JP4313506B2 - キャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供環境におけるデータ制御装置、通信サービス提供システム、データ制御方法及びその記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クライアント側へ一方向に情報を配信するキャスト方式と、クライアント側からの要求に応じて情報を配信するデマンド方式の両方式を併用した通信サービスを提供するシステムならびにそのデータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、センターと電話網によって接続されたクライアント側とでデータを送受信する場合、センター側の発意により即時、もしくは任意の時間にクライアントへ向けデータを送信するキャスト方式(放送型)と、クライアント側の発意により、センター側サーバに接続し、クライアントの取得要求のあったデータを送信するデマンド方式(双方向型)による通信サービスがある。
上記キャスト方式による通信サービスとしては、例えば「オフトーク通信サービス」等があり、デマンド方式による通信サービスとしては、「インターネット通信」等がある。
【0003】
オフトーク通信の場合:
センター側からはクライアントの状況とは関係なく、一方的に情報が配信される。センター側から送られる情報は、ほとんどの場合、音声データである。クライアント側では、電話機未使用時にセンターからの音声を受信する。電話の着信もしくは発信時は、回線監視装置が交換機へ接続させ電話網との通信をおこなう(図12参照)。なお、オフトーク通信に関する技術は、例えば、特開平3−273745号公報等に開示されている。
xDSL(x Digital Subscriber Line)によるインターネット通信の場合:
クライアントからの接続要求に基づき、センター側に蓄積されたデータが送信される。このデータは文字、画像、音声、動画等のマルチメディアデータである。xDSLでは、クライアント側の電話機の使用、未使用に関係なく、センターとの通信が行える(図13参照)。なお、xDSL(ADSL等)によるインターネット通信に関する技術は、例えば、特開平10−215296号公報等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにオフトーク通信のようなキャスト方式と、xDSLによるインターネット通信のようなデマンド方式の両方式を組み合わせることで、キャスト方式による情報配信で注意喚起し、デマンド方式による情報配信で詳細を知る等、データ内容毎に合った送信方式を選択もしくは併用でき、利便性向上が見込まれ、また、平時から緊急時まで機能するネットワークを実現可能となる。
【0005】
しかし、上記両方式を併用した場合、
1.運営時に各方式の機器毎に送信データを用意する必要がある、
2.あるデータに対する送信方式を変更する場合、データを変換する必要があり、複製作業等が発生する、
3.送信方式毎に異なった機器を用い、それぞれにおいて配信方法等を設定する必要がある、
4.1データに関して2つの送信方式を連携して活用する場合、送信方式毎のデータを用意し、それぞれの機器を設定する必要がある等、
各方式の情報配信装置に対応したデータの作成、管理、配信に係る多大な作業時間を要し、また手順が煩雑になり、運営上好ましいものとは言えない。
【0006】
本発明は、利便性向上が見込まれるキャスト方式とデマンド方式の両方式を併用した場合において考えられる運営時のデータ制御に係る問題点を考慮し、両方式を併用する場合において、低コストかつ高信頼性があり簡易に扱えるデータ制御装置ならびにこのデータ制御装置を用いた通信サービス提供システムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ制御装置は、所定のデータを発信者からユーザ側へ一方向に配信するキャスト方式情報配信装置と、ユーザ側からの要求に応じてデータを配信するデマンド方式情報配信装置とを備えた、キャスト方式およびデマンド方式による情報の配信を行う通信サービス提供環境において、データを管理し、データの流れを制御するデータ制御装置であって、該データ制御装置は、各種データを入力するためのデータ入力装置と前記キャスト方式情報配信装置とデマンド方式情報配信装置とに接続され、前記データ入力装置が接続された該データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識し、該データ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積し、該付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送することを特徴とする。
【0008】
