JPH11266131A - 自動音量調整装置 - Google Patents

自動音量調整装置

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JPH11266131A
JPH11266131A JP6720698A JP6720698A JPH11266131A JP H11266131 A JPH11266131 A JP H11266131A JP 6720698 A JP6720698 A JP 6720698A JP 6720698 A JP6720698 A JP 6720698A JP H11266131 A JPH11266131 A JP H11266131A
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volume
circuit
control
information
signal
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JP6720698A
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English (en)
Inventor
Shigeki Kamimura
茂樹 神村
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用する時期に対応して自動的に音量調整を行
えるようにする。 【解決手段】カレンダー・時計回路16は、基準クロッ
クをカウントすることにより、現在の月・日・時間を示
す情報を作成し、この情報を情報信号f1としてレジス
タ17に供給する。レジスタ17は、カレンダー・時計
回路16からの情報信号f1に対応する音量の制御値を
格納しており、情報信号f1に対応する音量の制御値を
読み出すことにより音量制御信号g1を作成して音量調
整回路12に供給する。音量調整回路12は、入力端子
11に導かれた音声信号a1に対してマイクロコンピュ
ータ14からの音量制御信号d1とレジスタ17からの
音量制御信号g1に基づいて音量制御を行い音声信号e
1としてスピーカ15に供給する。スピーカ15は供給
される音声信号e1を音声出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン受像機
やラジオ受信器等の音声出力を行う装置に用いられる自
動音量調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機の音量調整は
ユーザーの操作によって行われていた。
【0003】図6はこのような従来のテレビジョン受像
機の音声出力系統を示すブロック図である。
【0004】図6において、符号81はテレビジョン受
像機80の選局復調回路によりテレビジョン放送信号か
ら選局復調されたベースバンドの音声信号a0が導かれ
る入力端子であり、この入力端子81に導かれた音声信
号a0は音量調整回路82に供給される。
【0005】一方、リモコン送信機91は、音量アップ
/ダウンキーの操作による音量調整情報を含む各種キー
入力操作の情報に基づいて赤外線のリモコン送信信号b
0を作成してテレビジョン受像機80のキャビネットに
設けられた受信手段83に送信する。受信手段83は、
リモコン送信機91からのリモコン送信信号b0を電気
信号のリモコン信号c0に変換してマイクロコンピュー
タ84に供給する。マイクロコンピュータ84は、受信
手段83からのリモコン信号c0が音量調整情報を示す
場合、この音量調整情報に基づいて音量制御信号d0を
作成して音量調整回路82に供給する。音量調整回路8
2は、入力端子81に導かれた音声信号a0を音量制御
信号d0に基づいて音量制御を行い音声信号e0として
スピーカ85に供給する。スピーカ85は供給される音
声信号e0を音声出力する。
【0006】ここで、ユーザーは、音声出力に対してリ
モコン送信機91の操作により音の大きさを上げるか下
げるかの情報を指定するのみなので、マイクロコンピュ
ータ84は、現在の音量に対して音量を上げるのなら、
それに対応した制御値の音量制御信号d0を音量調整回
路82に与える。
【0007】図7はこのような音量と音量制御信号d0
が示す制御値の関係を示すグラフであり、縦軸に音量を
取り、横軸に制御値を取っている。
【0008】図7において、音量調整回路82により調
整された音量は制御値に比例している。
【0009】このような従来のテレビジョン受像機によ
れば、ユーザーの操作により音量の調整を行うことがで
