JPH11267895A - ロータリー式粉末成形機 - Google Patents
ロータリー式粉末成形機Info
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- JPH11267895A JPH11267895A JP8941698A JP8941698A JPH11267895A JP H11267895 A JPH11267895 A JP H11267895A JP 8941698 A JP8941698 A JP 8941698A JP 8941698 A JP8941698 A JP 8941698A JP H11267895 A JPH11267895 A JP H11267895A
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- Japan
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- main shaft
- mold
- vertically divided
- molding machine
- divided blocks
- Prior art date
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/02—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
- B30B11/08—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space co-operating with moulds carried by a turntable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0023—Drive arrangements for movable carriers, e.g. turntables
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/02—Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
- B30B15/026—Mounting of dies, platens or press rams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置全体を構造的に簡略化し、容易に取り扱
えて型交換並びに再組付けの段取り時間や手間,労力を
省け、型交換,延ては粉体成形の作業能率を向上する。 【解決手段】 主軸1を駆動モータ11と連結装備し、
その主軸1の軸回り方向から相一体に組合せ可能な複数
個に分割形成した縦割りブロック2a〜2dを備え、各
縦割りブロック2a〜2dをブロック毎に主軸1に着脱
可能に装着し、成形型3a〜3cを各縦割りブロック2
a〜2dに交換自在に備え付ける。
えて型交換並びに再組付けの段取り時間や手間,労力を
省け、型交換,延ては粉体成形の作業能率を向上する。 【解決手段】 主軸1を駆動モータ11と連結装備し、
その主軸1の軸回り方向から相一体に組合せ可能な複数
個に分割形成した縦割りブロック2a〜2dを備え、各
縦割りブロック2a〜2dをブロック毎に主軸1に着脱
可能に装着し、成形型3a〜3cを各縦割りブロック2
a〜2dに交換自在に備え付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェライト粉末か
らポット型コアをプレス成形する等の粉末材料から所定
の成形体を製造するのに用いられるロータリー式粉末成
形機の改良に関するものである。
らポット型コアをプレス成形する等の粉末材料から所定
の成形体を製造するのに用いられるロータリー式粉末成
形機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、フェライト粉末からポット型コ
アをプレス成形するロータリー式粉末成形機において
は、粉末材料が充填される型枠と、その型枠に向けて上
ホルダーで保持する上型と、該型枠に向けて下ホルダー
で保持する下型とを組にした成形型が備えられている。