本発明のキャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システムは、所定のデータを発信者からユーザ側へ一方向に配信するキャスト方式情報配信装置と、ユーザ側からの要求に応じてデータを配信するデマンド方式情報配信装置と、各種データを入力するためのデータ入力装置と、前記各種データを入力するためのデータ入力装置とキャスト方式情報配信装置とデマンド方式情報配信装置とに接続され、前記データ入力装置が接続された該データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識し、該データ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積し、該付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送するデータ制御装置と、を具備することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のデータ制御方法は、所定のデータを発信者からユーザ側へ一方向に配信するキャスト方式情報配信装置と、ユーザ側からの要求に応じてデータを配信するデマンド方式情報配信装置とを備えた、キャスト方式およびデマンド方式による情報の配信を行う通信サービス提供環境において、データを管理し、データの流れを制御するデータ制御方法であって、各種データを入力するためのデータ入力装置が接続された前記データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識する手順と、入力されたデータ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積する手順と、前記付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送する手順と、を含むことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、コンピュータに実装され実行されることにより、請求項1に記載のデータ制御装置を実現するプログラムを記録した記録媒体であって、各種データを入力するためのデータ入力装置が接続された前記データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識する手順と、入力されたデータ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積する手順と、前記付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送する手順とを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することで、コンピュータを用いて容易にデータ制御装置を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
はじめに、キャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システム全体の構成例(本実施の形態であるデータ制御装置を含む)を、図1を参照して説明する。この例は、図12に示した従来のオフトーク通信と図13に示したxDSLによるインターネット通信を併用した例であり、センターから配信される情報がアナログ情報(特には、音声)とデジタル情報からなる場合の一例である。
【0012】
この例では、センター内に、キャスト方式情報配信装置としての音声送信機2と、クライアントに提供するマルチメディアデータ(音声、文字情報、静止画、動画)を蓄積しデマンド方式情報配信装置として機能するマルチメディアサーバ3と、図中のデジタル回線とマルチメディアサーバ3とデータ制御装置1間の接続を切り換えるスイッチ4と、下記のデータ制御装置1に接続され、マルチメディアデータを入力するために用いられる各種データ入力機器5と、電話網およびインターネット等のデータ網に接続されこれらのネットワークを介して遠隔操作を受けたり、各種データ入力機器5からデータの入力を受け(アナログ信号はデジタル化し)、これらのデータを蓄積し、クライアントに提供する情報に応じてマルチメディアサーバ3と音声送信機2間のデータの流れおよびデータ網とのデータの流れを制御するデータ制御装置1(詳細は後述する)と、が備わる。
【0013】
交換局には、電話網に接続される交換機(電話交換機)6と、この交換機6からの回線とセンターに備わる音声送信機2からの回線を切り換える回線監視装置7と、センターからのデジタル回線に接続され回線の多重化等を行うDSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)8と、回線監視装置7とDSLAM8に接続され回線監視装置7から出力される音声信号にデジタル回線のデジタル信号(xDSL信号)を重畳し、クライアント側に出力するスプリッタ9とが備わる。
【0014】
クライアント側には、交換局のスプリッタ9の出力を受けるxDSLモデム10と、このxDSLモデム10に接続されるNCU(Network Control Unit)11と、このNCU11に接続される電話機12、スピーカ13等と、また、このxDSLモデム10に接続されデジタルデータを受信するデータ受信機14と、このデータ受信機14の出力を表示する表示装置15とが備わる。
