中心軸線とのなす角度が端から前記軸受
    面に向かって次第に小さくなるように複数の傾斜面を軸
    方向に連ねて構成したことを特徴とする軸受。
  2. 【請求項2】 軸線方向に往復移動するロッドを支持す
    るための軸受において、 端から前記ロッドを支持する軸受面に至るまでの端部内
    周面を、軸受の中心軸線とのなす角度が端から前記軸受
    面に向かって次第に小さくなるように弧状面により構成
    したことを特徴とする軸受。
  3. 【請求項3】 軸線方向に往復移動するロッドを支持す
    るための軸受において、 端から前記ロッドを支持する軸受面に至るまでの端部内
    周面を、軸受の中心軸線とのなす角度が端から前記軸受
    面に向かって次第に小さくなるように傾斜面と弧状面と
    を軸線方向に連ねて構成したことを特徴とする軸受。
  4. 【請求項4】 鋼または銅合金の裏金と、この裏金上に
    設けられた多孔質状の銅系軸受合金と、この多孔質銅系
    軸受合金に含浸された樹脂系材料とから構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    軸受。
  5. 【請求項5】 裏金上に、樹脂系軸受材料をコーティン
    グして構成されていることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の軸受。
  6. 【請求項6】 樹脂系軸受材料単体で構成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の軸
    受。
JP7553898A 1998-03-24 1998-03-24 軸 受 Pending JPH11270556A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008078444A1 (ja) * 2006-12-22 2008-07-03 Pascal Engineering Corporation ガススプリング
JP2015520682A (ja) * 2012-05-23 2015-07-23 コンストラクション トゥールズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングConstruction Tools GmbH 打撃装置
WO2020010375A1 (de) 2018-07-10 2020-01-16 Miba Gleitlager Austria Gmbh Gleitlagerelement
JP2020117181A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社豊田中央研究所 衝撃吸収機構

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