JPH1126520A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JPH1126520A
JPH1126520A JP19795797A JP19795797A JPH1126520A JP H1126520 A JPH1126520 A JP H1126520A JP 19795797 A JP19795797 A JP 19795797A JP 19795797 A JP19795797 A JP 19795797A JP H1126520 A JPH1126520 A JP H1126520A
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Hirokuni Akamatsu
弘邦 赤松
Tadashi Kawashima
正 川島
Tadashi Obikane
正 帯金
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットCからメインチャック19へウエハ
Wを搬送するまでにピンセット15が複数回の正逆回転
を繰り返す上に、ピンセット15がカセットCからその
反対側まで180°回転しなくてはならないため、ピン
セット15の動作範囲が広くなり、しかもウエハWのプ
リアライメント及び識別のために2箇所で光学機器が必
要であり、コスト的に高くなる。 【解決手段】 本発明のプローブ装置10は、ローダ室
11内でウエハWを搬送するピンセット15と、このピ
ンセット15でウエハWを搬送する間にウエハWを光学
的に検出してウエハWのプリアライメントを行うエッジ
検出手段17と、このエッジ検出手段17による検出の
前後いずれかにウエハWを光学的に識別するウエハ識別
機器18と、ローダ室11に隣接するプローバ室12内
でウエハWを第1撮像手段23により撮像してウエハW
のアライメントを行うアライメント手段22とを備え、
第1撮像手段23は、エッジ検出手段17及びウエハ識
別機器18を兼ねることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブ装置10は、例えば図
5、図6に示すように、カセットC内に収納されたウエ
ハWを1枚ずつ取り出して搬送するローダ室11と、こ
のローダ室11に隣接しローダ室11から搬送されたウ
エハWを検査するプローバ室12と、このプローバ室1
2及びローダ室11を制御するコントローラ13と、こ
のコントローラ13を操作する操作パネルを兼ねる表示
装置14とを備えて構成されている。
【0003】上記ローダ室11には水平方向で進退動可
能で且つθ方向に正逆回転可能なピンセット15が配設
され、このピンセット15を介してカセットC内のウエ
ハWを1枚ずつ取り出して搬送するようにしてある。ま
た、ピンセット15の回転軸の近傍には昇降可能でθ方
向に正逆回転可能なサブチャック16及びウエハWのオ
リエンテーションフラット(以下、単に「オリフラ」と
称す。)を光学的に検出するエッジ検出センサ17がそ
れぞれ配設され、ピンセット15によってウエハWを搬
送する間に、ウエハWをサブチャック16上に載置し、
サブチャック16がθ方向で回転する間にエッジ検出セ
ンサ17によりにウエハWのオリフラを検出し、オリフ
ラを基準にしてウエハWをプリアライメントするように
してある。更に、ローダ室11内にはピンセット15及
びサブチャック16を挟んでカセットCと反対側の位置
に光学的文字読取装置やバーコードリーダ等のウエハ識
別機器18が配設され、このウエハ識別機器18を介し
てウエハWの表面に設けられた文字情報やバーコード等
の識別情報を読み取り、ウエハWを管理するようにして
ある。
【0004】上記ローダ室11に隣接するプローバ室1
2にはウエハWを載置するメインチャック19が配設さ
れ、このメインチャック19は内蔵の駆動機構を介して
Z及びθ方向に移動するようになっている。また、メイ
ンチャック19はX、Yステージ20、21を介して
X、Y方向に移動するようになっている。また、プロー
バ室12内にはアライメント手段22が配設され、この
アライメント手段22を介してウエハWのアライメント
を行った後、ウエハWに形成された被検査素子(チッ
プ)とプローブカード(図示せず)のプローブ針とを接
触させて各チップの電気的特性検査を順次行うようにし
てある。尚、検査時のテスト信号は、テスタからテスト
ヘッドを介してプローブカード及びウエハWの各チップ