きる。
【0010】ここで、近年、生活形態が序々に変わって
きており、省エネルギーに対する要求がでてきている。
このような中で、テレビジョン受像機の消費電力も問題
になってきており、エネルギー消費量の少ないものが要
求されてきている。この場合、テレビジョン受像機の音
量についても消費電力に関係しており、音量が大きい程
多量の電力を消費していた。一方、テレビジョン受像機
の音量調整はユーザーが適切な値に決定するものである
が、聞き辛い等の理由から必要以上に音量が大きく設定
されていたり、電源を切った時点の音量が次の電源を入
れた時の音量となるため、必要以上に大きな音量となっ
て、余分な電力を消費する場合が多々あった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のテレビ
ジョン受像機では、音量調整はユーザーが適切な値に決
定するものであるが、聞き辛い等の理由から必要以上に
音量が大きく設定されていたり、電源を切った時点の音
量が次の電源を入れた時の音量となるため、必要以上に
大きな音量となって、余分な電力を消費する場合が多々
あった。
【0012】本発明は前記の問題点を除去し、使用する
時期に対応して自動的に音量調整を行うことができる自
動音量調整装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動音量
調整装置は、入力音声信号に対して音量調整を行い出力
する音量調整回路と、季節、月、日及び時刻の内少なく
とも1つの時期を示す情報を作成して出力する時期情報
出力回路と、この時期情報出力回路からの時期を示す情
報に対応して前記音量調整回路の音量調整量を制御する
制御回路と、を具備したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係る自動音量調整装置の第
1の実施の形態をテレビジョン受像機の音声出力系統に
適用した場合を示すブロック図である。
【0016】図1において、符号11はテレビジョン受
像機10の選局復調回路によりテレビジョン放送信号か
ら選局復調されたベースバンドの音声信号a1が導かれ
る入力端子であり、この入力端子11に導かれた音声信
号a1は音量調整回路12に供給される。
【0017】リモコン送信機21は、音量アップ/ダウ
ンキーの操作による音量調整情報を含む各種キー入力操
作の情報に基づいて赤外線のリモコン送信信号b1を作
成してテレビジョン受像機10のキャビネットに設けら
れた受信手段13に送信する。受信手段13は、リモコ
ン送信機21からのリモコン送信信号b1を電気信号の
リモコン信号c1に変換してマイクロコンピュータ14
に供給する。マイクロコンピュータ14は、受信手段1
3からのリモコン信号c1が音量調整情報を示す場合、
この音量調整情報に基づいて音量制御信号d1を作成し
て音量調整回路12に供給する。
【0018】一方、テレビジョン受像機10には、カレ
ンダー・時計回路16が設けられている。カレンダー・
時計回路16は、基準クロックをカウントすることによ
り、現在の月・日・時間を示す情報を作成し、この情報
を情報信号f1としてレジスタ17に供給する。
【0019】レジスタ17は、カレンダー・時計回路1
6からの情報信号f1に対応する音量の制御値を格納し
ており、情報信号f1に対応する音量の制御値を読み出
すことにより音量制御信号g1を作成して音量調整回路
12に供給する。
【0020】音量調整回路12は、入力端子11に導か
れた音声信号a1に対してマイクロコンピュータ14か
らの音量制御信号d1とレジスタ17からの音量制御信
号g1に基づいて音量制御を行い音声信号e1としてス
ピーカ15に供給する。スピーカ15は供給される音声
信号e1を音声出力する。
【0021】ここで、音量調整回路12は、音量制御を
行う場合、マイクロコンピュータ14からの音量制御信
号d1を基準値として音声信号a1の増幅率の設定を行
い、この設定した増幅率をレジスタ17からの音量制御
信号g1で補正するように制御している。
【0022】また、レジスタ17に記憶した音量の制御
値としては、空気が乾燥している冬の11月の場合は音
の伝わり方が良いので音量を下げる制御を行う制御値と
し、梅雨の季節である6月の場合は音の伝わり方が良く
ないので音量を上げる制御を行う制御値としている。ま
た、昼は周囲が騒がしいので音量を大きくする制御値と
し、夜は静かなので音量を小さくする制御値とする。
【0023】以下、季節と時間による制御値について表
1を参考にして説明する。
