JPH11264622A - 多室形空気調和機 - Google Patents
多室形空気調和機Info
- Publication number
- JPH11264622A JPH11264622A JP6985798A JP6985798A JPH11264622A JP H11264622 A JPH11264622 A JP H11264622A JP 6985798 A JP6985798 A JP 6985798A JP 6985798 A JP6985798 A JP 6985798A JP H11264622 A JPH11264622 A JP H11264622A
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- JP
- Japan
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- oil
- air conditioner
- heat exchanger
- way valve
- capillary tube
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイルセパレータとオイル用キャピラリーチ
ューブ間に蓄熱槽を設け、室外熱交換器の除霜時間の短
縮を行うことができる多室形空気調和機を提供する。 【解決手段】 圧縮機１と、オイルセパレータ７と、四
方弁６と、室外熱交換器４と、複数に分岐した減圧機5
a,5b および室内熱交換器3a,3b とを順次連結した冷媒
主回路と、オイルセパレータ７の戻し口7aをオイル用キ
ャピラリチューブ８を介して圧縮機１のアキュームレー
タ２に接続してなるものにおいて、オイルセパレータ７
の戻し口7aとオイル用キャピラリチューブ８間に蓄熱槽
９の蓄熱熱交換器9aを接続し、四方弁６とオイル用キャ
ピラリチューブ８間より分岐し、蓄熱槽９の再熱熱交換
器9aを接続して、アキュームレータ２に合流するバイパ
ス回路10を設け、冷媒主回路とバイパス回路10との流路
切換を行う流路切換手段11を設けた。
ューブ間に蓄熱槽を設け、室外熱交換器の除霜時間の短
縮を行うことができる多室形空気調和機を提供する。 【解決手段】 圧縮機１と、オイルセパレータ７と、四
方弁６と、室外熱交換器４と、複数に分岐した減圧機5
a,5b および室内熱交換器3a,3b とを順次連結した冷媒
主回路と、オイルセパレータ７の戻し口7aをオイル用キ
ャピラリチューブ８を介して圧縮機１のアキュームレー
タ２に接続してなるものにおいて、オイルセパレータ７
の戻し口7aとオイル用キャピラリチューブ８間に蓄熱槽
９の蓄熱熱交換器9aを接続し、四方弁６とオイル用キャ
ピラリチューブ８間より分岐し、蓄熱槽９の再熱熱交換
器9aを接続して、アキュームレータ２に合流するバイパ
ス回路10を設け、冷媒主回路とバイパス回路10との流路
切換を行う流路切換手段11を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は１台の室外機に複数
の室内機を接続してなる多室形空気調和機の除霜を短縮
するための構成に関する。
の室内機を接続してなる多室形空気調和機の除霜を短縮
するための構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】一台の室外機に複数の室内機が接続され
た多室形空気調和機では、それら複数の室内機を同時に
運転したり、選択的に運転したりすることができるよう
になっている。図２は従来の２室形空気調和機の一例を
表したものである。図において、１は圧縮機、２はアキ
ュームレータ、3a,3b は室内熱交換器、４は室外熱交換
器、5a,5b は減圧器、６は四方弁、７はオイルセパレー
タ、８はオイル用キャピラリーチューブである。
た多室形空気調和機では、それら複数の室内機を同時に
運転したり、選択的に運転したりすることができるよう
になっている。図２は従来の２室形空気調和機の一例を
表したものである。図において、１は圧縮機、２はアキ