アをプレス成形するロータリー式粉末成形機において
は、粉末材料が充填される型枠と、その型枠に向けて上
ホルダーで保持する上型と、該型枠に向けて下ホルダー
で保持する下型とを組にした成形型が備えられている。
【0003】その成形型は、主軸で支持されるブロック
体に備え付けて複数組を主軸の軸線中心の同心円上に配
置し、主軸を中心に循環移動するのに伴って下型並びに
上型を所定のサイクルで上下動させ、型枠の枠内に充填
される粉末材料を所定の成形体にプレス成形してからノ
ックアウトするまでを反復継続的に行うよう備え付けら
れている。
体に備え付けて複数組を主軸の軸線中心の同心円上に配
置し、主軸を中心に循環移動するのに伴って下型並びに
上型を所定のサイクルで上下動させ、型枠の枠内に充填
される粉末材料を所定の成形体にプレス成形してからノ
ックアウトするまでを反復継続的に行うよう備え付けら
れている。
【0004】従来、そのロータリー式粉末成形機として
は、主軸を回転盤の盤中央で立ち上がる軸受け筒に嵌装
させて回転盤を駆動モータで回動可能に主軸で支持し、
各成形型を備え付けるブロック体を軸受け筒の外側に着
脱自在に嵌め合わせてブロック体を回転盤と一体に組み
付けることにより成形型を循環移動するものが提案され
ている(特開昭53−053079号)。
は、主軸を回転盤の盤中央で立ち上がる軸受け筒に嵌装
させて回転盤を駆動モータで回動可能に主軸で支持し、
各成形型を備え付けるブロック体を軸受け筒の外側に着
脱自在に嵌め合わせてブロック体を回転盤と一体に組み
付けることにより成形型を循環移動するものが提案され
ている(特開昭53−053079号)。
【0005】このロータリー式粉末成形機においては、
成形体の品種切換え等に伴って成形型の型交換を行うべ
く、上部主軸と下部主軸とを螺着により着脱可能に連結
した主軸を備え、ブロック体を含む回転盤側を下部主軸
で支持すると共に、ブロック体並びに回転盤の上部側に
備えられるカム盤等の周辺機構を上部主軸で支持し、そ
の周辺機構を別の支持軸により偏心位置で軸支すること
により側方に揺動可能に構成されている。
成形体の品種切換え等に伴って成形型の型交換を行うべ
く、上部主軸と下部主軸とを螺着により着脱可能に連結
した主軸を備え、ブロック体を含む回転盤側を下部主軸
で支持すると共に、ブロック体並びに回転盤の上部側に
備えられるカム盤等の周辺機構を上部主軸で支持し、そ
の周辺機構を別の支持軸により偏心位置で軸支すること
により側方に揺動可能に構成されている。
【0006】然し、このロータリー式粉末成形機では成
形型の循環移動機構を含めて装置全体が機構的に複雑な
ものになる。また、成形型の交換を行うには上部主軸を
下部主軸から外し、上部側の周辺機構を支軸を中心に側
方に揺動退避させ、成形型を備えたブロック体を回転盤
の軸受け筒より上方に外し出さなければならず、型交換
の段取り作業に多くの時間と手間が掛るばかりでなく、
ブロック体が重量的に重くて取扱いに労力を要する。
形型の循環移動機構を含めて装置全体が機構的に複雑な
ものになる。また、成形型の交換を行うには上部主軸を
下部主軸から外し、上部側の周辺機構を支軸を中心に側
方に揺動退避させ、成形型を備えたブロック体を回転盤
の軸受け筒より上方に外し出さなければならず、型交換
の段取り作業に多くの時間と手間が掛るばかりでなく、
ブロック体が重量的に重くて取扱いに労力を要する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、装置全体を
構造的に簡略化し、容易に取り扱えて型交換並びに再組
付けの段取り時間や手間,労力を省け、型交換,延ては
粉体成形の作業能率を向上可能なロータリー式粉末成形
機を提供することを目的とする。
構造的に簡略化し、容易に取り扱えて型交換並びに再組
付けの段取り時間や手間,労力を省け、型交換,延ては
粉体成形の作業能率を向上可能なロータリー式粉末成形
機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ロータリー式粉末成形機置においては、粉末材料が充填
される型枠と、その型枠に向けて上ホルダーで保持する
上型と、該型枠に向けて下ホルダーで保持する下型とを
