JPH11263582A - 天井クレーン - Google Patents

天井クレーン

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JPH11263582A
JPH11263582A JP6511498A JP6511498A JPH11263582A JP H11263582 A JPH11263582 A JP H11263582A JP 6511498 A JP6511498 A JP 6511498A JP 6511498 A JP6511498 A JP 6511498A JP H11263582 A JPH11263582 A JP H11263582A
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JP
Japan
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crane
overhead
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cranes
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JP6511498A
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Masahiro Kimura
正博 木村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 協調運転を行うために、1台運転用のアプリ
ケーションと協調運転用のアプリケーションとを夫々設
ける必要をなくし、また増設を容易に行える。 【解決手段】 各クレーン構成手段4,7,10からな
る天井クレーンにおいて、各クレーン構成手段ぞれぞれ
に設けられ、かつ対応するクレーン構成手段を制御する
ノード4a,7a,10aと、各ノード間を接続し、か
つノード間で通信を行うためのデータ伝送手段12と、
自己と異なる他のクレーンにおけるノードと通信可能な
状態あるいは通信不能な状態を切り換え可能に構成され
ており、通信可能な状態にあっては当該通信及びデータ
伝送手段によって、他のクレーンのノードと自己のノー
ドと間の通信を可能とする他クレーン通信手段12b,
26,31とを備え、自己のノードのノード識別名が、
他のクレーンにおける同一クレーン構成手段のノードに
おけるノード識別名と同一である天井クレーン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は天井クレーン、更
に詳しくは複数の天井クレーンの協調運転の部分に特徴
のある天井クレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】天井クレーンは、平行に設けられたガー
ダ(レール)に梁が設けられ、このガーダ上を梁が走行
するとともに、その梁上を、クレーン本体が横行するこ
とでつり上げ物を移動させるものである。
【0003】このような天井クレーンでは、ガーダ上に
2つ以上の梁並びにクレーンが設けられ、各々で吊り荷
の移動が行われるように構成されることもある。このよ
うに複数クレーンが設けられた場合には、さらに大型あ
るいは大重量の吊り荷をつり上げ移動させるために、一
般的には複数クレーンの協調動作が可能に構成される。
【0004】図9は従来の天井クレーンの全体構成を示
す上面図である。同図には2台の天井クレーンが設けら
れている。つまり、ガーダ91上に2つの梁92が設け
られ、各梁92上にはクレーン本体93が設けられてい
る。
【0005】図10は2台のクレーンが協調動作をする
ときの様子を示す図である。同図に示すように、協調動
作をするときには、2つのクレーンによる吊り荷94の
昇降、あるいはクレーン本体93a,93bの横行や梁
92の走行等の動作が同期しており、両クレーンが一体
で一つの吊り荷94を移動させる。
【0006】このような制御を実現させるためには、従
来は、まず、天井クレーン1機を1台のCPUで集中的
に制御する。この制御のためのアプリケーションとし
て、当該CPUに1台運転用のアプリケーションと協調
運転用のアプリケーションが用意されている。そして、
複数台の天井クレーンの協調運転をする場合には、1台
運転用のアプリケーションから協調運転用のアプリケー
ションへ制御を切り替えて運転している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た協調運転用のアプリケーションは、協調運転時に主と
なるクレーンのものと、従となるクレーンのものとがあ
るため、各クレーン毎に異なった仕様になってしまう。
【0008】そのために、将来はクレーンを増設して協
調運転をさせるかも知れないという場合には、あらかじ
め協調運転をする事を考慮してクレーン制御用アプリケ
ーションを製作しておかなければならない。このような
考慮がなされていない場合には、後程アプケーションや
ハードウエア仕様等を改造する必要が生じる。
【0009】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、協調運転を行うために、1台運転用のアプ
