JPH11270034A - コンクリート型枠の構造 - Google Patents
コンクリート型枠の構造Info
- Publication number
- JPH11270034A JPH11270034A JP10095346A JP9534698A JPH11270034A JP H11270034 A JPH11270034 A JP H11270034A JP 10095346 A JP10095346 A JP 10095346A JP 9534698 A JP9534698 A JP 9534698A JP H11270034 A JPH11270034 A JP H11270034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- polymer
- shaped connecting
- timberings
- formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】厚さが薄いポリマー含浸コンクリート板などの
埋設型枠３を使用しかつ支保工１の間隔を広くとること
ができるコンクリート型枠の構造を提供することを目的
とする。 【解決手段】Ｈ鋼を使用した支保工１を所定間隔で配置
する。この支保工１の内側のフランジ１１の間を、Ｔ型
の連結材２によって、その腹板２１を水平方向に棚板状
に突設して支保工１の間を連結する。このＴ型連結材２
の腹板２１の上に、ポリマー含浸コンクリート板などの
埋設型枠３を搭載して構成する。
埋設型枠３を使用しかつ支保工１の間隔を広くとること
ができるコンクリート型枠の構造を提供することを目的
とする。 【解決手段】Ｈ鋼を使用した支保工１を所定間隔で配置
する。この支保工１の内側のフランジ１１の間を、Ｔ型
の連結材２によって、その腹板２１を水平方向に棚板状
に突設して支保工１の間を連結する。このＴ型連結材２
の腹板２１の上に、ポリマー含浸コンクリート板などの
埋設型枠３を搭載して構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート型枠
の構造に関するものである。
の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、無機材料、有機材料、あるい
は両者を複合して製造した埋設型枠が利用されている。
例えば、ポリマーを含浸させたコンクリート板はそのひ
とつであるが、これは大きさが１ｍ×２ｍ程度、厚さが
３，５ｃｍ程度のポリマー含浸コンクリート板を、支保
工の間に掛け渡し、その背面にコンクリートを打設し、
あるいはモルタルやセメントペーストを注入し、型枠を
解体することなく、一体化して使用する構造である。
は両者を複合して製造した埋設型枠が利用されている。
例えば、ポリマーを含浸させたコンクリート板はそのひ
とつであるが、これは大きさが１ｍ×２ｍ程度、厚さが
３，５ｃｍ程度のポリマー含浸コンクリート板を、支保
工の間に掛け渡し、その背面にコンクリートを打設し、
あるいはモルタルやセメントペーストを注入し、型枠を
解体することなく、一体化して使用する構造である。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】前記したようなポリ
マー含浸コンクリート型枠などの埋設型枠の構造にあっ
ては、次のような問題点がある。 ＜イ＞コンクリート板を支持する支保工の間隔は、ポリ
マー含浸コンクリート板などの埋設型枠の曲げ耐力によ
って決定していた。 ＜ロ＞しかしポリマー含浸コンクリート板などの埋設型
枠の厚さは、経済性、施工性の面から一般に薄いので支
保工の間隔が制約されてしまう。 ＜ハ＞その結果、支保工の間隔を狭くしなければなら
ず、多数の支保工を必要とした。
マー含浸コンクリート型枠などの埋設型枠の構造にあっ
ては、次のような問題点がある。 ＜イ＞コンクリート板を支持する支保工の間隔は、ポリ
マー含浸コンクリート板などの埋設型枠の曲げ耐力によ
って決定していた。 ＜ロ＞しかしポリマー含浸コンクリート板などの埋設型
枠の厚さは、経済性、施工性の面から一般に薄いので支
保工の間隔が制約されてしまう。 ＜ハ＞その結果、支保工の間隔を狭くしなければなら
ず、多数の支保工を必要とした。
【０００４】本発明は上記したような従来の問題を解決
するためになされたものであって、厚さが薄いポリマー
含浸コンクリート板などの埋設型枠を使用し、かつ支保
工の間隔を広くとることができる、コンクリート型枠の
構造を提供することを目的とする。
するためになされたものであって、厚さが薄いポリマー
含浸コンクリート板などの埋設型枠を使用し、かつ支保
工の間隔を広くとることができる、コンクリート型枠の
構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明のコンクリート型枠の構造は、Ｈ鋼
を使用した支保工を所定間隔で配置し、この支保工の内
側のフランジの間を、Ｔ型の連結材によって、その腹板
を水平方向に棚板状に突設して支保工の間を連結し、こ
のＴ型連結材の腹板の上に、埋設型枠を搭載することに
よって構成した、コンクリート型枠の構造特徴としたも
のである。
するために、本発明のコンクリート型枠の構造は、Ｈ鋼
を使用した支保工を所定間隔で配置し、この支保工の内
側のフランジの間を、Ｔ型の連結材によって、その腹板
を水平方向に棚板状に突設して支保工の間を連結し、こ
のＴ型連結材の腹板の上に、埋設型枠を搭載することに
よって構成した、コンクリート型枠の構造特徴としたも
のである。
【０００６】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
のコンクリート型枠の構造の実施例について説明する。
のコンクリート型枠の構造の実施例について説明する。
【０００７】＜イ＞支保工。 Ｈ鋼を使用した支保工１を、所定間隔で配置する。この
場合にＨ鋼のフランジ１１が、トンネルなどの掘削面と
平行になるように配置する。
場合にＨ鋼のフランジ１１が、トンネルなどの掘削面と
平行になるように配置する。
【０００８】＜ロ＞連結材。 そして、この支保工１の内側のフランジ１１の間を連結
