JPH1126184A - 蛍光灯駆動回路及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

蛍光灯駆動回路及びこれを用いた画像形成装置

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JPH1126184A
JPH1126184A JP9193392A JP19339297A JPH1126184A JP H1126184 A JPH1126184 A JP H1126184A JP 9193392 A JP9193392 A JP 9193392A JP 19339297 A JP19339297 A JP 19339297A JP H1126184 A JPH1126184 A JP H1126184A
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JP
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fluorescent lamp
frequency
drive signal
circuit
inverter
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JP9193392A
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Shunichi Komatsu
俊一 小松
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Canon Inc
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B41/14Circuit arrangements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機等の画像形成装置の蛍光灯駆動回路に
おいて、蛍光灯インバータドライブ信号と蛍光灯調光ド
ライブ信号との同期を取ることで両者のビートによる副
走査方向のむらの発生を防ぐようにした蛍光灯駆動回路
を提供する。 【解決手段】 蛍光灯5の点灯に必要な電圧を供給する
蛍光灯インバータ1と、周波数Fの蛍光灯インバータド
ライブ信号を出力して蛍光灯インバータ1を制御する蛍
光灯インバータ制御回路2と、周波数fの蛍光灯調光ド
ライブ信号を出力して蛍光灯5に流れる電流を制御する
蛍光灯調光制御回路10と、蛍光灯インバータドライブ
信号と蛍光灯調光ドライブ信号との同期をとる手段15
〜20とを備えた構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置の蛍光灯駆動回路に関し、蛍光灯インバータドラ
イブ信号と蛍光灯調光ドライブ信号との同期ドライブに
関するもの、及びこの蛍光灯駆動回路を用いた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の蛍光灯駆動回路の構成
図、図6は、図5に示す従来の蛍光灯駆動回路及び本発
明に係る蛍光灯駆動回路の信号波形を示す図である。
【0003】図5において、蛍光灯駆動回路は、画像形
成装置例えば、複写機の蛍光灯駆動回路で、蛍光灯電源
回路1、この蛍光灯電源回路1の蛍光灯インバータを制
御する蛍光灯インバータ制御回路2、蛍光灯5、蛍光灯
5の光量を検出する光量センサ8、蛍光灯5のフィラメ
ント6、7を予熱する予熱トランスT2、蛍光灯調光制
御回路10、画像形成装置としての複写機を制御する複
写機制御用マイクロコンピュータ(以下単に「複写機制
御マイコン」という)14、第一の源発振回路15、及
びこの源発振回路15から発生されたクロックパルスを
分周する分周回路16〜20等により構成されている。
【0004】そして、上記構成の蛍光灯駆動回路におけ
る蛍光灯インバータ制御回路2の三角波発生回路4から
出力されて蛍光灯インバータドライブ回路3に加えられ
る周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を図6
(a)に、蛍光灯調光制御回路10のパルス幅変調(P
WM)回路13から出力されてダイオードブリッジDB
2のスイッチングトランジスタQ3のベースに加えられ
る周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を図6(b)に、
蛍光灯5のフィラメント6、7に流れる電流波形を図6
(g)に示す。
【0005】従来、周波数Fの蛍光灯インバータドライ
ブ信号は、アナログ制御IC(例えば、uPC494等)を用
いて、チャージポンプ回路で生成される場合が多い。こ
のため、設定周波数精度や周波数温度特性は、数パーセ
ント程度であり、画像形成装置としての複写機の電源を
投入してから数秒、数分の単位でドリフトすることがあ
る。ここでは、図6(a)のように蛍光灯インバータド
ライブ信号の周波数Fが83kHz→85kHz→87
kHzと、ドリフトしている例を示す。
【0006】一方、周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号
は、フリップフロップ回路11、アップ/ダウンカウン
タ12、パルス幅変調回路13、複写機制御マイコン1
4、不図示のCCD駆動回路等と関係するので、源発振