へ送信され、各チップについて検査を行うようにしてあ
る。
【0005】ところで、ウエハWの検査を行う時には上
述したように予めアライメント手段22を用いてメイン
チャック19上のウエハWをアライメントした後、ウエ
ハWの各チップを1個ずつ正確に検査するようにしてい
る。このアライメント手段22は、図5、図6に示すよ
うに、ウエハW等を撮像する例えばCCDカメラからな
る撮像手段23と、この撮像手段23が搭載されたアラ
イメントブリッジ24と、このアライメントブリッジ2
4をY方向に移動可能に支持する左右一対のY方向のガ
イドレール25、25と、両ガイドレール25、25に
従って往復移動させる左右一対の駆動機構例えばエアシ
リンダ(図示せず)とを備え、プローブセンタにおいて
メインチャック19に付設された例えばCCDカメラか
らなる撮像手段(図示せず)と協働してメインチャック
19上のウエハWをアライメントするようにしてある。
【0006】次に、動作について説明する。まず、ロー
ダ室11内でピンセット15が駆動してカセットC内へ
進出し、1枚のウエハWをピンセット15上に載せる
と、ピンセット15がカセットCから後退した後、時計
方向へ90°回転する。次いで、サブチャック16が駆
動してZ方向に上昇すると、サブチャック16がピンセ
ット15の二股状の切欠部を通り抜けてピンセット15
からウエハWを受け取ってサブチャック16上面に真空
吸着する。そして、サブチャック16がθ方向に正逆回
転すると、エッジ検出センサ17によりウエハWのオリ
フラを光学的に検出し、このオリフラを基準にウエハW
のプリアライメントを行う。その後、サブチャック16
がZ方向に下降し、サブチャック16からピンセット1
5へウエハWを引き渡すと、ピンセット15がウエハW
を受け取って真空吸着する。引き続いてピンセット15
が更に時計方向へ90°回転し、ウエハWに設けられた
文字等の識別記号がウエハ識別機器18の真下に達する
と、ウエハ識別機器18が識別記号を読み取り、その読
取情報をコントローラへ送信し、コントローラでは読取
情報に基づいてウエハWを識別する。その後、ピンセッ
ト15が反時計方向へ90°回転し、その先端をプロー
バ室12に向ける。
【0007】この時点で、プローバ室12内ではメイン
チャック19が移動し、ローダ室11の近傍で待機して
いる。一方、ピンセット15が駆動し、ローダ室11か
らプローバ室12へ進出すると、メインチャック19が
ピンセット15からウエハWを受け取って真空吸着す
る。これと同時にピンセット15がプローバ室12から
ローダ室11へ後退する。メインチャック19によって
ウエハWを受け取ると、アライメントブリッジ24が駆
動してプローバ室12の後端の待機位置からプローブセ
ンタまで移動して停止する。その後、メインチャック1
9がX、Y及びθ方向に移動する間に、ウエハW及びプ
ローブ針等を撮像手段によって撮像してウエハWのアラ
イメントを行う。ウエハWのアライメント動作が終了す
ると、メインチャック19がX、Y及びZ方向に移動
し、ウエハWの複数のチップについて順次電気的特性検
査を行う。検査終了後にはメインチャック19からピン
セット15へウエハWを引き渡し、ピンセット15を介
してウエハWをカセットC内の元の場所へ戻し、次い
で、次にウエハWを同一手順を繰り返して検査する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プローブ装置の場合には、ウエハWをカセットCからプ
ローバ室12内のメインチャック19へ引き渡す間に、
ピンセット15がカセットC側へ回転し、カセットCか
らウエハWを取り出した後、ピンセット15が逆方向に
90°回転し、この位置でウエハWのプリアライメント
を行った後、ピンセット15はウエハ識別機器18まで
更に90°回転し、この位置でウエハWを識別した後、
今度はピンセット15が逆方向に90°回転し、ピンセ
ット15の先端をプローバ室12へ向けるようにしてい
るため、カセットCからメインチャック19へウエハW
を搬送するまでにピンセット15が複数回の正逆回転を
繰り返す上に、ピンセット15がカセットCからその反
対側まで180°回転しなくてはならないため、ピンセ
ット15の動作範囲が広くなり、しかもエッジ検出セン
サ17及びウエハ識別機器18の2箇所の光学機器が必
要であり、コスト的に高くなるという課題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、アライメント手段の撮像手段をプリアライ
