JPH11266758A - 両軸受けリールの遠心制動装置 - Google Patents
両軸受けリールの遠心制動装置Info
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- JPH11266758A JPH11266758A JP7273398A JP7273398A JPH11266758A JP H11266758 A JPH11266758 A JP H11266758A JP 7273398 A JP7273398 A JP 7273398A JP 7273398 A JP7273398 A JP 7273398A JP H11266758 A JPH11266758 A JP H11266758A
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- centrifugal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 両軸受けリールの遠心制動装置において安定
した制動力を得る。 【解決手段】 リール本体1の両側板2,3間でスプー
ル4を支持する。スプールの回転時の遠心力で移動する
錘20により被制動部27をスプールの回転軸方向に移
動させる。側板2には、被制動部の一端部が当接する環
状の制動部28を設ける。被制動部と制動部とのスプー
ルの回転軸方向での間隔を間隔調整機構38,39等で
調整し制動力を加減する。
した制動力を得る。 【解決手段】 リール本体1の両側板2,3間でスプー
ル4を支持する。スプールの回転時の遠心力で移動する
錘20により被制動部27をスプールの回転軸方向に移
動させる。側板2には、被制動部の一端部が当接する環
状の制動部28を設ける。被制動部と制動部とのスプー
ルの回転軸方向での間隔を間隔調整機構38,39等で
調整し制動力を加減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両軸受けリールに
設けられるバックラッシュを防止するための遠心制動装
置に関する。
設けられるバックラッシュを防止するための遠心制動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】両軸受けリールの遠心制動装置について
開示するものに、特開昭57−22637号公報、実開
平3−79665号公報がある。
開示するものに、特開昭57−22637号公報、実開
平3−79665号公報がある。
【0003】特開昭57−22637号公報の遠心制動
装置は、ブレーキ錘をスプールの側面にピンを介し回動
自在に取り付け、リールのハウジングの内面に制動面を
設け、スプールの回転に伴う遠心力の作用によりブレー
キ錘をピンの回りで回転させてその先端を制動面に接触
させることで制動力を発生させるようになっている。
装置は、ブレーキ錘をスプールの側面にピンを介し回動
自在に取り付け、リールのハウジングの内面に制動面を
設け、スプールの回転に伴う遠心力の作用によりブレー
キ錘をピンの回りで回転させてその先端を制動面に接触
させることで制動力を発生させるようになっている。
【0004】実開平3−79665号公報の遠心制動装
置は、スプール軸の一端に棒を放射状に設け、各棒にブ
レーキ錘を摺動自在に装着し、リールのハウジングの内
面に円錐面形の制動面を設け、スプールの回転に伴う遠
心力によってブレーキ錘を棒上でスライドさせその先端
を制動面に当接させることで制動力を発生させるように
なっている。
置は、スプール軸の一端に棒を放射状に設け、各棒にブ
レーキ錘を摺動自在に装着し、リールのハウジングの内
面に円錐面形の制動面を設け、スプールの回転に伴う遠
心力によってブレーキ錘を棒上でスライドさせその先端
を制動面に当接させることで制動力を発生させるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭57−
22637号、実開平3−79665号公報の遠心制動
装置はいずれもブレーキ錘がスプール軸の回りを旋回し
ながら静止状態の制動面に接触するので、接触部の摩耗
が激しく、また、ブレーキ錘やブレーキ錘を支持するピ
ン、棒等に無理な力が掛かりやすい。また、特開昭57
−22637号のものは、ブレーキ錘がピンの回りを揺
動するので、制動面の位置をスプール軸上で移動させて
制動力の大きさを加減しようとしてもブレーキ錘と制動
面との接触位置が変化し、適正な調整が困難になるおそ
れがある。また、実開平3−79665号の制動面は円
錐面であるから、ブレーキ錘の接触面も同様な湾曲面に
形成する必要があり、その加工が面倒であるという問題
がある。
22637号、実開平3−79665号公報の遠心制動
装置はいずれもブレーキ錘がスプール軸の回りを旋回し
ながら静止状態の制動面に接触するので、接触部の摩耗
が激しく、また、ブレーキ錘やブレーキ錘を支持するピ
ン、棒等に無理な力が掛かりやすい。また、特開昭57
−22637号のものは、ブレーキ錘がピンの回りを揺
動するので、制動面の位置をスプール軸上で移動させて
制動力の大きさを加減しようとしてもブレーキ錘と制動
面との接触位置が変化し、適正な調整が困難になるおそ
れがある。また、実開平3−79665号の制動面は円
錐面であるから、ブレーキ錘の接触面も同様な湾曲面に
形成する必要があり、その加工が面倒であるという問題
がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は以下のような手段を採用する。
め、本発明は以下のような手段を採用する。
【0007】請求項1に係る発明は、リール本体(1)
の両側板(2,3)間に回転可能に支承されたスプール
(4)と、該スプール(4)に設けられ、該スプール
(4)の回転時の遠心力によりスプール(4)の回転軸
方向に移動可能な被制動部(27)と、上記側板(2)
に設けられ、上記被制動部(27)の一端部が当接する
当接部を有する環状の制動部(28)と、上記被制動部
(27)と上記制動部(28)との上記スプール(4)
の回転軸方向の間隔を調整する間隔調整機構(38,3
9等)とを有する両軸受けリールの遠心制動装置を採用
する。
の両側板(2,3)間に回転可能に支承されたスプール
(4)と、該スプール(4)に設けられ、該スプール
(4)の回転時の遠心力によりスプール(4)の回転軸
方向に移動可能な被制動部(27)と、上記側板(2)
に設けられ、上記被制動部(27)の一端部が当接する
当接部を有する環状の制動部(28)と、上記被制動部
(27)と上記制動部(28)との上記スプール(4)
の回転軸方向の間隔を調整する間隔調整機構(38,3
9等)とを有する両軸受けリールの遠心制動装置を採用
する。
【0008】請求項2に係る発明は、上記被制動部(2
7)の一端部は平面形状であり、該一端部に当接する上
記制動部(28)の当接部は平面形状である請求項1に
記載の両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
7)の一端部は平面形状であり、該一端部に当接する上
記制動部(28)の当接部は平面形状である請求項1に
記載の両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
【0009】請求項3に係る発明は、上記被制動部(2
7)の軸方向移動の位置決め機構(18a,18c)を
設けた請求項1又は請求項2に記載の両軸受けリールの
遠心制動装置を採用する。
7)の軸方向移動の位置決め機構(18a,18c)を
設けた請求項1又は請求項2に記載の両軸受けリールの
遠心制動装置を採用する。
【0010】請求項4に係る発明は、上記被制動部(2