リケーションと協調運転用のアプリケーションとを夫々
設ける必要をなくし、さらに増設を容易に行える天井ク
レーンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、クレーンとしての動作
を実現するための1以上のクレーン構成手段からなる天
井クレーンについてなされたものである。
【0011】まず、各クレーン構成手段にはノードが設
けられ、このノードにより対応するクレーン構成手段が
制御される。またデータ伝送手段によって、各ノード間
が接続され、かつノード間で通信が行われるようになっ
ている。
【0012】さらに、自己と異なる他のクレーンにおけ
るノードとの通信可能な状態あるいは通信不能な状態を
切り換え可能に構成されており、かつ、通信可能な状態
にあってはデータ伝送手段との協力動作により、他のク
レーンのノードと自己のノードと間の通信を可能とする
他クレーン通信手段が設けられている。
【0013】そして、自己のノードのノード識別名が、
他のクレーンにおける同一クレーン構成手段に設けられ
るノードのノード識別名と同一となるように付けられて
いる。
【0014】したがって、他クレーン通信手段によっ
て、他のクレーンとのノード間通信が行われる状態にあ
るときには、あるクレーン構成手段に対する運転指令等
の制御信号が、同一識別名を有する自己クレーン及び他
クレーンの双方のノードに同時に通知され、両クレーン
で同一の動作,すなわち協調運転が実現される。
【0015】こうして協調運転を行うために、1台運転
用のアプリケーションと協調運転用のアプリケーション
とを夫々設ける必要をなくし、かつ、協調運転を可能と
しつつ天井クレーンの容易な増設を行うことができる。
【0016】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、クレーン構成手段として、
少なくとも走行用駆動手段、横行用駆動手段及び巻上用
駆動手段を備える天井クレーンである。したがって、走
行用,横行用及び巻上用駆動手段等の複数のクレーン構
成手段からなる天井クレーンにおいても、上記効果を得
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)本実施形態では、東西に走
行し南北に横行する同一ガーダ上にある2つのクレーン
の1台運転と2台協調運転の場合を説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態に係る天
井クレーンの全体構成例を示す図である。この天井クレ
ーンは、ガーダ21上に第1のクレーン用の梁22a及
び第2のクレーン用の梁22bが設けられ、それぞれの
梁22a,22b(何れの梁であるか特定しないときに
は単に「梁22」という)にクレーン本体23a及び2
3b(特定しないときには単に「クレーン本体23」と
いう)が設けられてなっている。
【0019】各クレーンは、梁22に、西側走行用測距
センサ3、走行用インバータ4(モータを含む)、東側
走行用測距センサ5、北側横行用リミットスイッチ6及
び南側横行用リミットスイッチ8が設けられ、クレーン
本体23に、横行用インバータ7(モータを含む)、上
限リミットスイッチ9、巻上用インバータ10(モータ
を含む)、下限リミットスイッチ11及び電力供給のた
めの図示しないトロリー装置が設けられ、さらにコント
ロールボックス2が設けられてなっている。
【0020】走行用インバータ4、横行用インバータ7
及び巻上用インバータ10は、それぞれ梁22を走行さ
せ、クレーン本体23を横行させ、あるいはクレーンフ
ック24を昇降させるものである。
【0021】西側走行用測距センサ3及び東側走行用測
距センサ5は、梁22が他のクレーンあるいはガーダ端
の壁に衝突しないように、これらとの距離を測定し、そ
の距離が所定距離内になれば、走行用インバータ4にそ
の旨を通知する。
【0022】北側横行用リミットスイッチ6及び南側横
行用リミットスイッチ8は、梁22の両端に設けられ、
そのスイッチがクレーン本体23によりオンされると、
当該クレーン本体23がガーダ21に衝突しないよう
に、横行用インバータ7にその旨を通知する。
【0023】上限リミットスイッチ9及び下限リミット
スイッチ11は、クレーンフック24が地面に衝突しな
いよう、あるいは、クレーン巻き上げドラム(図示せ
ず)に衝突しないように、その上限下限位置を検出し、
巻上用インバータ10に通知する。
【0024】コントロールボックス2は、クレーン運転
者の入力に応じて上記各構成部分に指令を与えるもので
ある。これらの各部にはノードが設けられ、その各ノー
ドはデータ伝送路で接続され、そのクレーン内でネット
ワークを形成している。
【0025】図2は本実施形態の天井クレーンをネット
ワークとして把握した場合に、その接続関係を示すブロ
ック図である。同図に示すように、クレーンを構成する
各部2,3,4,5,6,7,8,9,10,11に
は、データ伝送路12を介してそれぞれが接続されたノ
ード2a,3a,4a,5a,6a,7a,8a,9
a,10a,11aが設けられている。
【0026】このノードは、通信機能・アプリケーショ
ン処理機能を持った小規模なCPU、例えばRONやC
