JP3258607B2 - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

Info

Publication number
JP3258607B2
JP3258607B2 JP23106897A JP23106897A JP3258607B2 JP 3258607 B2 JP3258607 B2 JP 3258607B2 JP 23106897 A JP23106897 A JP 23106897A JP 23106897 A JP23106897 A JP 23106897A JP 3258607 B2 JP3258607 B2 JP 3258607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
inspection
detection
package
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23106897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1164228A (ja
Inventor
綾夫 柘植
愼一 村川
国雄 芝池
直隆 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP23106897A priority Critical patent/JP3258607B2/ja
Publication of JPH1164228A publication Critical patent/JPH1164228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3258607B2 publication Critical patent/JP3258607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップサイズパッ
ケージ(CS)等の外観検査、特に半田ボールの位置、
高さの測定に好適な表面検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIパッケージの基板への組み
立て方法は、次のように行なわれている。図11に示す
ように、リード付きLSIパッケージ51は、スルーホ
ール付き基板52に、リードがスルーホールに挿入され
るように装着され、主に半田付けによって固定されてい
た。こうした、従来の組み立て方法を用いるためには、
パッケージ内の総配線長が長くなるうえ、リードの処理
の繁雑さがある。
【0003】近年では、半導体デバイスの多様化に伴
い、ピン数、サイズとも様々な要求があり、特に多ピン
化の要求に対して、図12に示すような、チップサイズ
パッケージ53(以下、CSと略称する)が開発されて
いる。
【0004】このCSパッケージ53の最大の特徴は、
接続端子列を周辺配置から面配置に変えて、ピンピッチ
を制限せずに、図9に示す半田ボール54を採用して、
多ピン化したことである。この半田ボール54のサイズ
は、直径0.2mm、ピッチ0.5〜1.0mmであ
る。CSパッケージ53は、半田ボール54の配列を遂
行するための基板を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、次世代
の実装チップとして電気特性が優れ、小型、高密度実装
が可能なCSパッケージ53は、基板としての電気コン
タクトを確保するため、接点である半田ボール54の高
さの誤差が±0.5μm〜5.0μm程度となる精度が
必要である。このため、半田ボール54を検査対象物と
して、その高さを正確、かつ高速に測定する装置が要求
されていた。
【0006】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、検査対象物の位置、高さを精度良く、高速
に測定することが可能な表面検査装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、検査対象物の
表面の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段よって
撮像された画像により検査対象物表面の突起物の位置を
算出する画像処理手段と、前記検査対象物を走査するこ
とにより前記突起物の高さに応じた信号を出力する高さ
検出手段と、前記画像処理手段によって算出された突起
物の位置に応じて、前記高さ検出手段を検査対象物表面
の突起物の位置で走査させる移動手段と、前記高さ検出
手段から出力された信号をもとにして、前記検査対象物
上の突起物の高さを算出する高さ信号処理手段とを具備
したことを特徴とする。
【0008】また、前記高さ検出手段による検出を行な
うための所定の位置に検査対象物を搬送する搬送手段
と、前記搬送手段によって搬送されている検査対象物
が、前記高さ検出手段による検出を行なうための所定の
位置に到達したことを検知する検知手段とを具備し、前
記検知手段による検知があった際に、前記搬送手段によ
る搬送を中断することを特徴とする。
【0009】また、前記検知手段によって検査対象物が
所定の位置に到達したことが検知された際に、前記搬送
手段によって搬送された検査対象物を、前記高さ検出手
段による検査位置に移動させる移動手段を具備したこと
を特徴とする。
【0010】また本発明は、検査対象物の表面画像を撮
像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画
像により検査対象物表面の突起物の位置を算出する画像
処理手段と、前記検査対象物を走査することにより前記
突起物の高さに応じた信号を出力する高さ検出手段と、
前記高さ検出手段による検出を行うための所定の位置に
検査対象物を高速に移動させる粗動位置決め手段と、前
記画像処理手段によって算出された突起物の位置に応じ
て、前記粗動位置決め手段による移動を制御する粗動位
置制御手段と、前記高さ検出手段による検出を行うため
の所定の位置に検査対象物を高精度で位置決めする微動
位置決め手段と、前記画像処理手段によって算出された
突起物の位置に応じて、前記微動位置決め手段による位
