JPH11263533A - 巻取機のリボン巻防止装置 - Google Patents
巻取機のリボン巻防止装置Info
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- JPH11263533A JPH11263533A JP7045698A JP7045698A JPH11263533A JP H11263533 A JPH11263533 A JP H11263533A JP 7045698 A JP7045698 A JP 7045698A JP 7045698 A JP7045698 A JP 7045698A JP H11263533 A JPH11263533 A JP H11263533A
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Abstract
る巻取機のリボン巻防止装置と合糸機を提供する。 【解決手段】 給糸をトラバースするためのトラバース
カムプーリ32とパッケージを回転する駆動プーリ31
とのいずれか一方を、テンション力に応じて有効径が変
化する可変プーリとし、そのトラバースカムプーリ32
と駆動プーリ31との間にアイドラー40を設けて、こ
れらにベルト41を掛け渡し、他方クリーピングシャフ
ト12に偏心カム46を設け、その偏心カム46の回転
でアイドラー40の位置を周期的に変更して上記可変プ
ーリの有効径を可変するものである。
Description
メント糸を対象とした合糸機や巻き返しワインダー等の
巻取機に係り、特にその巻取中に発生するリボン巻を防
止するための巻取機のリボン巻防止装置に関するもので
ある。
る。
駆動装置としてのフリクションローラ等の巻取パッケー
ジPを回転する駆動ローラ、11は、トラバース装置で
ある給糸をトラバースするためのトラバースカム、12
は、巻取中のトラバース範囲を変化させて端面綾落ちを
防止するクリーピングシャフトである。
されると共にトラバースカム11は、駆動ローラ10よ
り変速装置を介して駆動される。すなわち、駆動ローラ
10の軸13の一端に従動プーリ14が設けられ、その
従動プーリ14が、ベルト15を介して駆動モータ16
の駆動プーリ17に連結されて回転され、駆動ローラ1
0の軸13の他端に駆動プーリ18が設けられ、トラバ
ースカム11の軸19にトラバースカムプーリ20が設
けられ、これらプーリ18,20にベルト21が巻掛け
られて駆動ローラ10の回転と共にトラバースカム11
が回転されるようになっている。
ド22が、そのカム溝11aに係合すると共にロッド2
3に往復動自在に設けられ、トラバースカム11の回転
で給糸を所定の幅でトラバースするようになっている。
ダ24が、同時にカムプレート26に設けた傾動溝25
に係合してラーバース時の旋回角度が決められる。
に揺動可能に設けられ、クリーピングシャフト12に設
けたカム27にて揺動されて巻取中にトラバース幅を変
えて端面綾落ちを防止するクリーピング動作を行うよう
になっている。
の増大に応じて、すなわちパッケージPを回転支持する
クレードルアームの回動で、カムプレート24の傾動角
を変えて、漸次トラバースガイド22のトラバース幅を
小さくして図示のようなパッケージ端面をテーパ形状と
するようトラバースガイド22がテーパエンド制御され
る。
回転するモータ、29はスプロケットとチェーン等から
なる伝導装置である。
トとスパンデックッスなどを合糸し、その合糸した給糸
が、トラバースガイド22でトラバースされながら駆動
ローラ10上で回転するパッケージPに巻取られるが、
巻取中にトラバースされて巻取られた糸がパッケージに
対して同じ経路を取るときにリボン巻が発生する。
ワインダ等では、トラバースモータのON・OFF制御
によりパッケージとドラムに滑りを起こさせてリボン巻
を防止することがなされている。
ケージの回転駆動装置とを動力伝達装置を介して同期さ
せたランダムワインダにおいて、リボン巻きを防止する
装置が特開平1−203176号公報に記載されてい
る。この装置は、前記動力伝達装置に変速装置を介在さ
せ、変速装置の変速比を周期的に変更することによりリ
ボン巻きを防止したものである。
間で滑りを発生させてリボン崩しを行う自動ワインダー
等の方法と異なって、前記滑りに起因するフィラメント
の単糸切れや融着あるいはスパン糸の毛羽立ちを防止で
きる利点がある。
得るために、前記動力伝達装置から駆動力の一部を分岐
させて減速する変速制御装置を各巻取装置毎に設けてい
た。そのために機構が複雑となり、リボン崩し装置を含
むトラバース装置全体が大型になる問題があった。
のであり、簡単な装置でしかも複雑な制御なしにリボン
巻きを防止できる巻取機のリボン巻防止装置を提供する
ものである。
に、請求項1の発明は、給糸のトラバース装置とパッケ
ージの回転駆動装置とを動力伝達装置を介して同期させ