ANのようなチップからなり、センサ、アクチュエータ
あるいはモータ等の各部を制御する。また各ノードは通
信ネットワークを介して互いに通信しながら、クレーン
を全体として一つのシステム(分散制御システム)とし
て機能させる。こうして図2に示すようなクレーンシス
テムとしての天井クレーン25が構成される。
【0027】例えば西側走行用測距センサ3のノード3
aは、梁22がガーダ端部の壁あるいは他のクレーンと
の距離が一定以下であると検知すると、走行用インバー
タ4のノード4aに梁走行を停止させるように指令し、
ノード4aはそのように走行用インバータ4を制御す
る。同様にノード5aは、ノード4aに同様な指令、ノ
ード6a,8aは横行についてノード7aに同様な指令
を出力する。さらに、ノード9a,11aは横行につい
てノード10aに同様な指令を出力する。
【0028】また、天井クレーン25には、ネットワー
ク入切スイッチ26が設けられており、このネットワー
ク入切スイッチ26は、データ伝送路12の外部との接
続をオンオフする。
【0029】つまり、データ伝送路12は、一つの天井
クレーン25の外部にも延長され、この延長されたデー
タ伝送路12bには複数の天井クレーン25a,25b
等が接続されている。なお、天井クレーン25a,25
bは、図1のクレーン本体23a,23bに対応してい
る。
【0030】通常の状態、つまりそのクレーンのみでの
1台運転の場合にはネットワーク入切スイッチ26は、
切り状態である。上記するように、天井クレーン25の
各部は、その対応するノードが制御するが、そのノード
名称は、クレーンの部分が同一であれば同一の名称が付
されている。例えば同じ上限リミットスイッチ9のノー
ド9aであれば、天井クレーン25aのノード名称と、
天井クレーン25bのノード名称とは同一となる。
【0031】クレーン操作の信号は、コントロールボッ
クス2のノード2aから各ノードに出力されるが、その
指令にはノード名称が付されている。例えば梁22を走
行させるときには、その梁22を特定するノード名称に
走行方向及び開始指令が付されてノード22aに伝送さ
れる。ここで、天井クレーン25a,25bにおけるノ
ード22aはそのノード名称が同一であるため、原理的
には天井クレーン25aのコントロールボックス2から
の指令で天井クレーン25bの梁22bも梁22aと同
様に走行する。しかしながら上記したように、通常状態
ではネットワーク入切スイッチ26が切られているの
で、各梁22a,22bの動作は独立している。なお、
この事情は、コントロールボックス2からの操作指令の
みならず、上記センサからの指令等のノード間の通信の
場合も同様である。
【0032】また、コントロールボックス2のノード2
aは、他のノードに対する上記通常の指令出力を行うよ
う構成される他、ネットワーク入切部31及びセンサ入
切部32を備えている。これらの構成は、クレーン単独
動作と他のクレーンとの協調運転とを切り換えるために
設けられている。
【0033】ネットワーク入切部31は、ネットワーク
入切スイッチ26を介して天井クレーン25外に延長さ
れるデータ伝送路12bとの接続あるいは接続断を当該
ネットワーク入切スイッチ26に指令する。データ伝送
路12bとの接続を行うのは協調運転を行う場合であ
る。
【0034】センサ入切部32は、協調運転を行うに際
し、コントロールボックス2への操作入力により、ある
いは協調対象のクレーンが接近したことにより検知され
た側の走行用測距センサ3又は5をオフとし、当該セン
サによる警告を無効とする。例えば図1の場合でいえば
天井クレーン25aの西側走行用測距センサ3と天井ク
レーン25bの東側走行用測距センサ5が切られること
になる。このように一定の走行用センサをオフとするの
は、協調運転時には両クレーンはセンサが感知するほど
接近する場合があり、かつ常に同方向に走行するからで
ある。
【0035】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る天井クレーンの動作について説明する。
まず、各クレーンの単独動作について説明する。
【0036】このとき、コントロールボックス2のネッ
トワーク入切部31からの指令により予めネットワーク
入切スイッチ26はオフとされ、センサ入切部32から
の指令により各センサは有効と設定される。
【0037】このときまず、東側のクレーン(天井クレ
ーン22a)は、データ伝送路12を介してコントロー
ルボックス2から運転指令を受け、走行用インバータ
4、横行用インバータ7あるいは巻上用インバータ10
が動作し、単独運転が行われる。この運転時に、測距セ
ンサ3,5、リミットスイッチ6,8,9,11の何れ
かから走行、横行あるいは巻き上げ巻き下げ限界が検知
されると、その旨が対応するインバータ4,7,10に
通知される。こうして自動的な停止が行われて安全が確
保される。
【0038】また、西側のクレーン(天井クレーン22
b)においても、同様な動作が東側のクレーンとは独立
して実行される。次に、天井クレーン22a,22bの
2台協調運転について説明する。
【0039】まず、両クレーンはそれぞれのコントロー
ルボックス2からの操作で協調運転が行われる位置まで