材２で連結する。この連結材２は、断面がＴ型の部材で
あり、鋼材、あるいは炭素繊維などの新素材によって構
成する。連結材２は、図に示すように腹板２１がフラン
ジ２２よりも両側とも多少長くなっていて、支保工１の
フランジ１１に腹板２１を溶接などにより固定できる形
状を呈する。この断面Ｔ型の連結材２は、その腹板２１
を水平方向に棚板状に突設して支保工１の間を連結す
る。支保工１の間をこのような連結材２で連結すること
によって、埋設型枠３に生じる応力、変形を抑制でき、
支保工１の配置間隔を広く取ることができる。
材２で連結する。この連結材２は、断面がＴ型の部材で
あり、鋼材、あるいは炭素繊維などの新素材によって構
成する。連結材２は、図に示すように腹板２１がフラン
ジ２２よりも両側とも多少長くなっていて、支保工１の
フランジ１１に腹板２１を溶接などにより固定できる形
状を呈する。この断面Ｔ型の連結材２は、その腹板２１
を水平方向に棚板状に突設して支保工１の間を連結す
る。支保工１の間をこのような連結材２で連結すること
によって、埋設型枠３に生じる応力、変形を抑制でき、
支保工１の配置間隔を広く取ることができる。
【０００９】＜ハ＞ポリマー含浸コンクリート板などの
埋設型枠の搭載。 このＴ型連結材２の腹板２１の上に、ポリマー含浸コン
クリート板などの埋設型枠３を搭載する。したがってポ
リマー含浸コンクリート板などの埋設型枠３は、Ｔ型の
連結材２のフランジ２２部分によって外側から支持され
ることになる。
埋設型枠の搭載。 このＴ型連結材２の腹板２１の上に、ポリマー含浸コン
クリート板などの埋設型枠３を搭載する。したがってポ
リマー含浸コンクリート板などの埋設型枠３は、Ｔ型の
連結材２のフランジ２２部分によって外側から支持され
ることになる。
【００１０】＜ニ＞コンクリートの打設。 基端には妻板を取り付ける。そしてポリマー含浸コンク
リート板などの埋設型枠３の背面側に、コンクリートを
打設し、あるいはモルタル、セメントペースとを注入す
る。コンクリートやモルタルの重量による圧力によって
埋設型枠３は変形するが、この変形に対して支保工１の
曲げ抵抗だけでなく、Ｔ型連結材２のフランジ２２にも
抵抗を期待することができる。
リート板などの埋設型枠３の背面側に、コンクリートを
打設し、あるいはモルタル、セメントペースとを注入す
る。コンクリートやモルタルの重量による圧力によって
埋設型枠３は変形するが、この変形に対して支保工１の
曲げ抵抗だけでなく、Ｔ型連結材２のフランジ２２にも
抵抗を期待することができる。
【００１１】
【本発明の効果】本発明のコンクリート型枠の構造は以
上説明したようになるから、コンクリートやモルタルの
重量による圧力によってポリマー含浸コンクリート板な
どの埋設型枠３の変形に対して、支保工１の曲げ抵抗だ
けでなく、Ｔ型連結材２のフランジ２２にも抵抗を期待
することができる。したがって、支保工１の間隔を広く
とることができ、配置する量を大幅に減少することがで
きる。
上説明したようになるから、コンクリートやモルタルの
重量による圧力によってポリマー含浸コンクリート板な
どの埋設型枠３の変形に対して、支保工１の曲げ抵抗だ
けでなく、Ｔ型連結材２のフランジ２２にも抵抗を期待
することができる。したがって、支保工１の間隔を広く
とることができ、配置する量を大幅に減少することがで
きる。
【図１】本発明のコンクリート型枠の構造の実施例の説
明図。
明図。
Claims (1)
- 【請求項１】Ｈ鋼を使用した支保工を所定間隔で配置
し、 この支保工の内側のフランジの間を、 Ｔ型の連結材によって、その腹板を水平方向に棚板状に
突設して支保工の間を連結し、 このＴ型連結材の腹板の上に、埋設型枠を搭載すること
によって構成した、 コンクリート型枠の構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10095346A JPH11270034A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | コンクリート型枠の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10095346A JPH11270034A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | コンクリート型枠の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270034A true JPH11270034A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14135127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10095346A Pending JPH11270034A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | コンクリート型枠の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270034A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447112B1 (ko) * | 2002-03-29 | 2004-09-10 | (주) 선구엔지니어링 | 곡면 패널을 이용한 터널 굴착면의 숏크리트 공법 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP10095346A patent/JPH11270034A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447112B1 (ko) * | 2002-03-29 | 2004-09-10 | (주) 선구엔지니어링 | 곡면 패널을 이용한 터널 굴착면의 숏크리트 공법 |
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