JPH11263325A - 結束器 - Google Patents
結束器Info
- Publication number
- JPH11263325A JPH11263325A JP10687598A JP10687598A JPH11263325A JP H11263325 A JPH11263325 A JP H11263325A JP 10687598 A JP10687598 A JP 10687598A JP 10687598 A JP10687598 A JP 10687598A JP H11263325 A JPH11263325 A JP H11263325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- bundling
- jig
- tightening
- binding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】古新聞や輸送物等被包装物を紐状のもので縛る
場合に、市販の紐、ロープ等を使って、その紐状体を緊
張し、緊張を緩めることなく両端を結束することを目的
とする。 【解決手段】紐状体を緊張レバーの操作と、一方向把持
具の作用により緊張維持する治具と、緊張を緩めること
なく結束レバーの1回操作のみで紐状体の両端を手で結
束するに近い状態に簡単且つ安価な機構で結束する治具
で構成するものである。
場合に、市販の紐、ロープ等を使って、その紐状体を緊
張し、緊張を緩めることなく両端を結束することを目的
とする。 【解決手段】紐状体を緊張レバーの操作と、一方向把持
具の作用により緊張維持する治具と、緊張を緩めること
なく結束レバーの1回操作のみで紐状体の両端を手で結
束するに近い状態に簡単且つ安価な機構で結束する治具
で構成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、古新聞や輸送物等被包
装物を紐状のもので縛る場合に、市販の紐、ロープ等を
使って、その紐状体を緊張する治具と、緊張を緩めるこ
となく両端を結束する治具に関する。
装物を紐状のもので縛る場合に、市販の紐、ロープ等を
使って、その紐状体を緊張する治具と、緊張を緩めるこ
となく両端を結束する治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、手で緊張、結束するか、特殊な
紐状体やクリップを使用した市販の結束治具で結束して
いる。
紐状体やクリップを使用した市販の結束治具で結束して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、手で緊張、結
束するか、市販の結束治具で結束しているが、手の場合
は緊張に力を要し、また、緊張を緩めず結束するのが困
難な場合がある。一方、市販の結束治具で結束する場合
は、その治具に合った特殊な紐状体やクリップを使用す
るため高価となり、また取り扱いも複雑であった。本発
明は、市販の紐、ロープ等を使って、古新聞や輸送物等
を安価且つ容易に緊張結束できるようにすることを目的
としている。
束するか、市販の結束治具で結束しているが、手の場合
は緊張に力を要し、また、緊張を緩めず結束するのが困
難な場合がある。一方、市販の結束治具で結束する場合
は、その治具に合った特殊な紐状体やクリップを使用す
るため高価となり、また取り扱いも複雑であった。本発
明は、市販の紐、ロープ等を使って、古新聞や輸送物等
を安価且つ容易に緊張結束できるようにすることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、紐状体を緊張する治具と、緊張を緩めることなく両
端を手で結束するに近い方法で結束する治具で構成する
ものである。
に、紐状体を緊張する治具と、緊張を緩めることなく両
端を手で結束するに近い方法で結束する治具で構成する
ものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された結束治具は、市販の
紐、ロープ等を使って簡単且つ容易に緊張結束できるた
め、高価な特殊な紐やクリップを必要とせず、本発明の
結束器と紐状体があればどこでも簡単に荷作り、結束が
できる。
紐、ロープ等を使って簡単且つ容易に緊張結束できるた
め、高価な特殊な紐やクリップを必要とせず、本発明の
結束器と紐状体があればどこでも簡単に荷作り、結束が
できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は被包装物2の結束位置に本発明の結束器