移動される。次に、各コントロールボックス2から協調
運転スイッチがオンにされ、協調運転モードに移行す
る。これにより、まずノード2aから自己システムのネ
ットワーク入切スイッチ26がオンされ、システム外に
延長されたデータ伝送路12bに自己システムが接続さ
れる。この接続はそれぞれのコントロールボックス2か
ら行われる。すなわち協調運転を行うべき入力がされた
ときのみ、そのクレーンは協調運転に参加する。
【0040】次に、ノード2aのセンサ入切部32から
対応する走行用測距センサがオフにされる。クレーン間
が一定距離いないでも走行できるようにするためであ
り、また協調運転時には、クレーン同士がお互いを検知
するセンサは動作しなくても安全上問題がないためであ
る。図2の場合では、梁22aに設けられた測距センサ
5と梁22bに設けられた測距センサ3がオフにされ
る。
【0041】このように双方の天井クレーン25におい
て、システム外に延長されたデータ伝送路12bと自己
システム内のデータ伝送路12が接続され、所定の測距
センサがオフされた後、協調運転が開始される。
【0042】つまり、クレーン運転者はいずれかのコン
トロールボックス2からクレーンに対する操作入力を行
う。まず例えば、天井クレーン25aのコントロールボ
ックス2からクレーンフック24の巻き上げ指令を与え
ると、天井クレーン25aの巻上用インバータ10には
自己システム内の伝送路12を介して巻き上げ指令が与
えられる。一方、天井クレーン25bの巻上用インバー
タ10に対しては、まず天井クレーン25aのコントロ
ールボックス2からネットワーク入切スイッチ26を介
し、延長された伝送路12bに制御信号が伝送される。
次に、その信号はネットワーク入切スイッチ26を介し
て天井クレーン25b内に入り、最終的にそのシステム
内のデータ伝送路12を介して巻上用インバータ10へ
の巻き上げ指令が到達する。
【0043】ここで、天井クレーン25a,25bにお
ける各巻上用インバータ10のノード10aには同一の
ノード名称が与えられているので、いずれのノード10
aも、先の巻上げ指令を自分宛の命令であると解釈す
る。こうして天井クレーン25a,25bの各巻上用イ
ンバータ10は全く同一の動作を行うことになり、両ク
レーンによる協調運転が実現される。
【0044】この協調運転は、クレーン本体23a,2
3bの横行、梁22a,22bの走行についても同様で
ある。これらの動作にかかわる各ノードにもシステム2
5a,25b間で同一のノード名称が付されているため
である。つまり、データ伝送路12あるいは12bを介
してコントロールボックス2から指令を受けた天井クレ
ーン25a及び25b双方の各ノード4a,7aは、自
己が管理するインバータ4,9夫々を制御して同一動作
を実行する。これにより、走行横行についても協調運転
が実現される。
【0045】また、協調運転時の測距センサ3,5並び
にリミットスイッチ6,8,9,11による衝突回避の
自動停止も同様にして行われる。つまり、例えば西側ク
レーンの測距センサ3が例えば側壁を検知したときに
は、その旨が走行用インバータ4に伝送される。この通
知は伝送路12及び12bを介して天井クレーン25a
及び25b双方の走行用インバータ4の各ノード4aに
伝送され、双方のノード4aにおいて梁22a,22b
の走行停止制御が行われる。また、リミットスイッチ
6,8,9,11が横行あるいは巻き上げ巻き下げ限界
を検知したときにも同様に協調した停止動作が実現され
る。
【0046】こうして自動的な停止動作についても協調
運転が実現されクレーンの安全が確保される。なお、上
記例では天井クレーン25aのコントロールボックス2
から操作入力がされる場合を説明したが、天井クレーン
25bのコントロールボックス2から操作入力を行って
も同様な協調運転が実現される。
【0047】上述したように、本発明の実施の形態に係
る天井クレーンは、分散制御システムで構成し、異なっ
たクレーン上でも同じ役割をするノードのネットワーク
上の名前を同一に固定しておくようにしたので、クレー
ンシステム間の通信状態をオフにすることで1台の単独
運転を実現でき、システム間の通信をオンにすることで
2台以上の協調運転を実現することができる。したがっ
て、1台の単独運転も2台以上の協調運転も同一アプケ
ケーションにより実現することができる。
【0048】また、2台目以降のクレーンを増設して、
協調運転させようとするときにでも、既設クレーンの改
造は不要となり、2台目以降のクレーンも1台目と同一
設計のものとすることができる。
【0049】また、走行・横行の測距センサは、1台運
転のときは、壁または隣のクレーンとの距離に応じて、
インバータを停止させる信号を送出し、協調運転すると
きは、2台のクレーンの間に挟まれた測距センサをオフ
するようにしたので、外側にある測距センサから送出さ
れる信号のみにより、協調運転される複数の天井クレー
ンの動作を一体として制御し衝突防止等を図ることがで
きる。 (発明の第2の実施の形態)本実施形態では、第1の実
施形態においては延長されたデータ伝送路12bを介し
て両天井クレーン25a,25bのネットワーク入切ス
イッチ26間で協調運転時にデータ伝送を行う場合を説
