JPH11266831A - 食品をオゾンで処理する方法およびプラント - Google Patents

食品をオゾンで処理する方法およびプラント

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JPH11266831A
JPH11266831A JP11026646A JP2664699A JPH11266831A JP H11266831 A JPH11266831 A JP H11266831A JP 11026646 A JP11026646 A JP 11026646A JP 2664699 A JP2664699 A JP 2664699A JP H11266831 A JPH11266831 A JP H11266831A
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food
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meat
ozone
contactor
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Pascal Crisinel
パスカル・クリシネル
Royer Sylvie Le
シルビー・ル・ロワイエル
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LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品を劣化させることなく、オゾン処理の食
品の生産性を改善したオゾンによる食品の処理方法を提
供すること。 【解決手段】 a)食品を含む初期溶液を供給する工
程、 b)加圧下で初期溶液を接触器に運ぶポンプ装置を使用
する工程、および c)オゾン含有処理ガス混合物を初期溶液に導入する工
程 の組合せを備え、前記導入は、初期供給とポンプ装置と
の間、ポンプ装置と接触器との間、および接触器内の1
つまたはそれ以上の地点の1つまたは数箇所で同時に生
じることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品をオゾンで処
理する方法およびプラントに関し、特に、このように処
理された食品を漂白または脱色、殺菌、および脱臭する
ことを目的とする。
【0002】
【従来の技術】食品のオゾン処理に関する、特にシーフ
ード(魚、甲殻類等)の分野における公知の文献は、非
常に広範であり、例えばFR−385,815、EP−
294,502(原文のまま)、 FR−797,92
8、或はUS−4,559,902を引用することが出
来る。
【0003】このように、オゾンの使用は、特に、魚肉
を殺菌および脱臭する目的で魚肉を処理する場合とし
て、記載されている。この処理された魚肉は、魚を切り
身にした後の骨と頭に残留する残さの回収から、および
ヒレ肉の切り落とし又はヒレ肉そのものから来るもので
ある。そして、問題の魚肉は、最終的には、スリミシー
食品又は他の魚ペースト、テリーヌ、又はステーキのよ
うな様々な食品の製造の原料として使用されるものであ
る。
【0004】当業者により「ベーススリミ」シーフード
と呼ばれているものを製造するための魚肉を回収および
処理するための典型的なプラントは、次の工程を含む。
【0005】骨および頭から魚肉を分離する工程(必要
に応じて直ちに使用される、第1の粗パルプが得られ
る)。
【0006】任意には多少酸性化されている水による洗
浄の1つまたはそれ以上の操作―それぞれの洗浄操作の
後には、液抜き工程がある(ある用途に直ちに使用され
る、洗浄されたパルプが得られる)。
【0007】スクリーンを通すことにより、不純物(皮
残さ等)から蛋白質を分離することを可能とする精製工
程。
【0008】遠心分離又はスクリュープレスにより実施
される、機械的な水/魚肉分離の最終操作―直ちに使用
される、洗浄され、精製された魚肉(ベーススリミシー
フード)が得られる。
【0009】動物の肉の漂白の結果は、例えば通常のL
*/*/*/系(CIE1976参照)を用いて、
明るさ又は白さの読みをもって、赤/青インデックスお
よび黄/緑インデックスの、比色法と呼ばれる色の測定
による工業的サイトによって、一般にモニターされてい
る。なお、ファクターLは、%で表わされる。
【0010】単純化のため、本明細書においては、その
ような符号が上述の評価系に属することを考慮して、無
差別に、L又はL,a,b系、又はそれらの
結果に言及されるであろう。
【0011】実施される様々な洗浄操作を通して、比色
法に関する所望の目的は、一般に、(問題となる食品に
応じて)白さの増加、赤みの減少、および黄色/褐色の
無変化または後者の減少である。
【0012】上述の文献EP−A−284,502は、
特に、らせん隔壁を備えた中空管が回転するシェルから
なる、動物の肉を処理する装置を記載している。その装
置において、全体のアセンブリは横形スクリューを構成
し、外部シェルの内壁(原文のまま)と、処理される食
肉/水混合物が移動するスプラッシュ室を構成する中空
管の外部らせん隔壁との間に自由容積が存在し、ガス混
合物は、中空管に導入され、輸送スクリューに沿って位
置する複数のディフーザーを通して外方へスプラッシュ
室内に拡散するオゾンを含有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】文献により提供された
例は、約1cm/sの、系内の食肉輸送速度を示し、そ
れは、装置の幾何学的特微を考慮すると、約1リットル
/分の食肉出力を与える。
【0014】その文献に記載された系の複雑さから離れ
て、出願人により成功裏に実施された作業は、そのよう
な装置において生じた力学のため、魚肉と溶解オゾンと
の接触が不十分である(魚肉とガスとの緊密な混合がな
い)ことを示し、固/気不混合に導くだけでなく、結果
としてスクリューの全径にわたり有効性に欠ける。
【0015】ガスを導入するための気孔質(空隙)の使
用は、食品産業において一般に行われている清浄性の要
求に匹敵していないように思われる(スクリューのゾー
ンへの洗浄剤の到達が困難なこと、および食材による気
孔質インジェクターの閉塞のため)。