7)は、上記スプール(4)の回転時の遠心力により移
動する移動部材(20)の押圧によりスプール(4)の
回転軸方向に移動する請求項1乃至請求項3の何れかに
記載の両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
7)は、上記スプール(4)の回転時の遠心力により移
動する移動部材(20)の押圧によりスプール(4)の
回転軸方向に移動する請求項1乃至請求項3の何れかに
記載の両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
【0011】請求項5に係る発明は、上記移動部材(2
0)の位置調整機構(31)を設けた請求項4に記載の
両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
0)の位置調整機構(31)を設けた請求項4に記載の
両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
【0012】請求項6に係る発明は、上記移動部材(2
0)の上記スプール(4)の回転軸に対する径方向への
移動を、上記被制動部(27)の上記スプール(4)の
回転軸方向への移動に変換する変換機構(20a,30
a,27c,4a)を設けた請求項4又は請求項5に記
載の両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
0)の上記スプール(4)の回転軸に対する径方向への
移動を、上記被制動部(27)の上記スプール(4)の
回転軸方向への移動に変換する変換機構(20a,30
a,27c,4a)を設けた請求項4又は請求項5に記
載の両軸受けリールの遠心制動装置を採用する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。
に基いて説明する。
【0014】実施の形態1 図1に示されるように、この魚釣り用の両軸受けリール
はリール本体1を有し、その左右の枠板1a、1bに側
板2、3がそれぞれ取り付けられている。そして、釣糸
が巻き付けられるスプール4が、右側の枠板1bと左側
の側板2との間に軸受5、6を介して回転自在に支承さ
れている。
はリール本体1を有し、その左右の枠板1a、1bに側
板2、3がそれぞれ取り付けられている。そして、釣糸
が巻き付けられるスプール4が、右側の枠板1bと左側
の側板2との間に軸受5、6を介して回転自在に支承さ
れている。
【0015】スプール4は、リール外部に取り付けられ
たハンドル7で回されるようになっており、ハンドル7
とは次に述べるような駆動力伝達系を介し連結されてい
る。枠板1bと側板3との間には、ハンドル軸7aとピ
ニオン軸8とが平行に軸支されている。ハンドル軸7a
はハンドル7に一体に結合されており、その中間にはマ
スター歯車9がドラッグ装置10等を介し取り付けられ
ており、ハンドル7を回せばドラッグ装置10の摩擦抵
抗を受けつつマスター歯車9がハンドル7と共に回転す
るようになっている。
たハンドル7で回されるようになっており、ハンドル7
とは次に述べるような駆動力伝達系を介し連結されてい
る。枠板1bと側板3との間には、ハンドル軸7aとピ
ニオン軸8とが平行に軸支されている。ハンドル軸7a
はハンドル7に一体に結合されており、その中間にはマ
スター歯車9がドラッグ装置10等を介し取り付けられ
ており、ハンドル7を回せばドラッグ装置10の摩擦抵
抗を受けつつマスター歯車9がハンドル7と共に回転す
るようになっている。
【0016】ピニオン軸8は、スプール4が固定される
スプール軸45の延長上にスプール軸45と一体に形成
され、その右端は側板3に軸受11を介し支持されてい
る。ピニオン軸8には、ピニオン12が回転自在かつ摺
動自在に被せられ、ピニオン12に上記マスター歯車9
が噛み合っている。
スプール軸45の延長上にスプール軸45と一体に形成
され、その右端は側板3に軸受11を介し支持されてい
る。ピニオン軸8には、ピニオン12が回転自在かつ摺
動自在に被せられ、ピニオン12に上記マスター歯車9
が噛み合っている。
【0017】ピニオン12とスプール軸45との間に
は、クラッチ機構の一部をなす係合凹凸部13が設けら
れている。係合凹凸部13が係合するとクラッチONと
なり、離反するとクラッチOFFとなる。
は、クラッチ機構の一部をなす係合凹凸部13が設けら
れている。係合凹凸部13が係合するとクラッチONと
なり、離反するとクラッチOFFとなる。
【0018】クラッチのON・OFF切替操作は次のよ
うな機構によりなされる。すなわち、ピニオン12と一
体の円筒部と枠板1bとの間に、クラッチカム15が相
対回転可能に挿入されている。クラッチカム15には、
そのカム面に接するようにシフター14が重なり合って
いる。シフター14はピニオン12の環状溝に嵌まり込
んでおり、リール本体1に設けられたピン(図示せず)
によりピニオン軸8の軸芯上を左右方向に案内されるよ
うになっている。ピンにはコイルスプリング(図示せ
ず)が装着され、係合凹凸部13が係合状態を維持する
よう該コイルスプリングがシフター14を介しピニオン
12を常時クラッチONの向きに付勢している。クラッ
チカム15は、左右の枠板1a、1b間に上下方向に回
動可能に掛け渡されたクラッチレバー16にリンク装置
を介し連結され、クラッチレバー16の回動運動と共に
ピニオン12の円筒部の回りを回動するようになってい
る。
うな機構によりなされる。すなわち、ピニオン12と一
体の円筒部と枠板1bとの間に、クラッチカム15が相
対回転可能に挿入されている。クラッチカム15には、
そのカム面に接するようにシフター14が重なり合って
いる。シフター14はピニオン12の環状溝に嵌まり込
んでおり、リール本体1に設けられたピン(図示せず)
によりピニオン軸8の軸芯上を左右方向に案内されるよ
うになっている。ピンにはコイルスプリング(図示せ
ず)が装着され、係合凹凸部13が係合状態を維持する
よう該コイルスプリングがシフター14を介しピニオン
12を常時クラッチONの向きに付勢している。クラッ
チカム15は、左右の枠板1a、1b間に上下方向に回
動可能に掛け渡されたクラッチレバー16にリンク装置
を介し連結され、クラッチレバー16の回動運動と共に
ピニオン12の円筒部の回りを回動するようになってい
る。
【0019】これにより、クラッチレバー16が解放さ
れた状態では、上記図示しないコイルスプリングの付勢
力で、シフター14は図1中実線で示される位置で停止
し、ピニオン12とスプール4との係合凹凸部13を係
合させる(クラッチON)。従って、ハンドル7を回せ
ば、スプール4は巻取方向に回転することになる。上記
クラッチレバー16を指で押し下げると、クラッチカム
15が回動し、そのカム面がコイルスプリングの付勢力
に抗してシフター14を図1中右方向に押し退け、シフ
ター14はピニオン12を伴って右方向に移動する。こ
のため、ピニオン12とスプール4との係合凹凸部13
は互いに離反し(クラッチOFF)、スプール4はフリ
ーになり、仕掛け等の重みで繰出方向に回転することと
なる。
れた状態では、上記図示しないコイルスプリングの付勢
力で、シフター14は図1中実線で示される位置で停止
し、ピニオン12とスプール4との係合凹凸部13を係
合させる(クラッチON)。従って、ハンドル7を回せ
ば、スプール4は巻取方向に回転することになる。上記
クラッチレバー16を指で押し下げると、クラッチカム
15が回動し、そのカム面がコイルスプリングの付勢力
に抗してシフター14を図1中右方向に押し退け、シフ
ター14はピニオン12を伴って右方向に移動する。こ
のため、ピニオン12とスプール4との係合凹凸部13
