JPH11261624A - 情報配信装置 - Google Patents

情報配信装置

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JPH11261624A
JPH11261624A JP10055162A JP5516298A JPH11261624A JP H11261624 A JPH11261624 A JP H11261624A JP 10055162 A JP10055162 A JP 10055162A JP 5516298 A JP5516298 A JP 5516298A JP H11261624 A JPH11261624 A JP H11261624A
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JP10055162A
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Inventor
Kaori Suzuki
かおり 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、通信回線を介して利用者に情報を
配信する情報配信装置に関し、その利用者の要求に柔軟
に、確度高く適応できることを目的とする。 【解決手段】 利用者によって操作される端末との間に
通信リンクを形成する通信インタフェース手段11と、
端末に配信され得る複数Nの情報を収集し、あるいは蓄
積する情報源12と、複数Nの情報の内、端末に配信さ
れるべき情報の識別子が登録される配信対象記憶手段1
3と、複数Nの情報の内、配信対象記憶手段13に登録
された識別子で示される情報を取得し、通信インタフェ
ース手段11と通信リンクとを介して端末に、これらの
情報を配信する情報配信手段14と、通信リンクと通信
インタフェース手段11とを介して与えられる識別子を
取得し、その識別子を配信対象記憶手段13に登録する
配信対象設定手段15を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め蓄積され、あ
るいは収集された情報を通信回線を介して対向する端末
宛に配信する情報配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度に進展した情報処理技術と伝
送技術とが有機的に組み合わせられることによって 基
本伝送サービスに併せて、通信処理サービスあるいは情
報処理サービスの提供が可能となり、このようなサービ
スを提供する付加価値通信網が多くの電気通信事業者に
よって運用されている。
【0003】また、これらの情報処理技術や伝送技術の
組み合わせは、国際的な標準の仕様に準拠する汎用のパ
ッケージや機器が適用されることによって安価に、かつ
確実に達成されるために、上述した付加価値通信網に限
らず、例えば、ファクシミリ通信システムやビデオテッ
クスのような蓄積型通信サービスと、公共、金融、製
造、流通、遠隔監視その他の多様な分野の業務との最適
化がはかられたサービスの提供にも供され、特に、電話
やファクシミリの端末を介して行われる問い合わせや照
会に対して自動的に音声で応答する音声照会通知システ
ムは、遠隔監視やセキュリティの分野にも適用されつつ
ある。
【0004】図13は、音声照会通知システムに適用さ
れる情報配信装置の構成例を示す図である。図におい
て、加入者線100-1〜100-nには回線インタフェー
ス部101が接続され、その回線インタフェース部10
1に併せて、音声合成部102、データ収集部103、
外部記憶装置104、キーボード(KB)105および
表示装置(CRT)106がバス107を介してプロセ
ッサ108に接続される。音声合成部102のポートは
回線インタフェース部101の対応する端子に接続さ
れ、データ収集部103のライン入力には後述する情報
の収集に供される通信リンク109が接続される。
【0005】また、外部記憶装置104には、(1) 図1
4に示すように、 ・ データ収集部103によって収集され得る情報の識
別に供される「情報識別子」(個々の情報の種別を示す
ユニークな「個別識別子」と、複数の情報の種別毎に予
め対応付けられたグループを示すユニークな「グループ
識別子」 との何れか一方として与えられる。)と、 ・ その情報に予め割り付けられた「優先度」とに併せ
て、 ・ データ収集部103によって実際に収集され、かつ
これらの情報識別子および優先度に対応する「情報」、 がそれぞれ格納されるべきフィールドからなる複数Nの
面を有する情報テーブル110と、(2) 図15に示すよ
うに、 ・ 上述した「情報識別子」と、 ・ その情報識別子に対応した情報について予め設定さ
れた「基準値」と、の各フィールドを有する基準値テー
ブル111と、(3) 図16に示すように、 ・ サービスが提供されるべき個々の利用者に予め割り
付けられた「利用者識別子」と、 ・ そのサービスの提供に 供されるべき端末に予め割
り付けられた「電話番号」とに併せて、 ・ 認証の基準となるべき「認証情報」と、がそれぞれ
予め格納されるべきフィールドからなる利用者情報テー
ブル112と、(4) 図17に示すように、 ・ 利用者に提供されるべき情報を示す「情報識別子」
(既述の情報テーブル110の「情報識別子」フィール
ドと同様に、「個別識別子」と、「グループ識別子」と
の何れか一方として与えられる。)と、 ・ その情報識別子に対応し、かつ利用者に提供される
べき情報を示す「カレント値」と、 ・ その情報の優先度を示す「優先度」と、 ・ 既述の情報テーブル110の面の内、これらの情報
識別子、カレント値および優先度を与える面を示す「ポ
インタ値」と、がそれぞれ予め定数として設定され、さ
らに、その情報の通報先となり得る全ての利用者(既述
の「利用者識別子」で示される。)に個別に対応した面
を有する通報データテーブル113と、がデータベース
として予め形成される。
【0006】このような構成の情報配信装置では、プロ
セッサ108は、始動時には、データ収集部103およ
び通信リンク109を介して所定の情報が収集されるべ
き時刻(以下、「収集時刻」という。)(図18(1))
と、先行して収集された情報が所望の利用者宛に通報さ
れるべき時刻(以下、「通報時刻」という。)(図18
(2))とを所望の頻度で与えるスケジューリングタスク
(図示されない。)を起動した後に、「待ち受け状態」
に以降し、かつこれらの時刻に併せて、後述するイベン
ト(図18(3)、(4))を監視する。
【0007】さらに、プロセッサ108は、上述した収
集時刻の時点では、情報テーブル110の面の内、その
時点で書き込みの対象となるべき面を示すポインタ(こ
こでは、簡単のため、プロセッサ108が主導的に行う
領域管理の下で設定されると仮定する。)と、収集され
るべき全ての情報の情報識別子とに併せて、この情報テ
ーブル110の面の対応するレコードを示すレコードポ
インタをデータ収集部103に与えることによって、そ
のデータ収集部103に「収集要求」を与える(図18
(5))と共に、予め決められたインターバル(ここでは、
簡単のため、「10秒」であると仮定する。)のタイマ
を起動する(図18(6))。
【0008】データ収集部103は、このような「収集
要求」として与えられた個々の情報識別子については、
通信リンク109を介して対向するサイトにその情報識
別子で示される情報を要求することによって収集し、こ
の情報識別子に対応したレコードポインタと上述したポ
インタとで示される情報テーブルの「情報」フィールド
に、収集された情報を順次格納すると共に、全ての情報
についてこのような処理を完了すると、バス107を介
してプロセッサ108に、その旨を示す「収集情報メッ
セージ」を送出する。
【0009】プロセッサ108は、上述したタイマによ
って行われる計時が完了する前にこの「収集情報メッセ
ージ」が与えられた場合には、その計時を規制する処理
を行う(図18(7))が、反対に与えられなかった場合に
は、バス107を介して表示装置106の表示画面にそ
の旨を示す警報情報を出力する(図18(8))。なお、こ
のようにタイマが適用されることによってプロセッサ1
08とそのプロセッサ108以外の各部との連係が正常
に行われているか否かの判別と、その判別の結果に適応
した処理とについては、本願発明に関係がないので、以
下では、説明および全てのフローチャート上に対する図
示を省略することとする。
【0010】また、データ収集部103は、通信リンク
109を介して対向するサイトから何らかの情報(例え
ば、情報識別子を含む「水位」)が与えられると、バス
107を介してプロセッサ108にその旨を示し、かつ
該当する情報識別子を含むイベントとして「臨時収集メ
ッセージ」を送出する。プロセッサ108は、この「臨
時収集メッセージ」を識別する(図18(3))と、情報テ
ーブル110の面の内、その時点で書き込みの対象とな
るべき情報テーブル110の面を示すポインタと、この
ポインタで示される面のレコードの内、該当する「臨時
収集メッセージ」に含まれる情報識別子に等しい情報識
別子が格納されるレコードを示すレコードポインタをデ
ータ収集部103に与えることによって、そのデータ収
集部103に「蓄積許可メッセージ」を与える(図18
(9))。
【0011】データ収集部103は、この「蓄積許可メ
ッセージ」を識別すると、情報テーブル110のレコー
ドの内、その「蓄積許可メッセージ」に含まれるポイン
タおよびレコードポインタで示されるレコードの「情