【0016】本発明は、特に、上述の技術的問題を解決
することを目的とする。それは、特に、以下のことを可
能とする、オゾンにより食品を処理するための方法およ
びプラントを提供することを目的とする。
【0017】オゾン処理の食品の生産性を改善するこ
と、処理される食品へのオゾンの輸送の質を改善するこ
と(利用し得るプラントに応じて、導入されるオゾンの
15〜60%が、現在のところ、問題となる食品に輸送
される。)、それにもかかわらず、食品を劣化させる危
険を避けること(例えば、局部的な過剰使用量のため褐
色に変色することにより魚肉を劣化させる危険が、ここ
では考慮される。)、使用者の処理連鎖において実施さ
れる洗浄工程の数を全体として減少させること、より高
品質の製品を達成すること。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の方法は、食品に加えて水を含む初期溶液を
形成するために予備混合された食品を、オゾンと接触さ
せる工程を含むタイプの、食品の処理方法であって、以
下の工程の組合せにより特徴づけられる。
【0019】a)食品を含む初期溶液を供給する工程、 b)加圧下で初期溶液を接触器に運ぶポンプ装置を使用
する工程、 c)オゾン含有処理ガス混合物を初期溶液に導入する工
程。この導入は、以下の位置の1つまたは数箇所で同時
に生ずる。
【0020】初期供給源とポンプ装置との間、ポンプ装
置と接触器との間、接触器内の1つまたはそれ以上の地
点。
【0021】本発明の接触器は、液/気不混合なしに、
必要な処理を行うために、食品と、溶液に導入されるオ
ゾンとの接触のための十分な時間を許容し得るものであ
る。
【0022】当業者に明らかなように、本発明において
意図される「食品」は、非常に広範囲である。例えば、
これらは、魚パルプ、軟体動物または甲殻類のような他
のシーフード、獣肉(ビーフ、ポーク、マトン等)、果
物、野菜、又はピューレのような植物組織、または食品
産業において「血液」製品または他の「血液系」誘導体
と呼ばれている製品を含む。特に、そのような血液誘導
体は、通常、回収され、動物の飼料にだけでなく、例え
ば調製食品の分野における人間のための(特に赤蛋白副
製品からの血漿の分離のため)再使用のため、再処理さ
れることが知られている。
【0023】本発明のオゾン処理は、問題となる食品だ
けでなく、それぞれの特定のユーザーサイトによる所望
のスペックに応じて、食品の漂白または脱色、殺菌、お
よび脱臭の1つまたはそれ以上を実施することを意図し
ている。
【0024】このように、例えば、本発明の十分な食品
/オゾン接触時間の概念を例示するために、切り身作業
から生じた骨および頭から回収される魚肉の例を考慮す
ることが出来る。なぜなら、この魚肉の質が、 L
系を用いた比色法により評価されるからであり、
例えば、所定のユーザーサイトが、Lスケールで60%
以上または70%もの白さの肉を得るに十分な接触時間
を考慮するであろう。
【0025】本発明における「初期溶液」は、均一な、
または不均一な固/液混合物を意味するものと理解され
るべきである。
【0026】上述のように、本発明により処理される
「初期溶液」は、非常に様々な型の1つ又はそれ以上の
食品を含む。
【0027】更に、用途に応じて、それ故、食品および
水を含む初期溶液は、酸又は塩基のような添加剤を含有
し、その役割は、その後の洗浄および廃液を容易にする
ように、動物蛋白による水の保持を制御せしめるため
に、媒地のPH(原文のまま)を調整することである。
他の添加剤は、アスコルビン酸のような酸化防止剤、E
DTAのような安定化剤、酵素、又はポリ燐酸塩または
他のナトリウムまたはカルシウム塩である。
【0028】有利な、本発明を実施する1つの方法によ
ると、処理される初期溶液は、過酸化水素のような過酸
化物類の化合物を含む。
【0029】有利な、本発明を実施する他の方法による
と、処理される初期溶液は、クエン酸、酢酸、コハク
酸、または乳酸のような過有機酸類の化合物を含む。
【0030】出願人が以下の説明により結び付けられ得
ることなしに、初期溶液内の有機酸の存在が、その後の
オゾンの存在において、非常に活性な過酸化物(例えば
過酢酸、または例えばモノ過クエン酸またはジ過クエン
酸)の形成を促進する。
【0031】有利な、本発明を実施する他の方法による
と、処理される初期溶液は、硝酸のような無機酸類の化
合物を含む。
【0032】本発明によると、接触器に入る、処理され
る食品を含む「初期溶液」は、「加圧下」にあり、この
「加圧下」とは、大気圧より高い圧力、有利には0.1
〜10バールの相対圧、好ましくは2バールの相対圧以
下を意味するものと理解されるべきである。
【0033】接触器の役割は、被処理食品とオゾンとの
間の、いわゆる緊密な混合を実施することであり、それ
は、それ故、一方において水中にオゾンの一部またはす
べてを溶解し、他方において、不混合を生ずることなし
に食品と溶解オゾンとの間の十分な接触時間を確保する
ことを可能とする。この接触時間は、所望のレベルの処
理を得るに十分なものである。
【0034】本発明の1つの態様によると、接触器は、
非直線路をたどる管からなるもののような、管状反応器
の形であり、この管状反応器は、ポンプ装置から来る溶
液を導入させる入口、および下流において、例えば溶液
を貯蔵する装置、または溶液が処理後の操作を受ける装
置に接続された出口を備えている。
【0035】非直線路の例によると、管は、接触器の入
口と出口間にある部分のすべてまたは一部にわたり、1
つまたはそれ以上の巻き数の環状またはらせん状からな
る構造を有するのが有利である。
【0036】本発明を実施する1つの方法によると、初
期溶液の組成の一部を形成する食品は、骨から肉および
/又は頭から肉を分離する操作の後に得られたもののよ
うな魚肉である。
【0037】本発明を実施する他の方法によると、初期
溶液の組成の一部を形成する食品は、上記混合の前に、
水性媒体中で1つまたはそれ以上の洗浄操作を受ける。
これは、必要にお応じて、少し酸性化される(ドレイン
工程が2つの操作の間に挿入される。)。
【0038】本発明を実施する1つの方法によると、処
理後、処理から生じた溶液がドレイン工程を受け、その