は互いに離反し(クラッチOFF)、スプール4はフリ
ーになり、仕掛け等の重みで繰出方向に回転することと
なる。
【0020】スプール4は、図1に示されるように、そ
の中央部の筒軸17の外周に脚部を介して略鼓型の中空
体である釣糸巻着胴が取り付けられた構造を有する。筒
軸17がスプール軸上に被せられ固定されることによ
り、スプール4はスプール軸45と一体化され、スプー
ル軸45と共に回転可能である。
の中央部の筒軸17の外周に脚部を介して略鼓型の中空
体である釣糸巻着胴が取り付けられた構造を有する。筒
軸17がスプール軸上に被せられ固定されることによ
り、スプール4はスプール軸45と一体化され、スプー
ル軸45と共に回転可能である。
【0021】このスプール4は次に述べるようにリール
本体1の両枠板1a、1b間から取り外し可能である。
すなわち、スプール軸45及びピニオン軸8は軸受6,
5,11の内輪内に抜き取り可能に挿入されている。ま
た、左側の枠板1aにはスプール4のフランジの外径よ
りやや大きい径のスプール挿入孔21が形成され、該枠
板1aに側板2が着脱手段を介して取り付けられてい
る。一方、枠板1aには枠板1aと一体的に環状枠部材
22が設けられており、該環状枠部材22の周縁にはリ
ム23が形成され、該リム23が上記枠板1aのスプー
ル挿入孔21の縁に形成されたリム24に嵌まり込むよ
うになっている。
本体1の両枠板1a、1b間から取り外し可能である。
すなわち、スプール軸45及びピニオン軸8は軸受6,
5,11の内輪内に抜き取り可能に挿入されている。ま
た、左側の枠板1aにはスプール4のフランジの外径よ
りやや大きい径のスプール挿入孔21が形成され、該枠
板1aに側板2が着脱手段を介して取り付けられてい
る。一方、枠板1aには枠板1aと一体的に環状枠部材
22が設けられており、該環状枠部材22の周縁にはリ
ム23が形成され、該リム23が上記枠板1aのスプー
ル挿入孔21の縁に形成されたリム24に嵌まり込むよ
うになっている。
【0022】着脱手段は、環状枠部材22のリム23の
回りから放射状に突設された係止片25と、該係止片2
5が係脱する該枠板1aのスプール挿入孔21回りに設
けられた円弧状の掛止め片26とを具備してなるもので
ある。掛止め片26には係止片25に対応して切欠(図
示せず)が形成されており、側板2上の係止片25を切
欠内に挿入して側板2を枠板1aに対して捩じり操作す
れば側板2を枠板1aに対し固定することができ、逆向
きに捩じれば側板2を枠板1aから取り外すことができ
る。側板2を枠板1aから外せば、スプール挿入孔21
が開き、そこからスプール4を取り出すことができる。
回りから放射状に突設された係止片25と、該係止片2
5が係脱する該枠板1aのスプール挿入孔21回りに設
けられた円弧状の掛止め片26とを具備してなるもので
ある。掛止め片26には係止片25に対応して切欠(図
示せず)が形成されており、側板2上の係止片25を切
欠内に挿入して側板2を枠板1aに対して捩じり操作す
れば側板2を枠板1aに対し固定することができ、逆向
きに捩じれば側板2を枠板1aから取り外すことができ
る。側板2を枠板1aから外せば、スプール挿入孔21
が開き、そこからスプール4を取り出すことができる。
【0023】この両軸受けリールは、スプール4の左端
と側板2との間に図1〜図3に示されるような遠心制動
装置を備えている。
と側板2との間に図1〜図3に示されるような遠心制動
装置を備えている。
【0024】すなわち、スプール軸45に筒状のホルダ
ー18が固着され、ホルダー18上には一定角ピッチで
切り欠いた形状のボス18aが設けられている。このボ
ス18aの切り欠かれた各凹部に、スプール軸45に直
角な向きに伸びる軸19を介し、移動部材である錘20
が回動可能に取り付けられている。このため、スプール
軸45が回転すると、錘20は遠心力の作用で軸19の
回りを回転し放射状に立ち上がることになる。錘20
は、スプール4が回転することにより生ずる遠心力でそ
の先端部が軸19から側板2の方へ乗り越えることがで
きるように図示のごとく湾曲形成されている。
ー18が固着され、ホルダー18上には一定角ピッチで
切り欠いた形状のボス18aが設けられている。このボ
ス18aの切り欠かれた各凹部に、スプール軸45に直
角な向きに伸びる軸19を介し、移動部材である錘20
が回動可能に取り付けられている。このため、スプール
軸45が回転すると、錘20は遠心力の作用で軸19の
回りを回転し放射状に立ち上がることになる。錘20
は、スプール4が回転することにより生ずる遠心力でそ
の先端部が軸19から側板2の方へ乗り越えることがで
きるように図示のごとく湾曲形成されている。
【0025】ホルダー18には被制動部としてのブレー
キディスク27が錘20に隣接するように取り付けられ
ている。ブレーキディスク27の中心には非円形孔27
aが設けられ、この非円形孔27aをホルダー18の横
断面非円形部18bが貫通している。このため、ブレー
キディスク27はホルダー18及びスプール軸45と一
体で回転しつつスプール軸45の軸方向に移動可能であ
り、上記遠心力の作用で放射状に立ち上がるごとく移動
する錘20により背後から押されると、側板2の方へと
スプール軸45上をスライドすることになる。
キディスク27が錘20に隣接するように取り付けられ
ている。ブレーキディスク27の中心には非円形孔27
aが設けられ、この非円形孔27aをホルダー18の横
断面非円形部18bが貫通している。このため、ブレー
キディスク27はホルダー18及びスプール軸45と一
体で回転しつつスプール軸45の軸方向に移動可能であ
り、上記遠心力の作用で放射状に立ち上がるごとく移動
する錘20により背後から押されると、側板2の方へと
スプール軸45上をスライドすることになる。
【0026】ホルダー18は、ブレーキディスク27の
移動を規制し位置決めする手段として、一端に上記ボス
18aを有し、他端にリム18cを有している。また、
ブレーキディスク27の上記錘20と反対側の面には突
起状のブレーキシュー27aが複数個設けられている。
ブレーキシュー27aの先端面はスプール軸に垂直な平
面上に存在する。
移動を規制し位置決めする手段として、一端に上記ボス
18aを有し、他端にリム18cを有している。また、
ブレーキディスク27の上記錘20と反対側の面には突
起状のブレーキシュー27aが複数個設けられている。
ブレーキシュー27aの先端面はスプール軸に垂直な平
面上に存在する。
【0027】側板2の内部には、ブレーキディスク27
が接触し得る環状の制動部であるブレーキリング28が
取り付けられている。ブレーキリング28の上記ブレー
キディスク27側の面はそのブレーキシュー27aの当
接面と同様な平面に形成されている。
が接触し得る環状の制動部であるブレーキリング28が
取り付けられている。ブレーキリング28の上記ブレー
キディスク27側の面はそのブレーキシュー27aの当
接面と同様な平面に形成されている。
【0028】ブレーキディスク27とブレーキリング2
8との接触により生ずる摩擦力の大きさすなわち制動力
の大きさは、両者のスプール4の回転軸方向の間隔を調
整することで加減することができる。この間隔を調整す
る間隔調整機構が側板2に取り付けられている。
8との接触により生ずる摩擦力の大きさすなわち制動力
の大きさは、両者のスプール4の回転軸方向の間隔を調
整することで加減することができる。この間隔を調整す
る間隔調整機構が側板2に取り付けられている。
【0029】すなわち、図1に示されるように、側板2
の環状枠部材22の中央にはスプール軸45の軸受6を
保持したボス状固定部22aが設けられ、このボス状固
定部22aに円盤35が回転可能に且つその軸方向に沿