組に成形型とし、この成形型を主軸で支持されるブロッ
ク体に備え付けて複数組を該主軸の軸線中心の同心円上
に配置し、主軸を中心に各成形型を循環移動するのに伴
って下型並びに上型を所定のサイクルで上下動させ、型
枠の枠内に充填される粉末材料を所定の成形体にプレス
成形し手からノックアウトするまでを反復継続的に行う
もので、主軸を駆動モータと連結装備し、その主軸の軸
回り方向から相一体に組合せ可能な複数個に分割形成し
た縦割りブロックを備え、各縦割りブロックをブロック
毎に主軸に着脱可能に装着すると共に、成形型を各縦割
りブロックに交換自在に備え付けることにより構成され
ている。
ロータリー式粉末成形機置においては、粉末材料が充填
される型枠と、その型枠に向けて上ホルダーで保持する
上型と、該型枠に向けて下ホルダーで保持する下型とを
組に成形型とし、この成形型を主軸で支持されるブロッ
ク体に備え付けて複数組を該主軸の軸線中心の同心円上
に配置し、主軸を中心に各成形型を循環移動するのに伴
って下型並びに上型を所定のサイクルで上下動させ、型
枠の枠内に充填される粉末材料を所定の成形体にプレス
成形し手からノックアウトするまでを反復継続的に行う
もので、主軸を駆動モータと連結装備し、その主軸の軸
回り方向から相一体に組合せ可能な複数個に分割形成し
た縦割りブロックを備え、各縦割りブロックをブロック
毎に主軸に着脱可能に装着すると共に、成形型を各縦割
りブロックに交換自在に備え付けることにより構成され
ている。
【0009】本発明の請求項2に係るロータリー式粉末
成形機においては、主軸の軸回りを縦割りブロックの数
に相応した多面構造とし、縦割りブロックを主軸の軸回
り各面と相対させて相一体に組合せ装着することにより
構成されている。
成形機においては、主軸の軸回りを縦割りブロックの数
に相応した多面構造とし、縦割りブロックを主軸の軸回
り各面と相対させて相一体に組合せ装着することにより
構成されている。
【0010】本発明の請求項3に係るロータリー式粉末
成形機においては、各縦割りブロックをボルト締めで主
軸に装着固定することにより構成されている。
成形機においては、各縦割りブロックをボルト締めで主
軸に装着固定することにより構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して説明す
ると、図示実施の形態としてはフェライト粉末から有底
円筒状のポットコアをプレス成形するロータリー式の粉
末成形機(以下、「粉末成形機」と略称する。)を示
す。
ると、図示実施の形態としてはフェライト粉末から有底
円筒状のポットコアをプレス成形するロータリー式の粉
末成形機(以下、「粉末成形機」と略称する。)を示
す。
【0012】この粉末成形機は、図1,2で示すように
回転駆動する主軸1を中心に、4組の成形型(符号な
し)を4つの縦割りブロック2a〜2dに個々に備え、
各成形型を主軸1の軸線中心の同心円上に配置すること
により構成されている。図1においては、粉末成形機の
主要部について中央から右側を断面で示す。また、縦割
りブロック2a〜2dは共通の構造乃至は部材を有し、
その共通の構造乃至は部材は同じ符号で示す。
回転駆動する主軸1を中心に、4組の成形型(符号な
し)を4つの縦割りブロック2a〜2dに個々に備え、
各成形型を主軸1の軸線中心の同心円上に配置すること
により構成されている。図1においては、粉末成形機の
主要部について中央から右側を断面で示す。また、縦割
りブロック2a〜2dは共通の構造乃至は部材を有し、
その共通の構造乃至は部材は同じ符号で示す。
【0013】各縦割りブロック2a〜2dは、主軸1の
軸回り方向から相一体に組み合せて主軸1に着脱可能に
装着されている。その各縦割りブロック2a〜2dは、
図3で示すように成形型の配置空間として切欠部20を
側部略中央に設けた縦長角柱状のものに形成されてい
る。この切欠部20の内側略中央には、粉末材料の投入
載置面を形成する棚板21a〜21dが水平方向に張り
出すよう組付け固定されている。
軸回り方向から相一体に組み合せて主軸1に着脱可能に
装着されている。その各縦割りブロック2a〜2dは、
図3で示すように成形型の配置空間として切欠部20を
側部略中央に設けた縦長角柱状のものに形成されてい