明したが、本実施形態では、この間のデータ伝送を別途
の方法で実現する場合を説明する。
【0050】図3は本発明の第2の実施の形態に係る天
井クレーンにおける複数クレーン間のデータ伝送手段を
示すブロック図であり、図1又は図2と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略する。
【0051】本実施形態の天井クレーン25(25a,
25b)は、同図に示すクレーン間のデータ伝送の部分
を除いて第1の実施形態と同様に構成される。この天井
クレーン25には、単なるデータ伝送路12及び12b
間の入切スイッチに代えてネットワーク入切部41が設
けられている。このネットワーク入切部41は、天井ク
レーン間の情報通信を行う無線通信部42と、データ伝
送路12に接続され無線通信部42を制御するノード4
1aとから構成される。
【0052】無線通信部42は、第1の実施形態の延長
されたデータ伝送路12bに代えて設けられるもので、
ノード41aによりそのオンオフが制御され、オン状態
のときには他のオン状態となっている無線通信部42と
通信する。この通信では、まずノード41aが伝送路1
2を介して受け取った信号を一方の無線通信部42から
他方の無線通信部42に無線にて送信する。受信側で
は、受けとった信号を送信側のノード41aが伝送路1
2から受け取ったのと同様な状態にして自己の伝送路1
2に送出する。
【0053】このように構成された本実施形態の天井ク
レーン25では、各天井クレーン25a,25b間で無
線通信部42により第1の実施形態と同様なデータ伝送
が行われる他、第1の実施形態と同様に動作する。
【0054】上述したように、本発明の実施の形態に係
る天井クレーンは、第1の実施形態と同様に構成される
他、無線通信部42を用いて異なるクレーン間の通信を
行うようにしたので、データ伝送路12bを設置しにく
いような場合でも、第1の実施形態と同様な効果を奏す
ることができる。また、データ伝送路12bが不要なの
で、第1の実施形態の場合よりも増設を容易にすること
ができる。
【0055】なお、本実施形態では無線通信により天井
クレーン25a,25b間でデータ伝送する場合を説明
し、また第1の実施形態ではデータ伝送路12b及びネ
ットワーク入切スイッチ26でデータ伝送する場合を説
明したが、本発明におけるクレーン間データ伝送方式は
これらの方式に限られるものでなく、例えば電力搬送線
によるデータ伝送等でもよい。 (発明の第3の実施の形態)本実施形態は、東西に走行
・南北に横行する平行な2つのガーダ上にある2つの天
井クレーンの1台運転と2台協調運転について説明す
る。
【0056】図4は本発明の第3の実施の形態に係る天
井クレーンの全体構成例を示す図であり、図1と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略する。同図に示
すように、本実施形態の天井クレーンにおいては、ガー
ダ21a,21bが平行に設けられており、それぞれの
ガーダに天井クレーンの梁22a,22bが設けられて
いる。また、両ガーダ21a,21b間の端部には、ク
レーン本体23が一方の梁22から他方の梁22(梁2
2aから梁22b、あるいはその逆)へ移動できるよう
に、移動用レール21cが設けられている。なお、この
移動を行うときでも電源供給を受けるトロリ装置はクレ
ーン本体23上に設けられているので、各クレーン本体
23は独立した動作を確保することができる。
【0057】図5は本実施形態の天井クレーンをネット
ワークとして把握した場合に、その接続関係を示すブロ
ック図であり、図2と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0058】この天井クレーン25は、センサ入切部、
西側走行用測距センサ、東側走行用測距センサ、北側横
行用リミットスイッチ及び南側横行用リミットスイッチ
に代えて、センサ入切部32b、西側走行用リミットス
イッチ13、東側走行用リミットスイッチ14、北側横
行用測距センサ15及び南側横行用測距センサ16が設
けられる他、第1の実施形態と同様に構成されている。
またこれらの各リミットスイッチ13,14、各測距セ
ンサ15,16にはそれぞれノード13a,14a,1
5a及び16aが設けられている。
【0059】なお、各北側横行用測距センサ15及び南
側横行用測距センサ16は、梁22上でなくクレーン本
体23上に設けられる。また、各天井クレーン25a,
25bの各ノードについて、同一のセンサやリミットス
イッチに関しては同一のノード名称が付されている点は
第1の実施形態と同様である。
【0060】測距センサ15,16は、北側あるいは南
側の障害物が所定距離内になるとその旨を検出する。そ
して、そのノード15a,16aから横行用インバータ
7aに通知が行われる。
【0061】リミットスイッチ13,14は、梁23が
西側壁あるいは東側壁に到達してスイッチを押すと、そ
の旨を検出する。そして、そのノード13a,14aか
ら走行用インバータ4aに通知が行われる。
【0062】センサ入切部32bは、協調運転を行うに
際し、コントロールボックス2への操作入力により、あ
るいは協調対象のクレーンが接近したことにより検知さ