回路15から発生されるクロックパルスを、分周回路1
6〜20で適宜分周して生成する場合が多い。このた
め、蛍光灯調光ドライブ信号の周波数fは、蛍光灯イン
バータドライブ信号の周波数Fに比して、設定周波数精
度や周波数温度特性は、殆ど無く一定である。
【0007】図6(g)は、図6(a)の蛍光灯インバ
ータドライブ信号と図6(b)の蛍光灯調光ドライブ信
号とを合成(アンド条件)したものであり、蛍光灯5の
フィラメント6、7に流れる電流波形である。図6
(a)に示す蛍光灯インバータドライブ信号の周波数F
と、図6(b)に示す蛍光灯調光ドライブ信号の周波数
fとは、非同期で動いている。また、周波数Fが、前述
したようにドリフトするために図6(g)に示すように
蛍光灯調光ドライブ信号の各一周期(2.7kHz)の
中に入る蛍光灯インバータドライブ信号の周波数85k
Hzのパルス数は、周期毎にばらつくこととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の蛍光灯駆動回路においては、以下のような欠点があ
る。即ち、蛍光灯インバータドライブ信号の周波数Fと
蛍光灯調光ドライブ信号の周波数fとがビートを発生さ
せる。このため、蛍光灯5の実質点灯電流が変化し、光
量が変化してしまう。
【0009】また、更に、|F−f×N|=D(N:整
数)の値が、或る一定の範囲内にあると、前記ビートに
伴い画像上副走査方向のむらが発生する。例えば、蛍光
灯調光ドライブ信号の周波数fが2.7kHz、蛍光灯
インバータドライブ信号の周波数Fが85kHz〜87
kHzの場合を例にとってみると、2.7kHzの32
整数倍は、2.7kHz×32=86.4kHzとなる。
今、周波数Fが86.3 kHzとすると、86.4−86.3 kHz=10
0 Hzのむら、周波数Fが86.41 kHzとすると、86.41−8
6.4 kHz=10 Hzのむら、周波数Fが86.5 kHzとすると、
86.5−86.4 kHz=100 Hzのむら、が発生し、この周波数
のむらが画像上に現れる。
【0010】基本的に周波数Fがどのような値になって
も、ビート自体は発生し、例えば、周波数Fが85.9 kHz
とすると、86.4−85.9 kHz=500 Hzのむら、周波数Fが
86.9 kHzとすると、86.9−86.4 kHz=500 Hzのむら、と
なる。
【0011】しかし、むらの周波数が、或る一定値以
上、例えば、500Hz以上になると、画像上、むらが
目には見えなくなる。即ち、周波数Fの値と周波数f×
N(N:整数)の値とが、ぴったり一致している(同期
している)場合や、或る一定値以上離れている場合は、
画像むらは発生しないが、少しずれている場合は、ずれ
の周波数で画像上のむらが発生する。このような欠点が
ある。
【0012】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、複写機等の画像形成装置の蛍光灯駆動回路におい
て、蛍光灯インバータドライブ信号と蛍光灯調光ドライ
ブ信号との同期をとることで、両者のビートによる副走
査方向のむらの発生を防ぐようにした蛍光灯駆動回路及
びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係わる蛍光灯駆動回路は、蛍光
灯の点灯に必要な電圧を供給する蛍光灯インバータと、
周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出力して前
記蛍光灯インバータを制御する蛍光灯インバータ制御回
路と、周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前
記蛍光灯に流れる電流を制御する蛍光灯調光制御回路
と、前記蛍光灯インバータドライブ信号と前記蛍光灯調
光ドライブ信号との同期をとる手段とを有することを特
徴とする。
【0014】請求項2に係わる蛍光灯駆動回路は、請求
項1に係わる蛍光灯駆動回路において、前記同期をとる
手段は、第一の源発振回路と、前記第一の源発振回路か
ら発生されたクロックパルスを分周する複数の分周回路
とから成ることを特徴とする。
【0015】請求項3に係わる蛍光灯駆動回路は、請求
項1に係わる蛍光灯駆動回路において、前記同期をとる
手段は、前記周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を入力
とし前記周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出
力とするPLL回路であることを特徴とする。
【0016】請求項4に係わる蛍光灯駆動回路は、蛍光
灯の点灯に必要な電圧を供給する蛍光灯インバータと、
周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出力して前
記蛍光灯インバータを制御する蛍光灯インバータ制御回
路と、周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前
記蛍光灯に流れる電流を制御する蛍光灯調光制御回路
と、前記周波数Fと前記周波数fとの関係が、|F−f
×N|=Dの値が一定(Nは整数)となるように設定す
る手段とを有することを特徴とする。
【0017】請求項5に係わる蛍光灯駆動回路は、請求
