JP2001249981A - 非課金メッセージサービスシステム - Google Patents

非課金メッセージサービスシステム

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JP2001249981A
JP2001249981A JP2000058831A JP2000058831A JP2001249981A JP 2001249981 A JP2001249981 A JP 2001249981A JP 2000058831 A JP2000058831 A JP 2000058831A JP 2000058831 A JP2000058831 A JP 2000058831A JP 2001249981 A JP2001249981 A JP 2001249981A
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Kazunobu Saito
和伸 斎藤
Yukiharu Kitaba
幸春 北場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザ側やサービスセンタ側に金銭的な負担を
かけることなく利用できる、電話を中核とする高度なメ
ッセージサービスシステムを提供すること。 【解決手段】ユーザ1からの指示によりユーザの希望す
るユーザメッセージの報知要求を受け付けるメッセージ
受付制御部11と、ユーザメッセージとそのユーザメッ
セージの報知時刻とユーザ電話番号とを格納するユーザ
メッセージデータベース5と、広告メッセージを格納す
る広告データベース6と、前記ユーザメッセージデータ
ベースから抽出されたユーザメッセージ及び前記広告デ
ータベースから抽出された広告メッセージを該当ユーザ
に送り出すメッセージ送出制御部14とが備えられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線などの通
信回線を用いて、指定された時刻に、指令されたユーザ
の電話端末に対して発呼して、指定されたメッセージを
ユーザに伝達するメッセージサービスシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の典型的なメッセージサービスとし
てモーニングコール(ウエイクアップコール)サービス
があり、ホテル等の私的な構内でのシステムでは、ユー
ザは前日に電話機の数字ボタンなどを利用して時間を設
定しておけば、指定時間に電話機が発呼され、ユーザは
起床を促される。このようなモーニングコールシステム
を私的な構内だけではなく、ユーザが公衆回線を介して
目覚まし時間と電話番号を登録することにより、指定時
間に指定の電話機にモーニングコールがかかるといった
広域のサービスシステムも提案されている。
【0003】さらに、モーニングコールといった単純な
メッセージを提供するだけではなく、ユーザから予定時
刻と通知先電話番号とスケジュール内容とを受信し、予
定時間の前に通知先電話番号に対して発呼し、回線が接
続されると音声メッセージの形でスケジュール内容を送
り出すスケジュールサービスも提案されている。
【0004】これらの電話を利用したメッセージサービ
スシステムは、ユーザが無視しにくい電話による呼び出
しによってメッセージを伝達すること、及び携帯電話の
普及にともなってかなり多くの人々が電話を常時身に付
けているということから、ユーザの存在場所にかかわら
ず確実にモーニングコールやスケジュールなどのメッセ
ージを伝達する有効なシステムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電話
を利用したメッセージサービスシステムは優れた利点を
多く持っているが、便利なゆえに利用回数が増えると、
ユーザがメッセージサービスセンタに支払わなければな
らない料金がかなりの額となり、このサービスを存分に
利用することがためらわれるという結果となる。また、
サービスセンタ側にとっても、ユーザを満足させるため
より高度なメッセージシステムを構築しようとすると、
そのための投資費用がかさむことになり、容易にサービ
ス料金を値下げするわけにはいかない。このため、せっ
かくの便利なサービスが多くの人に利用されないという
問題が残っている。上記実状に鑑み、本発明の課題は、
ユーザ側やサービスセンタ側に金銭的な負担をかけるこ
となく利用できる、電話を中核とする高度なメッセージ
サービスシステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によるメッセージサービスシステムは、ユー
ザからの指示によりユーザの希望するユーザメッセージ
の報知要求を受け付けるメッセージ受付制御部と、ユー
ザメッセージとそのユーザメッセージの報知時刻とユー
