JPH11263316A - 二重堆積パック用目視検査システム - Google Patents

二重堆積パック用目視検査システム

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JPH11263316A
JPH11263316A JP8268098A JP8268098A JPH11263316A JP H11263316 A JPH11263316 A JP H11263316A JP 8268098 A JP8268098 A JP 8268098A JP 8268098 A JP8268098 A JP 8268098A JP H11263316 A JPH11263316 A JP H11263316A
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JP8268098A
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English (en)
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Michael J Mullins
マイケル・ジェイ・ミュリンズ
Barry S Smith
バリー・エス・スミス
Vanderlinden Roy
ロイ・ヴァンダーリンデン
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Philip Morris Products SA
Philip Morris Products Inc
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Philip Morris Products SA
Philip Morris Products Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一包装製品の検査、運搬及び任意の一時貯
蔵のための装置及び方法を提供する。 【解決手段】 前記装置は単一化装置を含み、これは二
重堆積製品を取り込み、二重堆積体を単一ラインの製品
に変え、製品を検査し、製品を二重堆積体に戻し、それ
らをカートニング装置へ輸送する。好適実施例は製品の
貯蔵のための一時バッファを含み、前記バッファにより
製造速度の変化、供給/需要変動、又は過度の排除を補
償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は包装物品の荷役装置及び包装物品
の検査装置を含む均一包装物品の高速目視検査システム
の分野に関する。
【0002】包装済み消費財の準備に関連する現代の高
速装置は短時間での大量製品生産を可能にしている。例
えば今日のシガレット機械の速度では1分間に14,0
00本のシガレットを製造する。今や連係して作業する
数台の機械で確実に1日に10億本を上回る生産が可能
である。
【0003】従来、シガレットは20個を1パックにし
て包装されるが、様々な寸法を有する他の製品の特定消
費財パックはより多く又はより少数の品物を含むことが
できる。更に平均して、単一の高速機で1分に700パ
ック、即ち1秒に10パックを越える量のシガレットを
製造できる。他の消費財も同様に高速で包装される(例
えば、個別包装された薄切りチーズ等)。
【0004】シガレットの消費者はシガレット包装とい
うことになると非常に識別力をもつ傾向にある。他の均
一包装商品、例えば食品、の消費者もまた食料品又は他
の消費財が提供される外装の保全性にも関心がある。例
えば誤入されたフォイル又は不正確な密封包装の如き、
印刷の欠点又は包装の欠点などの審美的欠点を含む包装
は市場で拒絶されることとなる。製品に於ける欠陥の存
在は、良質な消費財を製造しようと努力している企業に
は絶対に容認できないものである。かかる欠陥により費
用や無駄も増加する。
【0005】故に、包装品の表面を目視的に検査できる
検査システムが発達している。かかる高速度では人為的
な目視検査は不可能であり、パックの検査用のカメラシ
ステムが開発されている。例えば、米国特許第5412
926号では包装品を検査し、もし装填又は包装上の欠
陥が見つかればそれらを排除するために印を付けるシス
テムが記載されており、この参考資料は本明細書に全面
的に取り入れるものとする。
【0006】従来の省スペース構成に於ては、パッケー
ジが作られ、次いでパッケージは処理の容易化のため及
び販売時点での最終包装に備えて二重関係に堆積され
る。干しぶどう及び数カートンのシガレットの包装は二
重堆積関係で提供される品物の例である。干しぶどうは
しばしば、幅が3、奥行が2で、計6カートンのパック
で包装される。シガレットは従来、幅が5、奥行が2