れた側の横行用測距センサ15又は16をオフとし、当
該センサによる警告を無効とする。
【0063】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る天井クレーンの動作について説明する。
まず、各クレーンの単独動作は第1の実施形態の場合と
同様である。
【0064】次に、天井クレーン25a及び25bの協
調運転について説明する。まず、両クレーン本体21を
協調運転できる位置まで移動させる。このために、クレ
ーン本体23を一方の梁22から他方の梁22に移動さ
せる。この梁22間の移動では、まずガーダ端部に両梁
22a,22bを移動させて移動用レール21cのとこ
ろで位置合わせする。次に、クレーン本体23bを移動
用レール21cを通して他方の梁22上に移動させる。
さらに、同一梁22上に移動された両クレーン本体23
の位置合わせを行う。
【0065】このように、両クレーンの位置合わせが完
了すると、双方のコントロールボックス2から協調運転
を行う旨が入力される。こうして、センサ入切部32b
によってクレーン本体23同士が対面する側の各横行用
測距センサ15,16がそれぞれオフされる。
【0066】一方、両天井クレーン25a,25bのネ
ットワーク入切スイッチ26がオンされ、両システムが
データ伝送路12bで接続される。以下、両天井クレー
ン25a,25bの対応部分のノードに同一名称が付さ
れていることから、第1の実施形態と同様に、一方のコ
ントロールボックス2からの運転入力で協調運転が実現
される。
【0067】上述したように、本発明の実施の形態に係
る天井クレーンは、第1の実施形態と同様に構成される
他、測距センサをクレーン本体23に設けてかつ梁22
間のクレーン本体移動を可能としたので、第1の実施形
態と同様な効果が得られる他、クレーン本体23単位で
も協調運転を実現することができる。 (発明の第4の実施の形態)本実施形態は、東西に走行
・南北に横行する平行な2つのガーダ上に、それぞれ2
つの天井クレーンが設けられるときに、各クレーンの1
台運転と複数台協調運転について説明する。
【0068】図6は本発明の第4の実施の形態に係る天
井クレーンの全体構成例を示す図であり、図1又は図4
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の天井クレーンにおけるガーダ21a,21
bは、第3の実施形態と同様に構成されている。なお、
特に図示しないが、図4と同様なガーダ端部には移動用
レール21cが設けられている。この移動用レールは西
側端部のみならず東側端部にも設けられている。
【0069】また、各ガーダ21a,21b上には、そ
れぞれ2台の天井クレーンが設けられ、各ガーダ21に
おける2台の天井クレーンとの関係は、第1の実施形態
と同様である。
【0070】図7は本実施形態の天井クレーンをネット
ワークとして把握した場合に、その接続関係を示すブロ
ック図であり、図2又は図5と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0071】この天井クレーン25は、走行横行用セン
サとして、北側横行用測距センサ15及び南側横行用測
距センサ16が設けられ、またセンサ入切部32cが設
けられる他、第1の実施形態と同様に構成されている。
またこれらの各測距センサ15,16にはそれぞれノー
ド15a,16aが設けられている。なお、各天井クレ
ーン25a,25b,25c及び25dの各ノードにつ
いて、同一のセンサやリミットスイッチに関しては同一
のノード名称が付されている点は上記各実施形態と同様
である。
【0072】また図7では、クレーン本体23c,23
dに対応する天井クレーン25c、25dについては、
その図示を省略しているが、これらもそのネットワーク
入切スイッチ26を介してデータ伝送路12bに接続さ
れている。
【0073】センサ入切部32cは、天井クレーン25
a及び25b、あるいは天井クレーン25c及び25d
が2台協調運転をする場合には、第1の実施形態のセン
サ入切部32と同様に動作し、天井クレーン25a及び
25cの各クレーン本体23a及び23c、あるいは天
井クレーン25b及び25dの各クレーン本体23b及
び23dが2台協調運転をする場合には、第3の実施形
態のセンサ入切部32bと同様に動作するように構成さ
れている。また、天井クレーン25a,25b,25c
及び25dの各クレーン本体が4台で協調運転する場合
には、それぞれ対面したクレーンを検出する測距センサ
あるいはリミットスイッチをオフするように構成されて
いる。すなわちこのセンサ入切部32cは、協調運転す
るときには対面する位置にあるクレーン検知用のセンサ
をオフ状態にする,という規則により各センサノードを
制御する。
【0074】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る天井クレーンの動作について説明する。
まず、各クレーンの単独動作と、天井クレーン25a及
び25b、あるいは25c及び25dの2台協調運転と
については、第1の実施形態の場合と同様である。
【0075】次に、天井クレーン25a及び25c、あ