って摺動可能に取り付けられ、該円盤35における上記
ブレーキディスク27に対向する周縁部にブレーキリン
グ28が固定されている。ブレーキリング28はその内
周部において円盤35の周縁部にネジで止められ、外周
には複数個の舌状の係合突起36が放射状に設けられて
いる。また、円盤35はボス状固定部22aに装着され
たコイルスプリング37によりブレーキディスク27か
ら離反するような向きに付勢されており、側板2にはこ
のコイルスプリング37の付勢力により押されるブレー
キリング28の係合突起36を背後から受け止めるカム
面38が設けられている。カム面38はブレーキリング
28の外周に沿って間欠的に設けられ、それぞれが係合
突起36に対応している。各カム面38は円周上で一定
方向に一定角度で傾斜している。したがって、円盤35
がボス状固定部22aの回りで回されると、係合突起3
6がカム面38に沿って相対的に移動し、ブレーキリン
グ28を伴ってボス状固定部22a上をその軸方向に移
動することになる。
の環状枠部材22の中央にはスプール軸45の軸受6を
保持したボス状固定部22aが設けられ、このボス状固
定部22aに円盤35が回転可能に且つその軸方向に沿
って摺動可能に取り付けられ、該円盤35における上記
ブレーキディスク27に対向する周縁部にブレーキリン
グ28が固定されている。ブレーキリング28はその内
周部において円盤35の周縁部にネジで止められ、外周
には複数個の舌状の係合突起36が放射状に設けられて
いる。また、円盤35はボス状固定部22aに装着され
たコイルスプリング37によりブレーキディスク27か
ら離反するような向きに付勢されており、側板2にはこ
のコイルスプリング37の付勢力により押されるブレー
キリング28の係合突起36を背後から受け止めるカム
面38が設けられている。カム面38はブレーキリング
28の外周に沿って間欠的に設けられ、それぞれが係合
突起36に対応している。各カム面38は円周上で一定
方向に一定角度で傾斜している。したがって、円盤35
がボス状固定部22aの回りで回されると、係合突起3
6がカム面38に沿って相対的に移動し、ブレーキリン
グ28を伴ってボス状固定部22a上をその軸方向に移
動することになる。
【0030】図1中円盤35の軸芯よりも上側は円盤3
5がブレーキディスク27の方に接近してそのブレーキ
リング28がブレーキディスク27に接触可能になった
状態を示し、下側は円盤35がブレーキディスク27か
ら遠ざかりブレーキリング28がブレーキディスク27
に接触不能になった状態を示している。この円盤35の
ボス状固定部22a上での回転は、側板2に回転可能に
軸支されたノブ39の操作により行われるようになって
いる。ノブ39の軸端には歯車40が固着され、この歯
車40が円盤35の中間部に形成された歯車41と噛み
合っており、ノブ39が回されると円盤35がボス状固
定部22a上で回転するようになっている。
5がブレーキディスク27の方に接近してそのブレーキ
リング28がブレーキディスク27に接触可能になった
状態を示し、下側は円盤35がブレーキディスク27か
ら遠ざかりブレーキリング28がブレーキディスク27
に接触不能になった状態を示している。この円盤35の
ボス状固定部22a上での回転は、側板2に回転可能に
軸支されたノブ39の操作により行われるようになって
いる。ノブ39の軸端には歯車40が固着され、この歯
車40が円盤35の中間部に形成された歯車41と噛み
合っており、ノブ39が回されると円盤35がボス状固
定部22a上で回転するようになっている。
【0031】なお、上記カム面38と係合突起36を設
ける位置は側板2とブレーキリング28との間で入れ替
えるようにしてもよい。
ける位置は側板2とブレーキリング28との間で入れ替
えるようにしてもよい。
【0032】上記構成の遠心制動装置において、ハンド
ル7の操作によりスプール4及びスプール軸45が回転
すると、遠心力により錘20がブレーキディスク27の
方に回動する。錘20がブレーキディスク27に接触し
て押圧すると、ブレーキディスク27は図1中左方向に
スライドする。その際、錘20とブレーキディスク27
との間には周方向上に相対移動を生じない。錘20に押
されてブレーキディスク27の当接面がブレーキリング
28に当接すると両者間に生ずる摩擦力でスプール4に
制動力が加えられる。この制動力により釣糸の繰出し時
におけるスプール4の慣性による回転力が弱められ、バ
ックラッシュの発生が防止される。
ル7の操作によりスプール4及びスプール軸45が回転
すると、遠心力により錘20がブレーキディスク27の
方に回動する。錘20がブレーキディスク27に接触し
て押圧すると、ブレーキディスク27は図1中左方向に
スライドする。その際、錘20とブレーキディスク27
との間には周方向上に相対移動を生じない。錘20に押
されてブレーキディスク27の当接面がブレーキリング
28に当接すると両者間に生ずる摩擦力でスプール4に
制動力が加えられる。この制動力により釣糸の繰出し時
におけるスプール4の慣性による回転力が弱められ、バ
ックラッシュの発生が防止される。
【0033】制動力の大きさはノブ39を操作すること
により加減することができる。ノブ39を何れかの向き
に回すと、ブレーキリング28がスプール軸45の軸方
向に移動調節される。これにより、錘20のその軸19
を中心にした回動角度が変化し、ブレーキディスク27
をブレーキリング28に対し押圧する力が加減される。
により加減することができる。ノブ39を何れかの向き
に回すと、ブレーキリング28がスプール軸45の軸方
向に移動調節される。これにより、錘20のその軸19
を中心にした回動角度が変化し、ブレーキディスク27
をブレーキリング28に対し押圧する力が加減される。
【0034】この制動力の調節において、錘20の回動
角度がいかように変化しても、ブレーキディスク27は
スプール軸45の軸方向に移動するので、常にブレーキ
ディスク27の一定の当接面がブレーキリング28に当
接することになる。
角度がいかように変化しても、ブレーキディスク27は
スプール軸45の軸方向に移動するので、常にブレーキ
ディスク27の一定の当接面がブレーキリング28に当
接することになる。
【0035】実施の形態2 図4に示されるように、この両軸受けリールの遠心制動
装置においては、スプール軸45に棒状のガイド部29
が放射状に固定されている。ガイド部29は途中からブ
レーキディスク27の方へ傾斜し、この傾斜した部分に
キャップ状の錘20が遊嵌される。
装置においては、スプール軸45に棒状のガイド部29
が放射状に固定されている。ガイド部29は途中からブ
レーキディスク27の方へ傾斜し、この傾斜した部分に
キャップ状の錘20が遊嵌される。
【0036】ブレーキディスク27は、スプール軸45
の非円形断面部45aに係合し、スプール軸45と共回
りすることができ、またスプール軸45の軸方向に移動
可能である。
の非円形断面部45aに係合し、スプール軸45と共回
りすることができ、またスプール軸45の軸方向に移動
可能である。
【0037】スプール軸45が回転すると、遠心力によ
り錘20がガイド部29上を外方向にスライドし、ブレ
ーキディスク27を図4中左方向に押す。これにより、
ブレーキディスク27がブレーキリング28に接触して
制動力を発生し、スプール4が減速することになる。制
動力の大きさはブレーキリング28をスプール軸45の
軸方向に移動調節することで加減される。すなわち、ブ
レーキリング28がブレーキディスク27を介して錘2
0に接近又は離反すると、錘20の回転半径が変わり、
遠心力が変化し、錘20がブレーキディスク27を押圧
する力が変化し、従って制動力が変化することになる。