ザ電話番号とを格納するユーザメッセージデータベース
と、広告メッセージを格納する広告データベースと、前
記ユーザメッセージデータベースから抽出されたユーザ
メッセージ及び前記広告データベースから抽出された広
告メッセージを該当ユーザに送り出すメッセージ送出制
御部とを備えている。
【0007】この構成では、メッセージ送出制御部がこ
のメッセージサービスを受けようとするユーザに対して
第3者である広告主から依頼された広告メッセージを送
り出すことができるので、この広告料がこのメッセージ
サービスの運営費用に充填することができる。つまり、
このメッセージサービスシステムは、ユーザに対するサ
ービス料金を、ユーザに送られる広告メッセージの広告
主から徴収される広告料でまかなうことによりユーザに
は直接サービス料を請求しない非課金メッセージサービ
スシステムとして構築されており、ユーザは課金される
ことなしにこのサービスを受けることができる。
【0008】このメッセージサービスを受けるユーザに
対する広告メッセージの送り出しタイミングの1つの好
適な実施形態として、前記メッセージ送出制御部が、ユ
ーザからメッセージ報知要求を受け取る前にそのユーザ
に対して広告メッセージを送出するように構成すること
ができる。サービスセンタがメッセージ報知要求をユー
ザから受け取る時は、ユーザがメッセージ受付制御部に
アクセスをかけている時なので、メッセージ報知要求を
受け入れる前に広告メッセージを送出することで、確実
にユーザに対して広告メッセージを与えることができ
る。ユーザは広告メッセージを受け入れない限りメッセ
ージ報知要求をサービスセンタに与えることができない
からである。
【0009】もちろん、広告メッセージの送り出しタイ
ミングの別な形態として、前記メッセージ送出制御部
が、ユーザに対して所望報知時刻にユーザメッセージを
送出する際に広告メッセージを付加するように構成して
もよい。この場合、ユーザメッセージを送出する前に広
告メッセージを送出するならば、確実に広告をユーザに
伝達することができる。逆に、ユーザメッセージを送出
した後に広告メッセージを送出するならば、ユーザにと
ってはまず必要とするユーザメッセージを受けることが
できるので好都合である。ただ、ユーザメッセージを受
け取った後すぐに電話回線を遮断されると、サービスセ
ンタ側は広告メッセージを送り出すタイミングを失うた
め、例えば、前記メッセージ送出制御部がユーザに対し
て広告メッセージを送出した後に確認用キーワードを送
出するように構成し、広告メッセージを受けることにユ
ーザの興味を引きつけるようにすると好都合である。確
認用キーワードとしては、例えば懸賞用キーワードが挙
げられる。ここで聞き取った懸賞用キーワードを折り返
しサービスセンタにプッシュボタン操作等で送り返した
り、少なくとも1つ以上のキーワードを取得して、はが
きやその他の通信手段でサービスセンタに送ることによ
り、何らかの賞品を受ける権利が獲得できるようなしく
みが好ましい。また、確認用キーワードを折り返しプッ
シュボタン操作等でユーザから送り返してもらうことに
より、この確認用キーワードを広告メッセージを最後ま
で聞いたかどうかの確認のため用いることも可能であ
る。確認用キーワードを返してくれないユーザに対して
は、広告を聞かないユーザとして、今後のサービスを停
止することも可能となる。
【0010】ユーザに広告メッセージを送ることによる
広告効果を向上させるために、本発明の好適な実施形態
では、ユーザの個人情報を登録するユーザ情報データベ
ースが備えられており、ユーザに対して送出される広告
メッセージはデータベース管理部によって該当ユーザの
個人情報に基づいて選択抽出される。つまり、この非課
金メッセージサービスへの参加を入会制とし、入会時に
取得したユーザの個人情報をユーザ情報データベースに
格納しておき、広告メッセージを送る際には、その個人
情報、例えば年齢、性別、趣味、職業、住所などから最
も広告効果の高いことが予想される広告メッセージを選
択する。この場合、ユーザに送出された広告メッセージ
の送出回数をカウントしておき、その送出回数に応じて
広告主に広告料を請求することになる。
【0011】ユーザメッセージが非常に重要なウエイク
アップコールやスケジュール情報の場合、既登録のユー
ザメッセージを確認したいという希望をユーザはもつの
で、本発明では、メッセージ送出制御部はユーザからの
要求により既登録ユーザメッセージをメッセージデータ
ベースから抽出してユーザに確認させる機能も有する。
既登録ユーザメッセージの確認の方法に関しては、本発
明による好適な実施形態の1つでは、音声データと文字
データを相互に変換可能な音声/文字変換部を備えてお
り、ユーザは受け付けられたユーザメッセージを音声又
は文字の形態で確認・変更することができる。ユーザか
らのユーザメッセージの受付は、通常電話から直接送ら
