JPH11264649A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH11264649A
JPH11264649A JP6985098A JP6985098A JPH11264649A JP H11264649 A JPH11264649 A JP H11264649A JP 6985098 A JP6985098 A JP 6985098A JP 6985098 A JP6985098 A JP 6985098A JP H11264649 A JPH11264649 A JP H11264649A
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JP
Japan
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heat insulator
refrigerator
drain
rib
plate
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP6985098A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Matsumoto
直規 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 庫内の仕切体前面に零した水等を仕切体内に
設けた排水溝から還流ダクトを通して蒸発皿へ排水し、
ホットパイプへの水等の侵入を防ぎ、ホットパイプの腐
食を防止することができる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 断熱体12の上下両面に被せる前方にリブ
8を備え、同リブ8を断熱体12の凹部12a に嵌入される
上下板体と、断熱体12の前面に被せる前板14とからなる
仕切体を設けて冷凍室と冷蔵室に区画し、前板14と断熱
体12との間にホットパイプ15を配置し、同冷凍室5の背
後の蒸発器より流下する除霜水を樋部18に集め、排水管
20を通して蒸発皿へ排水し、冷凍室5の冷気を断熱体12
に形成された還流ダクト12c を通して蒸発器に戻してな
る冷蔵庫において、断熱体12の上板体9のリブ8前面に
堰21を設け、凹部12aから還流ダクト12c に連通する排
水溝22を設け、上板体9に零した水等を排水溝22から、
樋部18を経由し排水管20より蒸発皿へ排水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係り、さら
に詳しくは、庫内を上下に仕切る仕切体内に排水溝を設
けた構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の箱体は例えば図1に示す
ように、箱体1は外箱2と内箱3とから成り、両者間は
発泡断熱材が充填されている。内箱3の内部には例えば
上部に冷凍室5を、下部に冷蔵室6を区画するための仕
切体4が設けられている。この仕切体4は図5に示すよ
うに、プラスチック等で形成され前方に嵌合溝7を形成
する略逆L字状のリブ上8を備え、前記仕切体4の上面
を構成する上板体9と、前方に嵌合溝7を形成する略逆
L字状のリブ下10を備え、前記仕切体4の下面を構成す
る下板体11と、前記上板体9と下板体11間に断熱体12'
を収納し、前記嵌合溝7に嵌合するフランジ13を備えた
断面コ字状の前板14とから構成されている。
【0003】前記前板14と前記断熱体12' との間に露付
防止用のホットパイプ15が配置され、同ホットパイプ15
が前板14に充分接触し熱を充分伝達させると共に、庫内
の低温が前板14に伝達されないようにするため、ホット
パイプ15と断熱体12' との間に、アルミ箔16と軟質ウレ
タンフォーム等からなる断熱材17が介在された構成とな
っている。
【0004】前記断熱体12' には冷凍室5の冷気を図示
してない蒸発器に戻す還流ダクト12c'が設けられ、前記
上板体9のリブ上8の後方に形成された通気孔9aを介し
て還流ダクト12c'より冷気を蒸発器に戻す構成となって
いる。
【0005】上記構成において、庫内の前記上板体9の
前面に水、飲み物等を零した場合、水は図5の矢印で示
すように、前記上板体9と前記前板14のフランジ13との
隙間より、前記断熱体12' の上面に流入する。流入した
水等は前板14と断熱材17およびアルミ箔16の隙間からホ
ットパイプ15に流入する恐れがある。しかしながら、ホ
ットパイプ15に流入した水または飲み物等により、ホッ
トパイプ15が腐食され、パイプの中の冷媒が漏れるとい
う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑みなされたもので、庫内の仕切体前面に零した水等
を仕切体内に設けた排水溝から還流ダクトを通して蒸発
