JP2949703B2 - 鉄筋結束機における安全装置 - Google Patents
鉄筋結束機における安全装置Info
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G21/00—Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
- E04G21/12—Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
- E04G21/122—Machines for joining reinforcing bars
- E04G21/123—Wire twisting tools
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
状に送り出して鉄筋のまわりに巻き回した後にループの
一部を捩って締める鉄筋結束機において、鉄筋を検出し
ない限り作動させることができないようにした安全装置
に関する。
トを施工する場合は、縦横に交差した鉄筋を結束した後
にコンクリートを打設するが、最近は鉄筋の結束は鉄筋
結束機によって行なわれるようになっている。このよう
な鉄筋結束機としては、本願出願人による実開平5ー3
494号公報に示されるように、ワイヤを鉄筋のまわり
にループ状に巻き回した後にループの一部をフックで掴
んで回転させて捩り締め固定するものである。
ーを操作すれば自動的に作動してしまうので、例えばト
リガレバーが何かに引っ掛かったり、あるいは何気なく
トリガレバーを引いたりすることにより結束機が作動
し、ワイヤが送られ、捩り用フックが回転するので、け
がをするおそれがあった。
筋に押し当てることにより初めて作動可能とすることに
よって意図しない作動を有効に防止して安全を図ること
ができる鉄筋結束機における安全装置を提供することを
その目的とする。
め、本発明に係る鉄筋結束機における安全装置は、ワイ
ヤ送り装置から送り出したワイヤを鉄筋のまわりにルー
プ状に巻き回し、このワイヤを捩り用フックで把持して
捩り、上記ワイヤで鉄筋を巻き締めて結束する鉄筋結束
機において、結束時に上記鉄筋に係合するコンタクト部
材を前後方向に移動可能に設け、かつこのコンタクト部
材を前方にバネ付勢するとともに、上記コンタクト部材
が後方に移動したときに係合して結束機の作動を可能と
するスイッチを設けたことを特徴とする。
置され、かつ前記スイッチは上記各コンタクト部材に係
合可能に設けられるとともに、これらの両方のスイッチ
が係合したときに初めて結束機の作動を可能とするのが
好ましい。
束機を鉄筋にコンタクト部材を係合させて押し付ける
と、コンタクト部材がバネ付勢に抗して後方に押し戻さ
れるから、スイッチが鉄筋を検出してオン作動し、結束
機が作動可能状態となる。結束機を作動させることによ
り、ワイヤ送り装置から送り出したワイヤを鉄筋のまわ
りにループ状に巻き回し、さらに捩り用フックでループ
の一部を把持して捩り、ワイヤで鉄筋を巻き締めて結束
することができる。
し当てることにより初めて作動可能となるから、意図し
ない作動を有効に防止して安全を図ることができる。
して結束機を斜めに押し付けた結果、片側のスイッチし
か入らないようなときは結束機が作動しないから、鉄筋
の結束が不完全になるのを防止し、常に確実に結束する
ことができる。
で、この鉄筋結束機はスプール1に巻装されたワイヤ2
を前方に送り出すワイヤ送り装置3と、送り出されたワ
イヤ2を鉄筋aの交差部の回りにループ状に巻き掛けら
れるように案内する案内部4と、ワイヤ2を把持して捩
り締める捩り用フック5と、元側のワイヤ2からループ
を切断する切断装置6とを備え、トリガレバー7を引き
操作することによりワイヤ送り装置3により送り出した
ワイヤ2を鉄筋aにループ状に巻き回して切断した後、
捩り用フック5でループの一部を把持し回転させること
によってワイヤ2を捩り、鉄筋aを巻き締めて結束する
ものである。ワイヤ送り装置3と捩り用フック5とは切
断装置6とはモータ(図示せず)により作動する。これ
らの基本的な構成と作用は前掲公報に示されたものと同
じである。
ヤ2がその径方向と直角の方向に振れないように、上記
案内部4から送り出されてループ状に周回したワイヤ2
を内側に保持する1対のガイドアーム9、10が上下に
対向配置されている。
の平行リンク11、12を介して結束機本体8に連結
し、鉄筋の太さに応じて互いの間隔の大小を調整できる
ように構成されている。
に上記ガイドアーム9、10の両側には、弯曲板状のコ
ンタクト部材13、14が前後に移動可能に設けられて
いる。各コンタクト部材13、14は3重構成になって
おり、各前端13a、14aは上記ガイドアーム9、1
0の間から導入された鉄筋に対して所定位置で係合する
ように配置されている。そして、コンタクト部材13、
14の後方には作動片13b、14bが突出形成されて
いるとともに、コンタクト部材13、14は常時図示し
ないバネにより前方に付勢されている。
部には前方に突出する突片部15が形成されている。こ
の突片部15の前端は通常は上部ガイドアーム9の前端
より前方に突出するように設けられている。
ワイヤ送り装置3の作動を制御するスイッチ16、17
が設けられている。なお、図2、図4に示されるよう
に、両スイッチ16、17が上記コンタクト部材13、
14が両方ともに後方に移動して係合したときに初めて
上記ワイヤ送り装置3、捩り用フック5等の結束機の作
動を可能にするように、結束機の作動回路にスイッチ1
6、17を直列に接続するのが好ましい。
ついて説明すると、ガイドアーム9、10の間から鉄筋
aの交差部を導入させるようにして鉄筋結束機を前方に
移動させると図5のように鉄筋aにコンタクト部材1
3、14の前端13a、14aが係合する。さらにコン
タクト部材13、14を押し付けると、コンタクト部材
13、14がバネ付勢に抗して相対的に後方に移動する
から、作動片13b、14bがスイッチ16、17に係
合してオン作動させ、送り装置3等が作動可能状態とな
る。そこで、トリガレバー7を引き操作すると、図1に
示されるようにワイヤ送り装置3が作動してスプール1
に巻装されたワイヤ2が送り出され、案内部4によって
鉄筋aの交差部の回りにループ状に複数回巻き回され、
その後に送り装置3が停止し、切断装置6が作動して案
内部4内のワイヤ2を切断すると同時に捩り用フック5
(図1参照)が閉じ作動し、ワイヤ2のループの一部を
把持して捩り回転する。これにより、ワイヤ2は鉄筋a
の交差部を強力に巻き締められる。締め付け固定後に鉄
筋結束機を手前に引っ張ると捩り用フック5がワイヤ2
から抜け出して開き、鉄筋aは結束された状態に保持さ
れる。
捩り回転させる場合、ワイヤ2ループは径方向に直角で