り錘20がガイド部29上を外方向にスライドし、ブレ
ーキディスク27を図4中左方向に押す。これにより、
ブレーキディスク27がブレーキリング28に接触して
制動力を発生し、スプール4が減速することになる。制
動力の大きさはブレーキリング28をスプール軸45の
軸方向に移動調節することで加減される。すなわち、ブ
レーキリング28がブレーキディスク27を介して錘2
0に接近又は離反すると、錘20の回転半径が変わり、
遠心力が変化し、錘20がブレーキディスク27を押圧
する力が変化し、従って制動力が変化することになる。
【0038】実施の形態3 図5に示されるように、この両軸受けリールの遠心制動
装置においては、スプール軸45に棒状のガイド部29
が放射状に固定されている。ガイド部29の放射状に伸
びた個所に移動部材である錘20がスライド自在に取り
付けられている。ガイド部29は途中からブレーキリン
グ28の方へと屈曲し、この屈曲してスプール軸45と
平行になった個所に筒状のブレーキシュー30が遊嵌さ
れる。また、ガイド部29の屈曲した個所には、複数個
のスペーサー31がスライド自在に取り付けられてい
る。
装置においては、スプール軸45に棒状のガイド部29
が放射状に固定されている。ガイド部29の放射状に伸
びた個所に移動部材である錘20がスライド自在に取り
付けられている。ガイド部29は途中からブレーキリン
グ28の方へと屈曲し、この屈曲してスプール軸45と
平行になった個所に筒状のブレーキシュー30が遊嵌さ
れる。また、ガイド部29の屈曲した個所には、複数個
のスペーサー31がスライド自在に取り付けられてい
る。
【0039】スプール軸45が回転すると、遠心力によ
り錘20がガイド部29上を外方向に滑りつつ移動し、
スペーサー31を介しブレーキシュー30を図5中左方
向に押す。これにより、ブレーキシュー30がブレーキ
リング28に接触して制動力を発生し、スプール4(図
1参照)が減速することになる。
り錘20がガイド部29上を外方向に滑りつつ移動し、
スペーサー31を介しブレーキシュー30を図5中左方
向に押す。これにより、ブレーキシュー30がブレーキ
リング28に接触して制動力を発生し、スプール4(図
1参照)が減速することになる。
【0040】制動力の大きさはブレーキリング28をス
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキシュー3
0及びスペーサー31を介して錘20の移動範囲を加減
すると、錘20の回転半径が変わり、遠心力が変化し、
錘20がブレーキシュー30を押圧する力が変化し、従
って制動力が変化することになる。また、スペーサー3
1は移動部材である錘20の位置調整機構としても機能
し、その個数を増減すると錘20の回転半径は小さくな
ったり大きくなったりすることから、スペーサー31の
個数を増減することによっても制動力を調節することが
可能である。
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキシュー3
0及びスペーサー31を介して錘20の移動範囲を加減
すると、錘20の回転半径が変わり、遠心力が変化し、
錘20がブレーキシュー30を押圧する力が変化し、従
って制動力が変化することになる。また、スペーサー3
1は移動部材である錘20の位置調整機構としても機能
し、その個数を増減すると錘20の回転半径は小さくな
ったり大きくなったりすることから、スペーサー31の
個数を増減することによっても制動力を調節することが
可能である。
【0041】なお、複数個のブレーキシュー30を集積
することにより、図6に示されるようなブレーキディス
ク27としてもよい。ブレーキディスク27の孔27b
にガイド部29の先端を挿入することでブレーキディス
ク27はブレーキシュー30と同様な作用を果たすこと
になる。
することにより、図6に示されるようなブレーキディス
ク27としてもよい。ブレーキディスク27の孔27b
にガイド部29の先端を挿入することでブレーキディス
ク27はブレーキシュー30と同様な作用を果たすこと
になる。
【0042】実施の形態4 図7に示されるように、この両軸受けリールの遠心制動
装置においては、スプール軸45に実施の形態3におけ
ると同様な棒状のガイド部29が放射状に固定されてい
る。ガイド部29の放射状部分に移動部材としての錘2
0がスライド可能に取り付けられ、平行部分にブレーキ
シュー30がスライド可能に遊嵌されている。錘20と
ブレーキシュー30とは運動方向を変換する変換機構と
しての斜面20a,30aを介して接触し、ガイド部2
9の放射状部分に設けられたスプリング32により錘2
0はブレーキシュー30の方に押し付けられている。但
し、このスプリング32は省略してもよい。
装置においては、スプール軸45に実施の形態3におけ
ると同様な棒状のガイド部29が放射状に固定されてい
る。ガイド部29の放射状部分に移動部材としての錘2
0がスライド可能に取り付けられ、平行部分にブレーキ
シュー30がスライド可能に遊嵌されている。錘20と
ブレーキシュー30とは運動方向を変換する変換機構と
しての斜面20a,30aを介して接触し、ガイド部2
9の放射状部分に設けられたスプリング32により錘2
0はブレーキシュー30の方に押し付けられている。但
し、このスプリング32は省略してもよい。
【0043】スプール軸45が回転すると、遠心力で錘
20がガイド部29上を外方向にスライドし、斜面20
a,30aを介しブレーキシュー30を図7中左方向に
押す。これにより、ブレーキシュー30がブレーキリン
グ28に接触して制動力を発生し、スプール4(図1参
照)が減速することになる。
20がガイド部29上を外方向にスライドし、斜面20
a,30aを介しブレーキシュー30を図7中左方向に
押す。これにより、ブレーキシュー30がブレーキリン
グ28に接触して制動力を発生し、スプール4(図1参
照)が減速することになる。
【0044】制動力の大きさはブレーキリング28をス
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキシュー3
0を介して錘20の移動させると、錘20の回転半径が
変わり、遠心力が変化し、錘20がブレーキシュー30
を押圧する力が変化し、従って制動力が変化することに
なる。
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキシュー3
0を介して錘20の移動させると、錘20の回転半径が
変わり、遠心力が変化し、錘20がブレーキシュー30
を押圧する力が変化し、従って制動力が変化することに
なる。
【0045】なお、複数個のブレーキシュー30を集積
することにより、図8に示されるようなブレーキディス
ク27としてもよい。この場合ブレーキディスク27の
内周に円錐面よりなる斜面27cを形成し、これを上記
斜面30aとして使用する。ブレーキディスク27の孔
27bにガイド部29の先端を挿入することでブレーキ
ディスク27はブレーキシュー30と同様な作用を果た
す。
することにより、図8に示されるようなブレーキディス
ク27としてもよい。この場合ブレーキディスク27の
内周に円錐面よりなる斜面27cを形成し、これを上記
斜面30aとして使用する。ブレーキディスク27の孔
27bにガイド部29の先端を挿入することでブレーキ
ディスク27はブレーキシュー30と同様な作用を果た
す。
【0046】実施の形態5 図9及び図10に示されるように、この両軸受けリール
の遠心制動装置においては、スプール軸45にリング状
のホルダー18を介し実施の形態4におけると同様な棒
状のガイド部29が放射状に固定されている。このガイ
ド部29の放射状部分に錘20がスライド可能に取り付