【0015】
この通信サービス提供システムでは、図2に示すように、センターのデータ入力機器5から入力されたデータは、データ制御装置1に入力される(▲1▼)。入力されたデータは、データ制御装置1において、データ毎に配信条件等からなる付加情報(後述)が付加され蓄積される。そして、この付加情報に基づきデマンドデータは、マルチメディアサーバ3に転送され(▲2▼)、キャストデータは音声送信機2へ転送される(▲2▼’)。なお、デマンドデータは、クライアント側から送られるデータアクセス要求に応じてセンターから配信されるデータであり、キャストデータは、センター側の発意で(配信スケジュール等の配信条件に基づき)クライアントに向け配信されるデータである。
【0016】
マルチメディアサーバ3に転送されたデマンドデータは、マルチメディアサーバ3において蓄積される。そして、マルチメディアサーバ3は、クライアント側のデータ受信機14から交換局を介し送られるデータアクセス要求(▲3▼)に応じて、対応するデマンドデータを、交換局を介しデータ受信機14へ送信する(▲4▼)。また、データ制御装置1から音声送信機2へ送られたキャストデータは、音声送信機2から交換局を介しクライアント側に設置されたスピーカ13等に送られ(▲3▼’)出力される。
【0017】
このように構成したキャスト方式と(xDSLによる)デマンド方式を併用した通信サービス提供システムでは、以下の効果が期待される。
1.従来から敷設されているネットワーク(電話網)が利用可能である。
2.従来から使用されている電話も利用できる。
3.電話使用時にも影響を受けることなくデジタルデータ通信が可能である。
4.電話交換機を経由せず、データ通信を可能とするので、コストの削減、交換機輻輳の影響を受けない。
5.音声、文字情報、静止画、動画といったマルチメディアデータを、クライアントの取得要求に基づき配信するデマンド方式と、センターの発意でクライアントへ配信されるキャスト方式の2種類の方式を容易に利用できる。
【0018】
このように、キャスト方式とデマンド方式を併用することで利便性の向上が期待されるが、発明が解決しようとする課題の欄で述べたように、併用することによる問題点も予想される。
この問題点を解決するのが、本発明のデータ制御装置である。
【0019】
次に、本構成例のキャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システムにおける、本発明の一実施の形態であるデータ制御装置1の構成を、図2を参照して説明する。
【0020】
データ制御装置1は、入力されたデータとデータ毎に付加される付加情報を蓄積するとともに、このデータを後述する配信条件に応じてマルチメディアサーバ3と音声送信機2へ振り分け転送するデータ管理部と、マルチメディアサーバ3あるいは外部サーバに対するクライアント側からのデータアクセス要求に対し、アクセス制御を行うアクセス制御部とからなる。
【0021】
データ管理部は、外部の各種データ入力機器5に接続される入力ポート1a−1〜n(nは、1以上の整数)と、入力されたデータを蓄積する蓄積媒体1bと、出力先(マルチメディアサーバ3または音声送信機2)に応じて出力するデータのフォーマットを変換し(例えば、マルチメディアサーバ3へ転送する場合は、データをマルチメディアサーバ3で使用される形式、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)形式等に変換し)該当する出力先へ転送する転送部1cと、出力先のマルチメディアサーバ3に接続され、データ管理転送部1cから受けたデマンドデータを出力する出力ポート1dと、出力先の音声送信機2に接続され、データ管理転送部1cから受けたキャストデータ(本構成例では音声送信機2からクライアント側へ配信する音声データ)を出力する出力ポート1eからなる。
【0022】
なお、入力されたデータには、付加情報が付加される。この付加情報は、データの入力者により適宜設定されるが、その一部は自動的に設定させることもできる。
自動的に設定される付加情報としては、例えば、入力されるデータの種類(音声、文字情報、静止画、動画)や、配信方法の種別(キャスト方式/デマンド方式)がある。これらのデータ種別は、1つには、データが入力される入力ポート1a−1〜nに対応して自動的に設定させることができる。例えば、音声マイクが接続された入力ポート(入力ポート1a−1〜nのいずれか)からデータ(音声データ)が入力されると、このデータの種類を、「音声」として設定し、また、同入力ポートからデータが入力された場合、配信方法として「キャスト方式」を設定することで、自動設定がなされる。また、他の方法として、データ入力機器5から入力されたデータファイルの拡張子を利用して、予め拡張子毎に設定されたデータの属性(データの種類、配信方法)に応じて、自動設定することもできる。
【0023】
ここで、付加情報の一例を、図4に示す。