項4に係わる蛍光灯駆動回路において、前記Dの値が一
定となるように設定する手段は、第一の源発振回路と、
前記第一の源発振回路から発生されたクロックパルスを
分周する複数の分周回路とから成ることを特徴とする。
【0018】請求項6に係わる蛍光灯駆動回路は、請求
項4に係わる蛍光灯駆動回路において、前記Dの値が一
定となるように設定する手段は、前記周波数fの蛍光灯
調光ドライブ信号を入力とし前記周波数Fの蛍光灯イン
バータドライブ信号を出力するPLL回路であることを
特徴とする。
【0019】請求項7に係わる蛍光灯駆動回路は、請求
項4に係わる請求項駆動回路において、前記Dの値が一
定となるように設定する手段は、前記第一の源発振回路
から発生されるクロックパルスを分周して前記周波数f
の蛍光灯調光ドライブ信号を生成する手段と、第二の源
発振回路と、前記第二の源発振回路から発生されるクロ
ックパルスにより前記周波数Fの蛍光灯インバータドラ
イブ信号を生成する手段とから成ることを特徴とする。
【0020】請求項8に係わる画像形成装置は、蛍光灯
の点灯に必要な電圧を供給する蛍光灯インバータと、周
波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出力して前記
蛍光灯インバータを制御する蛍光灯インバータ制御回路
と、周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前記
蛍光灯に流れる電流を制御する蛍光灯調光制御回路と、
前記蛍光灯インバータ又は蛍光灯調光制御回路に電圧を
供給する電源回路と、前記蛍光灯インバータドライブ信
号と前記蛍光灯調光ドライブ信号と前記電源回路のドラ
イブ信号との三種類のドライブ信号の内、少なくとも二
つのドライブ信号の同期をとる手段とを有することを特
徴とする。
【0021】請求項9に係わる画像形成装置は、請求項
8に係わる画像形成装置において、前記同期をとる手段
は、第一の源発振回路と、前記第一の源発振回路から発
生されたクロックパルスを分周する複数の分周回路とか
ら成ることを特徴とする。
【0022】請求項10に係わる画像形成装置は、請求
項8に係わる画像形成装置において、前記同期をとる手
段は、前記周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を入力と
し、前記周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出
力とするPLL回路であることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明に係る蛍光灯駆動
回路の第1の実施の形態の構成図である。図1の蛍光灯
駆動回路において図5の蛍光灯駆動回路と同一符号のも
のは同一の機能を有している。図1において、蛍光灯駆
動回路は、蛍光灯電源回路1、蛍光灯電源回路1の蛍光
灯インバータを制御する蛍光灯インバータ制御回路2、
蛍光灯5、蛍光灯5の光量を検出する光量センサ8、蛍
光灯5のフィラメント6、7を予熱する予熱トランスT
2、蛍光灯調光制御回路10、画像形成装置としての複
写機を制御する複写機制御マイコン14、第一の源発振
回路15、この源発振回路15から発生されたクロック
パルスを分周する分周回路16〜20等により構成され
ている。
【0024】蛍光灯電源回路1は、コンデンサC1、メ
イントランスT1、スイッチング素子例えば、スイッチ
ングトランジスQ1、Q2から成るアクティブインバー
タ(蛍光灯インバータ)と、チョークコイルL1、L
2、及びダイオードブリッジDB2、このダイオードブ
リッジDB2の出力を制御するスイッチングトランジス
タQ3等により構成されている。
【0025】メイントランスT1の一次巻線NP1とN
P2との接続点は入力端子IN1に接続され、一次巻線
NP1の始端はスイッチングトランジスタQ1のコレク
タに、一次巻線NP2の終端はスイッチングトランジス
タQ2のコレクタに接続され、これらのトランジスタQ
1、Q2の各エミッタは、入力端子IN2に接続され、
各ベースは、蛍光灯インバータ制御回路2の蛍光灯イン
バータドライブ回路3に接続されている。また、入力端
子IN1とIN2との間には電解コンデンサC1が接続
されている。
【0026】メイントランスT1の二次側にはNS1と
NS2の二種類の巻線があり、巻線NS1は、蛍光灯5
の点灯時に必要な電圧を供給し、巻線NS2は、蛍光灯
5の起動時に必要な電圧を供給する。二次巻線NS1の
始端は、チョークコイルL1を介して出力端子OUT1
に、二次巻線NS2の終端は、チョークコイルL2を介
して出力端子OUT2に接続されている。ダイオードブ
リッジDB2の入力側は、二次巻線NS1とNS2との
接続点と、出力端子OUT2とに接続され、出力側は、
プラス(+)側がスイッチングトランジスタQ3のコレ
クタに接続され、マイナス(−)側が蛍光灯インバータ
制御回路2の三角波発生回路4に接続されている。スイ
ッチングトランジスタQ3のエミッタ及びベースは、蛍
光灯調光制御回路10のパルス幅変調(PWM)回路1
3に接続されている。また、スイッチングトランジスタ
Q3のエミッタは、ダイオードブリッジDB2の出力の
マイナス側に接続されている。
【0027】蛍光灯インバータ制御回路2は、蛍光灯イ
ンバータドライブ回路3と三角波発生回路4とから成
る。蛍光灯インバータドライブ回路3は、蛍光灯インバ