報」フィールドに該当する情報を格納する。一方、プロ
セッサ108は、このようにしてデータ収集部103が
情報テーブル110に新たな情報を格納した後に、その
情報を読み取り、この情報に対応した基準値テーブルの
レコード(該当する情報テーブルと共通のキーである
「情報識別子」に基づいて特定される。)の「基準値」
フィールドの値(例えば、上述した水位の上限値)との
比較を行う。
【0012】さらに、プロセッサ108は、前者が後者
未満である場合には何ら特別な処理を行わないが、反対
に前者が後者を超える場合には、<1> 情報テーブル11
0のレコードの内、該当するレコードの「情報識別子」
フィールドの値(以下、「通報対象識別子」という。)
と、「情報」フィールドの値(以下、「通報対象情報」
という。)とを取得し、<2> 通報データテーブル113
の全てのレコードの「カレント値」フィールドに初期値
(ここでは、簡単のため、「0」であると仮定する。)
を設定すると共に、<3> その通報データテーブル113
のレコードの内、「情報識別子」フィールドの値が上述
した「通報対象識別子」に等しい全てのレコードの「カ
レント値」フィールドに「通報対象情報」を格納し、<4
> さらに、音声合成部102にバス107を介してアク
セスすることによって、 これらの「通報対象識別子」
および「通報対象情報」を示す音声メッセージの 生成
を要求すると共に、<5> 上述した「通報対象識別子」お
よび「通報対象情報」の通報を回線インタフェース部1
01に要求する、「緊急通報処理」を行う(図18(1
0)) 。
【0013】回線インタフェース部101は、上述した
要求を認識すると、バス107を介して通報データテー
ブル113に直接アクセスし、その通報データテーブル
113のレコードの内、「カレント値」フィールドの値
が既述の「初期値」以外の値である個々のレコードにつ
いて、そのレコードを含む面に対応した利用者識別子を
この通報データテーブル113の該当する面の番号とし
て特定する。
【0014】さらに、回線インタフェース部101は、
利用者情報テーブル112にも同様に直接アクセスし、
かつ上述したように特定された利用者識別子をキーとす
ることによって、その利用者情報テーブル112に登録
された電話番号を取得して加入者線100-1〜100-n
の内、空いている加入者線(以下、「捕捉加入者線」と
いう。)を捕捉して発信すると共に、その電話番号を送
出する。
【0015】また、回線インタフェース部101は、捕
捉加入者線の信号方式に基づいて被呼者である利用者の
端末が応答したことを認識すると、音声合成部102に
上述した音声メッセージの送出を要求する。さらに、回
線インタフェース部101は、音声合成部102から送
出された音声メッセージを捕捉加入者線に対して通話信
号として送出し、その送出を完了した時点でこの捕捉加
入者線を開放する。
【0016】したがって、通報データテーブル113の
個々の面に予め登録された情報識別子に対応する情報に
ついては、その情報の情報源であるサイトの主導の下で
データ収集部103に通知され、かつ既述の基準値を超
えた場合には、その旨を示す音声メッセージが自動的に
利用者に送出される。また、通報時刻の時点では、プロ
セッサ108は、先行して収集された情報が格納された
情報テーブル110のレコードの内、「情報」フィール
ドの値が基準値テーブル111に対応して格納された基
準値を超えるレコードのみについて、既述の「通報対象
識別子」と「通報対象情報」とを取得し、これらの「通
報対象識別子」と「通報対象情報」との組み合わせ毎
に、上述した「緊急通報処理」と同じ処理(以下、「一
括通報処理」という。)を行う(図18(11)) 。
【0017】さらに、「一括通報処理」の過程では、プ
ロセッサ108は、バス107を介して音声処理部10
2および回線インタフェース部101に、「その一括通
報処理に適応した処理の指示」を与える。音声処理部1
02と回線インタフェース部101とは、この指示に適
応し、かつ通報先となるべき利用者毎に対応した一括処
理として、それぞれ既述の音声メッセージの生成と、発
信を含む呼設定とを行う。
【0018】したがって、収集時刻毎にデータ収集部1
03が通信リンク109を介して収集した情報は、通報
時刻毎に利用者に通報される。また、回線インタフェー
ス部101は、加入者線100-1〜100-nの何れかに
着信呼が生起した場合には、呼設定の手順に基づいて応
答し、その着信呼の発信元である利用者の電話番号(例
えば、ISDNにおける発信者番号、あるいは利用者の
端末からその利用者の操作に応じてDTMF信号その他
のレジスタ信号として与えられる。)を取得すると共
に、バス107を介してプロセッサ108にその電話番
号を含む「着信通知」を与える。
【0019】プロセッサ108は、このような「着信通
知」が与えられる(図18(4))と、その「着信通知」に
含まれる電話番号をキーとすることによって、利用者情
報テーブル112のレコードの内、その電話番号に「電
話番号」フィールドの値が等しいレコードを特定すると
共に、このレコードの「利用者識別子」フィールドの値
(以下、「通報要求者識別子」という。)を取得する。
【0020】また、プロセッサ108は、領域管理の下
で情報テーブル110の面の内、最新の情報が格納され
た面(以下、「最新情報ポインタ」という。)を特定
し、かつ通報データテーブル113の面の内、その「通
報要求識別子」に対応した面を特定すると共に、その面
の全てのレコードの「ポインタ値」フィールドに最新情
報ポインタを格納する。
【0021】さらに、プロセッサ108は、通報データ
テーブル113の該当する面のレコードの内、有効な個
々のレコードについて、「情報識別子」フィールドの値
が最新情報ポインタに対応した情報テーブル110の面
の「情報識別子」フィールドの値に等しいレコードの
「情報」フィールドの値を取得し、その値を「カレント
値」フィールドに格納すると共に、既述の「通報対象識
別子」と「通報対象情報」とを取得し、これらの「通報
対象識別子」と「通報対象情報」との組み合わせ毎に、
既述の「緊急通報処理」と同じ処理(以下、「応答通報
処理」という。)を行う(図18(12)) 。
【0022】「応答通報処理」の過程では、プロセッサ
108は、バス107を介して音声処理部102および
回線インタフェース部101に、「応答通報処理に適応
した処理の指示」を与える。音声処理部102と回線イ
ンタフェース部101とは、この指示に適応し、かつ通
報先となるべき利用者のみに対応した処理として、それ
ぞれ既述の音声メッセージの生成と呼設定とを行う。
【0023】したがって、利用者は、加入者線100-1
〜100-nの何れかが着信先となるダイヤル番号を設定
して発信することによって、通報時刻まで待機すること
なく、その利用者に対応付けられてデータテーブル11
3に予め登録された情報を適宜確認することができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例では、利用者には、情報識別子が通報データテーブル
113の対応する面に予め登録された情報のみが優先度
の順に通報され、かつ既述の緊急通報処理、一括通報処
理および応答通報処理以外の過程では如何なる情報も通
報されない。
【0025】また、通報先となるべき利用者の電話番号
は利用者情報テーブル112の「電話番号」フィールド
に予め登録されたものに限定され、かつ上述した緊急通
報処理および一括通報処理の過程では、その電話番号が
登録されている利用者に対しては、不在であるか否かに
かかわらず通報が行われる。したがって、利用者の端末
が接続された加入者線にファクシミリ端末や留守番電話
のように着信呼に対して自動的に応答する機能を有する
端末が接続されている場合には、その利用者は不在中に
通報された情報を聴取することができず、かつ他の利用
者に対するその情報の通報が遅延するために、緊急状態
に対する迅速な処置が阻害される可能性があった。
【0026】さらに、このような緊急状態を示す情報に
ついては、通報が行われる時刻の予測が困難であるため
に、代替の人員が確保できない限り利用者の所在に制約
が生じる可能性性が高かった。
【0027】本発明は、利用者の要求に柔軟に適応し、
かつ効率的に確度高く情報を配信できる情報配信装置を
提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1、4〜
8に記載の発明の原理ブロック図である。
【0029】請求項1に記載の発明は、端末との間に通
信リンクを形成する通信インタフェース手段11と、端
末に配信され得る複数Nの情報を収集し、あるいは蓄積
する情報源12と、情報源12によって収集され、ある
いは蓄積された複数Nの情報の内、端末に配信されるべ
き情報の識別子が登録される配信対象記憶手段13と、
情報源12によって収集され、あるいは蓄積された複数
Nの情報の内、配信対象記憶手段13に登録された識別
子で個別に示される情報を取得し、通信インタフェース
手段11とその通信インタフェース手段11によって形
成された通信リンクとを介して端末に、これらの取得さ
れた情報を配信する情報配信手段14とを備えた情報配
信装置において、通信インタフェース手段11によって
形成された通信リンクとその通信インタフェース手段1
1とを介して与えられる識別子を取得し、その識別子を
配信対象記憶手段13に登録する配信対象設定手段15
を備えたことを特徴とする。
【0030】図2は、請求項2〜8に記載の発明の原理