メント用及び被検査体認識用の光学機器として利用する
ことにより光学機器の設置個数を削減してコストの低減
を達成すると共に、装置を小型化して検査のスループッ
トを高めることができるプローブ装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプローブ装置は、ローダ室内で被検査体を搬送する搬
送機構と、この搬送機構で上記被検査体を搬送する間に
上記被検査体を光学的に検出して上記被検査体のプリア
ライメントを行う光学的検出手段と、この光学的検出手
段による検出の前後いずれかに上記被検査体を光学的に
識別する識別手段と、上記ローダ室に隣接するプローバ
室内で上記被検査体を撮像手段により撮像して上記被検
査体のアライメントを行うアライメント手段とを備え、
上記被検査体に形成された複数の被検査素子の検査を行
うプローブ装置において、上記撮像手段は、上記光学的
検出手段及び上記識別手段を兼ねることを特徴とするも
のである。
【0011】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
装置は、請求項1に記載の発明において、上記アライメ
ント手段は、上記撮像手段を搭載したアライメントブリ
ッジを有し、上記アライメントブリッジが上記ローダ室
と上記プローバ室の境界に沿って配置され且つ上記ロー
ダ室寄りの待機位置とプローブセンタとの間を往復移動
可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項3に記載のプローブ
装置は、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、検査後の上記被検査素子の良否を識別するマークを
付けるマーカーを上記アライメントブリッジに付設した
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に示す実施形態
に基づいて従来と同一または相当部分には同一符号を附
して本発明を説明する。本実施形態のプローブ装置10
は、図1に示すように、従来と同様に互いに隣接するロ
ーダ室11及びプローバ室12とを備えている。ローダ
室11内の正面側(図1の手前側)にはカセットCが配
置され、このカセットCは図示しない昇降機構を介して
Z方向に昇降するようになっている。カセットCの奥に
は搬送機構30が配設され、図1、図2に示すように回
転軸31を介してθ方向に略90°正逆回転するように
してある。そして、ローダ室11とプローバ室12は隔
壁(図示せず)により区画され、この隔壁に形成された
開閉可能な開口部を介してローダ室11とプローバ室1
2との間でウエハWを遣取りするようにしてある。
【0014】また、上記プローバ室12内には例えばC
CDカメラからなる第1撮像手段23を有するアライメ
ントブリッジ24が隔壁に沿って配設され、この第1撮
像手段23が従来のアライメント用のエッジ検出センサ
17及びウエハ識別用のウエハ識別機器18の役割を兼
ねている。これに伴ってアライメントブリッジ24は、
ローダ室11とプローバ室12の隔壁に沿って配置さ
れ、隔壁近傍の待機位置とプローブセンタとの間をX方
向に往復移動するようにしてある。従って、アライメン
トブリッジ24が待機している時に、ローダ室11から
プローバ室12へ引き渡されるウエハWを第1撮像手段
23を介してプリアライメントすると共にウエハWの識
別記号を読み取るようにしてある。
【0015】本実施形態で用いられる搬送機構30は、
図1〜図3に示すように、ピンセット15及びサブチャ
ック16が一体化しており、これら両者15、16が支
持板32によって支持されている。更に、支持板32は
基台33に内蔵された駆動機構を介して基台33のガイ
ドレール(図示せず)に従って図1〜図3の矢印Aで示
すように前後方向に移動するようにしてある。また、ピ
ンセット15は、支持板32の基端部に配設された駆動
機構15Aを介してサブチャック16に対して相対的に
図1、図2の矢印Bで示すように前後方向に移動するよ
うにしてある。このサブチャック16は支持板32の先
端部に配設された駆動機構16Aを介して昇降すると共
にθ方向に正逆回転するようにしてある。尚、駆動機構
15A、16Aはいずれも従来公知のものを用いること
ができ。例えば、駆動機構15Aはベルト及びプーリ機
構あるいはナット部材及びボールネジ等によって構成さ
