JPH11270465A - 凍結防止ポンプ装置 - Google Patents

凍結防止ポンプ装置

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Publication number
JPH11270465A
JPH11270465A JP10074152A JP7415298A JPH11270465A JP H11270465 A JPH11270465 A JP H11270465A JP 10074152 A JP10074152 A JP 10074152A JP 7415298 A JP7415298 A JP 7415298A JP H11270465 A JPH11270465 A JP H11270465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
pump
liquid
liquid level
circulation line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10074152A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Torii
政宏 鳥居
Yoshihisa Fujino
善久 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH11270465A publication Critical patent/JPH11270465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気が低温の場合でも直ちに稼働できるポン
プ装置を提供する。 【解決手段】 外気より高温の固形物を含む液を貯蔵す
るタンク1と、このタンク内の液位近傍に設けられ固形
物の進入を防ぐ仕切り部4と、このタンク1の下部に吸
入管6で接続されたポンプ5と、一端がこのポンプ5の
吐出管9に接続され他端がタンク1の仕切り部で液位よ
り下部に接続されタンク1への流入を阻止する逆止弁8
を備えた循環ライン7と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラリ等の固形物
を含む液を貯蔵するタンクに接続され、停止している予
備ポンプの凍結防止に関する。
【0002】
【従来の技術】湿式排煙脱硫装置では水酸化マグネシウ
ムや石膏などの固形物を含む液をタンクに貯蔵してい
る。タンクの温度は15〜40℃程度で攪拌されてい
る。これらの固形物を含む液(スラリ)はポンプにより
移送される。ポンプは複数台設けられ、その内には予備
のポンプが含まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】予備のポンプは停止し
た状態で待機しているが、外気が低温になるとポンプ内
の液が凍結しポンプを破損する恐れがあるため、内部の
液を抜いて待機する。このため、稼働中のポンプが故障
した場合、予備ポンプを直ちに稼働できないという問題
があった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、外気が低温の場合でも直ちに稼働できるポンプ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、外気より高温で固形物を含む
液を貯蔵するタンクと、このタンク内の液位近傍に設け
られ固形物の進入を防ぐ仕切り部と、このタンクの下部
に吸入管で接続されたポンプと、一端がこのポンプの吐
出管に接続され他端が前記タンクの仕切り部で液位より
下部に接続されタンクへの流入を阻止する逆止弁を備え
た循環ラインと、を備える。
【0006】タンク内の液の温度は外気が低温となって
も15℃程度以上にはなっている。このためポンプ内を
液で満たしておくと、ポンプ内の液は低温になり、比重
が重くなるので降下しタンク内に入り、循環ラインのタ
ンク側から温かい液が流れ込む。このように液の比重差
によってポンプ内をタンクの液が自然循環するので、ポ
ンプ内の液は外気温度が低下しても凍らない。このため
予備ポンプは直ちにスタートすることができる。循環ラ
インには逆止弁が付いているので、予備ポンプがスター
トしても、吐出液がタンクに逆流しない。また循環ライ
ンのタンクとの接続位置は仕切り部であり、固形物が入
らないので自然循環が阻止されることはない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本実施形態の凍結防止
ポンプ装置を示す。タンク1内には水酸化マグネシウム
や石膏などの固形物を含む液(スラリ)2が貯蔵されて
いる。固形物が沈下しないように攪拌機3が稼働してい
る。スラリの温度は外気の温度にかかわらず15〜40
℃になっている。タンク1内の液位に近い所に仕切り部
4が設けられ、仕切り部4の内部は固形物を含まないう
わずみ液となっている。タンク1の外側には少なくても
2台のポンプ5が設けられ、1台は予備ポンプとして待
機している。ポンプ5は全て同じ配管がなされている。
すなわちポンプ5はタンク下部で吸入6で接続し、吐出
管9が接続されている。またこの吐出管9に循環ライン
7の一端が接続し、他端はタンク1の仕切り部4近傍で
液位より下の位置でタンク1に接続している。循環ライ
ン7にはポンプ5からの吐出流がタンク1に逆流するの
を防ぐ逆止弁8が設けられている。
【0008】次に動作について説明する。予備ポンプ5
は停止した状態で待機する。この場合、ポンプ5内は液
で満たされている。外気の温度が低下し0度以下になっ
た場合、循環ライン7、ポンプ5、吸入管6内の液温は
低下し、液の比重が大きくなり、降下してタンク1内に
入る。これとともに、仕切り部4の温かい液が循環ライ
ン7に入り、循環ライン7、ポンプ5、吸入管6、タン
ク1を通る液の自然循環が発生する。これによりポンプ
内の液の凍結は防止される。この状態で稼働指令があれ
ば、ただちに稼働できる。ポンプ5よりの吐出液は逆止
弁8があるので、タンク1に逆流せず、吐出管9より吐
出される。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、タンク内部の液のうわずみを停止しているポンプの
吐出側に導くことにより、外気の温度低下時、ポンプ内
にタンク内の温かい液を自然循環させることができ、凍
結を防止できる。ポンプに流入する液は固形分の含有量
が極めて少ない液なので、ポンプ内部に固形分の堆積に
よる問題も生じない。またこの液はタンクの液の一部を
循環させるものであり、ホンプの吸入側からタンクに戻
っても、タンク全体の液の組成等には影響を与えない。
停止中のポンプが起動しても、逆止弁により吐出液がタ
ンクに逆流しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の凍結防止ポンプ装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 タンク 2 スラリ 3 攪拌機 4 仕切り部 5 ポンプ 6 吸入管 7 循環ライン 8 逆止弁 9 吐出管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気より高温の固形物を含む液を貯蔵す
    るタンクと、このタンク内の液位近傍に設けられ固形物
    の進入を防ぐ仕切り部と、このタンクの下部に吸入管で
    接続されたポンプと、一端がこのポンプの吐出管に接続
    され他端が前記タンクの仕切り部で液位より下部に接続
    されタンクへの流入を阻止する逆止弁を備えた循環ライ
    ンと、を備えたことを特徴とする凍結防止ポンプ装置。
JP10074152A 1998-03-23 1998-03-23 凍結防止ポンプ装置 Pending JPH11270465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10074152A JPH11270465A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 凍結防止ポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10074152A JPH11270465A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 凍結防止ポンプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11270465A true JPH11270465A (ja) 1999-10-05

Family

ID=13538908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10074152A Pending JPH11270465A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 凍結防止ポンプ装置

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JP (1) JPH11270465A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108180139A (zh) * 2017-12-18 2018-06-19 西安航天泵业有限公司 一种热力泵机组闭式自动循环水冷系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108180139A (zh) * 2017-12-18 2018-06-19 西安航天泵业有限公司 一种热力泵机组闭式自动循环水冷系统
CN108180139B (zh) * 2017-12-18 2019-09-24 西安航天泵业有限公司 一种热力泵机组闭式自动循环水冷系统

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