この例で示す付加情報に設定される内容は、コンテンツ種類として、音声、テキスト(文字情報)、静止画、動画の種別と、コンテンツ内容として、その内容メモ(収集時期、収集場所、提供者等)と、配信方法として、キャスト方式またはデマンド方式の種別と、デマンドデータを登録する登録ページの情報と、公開対象を指定する情報(キャスト方式の場合、電話番号等からなる配信先の情報、デマンド方式の場合、一般を対象(アクセス制限無し)とするか、本人認証を伴う特定クライアントを対象とする場合、この特定クライアントを指定する情報)と、情報公開期限(データを削除するまでの期限(日時指定/期間指定))と、配信スケジュール(キャスト方式で配信する場合で、配信開示時間、再配信時間、配信回数等のデータ)とからなっている。
上記のように、配信方法により付加情報として設定される内容が異なっている。
【0024】
データ管理転送部1cは、この付加情報に設定された配信条件(配信方法、公開対象、情報公開期限、配信スケジュール等)に基づき、蓄積されたデータをマルチメディアサーバ3または音声送信機2へ転送する。
【0025】
次に、アクセス制御部は、クライアントからのデータアクセス要求を受ける入力ポート1fと、入力ポート1fを介して受けたクライアントからのデータアクセス要求をマルチメディアサーバ3に対するものか外部サーバに対するものかに応じて、マルチメディアサーバ3または下記のデータ取得更新部1gに振り分ける切換部1hと、クライアントからの外部サーバのデータへのアクセスに対し、そのデータとそのアクセス頻度とを対応付けたアクセス履歴情報と、外部サーバから取得したデータからなる外部取得情報とを蓄積する蓄積媒体1iと、外部サーバへのデータアクセス要求を受け、外部取得情報を更新する必要がある場合、入力ポート1jを介し外部サーバからデータを取得するとともに、アクセス履歴情報と外部取得情報を適宜更新し、該当データを出力ポート1kを介してクライアントへ向け送るデータ取得更新部1gとからなる。
【0026】
なお、データ取得更新部1gが行う外部取得情報の更新は、定期的あるいはアクセス毎に行う。
このアクセス制御部により、取得済みの外部取得情報を利用できるので、クライアントからの外部サーバへのデータアクセス要求に対し、外部とのアクセス重複をさけ、外部接続時に必要となる回線コストを削除するとともに、クライアント側でのレスポンスタイムを大幅に縮小させることができる。
【0027】
なお、蓄積媒体1b、1iは、ハードディスク、光磁気ディスク等の不揮発性の記録装置により構成されている。
また、データ管理転送部1cおよびデータ取得更新部1gはメモリおよびCPU(中央演算装置)等により構成され、これらの各機能を実現するためのプログラム(図示せず)をメモリにロードして実行することによりその機能が実現されるものとする。
また、データ網として、インターネットの他、LANやダイアルアップによるネットワークを利用してもよい。
【0028】
次に、このように構成されたデータ制御装置1の動作について、図1、3を参照して説明する。
【0029】
はじめに、データ管理部の動作を説明する。
各種データ入力機器5から入力されたデータ(音声、文字情報、静止画、動画)は、各種データ入力機器5が接続される入力ポート1a−1〜nを通し、蓄積媒体1bに蓄積される。蓄積された入力データには、前述の付加情報が付加される。データ管理転送部1cは、付加情報として設定された配信条件(配信方法、公開対象、情報公開期限、配信スケジュール等)に従い、当該入力データの転送処理を行う。
【0030】
データ管理転送部1cは、この入力データがデマンドデータである場合、マルチメディアサーバ3で使用されるデータ形式に入力データ等を変換し、マルチメディアサーバ3へこのデータを転送する。こうして、マルチメディアサーバ3は、マルチメディアサーバ3に登録された入力データに対するクライアント側からのデータアクセス要求に応じて、当該データを、デジタル回線を介してクライアントへ向け出力する。
また、この入力データが、キャストデータ(ここでは、キャストデータとして入力された音声データ)である場合、データ管理転送部1cは、付加情報に設定された、公開対象(配信先)、配信スケジュール等に従い、このキャストデータを音声送信機2に送り、この音声送信機2に対象のクライアントに向けキャストデータを送信させる。
【0031】
次に、データ入力機器5からデータを入力する際(付加情報の自動設定なし)の動作を、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0032】
はじめに、データ入力機器5からデータが入力されると(ステップS101)、データ管理転送部1cは、配信方法がキャスト方式であるかデマンド方式であるかに応じて(ステップS102)、所定の付加情報の入力を受ける。
配信方法としてキャスト方式が選択された場合、キャストデータの公開対象の入力を受け(ステップS103)、さらに、配信スケジュールの入力を受け(ステップS104)、そして、その他の付加情報の入力を受け(ステップS105)、これらの情報を入力されたキャストデータの付加情報として、入力されたデータとともに、蓄積媒体1bに蓄積する。そして、付加情報として設定された公開対象および配信スケジュール等に基づき、入力データを音声送信機2へ送信する(ステップS106)。