れてきた音声やプッシュ式電話のボタン操作で選択され
たコードによって行われるが、インターネットを介して
受け付けサーバとのやり取りで行う方法もある。そのよ
うに種々の形態のデータとして受け付けられたメッセー
ジ報知要求は、記録メディアに記録可能な形式でメッセ
ージデータベースに格納されるが、その登録確認のため
には、音声/文字変換部の助けをかりてメッセージ内容
を音声又は文字の所望の形で表現可能にすることがで
き、ユーザにとって好都合である。この既登録確認プロ
セスにおいては、個人情報セキュリティの観点からパス
ワード等によるユーザ照合が必須となる。本発明による
その他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施例の説
明により明らかになるだろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明による非課金メッセ
ージサービスシステムの概要をブロック図が示されてい
る。ユーザ1の電話端末としての携帯電話1aや固定電
話1b、あるいはパソコン1cは、携帯回線網3a、公
衆回線網3b、インターネット3cなどを含む通信ネッ
トワーク3を介して、サービスセンター2側のメッセー
ジサービスシステムに接続可能である。このシステム
は、電話回線を介してのユーザ端末との情報のやり取り
を行う電話回線送受信制御部4と、インターネット3a
を介してのユーザ端末との情報のやり取りを行うWWW
サーバ9と、ウエイクアップコールやスケジュール情報
などに関するユーザメッセージや広告メッセージを電話
回線送受信制御部4との相互作用でユーザ1の電話端末
に送るコントローラ10と、ユーザ1によって報知する
ことを要求されたユーザメッセージの内容を報知先電話
番号や報知時刻とともに格納するユーザメッセージデー
タベース5と、広告主から依頼された広告メッセージを
格納する広告メッセージデータベース6と、この非課金
メッセージサービスに登録されているユーザ1の個人情
報を格納している個人情報データベース7とを備えてい
る。ユーザメッセージデータベース5、広告メッセージ
データベース6、個人情報データベース7のそれぞれに
は、データの登録・訂正・検索抽出等の管理を行うため
にデータベース管理部8が付随している。
【0013】コントローラ10は、メッセージ受付制御
部11と、メッセージ生成部12と、メッセージ管理部
13と、メッセージ送出制御部14と、ゲートウエイI
/F部15とを主要構成要素として備えている。メッセ
ージ受付制御部11は、ユーザ端末との接続が確立され
た後ガイダンスを送信することでユーザ端末から送られ
てくるプッシュボタン信号や音声そのものを処理して、
ユーザメッセージサービスに必要な項目データに変換す
ることで、ユーザメッセージ報知要求を受け付ける。メ
ッセージ生成部12は、メッセージ受付制御部11によ
って受け付けられたユーザ1の報知要求に基づいてユー
ザメッセージの内容や報知先電話番号や報知時刻をユー
ザメッセージデータベース5に格納可能な形式で生成す
る。メッセージ管理部13は、1度登録されたユーザメ
ッセージに対するユーザ1から訂正や確認の要求に応じ
た処理を行ったり、広告主からの要求に応じて広告メッ
セージの追加・訂正・削除を行う。メッセージ送出制御
部14は、報知時刻に達したユーザメッセージに該当す
るユーザ1のユーザ端末を呼び出すように電話回線送受
信制御部4に要求し、接続が確立されたユーザ端末に対
してウエイクアップコールやスケジュール情報などのユ
ーザメッセージを送り出す。さらに、このメッセージ送
出制御部14は、ユーザメッセージの受付時又は所望時
刻でのユーザメッセージの送出時あるいはその両方のタ
イミングでユーザ端末に対して広告メッセージを送り出
す機能も果たす。
【0014】ユーザ1からのユーザメッセージの報知要
求や登録済みユーザメッセージの確認要求は、ユーザの
便利さを考慮して電話回線以外、インターネットを経由
しても行えるように構成されている。この場合、ユーザ
1は、ユーザ端末としてパソコン1cを用いてサービス
センタ2のWWWサーバ5にアクセスして、要求を指示
するが、その際のWWWサーバ5とコントローラ4との
間を仲介するために、CGI(コモン・ゲートウエイ・
インターフェース)等の機能が必要となるが、ゲートウ
エイI/F部15がこの機能を果たす。
【0015】図2に、ユーザメッセージデータベース5
のデータ構造が示されている。1つのレコードを形成す
るフィールドとして、レコード番号50、ユーザID5
1、報知時刻52、メッセージ種別53、メッセージ内
容54、報知先電話番号55、広告適合コード56等が
割り当てられている。ユーザID51は、ユーザ1を識
別するためのコードである。報知時刻52はユーザメッ
セージ送出のためのユーザ端末に電話をかける時刻であ