後、必要に応じて少し酸性化される水性媒体中で、食品
を洗浄する1つ又はそれ以上の操作が行われる。
【0039】更に、本発明による方法は、以下の特徴の
1つ又はそれ以上を有する。
【0040】処理された食品1kg当たりのオゾンのg
で表わされる、処理に使用されたオゾンの使用量は、
0.2〜2g/kgの範囲内にある(処理された食品お
よび所望の処理の細目だけでなく、例えばそれぞれのユ
ーザーサイトを支配する国内法を考慮すると)。
【0041】オゾンの使用量は、好ましくは0.3〜1
g/食品1kgの範囲内にあり、より好ましくは0.4
〜0.9g/食品1kgの範囲内にある。
【0042】処理ガス混合物中のオゾン含量は、10〜
200g/mの範囲内にあり、より好ましくは40〜
100g/mの範囲内にある。
【0043】処理された初期溶液の組成は、水0.5〜
10容当たり食品1容に相当する希釈度、好ましくは水
1〜5容当たり食品1容に相当する希釈度、より好まし
くは水3〜5容当たり食品1容に相当する希釈度であ
る。
【0044】本発明はまた、食品に加えて水を含む初期
溶液を形成するために予備混合された食品を、オゾンと
接触させる、食品を処理するためのプラントにも関し、
以下のものを含む。
【0045】a)処理される初期溶液の供給源、 b)加圧下で初期溶液を接触器に運ぶのに適切なポンプ
装置、 c)オゾンを含有する処理ガス混合物の供給源、 d)処理ガス混合物を溶液に、以下の位置の1つまたは
数箇所で同時に導入する。
【0046】初期供給源とポンプ装置との間、ポンプ装
置と接触器との間、接触器内の1つまたはそれ以上の地
点。
【0047】
【発明の実施の形態】図1及び2は、プロセス中で注入
されるオゾンの処理されるべき食品への移動量に関して
不十分であると見なされる悪い結果を与える従来技術の
2つのプラント形成部を図示する。
【0048】実例として、図1のプラントは、非常に少
量の魚肉の処理に好適である。
【0049】この図は、オゾン発生器2に送り込まれ、
例えば空気、または純粋な酸素のような酸素を含有する
ガス混合物の供給1を表し、オゾン発生器2に残留する
処理ガス混合物は、オゾン(または酸素)を含み、水溶
液中で処理されるべき魚肉を含む反応器4に送られる前
に分析される。
【0050】分析器3からのオゾン含有処理ガス混合物
は、単一の注入器を介して、魚肉を含む水溶液中に注入
され、この注入器は、図1に示すように、穴または何か
と継ぎ合わされた単なる管、反応器4の底部における多
孔質ディスク27である。
【0051】図1に示される例の場合、魚肉を含む初期
溶液は、反応器4中で攪拌されない。
【0052】溶液中のオゾンの移動量を測定し、検知す
るために、プラントは、溶液上の反応器内に存在するガ
スからの回収ライン26を有し、オゾン分析器6中でガ
スのを分析させ(回収されたガスが、パージボトル5を
通過した後)、その後、分析後のガスは、解毒する触媒
ユニット7上を通過した後、外部雰囲気中に放出され
る。
【0053】溶液中への注入されるオゾンの移動量(そ
の度合いは多くのパラメータ例えば注入されるガスのオ
ゾン含有量、処理されるべき溶液の酸性度、処理される
べき食品の量の希釈の度合いに依存することが知られて
いる。)の見地からいえば、このようなプラントは、達
成されるべき開始ガス混合物中に初期に存在するオゾン
の15〜20%を越える移動量を、容易に与えない。
【0054】図2に関しては、これは、大量の魚肉を処
理し得るプラントを表し、このプラントは、食品業界で
通常使用されるタイプのミキサー8を組み合わせてい
る。
【0055】処理されるべき溶液は、魚肉と水を含み、
このため、この場合ミキサー8中で規則正しく攪拌され
る。
【0056】前述の通り、この図はまた、オゾン発生器
2に供給する酸素含有ガス混合物の供給1を示し、この
供給ガス混合物は、オゾンを含み、オゾン発生器2から
ミキサー8の底部に送られる。
【0057】流量を知るために、オゾン含有処理ガス混
合物を、この場合は、枝ライン28によって分析し、オ
ゾン発生器2の外側に取り出す。
【0058】ここでも、ミキサー8の頭頂部のガスをパ
ージボトル5、分析器6、及び解毒する触媒ユニット7
を含むライン26によって分析する。
【0059】このようなプラントを用いて得られた結果
は、オゾン移動がまだ不十分であることを示し、これに
よれば、開始ガス混合物中に初期に存在するオゾンの2
0〜60%に達する。
【0060】図3は、本発明にかかるオゾンで食品を処
理するプラントを示し、ポンプ装置10及び一組の円心
回転を含む接触器11の組合せと結びつけている。
【0061】この図はまた、酸素含有ガス混合物(例え
ば空気あるいは純粋な酸素)の供給1を表し、オゾン発
生器2に供給して、オゾンを含む処理ガス混合物(及び
酸素、または酸素と窒素)をその出口物質として生産
し、加えて、取出しライン28は、オゾン発生器2内に
残る処理ガス混合物を分析させる。
【0062】この例において、水を含む食品と分離され
る初期溶液は、バッファ槽14内に貯留され、図中、当
該適用により、装置15から得られる処理されるべきこ
の食品は、利用者側の一連の製造連鎖における非常に変
化に富んだ点を表す。実例として魚肉を処理する場合を
考えると、下記実施例があげられる。
【0063】−装置15は、切り身にする操作の後、頭
と骨から魚肉を分離する分離器(しばしばバルパーと呼
ばれる)を表す。
【0064】−また、装置15は、予め骨と頭から魚肉
を分離し、最初に骨を水溶液中で洗浄した後に起こるド
レイン工程を表す。
【0065】−また、装置15は、初期に分離された魚
肉の水溶液中でのn回目の洗浄の操作の後に起こるドレ
イン工程を表す。
【0066】−また、実例として、n回の洗浄操作の後
に残る不純物(魚皮片など)から魚肉を分離する精製器
を表す。
【0067】バッファ槽14中の処理されるべき初期溶
液をポンプ装置10及びその後接触器11に送り、この
場合のオゾン含有処理ガスは、バッファ槽14からポン
プ装置10に行くライン中に注入される。
【0068】この場合、接触器11中での処理の結果得
られる初期溶液は、バルブ17、18、及び19の有利
なシステムによって遠心分離器20に導かれ、このよう
にして処理された魚肉と水を分離させるか、あるいは脱