ータのスイッチングトランジスタQ1、Q2をオン・オ
フ制御する。三角波発生回路4は、分周回路19から例
えば、170kHzのパルス(発振周波数信号)を受け
る。通常は、矩形波で受け、それを、例えば、R、Cフ
ィルタを介して三角波を生成する。
【0028】蛍光灯5は、一側のフィラメント6の一方
の口金A1が蛍光灯電源回路1の出力端子OUT1に、
他側のフィラメント7の一方の口金B1が蛍光灯電源回
路1の出力端子OUT2に接続されている。光量センサ
8は、フォトダイオード、プリアンプ(何れも図示せ
ず)で構成されており、蛍光灯5の光量を検出して対応
する信号を出力する。
【0029】予熱トランスT2は、一次巻線NP1の一
端が直流電源Vccに、他端がトランジスタQ4のコレク
タに接続されている。トランジスタQ4のエミッタは接
地され、ベースは、蛍光灯予熱ドライブ回路9に接続さ
れている。また、予熱トランスT2には、蛍光灯5のフ
ィラメント6、7に印加する予熱電圧を一定値に制御す
るための予熱電圧フィードバック巻線NP2が設けられ
ており、蛍光灯予熱ドライブ回路9に接続されている。
【0030】予熱トランスT2の一方の二次巻線NS1
は、ダイオードD2、コンデンサC3から成る整流回路
及び逆流防止ダイオードD1を介して蛍光灯5のフィラ
メント6の口金A1、A2に接続されている。他方の二
次巻線NS2は、ダイオードD4、コンデンサC4から
成る整流回路及び逆流防止ダイオードD3を介してフィ
ラメント7の口金B1、B2に接続されている。
【0031】蛍光灯調光制御回路10は、増幅器Q5、
比較器Q6、フリップフロップ回路11、アップ/ダウ
ンカウンタ12、パルス幅変調回路13等により構成さ
れている。増幅器Q5の非反転入力端子(+)は、光量
センタ8に接続され、反転入力端子は抵抗を介して接地
され、出力端子は、抵抗を介して反転入力端子に接続さ
れると共に、比較器Q6の反転入力端子(−)に接続さ
れている。この比較器Q6の非反転入力端子(+)には
蛍光灯5の光量を設定するための設定器例えば、ボリュ
ームVOLが接続されている。比較器Q6の出力端子
は、フリップフロップ回路11の入力端子に接続されて
おり、当該フリップフロップ回路11の出力端子は、ア
ップ/ダウンカウンタ12の入力端子に接続されてい
る。アップ/ダウンカウンタ12にはパルス幅変調デュ
ーティ(PWMDUTY)レジスタ21が内蔵されてい
る。このアップ/ダウンカウンタ12の出力端子は、パ
ルス幅変調回路13の入力端子に接続されている。そし
て、このパルス幅変調回路13の出力端子は、ダイオー
ドブリッジDB2のスイッチングトランジスタQ3のベ
ースに接続されている。
【0032】複写機制御マイコン14は、パルス幅変調
デューティレジスタ21に接続されている。また、第一
の源発振回路15には、複写機制御マイコン14、分周
回路16〜20が接続されている。分周回路16の出力
は、パルス幅変調回路13に入力され、分周回路19の
出力は、三角波発生回路4に入力され、分周回路20の
出力は、フリップフロップ回路11及びアップ/ダウン
カウンタ12に入力される。そして、例えば、分周回路
16の出力パルスの周波数は、10MHz、分周回路1
9の出力パルスの周波数は、170kHz、分周回路2
0の出力パルスの周波数は、2.7kHzである。
【0033】以下に回路動作を説明する。
【0034】入力端子IN1、IN2に供給された直流
入力電圧は、メイントランスT1の一次巻線NP1、N
P2に入力される。更にその電圧は、スイッチングトラ
ンジスタQ1、Q2によりオン/オフ制御されて二次側
に伝達される。これらのスイッチングトランジスタQ
1、Q2は、蛍光灯インバータ制御回路2の蛍光灯イン
バータドライブ回路3により制御される。三角波発生回
路4は、分周回路19から出力されるパルス信号(例え
ば、170kHz)を入力する。三角波発生回路4は、
通常は、矩形波で受け、例えば、RCフィルタを介して
三角波を生成する。
【0035】メイントランスT1の二次巻線NS1は、
蛍光灯5の点灯時に必要な電圧を供給する。この二次巻
線NS1の電圧の値と、チョークコイルL1のインダク
タンスの値とで蛍光灯5のフィラメント6、7に流れる
点灯電流の値が決まる。また、二次巻線NS2は、蛍光
灯5の起動時に必要な電圧を供給する。そして、二次巻
線NS1の電圧と二次巻線NS2の電圧との和の電圧が
蛍光灯5の起動電圧となる。また、前記和の電圧の値と
チョークコイルL2のインダクタンスの値とで起動時に
フィラメント6、7流れる電流が決まる。
【0036】ダイオードブリッジDB2は、二次巻線N
S1の出力電圧即ち、蛍光灯5のフィラメント6、7に
印加される交流電圧を直流に整流し、この整流電圧は、
スイッチングトランジスタQ3でオン/オフ制御(例え
ば、周波数2.7kHz)することで、蛍光灯5のフィ
ラメント6、7に流れる電流値を一定に制御する。この
一定に制御される電流値は、光量センサ8の出力値が増
幅器Q5を介して増幅された値と、ボリュームVOLで
設定され比較器Q6の非反転入力端子(+)に入力され
る値とが等しくなるような所定値になる。
【0037】比較器Q6は、増幅器Q5から入力される
蛍光灯5の光量信号と、ボリュームVOLで設定した光
量の設定値とを比較してその偏差に応じた信号を出力
し、フリップフロップ回路11を駆動してアップ/ダウ