ュームレータ、3a,3b は室内熱交換器、４は室外熱交換
器、5a,5b は減圧器、６は四方弁、７はオイルセパレー
タ、８はオイル用キャピラリーチューブである。
【０００３】以上の構成の動作を説明する。暖房を例に
とって説明すると、図２の破線矢印で示すように、圧縮
機１で断熱圧縮された高温高圧の冷媒ガスはオイルセパ
レータ７を介して四方弁６を通って分岐させ、室内熱交
換器3a,3b へと流入し、凝縮液化し高圧冷媒液となる。
そして減圧器5a,5b で断熱膨張し低温低圧の気液二相状
態となり室外熱交換器４で蒸発気化しガス状態となって
アキュームレータ２に流入し、再び圧縮機１へと吸入さ
れる。
とって説明すると、図２の破線矢印で示すように、圧縮
機１で断熱圧縮された高温高圧の冷媒ガスはオイルセパ
レータ７を介して四方弁６を通って分岐させ、室内熱交
換器3a,3b へと流入し、凝縮液化し高圧冷媒液となる。
そして減圧器5a,5b で断熱膨張し低温低圧の気液二相状
態となり室外熱交換器４で蒸発気化しガス状態となって
アキュームレータ２に流入し、再び圧縮機１へと吸入さ
れる。
【０００４】多室形空気調和機の冷媒回路は、一般的に
圧縮機１のオイル（冷凍機油）が圧縮機１に戻り難いた
め、シリンダー、軸受等の圧縮機機構部の潤滑力が悪く
なる等の問題があり、これを防止するためにオイルセパ
レータ７、オイル用キャピラリーチューブ８等を冷媒回
路内に入れ吐出したオイルを戻すようにしている。圧縮
機１で吐出された冷媒ガス中のオイルはオイルセパレー
タ７で分離され、オイルセパレータ７のオイル戻し口7a
よりオイル用キャピラリーチューブ８を通じてアキュー
ムレータ２から圧縮機１に戻る。また、冷房時の冷媒の
流動方向は実線矢印で示すように、暖房の逆サイクルと
なる。
圧縮機１のオイル（冷凍機油）が圧縮機１に戻り難いた
め、シリンダー、軸受等の圧縮機機構部の潤滑力が悪く
なる等の問題があり、これを防止するためにオイルセパ
レータ７、オイル用キャピラリーチューブ８等を冷媒回
路内に入れ吐出したオイルを戻すようにしている。圧縮
機１で吐出された冷媒ガス中のオイルはオイルセパレー
タ７で分離され、オイルセパレータ７のオイル戻し口7a
よりオイル用キャピラリーチューブ８を通じてアキュー
ムレータ２から圧縮機１に戻る。また、冷房時の冷媒の
流動方向は実線矢印で示すように、暖房の逆サイクルと
なる。
【０００５】ここで、除霜時は圧縮機１から吐出された
冷媒は、オイルセパレータ７、四方弁６を介して室外熱
交換器４へ流入し、霜を溶かして冷媒は凝縮する。さら
に減圧器5a,5b で断熱膨張し、室内熱交換器3a,3b で蒸
発して、四方弁６、アキュームレータ２を介して圧縮機
１へ吸入されていくもので、所謂逆サイクル（冷房運
転）除霜である。しかしながら、上記のように除霜運転
中は、暖房運転が停止するため、除霜運転時間が長くな
ると室温が低下し、肌寒くなってしまうという問題があ
った。
冷媒は、オイルセパレータ７、四方弁６を介して室外熱
交換器４へ流入し、霜を溶かして冷媒は凝縮する。さら
に減圧器5a,5b で断熱膨張し、室内熱交換器3a,3b で蒸
発して、四方弁６、アキュームレータ２を介して圧縮機
１へ吸入されていくもので、所謂逆サイクル（冷房運
転）除霜である。しかしながら、上記のように除霜運転
中は、暖房運転が停止するため、除霜運転時間が長くな
ると室温が低下し、肌寒くなってしまうという問題があ
った。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に鑑
みなされたもので、オイルセパレータとオイル用キャピ
ラリーチューブ間に蓄熱槽および蓄熱熱交換器を設け、
蓄熱熱交換器によって蓄熱槽内の蓄熱材を温め、除霜運
転時に圧縮機吸入ガスを再熱熱交換器を通し冷媒を加熱
し、室外熱交換器の霜を溶かし除霜時間の短縮を行うこ
とができる多室形空気調和機を提供することを目的とし
ている。
みなされたもので、オイルセパレータとオイル用キャピ
ラリーチューブ間に蓄熱槽および蓄熱熱交換器を設け、
蓄熱熱交換器によって蓄熱槽内の蓄熱材を温め、除霜運