で、計10のカートンで包装される。
【0007】これらの目的のために開発されてきた包装
及びカートニング機械はかなり高価でまた容易に改変さ
れない。故に、二重堆積体で提示される包装材料が最終
的にカートンに入れられ、密封され、小売又は卸売に輸
送される前に、それら包装材料の全ての面を検査できる
ことは有益であろう。
【0008】本発明は奥行が2の堆積体として提示され
るパッケージを検査する装置及び方法を提供することを
意図する。これは例えば二重の堆積体をこの元の堆積体
の速度の二倍の速度で走行できる単一の堆積構成へと単
一化し、次いでカートニング装置へ提示される前にパッ
クを再堆積することにより達成される。他の好適実施例
に於て、パックは一連のコンベヤにより分離されて、例
えば堆積された品物を離し広げカメラの前方に上方のパ
ッケージと下方パッケージとを交互に通過させることに
より、パックの以前は隠れていた面が暴露される。
【0009】本発明は最終検査装置を提供し、しかして
これは最終包装又は他の準備装置とカートニング装置と
の間及びカートニング装置に先立つ使用に一般に最適で
あるが、他の場所でも使用できる。このように行われる
最終検査は最終カートニング段階までの製造工程に於て
生じていたかもしれない如何なる不良品の通過も最少化
する。
【0010】図1に於て、工程の簡単な概観が示され
る。パック形成装置又は包装装置10はカートン、箱又
は他の均一な製品容器に最終製造工程を行う。次いでパ
ックは二重堆積体配置12で出現し、これはローラ18
により動かされる下方ベルト16と上方ベルト15との
間を運搬されて矢印14方向に動く。ベルトはベルトに
形成された開口を介してパック面に負圧を付与すること
によりパックを保持する真空コンベヤにしてもよく、あ
るいは個々のパックの面に摩擦係合する適当なゴム化材
料から形成することもできる。この装置に於て、パック
12の端部20は可視状態にあり、カメラ(図を明瞭に
するために図示せず)により検査される。
【0011】検査カメラはパック端部の像を形成しその
像が合格かどうかを決定する。かかる目的に適当な撮像
システムは米国特許第5365596号に記載されてい
るものであり、前記明細書は参照することにより全体的
に取り入れられている。
【0012】先導堆積体22の頂部パック22は機械枠
に装着された静止の単一化装置24に遭遇する。単一化
装置24は上方パック22の経路を横切るバーにするこ
とができ、あるいは上方パックと緩やかに衝突する湾曲
面にすることができる。何れにしても、単一化装置は上
方パック22が前方へ進むのを防ぐ。上方パック22の
走行のこの点では、上方ベルトはもはやパックと接触し
ないことが好ましい。連続接触により、ベルトの摩擦係
合に起因してパック包装体に面損傷を引き起こす恐れが
ある。
【0013】下方先導パック26が前進すると、上方先
導パック22はベルトの下面へ重力の影響を受けて落下
する点へ最終的に変位されるか、あるいは矢印28の一
般方向に開口(図示せず)を介して付与される下方ベル
ト内の真空の負圧作用により下方ベルトへ引かれる。
【0014】単一化されたパックは、先に検査されたパ
ック頂部又は底部を把持しながら単一様式でそれらを運
搬する側部コンベヤシステム(図示せず)により持ち上
げられる。正面及びパックカメラ30はパックの主要面
を検査し、一方、側部カメラ32がパックの表面の完全
な検査のためにパックの側部を検査する。
【0015】図2は図1の単一化装置の部分頂部図を示
す。包装装置10は可視状態にあり、同様に上方ベルト
15の頂部部分も可視状態にある。下方ベルト16は可
視状態にあり、同様に開口34も可視状態にある。また
前記開口34はベルトにパックを堅固に保持するために
それらを介して空気を引き込むために任意に存在する。
上方パック22は単一化装置36により変位されてい
る。点線で示すように、下方先導パック26は矢印38
の方向に進んでいる。パックは、パックを縁部で把持す
る側部ベルト40により持ち上げられるまで、下方ベル
ト16により運搬される。パックはこの配向で保持され
ながらカメラ(図示せず)により検査される。
【0016】図3は、移動するパックと静止単一化装置
との突然接触が起こることのない単一化装置の好適実施
例を示す。
【0017】二重堆積パック41はコンベヤベルト42
によりこの単一化装置へ運搬される。モータ44は同期
してキャプスタン48を回す第1伝達ベルト46を駆動
する。キャプスタン48は例えばトリプルキャプスタン
であり、ベルトを収容する複数の溝を有する。
【0018】本発明のキャプスタンの側面図である図4
を参照すると、軸50がキャプスタン52を支持してい
るのを見ることができる。軸とキャプスタンは自由に軸
