JPH11268518A - ホース、パイプを利用した自動車用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の車室内の空気を換気する際、そのた
びに窓ガラスを開閉する手間を無くし、又窓から、雨、
雪、花粉、ほこり等の車室内への入るのを防ぐことを可
能としたもの。 【解決手段】 換気扇箱１の内部に、モーターとファン
を取り付け、ファンの回転により、自動車の車室内の空
気を吸入し、その空気を、換気扇箱１に取り付けたホー
ス、パイプ５の内部に送る。そのホース、パイプの先端
部を、自動車の外部板の穴に通して、車室内の空気を外
部へ排出するようにした自動車用換気扇。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は、自動車の車室内の空気を、外部
に排出する換気扇に関するものである。自動車の車室内
に、換気扇箱を取り付け、換気扇箱の内部に、ファンと
モーターを取り付け、ファンを回転させて、車室内の空
気を吸入し、その空気を、換気扇箱に取り付けたホー
ス、パイプの内部に送り、そのホース、パイプの先端部
を、自動車の外部板の穴に通して、車室内の空気を外部
へ排出するようにしたものである。

【０００２】従来の自動車には、汚れた車室内の空気
を、外部へ排出する換気扇は無く、車内の人は、自動車
の窓ガラスを開けて、車内の空気を外部へ出していまし
た。この方法は、たばこの煙り等汚れた空気の排出効果
も悪く、時間もかかりました。又窓ガラスの開いたすき
間から、雨、雪、花粉、ほこり、寒冷時に、冷気が、猛
暑時には熱気が、室内に入ってきて、車室内の環境は良
くなかったのです。またその度に窓を開閉しなければな
らないので不便でした。

【０００３】本発明は、自動車の車室内の汚れた空気
を、外部に排出する際、そのたびに窓ガラスの開閉する
手間は必要なく、車室内に換気扇箱、ホース、パイプを
取り付け、換気扇作動スイッチを押すだけで、車室内の
汚れた空気は、一気に外部に排出されます。それを図面
について説明すれば、換気扇箱１の内部にモーター２
が、モーター支持具３によって取り付けられ、モーター
２には、ファン４が取り付けられている。ファン４の回
転により、車室内の空気を吸入し、その空気を、換気扇
箱１に取り付けたホース、パイプ５の内部に送る。フィ
ルター６は濾過装置である。ファン４からの空気は、ホ
ース、パイプ５の内部を通り、その先端部から外部へ排
出される。換気扇箱の設置場所は、自動車の後部座席の
後側や、天井からの天吊り等車室内の状況に応じて取り
付け出来る。換気扇作動スイッチは、各座席から手の届
く場所に、セットすれば便利と思われる。又換気扇の作
動時間は、タイマーであらかじめセットしておき、時間
になると換気扇の回転は、自動的に停止するようにして
おきます。

【０００４】このようにすれば、従来のように換気の
際、自動車の窓ガラスを開閉する手間も不要で、又外部
から、雨、雪、花粉、ほこり等が車室内に全く入って来
ません。換気の際は、換気扇作動スイッチを押すだけで
簡単です。

【図面の簡単な説明】

【図１】換気扇箱の正面図で、一部破断面図である。

【図２】換気扇箱の「Ａ−Ｂ」断面図である。

【図３】セダン型自動車に換気扇を設置した実施例であ
る。

【図４】箱型自動車に換気扇を設置した実施例である。

【符号の説明】

１ 換気扇箱 ２ モーター ３ モーター支持具 ４ ファン ５ ホース、パイプ ６ フィルター ７ 後部座席 ８ 天井

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車の車室内に、換気扇箱を取り付
   け、換気扇箱の内部に、ファンとモーターを取り付け、
   ファンを回転させて、車室内の空気を吸入し、その空気
   を、換気扇箱に取り付けたホース、パイプの内部に送
   り、そのホース、パイプの先端部を、自動車の外部板の
   穴に通して、車室内の空気を外部へ排出するようにした
   自動車用換気扇。