転時に圧縮機吸入ガスを再熱熱交換器を通し冷媒を加熱
し、室外熱交換器の霜を溶かし除霜時間の短縮を行うこ
とができる多室形空気調和機を提供することを目的とし
ている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、圧縮機と、オイルセパレ
ータと、四方弁と、室外熱交換器と、複数に分岐した減
圧機および室内熱交換器とを順次連結した冷媒主回路
と、前記オイルセパレータの戻し口をオイル用キャピラ
リチューブを介して圧縮機のアキュームレータに接続し
てなるものにおいて、前記オイルセパレータの戻し口と
オイル用キャピラリチューブ間に蓄熱槽に収容された蓄
熱熱交換器を接続するとともに、前記四方弁と前記オイ
ル用キャピラリチューブ間より分岐し、蓄熱槽に収容さ
れた再熱熱交換器を接続して、前記アキュームレータに
合流するバイパス回路を設け、前記冷媒主回路と前記バ
イパス回路との流路切換を行う流路切換手段を設けた構
成となっている。
決するためになされたもので、圧縮機と、オイルセパレ
ータと、四方弁と、室外熱交換器と、複数に分岐した減
圧機および室内熱交換器とを順次連結した冷媒主回路
と、前記オイルセパレータの戻し口をオイル用キャピラ
リチューブを介して圧縮機のアキュームレータに接続し
てなるものにおいて、前記オイルセパレータの戻し口と
オイル用キャピラリチューブ間に蓄熱槽に収容された蓄
熱熱交換器を接続するとともに、前記四方弁と前記オイ
ル用キャピラリチューブ間より分岐し、蓄熱槽に収容さ
れた再熱熱交換器を接続して、前記アキュームレータに
合流するバイパス回路を設け、前記冷媒主回路と前記バ
イパス回路との流路切換を行う流路切換手段を設けた構
成となっている。
【０００８】また、前記流路切換手段を、前記四方弁と
アキュームレータ間に設けた開閉弁で構成している。
アキュームレータ間に設けた開閉弁で構成している。
【０００９】また、前記開閉弁に電磁弁を用いた構成と
なっている。
なっている。
【００１０】また、前記開閉弁は除霜運転時のみ開とな
る構成となっている。
る構成となっている。
【００１１】また、前記流路切換手段を、前記四方弁、
アキュームレータおよびバイパス回路に接続される電磁
三方弁で構成している。
アキュームレータおよびバイパス回路に接続される電磁
三方弁で構成している。
【００１２】また、前記三方弁は除霜運転時に冷媒を前
記バイパス回路側に流すように構成している。
記バイパス回路側に流すように構成している。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
に基づいて説明する。図１は一台の室外機に二台室内機
が接続された多室形空気調和機の冷媒回路図を表したも
のである。図において、１は圧縮機、２はアキュームレ
ータ、3a,3b は室内熱交換器、４は室外熱交換器、5a,5
b は減圧器、６は四方弁、７はオイルセパレータでこれ
らを配管にて環状に順次連結した冷媒主回路を構成して
いる。
に基づいて説明する。図１は一台の室外機に二台室内機
が接続された多室形空気調和機の冷媒回路図を表したも
のである。図において、１は圧縮機、２はアキュームレ
ータ、3a,3b は室内熱交換器、４は室外熱交換器、5a,5
b は減圧器、６は四方弁、７はオイルセパレータでこれ
らを配管にて環状に順次連結した冷媒主回路を構成して
いる。
【００１４】８はオイル用キャピラリーチューブで、９
はオイルの熱を蓄熱する蓄熱熱交換器９a と、蓄えられ
た熱を利用するための再熱熱交換器９b を備えると共
に、内部に少量で多くの熱の授受が可能な蓄熱材9cが充
填されている。前記オイルセパレータの７の戻し口7a
と、オイル用キャピラリーチューブ８の一端間に、蓄熱
槽９の蓄熱熱交換器９a を接続し、オイル用キャピラリ
ーチューブ８の他端を前記四方弁６と後述する開閉弁の
合流点に接続されている。10は前記四方弁６と前記オイ
ル用キャピラリチューブ８間より分岐し、前記蓄熱槽９
の再熱熱交換器９b を接続して、前記アキュームレータ