る。メッセージ種別53には、ユーザメッセージがウエ
イクアップコールであれば”1”が、スケジュール通知
であれば”2”といったようにユーザメッセージの種別
を表すコードである。メッセージ内容54としては、ユ
ーザメッセージの種別がウエイクアップコールであれ
ば、標準的な目覚ましメッセージ又は特殊な目覚ましメ
ッセージのデータかそのデータへのリンクアドレスとな
るし、ユーザメッセージの種別がスケジュール通知であ
れば、”○時に××氏との面会予約”、”××への出発
時間です”とか”○○会議の開催”といったスケジュー
ル内容が直接音声データで、又はその音声データへのリ
ンクアドレスとなる。
【0016】報知先電話番号55は、ユーザ1によって
指定されたメッセージ報知先の電話番号であり、必要に
よっては複数の番号を登録することが可能である。広告
メッセージはその広告の性格から複数のクラスに分類さ
れているので、ユーザ1の個人情報からどのクラスに適
合するか判定され、その結果決定されたクラスを照合す
るコードが広告適合コード56として登録される。これ
により、例えば、ユーザ1が男性若年層で車好きである
なら、それにふさわしい広告メッセージを割り当てるこ
とができる。
【0017】図3に、広告メッセージデータベース6の
データ構造が示されている。1つのレコードを形成する
フィールドとして、レコード番号60、広告ID61、
広告主コード62、広告内容63、広告分類64、報知
回数65、等が割り当てられている。広告内容63は、
広告メッセージそのものの音声データか又はその音声デ
ータへのリンクアドレスであり、広告分類64は、先ほ
ど述べたように、広告メッセージがどのようなユーザ層
によく受けいられるかという観点から分類された結果と
しての分類コードを意味する。報知回数65は、この広
告メッセージが何回ユーザに送出されたかを示すもので
あり、広告料が従量制の場合この広告回数によって広告
主に請求する料金を決定し、広告料が定量制の場合この
広告回数が登録された広告メッセージの報知回数を平均
化するために利用される。
【0018】図4に、個人情報データベース7のデータ
構造が示されている。このデータ構造はよく知られた個
人情報データベースに類似するものであり、1つのレコ
ードを形成するフィールドとして、レコード番号70、
ユーザID71、ユーザパスワード72、ユーザ名7
3、年齢74、性別75、趣味分類76、報知先電話番
号77等が割り当てられている。これらの3つのデータ
ベース5、6、7をリレーショナル構造とする場合、共
通するフィールドは最小限にすることができる。
【0019】図5は、上述した非課金メッセージサービ
スシステムにおいて、ユーザ1がウエイクアップコール
を依頼し、そのサービスを受けるまでの手順を示すシー
ケンス図である。なお、ユーザ1は登録ユーザであり、
その個人情報は個人情報データベース7に登録されてい
るとする。
【0020】まず、ユーザ1はユーザ端末を利用して、
サービスセンタ2のメッセージ報知要求用電話番号でも
って接続アクセスを行う(#1)。サービスセンタ2の
電話回線送受信制御部4はこの接続アクセスを受け入れ
て、メッセージ受付制御部11に接続する。メッセージ
受付制御部11はガイダンスを送出してユーザIDを求
める(#2)。ユーザ1がプッシュボタン操作等でユー
ザIDを送ると(#3)、このユーザIDに基づいてメ
ッセージ報知制御部14がデータベース管理部8に広告
メッセージを要求する(#4)。データベース管理部8
はユーザIDをキーとして個人情報データベース7から
取得される個人情報から該当ユーザ1に適した広告分類
を決定し、広告データベース6からこの広告分類に属す
るとともに報知回数が少ない広告メッセージを抽出して
(#5)、メッセージ報知制御部14に渡す(#6)。
メッセージ報知制御部14は取得した広告メッセージを
必要に応じてフォーマット変換して、音声の形でユーザ
端末に流す(#7)。同時に、データベース管理部8は
広告データベース6にアクセスして、今回送出した広告
メッセージのレコードの報知回数をインクリメントして
おく。
【0021】広告メッセージが流し終わると、メッセー
ジ受付制御部11は、希望するメッセージの種別を問い
合わせ(#8)、ユーザ1がウエイクアップコールを選
択すると(#9)、メッセージ受付制御部11はさらに
目覚まし時刻の入力を促す(#10)。ユーザ1による
目覚まし時刻の入力が完了すると(#11)、さらにウ
エイクアップコールのためのメッセージ種類、例えば女
性の声や特殊なサウンドなど、等のオプションの要否が
訊ねられ(#12)、特別なオプションがない場合、こ
こでユーザ1によるメッセージ報知要求プロセスが完了
する(#13)。これにともない、メッセージ生成部1
2が上述したメッセージ報知要求プロセスで得られたユ
ーザメッセージ情報をデータベース管理部8に与えると