ブロック図である。請求項2に記載の発明は、複数Mの
端末との間に個別に通信リンクを形成する通信インタフ
ェース手段21と、複数Mの端末に配信され得る情報を
収集し、あるいは蓄積する情報源22と、複数Mの端末
の内、情報源22によって収集され、あるいは蓄積され
た情報が配信されるべき端末を個別に示す利用者識別子
が登録される配信先記憶手段23と、複数Mの端末の
内、配信先記憶手段23に登録された個々の利用者識別
子で示される端末に、情報源22によって収集され、あ
るいは蓄積された情報を通信インタフェース手段21と
その通信インタフェース手段21によって形成された通
信リンクを介して配信する情報配信手段24とを備えた
情報配信装置において、通信インタフェース手段21に
よって形成された通信リンクとその通信インタフェース
手段21とを介して与えられ、この通信リンクを介して
対向し得る端末を示す利用者識別子を取得し、その利用
者識別子を配信先記憶手段23に登録する配信先設定手
段25を備えたことを特徴とする。
【0031】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の情報配信装置において、配信先設定手段25は、通信
インタフェース手段21によって形成された通信リンク
とその通信インタフェース手段21とを介して利用者識
別子と共に与えられる付帯情報に基づいて、配信先記憶
手段23に既に登録されているその利用者識別子を無効
化する手段を有することを特徴とする。
【0032】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3の何れか1項に記載の情報配信装置において、
通信インタフェース手段11、21によって形成された
通信リンクを介して配信された情報に対して、その通信
リンクと通信インタフェース手段11、21とを介して
与えられるべき応答を監視し、その応答が予め決められ
た期間に亘って得られなかったときに、情報配信手段1
4、24にこの情報の再送を要求する再送制御手段31
を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3の何れか1項に記載の情報配信装置において、
通信インタフェース手段11、21によって形成された
通信リンクを介して配信された情報に対して、その通信
リンクと通信インタフェース手段11、21とを介して
与えられるべき応答を監視し、その応答が得られる時点
まで後続して情報配信手段14、24が行うべき配信を
規制する配信規制手段41を備えたことを特徴とする。
【0034】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項5の何れか1項に記載の情報配信装置において、
通信インタフェース手段11、21によって形成される
通信リンクを介して対向する端末に配信されるべき情報
の全てあるいは一部について、その通信リンクと通信イ
ンタフェース手段11、21とを介してこの端末から与
えられる優先度を取得する優先度取得手段51を備え、
情報配信手段14、24は、優先度取得手段51によっ
て取得された優先度の順に情報を配信することを特徴と
する。
【0035】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
請求項6の何れか1項に記載の情報配信装置において、
通信インタフェース手段11、21によって形成される
通信リンクを介して端末に配信されるべき情報の全てあ
るいは一部について、その端末からこれらの通信リンク
と通信インタフェース手段11、21とを介して与えら
れる優先度と、その優先度が適用されるべき条件とを取
得する優先度取得手段61を備え、通信リンクを介して
端末に配信され得る全ての情報には、情報配信手段1
4、24によって配信される順位を示す規定の優先度が
予め割り付けられ、情報配信手段14、24は、配信さ
れるべき情報の内、優先度取得手段61によって取得さ
れた条件が成立する情報と成立しない情報とについて、
それぞれその条件と共にこの優先度取得手段61によっ
て取得された優先度と、規定の優先度との順に配信を行
うことを特徴とする。
【0036】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
請求項7の何れか1項に記載の情報配信装置において、
通信インタフェース手段11、21とその通信インタフ
ェース手段11、21によって形成された通信リンクと
を介して端末と相互に送受される全ての情報は、その通
信リンクの信号方式に適応したレジスタ信号とシグナリ
ング信号との双方あるいは何れか一方として送受される
ことを特徴とする。
【0037】請求項1に記載の発明にかかわる情報配信
装置では、配信対象記憶手段13には、情報源12によ
って収集あるいは蓄積され、かつ端末に配信され得る複
数Nの情報の内、端末に配信されるべき情報の識別子が
登録される。また、配信対象設定手段15は、通信イン
タフェース手段11によって形成された通信リンクとそ
の通信インタフェース手段11とを介して上述した端末
から与えられる識別子を取得し、その識別子を配信対象
記憶手段13に登録する。
【0038】さらに、情報配信手段14は、情報源12
によって収集され、あるいは蓄積された複数Nの情報の
内、このように配信対象記憶手段13に登録された識別
子で個別に示される情報を取得し、通信インタフェース
手段11とその通信インタフェース手段11によって形
成された通信リンクとを介して端末にこれらの取得され
た情報を配信する。
【0039】すなわち、情報源12によって収集あるい
は蓄積された情報の内、利用者に配信されるべき情報が
その利用者の指示に応じて決定されるので、先行して配
信された情報や利用者の要求に対する柔軟な適応が可能
となる。請求項2に記載の発明にかかわる情報配信装置
では、配信先記憶手段23には、複数Mの端末の内、情
報源22によって収集あるいは蓄積された情報が配信さ
れるべき端末を個別に示す利用者識別子が登録される。
【0040】また、配信先設定手段25は、通信インタ
フェース手段21によって形成された通信リンクとその
通信インタフェース手段21とを介して与えられ、この
通信リンクを介して対向し得る端末を示す利用者識別子
を取得し、その利用者識別子を配信先記憶手段23に登
録する。さらに、情報配信手段24は、上述した複数M
の端末の内、このように配信先記憶手段23に登録され
た個々の利用者識別子で示される端末に、情報源22に
よって収集され、あるいは蓄積された情報を通信インタ
フェース手段21とその通信インタフェース手段21に
よって形成された通信リンクを介して配信する。
【0041】すなわち、複数Mの端末の内、情報源22
によって収集され、あるいは蓄積された情報が配信され
るべき端末がこれらの複数Mの端末の何れかを操作する
利用者の指示によって適宜設定されるので、これらの端
末に先行して配信された情報や利用者の要求に対する柔
軟な適応が可能となる。請求項3に記載の発明にかかわ
る情報配信装置では、請求項2に記載の情報配信装置に
おいて、配信先設定手段25は、通信インタフェース手
段21によって形成された通信リンクとその通信インタ
フェース手段21とを介して利用者識別子と共に与えら
れる付帯情報に基づいて、配信先記憶手段23に既に登
録されているその利用者識別子を無効化する。
【0042】すなわち、複数Mの端末の内、情報源22
によって収集され、あるいは蓄積された情報の配信先と
なるべき端末は、これらの複数Mの端末の何れかを操作
する利用者の指示に応じて配信先から除外されるので、
これらの端末に先行して配信された情報や利用者の要求
に対してさらに柔軟な適応が可能となる。請求項4に記
載の発明にかかわる情報配信装置では、請求項1ないし
請求項3の何れか1項に記載の情報配信装置において、
再送制御手段31は、通信インタフェース手段11、2
1によって形成された通信リンクを介して配信された情
報に対して、その通信リンクと通信インタフェース手段
11、21とを介して与えられるべき応答を監視し、そ
の応答が予め決められた期間に亘って得られなかったと
きに、情報配信手段14、24にこの情報の再送を要求
する。
【0043】すなわち、何れかの端末宛に配信された情
報は、その端末から上述した応答が得られない場合には
情報配信手段14、24によって自動的に再送が行われ
るので、利用者の不在や端末の故障に適応しつつ確度高
く配信が行われる。請求項5に記載の発明にかかわる情
報配信装置では、請求項1ないし請求項3の何れか1項
に記載の情報配信装置において、配信規制手段41は、
通信インタフェース手段11、21によって形成された
通信リンクを介して配信された情報に対して、その通信
リンクと通信インタフェース手段11、21とを介して
与えられるべき応答を監視し、その応答が得られる時点
まで情報配信手段14、24が後続して行うべき配信を
規制する。
【0044】すなわち、情報源12、22によって収集
され、あるいは蓄積された何れの情報についても、個々
の端末に対する配信の順序が一定に保たれるので、その
配信の順序が端末の故障や利用者の不在に応じて保たれ
ない場合に発生し得る混乱が回避される。
【0045】請求項6に記載の発明にかかわる情報配信
装置では、請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載
の情報配信装置において、優先度取得手段51は、通信
インタフェース手段11、21によって形成される通信