50の回りに角変位可能である。上方溝54はモータ6
0により駆動されるモータキャプスタン58からの第1
ベルト56を収容する。中央溝62は上方運搬ベルト6
2を収容し、下方溝64は下方運搬ベルト68を収容す
る。キャプスタンはそれらの様々な半径を補償するため
に僅かに角度を付けることができる。
【0019】下方溝が上方溝よりも直径が大きいことは
図4から容易に判る。上方及び下方溝の角変位が互いに
関して固定されると、対応して下方ベルトの全体速度は
上方ベルトよりも早くなる。これは、単一化される物体
の寸法により指示される要求速度に合うように下方又は
上方溝の直径を変えることにより調整できる。
【0020】パックが矢印69の方向に走行するときパ
ック70はパック72よりも走行速度が遅く、しかして
それらのパックは、平坦なコンベヤベルト76により単
一化装置内にもたらされた元の堆積体74から互いに関
して変位される。
【0021】変位区分のベルトはパック間の衝突を防ぐ
ために互いに実質的に平行にすべきである。パックの互
いに関する変位はキャプスタン78に到達するまでに実
質的に完了しているべきである。
【0022】図3を参照して、“変位”区分が変位区分
第1キャプスタン48と変位区分最終キャプスタン78
との間の区分Dであることに注目されよう。バリヤキャ
プスタン80は統合区分から変位区分を分離してパック
間の衝突を防ぐために設けられている。下方ベルト82
(より高速度を有する)はしかして異なる区分で異なる
角度を有する。統合区分“I”は第1統合キャプスタン
84と最終統合キャプスタン86との間であり、図5に
側面図で示される。
【0023】統合区分は同軸上にある第1統合キャプス
タン84を含む。これらのキャプスタンは異なる速度で
回転するので互いに独立して回転する。下方ベルト88
はより高速度で動き、下方パック90を加速して上方パ
ック92と94間の位置へもたらす。下方統合区分の端
部キャプスタン96は下方ベルトの角度に合うように僅
かに角度を付けられている。異なる実施例に於て、下方
統合区分の第1キャプスタンをベルトの角度に合うよう
に角度を付けることもできるが、第2軸を装着する必要
のないように十分なゴム弾性のベルトを使用することも
できる。統合区分Iに於て、ベルトは必ずしも集束させ
る必要はない。
【0024】縦に一列に統合された後、パックは運搬前
進区分(図3ではCF)98まで運び出される。運搬前
進区分のベルト100は一続きの上方ベルト又は下方ベ
ルトのどちらにしてもよいが、高密度状態での衝突を回
避するために高速度下方ベルトにするほうが好ましい。
統合区分のベルトが集束されない場合、二つのベルトが
使用でき、また例えば上方パックを下方軌道上に又はそ
のライン内に落とすことにより、縦一列でパックを再堆
積又は再配置するために下方ベルトに関連して上方ベル
トが使用できる。
【0025】図6は単一化ベルト及びプーリシステムの
一方の側の図である。下方ベルト102がそのプーリシ
ステムと共に示され、上方ベルト104はそのプーリな
しで示される。鏡像区分がパックの走行経路の他側に配
置されて単一化作用を行いパックをそれらの走行経路で
支持していることはいうまでもない。上方ベルト104
は図の容易化のため点線で示される。パックの側部及び
正面の検査はカメラ106により可能となり、前記カメ
ラ106は側部及び正面の両方を検査できるように位置
決めされるか、あるいは単一化されたパック108の側
部及び正面の両方をレンズで検査できる反射体を備える
ことができる。
【0026】図7は単一化されたパックを何れか一方の
単一化装置から収容した状態の再堆積装置の側面図であ
り、前記再堆積装置は前記単一化されたパックを二重堆
積構成で再配置する。パック110は上方ベルト112
(真空ベルトにできる)及び下方ベルト114により走
行方向116へ前進される。真空が上方ベルト112か
ら打ち切られると排除されたパック118は降下する。
代わりに、空気噴射により不良品と決定されたパックを
除去することができる。合格パックはベルトの端部へ運
搬され、ここで真空はベルトの孔をドラムで密封するこ
とにより打ち切られている。次いでパックは棚120上
へ落ちる。センサ(図示せず)は二つのパックの存在を
検出し、例えばソレノイド又はニューマティック装置に
することができる押出し装置122を起動させる。押出
し装置122は二重堆積パックを受け入れベルト124
内へ前方に押し、前記受け入れベルト124はパックを
カートニング装置へ運ぶ。棚の後方壁126は堆積体を
前方への押出し運動中に均等な堆積構成になるように整
合させる。
【0027】図8は本発明に使用される好適な通過/排
除選別装置を部分斜視図で示す。支持ホイール128は
互いに反対方向に回転し、スピンドル130は突出部間