置決めを制御する微動位置制御手段と、前記高さ検出手
段から出力された信号をもとにして、前記検査対象物上
の突起物の高さを算出する高さ信号処理手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0011】また、前記微動位置決め手段は、前記高さ
検出手段によって検出される高さ方向に対して垂直な平
面内での検査対象物の位置決めを行なう平面微動位置決
め手段と、前記高さ検出手段に対する検査対象物の表面
の傾斜を調整する傾斜微動位置決め手段と、前記高さ検
出手段によって検出される高さ方向に対して検査対象物
の位置決めを行なう高さ微動位置決め手段とからなるこ
とを特徴とする。
【0012】
【0013】また、前記高さ信号処理手段によって算出
された前記検査対象物面上の突起物の高さを表す表示を
行うための表示手段を具備したことを特徴とする。ま
た、前記高さ検出手段は、検査対象物面上の突起物の高
さを検出するための検査用検出マイクロコイルと、予め
突起物の高さが測定されている参照用検査対象物面上の
突起物の高さを検出するための参照用検出マイクロコイ
ルとが設けられ、前記高さ信号処理手段は、前記検査用
検出マイクロコイルと参照用検出マイクロコイルから出
力される信号と、予め測定されている前記参照用検査対
象物面上の突起物の高さをもとにして、前記検査対象物
面上の突起物の高さを算出することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は第1実施形態に係わ
る表面検査装置の構成を示すブロック図である。図1に
示すように、第1実施形態における表面検査装置は、検
出装置1、制御装置2、及び搬送装置3によって構成さ
れている。
【0015】検出装置1は、検査対象物であるチップサ
イズパッケージ53(以下、CSと略称する)から、C
Sパッケージ53の半田ボール54の高さを測定するた
めのデータを検出するものである。
【0016】検出装置1には、光電スイッチ10、セン
サ12、CSパッケージ受枠14、CCDカメラ16、
及びガイド棒18の各種機構が設けられている。光電ス
イッチ10は、検査対象物であるチップサイズパッケー
ジ53が、搬送経路上の検査位置にあることを検出する
ためのスイッチであり、検出信号を後述する搬送装置3
の駆動を制御する制御機能に通知する。
【0017】センサ12は、検査位置にあるCSパッケ
ージ53の表面と相対しながら走査するように移動さ
れ、CSパッケージ53の半田ボール54の高さを検出
するための信号を検出して制御装置2(オッシレータ・
デュモジュレータ26)に出力する。
【0018】CSパッケージ受枠14は、センサ12に
よる走査が行われる検査位置に、CSパッケージ53が
位置するように規定するためのもので、後述する搬送装
置3のCSパッケージ押上装置32によってCSパッケ
ージ53が押し上げられることでCSパッケージ53と
圧接する。
【0019】CCDカメラ16は、検査位置にあるCS
パッケージ53に対して、センサ12による走査が行わ
れる前に表面の画像を撮像するもので、撮像した画像の
画像信号を制御装置2の画像処理装置24に出力する。
【0020】ガイド棒18は、センサ12がCSパッケ
ージ53に対して走査するように移動される際の経路方
向を規定するものである。制御装置2は、検出装置1に
よってデータを検出するための制御や、検出結果の出力
等を行なうもので、駆動装置20、センサ位置設定装置
22、表示器23、画像処理装置24、オッシレータ・
デュモジュレータ26、信号処理装置28、表示器29
が設けられている。
【0021】駆動装置20は、センサ位置設定装置22
によって設定されたセンサ位置に応じて、ガイド棒18
により規定される方向に沿って、センサ12をCSパッ
ケージ53の半田ボール54上を走査するように移動さ
せる。
【0022】センサ位置設定装置22は、画像処理装置
24による処理結果に応じて、CSパッケージ53の半
田ボール54上をセンサ12が走査するようにセンサ位
置を設定する。
【0023】表示器23は、画像処理装置24による処
理結果である、CSパッケージ53の半田ボール54の
位置を表示出力する。画像処理装置24は、検出装置1
のCCDカメラ16の制御と共に、CCDカメラ16に
よって撮像された画像をもとに、CSパッケージ53の
半田ボール54の位置を算出する。
【0024】オッシレータ・デュモジュレータ26は、
検出装置1のセンサ12によって検出された信号を、信
号処理装置28において処理できるように信号処理す
る。信号処理装置28は、オッシレータ・デュモジュレ
ータ26を介して得られたセンサ12によって検出され
た信号をもとに、CSパッケージ53の半田ボール54
の高さを検出する。
【0025】表示器29は、信号処理装置28によって
検出された半田ボール54の高さを表示出力する。搬送
装置3は、検査対象物であるCSパッケージ53を検出
装置1による検査位置に搬送するためのもので、コンベ
ア30、CSパッケージ押上装置32が設けられてい
る。
【0026】コンベア30は、図示せぬ制御機能による
搬送制御のもとで、検査の対象とする複数のCSパッケ
ージ53を、連続的に検出装置1による検査位置方向へ
搬送する。コンベア30は、CSパッケージ53が検出
装置1の光電スイッチ10によって検査位置に到達した
ことが検出され、制御機能に通知されると、CSパッケ
ージ53の搬送を停止する。
【0027】CSパッケージ押上装置32は、図示せぬ
制御機能による搬送制御のもとで、CSパッケージ53
を検出装置1による検査位置に移動させるもので、コン
ベア30を搬送されたCSパッケージ53を、チャック
34によって挟み込んでコンベア30上から検出装置1
のCSパッケージ受枠14(検査位置)にまで押し上
げ、検出装置1による処理が完了した後にコンベア30
上に戻す。CSパッケージ押上装置32は、検出装置1
による検査位置に合わせて設置され、コンベア30によ
るCSパッケージ53の搬送が停止された際に、コンベ
ア30上にあるCSパッケージ53を押し上げること
で、検出装置1のCSパッケージ受枠14にCSパッケ
ージ53を圧接させ、検査位置に固定させることができ
る。