皿へ排水し、ホットパイプへの水等の侵入を防ぎ、ホッ
トパイプの腐食を防止することができる冷蔵庫を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するためになされたもので、外箱と内箱から成る箱体
内に、断熱体と、この断熱体の上下両面に被せる前方に
嵌合溝を形成する略逆L字状のリブを備え、同リブを断
熱体の凹部に嵌入される上下板体と、前記断熱体の前面
に被せる上下に前記嵌合溝に嵌合するフランジを備えた
断面略コ字状の前板とからなる仕切体を設けて冷凍室と
冷蔵室に区画し、前記前板と前記断熱体との間に露付防
止用のホットパイプを配置し、同冷凍室の背後に配置さ
れている蒸発器より流下する除霜水を前記断熱体および
下板体に形成されている樋部に集め、下部の排水管を通
して蒸発皿へ排水し、前記冷凍室の冷気を前記断熱体に
形成された還流ダクトを通して前記蒸発器に戻してなる
冷蔵庫において、前記断熱体の前記上板体のリブ前面
に、水平方向に延びる堰を設けると共に、前記リブの背
面の断熱体に、前記凹部から前記還流ダクトに連通する
排水溝を設け、前記上板体前面に零した水等を前記排水
溝を通り、前記樋部に流入させ、前記排水管より前記蒸
発皿へ排水する構成となっている。
【0008】また、前記堰を前記上板体の左右両端間に
連設する構成となっている。
【0009】また、前記堰を前記断熱体と一体に形成し
た構成となっている。
【0010】また、前記排水溝は前記断熱体を切欠いて
形成した構成となっている。
【0011】また、前記排水溝を複数箇所設けた構成と
なっている。
【0012】また、前記凹部の左右の幅は、前記リブの
左右の幅より充分大きく形成した構成となっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫の実施の形
態を図1、図2、図3および図4に基づいて説明する。
図において、1は冷蔵庫の箱体であって、金属製の外箱
2とプラスチック製の内箱3と、これら両箱間に充填し
た断熱材とで構成されている。4は前記冷蔵庫の箱体1
の内部を温度帯の異なる部屋として冷凍室5と冷蔵室6
とに区画するための仕切体である。
【0014】前記仕切体4はプラスチック等で形成され
前方に嵌合溝7を形成する略逆L字状のリブ上8を備
え、前記仕切体4の上面を構成する上板体9と、前方に
嵌合溝7を形成する略逆L字状のリブ下10を備え、前記
仕切体4の下面を構成する下板体11と、前記上板体9と
下板体11間に断熱体12を収納し、前記嵌合溝7に嵌合す
るフランジ13を備えた断面コ字状の前板14とから構成さ
れ、前記リブ上8およびリブ下10は前記断熱体12の前方
に設けられた凹部12a,12b に嵌入されるようになってい
る。また、前記凹部12a,12b に左右の幅は、前記リブ上
8およびリブ下10より充分広く形成されている。
【0015】前記前板14と前記断熱体12との間に露付防
止用のホットパイプ15が配置され、同ホットパイプ15が
前板14に充分接触し熱を充分伝達させると共に、庫内の
低温が前板14に伝達されないようにするため、ホットパ
イプ15と断熱体12との間に、アルミ箔16と軟質ウレタン
フォーム等からなる断熱材17が介在された構成となって
いる。
【0016】前記断熱体12には前記冷凍室5の冷気を図
示してない蒸発器に戻す還流ダクト12cが設けられ、前
記上板体9のリブ上8の後方に形成された通気孔9aを介
して還流ダクト12c より冷気を蒸発器に戻す構成となっ
ている。
【0017】前記断熱体12の後部には、前記冷凍室5の
背後に配置されている蒸発器(図示せず)より流下する
除霜水を集める樋部18と、同樋部18の下部に排水用の排
水口19が一体に形成されている。前記排水口19には排水
管20が接続され、蒸発器より流下する除霜水を排水管20
を通して図示してない冷蔵庫下部の蒸発皿へ排水するよ
うになされている。
【0018】前記上板体9の略逆L字状のリブ上8の嵌
合溝7の前面に、前記上板体9の左右両端間に連設する
と共に、上端が前記前板14のフランジ13の内面に当接す
る堰21を設け、同堰21を前記断熱体12と一体に形成する
一方、前記リブ上8の背面に前記断熱体12を切欠いて、
前記凹部12a と前記還流ダクト12c とを連通する排水溝
22を設けた構成となっている。
【0019】上記構成において、庫内の前記上板体9の
前面に水、飲み物等を零した場合、水は図3の矢印で示
すように、前記上板体9と前記前板14のフランジ13との
隙間より、前記断熱体12の凹部12a に流入する。流入し
た水等は堰21によりホットパイプ15側には流れず、凹部
12a から排水溝22を経て、前記樋部18へ流入し、前記排
水口19を経て排水管20より蒸発皿へ排水される。この結
果、ホットパイプ15側への水等の侵入を防ぐことがで