側方に振られる力を受けるが、ワイヤループは上下のガ
イドアーム内に保持されているので、側方に振られるこ
とがない。
鉄筋と近接させてコンクリートパネルが設けられている
ことがあり、コンタクト部材の前端13a、14aを鉄
筋に係合させて作動させると、送り出されたワイヤがコ
ンクリートパネルにぶつかり、不良となってしまう。こ
の場合は、突片部15をコンクリートパネルに押し付け
てコンタクト部材13を作動させればよい。
されるように、コンタクト部材13、14を鉄筋aに押
し付けることによりスイッチ16、17がオンした後に
トリガレバー7を引いて作動させて結束作業を行ない、
その後再びトリガレバー7を引き操作すると自動的に再
作動するように構成してもよく、あるいは同図(b) のよ
うに、トリガレバー7を引いておけば、コンタクト部材
13、14を鉄筋に押し付ける動作を繰り返すたびに作
動するように構成してもよい。
4によるスイッチ16、17を直列に接続する構成の場
合は、図7の場合のように、鉄筋に対して結束機を斜め
に押し付けて一方のスイッチ16しか入らないようなと
きは、結束機が作動しないから鉄筋の結束が不完全にな
るのを防止することができる。
た)概要の側面図
チャート
検出状態を示す説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 ワイヤ送り装置から送り出したワイヤを
鉄筋のまわりにループ状に巻き回し、このワイヤを捩り
用フックで把持して捩り、上記ワイヤで鉄筋を巻き締め
て結束する鉄筋結束機において、 結束時に上記鉄筋に係合するコンタクト部材を前後方向
に移動可能に設け、かつこのコンタクト部材を前方にバ
ネ付勢するとともに、 上記コンタクト部材が後方に移動したときに係合して結
束機の作動を可能とするスイッチを設けたことを特徴と
する鉄筋結束機における安全装置。 - 【請求項2】 前記コンタクト部材は左右両側に配置さ
れ、かつ前記スイッチは上記各コンタクト部材に係合可
能に設けられるとともに、これらの両方のスイッチが係
合したときに初めて結束機の作動を可能とする請求項1
記載の鉄筋結束機における安全装置。
Priority Applications (6)
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JP7188122A JP2949703B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 鉄筋結束機における安全装置 |
EP99111138A EP0952278B1 (en) | 1994-10-17 | 1995-10-17 | Reinforcing bars binding machine with safety device |
EP95116364A EP0708214B1 (en) | 1994-10-17 | 1995-10-17 | Safety device in reinforcing bars binding machine |
DE69534859T DE69534859T2 (de) | 1994-10-17 | 1995-10-17 | Sichereitsvorrichtung |
US08/573,055 US5657799A (en) | 1994-10-17 | 1995-10-17 | Safety device in reinforcing bars binding machine |
DE69520188T DE69520188T2 (de) | 1994-10-17 | 1995-10-17 | Sicherheitsvorrichtung für Maschinen zum Verbinden von Armierungsstäben |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7188122A JP2949703B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 鉄筋結束機における安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0913677A JPH0913677A (ja) | 1997-01-14 |
JP2949703B2 true JP2949703B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16218104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7188122A Expired - Fee Related JP2949703B2 (ja) | 1994-10-17 | 1995-06-30 | 鉄筋結束機における安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2949703B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4124702A1 (en) | 2021-07-30 | 2023-02-01 | Max Co., Ltd. | Binding machine |
Families Citing this family (6)
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JP7175557B2 (ja) | 2018-07-06 | 2022-11-21 | 株式会社共和 | 結束機 |
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WO2020050384A1 (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-12 | マックス株式会社 | 結束機 |
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1995
- 1995-06-30 JP JP7188122A patent/JP2949703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP4124702A1 (en) | 2021-07-30 | 2023-02-01 | Max Co., Ltd. | Binding machine |
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JPH0913677A (ja) | 1997-01-14 |
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