【0028】図2には、搬送装置3の概略平面図を示し
ている。図2に示すように、CSパッケージ押上装置3
2は、コンベア30によるCSパッケージ53の搬送経
路を挟んで設けられ、コンベア30上のCSパッケージ
53を両側から挟み込むことができる。
【0029】図3には、センサ12の詳細な構成を示す
断面図を示している。図3に示すセンサ12は、相互誘
導型マイクロコイルによって構成された例を示してい
る。図3に示すように、センサ12は、励磁コイル40
を挟んで、検査用検出マイクロコイルアレイ42、参照
用検出マイクロコイルアレイ44が設けられている。ま
た、参照用検出マイクロコイルアレイ44の近傍には、
参照用CSパッケージ46が設けられている。
【0030】参照用検出マイクロコイルアレイ44と参
照用CSパッケージ46とは、参照用検出マイクロコイ
ルアレイ44のコイル面と参照用CSパッケージ46の
半田ボールの頂点との特定の距離L1に設定されてい
る。距離L1は、検査用検出マイクロコイルアレイ42
によってCSパッケージ53の半田ボール54の高さを
測定する際の基準となる。
【0031】次に、第1実施形態における表面検査装置
の動作について説明する。検査対象とするCSパッケー
ジ53は、搬送装置3のコンベア30によって、検出装
置1による検査位置の方向へ順次搬送される。コンベア
30で搬送されたCSパッケージ53が検出装置1の下
方位置に進入すると、光電スイッチ10によって先端部
が到達したことが検知される。
【0032】続いて、CSパッケージ53が搬送されて
CSパッケージ受枠14の真下に到達し、後端部が光電
スイッチ10によって検知されると、搬送装置3の制御
機能に通知されて、コンベア30による搬送が停止され
る。
【0033】コンベア30によるCSパッケージ53の
搬送が停止されると、コンベア30上のCSパッケージ
53は、CSパッケージ押上装置32により検出装置1
による検査位置へ押し上げられる。すなわち、CSパッ
ケージ53は、チャック34によって挟み込まれて、上
方へ押し上げられることで、検出装置1のCSパッケー
ジ受枠14に圧接される。CSパッケージ受枠14で
は、CSパッケージ53の周辺の肩部(上面と側面とに
よる角部)が保持され、CSパッケージ53が検査位置
で安定する。
【0034】CSパッケージ53がCSパッケージ受枠
14に圧接され、検査位置に保持されると、画像処理装
置24の制御のもとでCCDカメラ16により、CSパ
ッケージ53の上面、すなわち半田ボール54が設けら
れた面が撮像される。
【0035】図4には、CCDカメラ16によって撮像
されたCSパッケージ53の上面の画像の一例を示して
いる。画像処理装置24は、図4に示すように撮像され
た画像をもとにして、半田ボール54の各ボールの位置
として頂点Tを求める。画像処理装置24は、算出した
半田ボール54の頂点Tの位置をセンサ位置設定装置2
2に通知する。また、表示器23は、画像処理装置24
によって算出された、CSパッケージ53の半田ボール
54の位置を表す表示を出力する。このように、センサ
12の走査位置が画像処理によって求められるので、C
Sパッケージ53の半田ボール54の高さの測定処理を
高速化することができる。
【0036】センサ位置設定装置22は、画像処理装置
24によって算出された半田ボール54の頂点Tの位置
に応じて、CSパッケージ53に対してセンサ12が半
田ボール54上を走査する位置を設定する。センサ位置
設定装置22は、設定したセンサ位置に応じて、駆動装
置20によってセンサ12を移動させ、検査位置にある
CSパッケージ53を走査させる。
【0037】CSパッケージ受枠14の上方には、図5
に示すように、ガイド棒18が設置されている。ガイド
棒18は、検査位置にCSパッケージ53が保持された
状態で、半田ボール54の配列方向と平行となるように
設置されている。
【0038】駆動装置20によって駆動されるCCDカ
メラ16は、ガイド棒18上で摺動される。従って、セ
ンサ12は、検査位置にあるCSパッケージ53の表面
と相対しながら走査するように移動され、CSパッケー
ジ53の半田ボール54の高さを検出するための信号を
検出することができる。
【0039】第1実施形態における表面検査装置のセン
サ12は、図3に示すように、検査用検出マイクロコイ
ルアレイ42と参照用検出マイクロコイルアレイ44と
から成っており、参照用検出マイクロコイルアレイ44
のコイル面と参照用CSパッケージ46の半田ボールの
頂点との距離L1が一定となるように保持されている。
【0040】CSパッケージ53を走査することによっ
て、検査用検出マイクロコイルアレイ42によって測定
される信号は、オッシレータ・デュモジュレータ26を
介して信号処理装置28に入力される。
【0041】センサ12によって検出された信号の信号
波形Sは、例えば図6のようになる。図6に示すよう
に、信号波形Sは、半田ボール54の配列に応じて、各
半田ボールの頂点Tに対応する位置での信号レベルにピ
ークが現れるようになる。すなわち、半田ボールの頂点
Tの高さに応じた信号レベルが得られる。
【0042】信号処理装置28は、オッシレータ・デュ
モジュレータ26を介して得られた信号から、参照用検
出マイクロコイルアレイ44によって参照用CSパッケ
ージ46をもとに得られる距離L1での信号レベルを基
準として、半田ボール54の高さを求める。すなわち、
距離L1で検出される信号レベルでの半田ボールの高さ
が予め分かっているので、実際に検出された信号レベル
から距離L2が算出でき、半田ボールの高さを正確に求
めることができる。また、表示器29は、信号処理装置
28によって求められたCSパッケージ53の半田ボー
ル54の高さを表す表示を出力する。
【0043】なお、センサ12の検査用検出マイクロコ
イルアレイ42、参照用検出マイクロコイルアレイ44
のコイルのピッチを狭くすることにより、CSパッケー
ジ53の位置がずれていたとしても、何れかのコイルに
よって半田ボール54の頂点を検出することができる。
従って、あらゆる形状のCSパッケージ53の半田ボー
ル54の高さを測定することができる。
【0044】また、前述したセンサ12は、複数のマイ