れている。
【0016】そして、ウエハWを搬送する時には搬送機
構30は以下のように駆動する。ウエハWをカセットC
から取り出す段階では、搬送機構30が回転軸31を介
して回転し、その先端をカセットCに向けると、ピンセ
ット15が駆動機構15Aを介して進退動してカセット
C内のウエハWを1枚ずつ取り出す。また、ウエハWを
プローバ室12内のメインチャック19へ引き渡す段階
では、搬送機構30が回転軸31を介して時計方向へ9
0°回転し、その先端をプローバ室12に向ける。ウエ
ハWをプローバ室12へ引き渡す前に、図2に示すよう
に搬送機構30ではサブチャック16が上昇してピンセ
ット15からウエハWを受け取り、この状態で駆動機構
16Aを介してθ方向に正逆回転し、アライメント手段
22の第1撮像手段23を介してウエハWのプリアライ
メントを行う。更にプリアライメント後のウエハWをプ
ローバ室12内のメインチャック19へ引き渡す間に第
1撮像手段23を介してウエハWを識別するようにして
ある。尚、ピンセット15及びサブチャック16は真空
吸着機構を装備し、ウエハWをそれぞれ真空吸着し、固
定するようになっている。
【0017】上記アライメントブリッジ24は、上述の
ようにローダ室11とプローバ室12を区画する隔壁に
沿って配置されている。そして、ローダ室11側に最も
近づいた位置で待機するようにしてある。この待機位置
でアライメントブリッジ24に搭載された第1撮像手段
23を介して搬送機構30によって搬送されて来たウエ
ハWをプリアライメントし、ウエハWを識別するように
してある。搬送機構30のウエハWが第1撮像手段23
の下方に達すると、図2に示すように搬送機構30のサ
ブチャック16が上昇してピンセット15からウエハW
を受け取り、θ方向に正逆回転し、この間に第1撮像手
段23によってウエハを撮像するようにしてある。そし
て、その撮像された画像データに基づいてプリアライメ
ントを行うようにしてある。あるいは、第1撮像手段2
3の撮像画像のオリフラが表示装置14の表示画面(図
5参照)に表示された基準マークと重なる位置で停止す
るようにしてある。この動作と前後して第1撮像手段2
3によってウエハWに設けられた識別記号L(図4参
照)を撮像し、ウエハWの種類を識別するようにしてあ
る。また、第1撮像手段23は、低倍率から高倍率まで
撮像可能にしてあり、必要に応じて倍率を適宜変更する
ようにしてある。
【0018】また、上記アライメントブリッジ24のガ
イドレール25、25は、図1に一点鎖線で部分的に示
すように、待機位置からX方向に延設され、上記アライ
メントブリッジ24が待機位置とプローブセンタの間で
X方向に往復移動するようにしてある。ガイドレール2
5にはストッパ(図示せず)が配設され、アライメント
ブリッジ24をプローブセンタで止めてウエハWのアラ
イメントを行うようにしてある。また、アライメントブ
リッジ24にはマーカー40が付設され、このマーカー
40によって検査後のチップT(図4参照)のうち不良
品チップに所定のマークをマーキングし、良品チップか
ら不良品チップを識別するようにしてある。マーカー4
0としては従来公知のものを用いることができる。
【0019】また、上記メインチャック19は、従来と
同様に、Xステージ20、Yステージ21を介してX、
Y方向に移動すると共に、メインチャック19に内蔵さ
れた駆動機構によりZ、θ方向に移動するようにしてあ
る。Xステージ20は、Yステージ21上でモータ(図
示せず)で駆動するボールネジ20Bを介してガイドレ
ール20C、20Cに従ってX方向に往復移動し、Yス
テージ21は、基台上でモータ21Aで駆動するボール
ネジ21Bを介してガイドレール21C、21Cに従っ
てY方向に往復移動するようにしてある。
【0020】また、図1に示すようにメインチャック1
9周面には固定板19Aが水平方向に延設され、この固
定板19A上に高倍率と低倍率に切換可能なCCDカメ
ラからなる第2撮像手段19Bが配設され、高倍率でプ
ローブカード50の針先を拡大して撮り、低倍率でプロ
ーブカード50を広い領域で撮ってその画像を図示しな
い表示装置の表示画面に表示するようにしてある。更
に、固定板19A上には第2撮像手段19Bの光軸と直
交し、その焦点を合わせるターゲット19Cが配設さ
れ、このターゲット19Cは第2撮像手段19Bの焦点
位置に対して進退動するようにしてある。このターゲッ
ト19Cは、その金属薄膜を第2撮像手段19Bにより