ガスカラム12に導き、そこからライン13を介してバ
ッファ槽14に戻すために溶液を抜き出す。
【0069】バルブ19は、接触器11からの処理溶液
をその分析例えば比色法を目的とする試料とする。
【0070】ここでも、カラム12内のガスをライン2
6を介して分析する。
【0071】この場合によって、食品は、タンク14、
接触器11,及び脱ガスカラム12を含む再生ラインを
含むループ状の1またはそれ以上の操作を施され得る。
【0072】ライン16に関しては、タンク14中に存
在するガス相を抜き出すためのラインであり、接触器1
1におけるオゾン処理の後の初期溶液の完全なまたは部
分的な再循環の場合に非常に有効である。
【0073】上述のように、オゾン発生器から来るよう
なオゾン含有処理ガス混合物は、バッファ槽14をポン
プ装置10に結合するライン中の地点9で注入される
が、上述のように、処理ガス混合物の注入はまた、タン
ク14とポンプ装置10との間、ポンプ装置10と接触
器11との間、接触器11のいくつかの地点にある1ま
たはいくつかの箇所で行われ得る。
【0074】接触器11のすべての回転は、水平状態で
図に示されているが、また、回転面は、他の位置例えば
垂直面にあり得る。
【0075】図4は、本発明にかかるオゾンで食品を処
理するためのプラントを示し、図3に示すプラントと非
常に類似しており、このプラントは、図示するように、
接触器11の構造が三組の円心回転からなる構成を有す
ることで異なる。
【0076】さらに、このプラントは、オゾン発生器2
からの処理ガス混合物を、バルブのシステム22,2
3,24,及び25を介して、1またはそれ以上の下記
の位置例えばバッファ槽14及びポンプ装置10(2
2)の間、ポンプ装置10(22)及び接触器11の第
1の回転の間、接触器11(25)の2つの第1の回
転、または接触器11(25)の最後の2つの回転の間
等に注入させる。
【0077】その後、ガス流量を制御するための装置2
1は、1またはそれ以上のバルブ22〜25を選択的に
解放させ、各注入点に到達する混合物の流量を制御し
て、調整させる。
【0078】図3及び図4に示すようなプラントは、少
なくとも80%あるいは90%以上ものオゾン移動量を
結果として生ずる。
【0079】図4に示すようなプラントは、種々の魚肉
または鶏肉をオゾンで処理する目的の方法の例を得るた
めに使用される。
【0080】処理後に示される結果は、比色パラメータ
L、a、bの変化に基づいて図5ないし8に示される。
【0081】比色測定は、ミノルタ CR210システ
ムを用いて行われた。
【0082】各番号Xは、各、XA,XB,XC等の試
験の結果及び下記方法で、L、a、b比色法に基づいて
与えられる各試験の結果を示し、L測定(白色度の代
表)を連続ラインとして示す。測定(赤の代表)を鎖線
で、同様に、b測定(黄/茶の代表)を一点鎖線で表
す。
【0083】本発明にかかるオゾン処理下の全ての関連
する試験に共通の特性によって、下記の要素が留意され
得る。
【0084】−処理される初期溶液を、約1バール相当
の圧力で接触器に移動した。
【0085】−処理された食品の粒径(魚肉または鶏
肉)は、約1〜2mmである。
【0086】さらに、同じ条件下で、わずかに異なる結
果が、添付の図面に与えられ得るが、これは、このよう
な処理及び洗浄操作の後に得られる比色試験結果が、当
該魚肉のバッチの初期状態(特に鮮度に関して)に対し
て、非常に影響されやすいという事実によく精通してい
る当業者には驚くべきことではない。
【0087】次に、図5ないし8の各内容について検証
する。
【0088】図5は、新鮮な銀だらの魚肉のL/a/b
比色パラメータにおける変化に関し、各々試験5Aない
し5Hは下記条件で得られる。
【0089】−試験5Aの測定は、魚肉を骨から分離す
る操作から直接得られた銀だらの魚肉について得られた
(このため、この銀だらの魚肉は、水洗を受けること
も、本発明にかかるオゾン処理を受けることもない)。
【0090】−試験5Bの結果は、魚肉を骨から分離す
る操作の後、クエン酸により若干酸性化された水(洗浄
溶液のクエン酸濃度は、希釈された魚肉塊の約0.2%
であり、このため、この魚肉は、水洗工程は行われる
が、本発明にかかるプロセスによるオゾンでの処理はさ
れなかった。)中で洗浄する工程を受けた銀だらの魚肉
について得られた。
【0091】−試験5Cの結果は、魚肉を骨から分離す
る操作の後、クエン酸でわずかに酸性化された水で2回
洗浄する工程、2つの洗浄工程(洗浄溶液のクエン酸濃
度は、希釈された魚肉分量の約0.2%であり、このた
め、この魚肉は、水洗工程は行われるが、本発明にかか
るプロセスによるオゾンでの処理はされなかった。)の
間に介在されたドレイン工程に供された銀だらについて
得られた。
【0092】−試験5Dないし5Hの結果は、上述の試
験5Bの状態で洗浄工程からくる魚肉ついての本発明に
かかるオゾン処理の後に得られ、この処理に使用される
魚肉の重量に対するオゾン使用量は、各々、5つの場合
において、0.2g/kg、0.5g/kg、0.9g
/kg、及び1.8g/kgであり、最後の試験は、2
g/kgである。
【0093】これら全ての場合、魚肉を含む初期溶液
は、クエン酸でわずかに酸性化され(洗浄溶液のクエン
酸濃度は、希釈された魚肉分量の約0.2%である)、
水3容当たり、食品1容に相当する。
【0094】オゾン含有処理ガス混合物を、これら全て
の場合において、バッファ槽14及びポンプ装置10の
間に位置する単一の地点で注入した。
【0095】銀だらのバッチのために図5に与えられた
結果は、本発明にかかるオゾン処理により得られる際だ
った効果(確かな最適条件は、魚肉重量に対するオゾン
使用量が0.9g/kgの場合に得られる)を表し、白
色度(L)の著しい増加を生ずるが、上記の全てに、赤
み(a)の非常に著しい減少を生じ、同時に、ほとんど
変化されないファクター(b)を維持する。
【0096】さらに、銀だらの魚肉は、特に食品の初期
の鮮度に依存する漂白が非常に難しいという評判を有す
る。
【0097】この第1の組の結果から2つの結論が導き
出される。
【0098】−一方では、使用者のために、魚肉を骨か
ら分離する工程に続いて、魚肉の水性媒体中における第