けられている。また、ガイド部29の平行部分にブレー
キディスク27がスプール軸45の軸方向にスライド可
能に遊嵌されている。すなわち、ガイド部29の平行部
分がブレーキディスク27と一体のボス27d上に形成
された孔27bにスライド可能に挿入され、ブレーキデ
ィスク27はこの平行部分に案内されてスプール軸45
の軸方向にスライドし得る。
の遠心制動装置においては、スプール軸45にリング状
のホルダー18を介し実施の形態4におけると同様な棒
状のガイド部29が放射状に固定されている。このガイ
ド部29の放射状部分に錘20がスライド可能に取り付
けられている。また、ガイド部29の平行部分にブレー
キディスク27がスプール軸45の軸方向にスライド可
能に遊嵌されている。すなわち、ガイド部29の平行部
分がブレーキディスク27と一体のボス27d上に形成
された孔27bにスライド可能に挿入され、ブレーキデ
ィスク27はこの平行部分に案内されてスプール軸45
の軸方向にスライドし得る。
【0047】錘20とブレーキディスク27とは斜面2
0a,27cを介して接触するようになっている。斜面
20a,27cは錘20の外周面とブレーキディスク2
7のボス27dの内周面とに円錐壁面として形成されて
いる。
0a,27cを介して接触するようになっている。斜面
20a,27cは錘20の外周面とブレーキディスク2
7のボス27dの内周面とに円錐壁面として形成されて
いる。
【0048】このような遠心制動装置において、スプー
ル軸45が回転すると、錘20が遠心力でガイド部29
の放射状部分の上を外方向にスライドし、斜面20a,
27cを介しブレーキディスク27を図9中左方向に押
す。これにより、ブレーキディスク27がブレーキリン
グ28に取り付けられたブレーキシュー28aに接触し
て制動力を発生し、スプール4(図1参照)が減速する
ことになる。
ル軸45が回転すると、錘20が遠心力でガイド部29
の放射状部分の上を外方向にスライドし、斜面20a,
27cを介しブレーキディスク27を図9中左方向に押
す。これにより、ブレーキディスク27がブレーキリン
グ28に取り付けられたブレーキシュー28aに接触し
て制動力を発生し、スプール4(図1参照)が減速する
ことになる。
【0049】制動力の大きさはブレーキリング28をス
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキディスク
27を介して錘20の移動範囲を規制すると、錘20の
回転半径が変わり、遠心力が変化し、錘20がブレーキ
ディスク27を押圧する力が変化し、従って制動力が変
化することになる。
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキディスク
27を介して錘20の移動範囲を規制すると、錘20の
回転半径が変わり、遠心力が変化し、錘20がブレーキ
ディスク27を押圧する力が変化し、従って制動力が変
化することになる。
【0050】実施の形態6 図11、図12及び図13に示されるように、この両軸
受けリールの遠心制動装置においては、実施の形態1に
おけると同様に、ブレーキディスク27がスプール軸4
5上に共回り可能に且つスプール軸45の軸方向に移動
可能に取り付けられ、該ブレーキディスク27が接触し
得るブレーキリング28が側板2(図1参照)の方に取
り付けられているが、スプール軸45に対する錘20の
取り付け方が実施の形態1におけると異なっている。す
なわち、スプール軸45上に固定されたホルダー18に
対し錘20がスプール軸45に平行な軸33を介し取り
付けられている。このため、スプール軸45が回転する
と、錘20が遠心力の作用で図13中矢印方向に回転し
てブレーキディスク27に接触することになる。
受けリールの遠心制動装置においては、実施の形態1に
おけると同様に、ブレーキディスク27がスプール軸4
5上に共回り可能に且つスプール軸45の軸方向に移動
可能に取り付けられ、該ブレーキディスク27が接触し
得るブレーキリング28が側板2(図1参照)の方に取
り付けられているが、スプール軸45に対する錘20の
取り付け方が実施の形態1におけると異なっている。す
なわち、スプール軸45上に固定されたホルダー18に
対し錘20がスプール軸45に平行な軸33を介し取り
付けられている。このため、スプール軸45が回転する
と、錘20が遠心力の作用で図13中矢印方向に回転し
てブレーキディスク27に接触することになる。
【0051】また、この実施の形態では、錘20とブレ
ーキディスク27とが斜面20a,27cを介して接触
するようになっており、ブレーキディスク27に斜面2
0aとなる円錐壁面が形成され、この円錐壁面に面接触
する湾曲面が錘20の先端部に形成されている。
ーキディスク27とが斜面20a,27cを介して接触
するようになっており、ブレーキディスク27に斜面2
0aとなる円錐壁面が形成され、この円錐壁面に面接触
する湾曲面が錘20の先端部に形成されている。
【0052】このような遠心制動装置において、スプー
ル軸45が回転すると、錘20が遠心力で軸33の回り
を外方向に回転してブレーキディスク27に接触し、斜
面20a,27cの摺接作用でブレーキディスク27を
図11及び図12中左方向に押す。これにより、ブレー
キディスク27がブレーキリング28に接触して制動力
を発生し、スプール4(図1参照)が減速することにな
る。
ル軸45が回転すると、錘20が遠心力で軸33の回り
を外方向に回転してブレーキディスク27に接触し、斜
面20a,27cの摺接作用でブレーキディスク27を
図11及び図12中左方向に押す。これにより、ブレー
キディスク27がブレーキリング28に接触して制動力
を発生し、スプール4(図1参照)が減速することにな
る。
【0053】制動力の大きさはブレーキリング28をス
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキディスク
27を介して錘20の回動角を加減すると、錘20の回
転半径が変わり、遠心力が変化し、錘20がブレーキデ
ィスク27を押圧する力が変化し、従って制動力が変化
することになる。
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28がブレーキディスク
27を介して錘20の回動角を加減すると、錘20の回
転半径が変わり、遠心力が変化し、錘20がブレーキデ
ィスク27を押圧する力が変化し、従って制動力が変化
することになる。
【0054】実施の形態7 図14に示されるように、この両軸受けリールの遠心制
動装置においては、スプール軸45にホルダー18が固
着され、ホルダー18にスプール軸45の軸心を含む平
面上で平行に配置される複数本のリンク34の一端がピ
ンを介し回動可能に連結され、両リンク34の他端にブ
レーキシュー30がスプール軸45と平行にピンを介し
連結されている。ブレーキシュー30は遠心力の作用で
移動する移動部材としての錘を兼ねている。また、ブレ
ーキシュー30が接触するブレーキリング28がスプー
ル軸45の軸方向に移動調節可能に側板2(図1参照)
の内方に設けられている。
動装置においては、スプール軸45にホルダー18が固
着され、ホルダー18にスプール軸45の軸心を含む平
面上で平行に配置される複数本のリンク34の一端がピ
ンを介し回動可能に連結され、両リンク34の他端にブ
レーキシュー30がスプール軸45と平行にピンを介し
連結されている。ブレーキシュー30は遠心力の作用で
移動する移動部材としての錘を兼ねている。また、ブレ
ーキシュー30が接触するブレーキリング28がスプー
ル軸45の軸方向に移動調節可能に側板2(図1参照)
の内方に設けられている。