【0024】
【表1】 例えば、ユーザーがリモコン送信機21で+20の音量
制御値を設定した場合において、6月の16時00分の
場合、表1に示すようにレジスタ17からの制御値が+
5となるので、音量調整回路12の最終制御値は+25
となり、11月の8時00分の場合、表1に示すように
レジスタ17からの制御値が−5となるので、音量調整
回路12の最終制御値は+15となる。
【0025】このような構成により、音量調整回路12
は、入力音声信号に対して音量調整を行い出力する音量
調整回路となり、カレンダー・時計回路16は、季節、
月、日及び時刻の内少なくとも1つの時期を示す情報を
作成して出力する時期情報出力回路となり、レジスタ4
2は、前記時期情報出力回路からの時期を示す情報に対
応して前記音量調整回路の音量調整量を制御する制御回
路となっている。
【0026】このような発明の実施の形態によれば、リ
モコン送信機21によるユーザーの操作による音量調整
を行えると共に、カレンダー・時計回路16が示す現在
の月・日・時間に基づいて音量調整を行える。これによ
り、使用する時期に対応して自動的に音量調整を行える
ので、一度適切な音量に設定すれば時期によって周囲の
環境が変化しても適切な音声出力を行え、ユーザーに好
印象を与えるとともに、必要以上に音量が大きく設定す
る必要がなく、余分な電力を消費するのを防止できる。
【0027】図2は本発明に係る自動音量調整装置の第
2の実施の形態をテレビジョン受像機の音声出力系統に
適用した場合を示すブロック図であり、図1の発明の実
施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省
略している。
【0028】図2において、テレビジョン受像機30の
受信手段13、マイクロコンピュータ14、スピーカ1
5、カレンダー・時計回路16及びリモコン送信機21
は図1の発明の実施の形態と同様になっている。
【0029】音量調整回路32は、入力端子11に導か
れた音声信号a1に対してマイクロコンピュータ14か
らの音量制御信号d1に基づいて音量制御を行い音声信
号e2として音量及び音質調整回路33に供給する。
【0030】レジスタ34は、カレンダー・時計回路1
6からの情報信号f1に対応する音量及び音質の制御値
を格納しており、情報信号f1に対応する音量の制御値
を読み出すことにより高域,中域及び低域の音量制御信
号g2H,g2M,g2Lを作成して音量及び音質調整
回路33に供給する。
【0031】音量及び音質調整回路33は、音量調整回
路32からの音声信号e2をレジスタ34からの高域,
中域及び低域の音量制御信号g2H,g2M,g2Lを
用いて音量及び音質制御を行い音声信号h2としてスピ
ーカ15に供給する。スピーカ15は供給される音声信
号h2を音声出力する。
【0032】このような構成によりレジスタ34は、時
期情報出力回路(カレンダー・時計回路16)からの時
期を示す情報に対応して前記音量及び音質調整回路33
の音量調整量及び音質調整量を制御する制御回路となっ
ている。
【0033】図3は図2の音量及び音質調整回路33を
さらに詳細に示すブロック図である。
【0034】図3において、音量及び音質調整回路33
は、ハイパスフィルタ(以下、HPFと呼ぶ)41と、
バンドパスフィルタ(以下、BPFと呼ぶ)42と、ロ
ーパスフィルタ(以下、LPFと呼ぶ)43と、ボリュ
ーム44,45,46と、加算器47とから構成れてい
る。
【0035】音量及び音質調整回路33の入力端子3
5,36,37,38には、それぞれ音量調整回路32
からの音声信号e2,レジスタ34からの高域,中域及
び低域の音量制御信号g2H,g2M,g2Lが導かれ
ている。
【0036】入力端子35に導かれた音声信号e2は、
HPF41,BPF42,LPF43に供給される。H
PF41は、音声信号e2に対して人間の耳に聞こえる
音声の帯域の内、高域成分を抜き出し高域の音声信号i
2Hとしてボリューム44に供給する。BPF42は、
音声信号e2に対して人間の耳に聞こえる音声の帯域の
内、中域成分を抜き出し中域の音声信号i2Mとしてボ
リューム45に供給する。LPF43は、音声信号e2
に対して人間の耳に聞こえる音声の帯域の内、低域成分
を抜き出し低域の音声信号i2Lとしてボリューム46
に供給する。
【0037】入力端子36,37,38に導かれた高
域,中域及び低域の音量制御信号g2H,g2M,g2
Lは、それぞれボリューム44,45,46の制御信号
入力端子に供給される。ボリューム44,45,46
は、それぞれ供給される音量制御信号g2H,g2M,
g2Lに基づいてそれぞれ音声信号i2H,i2M,i
2Lの音量制御を行い、それぞれ高域,中域及び低域の
音声信号j2H,j2M,j2Lとして加算器47の第
1乃至第3の入力端子に供給する。加算器47は、供給
される音声信号j2H,j2M,j2Lを加算し音声信
号h2として音量及び音質調整回路33の出力端子39
に導く。出力端子39に導かれた音声信号h2は図2の
スピーカ15に供給される。
【0038】音量制御信号g2H,g2M,g2Lは、
その制御値の比率を変えることで音の音質すなわちf特
を変化させることができる。
【0039】例えば中域を持ち上げたf特では音声が明
瞭に聞こえる様になったり、低域を持ち上げて全体の音
量を下げることで、音量が低くても音のメリハリが出る
など、音質を変えることが可能になる。また、音量制御
信号g2H,g2M,g2Lの制御値の全体を上下させ
ることにより、音量を上下させることができる。
【0040】以下、季節と時間による制御値について表
2を参考にして説明する。
【0041】
【表2】 表2において、朝はニュース等の音声中心の番組なの
で、中域の制御値(音量制御信号g2Mの制御値)を他
の制御値に比べて持ち上げ、音声が明瞭に聞こえるよう
にする。昼間は周りの騒音が多いので、低域の制御値
(音量制御信号g2Lの制御値)を他の制御値に比べて
持ち上げ、騒音に対して聞こえやすくし、夜は中域の制
御値を他の制御値に比べて下げて全体のレベルを落とす
ことで、音を控え目にしている。
【0042】また、どの時間帯や季節をどの様に制御す
るかは、レジスタ34の内容により決まるので、表2以
外の内容を各種設定できる。
【0043】このような発明の実施の形態によれば、カ
レンダー・時計回路16が示す現在の月・日・時間に基
づいて音量調整を行えるとともに音質の調整も行えるの
で、図1の発明の実施の形態と同様の効果があるととも
に、より適切な音声出力を行え、ユーザーに好印象を与
えることができる。
【0044】図4は本発明に係る自動音量調整装置の第
3の実施の形態をテレビジョン受像機の音声出力系統に
適用した場合を示すブロック図であり、図4の発明の実
施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省
略している。
【0045】図4において、テレビジョン受像機40の
音量調整回路12,受信手段13、スピーカ15、カレ
ンダー・時計回路16及びリモコン送信機21は図1の
発明の実施の形態と同様になっている。
【0046】本発明の実施の形態では、学習回路41が
マイクロコンピュータ44からの音量制御信号d1と、
カレンダー・時計回路16からの現在の月・日・時間を
示す情報信号f1との内を一方を選択し、この選択方を
信号k3としてレジスタ42に供給する。
【0047】マイクロコンピュータ44は、出力する音
量制御信号d1を操作開始から1年の周期で基準値にリ
セットする以外は図1の発明の実施の形態のマイクロコ
ンピュータ14と同様になっている。
【0048】レジスタ42は、カレンダー・時計回路1
6からの情報信号f1に対応する音量の制御値を格納し
ており、供給される信号k3が情報信号f1の場合、情
報信号f1に対応する音量の制御値を読み出すことによ
り音量制御信号g3を作成して音量調整回路12に供給
する。また、レジスタ42は、供給される信号k3が音
量制御信号d1の場合、音量制御信号d1に基づいて記
憶した制御値の書き換えを行う。
【0049】このような構成により、音量調整回路12
は、入力音声信号に対して音量調整を行い出力する音量
調整回路となり、受信手段13及びリモコン送信機21
は、所定の操作により音量調整の入力を行う操作入力手
段となり、マイクロコンピュータ44は、前記操作入力
手段の操作に基づいて前記音量調整回路の音量を制御す
る第1の制御回路となり、カレンダー・時計回路16
は、季節、月、日及び時刻の内少なくとも1つの時期を
示す情報を作成して出力する時期情報出力回路となり、
レジスタ42は、この時期情報出力回路からの時期を示
す情報に対応する音量の制御値を格納しており、前記時
期情報出力回路から情報が供給された場合、この情報に
対応する音量の制御値を読み出して前記音量調整回路に
供給することにより、前記音量調整回路の音量調整量を
制御する第2の制御回路となり、学習回路41は、この
第2の制御回路に格納した制御値を前記操作入力手段の
操作に基づいて書き換える学習回路となっている。
【0050】図5は図4の学習回路41をさらに詳細に