1の洗浄の後に、通常含まれる追加の洗浄工程を節減す
ることが可能である。本発明の効果により得られる結果
は、第1の洗浄(5B)の後、及び第2の通常の洗浄
(5C)の後に得られる結果より良いことがわかるとい
う事実である。
【0099】他方では、通常の連続から得られる製品よ
りも質的に異なる(特によい)最終製品が得られ、事
実、洗浄工程を何回行っても、「a」ファクターを8ま
たは9以下に減少させたことのない従来の洗浄/ドレイ
ン過程を用いる使用者側には、かつて得られたことのな
い値、約4の最適値が「a」ファクターとして得られ
る。
【0100】これらの結果は、図6に与えられる結果に
より裏付けられ、図6はまた、魚肉と骨を分離する工
程、水性媒体中での1回ではなく2回の連続洗浄操作
(間にドレイン工程を有する)の後に行われる新鮮な銀
だらの魚肉について得られた比較例示す。
【0101】さらに、ここで、以下のパラメータが、処
理されるべき初期溶液がクエン酸を含有しているか否
か、初期溶液の水中の魚肉の希釈度、同様に、処理雰囲
気中のオゾン使用量の増加に依存して認められる。
【0102】その後、図6に関する種々の試験6Aない
し6Gは、以下の条件下で得られる。
【0103】−ここでまた、試験6Aの結果は、魚肉を
骨から分離する工程から直接得られる銀だらの魚肉につ
いて得られた(このためここで試験された魚肉は、水洗
を受けることも、本発明にかかるオゾン処理を受けるこ
ともない)。
【0104】−ここでまた、試験6Bの結果は、魚肉を
骨から分離する操作の後、クエン酸により若干酸性化さ
れた水(洗浄溶液のクエン酸濃度は、希釈された魚肉部
分の約0.2%であり、このため、この比色試験される
魚肉は、水洗工程は行われるが、本発明にかかるプロセ
スによるオゾンでの処理はされなかった。)中で洗浄す
る工程を受けた銀だらの魚肉について得られた。
【0105】−試験6Cの結果は、クエン酸により若干
酸性化された水で洗浄する第1の操作だけを受けるので
はなく、続いて、ドレイン後、クエン酸により若干酸性
化された水で洗浄する第2の操作を受けた(このため、
ここで試験される魚肉は、ドレインの操作の前後に、2
つの連続する水洗工程をうけるが、本発明にかかるオゾ
ン処理の操作は受けない。)銀だらの魚肉について得ら
れた。
【0106】試験6Dの結果は、試験6Cで水で洗浄す
る上述の第2の操作から得られるような銀だらの魚肉
を、オゾンで処理することによって得られ、初期溶液は
この魚肉を含み、この場合クエン酸を含有せず、水3容
当たり、1容に相当する希釈度によって特徴付けられ
る。
【0107】試験6Dに適用されたオゾン使用量は、処
理された魚肉(処理ガス混合物中のオゾン含有量は80
g/m3)に対し0.8g/kgに相当し、オゾン含有
処理ガス混合物は、バッファ槽14及びポンプ装置10
位置された単一の地点で注入される。
【0108】また、試験6E及び6Fの結果は、水洗す
る上述の2つの第1の洗浄工程から得られる魚肉を処理
することによって得られ、また、初期溶液の水中での魚
肉の希釈度が、溶液3容当たり魚肉1容に相当する場
合、この場合の初期溶液は、対照的に、低クエン酸量を
含有する。
【0109】ここで、試験6E及び試験6Fは、魚肉に
対し0.87g/kg、及び処理される魚肉に対し1.
2g/kgのオゾン使用量が各々使用され(約80g/
cm3のガス処理ガス混合物のオゾン含有量の場合)、
オゾン含有処理ガス混合物は、ここでまた、バッファ槽
14とポンプ装置10との間に位置する単一の地点で注
入される。
【0110】試験6Gの結果、上述の2つの第1の水洗
工程から得られる銀だらの魚肉の本発明にかかる処理に
よって得られ、初期溶液は、ここでは低濃度のクエン酸
を含み、他方では、2容の水に対し、1容の希釈度に相
当する。
【0111】試験6Gの場合に適用されるオゾン使用量
は、処理される魚肉の0.92g/kg(処理ガス混合
物のオゾン含有量は約80g/m3)であり、またバッ
ファ槽14とポンプ装置10の間に位置する単一の地点
で注入される。
【0112】これらの結果は、図6に表され、白色度に
ついて及び赤みの減少についての両方に、際だった効果
を確認する(2つの水洗工程の前に受けるこのバッチの
場合に魚肉に対し0.9ないし1.2g/kgの最適値
を有する)。
【0113】それにより第2の洗浄が白色度を改善する
けれども、全ての場合において、ファクターはほとんど
変化されず、第2の洗浄の効果によって得られる全体的
な結果は、試験6D、6E、6Fにおける本発明に従っ
て得られる結果に対し劣ったままであることがわかる。
【0114】図7は、初期溶液の希釈度を変化させた銀
だら魚肉の試験品の比色の変化を表す。
【0115】次に、図7に与えられる試験7Aないし7
Eを、下記条件で得た。
【0116】−ここでまた、魚肉を骨と分離する工程の
後、クエン酸で若干酸性化された水で洗浄する単一の工
程(試験7Aにおいて、比色について試験された試験品
は、このために、水洗工程だけを受け、本発明にかかる
オゾン処理工程の操作を受けない)を受けた銀だら魚肉
について、試験7Aの結果を得た。
【0117】−クエン酸で若干酸性化された水で洗浄す
る2つの操作の後に得られるような銀だら魚肉の試験品
の本発明にかかるオゾン処理の後に(このため、ここで
本発明に従って処理された魚肉試験品は、その結果、頭
と骨から分離された後、クエン酸で酸性化された水で洗
浄する連続した操作を行う)、試験7Bないし7Eの結
果を得た。
【0118】−試験7Bないし7Eは、処理された魚肉
のキロ当たり0.4グラムに相当するオゾン使用量条件
下(処理ガス混合物のオゾン含有量は約40g/m3
で全て得られ、処理雰囲気は、常に、バッファ槽14と
ボンプ装置10の間に位置する単一の地点で注入され
た。
【0119】これらの4つの試験の初期溶液をクエン酸
で若干酸性化した(クエン酸含有量は、希釈された処理
済みの魚肉の部分の約0.2%)。
【0120】初期溶液の魚肉/水希釈度は、各4つの場
合において、水1容当たり魚肉1容、水2容当たり魚肉
1容、水3容当たり魚肉1容、及び水5容当たり魚肉1
容であった。
【0121】このため、これらの処理される銀だらのバ
ッチの結果は、処理された魚肉のキログラム当たり0.