【0055】このような遠心制動装置において、スプー
ル軸45が回転しブレーキシュー30に遠心力が作用す
ると、リンク34がピンの回りを外方向に回転し、ブレ
ーキシュー30がブレーキリング28の方に平行移動し
て接触する。これにより、制動力が発生し、スプール軸
45が減速することになる。
ル軸45が回転しブレーキシュー30に遠心力が作用す
ると、リンク34がピンの回りを外方向に回転し、ブレ
ーキシュー30がブレーキリング28の方に平行移動し
て接触する。これにより、制動力が発生し、スプール軸
45が減速することになる。
【0056】制動力の大きさはブレーキリング28をス
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28が軸方向に移動調節
されると、リンク34の回動角度が変化するのでブレー
キキシュー30のブレーキリング28に対する押圧力が
変化し、これにより制動力が調節される。
プール軸45の軸方向に移動調節することで加減され
る。すなわち、ブレーキリング28が軸方向に移動調節
されると、リンク34の回動角度が変化するのでブレー
キキシュー30のブレーキリング28に対する押圧力が
変化し、これにより制動力が調節される。
【0057】実施の形態8 図15に示されるように、この両軸受けリールの遠心制
動装置においては、スプール4を保持したスプール軸4
5にブレーキディスク27が被せられ、該ブレーキディ
スク27上に放射状に伸びるガイド部29とスプール軸
45に平行な向きに突出するブレーキシュー27aとが
設けられている。ブレーキディスク27はスプール軸4
5に非円形横断面部45aを介して共回り可能に取り付
けられている。
動装置においては、スプール4を保持したスプール軸4
5にブレーキディスク27が被せられ、該ブレーキディ
スク27上に放射状に伸びるガイド部29とスプール軸
45に平行な向きに突出するブレーキシュー27aとが
設けられている。ブレーキディスク27はスプール軸4
5に非円形横断面部45aを介して共回り可能に取り付
けられている。
【0058】ガイド部29には錘20が摺動自在である
が回転しないように被せられている。この錘20の先端
はスプール4の壁面に対向しており、両者の接触部には
斜面20a,4aが形成されている。ブレーキディスク
27はスプール軸45に上記非円形横断面部45aを介
して軸方向にスライド可能に係合しており、ブレーキリ
ング28がスプール軸45の軸方向に移動すると、ブレ
ーキディスク27はブレーキシュー27aを介して押さ
れスプール軸45上での位置が変化する。その結果、斜
面20a,4aの摺接作用で錘20の回転半径が変化す
る。
が回転しないように被せられている。この錘20の先端
はスプール4の壁面に対向しており、両者の接触部には
斜面20a,4aが形成されている。ブレーキディスク
27はスプール軸45に上記非円形横断面部45aを介
して軸方向にスライド可能に係合しており、ブレーキリ
ング28がスプール軸45の軸方向に移動すると、ブレ
ーキディスク27はブレーキシュー27aを介して押さ
れスプール軸45上での位置が変化する。その結果、斜
面20a,4aの摺接作用で錘20の回転半径が変化す
る。
【0059】このような遠心制動装置において、スプー
ル4及びスプール軸45が一体で回転すると、錘20が
遠心力によりガイド部29上を径方向に移動する。錘2
0の斜面20aがスプール4の斜面4aに当接すると、
錘20はスプール4の斜面4aに沿って図15中左上方
向に移動する。錘20はガイド部29に遊嵌されている
ので、ブレーキディスク27はスプール軸45上を図1
5中左方向に移動する。これにより、ブレーキシュー2
7aがブレーキリング28に当接し、スプール4及びス
プール軸45に制動力が加えられることになる。
ル4及びスプール軸45が一体で回転すると、錘20が
遠心力によりガイド部29上を径方向に移動する。錘2
0の斜面20aがスプール4の斜面4aに当接すると、
錘20はスプール4の斜面4aに沿って図15中左上方
向に移動する。錘20はガイド部29に遊嵌されている
ので、ブレーキディスク27はスプール軸45上を図1
5中左方向に移動する。これにより、ブレーキシュー2
7aがブレーキリング28に当接し、スプール4及びス
プール軸45に制動力が加えられることになる。
【0060】また、ブレーキリング28がスプール軸4
5の軸方向に移動調節されると、錘20の回転半径が変
わり、錘20がブレーキディスク27及びブレーキシュ
ー27aをブレーキリング28の方向へ押圧する力が変
化するので制動力が調節できる。
5の軸方向に移動調節されると、錘20の回転半径が変
わり、錘20がブレーキディスク27及びブレーキシュ
ー27aをブレーキリング28の方向へ押圧する力が変
化するので制動力が調節できる。
【0061】なお、上記各実施の形態では、被制動部で
あるブレーキディスク又はブレーキシューと制動部であ
るブレーキリングとの間のスプール軸の軸方向での間隔
を調整する調整機構を備えたものについて説明したが、
被制動部が軸方向に移動可能な構成であれば、調整機構
は省略可能である。
あるブレーキディスク又はブレーキシューと制動部であ
るブレーキリングとの間のスプール軸の軸方向での間隔
を調整する調整機構を備えたものについて説明したが、
被制動部が軸方向に移動可能な構成であれば、調整機構
は省略可能である。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、スプール
の回転時の遠心力により制動部に移動当接する被制動部
の移動方向を、スプールの回転軸方向としたので、被制
動部と制動部との当接位置が一定し、常時安定した制動
力が得られる。
の回転時の遠心力により制動部に移動当接する被制動部
の移動方向を、スプールの回転軸方向としたので、被制
動部と制動部との当接位置が一定し、常時安定した制動
力が得られる。
【0063】請求項2に係る発明によれば、被制動部の
一端部を平面形状とし、該一端部に当接する制動部の当
接部も平面形状としたので、制動部と被制動部とは面接
触となり、常時安定した制動力が得られる。
一端部を平面形状とし、該一端部に当接する制動部の当
接部も平面形状としたので、制動部と被制動部とは面接
触となり、常時安定した制動力が得られる。
【0064】請求項3に係る発明によれば、被制動部の
軸方向移動の位置決め機構を設けたので、被制動部が制
動部を過剰に押圧したり被制動部がスプールから脱落し
たりするおそれがなくなる。また、制動部を被制動部が
接触しない位置まで離すことにより、制動力が発生しな
いようにすることができる。
軸方向移動の位置決め機構を設けたので、被制動部が制
動部を過剰に押圧したり被制動部がスプールから脱落し
たりするおそれがなくなる。また、制動部を被制動部が
接触しない位置まで離すことにより、制動力が発生しな
いようにすることができる。
【0065】請求項4に係る発明によれば、被制動部
を、スプールの回転時の遠心力により移動する移動部材
の押圧によりスプールの回転軸方向に移動可能としたの
で、確実かつ安定した制動力が得られる。
を、スプールの回転時の遠心力により移動する移動部材
の押圧によりスプールの回転軸方向に移動可能としたの
で、確実かつ安定した制動力が得られる。
【0066】請求項5に係る発明によれば、移動部材の
位置調整機構を設けたので、移動部材の回転遠心力を調
節して制動カの調節をすることができる。
位置調整機構を設けたので、移動部材の回転遠心力を調
節して制動カの調節をすることができる。
【0067】請求項6に係る発明によれば、移動部材の
スプールの回転軸に対する径方向への移動を、被制動部
のスプールの回転軸方向への移動に変換する変換機構を