【0033】
また、配信方法としてデマンド方式が選択された場合、マルチメディアサーバ3における登録ページの指定を受け(ステップS107)、さらに公開対象の入力(ステップS108)と情報公開期限の入力(ステップS109)を受け、さらに、その他の付加情報の入力を受け(ステップS110)、これらの情報を入力されたデマンドデータの付加情報として、入力されたデータとともに、蓄積媒体1bに蓄積する。
そして、入力データと、付加情報として設定された公開対象および情報公開期限等からなるデータを、マルチメディアサーバ3において使用されるデータ形式に変換し、当該データをマルチメディアサーバ3へ送信する(ステップS111)。
【0034】
次に、データ入力機器5からデータを入力する際(付加情報の自動設定あり)の動作を、図8のフローチャートを参照して説明する。
【0035】
はじめに、データ入力機器5からデータが入力されると(ステップS201)、データ管理転送部1cは、データが入力された入力ポート(1a−1〜nのいずれか)を検出し当該入力ポートを認識する(ステップS202)。
さらに、入力されたデータファイルに拡張子が設定されている場合、この拡張子に基づきデータファイルの種別等を認識する(ステップS203)。
そして、入力ポート毎あるいはデータファイルの拡張子毎に予め設定された配信方法(キャスト方式/デマンド方式)に応じて(ステップS204)、所定の付加情報の入力を受ける。
【0036】
入力データに対して、その配信方法としてキャスト方式が指定されている場合、キャストデータの公開対象の入力を受け(ステップS205)、さらに、配信スケジュールの入力と(ステップS206)、その他の付加情報の入力を受け(ステップS207)、これらの情報を入力されたキャストデータの付加情報として、入力されたデータとともに、蓄積媒体1bに蓄積する。そして、付加情報として設定された公開対象および配信スケジュール等に基づき、入力データを音声送信機2へ送信する(ステップS208)。
【0037】
また、入力データに対して、その配信方法としてデマンド方式が指定されている場合、マルチメディアサーバ3における登録ページの指定を受け(ステップS209)、さらに公開対象の入力(ステップS210)と情報公開期限の入力(ステップS211)とその他の付加情報の入力(ステップS212)を受け、これらの情報を入力されたデマンドデータの付加情報として、入力されたデータとともに、蓄積媒体1bに蓄積する。そして、入力データと、付加情報として設定された公開対象および情報公開期限等からなるデータを、マルチメディアサーバ3において使用されるデータ形式に変換し、当該データをマルチメディアサーバ3へ送信する(ステップS213)。
【0038】
次に、電話網を介して遠隔操作(データ入力)をする際の動作を、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0039】
はじめに、電話網を介した音声自動受付により、データ入力者の電話機(図示せず)による(あるいはモデムを介した)所定の操作を受けて、配信方法や本人認証のための情報(ユーザIDやパスワード等)を受け付ける(ステップS301)。そして、データ入力者により選択された配信方法の判定をする(ステップS302)。
【0040】
次に、データ入力者により配信方法としてキャスト方式が選択された場合、送られた本人認証のための情報に基づき、アクセス権に係る判断をする(ステップS303)。
ステップS303の判断で、アクセス権有りの判定がなされると、電話網を介して、公開対象の入力(ステップS304)と、配信スケジュールの入力(ステップS305)と、クライアントへ配信するデータの入力(ステップS306)を受け、入力されたデータは、入力データならびに付加情報として蓄積媒体1bに蓄積される。そして、付加情報として入力・設定された配信条件(公開対象、配信スケジュール等)に基づき、音声送信機2へ送信する(ステップS307)。また、ステップS302の判断で、アクセス権無しの判定がなされた場合は、回線を切断し受け付けを終了する(ステップS308)。
【0041】
また、データ入力者により配信方法としてデマンド方式が選択された場合、送られた本人認証のための情報に基づき、アクセス権に係る判断をする(ステップS309)。この例では、キャスト方式とデマンド方式による配信毎に、データ入力に係るアクセス権が設定されているものとしている。
【0042】
ステップS309の判断で、アクセス権有りの判定がなされると、電話網を介して、登録ページの指定を受け(ステップS310)、公開対象の入力(ステップS311)と、情報公開期限の入力(ステップS312)と、その他の付加情報の入力(ステップS313)と、クライアントに提供するデータの入力(ステップS314)を受け、入力されたデータは、入力データならびに付加情報として蓄積媒体1bに蓄積される。そして、付加情報として入力・設定された配信条件等(登録ページ、公開対象、情報公開期限等)と入力データからなるデータを、マルチメディアサーバ3で用いられるデータ形式に変換してマルチメディアサーバ3へ送信する(ステップS315)。また、ステップS309の判断で、アクセス権無しの判定がなされた場合は、回線を切断し受け付けを終了する(ステップS308)。