4gのオゾンという結果としてすでに優秀であり、上述
のように、約水3容当たり魚肉1容ないし水2容当たり
魚肉1容という処理溶液の最適な希釈度を有する。
【0122】図8に関しては、サーモン試験品に関する
比色パラメータにおける変化を示しており、図8に示す
5つの試験は、各々下記条件下で得られる。
【0123】−試験8Aの結果を、骨から魚肉を分離す
る操作の後に直接得られるようなサーモンの魚肉につい
て得た(このため、ここで測定された試験品は水洗操作
も本発明にかかるオゾン処理操作も受けなかった。)。
【0124】−試験8Bの結果を、骨から魚肉を分離す
る操作の後、1回の水洗操作を受けるサーモンの魚肉に
ついて得た(このため、ここで測定される試験品は、酸
性化されない水で単一の操作に供され、本発明にかかる
オゾン操作を受けなかった)。
【0125】−試験8Cの結果を、骨から魚肉を分離す
る操作の後、クエン酸を用いてわずかに酸性化された1
回の水洗操作を受けたサーモンの魚肉について得た(こ
のため、ここで測定された試験品は、酸性化された水で
単一の水洗操作に供され、本発明にかかるオゾン操作を
受けなかった)。
【0126】−試験8Dおよび8Eの結果は、試験8B
の場合に、上述の水洗工程から得られるサーモン試験品
の本発明にかかるオゾン処理の後に得られる。
【0127】両方の場合において、適用されるオゾン使
用量は、処理されるサーモン魚肉のキロ当たり0.6グ
ラムのオゾンであり、初期溶液の希釈度は、水2容当た
り魚肉1容であった。
【0128】他方では、処理される初期溶液は、試験8
Dの場合、クエン酸を含まず、これに対し、試験8Eの
場合に処理される初期溶液は、わずかにクエン酸を含ん
でいた。
【0129】水だけ(8B)で、サーモンパルプで洗浄
する工程は、すでに白色度Lを改善するが、赤みの測定
がほとんど変わらないままであり、これに対し、試験8
Cの酸性化された水を用いた洗浄は、さらにこれらの結
果を幾分改善する。
【0130】本発明にかかるオゾン処理(8D)に関し
ては、白色度の状況を改善するだけでく、全てにおい
て、bファクターの改善と同様に際だった赤みの減少を
改善させる。
【0131】最終的に、試験8Eの場合に処理された初
期溶液にクエン酸を添加することは、実質的にLファク
ターに関する試験8Dと比較して得られる結果を改善す
ることがわかる。
【0132】図5ないし8で与えられる試験を除けば、
この場合、補足試験は、ポンプ装置の上流の処理ガス混
合物の単一の注入を用いないが、複数の注入を用いるこ
との利点を特徴付けるために行われた。
【0133】例示するように、3つの種類の白色化魚肉
試験物を比色法により試験した。
【0134】−第1の種類の白色化魚肉製品は、骨から
魚肉を分離する操作の後に、クエン酸によりわずかに酸
性化された水で、各々ドレイン工程により分割された3
つの洗浄工程を受けた(比色法によりここで試験される
魚肉は、このため、わずかに酸性化された水中での洗浄
の操作を受けるが本発明にかかるオゾン操作は受けなか
った。)。
【0135】−第2の種類の白色化魚肉試験物は、骨か
ら魚肉を分離する操作の後に、上述のように、クエン酸
によりわずかに酸性化された水で、各々ドレイン工程に
より分割された3つの洗浄工程を受け、本発明にかかる
オゾン処理を受けた(この処理に使用されるオゾン使用
量は、魚肉に対し、約0.6g/kgであり、魚肉とク
エン酸によりわずかに酸性化された水とを含有する初期
溶液は、水5容当たり魚肉1容の希釈度であり、ここで
オゾン含有処理ガス混合物は、バッファ槽14とポンプ
装置10との間に位置する単一の地点で注入される)。
【0136】−第3の種類の白色化魚肉試験物は、骨か
ら魚肉を分離する操作、及びその後のクエン酸によりわ
ずかに酸性化された水で、上述のように、各々ドレイン
工程により分割された3つの洗浄工程の後、本発明にか
かるオゾン処理を受けた(ここで、処理に用いられたオ
ゾン使用量は、魚肉に対し約0.6g/kgであり、魚
肉とクエン酸によりわずかに酸性化された水とを含有す
る初期溶液は、水5容当たり魚肉1容の希釈度である
が、他方では、ここで、オゾン含有処理ガス混合物は、
バッファ槽14とポンプ装置10との間に位置する2つ
の地点(その半分の量は、バッファ槽14とポンプ装置
10の間のバルブ22を介して、及び他の半分の量は、
2つの第1のシリーズの接触器の回転の間のバルブ24
を介して)で同時に注入される)。
【0137】これら3つの種類の白色化試験物から得ら
れた結果は、1つの注入があるとすぐに、本発明にかか
るオゾン処理の効果を奏する(60%より高い白色度、
「a」ファクターは約3であり、bファクターは約12
である)が、混合物(22/24)の二重注入を実行す
ることにより、「L」及び「a」ファクターは、単一の
注入と比較して変化しないままであるけれども、この場
合における「b」ファクターは、約1/6に顕著に減少
する。
【0138】出願人が、観察された上述の現象の説明に
よって拘束されることなく、複数の注入において、ここ
で観察される結果は、処理される魚肉の色素顔料の過剰
な局部的酸化の恐れがある顕著な減少に確かに結びつけ
られることが示唆され得る。
【0139】ほとんど制御されない食品の酸化は、その
現象が不可逆であるために、容易に使用できない食品の
劣化(たとえば「焦げ」)の状態を引き起こす。
【0140】さらに、オゾン含有ガス混合物をバルブ2
2,23,及び24を介して、3つの地点で、ツナ魚
肉、または鶏肉にも注入する試験を行った。
【0141】これらの試験は、その通常の複数の洗浄/
ドレインプロセスに従って使用者により処理された同様
の魚肉と比較して、白色度(64ないし70%の範囲の
L係数)について際だった結果を示すが、まだ約50%
の赤みの減少を生じ、及びbファクターが変化しない
か、あるいは減少したままである。
【0142】さらに、このように試験されたツナ及び鶏
肉を、本発明に従った処理後に、微生物学的見地から、
評価した。得られた結果は、健康的見地から、1 lo
gまたは1.6 logまでの値を有する全体的なフロ
ーラ(flora)の減少をもって、非常に重要な増加
を示す。鶏肉の処理産業は、この微生物学的見地の重要
性に通じており、これをしばしば使用している。
【0143】このように処理された鶏または魚肉は、非
常に興味ある微生物学的均衡を表し、タンパク質の機能
的特性を変性することもないことが観察される。
【0144】ちょうど魚肉について上述された結果の場
合のように、このような最終的な魚肉の特性特に「a」