２に合流するバイパス回路である。11は前記冷媒主回路
と前記バイパス回路との流路切換を行う流路切換手段
で、前記四方弁６とアキュームレータ２間に設けられた
電磁弁等からなる開閉弁である。
はオイルの熱を蓄熱する蓄熱熱交換器９a と、蓄えられ
た熱を利用するための再熱熱交換器９b を備えると共
に、内部に少量で多くの熱の授受が可能な蓄熱材9cが充
填されている。前記オイルセパレータの７の戻し口7a
と、オイル用キャピラリーチューブ８の一端間に、蓄熱
槽９の蓄熱熱交換器９a を接続し、オイル用キャピラリ
ーチューブ８の他端を前記四方弁６と後述する開閉弁の
合流点に接続されている。10は前記四方弁６と前記オイ
ル用キャピラリチューブ８間より分岐し、前記蓄熱槽９
の再熱熱交換器９b を接続して、前記アキュームレータ
２に合流するバイパス回路である。11は前記冷媒主回路
と前記バイパス回路との流路切換を行う流路切換手段
で、前記四方弁６とアキュームレータ２間に設けられた
電磁弁等からなる開閉弁である。
【００１５】以上の構成の動作を説明する。暖房を例に
とって説明すると、前記開閉弁11は閉じられて冷媒主回
路側に切り替わっており、図１の破線矢印で示すよう
に、圧縮機１で断熱圧縮された高温高圧の冷媒ガスはオ
イルセパレータ７を介して四方弁６を通って分岐させ、
室内熱交換器3a,3b へと流入し、凝縮液化し高圧冷媒液
となる。そして減圧器5a,5b で断熱膨張し低温低圧の気
液二相状態となり室外熱交換器４で蒸発気化し、低温低
圧の冷媒ガスとなって前記開閉弁11を通してアキューム
レータ２に流入し、再び圧縮機１へと吸入され、前記バ
イパス回路11には冷媒は流れないようになっている。
とって説明すると、前記開閉弁11は閉じられて冷媒主回
路側に切り替わっており、図１の破線矢印で示すよう
に、圧縮機１で断熱圧縮された高温高圧の冷媒ガスはオ
イルセパレータ７を介して四方弁６を通って分岐させ、
室内熱交換器3a,3b へと流入し、凝縮液化し高圧冷媒液
となる。そして減圧器5a,5b で断熱膨張し低温低圧の気
液二相状態となり室外熱交換器４で蒸発気化し、低温低
圧の冷媒ガスとなって前記開閉弁11を通してアキューム
レータ２に流入し、再び圧縮機１へと吸入され、前記バ
イパス回路11には冷媒は流れないようになっている。
【００１６】前記圧縮機１で吐出された冷媒ガス中のオ
イルはオイルセパレータ７で大半が分離され、オイルセ
パレータ７のオイル戻し口7aより前記蓄熱熱交換器９a
を通り、オイル用キャピラリーチューブ８へ流れる。こ
のオイル用キャピラリーチューブ８は、オイルセパレー
タ７より流入して来る高温高圧の冷媒ガスの流動を阻止
し、オイルのみの流動を促進させるためのものである。
前記蓄熱槽９に流入したオイルは、蓄熱熱交換器９a を
介して前記蓄熱材9cに熱を蓄える。
イルはオイルセパレータ７で大半が分離され、オイルセ
パレータ７のオイル戻し口7aより前記蓄熱熱交換器９a
を通り、オイル用キャピラリーチューブ８へ流れる。こ
のオイル用キャピラリーチューブ８は、オイルセパレー
タ７より流入して来る高温高圧の冷媒ガスの流動を阻止
し、オイルのみの流動を促進させるためのものである。
前記蓄熱槽９に流入したオイルは、蓄熱熱交換器９a を
介して前記蓄熱材9cに熱を蓄える。
【００１７】次に、除霜運転になると前記開閉弁11が開
かれ、前記バイパス回路10側に流路が切り替わり、図１
の太実線矢印で示すように、圧縮機１で断熱圧縮された
冷媒は、オイルセパレータ７、四方弁６を通過し室外熱
交換器４で凝縮液化する。この時の熱で、室外熱交換器
４に成長した霜が溶かされる。そして、冷媒は減圧器5
a,5b で断熱膨張し、室内熱交換器3a,3b で蒸発してバ
イパス回路10に流入し、前記蓄熱槽９内の再熱熱交換器
９b に入り、前記蓄熱材9cより十分に吸熱して圧縮機１
へと戻される。尚、前記流路切換手段を、前記四方弁、
アキュームレータおよびバイパス回路に接続される電磁
三方弁で構成し、前記冷媒主回路と前記バイパス回路と
の流路切換を行うようにしてもよい。
かれ、前記バイパス回路10側に流路が切り替わり、図１