クロコイルが所定の方向に配列された構成を持つ検査用
検出マイクロコイルアレイ42を用い、図5に示すよう
に、ガイド棒18に従って所定の1方向に移動されるも
のとしているが、図7に示すように、単独マイクロコイ
ル42aを用いて、半田ボール54の配列に応じて順次
走査するようにしても良い。
【0045】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図8は第2実施形態に係わる表面検査装置の構成
を示すブロック図である。図8に示すように、第2実施
形態における表面検査装置は、検出装置61、制御装置
62、及び搬送系によって構成されている。なお、搬送
系には、検査部63、搬入装置64、搬出装置66、ロ
ーダ67、アンローダ68、及び図示せぬ制御機能が含
まれている。
【0046】検出装置61は、検査対象物であるチップ
サイズパッケージ53(CSパッケージ53)から、C
Sパッケージ53の半田ボール54の高さを測定するた
めのデータを検出するものである。
【0047】検出装置61には、レーザフォーカス変位
計70、CCDカメラ72が設けられている。レーザフ
ォーカス変位計70は、レーザ光を利用して、レーザ光
の照射先に位置する、検査対象物であるCSパッケージ
53の半田ボール54の高さを測定するものである。第
2実施形態におけるレーザフォーカス変位計70は、例
えば測定範囲が±0.3mm、分解能が0.1μmの能
力を有しているものとする。
【0048】CCDカメラ72は、検査位置にあるCS
パッケージ53に対して、レーザフォーカス変位計70
による半田ボール54の高さの測定が行われる前に表面
の画像を撮像するもので、撮像した画像の画像信号を制
御装置62の画像処理装置94に出力する。
【0049】制御装置62は、検出装置61によってデ
ータを検出するための制御や、検出結果の出力等を行な
うもので、コントローラ90、波形モニタ91、微動テ
ーブル制御装置92、粗動ステージ制御装置93、画像
処理装置94、及び表示器95が設けられている。
【0050】コントローラ90は、レーザフォーカス変
位計70による半田ボール54の高さの測定を制御する
もので、レーザフォーカス変位計70によって得られる
測定結果を波形モニタ91において出力させる。
【0051】波形モニタ91は、コントローラ90の制
御のもとで、レーザフォーカス変位計70により測定さ
れたCSパッケージ53の半田ボール54の高さを表す
信号波形を出力する。
【0052】微動テーブル制御装置92は、画像処理装
置94によって算出されるCSパッケージ53の半田ボ
ール54の位置に基づいて、搬送系の検査部63におけ
る高さ傾斜微動テーブル78、及びXY回転微動テーブ
ル80によるCSパッケージ53の位置決めを制御す
る。微動テーブル制御装置92による位置決めは、レー
ザフォーカス変位計70の性能に応じた高精度で行われ
る。
【0053】粗動ステージ制御装置93は、搬送系の検
査部63における粗動ステージ74によるCSパッケー
ジ53の移動を、レーザフォーカス変位計70による検
査位置まで高速に行なうように制御するもので、粗動用
モータ75,76に対する駆動制御によって行なう。
【0054】画像処理装置94は、検出装置61のCC
Dカメラ72の制御と共に、CCDカメラ72によって
撮像された画像をもとに、CSパッケージ53の半田ボ
ール54の位置を算出する。
【0055】表示器95は、画像処理装置24による処
理結果である、CSパッケージ53の半田ボール54の
位置を表示出力する。搬送系には、検査部63、搬入装
置64、搬出装置66、ローダ67、アンローダ68が
設けられている。
【0056】検査部63は、検査対象とするCSパッケ
ージ53を、検出装置61による検査位置に移動させる
ものである。詳細な構成については後述する。搬入装置
64は、図示せぬ搬送機能によって動作が制御されるも
ので、検査対象とするCSパッケージ53をマガジン5
6の単位で複数まとめて搬送する。搬入装置64は、所
定の位置までマガジン56を搬送すると、CSパッケー
ジ53を検査部63に移動させるために一時停止する。
CSパッケージ53は、それぞれセル58に乗せられた
状態で搬送される。この時、CSパッケージ53の半田
ボール54が上面側にあるようにセル58に乗せられて
いる。
【0057】搬出装置66は、図示せぬ搬送機能によっ
て動作が制御されるもので、検査部63において検査済
みのCSパッケージ53をマガジン56の単位で複数ま
とめて搬送する。
【0058】ローダ67は、図示せぬ搬送機能によって
動作が制御されるもので、搬入装置64によって所定の
位置まで搬送されたマガジン56から、検査対象とする
1個のCSパッケージ53を取り上げ、検査部63上に
移動し、検査部63の搬入位置(A)にある固定枠82
上にCSパッケージ53を乗せる。ローダ67は、マガ
ジン56の各CSパッケージ53について、1個のCS
パッケージ53に対する検査が終了する毎に前述した動
作を繰り返し行なう。
【0059】アンローダ68は、図示せぬ搬送機能によ
って動作が制御されるもので、検査部63において検査
が終了した、搬出位置(C)にある固定枠82から検査
済みのCSパッケージ53を取り上げ、搬出装置66上
に移動し、搬出装置66上のマガジン56に乗せる。た
だし、アンローダ68は、検査されたCSパッケージ5
3の半田ボール54の高さに基づく、合格品あるいは不
合格品の判別に応じて選別して搬出する。
【0060】検査部63には、図8に示すように、粗動
ステージ74、粗動用モータ75,76、スクリューね
じ77a,77b、高さ傾斜微動テーブル78、XY回
転微動テーブル80、固定枠82が設けられている。
【0061】粗動ステージ74は、高さ傾斜微動テーブ
ル78、XY回転微動テーブル80、及び固定枠82
(CSパッケージ53が載置される)を乗せて、検出装
置61による検査位置に移動させるためのものである。
【0062】粗動用モータ75,76は、粗動ステージ
制御装置93の制御のもとで、粗動ステージ74を検出
装置61による検査位置に移動させるための駆動力を発
生させる。粗動用モータ76は、スクリューねじ77a
を回転駆動させることで、スクリューねじ77aと係合