距離がパックの奥行に実質的に等しくなるような位置で
ホイール回りに配置されている。パックは選別装置へ矢
印132の方向に近づく。
【0028】選別装置の端面図である図9を参照して、
検査機の運搬前進区分からのパック134はパックを受
け入れるために割送りされたスピンドル135間に挿入
される。パックが排除される場合、ホイールは4分の1
(例えばスピンドルが5個ある場合は5分の1)回転し
て、パックが一対のスピンドルの頂部に置かれ且つパッ
クの上方にあったスピンドルが今度は側部へ移動される
ようにする(例としてパック136を参照)。空気源1
38から吹き出す圧縮空気によりパック142は排除さ
れる。
【0029】逆に、パックが受け入れられるとき、スピ
ンドルは内方スピンドルが下降するように反対方向に回
転し、これによりパックが解放されエレベータベルト1
44間に降下し、前記エレベータベルトはパックを受け
入れるとき同期運動してパックを降ろす。代わりに、ベ
ルトは図19で示すように回転パドル230に置き換え
ることができる。降下したパックにより二重堆積体が作
られると、パドルは二つのパックを送りベルト上へ降下
させることが可能な垂直位置まで回転し、前記送りベル
トはカートニング装置に引き入れられている。次いでパ
ドルは合格パックを待つために水平位置まで戻る。パド
ルの厚みは、パドルが垂直位置にあるときパックをそれ
らの間で滑らせ、パドルが水平位置にあるときパックを
閉じ込めるような厚みに選択される。
【0030】図10は操作時の全体的な選別装置/バッ
ファ区分を示す。矢印143の方向に移動するパック
は、内側上方あるいは内側下方の何れかの方向に回転す
るスピンドル146の頂部で、パック144により占め
られている位置に置かれる。合格パック(通常、大多
数)は垂直エレベータ内に置かれている。この場合の垂
直エレベータは一対の対向バンド148であり、これは
垂直方向に存在しプーリ又はホイール150の回りに巻
き付けられ、またパックの端を把持しパックを矢印15
2で示す方向に降ろす。垂直エレベータはバッファの両
側のパック数に合わせて割送りされる。
【0031】垂直エレベータは最下部のパック154を
割送りベルト156上へ置く。割送りベルト156はパ
ックを分離しそれらを第2垂直エレベータ矢印159の
方向に割送り態様で運搬するように働く突起158を有
する。同様に第2垂直エレベータはプーリ162間に伸
張された二重対向バンド160を有する。両エレベータ
は割送りモータにより駆動される。エレベータはパック
を数対の対向バンド間に把持することにより矢印163
の方向に持ち上げる。これらのバンドの鏡像側は図10
に示されていないことは注目されよう。センサがカート
ン入力ベルト164よりも上方に二つのパックを検出し
需要信号を受けると、アクチュエータ166が頂部の二
つのパック168、170を押出し、それらのパックは
矢印171の方向に走行するベルト上へ移動させられ
る。
【0032】割送りベルト156がレベルを維持しなが
ら上方及び下方に可動な水平化されたエレベータシステ
ムの一部であるローラ172間に懸架されていることは
注目されよう、しかしてこれはバッファとして作用す
る。バッファは高速機械に於て供給が一時的に需要量を
越えるとき必要であり、また逆に生産を休止させないた
めにも必要である。図11は典型的なプーリシステムを
示す。
【0033】連続支持ケーブル174は固定点Aで始ま
り可動点Bを越えて上方へ延び、これは回転が自由にな
っているかあるいはケーブルが自由に滑動でき自由なケ
ーブル運動を提供する。また点Bは上又は下への移動は
自由であるが、左右への移動は自由でない。次いでケー
ブルは延出して点Cの真下に行き、これもまた上又は下
へ移動が自由であるが左右の移動は自由でない。次いで
ケーブルは固定点Dまで上方に延び、固定点Eを越え
て、点Bまで戻り、そして点Bないし点Cの下へ行く。
次いでケーブルは点Cにわたり、固定点Fで終る。これ
により割送りベルト176は水平を維持しながら上下へ
自由に移動可能である。
【0034】バッファ区分を除去したい場合、図19の
再堆積装置は簡単且つ効率的に二重関係に二つのパック
を再堆積することは注目されるよう。
【0035】この開示の範囲内の追加の好適構成は図1
2ないし図18に示され、これは以下で更により詳細に
述べられる。
【0036】図12は図1による本発明の装置の完全検
査部分の改変例に於けるパッケージ178がたどる通路
を示す。パック178はダブル堆積構成で提示され、大
きな矢印で示す方向に走行する。パックの頂部及び/又
は底部端は頂部/底部カメラ又は一対のカメラ180に
より検査され、米国特許第5537670号に記載の如
き製品外観検査方法を採用することができ、またこれは