ンカウンタ12のカウント値を逐次書き換える。そし
て、このカウント値に従い、パルス幅変調回路13によ
り、実際にデューティ比を有するパルス波形即ち、蛍光
灯調光ドライブ信号が生成される。このデューティ比を
有するパルス信号即ち、蛍光灯調光ドライブ信号は、ス
イッチングトランジスタQ3のベースを駆動してダイオ
ードブリッジDB2の整流電圧をオン/オフ制御し、蛍
光灯5のフィラメント6、7に流れる電流値を制御して
調光制御を行う。
【0038】アップ/ダウンカウンタ12に内蔵されて
いるパルス幅変調デューティ(PWMDUTY)レジス
タ21には、フリップフロップ回路11により逐次書き
換えられているアップ/ダウンカウンタ12のカウント
値が保存されているので、その値は、蛍光灯5の実際の
点灯波形のデューティ比に対応した値になっている。即
ち、例えば、複写機制御マイコン14により、当該値を
読み込むことで、今現在実際に蛍光灯5を駆動している
波形のデューティ比が判る構成になっている。そして、
蛍光灯制御マイコン14は、例えば、デューティ比が1
00%になっていたら、蛍光灯5の寿命が来たものと判
断して、複写機の表示部に警告メッセージを出す。
【0039】予熱トランスT2は、一次巻線NP1に加
わる直流電圧Vccが、蛍光灯予熱ドライブ回路9により
駆動されるトランジスタQ4によりオン/オフされ、二
次巻線NS1、NS2に伝達される。二次巻線NS1か
らダイオードD2、コンデンサC3、ダイオードD1を
介して直流電圧が蛍光灯5のフィラメント6の両端に予
熱電圧として印加され、二次巻線NS2からダイオード
D4、コンデンサC4、ダイオードD3を介して直流電
圧がフィラメント7の両端に予熱電圧として印加され
る。一次巻線NP2は、一次巻線NP1の予熱電圧を検
出して蛍光灯予熱ドライブ回路9にフィードバックし、
当該蛍光灯予熱ドライブ回路9は、このフィードバック
信号により予熱電圧を一定値に制御する。
【0040】源発振回路15は、例えば、水晶発振器で
42MHzでクロックパルスを発振している。このクロ
ックパルスは、複写機制御マイコン14のクロックパル
スとして用いられる一方、分周回路16に入力される。
更に、分周回路17、18、19、20を介して適宜分
周される。そして、分周後例えば、分周回路16により
分周された10MHzのパルスがパルス幅変調回路13
に、分周回路19により分周された170kHzのパル
スが三角波発生回路4に、分周回路20により分周され
た周波数2.7kHzのパルスがフリップフロップ回路
11、及びアップ/ダウンカウンタ12に入力される。
【0041】即ち、蛍光灯調光制御の周波数2.7kH
zのパルス(蛍光灯調光ドライブ信号)と、周波数85
MHzの蛍光灯インバータドライブ信号(蛍光灯インバ
ータ制御回路2が受け取るのは周波数170kHzのパ
ルスであるが、プッシュプルでトランジスタQ1、Q2
があるので、実際に蛍光灯5のフィラメント6、7に流
れる電流としては、半分の周波数85kHzとなる)と
は、同じ源発振回路15のクロックパルスを用いている
ので完全に同期がとれている。
【0042】上記構成における周波数Fの蛍光灯インバ
ータドライブ信号を図5(c)に、蛍光灯電流波形を図
6(d)に示す。図6(d)において、蛍光灯インバー
タドライブ信号の周波数Fと蛍光灯調光ドライブ信号の
周波数fとが完全に同期しているので、これら両者間に
はビートは全く発生せず、従って、副走査方向のむらも
発生しない。 (第2の実施の形態)図2は、本発明に係る蛍光灯駆動
回路の第2の実施の形態の構成図である。
【0043】図2に示す蛍光灯駆動回路は、蛍光灯イン
バータドライブ信号の周波数Fと蛍光灯調光ドライブ信
号の周波数fとの同期を取る手段として、周波数fの蛍
光灯調光ドライブ信号を入力とし、周波数Fの蛍光灯イ
ンバータドライブ信号を出力するPLL回路22を用い
た点のみが第1の実施の形態の蛍光灯駆動回路と相違
し、他の構成は同一である。図2において図1に示す第
1の実施の形態と同一符号のものは同一の機能を持つも
のとし、説明は省略する。PLL駆動回路22は、入力
端子が分周回路20の出力端子に接続され、出力端子が
蛍光灯インバータ制御回路2の三角波発生回路4の入力
端子に接続されている。
【0044】PLL回路22は、分周回路20から出力
される周波数f(2.7kHz)のパルスを蛍光灯イン
バータドライブ信号として入力し、周波数F(170k
Hz)のパルスを出力して蛍光灯電源回路1の蛍光灯イ
ンバータのスイッチングトランジスタQ1、Q2をオン
/オフ制御する。上記構成における蛍光灯5のフィラメ
ント6、7に流れる電流波形は、第1の実施の形態の場
合と同一である(図6(d))。これにより蛍光灯イン
バータドライブ信号の周波数Fと蛍光灯調光ドライブ信
号の周波数fとが同期しているので、ビートは全く発生
せず、従って、また副走査方向のむらも発生しない。
【0045】この第2の実施形態の蛍光灯駆動回路利点
は、分周回路20と蛍光灯インバータ制御回路2のPL
L回路22とのインターフェース部分において、渡す周
波数が低くて済む(第1の実施の形態では、分周回路1
9から蛍光灯インバータ制御回路2の三角波発生回路4
に渡す周波数が170kHzであるのに対し、第2の実
施の形態では、周波数が2.7kHzである)ことであ
る。 (第3の実施の形態)図3は、本発明に係る蛍光灯駆動