リンクを介して対向する端末に配信されるべき情報の全
てあるいは一部について、その通信リンクと通信インタ
フェース手段11、21とを介してこの端末から与えら
れる優先度を取得する。また、情報配信手段14、24
は、このようにして取得された優先度の順に情報を配信
する。
【0046】すなわち、何れの端末にもその端末を操作
する利用者によって適宜指示された優先度の順に情報が
自動的に配信されるので、先行して配信された情報や利
用者の要求に対する適応性がさらに高められる。請求項
7に記載の発明にかかわる情報配信装置では、請求項1
ないし請求項5の何れか1項に記載の情報配信装置にお
いて、通信リンクを介して端末に配信され得る全ての情
報には、情報配信手段14、24によって配信される順
位を示す規定の優先度が予め割り付けられ、かつ優先度
取得手段61は、通信インタフェース手段11、21に
よって形成される通信リンクを介して端末に配信される
べき情報の全てあるいは一部について、その通信リンク
と通信インタフェース手段11、21とを介してこの端
末から与えられる優先度と、その優先度が適用されるべ
き条件とを取得する。
【0047】また、情報配信手段14、24は、配信さ
れるべき情報の内、このようにして取得された条件が成
立する情報と成立しない情報とについて、それぞれこの
条件と共に優先度取得手段61によって取得された優先
度と、上述した規定の優先度との順に配信を行う。すな
わち、何れの端末に配信されるべき情報の順序も、その
端末を操作する利用者によって指示された条件が成立す
る場合には、その条件と共に利用者によって指示された
優先度として適宜設定されるので、利用者の要求に対し
てさらに柔軟に適応することが可能となる。
【0048】請求項8に記載の発明にかかわる情報配信
装置では、請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載
の情報配信装置において、通信インタフェース手段1
1、21とその通信インタフェース手段11、21によ
って形成された通信リンクとを介して端末と相互に送受
される情報は、その通信リンクの信号方式に適応したシ
グナリング信号とレジスタ信号との双方あるいは何れか
一方として送受される。
【0049】すなわち、通信インタフェース手段11、
21と利用者によって操作されるべき端末とのハードウ
エアおよびソフトウエアが上述した通信リンクの信号方
式に適応する標準的な構成として実現されるので、請求
項1〜7に記載の発明が適用された情報配信システムが
安価に、かつ確度高く構築される。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0051】図3は、請求項1〜8に記載の発明に対応
した実施形態を示す図である。図において、図13に示
すものと機能および構成が同じものについては、同じ符
号を付与して示し、ここではその説明を省略する。本実
施形態と図13に示す従来例との構成の相違点は、プロ
セッサ108に代えてプロセッサ81が備えられ、外部
記憶装置104に代えて外部記憶装置82が備えられ、
音声合成部102に代えて音声合成部83が備えられた
点にある。
【0052】なお、本実施形態と図1および図2に示す
ブロック図との対応関係については、回線インタフェー
ス部101は通信インタフェース手段11、21に対応
し、通信リンク109およびデータ収集部103は情報
源12、22に対応し、後述する通信データテーブル9
2、92a、93は配信対象記憶手段13に対応し、プ
ロセッサ81、音声合成部83および回線インタフェー
ス部101は情報配信手段14、24に対応し、プロセ
ッサ81および外部記憶装置82は配信対象設定手段1
5、配信先設定手段25、再送制御手段31および配信
規制手段41に対応し、後述する利用者情報テーブル9
1は配信先記憶手段23に対応し、プロセッサ81およ
び通報データテーブル92、92a、92bは優先度取
得手段51、61に対応する。
【0053】図4は、請求項1、8に記載の発明に対応
した本実施形態の動作フローチャートである。以下、図
3、図4および図14〜図17を参照して請求項1、8
に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
本実施形態の特徴は、通報データテーブル17の「情報
識別子」フィールドおよび「優先度」フィールドの値が
以下の手順に基づいて更新される点にある。
【0054】回線インタフェース部101は、加入者線
100-1〜100-nの何れか(ここでは、簡単のため、
符号「100-K」で示されると仮定する。)に生起した
着信呼に応答し、かつその着信呼の発信元である利用者
の電話番号を取得すると、従来例と同様にしてバス10
7を介してプロセッサ81にその電話番号を含む「着信
通知」を与える。
【0055】プロセッサ81は、その「着信通知」が与
えられと、既述の「応答通報処理」およびその「応答通
報処理」に先行して行われるべき処理を保留しつつ予め
決められた期間(図4(1))(ここでは、簡単のため、1
0秒間であると仮定する。)に亘って、「指示待ち受け
状態」に移行する。「指示待ち受け状態」では、回線イ
ンタフェース部101は、加入者線100-Kを介して何
らかの番号(数字「0」〜「9」に併せて、発信元の利
用者の端末に備えられた押しボタンスイッチに対応する
「#」の組み合わせからなる。)がDTMF信号として
与えられると、バス107を介してプロセッサ81にそ
の番号を適宜通知する。
【0056】プロセッサ81は、このようにして通知さ
れる番号について、主記憶に確保されたバッファ領域に
対する蓄積と蓄積された番号の列の解析とを順次行い、
その解析の結果、番号の列「0#」、「1#1#」、
「2#1#」、「3#1#」が識別された場合には、そ
れぞれ後述する「バッファ初期化処理」、「通報対象情
報設定処理」、「通報対象情報追加処理」、「通報対象
情報削除処理」を行う。
【0057】バッファ初期化処理の過程では、プロセッ
サ81は、上述したバッファ領域と、そのバッファ処理
の領域管理の下で更新されるべきポインタとを初期化す
る(図4(2))。通報対象情報設定処理の過程では、プロ
セッサ81は、(a) 利用者情報テーブル112のレコー
ドの内、「電話番号」フィールドの値が先行して取得さ
れた電話番号に等しいレコードの「利用者識別子」フィ
ールドの値に対応した通報データテーブル113の面を
特定し、(b) バス107を介して音声合成部83に、そ
の面の個々のレコードに含まれる有効な「情報識別子」
フィールドの値の列と、加入者線100-Kの識別情報と
を含む「既設定項目通知要求S」を与える(図4(3))、
処理を行う。
【0058】一方、音声合成部83は、この「既設定項
目通知要求S」を認識すると、定型句「既に設定されて
いる項目は、…です。」に、その「既設定項目通知要求
S」に含まれる個々の情報識別子が挿入されてなる句
と、定型句「新たに設定されるべき項目を全て設定して
下さい。」とを順次示す音声メッセージを生成し、その
音声メッセージを回線インタフェース部101を介して
加入者線100-Kに送出する。
【0059】通報対象情報追加処理の過程では、プロセ
ッサ81は、上記(a) と同様の手順に基づいて通報デー
タテーブル113の面を特定すると共に、バス107を
介して音声合成部83に、その面の個々のレコードに含
まれる有効な「情報識別子」フィールドの値の列と、加
入者線100-Kの識別情報とを含む「既設定項目通知要
求A」を与える(図4(4))。
【0060】一方、音声合成部83は、この「既設定項
目通知要求A」を認識すると、定型句「既に設定されて
いる項目は、…です。」に、その「既設定項目通知要求
A」に含まれる個々の情報識別子が挿入されてなる句
と、定型句「追加されるべき項目を全て設定して下さ
い。」とを順次示す音声メッセージを生成し、その音声
メッセージを回線インタフェース部101を介して加入
者線100-Kに送出する。
【0061】通報対象情報削除処理の過程では、プロセ
ッサ81は、上記(a) と同様の手順に基づいて通報デー
タテーブル113の面を特定すると共に、バス107を
介して音声合成部83に、その面の個々のレコードに含
まれる有効な「情報識別子」フィールドの値の列と、加
入者線100-Kの識別情報とを含む「既設定項目通知要
求D」を与える(図4(5))。
【0062】一方、音声合成部83は、この「既設定項
目通知要求D」を認識すると、定型句「既に設定されて
いる項目は、…です。」に、その「既設定項目通知要求
D」に含まれる個々の情報識別子が挿入されてなる句
と、定型句「削除されるべき項目を全て設定して下さ
い。」とを順次示す音声メッセージを生成し、その音声
メッセージを回線インタフェース部101を介して加入
者線100-Kに送出する。
【0063】さらに、プロセッサ81は、上述した「通
報対象情報設定処理」、「通報対象情報追加処理」、
「通報対象情報削除処理」の何れかを完了した後には、
予め決められた期間(図4(6))(ここでは、簡単のた
め、10秒間であると仮定する。)に亘って、「項目待
ち受け状態」に移行する。「項目待ち受け状態」では、
回線インタフェース部101は、加入者線100-Kから
DTMF信号として与えられる番号をバス107を介し
てプロセッサ81に適宜通知する。
【0064】プロセッサ81は、このようにして通知さ
れる番号について、主記憶に確保されたバッファ領域に
対する蓄積と蓄積された番号の列の解析とを順次行い、
その解析の結果として、数字「1」〜「9」の何れかに