1を置き、結束器1の各部を通り被包装物2に結束用の
紐3を掛けた状態である。図2、図3において、結束器
本体1には紐3の一端を掴み、且つ結束時に紐を引き締
めるための把持具4、紐を半輪っか状で交差させるため
の軸5と紐3の他端を交差した輪っかをくぐらせるため
のチャック6を具備する結束治具7、被包装物に掛けら
れた紐3を緊張後、緊張状態のまま把持する緊張把持具
8、9、紐3の他端を交差した輪っかをくぐらせるとき
紐3が軽い力で軸線方向に移動でき、且つ軸線の位置を
決めるための押さえ具10とカッター11、および、紐
3を緊張するための緊張治具12が配置されている。
すると、図1は被包装物2の結束位置に本発明の結束器
1を置き、結束器1の各部を通り被包装物2に結束用の
紐3を掛けた状態である。図2、図3において、結束器
本体1には紐3の一端を掴み、且つ結束時に紐を引き締
めるための把持具4、紐を半輪っか状で交差させるため
の軸5と紐3の他端を交差した輪っかをくぐらせるため
のチャック6を具備する結束治具7、被包装物に掛けら
れた紐3を緊張後、緊張状態のまま把持する緊張把持具
8、9、紐3の他端を交差した輪っかをくぐらせるとき
紐3が軽い力で軸線方向に移動でき、且つ軸線の位置を
決めるための押さえ具10とカッター11、および、紐
3を緊張するための緊張治具12が配置されている。
【0007】被包装物を紐で結束する手順は、まず図1
のごとく被包装物2の結束位置に結束器1を乗せ、紐3
の端を把持具4で把持し、軸5上を反転した後緊張把持
具8を通して被包装物の周囲を回し、緊張把持具9を通
した後軸5上で先に反転した紐3の手前を反転し、カッ
ター11、押さえ具10、緊張治具12の順に紐3を通
し結束準備を完了する。
のごとく被包装物2の結束位置に結束器1を乗せ、紐3
の端を把持具4で把持し、軸5上を反転した後緊張把持
具8を通して被包装物の周囲を回し、緊張把持具9を通
した後軸5上で先に反転した紐3の手前を反転し、カッ
ター11、押さえ具10、緊張治具12の順に紐3を通
し結束準備を完了する。
【0008】次に、緊張治具12のレバー13をA方向
に引くことにより緊張治具12は支点Oを中心に左回転
し、被包装物2に掛けられた紐3が引き張られ、緊張把
持具8、9はそれぞれ一方向チャックであるためレバー
13を解除した後も紐3は被包装物2の周囲で緊張把持
具8、9間に張架された状態で維持される。次いで、支
点をPとするレバー14をB方向に引くことにより、ま
ずC点まではレバーに取り付けられたピン15と、これ
に噛み合った竿16の移動により大歯車17が左方向
(半時計方向)に回転し、これに噛み合った歯車18に
よって、軸5が図3Q点を中心にF方向に1回転する。
このとき紐3は図4aの状態から図4bの状態になり、
紐3の他端ニがチャック6の軸部に引っかけられた状態
になる。
に引くことにより緊張治具12は支点Oを中心に左回転
し、被包装物2に掛けられた紐3が引き張られ、緊張把
持具8、9はそれぞれ一方向チャックであるためレバー
13を解除した後も紐3は被包装物2の周囲で緊張把持
具8、9間に張架された状態で維持される。次いで、支
点をPとするレバー14をB方向に引くことにより、ま
ずC点まではレバーに取り付けられたピン15と、これ
に噛み合った竿16の移動により大歯車17が左方向
(半時計方向)に回転し、これに噛み合った歯車18に
よって、軸5が図3Q点を中心にF方向に1回転する。
このとき紐3は図4aの状態から図4bの状態になり、
紐3の他端ニがチャック6の軸部に引っかけられた状態
になる。
【0009】さらに、レバー14を続けてB方向に引き
D点にきたときはレバー14の下方に設けられた突起1
9がチャック6の後端に噛み合った支点Rを中心として
回転する腕20の一端を押し下げることによって図5a
のごとくチャック6が引き込まれ、紐3の一端ニをチャ
ック6でつかむ。 引き続いてレバー14がE点にきた
ときはカッター11で紐状体がチャック6と押さえ具1
0の間で切断され同時に図5bの位置までチャック6、
軸5共に引き込まれることによって紐3の一端ニが輪っ
かをくぐった状態で輪っかが軸5から外れ、図4cのご
とくなる。このとき、把持具4はコイルバネ、重錘等に
よりG方向に力がかかっているため把持具4は紐3の他
端イを把持したままG方向に引っ張られ、紐3は固く結
束される。結束後、結束器1をずらしながら緊張把持具
8、9で把持された紐3をはずすことによって結束を完
了する。
D点にきたときはレバー14の下方に設けられた突起1
9がチャック6の後端に噛み合った支点Rを中心として
回転する腕20の一端を押し下げることによって図5a