た巻取機において、前記動力伝達装置に変速装置を介在
させ、前記トラバース装置をクリーピング動作させるク
リーピングシャフトの駆動力で前記変速装置の変速比を
周期的に変更するように構成した巻取機のリボン巻防止
装置である。
ためのトラバースカムプーリとパッケージを回転する駆
動プーリとのいずれか一方を、テンション力に応じて有
効径が変化する可変プーリとし、そのトラバースカムプ
ーリと駆動プーリとの間にアイドラーを設けて、これら
にベルトを掛け渡し、他方クリーピングシャフトに偏心
カムを設け、その偏心カムの回転でアイドラーの位置を
周期的に変更して上記可変プーリの有効径を可変する巻
取機のリボン巻防止装置である。
される請求項1記載の巻取機のリボン巻防止装置であ
る。
を添付図面に基づいて詳述する。
たものであり、図1は右側面図を示し、図2は図1の各
軸の周りを展開して示した図である。
3で説明した巻取機と同じであり、図3で説明したもの
と機能が同じものは同一符号を付して説明する。
パッケージを回転する駆動ローラ10の軸13が支承さ
れると共にトラバースカム11の軸19が支承される。
ーリ31が設けられ、トラバースカム11の軸19に
は、トラバースカムプーリ32が設けられる。
動力伝達装置により駆動されると共にトラバースカム1
1は、駆動ローラ10より変速装置を介して駆動され
る。
とトラバースカムプーリ32の内いずれか一方、本実施
の形態では、トラバースカムプーリ32側が可変プーリ
とされる。
示すように、軸19に固定して設けた固定ディスク筒3
3とその固定ディスク筒33の軸方向に移動自在に、か
つ固定ディスク筒33と一体に回転するように嵌合され
た可動ディスク筒34とからなり、その両ディスク筒3
3,34で有効径が可変の可変プーリ部35が形成され
る。
ト37で固定され、可動ディスク筒34の外周にスプリ
ング38が設けられ、そのスプリング38の一方がスト
ッパ盤36に着座すると共に他方が可動ディスク筒34
の可変プーリ部35に当接し、そのスプリング38で、
常時は可変プーリ部35の有効径が最大となるように付
勢している。
2間にはアイドラー40が設けられ、これらにベルト4
1が掛け渡される。
設けたブラケット42に回転自在に設けたL字状のレバ
ー部材43に回転自在に取り付けられ、そのレバー部材
43の他方に倣いローラー44が設けられる。このレバ
ー部材43は、コイルバネ45で反時計方向に回動する
ように常時付勢されている。
ラー44に当接して、レバー部材43を上述したコイル
バネ45に抗して時計方向に回動する偏心カム46が設
けられる。
グシャフト12を回転する伝導装置29のスプロケット
である。
あり、フィラメントとスパンデックス等を合糸して巻き
取るが、合糸機の代わりに、ワインダのように単糸を巻
き取るようにしてもよい。
ャフト12は、巻取糸の端面落ちを防止すべく回転さ
れ、そのクリーピングシャフト12に設けた偏心カム4
6も常時回転する。この偏心カム46の回転に追従し倣
いローラ44が揺動されてレバー部材43が、図示の2
点鎖線と実線の位置間を回動し、そのレバー部材43に
設けたアイドラー40を揺動する。
のテンションが変化し、可変プーリであるトラバースカ
ムプーリ32の有効径が変化する。すなわち2点鎖線で
示したように、テンションが大きくなると可動ディスク
筒34が固定ディスクから離れて有効径が小さくなるよ
うに、実線で示したようにテンションが小さくなると可
動ディスク筒34が固定ディスクに近づいて有効径が大
きくなるように変化する。
そのトラバースカムプーリ32の有効径の変化で変化す
るため、図3で説明したトラバースガイド22のトラバ
ース速度が変化するためリボン巻きが防止されることと
なる。
ば、駆動ローラ10の回転が変わり、パッケージの回転
に対するトラバース速度が変わるため、同様にリボン巻
きが防止できる。
12の回転で、図3で説明したように、トラバースガイ
ド22のトラバース範囲を制御してクリーピングとパッ
ケージのテーパーエンドを行い、同時にリボン巻き防止
を行う。
て、カム形状を替えることでトラバースカムの変速比を
変えることが可能である。
ス装置やパッケージの回転駆動装置に比べて十分に低速
な既存のクリーピングシャフトの回転に着目し、この駆
動力をリボン崩しのための周期的な変速操作のための駆
動力として利用するように構成したので、従来に比べて
トラバース装置の大型化を回避できる。より具体的には
クリーピングシャフトを利用し、そのシャフトに偏心カ
ムを取り付け、その偏心カムで、アイドラーを揺動させ
てトラバースカムプーリ又は駆動プーリの有効径を変え
てそのトラバース速度を変えることでリボン巻きを防止
することができ、しかも糸に悪影響を与えることがない
ものとすることができる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 給糸のトラバース装置とパッケージの回