き、ホットパイプ15の腐食を防止することができる冷蔵
庫となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、庫
内の前記上板体9の前面に零した水等を仕切体内に設け
た排水溝を通して蒸発皿へ排水することにより、ホット
パイプ側への水等の侵入を防ぐことができ、ホットパイ
プの腐食を防止することができる冷蔵庫となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例に係わる冷蔵庫の箱体の概
略斜視図である。
【図2】本発明の仕切体前面の概略斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す仕切体の要部拡大断面
図(図1のA−A部の断面)である。
【図4】本発明の一実施例を示す断熱体の斜視図であ
る。
【図5】従来例を示す仕切体の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 外箱 3 内箱 4 仕切体 5 冷凍室 6 冷蔵室 7 嵌合溝 8 リブ上 9 上板体 10 リブ下 11 下板体 12 断熱体 12a,12b 凹部 12c 還流ダクト 13 フランジ 14 前板 15 ホットパイプ 16 アルミ箔 17 断熱材 18 樋部 19 排水口 20 排水管 21 堰 22 排水溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と内箱から成る箱体内に、断熱体
    と、この断熱体の上下両面に被せる前方に嵌合溝を形成
    する略逆L字状のリブを備え、同リブを断熱体の凹部に
    嵌入される上下板体と、前記断熱体の前面に被せる上下
    に前記嵌合溝に嵌合するフランジを備えた断面略コ字状
    の前板とからなる仕切体を設けて冷凍室と冷蔵室に区画
    し、前記前板と前記断熱体との間に露付防止用のホット
    パイプを配置し、同冷凍室の背後に配置されている蒸発
    器より流下する除霜水を前記断熱体に形成されている樋
    部に集め、下部の排水管を通して蒸発皿へ排水し、前記
    冷凍室の冷気を前記断熱体に形成された還流ダクトを通
    して前記蒸発器に戻してなる冷蔵庫において、 前記断熱体の前記上板体のリブ前面に、水平方向に延び
    る堰を設けると共に、前記リブの背面の断熱体に、前記
    凹部から前記還流ダクトに連通する排水溝を設け、前記
    上板体前面に零した水等を前記排水溝を通り、前記樋部
    に流入させ、前記排水管より前記蒸発皿へ排水してなる
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記堰を前記上板体の左右両端間に連設
    してなることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記堰を前記断熱体と一体に形成したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記排水溝は前記断熱体を切欠いて形成
    したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記排水溝を複数箇所設けたことを特徴
    とする請求項1または請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記凹部の左右の幅は、前記リブの左右
    の幅より充分大きく形成してなることを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵庫。
JP6985098A 1998-03-19 1998-03-19 冷蔵庫 Abandoned JPH11264649A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012017966A (ja) * 2009-12-18 2012-01-26 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2013119978A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Toshiba Corp 冷蔵庫
WO2018167955A1 (ja) * 2017-03-17 2018-09-20 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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Effective date: 20040127

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