回路の第3の実施の形態の構成図である。
【0046】図3に示す蛍光灯駆動回路は、第1、第2
の実施の形態の場合と異なり、蛍光灯インバータドライ
ブ信号周波数Fと蛍光灯調光ドライブ信号の周波数fと
の同期を取らない。その代わりに、蛍光灯インバータ制
御回路2の発振回路に精度の高いものを使用し、更に、
周波数Fの値と、周波数f×N(N:整数)の値とが、
或る一定値以上(例えば、500Hz以上)離れるよう
に設定したものである。図3において図1の第1の実施
の形態と同一符号のものは同一の機能を持つものとし、
説明は省略する。
【0047】図3において、第二の源発振回路23は、
第一の源発振回路15とは同期は取れていないが、蛍光
灯インバータドライブ信号の周波数Fの精度は、第一の
源発振回路15と略同じ程度に高い精度とされている。
この第二の源発振回路23から出力されたクロックパル
スは、蛍光灯インバータ制御回路2の三角波発生回路4
に入力される。
【0048】上記構成における第二の源発振回路23の
クロックパルスを図6(e)に、蛍光灯5のフィラメン
ト6、7に流れる電流波形を図6(f)に示す。ここ
で、蛍光灯インバータドライブ信号の周波数Fと蛍光灯
調光ドライブ信号の周波数fとは非同期で、ビート自体
は発生するものの、そのビートは、副走査方向のむらと
して画像上には目で見えない。
【0049】この第3の実施の形態の蛍光灯駆動回路の
利点は、蛍光灯インバータドライブ信号の周波数と蛍光
灯調光ドライブ信号の周波数との同期をとらない構成で
あるために、部品点数が少なく、コストが安いことであ
る。更に別の利点は、第3の実施の形態の蛍光灯駆動回
路利点は、第二の源発振回路23と蛍光灯インバータ制
御回路2の三角波発生回路4とのインターフェース部分
において、渡す周波数が低くて済むことである。 (第4の実施の形態)図4は、本発明に係る画像形成装
置全体の構成図である。図4に示す画像形成装置は、蛍
光灯駆動回路として図1に示す第1の実施の形態の蛍光
灯駆動回路を用いたもので、第1の実施の形態と同一符
号のものは同一の機能を持つものとし、説明は省略す
る。
【0050】電源回路24は、蛍光灯電源回路1(蛍光
灯インバータ)又は蛍光灯調光回路10に直流電圧を供
給する直流電源回路で、直流電源用三角波発生回路25
と、直流電源ドライブ回路26を備えている。直流電源
用三角波発生回路25は、直流電源回路24のドライブ
のための三角波発生回路で、分周回路18の出力パルス
を入力して当該パルスと同期した三角波信号を発生す
る。直流電源用ドライブ回路26は、直流電源用三角波
発生回路25からの三角波信号を入力して直流電圧を入
力端子IN1、IN2に供給する。
【0051】上記構成では、蛍光灯インバータドライブ
信号と、蛍光灯調光ドライブ信号と、直流電源回路24
のドライブ信号との、三種類のドライブ信号の内、少な
くとも二つのドライブ信号の同期が取れているので、蛍
光灯インバータ又は蛍光灯調光回路の入力電圧にビート
が発生し、それが原因で、画像上のむらが発生してしま
うという現象を未然に防ぐことができる。
【0052】尚、この第4の実施の形態においては、蛍
光灯インバータ又は蛍光灯調光回路に電圧を供給する電
源回路24のドライブ信号に関して述べたが、それ以外
でも、画像形成装置の中で別のドライブ信号で駆動さ
れ、ビートを発生させる可能性があるものに対して同様
に適応が可能なことは明らかである。例えば、高圧の一
次、現像等である。これらは交流電圧波形のものや、直
流に交流が重畳されている波形のものがあり、ビートを
発生させ、それがあるモードで画像上に出てしまう可能
性がある。しかし、全て同期を取っておくことで、ビー
ト自体、発生しない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の蛍光灯
駆動回路によれば、蛍光灯の点灯に必要な電圧を供給す
る蛍光灯インバータと、周波数Fの蛍光灯インバータド
ライブ信号を出力して前記蛍光灯インバータを制御する
蛍光灯インバータ制御回路と、周波数fの蛍光灯調光ド
ライブ信号を出力して前記蛍光灯に流れる電流を制御す
る蛍光灯調光制御回路と、前記蛍光灯インバータドライ
ブ信号と前記蛍光灯調光ドライブ信号との同期をとる手
段とを有することを特徴とする。
【0054】請求項2の蛍光灯駆動回路によれば、請求
項1に係わる蛍光灯駆動回路において、前記同期をとる
手段は、第一の源発振回路と、前記第一の源発振回路か
ら発生されたクロックパルスを分周する複数の分周回路
とから成ることを特徴とする。
【0055】請求項3の蛍光灯駆動回路によれば、請求
項1に係わる蛍光灯駆動回路において、前記同期をとる
手段は、前記周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を入力
とし前記周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出
力とするPLL回路であることを特徴とする。
【0056】請求項4の蛍光灯駆動回路によれば、蛍光
灯の点灯に必要な電圧を供給する蛍光灯インバータと、
周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出力して前
記蛍光灯インバータを制御する蛍光灯インバータ制御回