るいは25b及び25dの2台協調運転とについては、
第1の実施形態の場合と同様である。なお、天井クレー
ン25a及び25cの協調運転の場合には、クレーン本
体23cの移動はガーダ西側端部の移動用レールを用い
て行われる。
【0076】次に4台協調運転の場合を説明する。4台
協調運転を行うときには、まず、各クレーン本体23c
及び23dを梁22a及び22b上に移動させる。
【0077】次に、梁22a及び22bを走行させ、ま
た、クレーン本体23a,23b,23c及び23dを
横行させ、4台のクレーン本体位置を調整する。ここ
で、各天井クレーン25a,25b,25c及び25d
のコントロールボックス2から協調運転指示を入力す
る。
【0078】これによりまず、それぞれ対面したクレー
ン本体を検出する測距センサあるいはリミットスイッチ
がオフされる。例えば天井クレーン25aに関していえ
ば、西側走行用測距センサ3及び南側横行用測距センサ
16がオフされる。同様に、天井クレーン25bに関し
ていえば、東側走行用測距センサ5及び南側横行用測距
センサ16、天井クレーン25cでは西側走行用測距セ
ンサ3及び北側横行用測距センサ15、天井クレーン2
5dでは、東側走行用測距センサ5及び北側横行用測距
センサ15がオフされる。
【0079】こうして4台協調運転が実現される。例え
ば何れかのコントロールボックス2から運転指令が入力
されると、その信号はデータ伝送路12,12bを介し
て対応する各天井クレーン25a,25b,25c及び
25dのインバータに伝送され、4台同時に巻上げや横
行、走行等が行われる。
【0080】上述したように、本発明の実施の形態に係
る天井クレーンは、第1及び第2の実施形態の構成を組
み合わせたので、第1及び第2の実施形態と同様な効果
が得られる他、2台単位のみならず4台単位でも協調運
転を実現することができる。 (発明の第5の実施の形態)本実施形態では、上記第
1、第3、第4の実施形態の天井クレーンをさらに組み
合わせた場合について説明する。つまり、上記各実施形
態では同一ガーダ上の2台のクレーンや異なるガーダ上
の2台のクレーン等の場合について説明したが、そもそ
も本発明の天井クレーンによる協調運転時の協調台数は
天井クレーン台数に制限されるものではない。ガーダ数
は3レール以上でもよいし、同一ガーダ上に3以上の梁
が設けられてもよい。さらには、複数天井クレーンのう
ち、数台のクレーンは協調運転を行い、他のクレーンは
協調運転を行わないようにしてもよい。
【0081】本実施形態では、このような場合の例とし
て2ガーダ、5クレーンの場合を説明する。図8は本発
明の第5の実施の形態に係る天井クレーンの全体構成並
びにクレーン間接続の一例を示す図であり、図1〜図7
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0082】同図に示す5台の天井クレーン25a,2
5b,25c,25d,25eそれぞれは、第4の実施
形態の天井クレーン25と同様に構成されている。本実
施形態では、このうち天井クレーン25a,25b,2
5cが協調運転し、天井クレーン25d,25eが個別
運転する場合を説明する。
【0083】このような場合には、各天井クレーン25
のコントロールボックス2から指令によりネットワーク
入切スイッチ26が、図8(b)に示すようなオンオフ
状態に設定される。
【0084】これにより、天井クレーン25a,25
b,25cの各ノードは通信可能に接続された状態とな
り、天井クレーン25d,25eの各ノードは他のクレ
ーンとは切り離された状態となる。
【0085】したがって、天井クレーン25a,25
b,25cは、第4の実施形態で説明したように協調運
転を行い、他の天井クレーン25d,25eは、それぞ
れのコントロールボックス2からの指令に従う個別運転
をすることになる。
【0086】本実施形態では天井クレーン25a,25
b,25cの3台で協調運転させる場合を説明したが、
協調運転の組み合わせの仕方や台数は自在であり、ま
た、さらに多数の天井クレーンであっても同様な動作が
実現できる。
【0087】このように本発明によれば、天井クレーン
25の拡張が自由自在であり、特に改造を行うこともな
く、増設した分を含めた自由の組み合わせの天井クレー
ン25による協調運転を行うことができる。
【0088】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。また、実施形態に記載した
手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることがで
きるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁
気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に格納し、また通信媒体により伝送
して頒布することもできる。なお、媒体側に格納される
プログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段
(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含