【0043】
次に、インターネット等のデータ網を介して遠隔操作(データ入力)をする際の動作を、図10のフローチャートを参照して説明する。
【0044】
はじめに、データ網を介して、データ入力者により、データ入力のためのホームページへのアクセスを受け、所定の操作を受けて、配信方法等を受け付ける(ステップS401)。そして、データ入力者により選択された配信方法の判定をする(ステップS402)。この例では、データ入力者の本人認証を行っていないが、本人認証を行ってもよい。また、この例では、データ入力のためのホームページは、データ制御装置1にあり、データ管理転送部1cがデータ入力のための環境を提供するものとする。
【0045】
次に、データ入力者により配信方法としてキャスト方式が選択された場合、公開対象の入力(ステップS403)と、配信スケジュールの入力(ステップS404)と、クライアントに提供するデータの入力(ステップS405)を受ける。入力されたデータは、入力データならびに付加情報として蓄積媒体1bに蓄積される。そして、付加情報として入力・設定された配信条件(公開対象、配信スケジュール)に基づき、音声送信機2へ送信する(ステップS406)。
【0046】
また、データ入力者により配信方法としてデマンド方式が選択された場合、登録ページの指定を受け(ステップS407)、公開対象の入力(ステップS408)と、情報公開期限の入力(ステップS409)と、その他の付加情報の入力(ステップS410)と、クライアントに提供するデータ(転送データ)の指定(ステップS411)を受ける。なお、この例では、予めデータが入力され、この入力データの中から転送データの指定を受けるものとする。そして、入力されたデータは、付加情報として蓄積媒体1bに蓄積される。そして、付加情報として入力・設定された配信条件(登録ページ、公開対象、情報公開期限等)と転送データからなるデータを、マルチメディアサーバ3で用いられるデータ形式に変換してマルチメディアサーバ3へ送信する(ステップS412)。
【0047】
次に、アクセス制御部の動作を、図11を参照して説明する。
はじめに、クライアント側から発信されるデマンドデータに対するデータアクセス要求は、入力ポート1fを通し切換部1hに入る(ステップS501)。切換部1hは、受けたデータアクセス要求がマルチメディアサーバ3(内部サーバ)にあるデータに対するものである場合(ステップS502の判断で、Yesの判定の場合)、このデータアクセス要求をマルチメディアサーバ3へ直接送りクライアント側とマルチメディアサーバ3を接続する(ステップS503)。このようにして、マルチメディアサーバ3は、アクセス制御部から転送されたデータアクセス要求に応じて、対象のデータをクライアントへ向け送信する。
【0048】
また、受けたデータアクセス要求が外部サーバにあるデータに対するものである場合(ステップS502の判断で、Noの判定の場合)、このデータアクセス要求は、データ取得更新部1gに渡される。データ取得更新部1gは、このデータアクセス要求に従い、対象の外部サーバにあるデータが外部取得情報として蓄積媒体1iに蓄積されているか参照し、蓄積されていない場合(ステップS504の判断でYesの判定の場合)、対象の外部サーバへアクセスしクライアントから要求されたデータを取得する(ステップS505)。そして、外部サーバから取得したデータを、後述のようにアクセス履歴に基づき外部取得情報として蓄積する(ステップS506)。そしてさらに、出力ポート1kを通してクライアントへ向け送信する(ステップS507)。
【0049】
また、対象の外部サーバにあるデータが外部取得情報として蓄積媒体iに蓄積されている場合(ステップS504の判断でNoの判定の場合)、データ取得更新部1gは、データの取得元である外部サーバから対象のデータの更新情報(データのタイプスタンプ等)を取得し(ステップS508)、当該データが更新されているか否かを判定する(ステップS509)。
当該データが更新されている場合(ステップS509の判断でNoの判定の場合)には再度データを取得して外部取得情報を更新するとともに(ステップS505、S506)、クライアントへ向け送信する(ステップS507)。また更新されていない場合(ステップS509の判断でYesの判定の場合)には、蓄積媒体iに外部取得情報として蓄積されたデータをクライアントへ向け送信する(ステップS510)。
【0050】
なお、外部サーバのデータを取得・更新し蓄積する場合、アクセス履歴を参照して、アクセス頻度の高い外部取得情報を残し、最もアクセス頻度の低いものから順に削除して新しいデータを追加/更新し蓄積する。また、外部取得情報の更新は、定期的あるいはアクセス毎に行う。
【0051】
次に、他の構成例として、センターから配信される情報(キャストデータおよびデマンドデータ)が、特にデジタル情報のみである場合の構成例を説明する。この場合のキャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システム全体の構成例(本実施の形態であるデータ制御装置を含む)を、
