JPH11262410A - 染毛用塗布具 - Google Patents

染毛用塗布具

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JPH11262410A
JPH11262410A JP1090299A JP1090299A JPH11262410A JP H11262410 A JPH11262410 A JP H11262410A JP 1090299 A JP1090299 A JP 1090299A JP 1090299 A JP1090299 A JP 1090299A JP H11262410 A JPH11262410 A JP H11262410A
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JP
Japan
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comb teeth
hair
comb
hair dye
hair dyeing
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Application number
JP1090299A
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Inventor
Akira Wakasugi
章 若杉
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Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 櫛歯の幅が櫛歯の厚みよりも大きく、注出口
が櫛歯の対抗する面に設けられた染毛用塗布具におい
て、櫛歯の形状が略三角形の形状であることを特徴とす
る染毛用塗布具。 【効果】 十分な量の染毛料を保持することができ、染
毛操作を効率的に行うことができる。また頭皮への染着
を防ぐことができ、染毛料が飛散して周囲を汚染する恐
れもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染毛料を頭髪に簡便に
塗布することができ、しかも頭皮を汚染する恐れのない
染毛用塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、頭髪化粧料の塗布用容器として、
例えば図13に示すように、エアゾール缶に櫛を取り付
けたものがあった。一方、液状の頭髪化粧料の塗布用容
器としては、図14に示すように、容器本体を手で押圧
して櫛部へ頭髪化粧料を供給するものがあった。しか
し、ほとんどはこのような塗布用容器を使用しないで、
手やハケなどを用いて毛髪に塗布されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この操作は面
倒であり、特に染毛料の場合、周囲に飛び散り汚染する
恐れがあり、また毛髪に均一に塗布するには、ある程度
の熟練が必要であった。また、図13と図14に示すも
のは櫛歯の幅が狭く、染毛料を十分な量、保持すること
ができず、染毛操作を何回も繰り返す必要があった。ま
た、櫛歯の保持量が少ないため、図13のエアゾール容
器を使用する場合、噴射ボタンを押しすぎると染毛料が
飛散しやすく、一方、図14の場合は容器本体を手で押
圧するものであるが、力を入れすぎると頭髪化粧料が飛
散するなど、適量を櫛部へ供給することは困難であっ
た。また、頭皮への汚染も、ハケなどで染毛する場合よ
りも少ないが、まだ十分なものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は鋭意検
討の結果、櫛歯の幅が櫛歯の厚みよりも大きく、注出口
が櫛歯の対抗する面に設けられた染毛用塗布具におい
て、櫛歯の形状を略三角形の形状とすることにより、櫛
歯の間に十分な量の染毛料を保持することができ、しか
も頭皮を汚染することもない染毛用塗布具を得ることが
できた。
【0005】櫛歯の幅を櫛歯の厚みよりも大きくし、か
つ注出口を櫛歯の対抗する面に設けることにより、櫛歯
の間に十分な量の染毛料を保持することができ、染毛操
作を効率的に行うことができる。
【0006】また、櫛歯の形状を略三角形の形状とする
ことにより、染毛料は櫛歯の根元付近により多く保持さ
れ、逆に櫛歯の先端側に近くなるほど染毛料の保持量は
少なくなるので、頭皮への染着を防ぐことができる。櫛
歯の形状は略三角形であればよいが、二等辺三角形が染
毛操作を行いやすい点から好ましい。また二等辺三角形
の底辺付近の最大幅に対する高さの比を1:1.5〜