路と、周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前
記蛍光灯に流れる電流を制御する蛍光灯調光制御回路
と、前記周波数Fと前記周波数fとの関係が、|F−f
×N|=Dの値が一定(Nは整数)となるように設定す
る手段とを有することを特徴とする。
【0057】請求項5の蛍光灯駆動回路によれば、請求
項4に係わる蛍光灯駆動回路において、前記Dの値が一
定となるように設定する手段は、第一の源発振回路と、
前記第一の源発振回路から発生されたクロックパルスを
分周する複数の分周回路とから成ることを特徴とする。
【0058】請求項6の蛍光灯駆動回路によれば、請求
項4に係わる蛍光灯駆動回路において、前記Dの値が一
定となるように設定する手段は、前記周波数fの蛍光灯
調光ドライブ信号を入力とし前記周波数Fの蛍光灯イン
バータドライブ信号を出力するPLL回路であることを
特徴とする。
【0059】請求項7の蛍光灯駆動回路によれば、請求
項4に係わる請求項駆動回路において、前記Dの値が一
定となるように設定する手段は、前記第一の源発振回路
から発生されるクロックパルスを分周して前記周波数f
の蛍光灯調光ドライブ信号を生成する手段と、第二の源
発振回路と、前記第二の源発振回路から発生されるクロ
ックパルスにより前記周波数Fの蛍光灯インバータドラ
イブ信号を生成する手段とから成ることを特徴とする。
【0060】請求項8の画像形成装置によれば、蛍光灯
の点灯に必要な電圧を供給する蛍光灯インバータと、周
波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出力して前記
蛍光灯インバータを制御する蛍光灯インバータ制御回路
と、周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前記
蛍光灯に流れる電流を制御する蛍光灯調光制御回路と、
前記蛍光灯インバータ又は蛍光灯調光制御回路に電圧を
供給する電源回路と、前記蛍光灯インバータドライブ信
号と前記蛍光灯調光ドライブ信号と前記電源回路のドラ
イブ信号との三種類のドライブ信号の内、少なくとも二
つのドライブ信号の同期をとる手段とを有することを特
徴とする。
【0061】請求項9の画像形成装置によれば、請求項
8に係わる画像形成装置において、前記同期をとる手段
は、第一の源発振回路と、前記第一の源発振回路から発
生されたクロックパルスを分周する複数の分周回路とか
ら成ることを特徴とする。
【0062】請求項10の画像形成装置によれば、請求
項8に係わる画像形成装置において、前記同期をとる手
段は、前記周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を入力と
し、前記周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出
力とするPLL回路であることを特徴とする。
【0063】即ち、本発明の蛍光灯駆動回路では、蛍光
灯インバータドライブ信号の周波数Fの値と蛍光灯調光
ドライブ信号の周波数f×N(N:整数)との値が、ぴ
ったり合っている(同期している)場合や、或る一定値
以上離れている場合は、画像むらは発生しないことに対
応し、周波数Fと周波数fとに対し、完全に同期を掛け
てしまい、ビートの発生自体を無くする構成(請求項
1、2、3、4、5、6、8、9、10)とするもので
ある。
【0064】これにより簡単な構成で、蛍光灯インバー
タドライブ信号と蛍光灯調光ドライブ信号との同期を取
ることができるので、両者のビートによる副走査方向の
むらの発生を防ぐことが可能である。
【0065】また、周波数Fと周波数fとに対し、同期
は掛けずに、ビート自体は発生するが、そのビートが画
像上目に見えないので問題なしとすることが可能な設定
にする構成(請求項7)とするものである。
【0066】これにより簡単な構成で、両者のビートに
よる副走査方向のむらの発生を防ぐことが可能である。
また、同期を取らない構成とすることで、部品点数が少
なく、コストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蛍光灯駆動回路の第1の実施の形
態の構成図である。
【図2】本発明に係る蛍光灯駆動回路の第2の実施の形
態の構成図である。
【図3】本発明に係る蛍光灯駆動回路の第3の実施の形
態の構成図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置全体の構成図であ
る。
【図5】従来の蛍光灯駆動回路の構成図である。
【図6】図5に示す従来の蛍光灯駆動回路及び本発明に
係る蛍光灯駆動回路の信号波形を示す図である。
【符号の説明】
1 蛍光灯電源回路 2 蛍光灯インバータ制御回路 3 蛍光灯インバータドライブ回路 4 三角波発生回路 5 蛍光灯 6、7 フィラメント 8 光量センサ 9 蛍光灯予熱ドライブ回路 10 調光制御回路 11 フリップフロップ回路 12 アップ/ダウンカウンタ 13 パルス幅変調(PWM)回路 14 複写機制御マイコン 15、23 源発振回路 16、17、18、19、20 分周回路 21 パルス幅変調デューティ(PWMDUTY)レジ