ファクターは、多数回の洗浄/ドレイン操作の後でさ
え、従来の処理ラインの問題となる使用者側からは前も
って得られない。
【0145】本発明は、特定の例に関して述べられてい
るけれども、それに限定するものではなく、反対に、当
業者に起こりうるどのような変形及び応用も可能であ
る。このように、本発明は、魚肉及び鶏肉の場合におけ
る能力及び利点で特に例示されているけれども、上述の
全ての際だった結果の見解では、種々の他の食品例えば
甲殻類及び他の貝類、または獣肉、または果物または野
菜のパルプ等に適用されることが理解される。
【0146】同様に、1またはそれ以上の回転を有する
管状接触器(例えば円心または螺旋の回転等)は、さら
に特に上記にくまなく述べられているけれども、他の種
類の接触器例えば1またはそれ以上の一組のスタティッ
クミキサーが考察され得、この装置によって実際に得ら
れる重要な原理は、得られるべき製品とオゾンとの間の
直接的な混合をいい、一方では、水中にオゾンを部分的
または完全に溶解することを、他方では、どのような不
混合を発生することなく食品と溶解されたオゾンとの間
の接触に十分な時間を与えることを可能にせしめ、この
接触時間は、要求される処理レベルを得るために十分で
なければならない。
【0147】このため、このような装置は、特定の圧力
の滴下を通る初期溶液の過剰を引き起こすことを可能と
させ、制御し、変換を助けることを可能とすると同時
に、さらに、死空間領域またはゼロ空間領域を回避する
動的な流れの状態があることを確実にすることがわか
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術にかかる少量の食品をオゾンで処理す
るプラントの図
【図2】ミキサーの下方に注入を行うことを用いた従来
技術にかかる食品をオゾンで処理する他のプラントを表
す図
【図3】一組の円心回転を有する接触器を用いる本発明
にかかる食品をオゾンで処理するプラントを表す図
【図4】三組の円心回転を用いる本発明にかかる食品を
オゾンで処理する他のプラントを表す図
【図5】肉を骨から分離する工程の後、水性媒体中で洗
浄する操作が行われた新鮮な銀だらについて実施される
本発明にかかるオゾン処理後のL/a/b比色パラメー
ターの測定結果を表す図
【図6】肉を骨から分離する工程の後、中間排水工程
(これらの試験は、オゾン使用量、溶液中のクエン酸の
存在、不在を支配するパラメータ、あるいは初期溶液の
希釈の度合い)の前後に行われる水性媒体中における2
つの連続する洗浄操作が行われた新鮮な銀だらについて
実施される本発明にかかるオゾン処理後のL/a/b比
色パラメーターの測定結果を示す図
【図7】初期溶液の希釈の度合いとして、本発明に従っ
て処理された銀だらの試験物の比色パラメータの他の測
定結果を示す図
【図8】本発明に従ってオゾンで処理されたサーモンの
試験物に関する比色パラメータの測定結果を与える図

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品に加えて水を含む初期溶液を形成する
    ために予備混合された食品を、オゾンと接触させる工程
    を含む食品の処理方法であって、 a)食品を含む初期溶液を供給する工程、 b)加圧下で初期溶液を接触器に運ぶポンプ装置を使用
    する工程、および c)オゾン含有処理ガス混合物を初期溶液に導入する工
    程 の組合せを備え、 前記導入は、初期供給とポンプ装置との間、ポンプ装置
    と接触器との間、および接触器内の1つまたはそれ以上
    の地点の1つまたは数箇所で同時に生じ、 前記接触器は、液/気不混合なしに、前記処理を行うた
    めに、食品と、溶液に導入されるオゾンとの接触のため
    の十分な時間を許容し得るものであることを特徴とする
    食品の処理方法。
  2. 【請求項2】前記初期溶液の組成に含まれる食品は、骨
    から肉および/又は頭から肉を分離する操作の後に得ら
    れたもののような魚肉であることを特徴とする請求項1
    に記載の食品の処理方法。
  3. 【請求項3】前記初期溶液の組成に含まれる食品は、フ
    ィレ肉を粉砕する操作の後に得られたもののような魚肉
    であることを特徴とする請求項1に記載の食品の処理方
    法。
  4. 【請求項4】前記初期溶液の組成に含まれる食品は、屠
    殺肉を分割する操作の後に得られたもののような獣肉で
    あることを特徴とする請求項1に記載の食品の処理方
    法。
  5. 【請求項5】前記初期溶液の組成に含まれる食品は、獣
    肉を分割する操作の後に得られたもののような鳥肉であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の食品の処理方法。
  6. 【請求項6】前記初期溶液の組成に含まれる食品は、果
    肉、野菜、又はそのピューレであることを特徴とする請
    求項1に記載の食品の処理方法。
  7. 【請求項7】前記初期溶液の組成に含まれる食品は、上
    記混合の前に、水性媒体中で1つまたはそれ以上の洗浄
    操作を受けることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    の項に記載の食品の処理方法。
  8. 【請求項8】処理後、前記処理から生じた溶液からの食
    品をドレインする工程が実施され、その後、水性媒体中
    で、食品を洗浄する1つ又はそれ以上の操作が行われる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の
    食品の処理方法。
  9. 【請求項9】処理された食品1kg当たりのオゾンのg
    で表わされる、処理に使用されたオゾンの使用量は、
    0.2〜2g/kgの範囲内にあることを特徴とする請
    求項1〜8のいずれかの項に記載の食品の処理方法。
  10. 【請求項10】前記使用量は、0.3〜1g/食品1k
    gの範囲内にあることを特徴とする請求項9に記載の食
    品の処理方法。
  11. 【請求項11】前記使用量は、0.4〜0.9g/食品
    1kgの範囲内にあることを特徴とする請求項9又は1
    0に記載の食品の処理方法。
  12. 【請求項12】前記処理ガス混合物中のオゾン含量は、
    10〜200g/mの範囲内にあることを特徴とする
    請求項1〜11のいずれかの項に記載の食品の処理方
    法。
  13. 【請求項13】前記処理ガス混合物中のオゾン含量は、