1:2.2の範囲とすることにより、染毛操作の操作性
が優れ、染毛料の塗布量を多く保持することができ、か
つ垂れ落ちたれせず、また二等辺三角形の形状としてい
るので櫛歯の根元付近により多く保持でき、頭皮への汚
染を少なくすることができる。これらの効果は二等辺三
角形の底辺に対する高さの比を1:1.7〜1:2とす
ることにより、より優れた効果が得られる。なお、底辺
付近の最大幅とは櫛歯の根元付近の最大幅の長さであ
り、高さは頂点から底辺におろした垂線の長さ、すなわ
ち櫛歯の高さをいう。
【0007】また、略三角形の各頂点は丸めることによ
り使用上、頭皮を傷つけたりしないので好ましい。
【0008】注出口の位置は櫛歯の先端から櫛歯の高さ
に対して35〜85%の範囲が、染毛料を櫛歯の根元付
近に多く保持することができ、頭皮への染着を防ぐこと
ができるので好ましい。さらに40〜75%がより優れ
た効果が得られるので好ましい。
【0009】本発明の染毛料としては、酸性染料および
/または顔料、または過酸化水素、酸化染料、金属塩あ
るいは植物性染料からなるジェル状、ゲル状、クリーム
状あるいはペースト状などの粘稠な染毛料が挙げられ
る。その粘度は5000〜20000cpsの範囲が染
毛料の流動性および垂れ落ちがない点から好ましい。5
000cpsよりも粘度が低いと櫛歯から垂れ落ちる恐
れがあり、一方、20000cpsを越えると流動性が
悪くなり、櫛歯へ均一に供給されにくくなり染毛操作が
困難になる恐れがある。なお粘度は「化粧品原料基準第
二版注解」(薬事日報社、1984年発行、p1461
〜1470)の粘度測定法第2法により、4号ローター
を用い1分間12回転で指針の目盛り示度が安定したと
きの粘度を示した。
【0010】染毛料を収容する容器はプラスチック容器
を用いると、使用時に手で押して櫛部へ排出させること
ができる。
【0011】また、エアゾール容器の内部に内袋を設
け、その内袋の中にジェル状、ゲル状、クリーム状ある
いはペースト状などの粘稠な頭髪化粧料を収容すること
により、エアゾール缶との接触を避けることができるの
で染毛料の変質を防ぐことができ好ましい。また、エア
ゾール容器と内袋の間には噴射剤を充填し、かつエアゾ
ール容器の上部に櫛部を有する形態とすることことによ
り、容易に毛髪に塗布することができ、しかも周囲に飛
び散って汚染する恐れもない染毛用塗布具とすることも
できる。
【0012】エアゾール容器本体内の内袋は、弾性変形
可能な材質、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ビ
ニール、ナイロン等の合成樹脂製であり、マウンテイン
キャップに固着される。該内袋内には、酸性染料および
/または顔料、または過酸化水素、酸化染料、金属塩あ
るいは植物性染料からなるジェル状、ゲル状、クリーム
状あるいはペースト状などの粘稠な染毛料が充填されて
いる。また、エアゾール容器と内袋の間には噴射剤が充
填されている。噴射剤としては、窒素ガス、LPG、炭
酸ガス、ジメチルエーテルなどが挙げられるが、窒素ガ
スは内袋を透過しないので、染毛料の変質の恐れがなく
特に好ましい。
【0013】
【実施例】図1〜図10は本発明に係る染毛用塗布具の
第一実施例を示すものであり、図1は本発明の染毛用塗
布具の正面図、図2は左側面図、図3は右側面図、図4
は平面図、図5はA−A線での断面図、図6は櫛部の拡
大一部断面図、図7は櫛歯のB−B線での拡大断面図、
図8は櫛歯の拡大断面図、図9は支持体の断面図、図1
0は支持体の左側面図である。図11は本発明の染毛用
塗布具の第二実施例の正面図、図12は断面図である。
【0014】図1〜図12における1、21は櫛部、
2、22は櫛歯、3、23は内部に支持体空洞9、29
が形成された支持体である。櫛歯2、22は図5のよう
に支持体空洞9、29と連通する中空状に構成されてお
り、支持体3、23に対し約2〜5mm程度、たとえば
3.5mmのピッチで約10〜20本程度植設されてい
る。
【0015】櫛歯2は、一本ずつ支持体3へ植設しても
よいが、支持体3への取付け工程を効率化するために、
図6のように櫛歯2の基部側の連結部10により連結さ
れていることが好ましい。また図9のように両端の櫛歯
2は支持体3と一体成形されており、内側の櫛歯2とは
別に構成されている。5は内部に染毛料を収容する容
器、4は櫛部1と容器5とを連結する肩カバーである。
【0016】櫛歯2の形状は図6〜図8に示すように略
三角形の形状である。支持体3側の三角形の底辺付近の
最大幅aは図7に示すように2b1と2b2の二辺が最も