る。この切欠部20の内側略中央には、粉末材料の投入
載置面を形成する棚板21a〜21dが水平方向に張り
出すよう組付け固定されている。
【0014】その棚板21a〜21dとしては、図2,
4で示すように円周方向で四等分に分割形成したものが
備え付けられている。また、この棚板21a〜21d
は、図1,3で(符号21cは図2参照、以下同じ。)
切欠部20の内側に突出させて設けられた突片22にあ
てがってねじ込みボルト23(二点鎖線で表示)で着脱
可能に締付け固定することにより各縦割りブロック2a
〜2dと一体に組み付けられている。
4で示すように円周方向で四等分に分割形成したものが
備え付けられている。また、この棚板21a〜21d
は、図1,3で(符号21cは図2参照、以下同じ。)
切欠部20の内側に突出させて設けられた突片22にあ
てがってねじ込みボルト23(二点鎖線で表示)で着脱
可能に締付け固定することにより各縦割りブロック2a
〜2dと一体に組み付けられている。
【0015】成形型は、図1で示すように粉末材料が充
填される型枠3aと、型枠3aに向けて上ホルダー4で
保持する上型3bと、型枠3aに向けて下ホルダー5で
保持する下型3cとを組に備えられている。型枠3a
は、フェライト粉末が充填される抜き穴状のキャビティ
空間を有するもので、棚板21a〜21dの板面に着脱
可能に埋込み装着されている。
填される型枠3aと、型枠3aに向けて上ホルダー4で
保持する上型3bと、型枠3aに向けて下ホルダー5で
保持する下型3cとを組に備えられている。型枠3a
は、フェライト粉末が充填される抜き穴状のキャビティ
空間を有するもので、棚板21a〜21dの板面に着脱
可能に埋込み装着されている。
【0016】上型3b並びに下型3cは、図1で示すよ
うに各ホルダー4,5を各縦割りブロック2a〜2d
(符号2cは図2参照、以下同じ。)の上下から切欠部
20まで縦方向に設けた貫通穴24,25に挿通するこ
とにより型枠3aの内部に嵌り込むよう上下動可能に装
備されている。この上型3b,下型3cのうち、下型3
cにはポットコアの内部空間を付形する中子型(図示せ
ず)が備え付けられている。
うに各ホルダー4,5を各縦割りブロック2a〜2d
(符号2cは図2参照、以下同じ。)の上下から切欠部
20まで縦方向に設けた貫通穴24,25に挿通するこ
とにより型枠3aの内部に嵌り込むよう上下動可能に装
備されている。この上型3b,下型3cのうち、下型3
cにはポットコアの内部空間を付形する中子型(図示せ
ず)が備え付けられている。
【0017】その上型3b,下型3cの出入り側には、
滑性の良好な材質の摺接盤26,27が切欠部20の上
下で縦割りブロック2a〜2dに組付け固定されてい
る。また、各縦割りブロック2a〜2dの上下側部には
貫通穴24,25に連通する受け穴28,29を設けて
各ホルダー4,5を円滑に摺動可能に支持するベアリン
グ部材(図示せず)が収容装備させている。
滑性の良好な材質の摺接盤26,27が切欠部20の上
下で縦割りブロック2a〜2dに組付け固定されてい
る。また、各縦割りブロック2a〜2dの上下側部には
貫通穴24,25に連通する受け穴28,29を設けて
各ホルダー4,5を円滑に摺動可能に支持するベアリン
グ部材(図示せず)が収容装備させている。
【0018】上下の各ホルダー4,5は、軸線上部また
は軸線下部が駒状のカムフォロア4a,5aとして形成
されている。その上ホルダー4に対しては、カムフォロ
ア4aが嵌り合うカム溝6aを適宜な曲線で側面の円周
方向に連続するよう設けた上カム盤6が機体フレーム7
の上部フレーム部70に取り付けて備え付けられてい
る。
は軸線下部が駒状のカムフォロア4a,5aとして形成
されている。その上ホルダー4に対しては、カムフォロ
ア4aが嵌り合うカム溝6aを適宜な曲線で側面の円周
方向に連続するよう設けた上カム盤6が機体フレーム7
の上部フレーム部70に取り付けて備え付けられてい
る。
【0019】下ホルダー5に対しては、カムフォロア5
aと接する下カム盤8が機体フレーム7のテーブル板7
1に取り付けて備え付けられている。この下カム盤8は
カムフォロア5aの下面が摺接する上面側をカム面とす
るレール部8aと、カムフォロア5aをくわえ込んで降