後続する「#」が識別された場合には、その「#」に先
行する数字(設定されるべき情報の識別子に該当す
る。)を既述のバッファ領域に蓄積する(図4(7))が、
数字「0」に後続する「#」が識別された場合には、
「項目待ち受け状態」に移行した後にそのバッファ領域
に蓄積された全ての数字を削除する(図4(8))。
【0065】また、プロセッサ81は、上述した解析の
結果として数字「1」〜「9」、「0」の何れにも後続
しない単一の「#」を識別し(図4(9))、あるいは上述
した10秒が経過した場合には、「項目待ち受け状態」
で何らかの数字がバッファ領域に蓄積されているか否か
を判別する(図4(10)) 。さらに、プロセッサ81は、
その判別の結果が偽である場合には、「応答通報処理」
およびその「応答通報処理」に先行して行われるべき処
理を行う(図18(12)) 。
【0066】しかし、その判別の結果が真である場合に
は、プロセッサ81は、上述した「通報対象情報設定処
理」、「通報対象情報追加処理」、「通報対象情報削除
処理」の内、先行して行われた処理に個別に適応した下
記の処理を行う。先行して行われた処理が「通報対象情
報設定処理」である場合には、プロセッサ81は、通報
データテーブル113の対応する面を初期化すると共
に、バッファ領域に蓄積されている個々の数字につい
て、その面の「情報識別子」フィールドの値(ここで
は、簡単のため、個別の情報識別子のみに限定する。)
と、「優先度」フィールドの値として、この数字と、情
報テーブル110のレコードの内、「情報識別子」の値
がこの数字に等しいレコードの「優先度」フィールドの
値とをそれぞれレコード単位に順次格納する(図4(1
1)) 。
【0067】また、先行して行われた処理が「通報対象
情報追加処理」である場合には、プロセッサ81は、バ
ッファ領域に蓄積されている個々の数字について、その
数字と、情報テーブル110のレコードの内、「情報識
別子」の値がこの数字に等しいレコードの「優先度」フ
ィールドの値とをそれぞれ「情報識別子」フィールドの
値(ここでは、簡単のため、個別の情報識別子のみに限
定する。)と、「優先度」フィールドの値として、通報
データテーブル113の該当する面の空いているレコー
ドに重複を回避しつつ順次格納する(図4(12)) 。
【0068】さらに、先行して行われた処理が「通報対
象情報削除処理」である場合には、プロセッサ81は、
バッファ領域に蓄積されている個々の数字について、通
報データテーブル113の該当するレコードの内、「情
報識別子」の値がこの数字に等しいレコードを削除する
(図4(13)) 。また、プロセッサ81は、上述した一連
の処理を完結した後には、バス107を介して回線イン
タフェース101に、加入者線101-Kに生起した着信
呼の終話の要求を示す「終話要求」を与える(図4(1
4)) 。
【0069】このように本実施形態によれば、利用者か
らDTMF信号として与えられる指示に応じてその利用
者に通報されるべき情報の設定、追加および削除が自動
的に行われるので、従来例に比べて個々の利用者の要求
に柔軟に適応した情報の通報がこれらの利用者に対して
確度高く行われる。図5は、請求項2、3に記載の発明
に対応した本実施形態の動作フローチャートである。
【0070】以下、図3、図5、図14、図15および
図17を参照して請求項2、3に記載の発明に対応した
本実施形態の動作を説明する。本実施形態と図3に示す
実施形態との相違点は、図6に網掛けを付して示すよう
に、図16に示す利用者情報テーブル112に代えて、
デフォルト値が「0」である「代替番号」フィールドが
その利用者情報テーブル112に付加されてなる利用者
情報テーブル91が外部記憶装置82に形成され、かつ
プロセッサ81が既述の「指示待ち受け状態」において
後述する処理を行う点にある。
【0071】「指示待ち受け状態」では、回線インタフ
ェース部101は、加入者線100-Kを介して何らかの
番号(数字「0」〜「9」に併せて、発信元の利用者の
端末に備えられた押しボタンスイッチに対応する「*」
および「#」の組み合わせからなる。)がDTMF信号
として与えられると、バス107を介してプロセッサ8
1にその番号を適宜通知する。
【0072】プロセッサ81は、このようにして通知さ
れる番号について、主記憶に確保されたバッファ領域に
対する蓄積と蓄積された番号の列の解析とを順次行い、
その解析の過程で番号の列「4#」が識別された場合に
は、回線インタフェース部101によって先行して与え
られた「着信通知」に含まれる発信者番号を保全する
(図5(1))。
【0073】さらに、プロセッサ81は、利用者情報テ
ーブル91のレコードの内、「電話番号」フィールドの
値が上述したよう保全された電話番号に等しいレコード
を特定し、かつバス107を介して音声合成部83に、
「通報先設定要求」を与えた(図5(2))後に、「代替番
号待ち受け状態」に移行する。音声合成部83は、この
「通報先設定要求」を認識すると、定型句「臨時の通報
先の電話番号を設定して下さい。」を示す音声メッセー
ジを回線インタフェース部101を介して加入者線10
0-Kに送出する。
【0074】「代替番号待ち受け状態」では、回線イン
タフェース部101は、バス107を介してプロセッサ
81に、加入者線100-KからDTMF信号として後続
して与えられる番号を適宜通知する。プロセッサ81
は、このようにして通知される番号について解析を順次
を行い、その解析の過程では、「#」に先行して連続す
る番号の列については主記憶に確保されたバッファ領域
に蓄積し(図5(3))、かつ数字「0」に後続する「#」
が識別された場合には、「代替番号待ち受け状態」にお
いてそのバッファ領域に蓄積された全ての数字を削除す
る(図5(4))。
【0075】さらに、プロセッサ81は、上述した解析
の過程において数字「1」に後続する「#」が識別され
た場合には、バッファ領域に先行して蓄積された直近の
1桁の数字を無効化する(図5(5))。しかし、プロセッ
サ81は、数字「1」〜「9」、「0」の何れにも先行
しない単一の「#」を識別し(図5(6))、あるいは「代
替番号待ち受け状態」において経過した時間が所定の時
間(ここでは、簡単のため10秒間であると仮定す
る。)を超えた(図5(7))場合には、上述したように特
定された利用者情報テーブル91のレコードの「代替番
号」フィールドに、その時点でバッファ領域に蓄積され
ている番号の列を格納する(図5(8))。
【0076】さらに、プロセッサ81は、上述した一連
の処理を完結した後には、バス107を介して回線イン
タフェース101に、加入者線101-Kに生起した着信
呼の終話の要求を示す「終話要求」を与える(図5(9))
。また、プロセッサ81は、従来例と同様にして緊急
通報処理、一括通報処理および応答通報処理を行うが、
これらの処理の過程では、個々の通報先を示す利用者識
別子が格納された利用者情報テーブル91のレコードに
ついて、「代替番号」フィールドの値が既述のデフォル
ト値であるか否かを判別し、その判別の結果が偽である
場合には、該当するレコードの「電話番号」フィールド
の値に代えて、「代替番号」フィールドの値を適用す
る。
【0077】このように本実施形態によれば、利用者か
ら与えられた番号がその利用者に対する臨時の通報先を
示す電話番号として自動的に適用されるので、従来例に
比べて利用者の所在等にかかる制約が大幅に緩和され、
かつその所在の如何にかかわらず緊急状態を示す情報が
確度高く早期に伝達される。なお、本実施形態では、利
用者情報テーブル91の「代替番号」フィールドに格納
された番号が「電話番号」フィールドの値に代えて適用
されているが、例えば、その番号に併せて、その「電話
番号」フィールドに格納された電話番号が適用されても
よい。
【0078】また、本実施形態では、利用者情報テーブ
ル91の「電話番号」フィールドと「代替番号」フィー
ルドとの何れかに格納された番号が適用されているが、
例えば、その「代替番号」フィールドに利用者から与え
られた特定の番号(例えば、「9999999」)が格
納された場合には、その「代替番号」フィールドと「ダ
イヤル番号」フィールドとの双方に格納された番号で示
される通報先について、該当する情報の通報が省略され
てもよい。
【0079】さらに、本実施形態では、請求項1、8に
記載の発明に対応した実施形態に請求項2、3に記載の
発明が適用されているが、例えば、通報されるべき情報
が全ての利用者について共通である場合にも、本発明は
適用可能である。図7は、請求項4、5に記載の発明に
対応した本実施形態の動作フローチャートである。
【0080】以下、図3、図6、図7、図14および図
15を参照して請求項4、5に記載の発明に対応した本
実施形態の動作を説明する。本実施形態の特徴は、図8
に網掛けを付して示すように、図17に示す通報データ
テーブル113との対比において、「完了フラグ」フィ
ールドが付加され、かつ「優先度」フィールドに代えて
「優先度標準値」フィールドが備えられた点で異なる通
報データテーブル92がその通報データテーブル113
に代えて外部記憶装置82に形成された点と、後述する
ように、プロセッサ81が従来例と同様にして「応答通
報処理」(図18(12)) を行った後に「応答待ち受け状
態」に移行して行う処理と、その「応答待ち受け状態」
から「待ち受け状態」に復帰した後に行う処理とにあ
る。
【0081】プロセッサ81は、「応答通報処理」の過
程で、通報データテーブル92の該当する面の全てのレ
コードについて、「完了フラグ」フィールドの値を初期