画像認識することにより、その位置が第2撮像手段19
Bの合焦面となり、その金属薄膜を第1撮像手段23に
より画像認識することにより、その位置が第1撮像手段
23の合焦面となるようにしてある。
【0021】次に、動作について説明する。ウエハWの
検査に際し、ローダ室11内のカセットCからプローバ
室12内のメインチャック19へウエハWを搬送する時
には、まず搬送機構30が回転軸31を介して回転し、
その先端がカセットCの方向を向く。ピンセット15が
駆動機構15Aを介して一点鎖線で示すようにカセット
C内へ進入する。この状態でウエハWをピンセット表面
に真空吸着した後、ピンセット15がカセットCから後
退した後、時計方向へ90°回転し、プローバ室12の
方向を向く。次いで、搬送機構30のピンセット15、
サブチャック16が基台33内の駆動機構を介して基台
33上で進出し、プローバ室12内で待機中のアライメ
ントブリッジ24の下方に達する。
【0022】ウエハWがアライメントブリッジ24の下
方に達する過程でサブチャック16が駆動機構16Aを
介して上昇し、図2に示すようにサブチャック16がピ
ンセット15上のウエハWを受け取って真空吸着する。
尚、ウエハWを授受する時にはピンセット15はウエハ
Wの真空吸着を解除している。サブチャック16により
ウエハWを受け取ると、サブチャック16がθ方向に正
逆回転すると共に、アライメントブリッジ24の第1撮
像手段23が作動して回転中のウエハWを撮像する。第
1撮像手段23によりウエハWの識別記号Lを撮像し、
その文字情報等からウエハWの種類を認識する。更に、
ウエハWの回転中に、第1撮像手段23によりウエハW
を撮像し、その画像のデータによりウエハWのプリアラ
イメントを行う。引き続き、サブチャック16が駆動機
構16Aを介して下降し、ウエハWを再びピンセット1
5へ引き渡す。
【0023】ピンセット15がウエハWを受け取ると、
図3に示すようにピンセット15が駆動機構15Aを介
して更に進出してプローバ室12内のメインチャック1
9上へウエハWを引き渡す。メインチャック19がスリ
ーピンを介してウエハWを受け取った後真空吸着する
と、アライメントブリッジ24がガイドレール25、2
5に従って待機位置からプローブセンタまで進出して停
止する。これと並行してメインチャック19がプローブ
センタへ移動し、プローブセンタを基準にメインチャッ
ク19がX、Y、Z及びθ方向に移動すると共に第1、
第2撮像手段23、19B及びターゲット19Cが作動
し、ウエハWのアライメントを行う。アライメント後、
アライメントブリッジ24がプローブセンタから待機位
置へ戻る。その後、メインチャック19が駆動してウエ
ハWをインデックス送りしながらウエハWの電気的特性
検査を実施する。そして、ウエハWの良品チップと不良
品チップをそれぞれコントローラの記憶部(図示せず)
に記憶する。
【0024】検査終了後、メインチャック19がローダ
室11側へ移動してウエハWの受け渡し位置へ達する
と、これと並行して搬送機構30がプローバ室12を向
いた状態になる。そして、搬送機構30のピンセット1
5がプローバ室12内へ進出し、メインチャック19か
ら検査後のウエハWを受け取り、真空吸着する。次い
で、ピンセット15とサブチャック16が協働してウエ
ハWを回転させると共にX方向に移動する間にアライメ
ントブリッジ24に付設されたマーカー40がコントロ
ーラの制御下で駆動し、ウエハWの不良品チップをマー
キングする。マーキング後、搬送機構30が図1に示す
位置まで後退すると、反時計方向に90°回転した後、
ピンセット15が駆動機構15Aを介してカセットC内
へ進出し、検査後のウエハWを元の位置へ戻す。次い
で、ピンセット15がカセットCから後退し、再びカセ
ットC内へ進出し、次のウエハWを受け取って次の検査
を行う。その後、上述した手順で動作を繰り返してカセ
ットC内の全てのウエハWの検査を行う。
【0025】以上説明したように本実施形態によれば、
アライメントブリッジ24に搭載された第1撮像手段2
3がウエハWのプリアライメント用のエッジ検出センサ
及びウエハWの識別機器の機能を兼ね備えているため、
エッジ検出センサ及びウエハ識別機器を省略することが
でき、しかも搬送機構30の回転領域、即ちその駆動範
囲が狭くなり、カセットCからメインチャック19まで
のウエハWの搬送時間を短縮して検査のスループットを
向上させることができる。また、アライメントブリッジ