下させるレール部8b,8cとから形成されている。そ
のくわえ込みレール部8b,8cは、後述する型外しの
際には側方に離間同可能に備え付けられている。
aと接する下カム盤8が機体フレーム7のテーブル板7
1に取り付けて備え付けられている。この下カム盤8は
カムフォロア5aの下面が摺接する上面側をカム面とす
るレール部8aと、カムフォロア5aをくわえ込んで降
下させるレール部8b,8cとから形成されている。そ
のくわえ込みレール部8b,8cは、後述する型外しの
際には側方に離間同可能に備え付けられている。
【0020】上述した各部を備えて、各縦割りブロック
2a〜2dは主軸1の軸回り方向から相一体に組み合せ
てブロック毎に主軸1に着脱可能に装着されている。ま
た、主軸1の軸回りは図2で示すように縦割りブロック
2a〜2dの数に相応した多面構造とし、縦割りブロッ
ク2a〜2dを主軸1の軸回り各面1a〜1dと相対さ
せて安定よく相一体に組み合せられるよう装着されてい
る。
2a〜2dは主軸1の軸回り方向から相一体に組み合せ
てブロック毎に主軸1に着脱可能に装着されている。ま
た、主軸1の軸回りは図2で示すように縦割りブロック
2a〜2dの数に相応した多面構造とし、縦割りブロッ
ク2a〜2dを主軸1の軸回り各面1a〜1dと相対さ
せて安定よく相一体に組み合せられるよう装着されてい
る。
【0021】その各縦割りブロック2a〜2dは、上下
で側部より主軸1にねじ込み固定するねじ込みボルト9
a,9b(二点鎖線で表示)で締付け固定することによ
り容易に着脱可能に備え付けられる。また、主軸1の下
部側には図1で示すように環状の受け鍔部10を設ける
ことにより各縦割りブロック2a〜2dを受け鍔部10
に位置決め載置させて組付け固定することができる。
で側部より主軸1にねじ込み固定するねじ込みボルト9
a,9b(二点鎖線で表示)で締付け固定することによ
り容易に着脱可能に備え付けられる。また、主軸1の下
部側には図1で示すように環状の受け鍔部10を設ける
ことにより各縦割りブロック2a〜2dを受け鍔部10
に位置決め載置させて組付け固定することができる。
【0022】この粉末成形機の駆動機構としては、図
5,6で示すように主軸1と直結するサーボモータ等の
駆動モータ11が機体フレーム7の下部側に横桁フレー
ム72で支持することにより装備されている。主軸1
は、上端側がベアリング12aを介して機体フレーム7
の上部フレーム部70で軸受けされている。また、下部
側は図6で示すように粉末材料侵入防止用のシール部材
13を挟込み介装すると共に、ベアリング12bを介し
てテーブル板71の板面より下方に軸受け挿通されてい
る。
5,6で示すように主軸1と直結するサーボモータ等の
駆動モータ11が機体フレーム7の下部側に横桁フレー
ム72で支持することにより装備されている。主軸1
は、上端側がベアリング12aを介して機体フレーム7
の上部フレーム部70で軸受けされている。また、下部
側は図6で示すように粉末材料侵入防止用のシール部材
13を挟込み介装すると共に、ベアリング12bを介し
てテーブル板71の板面より下方に軸受け挿通されてい
る。
【0023】その主軸1の下部側においては、減速機1
4を駆動モータ11に組み付け、この減速機14の出力
軸15を主軸1の軸線中心を一致させることにより上方
に向け配置されている。その出力軸15を主軸1とカッ
プリング16で直結することから、主軸1は回転駆動可
能に装備されている。
4を駆動モータ11に組み付け、この減速機14の出力
軸15を主軸1の軸線中心を一致させることにより上方
に向け配置されている。その出力軸15を主軸1とカッ
プリング16で直結することから、主軸1は回転駆動可
能に装備されている。
【0024】このように構成する粉末成形機では、図5
で示すように成形材料であるフェライト粉末Fが縦割り
ブロック2a〜2dの組み合わされた棚板21a〜21
dの板面上にシュータ等(図示せず)で投入される。そ
のフェライト粉末Fの投入後に駆動モータ11を作動さ
せると、縦割りブロック2a〜2dが主軸1を中心に回
転し、各成形型が所定の作業ゾーンを循環移動する。こ
の縦割りブロック2a〜2dの回転に伴っては、特に図
示しないが、棚板21a〜21dはフェライト粉末Fが