されている粗動ステージ74を、スクリューねじ77a
の軸方向に移動させる。また、粗動用モータ75は、ス
クリューねじ77aと垂直方向に配置されたスクリュー
ねじ77bを回転駆動させることで、スクリューねじ7
7bと係合されている、粗動ステージ74、粗動用モー
タ76、及びスクリューねじ77aが取り付けられたス
テージを、スクリューねじ77bの軸方向に移動させ
る。粗動用モータ75,76は、粗動ステージ74を、
検出装置61による検査位置まで高速に移動させるため
に使用される。
【0063】高さ傾斜微動テーブル78は、固定枠8
2、XY回転微動テーブル80を乗せて粗動ステージ7
4上に設けられたもので、微動テーブル制御装置92の
制御のもとで、検出装置61のレーザフォーカス変位計
70に対して、固定枠82に載置されるCSパッケージ
53の検査面が水平、かつ半田ボール54の高さが検査
範囲内に入るように、高さ、及び傾斜を高精度に調整す
るためのテーブルである。
【0064】XY回転微動テーブル80は、固定枠82
を乗せて高さ傾斜微動テーブル78上に設けられたもの
で、微動テーブル制御装置92の制御のもとで、検出装
置61のレーザフォーカス変位計70に対して、固定枠
82に載置されるCSパッケージ53の検査面が水平、
かつ半田ボール54の高さが検査範囲内に入るように、
X方向、Y方向(X方向とY方向とは互いに垂直に交差
する方向とする)、回転位置を高精度に調整するための
テーブルである。
【0065】固定枠82は、XY回転微動テーブル80
上に設けられたもので、検査対象としてローダ67によ
って搬送されたCSパッケージ53を保持する。次に、
第2実施形態における表面検査装置の動作について説明
する。
【0066】検査対象とするマガジン56は、搬入装置
64によって所定の方向へ順次搬送される。搬送された
マガジン56が所定の位置に到達すると、制御機能によ
って搬入装置64による搬送が一時停止される。
【0067】また、制御機能によってローダ67が駆動
されて、搬入装置64上のマガジン56から1個のCS
パッケージ53が取り出され、検査部63の方向に搬送
され、検査部63の搬入位置(A)にある固定枠82上
に載置される。
【0068】検査対象とするCSパッケージ53が固定
枠82上に載置されると、制御装置62の粗動ステージ
制御装置93は、粗動用モータ75,76を回転駆動さ
せて、粗動ステージ74を検出装置61の下方に位置す
る検査位置(B)へ高速に移動させる。
【0069】さらに、微動テーブル制御装置92は、高
さ傾斜微動テーブル78、XY回転微動テーブル80を
制御して、固定枠82上に載置されたCSパッケージ5
3が、レーザフォーカス変位計70に対して、半田ボー
ル54が設けられている検査面が平行、かつ高さ方向で
検査範囲内に入るように高精度に位置決めがなされる。
【0070】CSパッケージ53が検査部63において
所定の位置に位置決めされると、画像処理装置94の制
御のもとでCCDカメラ72により、CSパッケージ5
3の上面、すなわち半田ボール54が設けられた面が撮
像される。
【0071】図4には、CCDカメラ72によって撮像
されたCSパッケージ53の上面の画像の一例を示して
いる(第1実施形態と同じ)。画像処理装置94は、図
4に示すように撮像された画像をもとにして、半田ボー
ル54の各ボールの位置として頂点Tを求める。画像処
理装置94は、算出した半田ボール54の頂点Tの位置
を微動テーブル制御装置92に通知する。また、表示器
95は、画像処理装置94によって算出された、CSパ
ッケージ53の半田ボール54の位置を表す表示を出力
する。このように、レーザフォーカス変位計70による
半田ボール54の高さの測定位置が画像処理によって求
められるので、CSパッケージ53の半田ボール54の
高さの測定処理を高速化することができる。
【0072】微動テーブル制御装置92は、画像処理装
置94によって算出された半田ボール54の頂点Tの位
置に応じて、粗動ステージ制御装置93により粗動用モ
ータ75,76を駆動させて、粗動ステージ74の位置
決め制度範囲で位置決めを行なう。
【0073】さらに、微動テーブル制御装置92は、半
田ボール54の頂点Tの位置がレーザフォーカス変位計
70から照射されるレーザ光の照射位置が一致するよう
に、高さ傾斜微動テーブル78あるいはXY回転微動テ
ーブル80(または両方)を駆動して、CSパッケージ
53の位置を高精度に調整する。
【0074】なお、CSパッケージ53に設けられた複
数の半田ボール54に対して、微動テーブル制御装置9
2は、図9に示すような測定方向に従って、測定が行わ
れるように位置決めを制御するものとする。
【0075】コントローラ90は、微動テーブル制御装
置92によって高精度の位置決めがなされたCSパッケ
ージ53に対して、レーザフォーカス変位計70によっ
てレーザ光を照射させることで、レーザフォーカス変位
計70と半田ボール54との距離に基づく信号を発生さ
せる。
【0076】レーザフォーカス変位計70を用いて発生
された信号の信号波形Sは、例えば図10のようにな
る。図10に示すように、信号波形Sは、半田ボール5
4の配列に応じて、各半田ボールの頂点Tに対応する位
置での信号レベルにピークが現れるようになる。すなわ
ち、半田ボールの頂点Tの高さに応じた信号レベルが得
られる。
【0077】コントローラ90は、検出された信号か
ら、予め規定されている基準点からの距離L1に基づい
て、各々の半田ボール54の高さを求める。また、波形
モニタ91は、コントローラ90の制御のもとで、CS
パッケージ53の半田ボール54の高さを表す表示を出
力する。
【0078】以下、同様にして、画像処理装置94によ
って検査対象のCSパッケージ53の撮影画像から算出
された半田ボール54の位置をもとに、図9に示す測定
方向に従って、粗動ステージ制御装置93の制御のもと
で粗動ステージ74の位置決めを高速に行ない、さらに
微動テーブル制御装置92の制御のもとで、高さ傾斜微
動テーブル78及びXY回転微動テーブル80によるレ
ーザフォーカス変位計70の能力に応じた高精度な位置
決めを行なって、前述のようにして半田ボール54の高
さの測定を行なう。