の太実線矢印で示すように、圧縮機１で断熱圧縮された
冷媒は、オイルセパレータ７、四方弁６を通過し室外熱
交換器４で凝縮液化する。この時の熱で、室外熱交換器
４に成長した霜が溶かされる。そして、冷媒は減圧器5
a,5b で断熱膨張し、室内熱交換器3a,3b で蒸発してバ
イパス回路10に流入し、前記蓄熱槽９内の再熱熱交換器
９b に入り、前記蓄熱材9cより十分に吸熱して圧縮機１
へと戻される。尚、前記流路切換手段を、前記四方弁、
アキュームレータおよびバイパス回路に接続される電磁
三方弁で構成し、前記冷媒主回路と前記バイパス回路と
の流路切換を行うようにしてもよい。
【００１８】上記構成のように、オイルセパレータ７か
らのオイル戻し回路に蓄熱槽９を設け除霜運転すること
により、蓄熱材9cによる吸熱量が従来の逆サイクル除霜
よりも多いため、除霜時間が短縮され、室温の低下を少
なくし、肌寒さを感じさせないと共に、除霜運転より暖
房運転に復帰した時に、室温の上昇を早めることができ
る多室形空気調和機となる。
らのオイル戻し回路に蓄熱槽９を設け除霜運転すること
により、蓄熱材9cによる吸熱量が従来の逆サイクル除霜
よりも多いため、除霜時間が短縮され、室温の低下を少
なくし、肌寒さを感じさせないと共に、除霜運転より暖
房運転に復帰した時に、室温の上昇を早めることができ
る多室形空気調和機となる。
【００１９】
【発明の効果】以上、説明したような本発明によれば、
オイルセパレータからのオイル戻し回路に蓄熱槽を設け
除霜運転することにより、蓄熱材9cによる吸熱量が従来
の逆サイクル除霜よりも多いため、除霜時間が短縮さ
れ、室温の低下を少なくし、肌寒さを感じさせないと共
に、除霜運転より暖房運転に復帰した時に、室温の上昇
を早めることができる多室形空気調和機となる。
オイルセパレータからのオイル戻し回路に蓄熱槽を設け
除霜運転することにより、蓄熱材9cによる吸熱量が従来
の逆サイクル除霜よりも多いため、除霜時間が短縮さ
れ、室温の低下を少なくし、肌寒さを感じさせないと共
に、除霜運転より暖房運転に復帰した時に、室温の上昇
を早めることができる多室形空気調和機となる。
【図１】本発明の一実施例を示す多室形空気調和機の冷
媒回路図である。
媒回路図である。
【図２】従来例を示す多室形空気調和機の冷媒回路図で
ある。
ある。
１ 圧縮機 ２ アキュームレータ 3a,3b 室内熱交換器 ４ 室外熱交換器 5a,5b 減圧器 ６ 四方弁 ７ オイルセパレータ 7a 戻し口 ８ キャピラリーチューブ ９ 蓄熱槽 9a 蓄熱熱交換器 9b 再熱熱交換器 9c 蓄熱材 10 バイパス回路 11 開閉弁
Claims (6)
- 【請求項１】 圧縮機と、オイルセパレータと、四方弁
と、室外熱交換器と、複数に分岐した減圧機および室内
熱交換器とを順次連結した冷媒主回路と、前記オイルセ
パレータの戻し口をオイル用キャピラリチューブを介し
て圧縮機のアキュームレータに接続してなるものにおい
て、 前記オイルセパレータの戻し口とオイル用キャピラリチ
ューブ間に蓄熱槽に収容された蓄熱熱交換器を接続する
とともに、前記四方弁と前記オイル用キャピラリチュー
ブ間より分岐し、蓄熱槽に収容された再熱熱交換器を接
続して、前記アキュームレータに合流するバイパス回路
を設け、前記冷媒主回路と前記バイパス回路との流路切
換を行う流路切換手段を設けてなることを特徴とする多
室形空気調和機。 - 【請求項２】 前記流路切換手段を、前記四方弁とアキ
ュームレータ間に設けた開閉弁で構成してなるを特徴と
する請求項１記載の多室形空気調和機。 - 【請求項３】 前記開閉弁に電磁弁を用いてなることを
特徴とする請求項２記載の多室形空気調和機。 - 【請求項４】 前記開閉弁は除霜運転時のみ開となるよ
うにしてなることを特徴とする請求項３記載の多室形空
気調和機。 - 【請求項５】 前記流路切換手段を、前記四方弁、アキ
ュームレータおよびバイパス回路に接続される三方弁で
構成してなるを特徴とする請求項１記載の多室形空気調
和機。 - 【請求項６】 前記三方弁は除霜運転時に冷媒を前記バ
イパス回路側に流すようにしてなることを特徴とする請
求項５記載の多室形空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6985798A JPH11264622A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 多室形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6985798A JPH11264622A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 多室形空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264622A true JPH11264622A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13414908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6985798A Pending JPH11264622A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 多室形空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11264622A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100714085B1 (ko) * | 2001-06-02 | 2007-05-02 | 한라공조주식회사 | 에어 컨디션 장치 |
| JP2010032196A (ja) * | 2008-02-06 | 2010-02-12 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| US20120103003A1 (en) * | 2009-01-27 | 2012-05-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioner and method of returning refrigerator oil |
| CN104236155A (zh) * | 2013-06-20 | 2014-12-24 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 具有冷媒过冷、除霜制热功能的空调系统及其控制方法 |
| CN104566699A (zh) * | 2013-10-10 | 2015-04-29 | 海尔集团公司 | 蓄能多联空调机组及其控制方法 |
| CN105865073A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-08-17 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调系统及其控制方法 |
| CN107883602A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-04-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 冷媒循环系统及其控制方法 |
| WO2018198220A1 (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 冷凍装置 |
| JPWO2021009924A1 (ja) * | 2019-07-18 | 2021-01-21 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP6985798A patent/JPH11264622A/ja active Pending
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