む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含むも
のである。本装置を実現する計算機は、記憶媒体に記録
されたプログラムを読み込み、また場合により設定プロ
グラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウ
エア手段によって動作が制御されることにより上述した
処理を実行する。
【0089】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、異
なるクレーン間の同一機能構成のノード名称が同一識別
名となるようにしたので、協調運転を行うために、1台
運転用のアプリケーションと協調運転用のアプリケーシ
ョンとを夫々設ける必要をなくし、さらに増設を容易に
行える天井クレーンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る天井クレーン
の全体構成例を示す図。
【図2】同実施形態の天井クレーンをネットワークとし
て把握した場合に、その接続関係を示すブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る天井クレーン
における複数クレーン間のデータ伝送手段を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る天井クレーン
の全体構成例を示す図。
【図5】同実施形態の天井クレーンをネットワークとし
て把握した場合に、その接続関係を示すブロック図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る天井クレーン
の全体構成例を示す図。
【図7】同実施形態の天井クレーンをネットワークとし
て把握した場合に、その接続関係を示すブロック図。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る天井クレーン
の全体構成並びにクレーン間接続の一例を示す図。
【図9】従来の天井クレーンの全体構成を示す上面図。
【図10】2台のクレーンが協調動作をするときの様子
を示す図。
【符号の説明】
2…コントロールボックス 3…西側走行用測距センサ 4…走行用インバータ4 5…東側走行用測距センサ 6…北側横行用リミットスイッチ 7…横行用インバータ 8…南側横行用リミットスイッチ 9…上限リミットスイッチ 10…巻上用インバータ 11…下限リミットスイッチ 12…データ伝送路 12b…延長されたデータ伝送路 13…西側走行用リミットスイッチ 14…東側走行用リミットスイッチ 15…北側横行用測距センサ 16…南側横行用測距センサ 21…ガーダ 21c…移動用レール 22…梁 23…クレーン本体 24…クレーンフック 25…天井クレーン 26…ネットワーク入切スイッチ 31…ネットワーク入切部 32,32b,32c…センサ入切部 41…ネットワーク入切部 42…無線通信部 2a,3a,4a,5a,6a,7a,8a,9a,1
0a,11a,13a,14a,15a,16a,41
a…ノード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンとしての動作を実現するための
    1以上のクレーン構成手段からなる天井クレーンにおい
    て、 前記各クレーン構成手段に設けられ、かつ対応するクレ
    ーン構成手段を制御するノードと、 前記各ノード間を接続し、かつノード間で通信を行うた
    めのデータ伝送手段と、 自己と異なる他のクレーンにおけるノードとの通信可能
    な状態あるいは通信不能な状態を切り換え可能に構成さ
    れており、前記通信可能な状態にあっては前記データ伝
    送手段との協力動作により、前記他のクレーンのノード
    と自己のノードと間の通信を可能とする他クレーン通信
    手段とを備え、前記自己のノードのノード識別名が、前
    記他のクレーンにおける同一クレーン構成手段に設けら
    れるノードのノード識別名と同一であることを特徴とす
    る天井クレーン。
  2. 【請求項2】 前記クレーン構成手段として、少なくと
    も走行用駆動手段、横行用駆動手段及び巻上用駆動手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の天井クレー
    ン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201700A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 鍛造クレーンシステム
JP2014525381A (ja) * 2011-08-26 2014-09-29 デマグ クレインズ アンド コンポーネンツ ゲーエムベーハー 少なくとも2つの昇降装置、特にクレーンを平行して動作させるための方法及び制御アセンブリ
CN108584716A (zh) * 2018-05-04 2018-09-28 蛇口集装箱码头有限公司 一种门式起重机安全防护和作业辅助系统

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