のごとくチャック6が引き込まれ、紐3の一端ニをチャ
ック6でつかむ。 引き続いてレバー14がE点にきた
ときはカッター11で紐状体がチャック6と押さえ具1
0の間で切断され同時に図5bの位置までチャック6、
軸5共に引き込まれることによって紐3の一端ニが輪っ
かをくぐった状態で輪っかが軸5から外れ、図4cのご
とくなる。このとき、把持具4はコイルバネ、重錘等に
よりG方向に力がかかっているため把持具4は紐3の他
端イを把持したままG方向に引っ張られ、紐3は固く結
束される。結束後、結束器1をずらしながら緊張把持具
8、9で把持された紐3をはずすことによって結束を完
了する。
【0010】
【発明の効果】上記のように構成された結束器は、市販
の紐、ロープ等を使って、しかも特殊なクリップ、締め
付け金具等を使用しないで結束できるため安価であり、
また予備部品を常に準備しておくという手間もいらない
さらに、緊張、結束機構が極めて簡単であるため、結束
準備作業や結束操作が極めて速く、結束器も小型で安価
に製作できる。
の紐、ロープ等を使って、しかも特殊なクリップ、締め
付け金具等を使用しないで結束できるため安価であり、
また予備部品を常に準備しておくという手間もいらない
さらに、緊張、結束機構が極めて簡単であるため、結束
準備作業や結束操作が極めて速く、結束器も小型で安価
に製作できる。
【図1】被包装物と結束器と紐の配置を示す全体正面図
である。
である。
【図2】結束器の正面図である。
【図3】結束器の側面図である。
【図4】結束の順序と結束の様子を示す図である。
【図5】結束するための輪っかをくぐらせる様子を示す
図である。
図である。
1 結束器本体 18 従動歯車 2 被包装物 19 突起 3 紐 20 引き込み腕 4 把持具 5 輪っか交差軸 6 チャック 7 結束治具 8,9 緊張把持具 10 押さえ具 11 カッター 12 緊張治具 13、14 レバー 15 竿駆動ピン 16 竿 17 駆動大歯車
Claims (3)
- 【請求項1】被包装物を紐状体で縛る作業において、被
包装物にかけられた紐状体の両端を、締める方向には紐
状体が自由に移動するが、緩む方向には紐状体が移動し
ない一方向把持具で緊張把持する治具と、必要に応じて
把持具から出た紐状体の一端、または両端に紐状体を引
き締めるための力の倍加装置を具備したことを特徴とす
る結束器 - 【請求項2】請求項1の結束器において、把持具を出た
張架されていない部分の紐状体の両端を結束する装置を
具備することを特徴とする結束器。 - 【請求項3】請求項2の結束装置において、紐状体を約
半周づつ交差させ輪っか状に維持する軸と、この軸を回
転させるか、紐状体の一端を輪っか状の面と異なる方向
に回転させ紐状体の一端を輪っか面を包み込む状態にす
る治具と、その移動した紐状体の一端を把持し輪っかの
中をくぐらせるチャック(掴み具)を有し、輪っかの中
をくぐらせた後軸から輪っかを外し、紐状体の他端また
は両端を緊張する装置と必要に応じて紐状体を切断する
装置を具備することを特徴とする結束器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10687598A JPH11263325A (ja) | 1998-03-14 | 1998-03-14 | 結束器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10687598A JPH11263325A (ja) | 1998-03-14 | 1998-03-14 | 結束器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11263325A true JPH11263325A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=14444715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10687598A Pending JPH11263325A (ja) | 1998-03-14 | 1998-03-14 | 結束器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11263325A (ja) |
-
1998
- 1998-03-14 JP JP10687598A patent/JPH11263325A/ja active Pending
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