値「0」に設定する。また、プロセッサ81は、上述し
た「応答通報処理」の完了後には、図18に点線で示す
ように、「応答待ち受け状態」に移行する。
【0082】「応答待ち受け状態」では、回線インタフ
ェース部101は、加入者線100-Kを介してDTMF
信号として応答(ここでは、簡単のため「*」であると
仮定する。)が与えられると、バス107を介してプロ
セッサ81にその応答を与える。
【0083】プロセッサ81は、「応答待ち受け状態」
では、予め決められた期間(ここでは、簡単のため、1
0秒間であると仮定する。)に亘って上述した応答を待
ち受け、その応答が与えられた(図7(1))場合には、
「待ち受け状態」に復帰する。しかし、このような期間
に応答が得られなかった場合には、通報データテーブル
92の該当する面の内容をメモリプール(ここでは、簡
単のため、オペレーティングシステムの領域管理の下で
割り付けられる主記憶の記憶領域であると仮定する。)
に退避し、そのメモリプールのポインタを含む「再送要
求」を「再送待ち行列」に繋ぎ(図7(2))、かつ再送時
刻を与える「再送タスク」を起動した(図7(3))後に
「待ち受け状態」に復帰する。
【0084】なお、上述した「再送待ち行列」の生成、
制御および構成については、簡単のため、オペレーティ
ングシステムの主導の下で資源管理として行われると仮
定し、ここでは、その詳細な説明を省略する。「待ち受
け状態」では、プロセッサ81は、上述した「再送タス
ク」によって再送時刻がイベントとして与えられと、既
述の「再送待ち行列」に繋がれた最先のポインタで示さ
れるメモリプールの内容を通報の対象となる通報データ
テーブル92の面と見なすことによって、再送処理を行
う。
【0085】なお、再送処理の手順については、既述の
「緊急通報処理」の手順と同じであるから、ここではそ
の詳細な説明を省略する。このように本実施形態によれ
ば、加入者線100-Kを介して利用者に向けて送出され
た情報に対してその利用者が聴取した旨を示す応答が確
認されることによって、応答通報処理が確度高く行わ
れ、その応答が確認されなかった情報については、自動
的に再送が行われるので、従来例に比べて通報の確度が
大幅に高められる。
【0086】なお、本実施形態では、所定の時間に亘っ
て既述の応答が得られない場合に該当する情報の再送が
行われているが、例えば、その再送の準備にかかわる処
理(図7に点線で示される。)が省略されることによっ
て、後続して他の利用者に対して行われるべき通報が応
答が得られる時点まで見合わされてもよい。また、本実
施形態では、応答通報処理の過程で利用者に通報された
情報に対するその利用者の応答が監視され、その監視の
結果に適応した再送が行われているが、例えば、既述の
一括通報処理や緊急通報処理の過程で利用者に通報され
た情報についても、「完了フラグ」フィールドの値が通
報データテーブル92のレコード毎に更新されることに
よって、本発明は同様に適用可能である。
【0087】図9は、請求項6に記載の発明に対応した
本実施形態の動作フローチャートである。以下、図3、
図6、図8、図9および図15を参照して請求項6に記
載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。本実
施形態と請求項4、5に記載の発明に対応した実施形態
との相違点は、図8に示すように、通報データテーブル
92に「優先度更新値」フィールドが付加されてなる通
報データテーブル92aがその通報データテーブル92
に代えて備えられた点と、図10に示すように、情報テ
ーブル110に「優先度更新値」フィールドが付加され
てなる情報テーブル93がその情報テーブル110に代
えて備えられた点と、プロセッサ81が既述の「指示待
ち受け状態」において後述する処理を行う点とにある。
【0088】「指示待ち受け状態」では、回線インタフ
ェース部101は、加入者線100-Kを介して何らかの
番号(数字「0」〜「9」に併せて、発信元の利用者の
端末に備えられた押しボタンスイッチに対応する「*」
および「#」の組み合わせからなる。)がDTMF信号
として与えられると、バス107を介してプロセッサ8
1にその番号を適宜通知する。
【0089】プロセッサ81は、このようにして通知さ
れる番号について、主記憶に確保されたバッファ領域に
対する蓄積と蓄積された番号の列の解析とを順次行い、
その解析の過程で番号の列「5#」が識別された場合に
は、バス107を介して音声合成部83に、「優先度更
新要求」を与えた(図9(1))後に、「項目番号待ち受け
状態」に移行する。
【0090】音声合成部83は、この「優先度更新要
求」を認識すると、定型句「優先度が更新されるべき項
目の番号を設定して下さい。」を示す音声メッセージを
回線インタフェース部101を介して加入者線100-K
に送出する。「項目番号待ち受け状態」では、回線イン
タフェース部101は、バス107を介してプロセッサ
81に、加入者線100-KからDTMF信号として与え
られる番号を適宜通知する。
【0091】プロセッサ81は、このようにして通知さ
れる番号の解析を順次を行い、その解析の過程で、
「#」に先行する1桁の番号については主記憶に確保さ
れたバッファ領域に蓄積する(図9(2))が、数字「0」
に後続する「#」が識別された場合には、「項目番号待
ち受け状態」においてそのバッファ領域に蓄積された全
ての数字を削除する(図9(3))。
【0092】さらに、プロセッサ81は、上述した解析
の過程において数字「1」に後続する「#」が識別され
た場合には、バッファ領域に先行して蓄積された直近の
1桁の数字を無効化する(図9(4))。しかし、プロセッ
サ81は、数字「1」〜「9」、「0」の何れにも先行
しない単一の「#」を識別し(図9(5))、あるいは「項
目番号待ち受け状態」において経過した時間が所定の時
間(ここでは、簡単のため10秒間であると仮定す
る。)を超えた(図9(6))場合には、バス107を介し
て音声合成部83に、「優先度設定要求」を与えた(図
9(7))後に、「優先度待ち受け状態」に移行する。
【0093】音声合成部83は、この「優先度設定要
求」を認識すると、定型句「先に設定された項目につい
て更新されるべき優先度を設定して下さい。」を示す音
声メッセージを回線インタフェース部101を介して加
入者線100-Kに送出する。
【0094】「優先度待ち受け状態」では、プロセッサ
81は、既述の番号と同じ型式で利用者によって番号と
して設定される優先度を「項目番号待ち受け状態」にお
いて行われる処理(図9(2)〜(6)) と同じ手順(ここで
は、簡単のため、説明および図示を省略する。)に基づ
いて取得する(図9(8))。また、プロセッサ81は、利
用者情報テーブル91のレコードの内、回線インタフェ
ース部101によって先行して与えられた「着信通知」
に含まれる発信者番号に「電話番号」フィールドの値が
等しいレコードを特定し、そのレコードの「利用者識別
子」の値を取得する。
【0095】さらに、プロセッサ81は、通報データテ
ーブル92aの面の内、このようにして取得された「利
用者識別子」に対応する面を特定し、かつ上述したバッ
ファ領域に蓄積された個々の項目番号について、その面
のレコードの内、「情報識別子」フィールドの値が該当
する項目番号に等しいレコードの「優先度更新値」フィ
ールドに、バッファ領域に対応付けられて蓄積された優
先度の更新値を格納する(図9(9))。また、プロセッサ
81は、既述の緊急通報処理(図18(10))、一括通報処
理(図18(11)) および応答通報処理(図18(12)) の
過程では、通報データテーブル92aの該当する面に通
報の対象となるべき全ての「カレント値」が格納された
後には、その面の「優先度更新値」フィールドの値がデ
フォルト値でない限り、音声合成部83に通報の対象と
なる情報を指示する処理に先行してこの値を「優先度標
準値」フィールドの値より優先して適用することによっ
て、これらのフィールドの値の順にレコード単位のソー
ティングを行う。
【0096】すなわち、利用者に通報されるべき情報に
ついては、何れの利用者についても所望の情報の優先度
が利用者の指示に応じて更新され、かつ更新された優先
度の順に通報が行われる。したがって、本実施形態によ
れば、従来例に比べて、重要な情報が迅速に、かつ確度
高く通報されると共に、個々の利用者の要求に対する柔
軟な適応が可能となる。
【0097】なお、本実施形態では、通報データテーブ
ル92aに「優先度更新値」フィールドが付加されてい
るが、例えば、全ての利用者について優先度の設定が共
通に設定されるべき場合には、このような「優先度更新
値」フィールドは図10に示すように情報テーブル93
に備えられてもよい。図11は、請求項7に記載の発明
に対応した本実施形態の動作フローチャートである。
【0098】以下、図3、図6、図8、図10、図11
および図15を参照して請求項7に記載の発明に対応し
た本実施形態の動作を説明する。本実施形態と請求項6
に記載の発明に対応した実施形態との相違点は、図8に
示すように、通報データテーブル92aに「優先度更新
条件」フィールド(デフォルト値については、簡単のた
め、「0」であると仮定する。)が付加されてなる通報
データテーブル92bがその通報データテーブル92a
に代えて備えられた点に、既述の「優先度待ち受け状
態」と、既述の緊急通報処理、一括通報処理および応答
通報処理の過程とにおいてプロセッサ81が行う処理と
にある。
【0099】「優先度待ち受け状態」では、図9および