参照としてここに全体的に採用されている。パックはロ
ーラ184に装着された対向ベルト182により動かさ
れる。上方パックは単一化装置186に遭遇するが、単
一化装置は図示の如き円弧状面か、あるいは上方パック
の走行経路を防ぐ他の形状にでき、これは上方パックを
押し返して下方パックの後方へもたらす。
【0037】次いでパックは側部ベルト188により運
ばれ、前記側部ベルト188はパックの頂部及び底部に
摩擦係合し、またパックの前部及び後部を検査するカメ
ラ190を通り前方へパックを運ぶ。追加のカメラ(図
示せず)は側部を検査するために角度を付けることがで
きる。またエンクロージャ192が使用でき、これはパ
ックの側部の像を写し、照明を提供し、あるいは周囲光
を除外することにより検査処理を行うことができる。
【0038】次いでパックは側部ベルトから真空ベルト
194まで走行し、前記真空ベルトは真空196に接続
されている。もし合格の場合、検査済み及び合格パック
198は真空によりベルトに保持され、もし不合格の場
合、例えばベルトを通り抜ける空気孔を閉じる可動スリ
ーブを設けることにより、排除されたパックに対応して
いる部域への空気の流れが妨げられる。排除されたパッ
ク200は次いで排除箱まで重力の影響を受けて落下す
る。
【0039】合格パックは真空ベルトの端部まで走行
し、そこでパック取り込み部202へ降下する。二つの
パックが取り込み部に降下した後、パックは高低バッフ
ァ204へ前進させられる。
【0040】図13は図2ないし図6の実施例で使用さ
れる好適カメラ構成の詳細を示す。カメラ206は頂部
又は底部を検査し、対応カメラ(図を明瞭にするために
図示されないが、図示のカメラに本質的に相当する)は
他方側を検査する。フード/反射素子208は検査のた
めのより大きな視角を可能ならしめ、また周囲光を除外
する。側部検査カメラ210はダブル堆積パックの前方
及び後方パネルを検査する。“前方”、“後方”、“頂
部”、“底部”及び“側部”という言葉はパックの配向
に依存して互いに交換可能に使用できることは注目され
るよう。次いでダブル堆積パックの内方前部及びバック
パネルは二重ベルト装置(図4、参照符号64)がパッ
クを分離するときカメラ212及び214により検査さ
れる。
【0041】パッケージに欠陥又は欠点が発見される場
合、例えば図14に示す如き、図13に示すシステムで
使用するための、真空式不合格品除去装置は欠点パック
を除去できる。給送ベルト216はパックを検査装置を
通り移動させる。増分ベルト218はパックを離間分離
関係でパック間に隙間を有して移動させる。パックは異
なる分離された平面内を移動して、パックの覆われてい
ない前部又は背部をパック間でカメラが目視できるよう
にする。
【0042】真空式不合格品除去装置220は検査装置
からの入力信号を受ける制御ユニット(図示せず)によ
り制御される。欠陥又は不良像が記録されると、制御部
ではパックの位置(上方又は下方軌道)を確認し、真空
ユニット(図示せず)を適当な時に起動させパックをオ
リフィス222を介して付与される吸引力により真空式
不合格品除去装置の周囲に付着させる。
【0043】図15はカメラ224の位置を通るパック
の経路を示す図14の側面図である。不合格パック22
6はバッファの上方軌道から除去される。図16は欠陥
パックを除去しこれを取り替えるための実施例のパック
の流れを示す。底部軌道には除去される不合格品228
を含んでいる。上方パックは下方軌道に落下し、また上
方パックは良好なパックの保管部からのものに取り替え
られる。図17はバッファは空の状態で頂部軌道の不良
物を示し、図18はバッファは空の状態で下方軌道の不
良物を示す。
【0044】検査済み製品の連続的な、妨げられること
のない流れを維持することはより高速度の維持を可能に
し、応じて生産性及び効率性を増加させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は検査システムの部分側面図であり最終パ
ック準備後の位置を示す。
【図2】図2は図1に示された本発明の検査システムの
頂部図である。
【図3】図3は本発明に使用される単一化装置の好適な
ものの頂部図である。
【図4】図4は本発明に使用される図3の好適な単一化
装置の変位区分の側面図である。
【図5】図5は本発明に使用される好適な単一化装置の
統合及び運搬前進区分の側面図である。
【図6】図6は特に好適な高速ベルト及びプーリ装置の
配置の図式表示である。
【図7】図7は本発明の再堆積装置の側面図である。
【図8】図8は本発明による不良品選別装置の斜視図で
ある。
【図9】図9はエレベータ及び一連のパックに関連した
図8の選別装置の端部図である。
【図10】図10は本発明に対応した堆積装置/バッフ