設けたので、移動部材は遠心力が働く径方向へ移動する
ことができ、制動力を効率よく伝えることができる。
スプールの回転軸に対する径方向への移動を、被制動部
のスプールの回転軸方向への移動に変換する変換機構を
設けたので、移動部材は遠心力が働く径方向へ移動する
ことができ、制動力を効率よく伝えることができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る遠心制動装置を備
えた両軸受けリールの水平断面図である。
えた両軸受けリールの水平断面図である。
【図2】図1中要部の拡大図である。
【図3】図2に示す部分の分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る遠心制動装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る遠心制動装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態3で用いられるブレーキデ
ィスクを示す斜視図である。
ィスクを示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る遠心制動装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図8】本発明の実施の形態4で用いられるブレーキデ
ィスクを示す縦断面図である。
ィスクを示す縦断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5に係る遠心制動装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図10】図9に示す部分の分解斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態6に係る遠心制動装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図12】図11に示す部分の拡大断面図である。
【図13】図12中XIII−XIII線断面図であ
る。
る。
【図14】本発明の実施の形態7に係る遠心制動装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図15】本発明の実施の形態8に係る遠心制動装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
1…リール本体 2,3…側板 4…スプール 18a…ボス 18c…リム 20…錘 4a,20a,27c,30a…斜面 27…ブレーキディスク 28…ブレーキリング 31…スペーサー 38…カム面 39…ノブ
Claims (6)
- 【請求項1】リール本体の両側板間に回転可能に支承さ
れたスプールと、該スプールに設けられ、上記スプール
の回転時の遠心力によりスプールの回転軸方向に移動可
能な被制動部と、上記側板に設けられ、上記被制動部の
一端部が当接する当接部を有する環状の制動部と、上記
被制動部と上記制動部との上記スプールの回転軸方向の
間隔を調整する間隔調整機構とを有することを特徴とす
る両軸受けリールの遠心制動装置。 - 【請求項2】上記被制動部の一端部は平面形状であり、
該一端部に当接する上記制動部の当接部は平面形状であ
ることを特徴とする請求項1に記載の両軸受けリールの
遠心制動装置。 - 【請求項3】上記被制動部の軸方向移動の位置決め機構
を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の両軸受けリールの遠心制動装置。 - 【請求項4】上記被制動部は、上記スプールの回転時の
遠心力により移動する移動部材の押圧によりスプールの
回転軸方向に移動することを特徴とする請求項1乃至請
求項3の何れかに記載の両軸受けリールの遠心制動装
置。 - 【請求項5】上記移動部材の位置調整機構を設けたこと
を特徴とする請求項4に記載の両軸受けリールの遠心制
動装置。 - 【請求項6】上記移動部材の上記スプールの回転軸に対
する径方向への移動を、上記被制動部の上記スプールの
回転軸方向への移動に変換する変換機構を設けたことを
特徴とする請求項4又は請求項5に記載の両軸受けリー
ルの遠心制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273398A JPH11266758A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 両軸受けリールの遠心制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273398A JPH11266758A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 両軸受けリールの遠心制動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11266758A true JPH11266758A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13497866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7273398A Pending JPH11266758A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 両軸受けリールの遠心制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11266758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013233146A (ja) * | 2012-05-04 | 2013-11-21 | Doyo Engineering:Kk | 精密遠心制動システムを備えた釣り用リール |
JP2020044572A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 本田技研工業株式会社 | 抵抗溶接装置 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP7273398A patent/JPH11266758A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013233146A (ja) * | 2012-05-04 | 2013-11-21 | Doyo Engineering:Kk | 精密遠心制動システムを備えた釣り用リール |
JP2020044572A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 本田技研工業株式会社 | 抵抗溶接装置 |
CN110936004A (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | 本田技研工业株式会社 | 电阻焊装置 |
US11286966B2 (en) | 2018-09-21 | 2022-03-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Resistance welding apparatus |
CN110936004B (zh) * | 2018-09-21 | 2022-04-29 | 本田技研工业株式会社 | 电阻焊装置 |
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