【0079】こうして、検査部63の検査位置(B)に
おける検査が完了すると、粗動ステージ制御装置93に
よって粗動用モータ75,76が駆動されて、粗動ステ
ージ74が搬出位置(C)に移動される。
【0080】なお、半田ボール54の高さが測定された
CSパッケージ53は、測定結果に基づいて、合格品と
不合格品とに分類される。搬出位置(C)に移動された
粗動ステージ74上の固定枠82に載置されたCSパッ
ケージ53は、アンローダ68によって持ち上げられ、
搬出装置66の方向に移動され、搬出装置66上のマガ
ジン56に載置される。この際、搬送機能の制御のもと
で、検査済みのCSパッケージ53は、合格品と不合格
品とに選別されて搬出される。
【0081】このようにして、第2実施形態における表
面検査装置では、粗動ステージ74と、高さ傾斜微動テ
ーブル78及びXY回転微動テーブル80とを使い分け
て、検査対象とするCSパッケージ53を検査位置に移
動させることができる。
【0082】すなわち、一般に、高速に移動できるステ
ージでは位置決め精度が悪く、また高精度に位置決めで
きるステージでは移動速度が遅いという特性に対して、
第2実施形態では、高精度位置決めを高速に行なうた
め、まず粗動ステージ74で目標の検査位置へ粗動ステ
ージ74の位置決め精度範囲で高速に移動させ、次に高
さ傾斜微動テーブル78及びXY回転微動テーブル80
によって高精度に目標の検査位置へ位置決めできるよう
になっている。
【0083】このような制御をすることにより、検査対
象物であるCSパッケージ53の検査位置への位置決め
を、高速かつ高精度に行なうことができ、半田ボール5
4の位置や高さを精度良く、高速に測定できるようにな
る。
【0084】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、検
査対象物の表面の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像
手段によって撮像された画像により検査対象物表面の突
起物の位置を算出する画像処理手段と、前記検査対象物
面上の突起物の高さを検出する高さ検出手段と、前記画
像処理手段によって算出された突起物の位置に応じて、
前記高さ検出手段を検査対象物表面の突起物の位置へ移
動させる移動手段とを具備したことにより、画像処理に
よって検査対象物面上の突起物の位置、及び高さ検出手
段による検出を行なうための位置決めがされるので、高
速な処理が可能となる。
【0085】また、前記高さ検出手段による検出を行な
うための所定の位置に検査対象物を搬送する搬送手段
と、前記搬送手段によって搬送されている検査対象物
が、前記高さ検出手段による検出を行なうための所定の
位置に到達したことを検知する検知手段とを具備し、前
記検知手段による検知があった際に、前記搬送手段によ
る搬送を中断することにより、連続的に複数の検査対象
物を検査対象として供給することができる。
【0086】また、前記検知手段によって検査対象物が
所定の位置に到達したことが検知された際に、前記搬送
手段によって搬送された検査対象物を、前記高さ検出手
段による検査位置に移動させる移動手段を具備したこと
により、連続的に複数の検査対象物を検査対象とした際
に、それぞれが確実に検査位置に移動されるので、正確
な測定が可能となる。
【0087】また、検査対象物の表面の画像を撮像する
撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像によ
り検査対象物表面の突起物の位置を算出する画像処理手
段と、前記検査対象物面上の突起物の高さを検出する高
さ検出手段と、前記高さ検出手段による検出を行なうた
めの所定の位置に検査対象物を高速に移動させる粗動位
置決め手段と、前記画像処理手段によって算出された突
起物の位置に応じて、前記粗動位置決め手段による移動
を制御する粗動位置制御手段と、前記高さ検出手段によ
る検出を行なうための所定の位置に検査対象物を高精度
で位置決めする微動位置決め手段と、前記画像処理手段
によって算出された突起物の位置に応じて、前記微動位
置決め手段による位置決めを制御する微動位置制御手段
とを具備したので、検査対象物を高速、かつ高精度に位
置決めすることができるので、検査対象物の位置、高さ
を精度良く、高速に測定することが可能となる。
【0088】また、前記微動位置決め手段は、前記高さ
検出手段によって検出される高さ方向に対して垂直な平
面内での検査対象物の位置決めを行なう平面微動位置決
め手段と、前記高さ検出手段に対する検査対象物の表面
の傾斜を調整する傾斜微動位置決め手段と、前記高さ検
出手段によって検出される高さ方向に対して検査対象物
の位置決めを行なう高さ微動位置決め手段とからなるの
で、検査対象物を高精度に検査対象位置に位置決めする
ことができる。
【0089】また、前記高さ検出手段が前記検査対象物
面上の突起物の高さに応じた信号を出力するものであっ
て、前記高さ検出手段から出力された信号をもとにし
て、前記検査対象物面上の突起物の高さを算出する高さ
信号処理手段を具備したことを特徴とする。
【0090】また、前記高さ信号処理手段によって算出
された前記検査対象物面上の突起物の高さを表す表示を
行なうための表示手段を具備したことを特徴とする。ま
た、前記高さ検出手段は、検査対象物面上の突起物の高
さを検出するための検査用検出マイクロコイルと、予め
突起物の高さが測定されている参照用検査対象物面上の
突起物の高さを検出するための参照用検出マイクロコイ
ルとが設けられ、前記高さ信号処理は、前記検査用検出
マイクロコイルと参照用検出マイクロコイルから出力さ
れる信号と、予め測定されている前記参照用検査対象物
面上の突起物の高さをもとにして、前記検査対象物面上
の突起物の高さを算出することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる表面検査装置の
構成を示すブロック図。
【図2】図1中に示す搬送装置3の概略構成を示す平面
図を示す図。
【図3】図1中に示すセンサ12の詳細な構成を示す断
面図。
【図4】第1実施形態におけるCCDカメラ16によっ
て撮像されたCSパッケージ53の上面の画像の一例を