転駆動装置とを動力伝達装置を介して同期させた巻取機
において、前記動力伝達装置に変速装置を介在させ、前
記トラバース装置をクリーピング動作させるクリーピン
グシャフトの駆動力で前記変速装置の変速比を周期的に
変更するように構成したことを特徴とする巻取機のリボ
ン巻防止装置。 - 【請求項2】 給糸をトラバースするためのトラバース
カムプーリとパッケージを回転する駆動プーリとのいず
れか一方を、テンション力に応じて有効径が変化する可
変プーリとし、そのトラバースカムプーリと駆動プーリ
との間にアイドラーを設けて、これらにベルトを掛け渡
し、他方クリーピングシャフトに偏心カムを設け、その
偏心カムの回転でアイドラーの位置を周期的に変更して
上記可変プーリの有効径を可変することを特徴とする巻
取機のリボン巻防止装置。 - 【請求項3】 偏心カムが交換自在にされる請求項2記
載の巻取機のリボン巻防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07045698A JP3968859B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 巻取機のリボン巻防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07045698A JP3968859B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 巻取機のリボン巻防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11263533A true JPH11263533A (ja) | 1999-09-28 |
JP3968859B2 JP3968859B2 (ja) | 2007-08-29 |
Family
ID=13432042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07045698A Expired - Fee Related JP3968859B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 巻取機のリボン巻防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3968859B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101019830B1 (ko) | 2009-04-02 | 2011-03-04 | 강문호 | 자동호스 권취기에서 호스릴의 밸트 텐션조절장치 |
CN102976149A (zh) * | 2012-12-03 | 2013-03-20 | 无锡常欣科技股份有限公司 | 立式收线机 |
JP2013202828A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Oji Holdings Corp | エンボス加工装置 |
CN108394751A (zh) * | 2018-05-04 | 2018-08-14 | 威海大威海洋机器人有限公司 | 智能化自动络筒机 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP07045698A patent/JP3968859B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101019830B1 (ko) | 2009-04-02 | 2011-03-04 | 강문호 | 자동호스 권취기에서 호스릴의 밸트 텐션조절장치 |
JP2013202828A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Oji Holdings Corp | エンボス加工装置 |
CN102976149A (zh) * | 2012-12-03 | 2013-03-20 | 无锡常欣科技股份有限公司 | 立式收线机 |
CN108394751A (zh) * | 2018-05-04 | 2018-08-14 | 威海大威海洋机器人有限公司 | 智能化自动络筒机 |
CN108394751B (zh) * | 2018-05-04 | 2023-04-11 | 山东东威仕智能装备科技有限公司 | 智能化自动络筒机 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3968859B2 (ja) | 2007-08-29 |
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