図11に示すように、プロセッサ81は、通報データテ
ーブル92bの「優先度更新値」フィールドにバッファ
領域に対応付けられて蓄積された優先度を格納する処理
に先行して、バス107を介して音声合成部83に「更
新条件設定要求」を与え(図11(1))、かつ「更新条件
待ち受け状態」に移行する。
【0100】音声合成部83は、この「更新条件設定要
求」を認識すると、定型句「先に設定された項目および
優先度の組み合わせについて設定されるべき優先度更新
条件を設定して下さい。」を示す音声メッセージを回線
インタフェース部101を介して加入者線100-Kに送
出する。「更新条件待ち受け状態」では、プロセッサ8
1は、既述の番号や優先度と同じ型式で利用者によって
番号として設定される優先度更新条件(例えば、通報デ
ータテーブル92bの該当する「カレント値」フィール
ドの値と基準値テーブル111に対応して格納された
「基準値」フィールドの値とに対して、両者が等しい条
件を示す「1」、前者が後者を上回る条件を示す
「2」、反対に下回る条件を示す「3」、…)を「項目
番号待ち受け状態」において行われる処理(図9(2)〜
(6))と同じ手順(ここでは、簡単のため、説明および図
示を省略する。)に基づいて取得する(図11(2))。
【0101】また、プロセッサ81は、利用者情報テー
ブル91のレコードの内、回線インタフェース部101
によって先行して与えられた「着信通知」に含まれる発
信者番号に「電話番号」フィールドの値が等しいレコー
ドを特定し、そのレコードの「利用者識別子」の値を取
得する。さらに、プロセッサ81は、通報データテーブ
ル92bの面の内、このようにして取得された「利用者
識別子」に対応する面を特定すると共に、上述したバッ
ファ領域に蓄積された個々の項目番号について、その面
のレコードの内、「情報識別子」フィールドの値が該当
する項目番号に等しいレコードの「優先度更新値」フィ
ールドと「優先度更新条件」フィールドとに、バッファ
領域に対応付けられて蓄積された優先度の更新値および
優先度更新条件を格納する(図11(3))。
【0102】また、プロセッサ81は、緊急通報処理
(図18(10))、一括通報処理(図18(11)) および応答
通報処理(図18(12)) の過程では、通報データテーブ
ル92bの該当する面に通報の対象となるべき全ての
「カレント値」が格納された後には、その面について、
(A) 「優先度更新値」フィールドの値がデフォルト値で
ある場合には、「優先度標準値」フィールドの値を適用
し、(B) 「優先度更新値」フィールドの値がデフォルト
値でなく、かつ「優先度更新条件」フィールドの値がデ
フォルト値である場合には、その「優先度更新値」フィ
ールドの値を「優先度標準値」フィールドの値に代えて
適用するが、(C) 「優先度更新値」フィールドと「優先
度更新条件」フィールドとの値が共にデフォルト値でな
い場合には、その「優先度更新条件」フィールドの値で
示される条件が満たされるか否かを判別すると共に、そ
の判別の結果が真であるときには「優先度更新値」フィ
ールドの値を適用し、反対に偽であるときには「優先度
標準値」を適用することによって、全ての「カレント
値」の優先度を確定する。
【0103】さらに、プロセッサ81は、音声合成部8
3に通報の対象となる情報を指示する処理に先行してこ
のようにして確定された優先度の順に、通報データテー
ブル92bのレコードのソーティングを行う。すなわ
ち、利用者に通報されるべき情報については、何れの利
用者についても所望の情報の優先度とその優先度が更新
されるべき条件とが利用者の指示に応じて更新され、か
つ更新された優先度の順に通報が行われる。
【0104】したがって、本実施形態によれば、請求項
6に記載の発明に対応した実施形態に比べて、さらに、
柔軟に、かつ迅速に情報が通報される。なお、上述した
各実施形態では、優先度更新値が適用されるか否かにか
かわらず、個々の情報の基準値が一定に保たれている
が、その優先度基準値の適用に応じて基準値が更新され
るべき場合には、例えば、図12に示すように、この優
先度基準値が適用される場合と適用されない場合とにそ
れぞれ適用されるべき基準値として、標準値と更新値と
が併せて定義される基準値テーブル94が基準値テーブ
ル111に代えて適用されてもよい。
【0105】また、上述した各実施形態では、データ収
集部103によって収集された情報と既述の基準値の大
小関係として緊急通報処理の起動要因が得られている
が、このような起動要因については、例えば、収集され
た情報と基準値との所望の相関関係(例えば、符号間距
離等)に基づいて同様に得られてもよい。さらに、上述
した各実施形態では、通報データテーブル92、92
a、92bと基準値テーブル94とがこれらの利用者識
別子に対応した面の集合として構成されているが、通報
されるべき情報の組み合わせ、優先度の順列および基準
値が全ての利用者について共通であるべき場合には、こ
れらの通報データテーブル92、92a、92bと基準
値テーブル94との面は単一であってもよい。
【0106】また、上述した各実施形態では、通報先を
示す電話番号、通報の際に適用されるべき優先度、その
優先度が更新されるべき条件、通報に対する応答のよう
に、利用者によって与えられる情報が加入者線100-1
〜100-nを介してDTMF信号として与えられている
が、このような情報については、これらの加入者線10
0-1〜100-nの信号方式(アナログ方式とディジタル
方式との何れであってもよい。)に適応した通話信号、
レジスタ信号およびシグナリング信号(例えば、フッキ
ング信号)の何れとして伝送されてもよい。
【0107】さらに、上述した各実施形態では、回線イ
ンタフェース部101に加入者線100-1〜100-nが
接続されているが、これらの加入者線100-1〜100
-nに代えて、如何なる信号方式の回線や網が接続されて
もよく、これらの回線や網には定常的にパスが形成され
てもよい。また、上述した各実施形態では、既述の緊急
通報処理、一括通報処理および応答通報処理の過程で利
用者に対する何らかの情報の通報が行われているが、本
発明の特徴は、通報の対象となるべき情報、これらの情
報が通報されるべき順序および通報先が利用者の指示に
応じて自在に設定あるいは変更される点にあるので、こ
のような通報が行われる要因は如何なるものであっても
よい。
【0108】さらに、上述した各実施形態では、利用者
の端末として電話器が適用され、かつ情報やメッセージ
がその利用者に対して音声の通話信号として伝達されて
いるが、このような端末については、回線インタフェー
ス部101を介して確実にこれらの情報やメッセージの
伝達が可能であるならば、電話器に限定されず、パーソ
ナルコンピュータその他の情報端末あるいは情報ツール
であってもよい。
【0109】また、上述した各実施形態では、通報の対
象となるべき情報が利用者によって個別に指定されてい
るが、例えば、所望の複数の情報の組み合わせからなる
グループ毎に情報識別子が指定されてもよい。
【0110】さらに、上述した各実施形態では、個々の
利用者に対して通報されるべき情報の順序を示す優先
度、その利用者の所在に応じて変更され得る電話番号、
このような優先度が変更されるべき条件を示す更新条件
その他の制御情報が加入者線100-1〜100-nの何れ
かを介して与えられているが、これらの制御情報につい
ては、情報の通報に供される回線とは別途設けられた回
線(通信リンク)を介して与えられてもよい。
【0111】また、上述した各実施形態では、利用者に
通報されるべき情報がデータ収集部103によって収集
されているが、このような情報については、外部記憶8
2に予め形成され、かつ適宜何らかの情報交換(例え
ば、プロセッサ81の主導の下でキーボード105およ
び表示装置106を介して行われるマンマシンインタフ
ェース)の下で更新されるデータベースとして与えられ
てもよい。
【0112】さらに、上述した各実施形態では、通報デ
ータテーブル92、92a、92bの「優先度標準値」
フィールドには、通報の対象となるべき全ての情報につ
いて何らかの優先度が設定されているが、予め決められ
た規約(例えば、最上位あるいは最下位の優先度と見な
される。)に基づいてこれらの情報の優先度が確定する
ならば、この「優先度標準値」フィールドに対する優先
度の設定は省略されてもよい。
【0113】また、上述した各実施形態では、情報テー
ブル93、110が複数の面の集合として構成されてい
るが、例えば、データ収集部103によって先行して収
集された情報の通報が確実に完了した後に後続する情報
の収集が行われるならば、この情報テーブル93、11
0の面数は「1」であってもよい。さらに、上述した各
実施形態では、音声合成部83に適用された音声合成の
方式が何ら具体的に示されていないが、本発明は、所望
の情報が利用者に所望の品質で通報されるならば、適用
される音声合成方式については、記録再生方式あるいは
純合成方式の波形形成方式と、編集制御方式あるいは規
則制御方式の制御方式との組み合わせであってもよく、
また、これらの波形形成方式と制御方式としては如何な
る方式が適用されてもよい。
【0114】
【発明の効果】上述したように請求項1、2に記載の発
明では、端末に先行して配信された情報やその端末を操
作する利用者の要求に対する柔軟な適応が可能となる。
また、請求項3、6に記載の発明では、端末に先行して
配信された情報やその端末を操作する利用者の要求に対
してさらに柔軟な適応が可能となる。