示す図。
【図5】図1中に示すCSパッケージ受枠14の上方に
設けられたガイド棒18の設置状況を示す図。
【図6】図1中に示すセンサ12によって検出された信
号の信号波形Sの一例を示す図。
【図7】単独マイクロコイル42aを用いた場合のCS
パッケージ53の半田ボール54に対する走査方向を説
明するための図。
【図8】本発明の第2実施形態に係わる表面検査装置の
構成を示すブロック図。
【図9】図8に示す検査部63によって移動制御される
CSパッケージ53の半田ボール54の測定方向を説明
するための図。
【図10】図8中に示すレーザフォーカス変位計70に
よって検出された信号の信号波形Sの一例を示す図。
【図11】従来のLSIパッケージを示す図。
【図12】チップサイズパッケージの一例を示す図。
【符号の説明】
1 検出装置 2 制御装置 3 搬送装置 10 光電スイッチ 12 センサ 14 CSパッケージ受枠 16 CCDカメラ 18 ガイド棒 20 駆動装置 22 センサ位置設定装置 23,29 表示器 24 画像処理装置 28 信号処理装置 30 コンベア 32 CSパッケージ押上装置 42 検査用検出マイクロコイルアレイ 44 参照用検出マイクロコイルアレイ 64 搬入装置 66 搬出装置 67 ローダ 68 アンローダ 70 レーザフォーカス変位計 74 粗動ステージ 78 高さ傾斜微動テーブル 80 XY回転微動テーブル 82 固定枠 90 コントローラ 91 波形モニタ 92 微動テーブル制御装置 93 粗動ステージ制御装置 94 画像処理装置
フロントページの続き (72)発明者 小松 直隆 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (56)参考文献 特開 平8−14848(JP,A) 特開 平4−261718(JP,A) 特開 平3−110494(JP,A) 特開 昭61−220256(JP,A) 特開 平8−159721(JP,A) 特開 平3−257354(JP,A) 特開 平4−216443(JP,A) 実開 昭62−103256(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/88 - 21/956 G01B 11/00 - 11/22 H01L 21/66 H05K 3/34 512

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物の表面の画像を撮像する撮像
    手段と、 前記撮像手段よって撮像された画像により検査対象物表
    面の突起物の位置を算出する画像処理手段と、 前記検査対象物を走査することにより前記突起物の高さ
    に応じた信号を出力する高さ検出手段と、 前記画像処理手段によって算出された突起物の位置に応
    じて、前記高さ検出手段を検査対象物表面の突起物の位
    置で走査させる移動手段と、 前記高さ検出手段から出力された信号をもとにして、前
    記検査対象物上の突起物の高さを算出する高さ信号処理
    手段とを具備したことを特徴とする表面検査装置。
  2. 【請求項2】 前記高さ検出手段による検出を行なうた
    めの所定の位置に検査対象物を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送されている検査対象物が、前
    記高さ検出手段による検出を行なうための所定の位置に
    到達したことを検知する検知手段とを具備し、 前記検知手段による検知があった際に、前記搬送手段に
    よる搬送を中断することを特徴とする請求項1記載の表
    面検査装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段によって検査対象物が所定
    の位置に到達したことが検知された際に、前記搬送手段
    によって搬送された検査対象物を、前記高さ検出手段に
    よる検査位置に移動させる移動手段を具備したことを特
    徴とする請求項2記載の表面検査装置。
  4. 【請求項4】 検査対象物の表面画像を撮像する撮像手
    段と、 前記撮像手段によって撮像された画像により検査対象物
    表面の突起物の位置を算出する画像処理手段と、前記検査対象物を走査することにより前記突起物の高さ
    に応じた信号を出力する高さ検出手段と、 前記高さ検出手段による検出を行うための所定の位置に
    検査対象物を高速に移動させる粗動位置決め手段と、 前記画像処理手段によって算出された突起物の位置に応
    じて、前記粗動位置決め手段による移動を制御する粗動
    位置制御手段と、 前記高さ検出手段による検出を行うための所定の位置に
    検査対象物を高精度で位置決めする微動位置決め手段
    と、 前記画像処理手段によって算出された突起物の位置に応
    じて、前記微動位置決め手段による位置決めを制御する
    微動位置制御手段と、前記高さ検出手段から出力された信号をもとにして、前
    記検査対象物上の突起物の高さを算出する高さ信号処理
    手段と を具備したことを特徴とする表面検査装置。
  5. 【請求項5】 前記微動位置決め手段は、 前記高さ検出手段によって検出される高さ方向に対して
    垂直な平面内での検査対象物の位置決めを行う平面微動
    位置決め手段と、 前記高さ検出手段に対する検査対象物の表面の傾斜を調
    整する傾斜微動位置決め手段と、 前記高さ検出手段によって検出される高さ方向に対して
    検査対象物の位置決めを行なう高さ微動位置決め手段と
    からなることを特徴とする請求項4記載の表面検査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記高さ信号処理手段によって算出され
    た前記検査対象物面上の突起物の高さを表す表示を行う
    ための表示手段を具備したことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項4記載の表面検査装置。
  7. 【請求項7】 前記高さ検出手段は、 検査対象物面上の突起物の高さを検出するための検査用