示すブロック図である。
【0051】図5において、学習回路41は、セレクタ
51から構成されている。学習回路41の第1の入力端
子52には、マイクロコンピュータ44からの音量制御
信号d1が導かれている。学習回路41の第2の入力端
子53には、カレンダー・時計回路16からの情報信号
f1が導かれている。第1及び第2の入力端子52に導
かれた音量制御信号d1及び情報信号f1は、それぞれ
セレクタ51のA入力側,B入力側に供給される。セレ
クタ51は、通常の状態で、B入力側に供給される情報
信号f1を信号k3として学習回路41の出力端子54
に導き、書き換えモードで、A入力側に供給される音量
制御信号d1を信号k3として学習回路41の出力端子
54に導く。出力端子54に導かれた信号k3は図4の
レジスタ42に供給される。
【0052】このような学習回路41において、通常の
状態ではB入力側に供給される情報信号f1を信号k3
として出力してレジスタ42を制御するが、レジスタ4
2の内容を書き換える場合は、A入力側、即ちマイクロ
コンピュータ44からの音量制御信号d1をレジスタ4
2に供給し、レジスタ42の内容を書き換えるようにな
っている。
【0053】このような学習回路41による動作につい
て説明する。
【0054】まず、テレビジョン受像機40は、生産工
場において、表1に示すような平均的な制御値をレジス
タ42に格納しておく。この後、テレビジョン受像機4
0がユーザーの元に届けられ、電源スイッチがオンされ
て作動状態になると、学習回路41は、カレンダー・時
計回路16からの情報信号f1を信号k3としてレジス
タ42に供給するので、レジスタ42は、情報信号f1
が示す現在の月・日・時間に対応する記憶領域から補正
値を読み出し音量制御信号g3として音量調整回路12
に供給する。これにより音量調整回路12は、予めレジ
スタ42に記憶された制御値で音量の補正を行う。
【0055】この後、音量の切換え操作が行われた場
合、学習回路41は、マイクロコンピュータ44からの
音量制御信号d1を信号k3としてレジスタ42に供給
する。レジスタ42は、現在、読み出しを行っている記
憶領域の制御値に音量制御信号d1が示す音量制御値を
加算して書換えを行う。ここで、音量調整回路12は、
マイクロコンピュータ44からの音量制御信号d1によ
り音量の切換えが行われるので、レジスタ42は、読み
出しを行う記憶領域が切り替わるまで音量制御信号g3
を書換えを行う前の制御値にしておく。このような書換
え処理を1年間続けると、レジスタ42には、ユーザー
の好み合わせた制御値が記憶され、マイクロコンピュー
タ44からの音量制御信号d1が基準値にリセットされ
るので、以降、ユーザーの好み道りの音量による音声出
力が行える。
【0056】このような発明の実施の形態によれば、図
1の発明の実施の形態と同様の効果が得られるととも
に、学習回路41による学習機能によりユーザーの好み
に適した音量による音声出力が行える。
【0057】尚、図1乃至図4の発明の実施の形態で
は、本発明の係る自動音量調整装置をテレビジョン受像
機に適用したが他の音声出力を行う機器、例えばオーデ
ィオテープレコーダや音声用の光ディスクプレーヤに適
用してもよい。また、図1乃至図4の発明の実施の形態
では、操作により音量調整情報を入力する操作入力手段
としてリモコン送信機を用いたが、テレビジョン受像機
の操作パネル等、他の操作入力手段を用いてもよい。ま
た、図1乃至図4の発明の実施の形態では、音声出力手
段にスピーカを用いたがイヤホン等、他の音声出力手段
を用いてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、使用する時期に対応し
て自動的に音量調整を行うことができるので、一度適切
な音量に設定すれば時期によって周囲の環境が変化して
も適切な音声出力を行え、ユーザーに好印象を与えると
ともに、必要以上に音量が大きく設定する必要がなく、
余分な電力を消費するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動音量調整装置の第1の実施の
形態を示すブロック図。
【図2】本発明に係る自動音量調整装置の第2の実施の
形態を示すブロック図。
【図3】図2の音量及び音質調整回路をさらに詳細に示
すブロック図。
【図4】本発明に係る自動音量調整装置の第3の実施の
形態を示すブロック図。
【図5】図4の学習回路をさらに詳細に示すブロック
図。
【図6】従来のテレビジョン受像機の音声出力系統を示
すブロック図。