ァ構成の側面図である。
【図11】図11は垂直可動接合ベルトの側面図であ
る。
【図12】図12は本発明の好適装置の側面図である。
【図13】図13は本発明の好適実施例の検査システム
の斜視図である。
【図14】図14は本発明による好適な輸送/排除装置
の斜視図である。
【図15】図15は頂部軌道に不良品がありバッファ満
載状態のパック/検査装置の側面図である。
【図16】図16は底部軌道に不良品がありバッファ満
載状態のパック/検査装置の側面図である。
【図17】図17は頂部軌道に不良品がありバッファ空
白状態のパック/検査装置の側面図である。
【図18】図18は底部軌道に不良品がありバッファ空
白状態のパック/検査装置の側面図である。
【図19】図19は再堆積装置の端面図である。
【符号の説明】
10 包装装置 12 二重堆積構成パック 15 上方ベルト 16 下方ベルト 18 ローラ 20 パックの端部 22 上方パック 24 単一化装置 26 下方先導パック 30 面及びパックカメラ 32 側方カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バリー・エス・スミス アメリカ合衆国ヴァージニア州23860、ホ ープウェル、サンディ、リッジ、ロード 9639 (72)発明者 ロイ・ヴァンダーリンデン アメリカ合衆国メリーランド州21701、フ レデリック、バニー、ダンカン、ロード 11110

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堆積関係で経路に沿って動く製品の均一
    パッケージの検査用装置であって、前記堆積物は複数の
    面を有する複数個のパッケージから形成され、前記面の
    内の少なくとも幾つかの面はパッケージの堆積関係によ
    り隠れており、前記装置は以下のものを含む;即ち、 堆積されたパッケージを堆積関係から解除するための堆
    積解除装置、 単一のパッケージを検査するための検査装置、 検査済みのパッケージを堆積関係に戻す再堆積装置。
  2. 【請求項2】 装置がパッケージの不均等な流れの補償
    を行うバッファを更に含む請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 堆積製品は最下部パッケージを有し、堆
    積解除装置は最下部パッケージ以外の全てのパッケージ
    の経路にバリヤを含む請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 堆積解除装置は最下部パッケージに対応
    する第1ベルト区分と、上方パッケージに対応する少な
    くとも一つの追加のベルト区分とを含み、これらのベル
    トは堆積関係からパックを解除するような構成とされる
    請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 二つのベルト区分を有する請求項4記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 ベルトが異なる速度で動き、それにより
    パックの堆積解除が達成される請求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】 ベルトが異なる方向に動き、それにより
    パックの堆積解除が達成される請求項4記載の装置。
  8. 【請求項8】 ベルトが弾性材料から形成される請求項
    4記載の装置。
  9. 【請求項9】 再堆積装置が単一のパッケージを堆積関
    係で受ける棚を含む請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記棚にはパッケージの初期堆積体と
    同じ高さの垂直壁が形成され、垂直壁が堆積体を押して
    装置から送り出す請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 再堆積装置は検査済みパッケージを受
    け入れそれらを第1方向に輸送する第1エレベータと、
    第1エレベータから輸送されたパッケージを受け入れそ
    れらを第2方向に輸送する接合ベルトと、第2方向に輸
    送されたパッケージを受け入れパッケージを第3方向に
    輸送する第2エレベータとを含む請求項1記載の装置。
  12. 【請求項12】 エレベータは実質的に垂直であり、接
    合ベルトは実質的に水平である請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 接合ベルトは垂直平面内の移動が自由
    である請求項11記載の装置。
  14. 【請求項14】 接合ベルトには割送り用の溝又は突起