板面上から飛散しないよう囲われている。
で示すように成形材料であるフェライト粉末Fが縦割り
ブロック2a〜2dの組み合わされた棚板21a〜21
dの板面上にシュータ等(図示せず)で投入される。そ
のフェライト粉末Fの投入後に駆動モータ11を作動さ
せると、縦割りブロック2a〜2dが主軸1を中心に回
転し、各成形型が所定の作業ゾーンを循環移動する。こ
の縦割りブロック2a〜2dの回転に伴っては、特に図
示しないが、棚板21a〜21dはフェライト粉末Fが
板面上から飛散しないよう囲われている。
【0025】その作業ゾーンは、例えば図2で示す符号
Aを起点とすると、作業ゾーンAでは上下の各型3b,
3cは型枠3aより外れて待機している。これが作業ゾ
ーンBに向うと、下型3cがカム盤8のレール部8aに
よる下ホルダー5のガイドで型枠3aの下部側に嵌り込
むことにより型枠3aの底部となる。それと共に、フェ
ライト粉末Fがブレード等(図示せず)で型枠3aの型
内に充填される。
Aを起点とすると、作業ゾーンAでは上下の各型3b,
3cは型枠3aより外れて待機している。これが作業ゾ
ーンBに向うと、下型3cがカム盤8のレール部8aに
よる下ホルダー5のガイドで型枠3aの下部側に嵌り込
むことにより型枠3aの底部となる。それと共に、フェ
ライト粉末Fがブレード等(図示せず)で型枠3aの型
内に充填される。
【0026】そのフェライト粉末の充填量を適正に調整
するべく、下型3cを多少上昇動させてフェライト粉末
Fの上積み分をブレード等(図示せず)で払い取る。こ
の後に作業ゾーンCに向うと、上型3bがカム盤6によ
る上ホルダー4のガイドで降下することにより型枠3a
の内部には嵌り込んでフェライト粉末Fのプレス成形を
行う。
するべく、下型3cを多少上昇動させてフェライト粉末
Fの上積み分をブレード等(図示せず)で払い取る。こ
の後に作業ゾーンCに向うと、上型3bがカム盤6によ
る上ホルダー4のガイドで降下することにより型枠3a
の内部には嵌り込んでフェライト粉末Fのプレス成形を
行う。
【0027】作業ゾーンDに向うと、上型3bは型枠3
aから外れるよう上昇動し、下型3cも上昇動すること
によりプレス成形されたポット型コアをノックアウトす
る。そのポット型コアはガイドプレート等(図示せず)
で棚板21a〜21dより外に排出され、下型3cが型
枠3aより外れて作業ゾーンAに復帰動する。
aから外れるよう上昇動し、下型3cも上昇動すること
によりプレス成形されたポット型コアをノックアウトす
る。そのポット型コアはガイドプレート等(図示せず)
で棚板21a〜21dより外に排出され、下型3cが型
枠3aより外れて作業ゾーンAに復帰動する。
【0028】その成形型の交換を行うときは、ねじ込み
ボルト9a,9bを取り外せば、各縦割りブロック2a
〜2dを主軸1から側方に簡単に外せる。このため、型
外しに伴う段取りは必要とさせず、また、縦割りブロッ
ク2a〜2dは4分割されているところから軽量で容易
に取り扱える。各成形型は縦割りブロック2a〜2d毎
に着脱自在に備え付けられているから、その交換も容易
に行える。なお、縦割りブロック2dを外すときはカム
盤8のレール部8b,8cを側方に離間動させて下ホル
ダー5のカムフォロア5aを外す。
ボルト9a,9bを取り外せば、各縦割りブロック2a
〜2dを主軸1から側方に簡単に外せる。このため、型
外しに伴う段取りは必要とさせず、また、縦割りブロッ
ク2a〜2dは4分割されているところから軽量で容易
に取り扱える。各成形型は縦割りブロック2a〜2d毎
に着脱自在に備え付けられているから、その交換も容易
に行える。なお、縦割りブロック2dを外すときはカム
盤8のレール部8b,8cを側方に離間動させて下ホル
ダー5のカムフォロア5aを外す。
【0029】その型交換した縦割りブロック2a〜2d
は主軸1の下部側に設けられた環状の受け鍔部10に位
置決め載置させて組み付け、また、主軸1の軸回りの多
面構造に形成された各面1a〜1dと相対させて安定よ
く相一体に組み合せられる。この後に、再度、縦割りブ
ロック2a〜2dは主軸1にねじ込みボルト9a,9b
で締付け固定することにより主軸1に容易に装着固定す
ることができる。
は主軸1の下部側に設けられた環状の受け鍔部10に位