【図7】図6のテレビジョン受像機の音量と音量制御信
号が示す制御値の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
10 テレビジョン受像機 12 音量調整回路 13 受信手段 14 マイクロコンピュータ 15 スピーカ 16 カレンダー・時計回路 17 レジスタ 21 リモコン送信機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声信号に対して音量調整を行い出
    力する音量調整回路と、 季節、月、日及び時刻の内少なくとも1つの時期を示す
    情報を作成して出力する時期情報出力回路と、 この時期情報出力回路からの時期を示す情報に対応して
    前記音量調整回路の音量調整量を制御する制御回路と、 を具備したことを特徴とする自動音量調整装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記時期情報出力回路
    からの時期を示す情報に対応する音量の制御値を格納
    し、前記時期情報出力回路から情報が供給された場合、
    この情報に対応する音量の制御値を読み出して前記音量
    調整回路に供給することにより、前記音量調整回路の音
    量調整量を制御するように構成し、 前記制御回路に格納した制御値を操作入力手段の操作に
    基づいて書き換える学習回路を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の自動音量調整装置。
  3. 【請求項3】 前記音質調整回路は、入力音声信号に対
    して音量調整の他に音質調整を行い、前記制御回路は、
    前記時期情報出力回路からの時期を示す情報に対応して
    前記音量調整回路の音量調整量に加えて音質調整量を制
    御するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    自動音量調整装置。
  4. 【請求項4】 入力音声信号に対して音量調整を行い出
    力する音量調整回路と、 所定の操作により音量調整の
    入力を行う操作入力手段と、 この操作入力手段の操作に基づいて前記音量調整回路の
    音量を制御する第1の制御回路と、 季節、月、日及び時刻の内少なくとも1つの時期を示す
    情報を作成して出力する時期情報出力回路と、 この時期情報出力回路からの時期を示す情報に対応する
    音量の制御値を格納しており、前記時期情報出力回路か
    ら情報が供給された場合、この情報に対応する音量の制
    御値を読み出して前記音量調整回路に供給することによ
    り、前記音量調整回路の音量調整量を制御する第2の制
    御回路と、 この第2の制御回路に格納した制御値を前記操作入力手
    段の操作に基づいて書き換える学習回路と、 を具備したことを特徴とする自動音量調整装置。
  5. 【請求項5】 入力音声信号に対して音量調整及び音質
    調整を行い出力する音量及び音質調整回路と、 季節、月、日及び時刻の内少なくとも1つの時期を示す
    情報を作成して出力する時期情報出力回路と、 この時期情報出力回路からの時期を示す情報に対応して
    前記音量調整回路の音量調整量及び音質調整量を制御す
    る制御回路と、 を具備したことを特徴とする自動音量調整装置。
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JP6720698A Pending JPH11266131A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 自動音量調整装置

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JP (1) JPH11266131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005853A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声復号装置
JP2009249949A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Shinmaywa Engineering Ltd 立体駐車設備の制御装置および制御方法

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