    20〜120g/mの範囲内にあることを特徴とする
    請求項12に記載の食品の処理方法。
  14. 【請求項14】前記処理ガス混合物中のオゾン含量は、
    40〜100g/mの範囲内にあることを特徴とする
    請求項12又は13に記載の食品の処理方法。
  15. 【請求項15】前記初期溶液の組成は、水0.5〜10
    容当たり食品1容に相当する希釈度を満たすことを特徴
    とする請求項1〜14のいずれかの項に記載の食品の処
    理方法。
  16. 【請求項16】前記希釈度は、水1〜5容当たり食品1
    容に相当することを特徴とする請求項15に記載の食品
    の処理方法。
  17. 【請求項17】前記希釈度は、水2〜5容当たり食品1
    容に相当することを特徴とする請求項15又は16に記
    載の食品の処理方法。
  18. 【請求項18】前記処理される食品を含む初期溶液が前
    記接触器に導入される圧力は、0.1〜10バールの相
    対圧の範囲、より好ましくは0.2〜2バールの相対圧
    の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜17のいず
    れかの項に記載の食品の処理方法。
  19. 【請求項19】前記初期溶液は、有機酸を含有すること
    を特徴とする請求項1〜18のいずれかの項に記載の食
    品の処理方法。
  20. 【請求項20】前記初期溶液は、塩基性化合物を含有す
    ることを特徴とする請求項1〜19のいずれかの項に記
    載の食品の処理方法。
  21. 【請求項21】前記接触器は、液/気スタティックミキ
    サーであることを特徴とする請求項1〜20のいずれか
    の項に記載の食品の処理方法。
  22. 【請求項22】前記接触器は、非直線路をたどる管から
    なるもののような、管状反応器の形であり、この管状反
    応器は、ポンプ装置から来る溶液を導入させる入口、お
    よび下流において、溶液を貯蔵する装置(12)または
    溶液が処理後の操作を受ける装置(20)に接続され得
    る出口を備えていることを特徴とする請求項1〜20の
    いずれかの項に記載の食品の処理方法。
  23. 【請求項23】前記管は、接触器の入口と出口間にある
    部分のすべてまたは一部にわたり、1つまたはそれ以上
    の環状またはらせん巻き(11,11A,11B,1
    C)により形成された構造を有することを特徴とする請
    求項22に記載の食品の処理方法。
  24. 【請求項24】前記接触器の出口で得られた初期溶液の
    すべて又は一部が、前記溶液を貯蔵する装置(12)
    に、又は前記溶液が前記処理の後の操作を受ける装置
    (20)に送られることを特徴とする請求項1〜23の
    いずれかの項に記載の食品の処理方法。
  25. 【請求項25】前記接触器の出口で得られた初期溶液の
    すべて又は一部が、前記接触器を通る新たな経路および
    前記オゾン処理の新たな工程を許容するように、ポンプ
    装置の入口にリサイクルされることを特徴とする請求項
    1〜24のいずれかの項に記載の食品の処理方法。
  26. 【請求項26】前記溶液は、ポンプ装置に到達する前
    に、脱ガスカラム(12)に一時的に貯蔵されることを
    特徴とする請求項25に記載の食品の処理方法。
  27. 【請求項27】食品に加えて水を含む初期溶液を形成す
    るために予備混合された食品を、オゾンと接触させる、
    食品を処理するためのプラントであって、 a)前記初期溶液の供給源(15,12)、 b)加圧下で初期溶液を接触器に運ぶのに適切なポンプ
    装置(10)、 c)オゾンを含有する処理ガス混合物の供給源、および d)処理ガス混合物を前記初期溶液に、初期供給とポン
    プ装置との間、ポンプ装置と接触器との間、および接触
    器内の1つまたはそれ以上の地点からなる位置の1つま
    たは数箇所で同時に導入する手段(22,23,24,
    25,21) を具備する食品を処理するためのプラント。
  28. 【請求項28】前記初期溶液の供給源は、魚肉および水
    を含む溶液であることを特徴とする請求項27に記載の
    プラント。
  29. 【請求項29】前記初期溶液の供給源は、獣肉および水
    を含む溶液であることを特徴とする請求項27に記載の
    プラント。
  30. 【請求項30】前記初期溶液の供給源は、鳥肉および水
    を含む溶液であることを特徴とする請求項27に記載の
    プラント。
  31. 【請求項31】前記初期溶液の供給源は、果肉又は野
    菜、又はそのピューレ、および水含む溶液であることを
    特徴とする請求項27に記載のプラント。
  32. 【請求項32】前記接触器は、液/気スタティックミキ
    サーであることを特徴とする請求項27〜31のいずれ
    かの項に記載のプラント。
  33. 【請求項33】前記接触器は、非直線路をたどる管から
    なるもののような、管状反応器の形であり、この管状反
    応器は、ポンプ装置から来る溶液を導入させる入口、お
    よび下流において、溶液を貯蔵する装置または溶液が処
    理後の操作を受ける装置に接続され得る出口を備えてい
    ることを特徴とする請求項27〜31のいずれかの項に
    記載のプラント。
  34. 【請求項34】前記管は、接触器の入口と出口間にある
    部分のすべてまたは一部にわたり、1つまたはそれ以上
    の環状またはらせん巻き(11,11A,11B,1
    C)により形成された構造を有することを特徴とする請
    求項33に記載のプウラント。
  35. 【請求項35】前記初期溶液の組成に含まれる食品が、
    骨から肉および/又は頭から肉を分離する操作の後に得
    られたもののような魚肉である、請求項1〜26に記載
    の方法による処理の1つ又はそれ以上の工程の後に得ら
    れたことを特徴とする魚肉。
  36. 【請求項36】前記初期溶液の組成に含まれる食品が、
    獣肉を分割する操作の後に得られたもののような鳥肉又
    は獣肉である、請求項1〜26に記載の方法による処理
    の1つ又はそれ以上の工程の後に得られたことを特徴と
    する鳥肉又は獣肉。
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