広がった幅であり、その範囲は9〜15mm、例えば1
2mmである。頂点から底辺に下ろした垂線に相当する
高さbは図7に示す通り、頂点2cから底辺2aに下ろ
した垂線の長さであり、その範囲は17〜26mm、例
えば21mmである。又、aとbの比は1:1.5〜
1:2.5である。
【0017】また、櫛歯の二辺2b1と2b2は直線でも
良いが、ややふくらみを持たせることにより染毛液が垂
れ落ちることなく、保持量を多くすることができるので
好ましい。2b1と2b2は半径45〜75mm、例えば
60mmの円弧に相当する曲線とすることにより前記の
効果が得られる。
【0018】なお、略三角形の各頂点は丸めることによ
り使用上、頭皮を傷つけたりしないので好ましい。頂点
2cは半径0.5〜2mm、例えば1mmの円弧、底辺
2aの両側2dは半径1〜3.5mm、例えば1.7m
mの円弧とすることにより、頭皮を傷つけず染毛操作を
容易にすることができる。
【0019】図8に示すように櫛歯2の先端側の厚みf
は1.5〜2.5mm、例えば2.0mm、支持体3側
の厚みgは2.0〜3.0mm、例えば2.5mmであ
る。又、fとgの厚みの差は0.2〜1.0m、例えば
0.5mmである。櫛歯2の厚みg/幅aは0.15〜
0.25、例えば0.21である。
【0020】隣接する櫛歯2間の距離(間隔)は櫛歯2
の先端側の厚みfが支持体3側の厚みgよりも小さく構
成されているので、この間隔は先端側が支持体3側より
も大きく、即ち、先端側の間隔hは1〜3mm、例えば
1.5mm、支持体3側の間隔iは0.5〜2mm、例
えば1.0mmである。又、hとiの寸法差は0.2〜
1mm、例えば0.5mmである。
【0021】7は染毛料が吐出される注出口であり、櫛
歯2の先端から注出口7までの距離cは図7に示すよう
に頂点2cから注出口7の中心点までの距離であり、そ
の範囲は7〜14mm、例えば10.0mmである。ま
たこの注出口7の直径r1は1.5〜2.5mm、例え
ば1.9mmである。なお注出口7の断面は円形、楕円
状あるいは多角形などでもよいが、たとえば円形が好ま
しい。
【0022】図6に示すように8は容器5から支持体空
洞9に吐出させられた染毛料を注出口7へ排出するため
に櫛歯2の内部に形成された排出路であり、この排出路
8の内径eは0.8〜2.0mm、例えば1.5mm、
支持体空洞9を起点とした長さjは12〜20mm、例
えば14.9mmである。
【0023】図9および図10に示すように支持体3の
排出口12に図6に示す櫛部1を挿入することにより嵌
着させるので、製造工程を効率的に行なうことができ
る。また、排出口12は図6の櫛歯2の数と同数設けら
れ、その内径は0.8〜2.0mmの範囲であるが上方
に位置する方を大きくすることにより、櫛部1全体に均
一に染毛料を供給することができる。排出口12の全数
の50〜75%に相当する数の上方に位置する排出口1
2の内径r2を、残りの下方に位置する排出口12の内
径r3よりも5〜35%大きくすることにより、前記効
果が得られる。例えば図10に示すように排出口12の
全数が14個に対して上方に位置する9個の内径r2を
1.5mmとし、残りの下方に位置する5個の排出口1
2の内径r3を1.3mmとすることにより、特に優れ
た前記効果が得られる。
【0024】図5に示すように空気吸入弁6は容器5内
に空気を取り入れるための弁である。容器5を押圧して
染毛料を排出した後、容器5は元の形状に復元するが、
その際に空気吸入弁6から空気が流入する。なお、容器
5内の空気が空気吸入弁6から外に出ることはない。
【0025】以上の如く構成された本発明の染毛用塗布
具は、櫛歯2の幅が櫛歯2の厚みよりも大きく、注出口
7が櫛歯2の対抗する面に設けられ、なおかつ櫛歯2の
形状を略三角形の形状とすることにより、櫛歯2の間に
十分な量の染毛料を保持することができるので染毛操作
を効率的に行うことができる。また、櫛歯2の形状を略
三角形の形状とすることにより、染毛料は櫛歯2の根元
付近により多く保持され、逆に櫛歯2の先端側に近くな
るほど染毛料の保持量は少なくなるので、頭皮への染着
を防ぐことができる。注出口7が櫛歯2の対抗する面に
設けられているので、染毛料が飛散して周囲を汚染する
恐れもない。
【0026】なお、櫛部1および支持体3を透明な材質
で成形することにより、染毛操作を行う際に染毛料が櫛
歯2に適量供給されているか否かを視覚的に判別しやす
いので好ましい。また、染毛操作後に目詰まりを防ぐた
めに肩カバー4を容器5から取り外して、あるいは櫛部
1を取り外して洗浄する際にも、櫛部1および支持体3
を透明にすることにより視覚的に確認できるので好まし