【0115】さらに、請求項4に記載の発明では、利用
者の不在や端末の故障に柔軟に適応しつつ確度高く配信
が行われる。また、請求項5に記載の発明では、個々の
端末に対して行われるべき情報の配信の順序が端末の故
障や利用者の不在に応じて保たれない場合に発生し得る
混乱が回避される。
【0116】さらに、請求項7に記載の発明では、何れ
の端末に配信されるべき情報の順序も、その端末を操作
する利用者によって指示された条件が成立する場合に
は、その条件と共に利用者によって指示された優先度と
して適宜設定されるので、利用者の要求に対してさらに
柔軟に適応することが可能となる。また、請求項8に記
載の発明では、請求項1〜7に記載の発明が適用された
情報配信システムが安価に、かつ確度高く構築される。
【0117】したがって、これらの発明が適用された情
報配信システムでは、配信されるべき情報の多様な属性
や組み合わせと利用者の要求とに対して迅速に、かつ柔
軟に適応すると共に、従来例に比べてランニングコスト
の削減がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、4〜8に記載の発明の原理ブロック
図である。
【図2】請求項2〜8に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図3】請求項1〜8に記載の発明に対応した実施形態
を示す図である。
【図4】請求項1、8に記載の発明に対応した本実施形
態の動作フローチャートである。
【図5】請求項2、3に記載の発明に対応した本実施形
態の動作フローチャートである。
【図6】本実施形態に適用された利用者情報テーブルの
構成を示す図である。
【図7】請求項4、5に記載の発明に対応した本実施形
態の動作フローチャートである。
【図8】本実施形態に適用された通報データテーブルの
構成を示す図である。
【図9】請求項6に記載の発明に対応した本実施形態の
動作フローチャートである。
【図10】本実施形態に適用された情報テーブルの構成
を示す図である。
【図11】請求項7に記載の発明に対応した本実施形態
の動作フローチャートである。
【図12】本実施形態に適用された基準値テーブルの構
成を示す図である。
【図13】音声照会通知システムに適用される情報配信
装置の構成例を示す図である。
【図14】情報テーブルの構成を示す図である。
【図15】基準値テーブルの構成を示す図である。
【図16】利用者情報テーブルの構成を示す図である。
【図17】通報データテーブルの構成を示す図である。
【図18】従来の情報配信装置の動作フローチャートで
ある。
【符号の説明】
11,21 通信インタフェース手段 12,22 情報源 13 配信対象記憶手段 14,24 情報配信手段 15 配信対象設定手段 23 配信先記憶手段 25 配信先設定手段 31 再送制御手段 41 配信規制手段 51,61 優先度取得手段 81,108 プロセッサ 82,104 外部記憶装置 83,102 音声合成部 91,112 利用者情報テーブル 92,92a,92b,113 通報データテーブル 93,110 情報テーブル 94,111 基準値テーブル 101 回線インタフェース部 103 データ収集部 105 キーボード(KB) 106 表示装置(CRT) 107 バス 109 通信リンク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末との間に通信リンクを形成する通信
    インタフェース手段と、 前記端末に配信され得る複数Nの情報を収集し、あるい
    は蓄積する情報源と、 前記情報源によって収集され、あるいは蓄積された複数
    Nの情報の内、前記端末に配信されるべき情報の識別子
    が登録される配信対象記憶手段と、 前記情報源によって収集され、あるいは蓄積された複数
    Nの情報の内、前記配信対象記憶手段に登録された識別
    子で個別に示される情報を取得し、前記通信インタフェ
    ース手段とその通信インタフェース手段によって形成さ
    れた通信リンクとを介して前記端末に、これらの取得さ
    れた情報を配信する情報配信手段とを備えた情報配信装
    置において、 前記通信インタフェース手段によって形成された通信リ
    ンクとその通信インタフェース手段とを介して与えられ
    る識別子を取得し、その識別子を前記配信対象記憶手段
    に登録する配信対象設定手段を備えたことを特徴とする
    情報配信装置。
  2. 【請求項2】 複数Mの端末との間に個別に通信リンク
    を形成する通信インタフェース手段と、 前記複数Mの端末に配信され得る情報を収集し、あるい
    は蓄積する情報源と、 前記複数Mの端末の内、前記情報源によって収集され、
    あるいは蓄積された情報が配信されるべき端末を個別に
    示す利用者識別子が登録される配信先記憶手段と、 前記複数Mの端末の内、前記配信先記憶手段に登録され
    た個々の利用者識別子で示される端末に、前記情報源に
    よって収集され、あるいは蓄積された情報を前記通信イ
    ンタフェース手段とその通信インタフェース手段によっ
    て形成された通信リンクを介して配信する情報配信手段
    とを備えた情報配信装置において、 前記通信インタフェース手段によって形成された通信リ
    ンクとその通信インタフェース手段とを介して与えら
    れ、この通信リンクを介して対向し得る端末を示す利用
    者識別子を取得し、その利用者識別子を前記配信先記憶
    手段に登録する配信先設定手段を備えたことを特徴とす
    る情報配信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報配信装置におい
    て、 配信先設定手段は、 通信インタフェース手段によって形成された通信リンク
    とその通信インタフェース手段とを介して利用者識別子
    と共に与えられる付帯情報に基づいて、配信先記憶手段
    に既に登録されているその利用者識別子を無効化する手
    段を有することを特徴とする情報配信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか1項に
    記載の情報配信装置において、 通信インタフェース手段によって形成された通信リンク
    を介して配信された情報に対して、その通信リンクと通
    信インタフェース手段とを介して与えられるべき応答を
    監視し、その応答が予め決められた期間に亘って得られ
    なかったときに、情報配信手段にこの情報の再送を要求
    する再送制御手段を備えたことを特徴とする情報配信装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3の何れか1項に
    記載の情報配信装置において、 通信インタフェース手段によって形成された通信リンク
    を介して配信された情報に対して、その通信リンクと通
    信インタフェース手段とを介して与えられるべき応答を
    監視し、その応答が得られる時点まで後続して情報配信
    手段が行うべき配信を規制する配信規制手段を備えたこ
    とを特徴とする情報配信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れか1項に
    記載の情報配信装置において、 通信インタフェース手段によって形成される通信リンク
    を介して対向する端末に配信されるべき情報の全てある
    いは一部について、その通信リンクと通信インタフェー
    ス手段とを介してこの端末から与えられる優先度を取得
    する優先度取得手段を備え、 情報配信手段は、 前記優先度取得手段によって取得された優先度の順に情
    報を配信することを特徴とする情報配信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れか1項に
    記載の情報配信装置において、 通信インタフェース手段によって形成される通信リンク
    を介して端末に配信されるべき情報の全てあるいは一部
    について、その端末からこれらの通信リンクと通信イン
    タフェース手段とを介して与えられる優先度と、その優
    先度が適用されるべき条件とを取得する優先度取得手段
    を備え、 前記通信リンクを介して端末に配信され得る全ての情報
    には、 情報配信手段によって配信される順位を示す規定の優先
    度が予め割り付けられ、 前記情報配信手段は、 配信されるべき情報の内、前記優先度取得手段によって
    取得された条件が成立する情報と成立しない情報とにつ
    いて、それぞれその条件と共にこの優先度取得手段によ
    って取得された優先度と、前記規定の優先度との順に配
    信を行うことを特徴とする情報配信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7の何れか1項に
    記載の情報配信装置において、 通信インタフェース手段とその通信インタフェース手段
    によって形成された通信リンクとを介して端末と相互に
    送受される全ての情報は、その通信リンクの信号方式に
    適応したレジスタ信号とシグナリング信号との双方ある
    いは何れか一方として送受されることを特徴とする情報
    配信装置。
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