24をローダ室11とプローバ室12の境界に沿って配
置したため、光学機器の削減と相俟ってプローブ装置本
体の奥行き寸法を短くすることができ、装置本体のコン
パクト化を図ることができる。更に、本実施形態によれ
ば、アライメントブリッジ24にマーカー40を付設
し、待機位置において不良品チップをマーキングするよ
うにしたため、ウエハWのマーキングのために固有のス
ペースを設ける必要がなく、更なる装置本体のコンパク
ト化を達成することができ、しかも不良品チップのマー
キングは次のウエハWの検査中に行うことができる。
【0026】尚、本発明は上記実施形態に何等制限され
るものではなく、例えば、ピンセット15として上下2
段のピンセットを設け、一方のピンセットで検査後のウ
エハをメインチャックから受け取ると同時に他方のピン
セットでアライメント済みのウエハをメインチャックへ
引き渡すようにすることができる。勿論、搬送機構3
0、アライメントブリッジ24は必要に応じて適宜設計
変更することができることは云うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項3に記載の発
明によれば、アライメント手段の撮像手段をプリアライ
メント用及び被検査体認識用の光学機器として利用する
ことにより光学機器の設置個数を削減してコストの低減
を達成すると共に、装置を小型化して検査のスループッ
トを高めることができるプローブ装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブ装置の一実施形態を示す図
で、ローダ室及びプローバ室の内部を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す搬送機構によってウエハをプリアラ
イメントする状態を示す側面図である。
【図3】図1に示す搬送機構によってウエハをメインチ
ャックに引き渡す直前の状態を示す側面図である。
【図4】ウエハを示す平面図である。
【図5】従来のプローブ装置のプローバ室を破断して示
す斜視図である。
【図6】図5に示すプローブ装置のローダ室及びプロー
バ室の内部を示す平面図である。
【符号の説明】
11 ローダ室 12 プローバ室 15 ピンセット 16 サブチャック 17 エッジ検出センサ 18 ウエハ識別機器 19 メインチャック 23 第1撮像手段(撮像手段) 24 アライメントブリッジ 30 搬送機構 W ウエハ(被検査体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローダ室内で被検査体を搬送する搬送機
    構と、この搬送機構で上記被検査体を搬送する間に上記
    被検査体を光学的に検出して上記被検査体のプリアライ
    メントを行う光学的検出手段と、この光学的検出手段に
    よる検出の前後いずれかに上記被検査体を光学的に識別
    する識別手段と、上記ローダ室に隣接するプローバ室内
    で上記被検査体を撮像手段により撮像して上記被検査体
    のアライメントを行うアライメント手段とを備え、上記
    被検査体に形成された複数の被検査素子の検査を行うプ
    ローブ装置において、上記撮像手段は、上記光学的検出
    手段及び上記識別手段を兼ねることを特徴とするプロー
    ブ装置。
  2. 【請求項2】 上記アライメント手段は、上記撮像手段
    を搭載したアライメントブリッジを有し、上記アライメ
    ントブリッジが上記ローダ室と上記プローバ室の境界に
    沿って配置され且つ上記ローダ室寄りの待機位置とプロ
    ーブセンタとの間を往復移動可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 検査後の上記被検査素子の良否を識別す
    るマークを付けるマーカーを上記アライメントブリッジ
    に付設したことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のプローブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003068808A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Tokyo Seimitsu Co Ltd プローブ方法及びその装置
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