い。
【0027】上記の染毛用塗布具は、容器5を手に持ち
櫛部1を下にして容器5の胴部を押圧することにより、
染毛料を肩カバー空洞11、支持体空洞9を通り、排出
路8から櫛歯2の注出口7へ排出させる。そして、櫛歯
2の間に染毛料が適量保持された状態で毛髪を梳かすこ
とにより染毛操作を行なう。
【0028】次に本発明の染毛用塗布具の第二実施例に
ついて説明する。図11に示すように櫛部21、櫛歯2
2、支持体23は第一実施例と同一である。図12に示
すように、エアゾール容器25の内部に内袋40を設
け、内袋40の内部には第一実施例と同様の染毛料を充
填する。また内袋40とエアゾール容器25の間に噴射
剤として窒素ガスをガス充填栓41より充填する。連結
部30はエアゾール容器25の上部と嵌着部36により
嵌合する。そして肩カバー24が上下動作可能に連結部
30に挿入される。なお、肩カバー24は係止部31に
より連結部の係止口32と、使用後洗浄できるように取
り外し可能に係合される。肩カバー24は押下部26を
押し下げることにより、下方向に移動し、導出部37が
ノズル38を押し下げる。バルブ39により内袋40内
の染毛料が噴射剤の圧力により押し出され、ノズル38
を通り、導出部37へ排出され、肩カバー空洞33、支
持体空洞29、排出路28を通り、注出口27から排出
される。そして、櫛部21で毛髪を梳くことにより、染
毛料を均一に毛髪に塗布することができる。櫛部21は
第一実施例と同一の構造であるので、櫛歯2全体に均一
に染毛料が供給され、垂れ落ちることもなく充分な保持
量を持つことができるので、効率的に染毛操作を行うこ
とができる。なお、肩カバー24の上下動作がスムース
になるように内部連結部34をガイドとして設け、移動
空間として連結部空洞35を設けた。
【0029】なお、櫛部21および支持体23を透明な
材質で成形することにより、染毛操作を行う際に染毛料
が櫛歯22に適量供給されているか否かを視覚的に判別
しやすいので好ましい。また、染毛操作後に目詰まりを
防ぐために係止部31を指で押して肩カバー24を連結
部30から取り外して、あるいは櫛歯22を取り外して
洗浄する際にも、櫛部21および支持体23を透明にす
ることにより視覚的に確認できるので好ましい。
【0030】
【発明の効果】十分な量の染毛料を保持することがで
き、染毛操作を効率的に行うことができる。また頭皮へ
の染着を防ぐことができ、染毛料が垂れ落ちたり飛散し
て周囲を汚染する恐れもない。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の染毛用塗布具の第一実施例の正面図で
ある。
【図2】本発明の染毛用塗布具の第一実施例の左側面図
である。
【図3】本発明の染毛用塗布具の第一実施例の右側面図
である。
【図4】本発明の染毛用塗布具の第一実施例の平面図で
ある。
【図5】図4のA−A線での断面図である。
【図6】櫛部の拡大一部断面図である。
【図7】図6の櫛歯のB−B線での拡大断面図である。
【図8】櫛歯の拡大断面図である。
【図9】支持体の断面図である。
【図10】支持体の左側面図である。
【図11】本発明の染毛用塗布具の第二実施例の正面図
である。
【図12】本発明の染毛用塗布具の第二実施例の断面図
である。
【図13】従来の塗布用容器である。
【図14】従来の塗布用容器である。
【符号の説明】
1 櫛部 2 櫛歯 3 支持体 4 肩カバー 5 容器 6 空気吸入弁 7 注出口 8 排出路 9 支持体空洞 10 連結部 11 肩カバー空洞 12 排出口
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この操作は面
倒であり、特に染毛料の場合、周囲に飛び散り汚染する
恐れがあり、また毛髪に均一に塗布するには、ある程度
の熟練が必要であった。また、図13と図14に示すも
のは櫛歯の幅が狭く、染毛料を十分な量、保持すること
ができず、染毛操作を何回も繰り返す必要があった。ま
た、櫛歯の保持量が少ないため、図13のエアゾール容
器を使用する場合、噴射ボタンを押しすぎると染毛料が
飛散しやすく、一方、図14の場合は容器本体を手で押
圧するものであるが、力を入れすぎると頭髪化粧料が飛
散するなど、適量を櫛部へ供給することは困難であっ
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は鋭意検
討の結果、櫛部および支持体を備え、前記櫛部の櫛歯の
幅が該櫛歯の厚みよりも大きい染毛用塗布具において、
前記櫛歯および前記支持体を透明な材質にて成形するよ
うにした。このため、櫛歯の間に適量の染毛剤が供給さ