    が形成され、また接合ベルトはパッケージの流れを制御
    するために割送りされる請求項12記載の装置。
  15. 【請求項15】 再堆積装置はパッケージを受け入れて
    支持する支持装置を含む請求項1記載の装置。
  16. 【請求項16】 支持装置は一対の回転パドルである請
    求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 製品の検査及び製品のパッケージの流
    れの制御を行う装置であって、前記パッケージは堆積関
    係で提示され、前記装置は以下のものを含む;即ち、 製品のパッケージを受け入れる入力区域と、 堆積済みパッケージを単一ラインのパッケージに分離す
    る堆積済みパッケージ用の単一化装置と、前記単一化装
    置は一部が集束する少なくとも二つのベルトを含み、前
    記ベルトの内の一方のベルトが他方のベルトと異なる速
    度で作動し、 パッケージの検査を行う検査装置と、及び再堆積装置と
    を含み、更に前記再堆積装置は以下のものを含む;即
    ち、 検査済みパッケージを受け入れ又は排除する選別装置
    と、 合格パッケージを受け入れそれらを第1垂直方向に輸送
    する第1垂直エレベータと、 第1方向に輸送されてきた前記パッケージを受け取るた
    めに垂直エレベータを受け入れパッケージを第1方向に
    交差する第2方向に輸送する接合ベルトと、 第2方向に輸送されてきた前記パッケージを受け入れる
    第2垂直エレベータと、前記第2垂直エレベータはパッ
    ケージの堆積体を形成し且つ第3方向にそれらを配送
    し、及び第2垂直エレベータからパッケージの堆積体を
    取り出す出力装置とを含む。
  18. 【請求項18】 接合ベルトは垂直方向に調節可能であ
    り、装置を通るパッケージの流れを規制する制御装置に
    より制御される請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 出力装置は平坦な面を有するアクチュ
    エータを含み、前記平坦な面はパッケージの堆積体に対
    応する数個のパッケージと接触し、また垂直エレベータ
    から新たに形成された堆積体を取り出す請求項16記載
    の装置。
  20. 【請求項20】 検査装置は光学カメラ、X線装置、マ
    イクロ波装置、あるいはパッケージの内部又は外部を探
    査する他の装置を含む請求項16記載の装置。
  21. 【請求項21】 検査を受ける製品のパッケージの取扱
    装置であって、前記パッケージは堆積関係で検査のため
    に提示されまた堆積関係で共に包装され、前記取扱装置
    は以下のものを含む;即ち、 製品の堆積パッケージを受け入れる入力区域と、 堆積済みパッケージを単一ラインのパッケージに分離す
    る堆積済みパッケージ用の単一化装置と、前記単一化装
    置は堆積パッケージをそれらの堆積関係から解除する少
    なくとも二つのベルトを含み、 パッケージが非堆積関係に保持されている間にパッケー
    ジの検査を行う検査装置と、 検査済みパッケージの受け入れ又は排除のための選別装
    置と、及び再堆積装置とを含み、前記再堆積装置は選別
    装置の下に位置する支持装置を含む。
  22. 【請求項22】 支持装置は一対の回転パドルを含み、
    前記パドルは堆積体が形成されるとき測定を行うセンサ
    及びコントローラにより制御され、またこれはパッケー
    ジを成形堆積体として落下させるようにパドルの回転を
    制御する請求項21記載の装置。
JP8268098A 1996-11-08 1998-03-13 二重堆積パック用目視検査システム Pending JPH11263316A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124032A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 G D Spa 複数列に重ねられて配置されたコンテナを搬送するユニット並びに方法
JP2013107310A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Atsugi Plastic Kk 成形品取出装置、成形取出装置、トリミング取出装置及び成形品取出方法
CN110092027A (zh) * 2019-06-03 2019-08-06 河南中烟工业有限责任公司 一种可实现在线检测剔除的输送装置

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