置決め載置させて組み付け、また、主軸1の軸回りの多
面構造に形成された各面1a〜1dと相対させて安定よ
く相一体に組み合せられる。この後に、再度、縦割りブ
ロック2a〜2dは主軸1にねじ込みボルト9a,9b
で締付け固定することにより主軸1に容易に装着固定す
ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係るロ
ータリー式粉末成形機に依れば、主軸を駆動モータと連
結装備し、その主軸の軸回り方向から相一体に組合せ可
能な複数個に分割形成した縦割りブロックを備え、各縦
割りブロックをブロック毎に主軸に着脱可能に装着する
と共に、成形型を各縦割りブロックに交換自在に備え付
けるため、装置全体を構造的に簡略化でき、縦割りブロ
ックを軽量で容易に取り扱えて型交換並びに再組付けの
段取り時間や手間,労力を省け、型交換,延ては粉体成
形の作業能率を向上することができる。
ータリー式粉末成形機に依れば、主軸を駆動モータと連
結装備し、その主軸の軸回り方向から相一体に組合せ可
能な複数個に分割形成した縦割りブロックを備え、各縦
割りブロックをブロック毎に主軸に着脱可能に装着する
と共に、成形型を各縦割りブロックに交換自在に備え付
けるため、装置全体を構造的に簡略化でき、縦割りブロ
ックを軽量で容易に取り扱えて型交換並びに再組付けの
段取り時間や手間,労力を省け、型交換,延ては粉体成
形の作業能率を向上することができる。
【0031】本発明の請求項2に係るロータリー式粉末
成形機に依れば、主軸の軸回りを縦割りブロックの数に
相応した多面構造とし、縦割りブロックを主軸の軸回り
各面と相対させて相一体に組合せ装着することにより、
縦割りブロックを主軸の軸回り方向から安定よく相一体
に組み合せて着脱することができる。
成形機に依れば、主軸の軸回りを縦割りブロックの数に
相応した多面構造とし、縦割りブロックを主軸の軸回り
各面と相対させて相一体に組合せ装着することにより、
縦割りブロックを主軸の軸回り方向から安定よく相一体
に組み合せて着脱することができる。
【0032】本発明の請求項3に係るロータリー式粉末
成形機に依れば、各縦割りブロックをボルト締めで主軸
に装着固定することにより、縦割りブロックを簡単な機
構で容易に着脱することができる。
成形機に依れば、各縦割りブロックをボルト締めで主軸
に装着固定することにより、縦割りブロックを簡単な機
構で容易に着脱することができる。
【図1】本発明に係るロータリー式粉末成形機の主要部
を右半分断面で示す正面図である。
を右半分断面で示す正面図である。
【図2】同ロータリー式粉末成形機の主要部を示す平面
図である。
図である。
【図3】同ロータリー式粉末成形機の縦割りブロックを
取り外して示す側面図である。
取り外して示す側面図である。
【図4】同ロータリー式粉末成形機の縦割りブロックを
取り外して示す平面図である。
取り外して示す平面図である。
【図5】同ロータリー式粉末成形機の全体を示す正面図
である。
である。
【図6】同ロータリー式粉末成形機の駆動機構を部分的
に切り欠いて機体フレームの下部側で示す正面図であ
る。
に切り欠いて機体フレームの下部側で示す正面図であ
る。
1 主軸 1a〜1d 主軸の多面構造 2a〜2d 縦割りブロック 3a 型枠 3b 上型 3c 下型 4 上ホルダー 5 下ホルダー 9a,9b ねじ込みボルト 11 駆動モータ
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 亨 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 粉末材料が充填される型枠と、その型枠
に向けて上ホルダーで保持する上型と、該型枠に向けて
下ホルダーで保持する下型とを組に成形型とし、この成
形型を主軸で支持されるブロック体に備え付けて複数組
を該主軸の軸線中心の同心円上に配置し、主軸を中心に
各成形型を循環移動するのに伴って下型並びに上型を所
定のサイクルで上下動させ、型枠の枠内に充填される粉
末材料を所定の成形体にプレス成形してからノックアウ
トするまでを反復継続的に行うロータリー式粉末成形機
において、 上記主軸を駆動モータと連結装備し、その主軸の軸回り