に示している。
【0052】
図5に示した例において、図1に示した例と異なる点は、キャスト方式の情報配信を、音声送信機2から直接クライアントへ向け音声情報を送信するのではなく、デジタル化された音声データまたはその他のマルチメディアデータからなるキャストデータを、データ制御装置1’からキャスト方式情報配信装置とデマンド方式配信装置を兼ねるマルチメディアサーバ3へ送り、このマルチメディアサーバ3からデジタル回線を通し交換局を介してクライアント側へ送っている点である。もちろん、この例では、データをクライアント側へキャスト方式で配信する際の配信スケジュール等の配信条件に係る判断は、データ制御装置1’側で行っても、マルチメディアサーバ3側で行ってもよい。
このように構成することで、図1に示した構成における、センターの音声送信機2と交換局の回線監視装置7を必要としない。
なお、クライアント側においては、NCU11に代えデジタルデータとして送られる音声データをアナログの音声信号に変換し電話機12等に出力する音声出力装置11’が備えられる。
【0053】
次に、本構成例におけるデータ制御装置1’の構成を図6に示す。図6に示したデータ制御装置1’と図3に示したデータ制御装置1の構成の違いは、図3において音声送信装置2へ出力されるアナログデータを出力する出力ポート1eがなく、キャストデータおよびデマンドデータともにデジタルデータとしてマルチメディアサーバ3を介し配信される点である。したがって、その動作も、キャストデータが音声送信機2に出力される代わりにデジタルデータとしてマルチメディアサーバ3へ出力するように動作する点を除いて前述したデータ制御装置1の動作と同様であり、その詳細な説明は省略する。なお、図5において図1に対応する部分ならびに図6において図3に対応する部分には同一の符号を付けている。
【0054】
なお、上記で説明した各動作フローは一例であり、上記の処理の流れに限定されるものではない。
また、図3におけるデータ管理転送部1cあるいはさらにデータ取得更新部1gの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりデータ制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0055】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0056】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0057】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0058】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のデータ制御装置およびデータ制御方法によれば、データ入力装置が接続された入力ポートに対応して入力されたデータのデータ種別を認識し、当該データ毎にデータ種別等の配信条件を含む付加情報を付加して蓄積し、当該付加情報に基づき、蓄積されたデータをキャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送するので、利便性向上が見込まれるキャスト方式とデマンド方式の両方式を併用した情報配信システムにおいて考えられる。
1.運営時に各方式の機器毎に送信データを用意する必要がある。
2.あるデータに対する送信方式を変更する場合、データを変換する必要があり、複製作業等が発生する。
3.送信方式毎に異なった機器を用い、それぞれにおいて配信方法等を設定する必要がある。
4.1データに関して2つの送信方式を連携して活用する場合、送信方式毎のデータを用意し、それぞれの機器を設定する必要がある
等、各方式の情報配信装置に対応したデータの作成、管理、配信に係る多大な作業時間を要し、また手順が煩雑になり、運営上好ましいものとは言えない、
という問題点を防止することができる。
また、このデータ制御装置は、低コストかつ高信頼性のあるものとして実現でき、簡易に扱えるものとなる。
また、本発明のキャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システムによれば、キャスト方式による情報配信で注意喚起し、デマンド方式による情報配信で詳細を知る等、データ内容毎に合った送信方式を選択もしくは併用でき、利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 キャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システム全体の構成例(音声データをアナログで配信する場合)である。
【図2】 同構成例における概略の動作フローである。
【図3】 同構成例における本発明の一実施の形態であるデータ制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 付加情報の例を示す図である。