    検出マイクロコイルと、予め突起物の高さが測定されて
    いる参照用検査対象物面上の突起物の高さを検出するた
    めの参照用検出マイクロコイルとが設けられ、 前記高さ信号処理手段は、 前記検査用検出マイクロコイルと参照用検出マイクロコ
    イルから出力される信号と、予め測定されている前記参
    照用検査対象物面上の突起物の高さをもとにして、前記
    検査対象物面上の突起物の高さを算出することを特徴と
    する請求項1または請求項4記載の表面検査装置。
JP23106897A 1997-08-27 1997-08-27 表面検査装置 Expired - Fee Related JP3258607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23106897A JP3258607B2 (ja) 1997-08-27 1997-08-27 表面検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23106897A JP3258607B2 (ja) 1997-08-27 1997-08-27 表面検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1164228A JPH1164228A (ja) 1999-03-05
JP3258607B2 true JP3258607B2 (ja) 2002-02-18

Family

ID=16917792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23106897A Expired - Fee Related JP3258607B2 (ja) 1997-08-27 1997-08-27 表面検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3258607B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100566118B1 (ko) * 2005-10-18 2006-03-30 주식회사 태웅 대형 선형링 제조방법
JP2008196902A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Honda Motor Co Ltd 測定システムおよび測定方法
DE102013006994A1 (de) * 2013-04-19 2014-10-23 Carl Zeiss Microscopy Gmbh Digitalmikroskop und Verfahren zur Optimierung des Arbeitsablaufes in einem Digitalmikroskop
CN113340276B (zh) * 2021-06-03 2023-05-02 深圳市博扬智能装备有限公司 用于半导体模块封装的视觉检测设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1164228A (ja) 1999-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100318875B1 (ko) 전자부품실장장치
US6538244B1 (en) Pick and place machine with improved vision system including a linescan sensor
US6606788B1 (en) Component recognizing method and apparatus
US6610991B1 (en) Electronics assembly apparatus with stereo vision linescan sensor
EP0823037B1 (en) Method and system for triangulation-based 3-d imaging utilizing an angled scanning beam of radiant energy
US5956134A (en) Inspection system and method for leads of semiconductor devices
US6671397B1 (en) Measurement system having a camera with a lens and a separate sensor
JPH09505886A (ja) グリッドアレイ検査システム及び方法
WO2007129733A1 (ja) 撮像位置補正方法、撮像方法、及び基板撮像装置
KR100805873B1 (ko) Lcd 패널의 자동 압흔검사장치
JP3258607B2 (ja) 表面検査装置
CN116438447A (zh) 外观检查装置及方法
US8275188B2 (en) System and method for inspecting chips in a tray
CN1102239C (zh) 自动操纵装置和利用它测量器件的方法
JP3926347B2 (ja) 電子部品実装装置
JPH1051195A (ja) 電子部品実装装置
JPH08327658A (ja) 基板検査装置
JP3264428B2 (ja) プローブ装置
JP2000088762A (ja) 外観検査装置
EP1014438A2 (en) A measurement system
KR102430827B1 (ko) 다이 본딩 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
JPH0329335A (ja) 半導体チッププローバ
TWI449119B (zh) Circuit board placement method
JPH03141657A (ja) 検査装置
JPH04285802A (ja) 外観検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011106

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees