JP2977179B2 - 鉄筋結束装置 - Google Patents

鉄筋結束装置

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JP2977179B2
JP2977179B2 JP7007960A JP796095A JP2977179B2 JP 2977179 B2 JP2977179 B2 JP 2977179B2 JP 7007960 A JP7007960 A JP 7007960A JP 796095 A JP796095 A JP 796095A JP 2977179 B2 JP2977179 B2 JP 2977179B2
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guide arm
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誠 榎本
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Kajima Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • E04G21/123Wire twisting tools

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋工事において配筋
後の鉄筋を結束線を用いて機械的に結束する鉄筋結束装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】配筋した鉄筋の手結束作業は、多くの労
力と時間を必要とし、また、熟練した専門作業員を必要
とする。また、特に大径の鉄筋に対しては結束線も大径
となり、人力作業での結束は重作業となり、作業能率も
悪い。
【0003】他方、機械式結束装置として、例えば実公
平4−48282号公報及び特公平4−77103号公
報に示される装置は、結束材をあらかじめ所定の長さ及
び形状に加工しておくのに手間がかかり、また、結束す
る鉄筋の径違いに対しては、その都度鉄筋径に対応した
長さ及び形状の結束材を用いるか、または、小径の鉄筋
に対しては、必要以上に長い結束材を用いることになる
などの不具合があった。
【0004】また、前述の装置及び実開平1−1770
33号公報に示される装置においても、結束線の端部を
捻り過ぎて破断させてしまったり、十分な鉄筋締め付け
力が得られないなどの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した問
題に鑑みてなされたもので、U字状の結束線を簡単に作
ることができ、かつ径違いの鉄筋に対しても同一の結束
線で対応可能で結束線の無駄がない鉄筋結束装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、結束線
を格納する結束線ドラムと、該結束線ドラムらかの結束
線をU字状に曲げて端部を把持するとともに途中を切断
することが可能な結束線把持・切断装置と、このU字状
の結束線を鉄筋の下面に沿って掛け回すガイドアーム
と、その掛け回したU字状結束線のループ部を引掛け捻
り込んで結束する結束レバーとを設けている。
【0007】更に本発明によれば、ガイドアームの先端
は、ヨーク状に形成されている。
【0008】
【作用】上記のように構成された鉄筋結束装置におい
て、ガイドアームは、先端部に結束線が掛けられると、
その結束線を鉄筋の下面に沿って掛け回す。すると、結
束アームは、掛け回された結束線の端部を引掛け、捻り
込んで結束する。同時に結束把持・切断装置は結束線を
開放し切断する。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図1において、本発明の装置は、結束線2
を収納したドラム1と、ドラム1からの結束線2をU字
状に曲げて端部を保持すると共に途中を切断する把持・
切断装置10と、U字状の結束線2を鉄筋3、4の下面
に沿って掛け回すガイドアーム30と、その掛け回した
結束線2の端部を引掛け捻り込んで結束する結束アーム
40とから概略構成され、これらの部材は、図示しない
フレームに取付けられている。
【0011】図2および図3をも参照し、把持・切断装
置10は、固定されたディスクカム11と、このカム1
1に対しモータ12により回転されるヨーク13と、こ
のヨーク13の両端部に配設された把持部14及び切断
部19とらか構成されている。
【0012】前記把持部14には、ヨーク13側に形成
した係止部15と、前記係止部15に対向して設けたの
可動部16とが設けられ、その可動部16は、シャフト
17により枢着され、スプリング18を介しカム11側
に付勢されている。なお、図中の符号15a、16aは
結束線2を確実に挟持固定する歯部である。
【0013】前記切断部19には、把持部14と同様に
固定刃20と、可動刃21とが設けられている。そし
て、可動部16及び可動刃21は、ディスクカム11の
カム部11aでリフトされた時に、それぞれ結束線2を
挟持固定、切断するようになっており、そのカム部11
aは、ディスクカム11の略半円部に形成されている。
【0014】図4をも参照し、ガイドアーム30は、回
動軸31から半径方向外方に延びるアーム部32と、そ
のアーム部32の端部から円周方向に伸びる円弧部33
とからなり、この円弧部33の先端には、ヨーク状のフ
ック部34が形成されている。そして、回動軸31は、
図示しない駆動モータに連結され、また、図示しないス
ライド機構により水平方向にスライドされるようになっ
ている。
【0015】前記結束アーム40は、水平なアーム部4
1と、アーム部41の上端からU字状に折れ曲がる駆動
部42とからなっている。その駆動部42は、旋回モー
タ43の出力軸に固設され、この旋回モータ43は、ス
ライダ44を介して水平なスライドテーブル45にスラ
イド自在に支持されている。
【0016】次に結束の態様を説明する。
【0017】ドラム1からの結束線2は、あらかじめ把
持・切断装置10の把持部14に端部を把持させてお
く。そこで、この端部を把持したまま、ヨーク13を矢
印方向に約180度回動し、結束線2をガイドアーム3
0のフック部34にU字状に掛け回して停止する。する
と、結束線2の途中は、切断部19に挿入される(図
1)。
【0018】次いで、ガイドアーム30を若干左方に移
動し、結束線2を引掛けたフック部34とディスクカム
11との干渉を避けて時計方向に旋回したのち、右方に
移動して更に時計方向に旋回し、結束線2を鉄筋3、4
の下面に沿って掛け回し引き上げる。同時に、結束アー
ム40を右方に移動し、先端をガイドアーム30のフッ
ク部34に挿入して掛け渡した結束線2の下方に位置さ
せる(図4及び図5)。
【0019】次いで、結束アーム40を更に右方に移動
し、先端を結束線2の途中部分2aに挿入する(図
6)。
【0020】次いで、結束アーム40を旋回すると共
に、把持・切断装置10のヨーク13を矢印方向に約1
80度微旋回し、把持部14による結束線2の把持を解
くと共に、切断部19で結束線2のドラム1側を切断す
る。そして、所定のトルクで結束アーム40の旋回を停
止し、結束を終る(図7)。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 作業員を重労力から解放し、作業の効率化を図
ることができる。 (2) U字状の結束線で堅固に結束することができ
る。 (3) したがって、結束線の断面積を小さくし、剛性
の小さい結束線を用い、結束線の破断をなくすことがで
きる。 (4) また、したがって、万一、1本の結束線が折損
しても、他の1本で結束を保持することができる。 (5) 連続した結束線を必要な分だけ繰り出して使用
することにより、あらかじめ結束線を加工する必要がな
く、また、結束線の無駄をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】図1の要部の斜視図。
【図3】図2の把持部の側面図。
【図4】図5のA−A矢視図。
【図5】ガイドアームが結束線を鉄筋に掛け回した状態
を示す正面図。
【図6】結束アームの先端をガイドアームに掛け回した
結束線下方に挿入した状態を示す正面図。
【図7】結束の終了状態を示す正面図。
【符号の説明】
1・・・ドラム 2・・・結束線 3、4・・・鉄筋 10・・・把持・切断装置 11・・・ディスクカム 12・・・モータ 13・・・ヨーク 14・・・把持部 15・・・係止部 15a、16a・・・歯部 16・・・可動部 17・・・シャフト 18・・・スプリング 19・・・切断部 20・・・固定刃 21・・・可動刃 30・・・ガイドアーム 31・・・回動軸 32・・・アーム部 33・・・円弧部 34・・・フック部 40・・・結束アーム 41・・・アーム部 42・・・駆動部 43・・・旋回モータ 44・・・スライダ 45・・・スライドテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/12 105 B25B 25/00 B65B 13/10 B65B 13/28 B65B 27/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束線を格納する結束線ドラムと、該結
    束線ドラムらかの結束線をU字状に曲げて端部を把持す
    るとともに途中を切断することが可能な結束線把持・切
    断装置と、このU字状の結束線を鉄筋の下面に沿って掛
    け回すガイドアームと、その掛け回したU字状結束線の
    ループ部を引掛け捻り込んで結束する結束レバーとを設
    けたことを特徴とする鉄筋結束装置。
  2. 【請求項2】 ガイドアームの先端は、ヨーク状に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の鉄筋結束装
    置。
JP7007960A 1995-01-23 1995-01-23 鉄筋結束装置 Expired - Lifetime JP2977179B2 (ja)

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JP7007960A JP2977179B2 (ja) 1995-01-23 1995-01-23 鉄筋結束装置

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JP7007960A JP2977179B2 (ja) 1995-01-23 1995-01-23 鉄筋結束装置

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JPH08199817A JPH08199817A (ja) 1996-08-06
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