JPH036909A - 音量調整器と結合された音質調整器を有する自動車ラジオ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電力増幅器を介してスピーカを作動するための
、改善された自動車ラジオに関する従来技術 増幅器の線形の周波数特性は、スピーカが音声をもとの
音量で再生するように設定調整が選定されている時にだ
け、楽曲における全部の周波の歪みのない再生を保証す
る。

音量がそれよりも小さい場合は低音が後退し、音量がそ
れよりも大きい場合は低音が強調されて聞こえる。この
原因は、音量に対する耳の感受性が周波数に依存するこ
とによる。

そのＩ；め音量をより低く設定調整する場合には、もと
の音量による再生の場合の音質聴感と一致する音質聴感
を維持するために、低音の音量を増加する必要がある。

音量が比較的小さい場合は高音の強調の必要性は、低音
の場合にくらべて幾らかわずかである、何故ならばこの
場合は聴感が音量に依存するという事実にざらに聴音の
際の経験が重なるからである。小さい音は遠い距離の音
源に所属するものであり、さらに距離が大きくなると低
い音よりも高い音の方を一層強く減衰させるため、聴覚
はかすかな高音をその本来の音響聴取感覚に相応するよ
りも大きな音量に感する。

低い周波数が、場合により高い周波数も、音量調整器の
つまみ回転により自動的に強調されるようにした音質調
整回路が公知である。これらの回路は、音量調整器が増
幅度の固定された終段増幅器を制御する構成を、前提と
しているしかし最近は本来の自動車ラジオにいわゆるブ
ースタを即ち特別の電力増幅器を後置接続する構成が多
く採用されている。この電力増幅器であるブースタは自
動車所有者により、その自動車の中への組み込み用に提
供されている装置の中から、その好みに応じて選択され
る。この種のブースタが自動車ラジオの終段に後置接続
されると、音質調整器の当該設計によってはもはや聴取
に適正な再生が行なわれなくなる。

発明の解決すべき問題点 本発明の課題は上述の欠点を除去することである。

問題点を解決するための手段 この課題は請求項１の特徴部分に示されている構成組み
合わせにより解決されている。

実施例の説明 次に本発明の実施例を図面を用いて説明する自動車ラジ
オはアンテナｌを介して、チューナ２において設定され
た放送局を受信する。中間周波段であるＺＦ段３におい
て、受信された放送局の変調信号が搬送波から分離され
る。さらにこのＺＦ段に後置接続された低周波段である
ＮＦ段４の出力側において、この変調信号がスピーカ５
へ供給される。

第２図に示されている様にＮＦ段４に接続されて、音量
調整器６と音質調整器７が作動される。通常は終段増幅
器８にスピーカ５が直接接続される。この作動形式用に
音質調整器も設計されている。

前述の様に終段増幅器８とスピーカ５との間に新規にブ
ースタ９が中間接続されている。このブースタは直線的
な周波数特性を有する。このブースタはその機種に応じ
て異なる増幅度を有する、即ち終段８の出力信号に相応
する同じ入力信号は、これらのブースタにより異なる音
量で再生されるが、しかし終段だけを介しての場合より
は音量が大きい。車両の中で音響の音量が変化しないよ
うにすべき場合は、ブースタの組み込み後に、低周波段
における音量調整器６が音量低下の方向へつまみを回転
する必要がある。しかし音量調整器の小音量設定調整と
共に、低音が音質調整器７により強調される。音量調整
器をもとの音量の大きさへ設定調整する場合は、中間の
周波数領域において低音が過度に強調されてしまう。

この欠点を回避するために第２図に示されでいる回路に
おいては、ブースタ増幅器の増幅度を測定するためセン
サｌＯが接続されている。

このセンサは例えば選択スイッチとして構成することが
できる。さらに音量設定器１１が設けられており、これ
により音量が選定される。両方の量が即ちセンサｌＯの
スイッチ位置および音量設定器１１の位置は、場合によ
りそれぞれＡＤ変換器を介して、アドレスとしてメモリ
１２の中へ入力される。このメモリ１２は音量調整器６
と音質調整器７とを共通に制御するための全部のデータ
を含む。これらのデータは、センサｌＯのスイッチ位置
と音量調整器１１のスイッチ位置の相応のアドレスに配
属されているアドレスにより呼び出される、音量調整着
方よび音質調整器の位置に対するデータ対は、次に制御
装置１３へ入力されて、制御装置はその相応の設定調整
を行なわせる。

所定のデジタル値に応じた調整器の設定調整それ自体は
公知である。そのため制御装置１３の詳細については説
明は省略する。重要なことは、常に両方の調整器が相互
の依存関係の下に変化されることである。

発明の効果 本発明により、本来の自動車ラジオに種々異なるブース
タを接続しても音質調整器の調整作用により聴取に適切
な再生を行わせ得る構成が、即ち受信信号の聴取に適切
な再生を保証する構成が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車ラジオのブロック図、第２図は音量調整
器および音質調整器のブロック図を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、増幅度が任意に選定できる電力増幅器（ブースタ）
   を介してスピーカを作動するための、音量調整器と結合
   された音質調整器を有する自動車ラジオにおいて、選定
   されたブースタの増幅度に対するセンサ（１０）と、所
   望の音響再生の音量に対する設定調整器（１１）と、メ
   モリ（１２）とが設けられており、該メモリの中から、
   聴取に適正な再生に所属する、音量調整器（６）の位置
   と音質調整器（７）の位置とが、選定された電力増幅器
   （９）の増幅度と音量の設定調整とに依存して呼び出し
   可能であり、さらに前記自動車ラジオには音量調整器（
   ６）および音質調整器（７）のための制御装置（１３）
   が設けられており、該制御装置は電力増幅器の増幅度が
   または再生されるべき音響の音量が変化した場合に、前
   記の音量調整器および音質調整器を、前記メモリから呼
   び出された位置へもたらすようにしたことを特徴とする
   、音量調整器と接続された音質調整器を有する自動車ラ
   ジオ。