方向から相一体に組合せ可能な複数個に分割形成した縦
割りブロックを備え、各縦割りブロックをブロック毎に
主軸に着脱可能に装着すると共に、成形型を各縦割りブ
ロックに交換自在に備え付けたことを特徴とするロータ
リー式粉末成形機。 - 【請求項2】 上記主軸の軸回りを縦割りブロックの数
に相応した多面構造とし、縦割りブロックを主軸の軸回
り各面と相対させて相一体に組合せ装着したことを特徴
とする請求項1に記載のロータリー式粉末成形機。 - 【請求項3】 上記各縦割りブロックをボルト締めで主
軸に装着固定したことを特徴とする請求項1または2に
記載のロータリー式粉末成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8941698A JPH11267895A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ロータリー式粉末成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8941698A JPH11267895A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ロータリー式粉末成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11267895A true JPH11267895A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13970061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8941698A Pending JPH11267895A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ロータリー式粉末成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11267895A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1627727A2 (de) | 2004-08-19 | 2006-02-22 | Fette GmbH | Rundläufertablettenpresse |
CN100417517C (zh) * | 2006-08-23 | 2008-09-10 | 严培义 | 粉末成形机阴模挡块机构 |
JP2011079058A (ja) * | 2010-11-19 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | プレス機械及びその制御装置 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP8941698A patent/JPH11267895A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1627727A2 (de) | 2004-08-19 | 2006-02-22 | Fette GmbH | Rundläufertablettenpresse |
EP1627727A3 (de) * | 2004-08-19 | 2007-01-03 | Fette GmbH | Rundläufertablettenpresse |
CN100417517C (zh) * | 2006-08-23 | 2008-09-10 | 严培义 | 粉末成形机阴模挡块机构 |
JP2011079058A (ja) * | 2010-11-19 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | プレス機械及びその制御装置 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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|
A02 | Decision of refusal |
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