れているか否かを視覚的に判別しやすい。また、染毛操
作を行った後において、この染毛用塗布具の櫛部を洗浄
する際には、染毛剤が洗浄されたか否かを視覚的に確認
することができるので、染毛剤による櫛部の目詰まりを
防止することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、櫛歯の幅を櫛歯の厚みよりも大きく
し、かつ注出口を櫛歯の対抗する面に設ければ、櫛歯の
間に十分な量の染毛料を保持することができ、染毛操作
を効率的に行うことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、櫛歯の形状を略三角形の形状にすれ
、染毛料は櫛歯の根元付近により多く保持され、逆に
櫛歯の先端側に近くなるほど染毛料の保持量は少なくな
るので、頭皮への染着を防ぐことができる。櫛歯の形状
は略三角形であればよいが、二等辺三角形が染毛操作を
行いやすい点から好ましい。また二等辺三角形の底辺付
近の最大幅に対する高さの比を1:1.5〜1:2.2
の範囲とすることにより、染毛操作の操作性が優れ、染
毛料の塗布量を多く保持することができ、かつ垂れ落ち
たれせず、また二等辺三角形の形状としているので櫛歯
の根元付近により多く保持でき、頭皮への汚染を少なく
することができる。これらの効果は二等辺三角形の底辺
に対する高さの比を1:1.7〜1:2とすることによ
り、より優れた効果が得られる。なお、底辺付近の最大
幅とは櫛歯の根元付近の最大幅の長さであり、高さは頂
点から底辺におろした垂線の長さ、すなわち櫛歯の高さ
をいう。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】なお、櫛部1および支持体3を透明な材質
で成形しているので、染毛操作を行う際に染毛料が櫛歯
2に適量供給されているか否かを視覚的に判別しや
い。また、染毛操作後に目詰まりを防ぐために肩カバー
4を容器5から取り外して、あるいは櫛部1を取り外し
て洗浄する際にも、櫛部1および支持体3を透明にする
ことで視覚的に確認できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】なお、櫛部21および支持体23を透明な
材質で成形することにより、染毛操作を行う際に染毛料
が櫛歯22に適量供給されているか否かを視覚的に判別
しやすい。また、染毛操作後に目詰まりを防ぐために係
止部31を指で押して肩カバー24を連結部30から取
り外して、あるいは櫛歯22を取り外して洗浄する際に
も、櫛部21および支持体23を透明にすることにより
視覚的に確認できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【発明の効果】十分な量の染毛料を保持することがで
き、染毛操作を効率的に行うことができる

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】櫛歯の幅が櫛歯の厚みよりも大きく、注出
    口が櫛歯の対抗する面に設けられた染毛用塗布具におい
    て、櫛歯の形状が略三角形の形状であることを特徴とす
    る染毛用塗布具。
  2. 【請求項2】略三角形の形状である櫛歯の底辺付近の最
    大幅と高さの比が1:1.5〜1:2.5であることを
    特徴とする請求項1記載の染毛用塗布具。
  3. 【請求項3】染毛料がジェル状、ゲル状、クリーム状あ
    るいはペースト状であることを特徴とする請求項1〜2
    記載の染毛用塗布具。
JP1090299A 1999-01-19 1999-01-19 染毛用塗布具 Pending JPH11262410A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005519658A (ja) * 2001-11-14 2005-07-07 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 毛髪の美容処置のための方法及びこの方法を実行するための用具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005519658A (ja) * 2001-11-14 2005-07-07 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 毛髪の美容処置のための方法及びこの方法を実行するための用具

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