スタ 22 PLL回路 24 直流電源回路 25 直流電源用三角波発生回路 26 直流電源ドライブ回路 T1 メイントランス T2 予熱トランス DB2 ダイオードブリッジ Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチングトランジスタ L1、L2 チョークコイル Q5 増幅器 Q6 比較器 D1、D2、D3、D4 ダイオード C1、C2、C3、C4 コンデンサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光灯の点灯に必要な電圧を供給する蛍
    光灯インバータと、周波数Fの蛍光灯インバータドライ
    ブ信号を出力して前記蛍光灯インバータを制御する蛍光
    灯インバータ制御回路と、 周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前記蛍光
    灯に流れる電流を制御する調光制御回路と、 前記蛍光灯インバータドライブ信号と前記蛍光灯調光ド
    ライブ信号との同期をとる手段とを有することを特徴と
    する蛍光灯駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記同期をとる手段は、第一の源発振回
    路と、前記第一の源発振回路から発生されたクロックパ
    ルスを分周する複数の分周回路とから成ることを特徴と
    する請求項1に記載の蛍光灯駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記同期をとる手段は、前記周波数fの
    蛍光灯調光ドライブ信号を入力とし前記周波数Fの蛍光
    灯インバータドライブ信号を出力とするPLL回路であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の蛍光灯駆動回路。
  4. 【請求項4】 蛍光灯の点灯に必要な電圧を供給する蛍
    光灯インバータと、周波数Fの蛍光灯インバータドライ
    ブ信号を出力して前記蛍光灯インバータを制御する蛍光
    灯インバータ制御回路と、 周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前記蛍光
    灯に流れる電流を制御する調光制御回路と、 前記周波数Fと前記周波数fとの関係が、|F−f×N
    |=Dの値が一定(Nは整数)となるように設定する手
    段とを有することを特徴とする蛍光灯駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記Dの値が一定となるように設定する
    手段は、第一の源発振回路と、前記第一の源発振回路か
    ら発生されたクロックパルスを分周する複数の分周回路
    とから成ることを特徴とする請求項4に記載の蛍光灯駆
    動回路。
  6. 【請求項6】 前記Dの値が一定となるように設定する
    手段は、前記周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を入力
    とし前記周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出
    力するPLL回路であることを特徴とする請求項4に記
    載の蛍光灯駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記Dの値が一定となるように設定する
    手段は、第1の源発振回路と、前記第一の源発振回路か
    ら発生されるクロックパルスを分周して前記周波数fの
    蛍光灯調光ドライブ信号を生成する手段と、第二の源発
    振回路と、前記第二の源発振回路から発生されるクロッ
    クパルスにより前記周波数Fの蛍光灯インバータドライ
    ブ信号を生成する手段とから成ることを特徴とする請求
    項4に記載の蛍光灯駆動回路。
  8. 【請求項8】 蛍光灯の点灯に必要な電圧を供給する蛍
    光灯インバータと、 周波数Fの蛍光灯インバータドライブ信号を出力して前
    記蛍光灯インバータを制御する蛍光灯インバータ制御回
    路と、 周波数fの蛍光灯調光ドライブ信号を出力して前記蛍光
    灯に流れる電流を制御する蛍光灯調光制御回路と、 前記蛍光灯インバータ又は蛍光灯調光制御回路に電圧を
    供給する電源回路と、 前記蛍光灯インバータドライブ信号と前記蛍光灯調光ド
    ライブ信号と前記電源回路のドライブ信号との三種類の
    ドライブ信号の内、少なくとも二つのドライブ信号の同
    期をとる手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記同期をとる手段は、第一の源発振回
    路と、前記第一の源発振回路から発生されたクロックパ
    ルスを分周する複数の分周回路とから成ることを特徴と
    する請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記同期をとる手段は、前記周波数f
    の蛍光灯調光ドライブ信号を入力とし、前記周波数Fの
    蛍光灯インバータドライブ信号を出力とするPLL回路
    であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装
    置。
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