【図5】 キャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システム全体の構成例(キャストデータをデジタルで配信する場合)である。
【図6】 同構成例における本発明の一実施の形態であるデータ制御装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 データ入力機器よりデータが入力される際(付加情報の自動設定無し)のデータ制御装置の動作フローである。
【図8】 データ入力機器よりデータが入力される際(付加情報の自動設定有り)のデータ制御装置の動作フローである。
【図9】 電話網を介した遠隔操作時の動作フローである。
【図10】 データ網を介した遠隔操作時の動作フローである。
【図11】 アクセス制御部の動作フローである。
【図12】 従来のオフトーク通信のシステム構成例である。
【図13】 従来のxDSLによるインターネット通信のシステム構成例である。
【符号の説明】
1、1’…データ制御装置
1a−1〜n、1f、1j、…入力ポート
1b、1i…蓄積媒体 1c…データ管理転送部
1d、1e、1k…出力ポート 1g…データ取得更新部
1h…切換部 2…音声送信機
3…マルチメディアサーバ 4…スイッチ
5…データ入力機器 6…交換機
7…回線監視装置 8…DSLAM
9…スプリッタ 10…xDSLモデム
11…NCU 11’…音声出力装置
12…電話機 13…スピーカ
14…データ受信機 15…表示装置
Claims (4)
- 所定のデータを発信者からユーザ側へ一方向に配信するキャスト方式情報配信装置と、ユーザ側からの要求に応じてデータを配信するデマンド方式情報配信装置とを備えた、キャスト方式およびデマンド方式による情報の配信を行う通信サービス提供環境において、データを管理し、データの流れを制御するデータ制御装置であって、
該データ制御装置は、
各種データを入力するためのデータ入力装置と前記キャスト方式情報配信装置とデマンド方式情報配信装置とに接続され、前記データ入力装置が接続された該データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識し、該データ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積し、該付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送する
ことを特徴とするデータ制御装置。 - 所定のデータを発信者からユーザ側へ一方向に配信するキャスト方式情報配信装置と、
ユーザ側からの要求に応じてデータを配信するデマンド方式情報配信装置と、各種データを入力するためのデータ入力装置と、
前記各種データを入力するためのデータ入力装置とキャスト方式情報配信装置とデマンド方式情報配信装置とに接続され、前記データ入力装置が接続された該データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識し、該データ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積し、該付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送するデータ制御装置と、を具備する
ことを特徴とするキャスト方式とデマンド方式を併用した通信サービス提供システム。 - 所定のデータを発信者からユーザ側へ一方向に配信するキャスト方式情報配信装置と、ユーザ側からの要求に応じてデータを配信するデマンド方式情報配信装置とを備えた、キャスト方式およびデマンド方式による情報の配信を行う通信サービス提供環境において、データを管理し、データの流れを制御するデータ制御方法であって、
各種データを入力するためのデータ入力装置が接続された前記データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識する手順と、
入力されたデータ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積する手順と、
前記付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送する手順と、
を含むことを特徴とするデータ制御方法。 - コンピュータに実装され実行されることにより、請求項1に記載のデータ制御装置を実現するプログラムを記録した記録媒体であって、
各種データを入力するためのデータ入力装置が接続された前記データ制御装置の入力ポートに対応して、入力されたデータのデータ種別を認識する手順と、
入力されたデータ毎に前記データ種別に応じて定められる配信条件を含む付加情報を付加して蓄積する手順と、
前記付加情報に基づき、蓄積されたデータを前記キャスト方式情報配信装置またはデマンド方式情報配信装置に振り分け転送する手順と
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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