(#14)、データベース管理部8はユーザメッセージ
データベース5にアクセスして、今回受け付けたメッセ
ージ報知要求を新規レコードとして書き込む(#1
5)。
【0022】図5のシーケンス図では示されていない
が、受け付けられたユーザメッセージの内容はユーザ端
末が接続遮断される前に、確認のために再度流すように
してもよいし、接続遮断した後では、報知時刻に達する
までの間なら、ユーザ1がサービスセンタ2のメッセー
ジ確認電話番号に電話することにより、パスワードセキ
ュリティの下で、ユーザメッセージデータベース5に格
納したユーザメッセージ情報を流してもらうことで、メ
ッセージ報知要求の確認が可能なようにしてもよい。こ
のような登録されたメッセージ報知要求の確認はメッセ
ージ管理部13によって行われるが、ユーザとのやり取
りに関する基本的な振る舞いは、メッセージ送出制御部
14に類似する。
【0023】さらに、このメッセージ報知要求の確認
は、パソコン1cやインタネットに接続可能な携帯電話
1aを用いて、インタネット3a経由でWWWサーバ9
にアクセスし、WWWサーバ9が提供するメッセージ報
知確認画面を通じて行うことができる。その際、WWW
サーバ9は、ユーザ1によって入力されたユーザIDな
いしはメッセージIDに基づいてゲートウエイI/F部
15を仲介としてユーザメッセージデータベース5から
抽出されたユーザメッセージ内容をメッセージ報知確認
画面として作り出す。
【0024】また、メッセージ報知要求プロセス自体を
WWWサーバ9を通じて行うことも可能であるが、その
際広告メッセージはインタネットによる画像又は音声送
信技術を利用して行うとよい。メッセージの登録・確認
・報知の際の形態の自由度を高めるため、メッセージ管
理部13には音声データと文字データを相互に変換可能
な音声/文字変換部13aを備えている。
【0025】図5に戻って説明を続けると、メッセージ
報知制御部14は、データベース管理部8を介して常に
ユーザメッセージデータベース5をチェックしており
(#16)、先ほど登録したメッセージ報知要求の報知
時刻が現時間と一致すると、まず、そのレコードの報知
先電話番号を受け取り(#17)、電話回線制御部4に
よってその電話番号をもつユーザ端末を発呼する(#1
8)。ユーザ1が発呼に気づいて、ユーザ端末をフック
オフすると(#19)、メッセージ報知制御部14は、
データベース管理部8を介してユーザメッセージデータ
ベース5から取得したユーザメッセージ、ここではウエ
イクアップコールを必要に応じてフォーマット変換し
て、音声の形でユーザ端末に流す(#20)。
【0026】上述した実施の形態では、メッセージ報知
要求プロセス時に広告メッセージを送出したが、これに
代えて、図6に示すように、メッセージ報知プロセス
(#17〜#20)の後に広告メッセージを送出するよ
うにしてもよい。この場合、ユーザメッセージの送出を
始めると(#20)、続いてメッセージ報知制御部14
がデータベース管理部8に広告メッセージを要求すると
(#21)、データベース管理部8がユーザIDをキー
として個人情報データベース7から取得される個人情報
に基づいて抽出し(#22)、このユーザ1に適した広
告メッセージをメッセージ報知制御部14は渡けとるこ
とができる(#23)。メッセージ報知制御部14は、
取得した広告メッセージをユーザメッセージの送出が完
了すると同時に、ユーザ端末に流す(#24)。さら
に、広告メッセージに続いてメッセージ報知制御部14
は予め用意されている懸賞用のキーワードを送出する
(#25)。ユーザ1はこの懸賞キーワードを所定個集
めてサービスセンタ2に、はがき、E−メール、電話の
プッシュボタン操作などによって送りつけることによ
り、何らかの懸賞品を得ることができる。あるいは、懸
賞用キーワードは聞いた時点で、すぐにプッシュボタン
操作でサービスセンタ2に送り返すようにしてもよい。
いずれにしても、これいにより、ユーザ1は、必要なユ
ーザメッセージを聞いた後にも電話回線を直ちに切ら
ず、懸賞キーワードを聞くために広告メッセージを聞こ
うとする可能性が高くなる。
【0027】また、上述した実施の形態では、登録ユー
ザによるメッセージ報知要求プロセスを説明したが、非
登録ユーザの場合、ゲストの形でサービスセンタ2にア
クセスし、同様なサービスを受けることができる。その
際、広告メッセージとしては汎用的な分野のものが選択
され、またメッセージ内容はサービスセンタ2側で定め
られた定型的なメッセージに限定され、登録ユーザとの
差別化がなされる。もちろん、システム構成を簡単化す
るため、登録ユーザであっても、広告メッセージとして
任意に選択されたものを送り出すようなしくみを採用し
ても良い。あるいは、報知先の電話番号に基づいて、地
域限定の広告を選択して送り出すしくみも好適である。
【0028】以上、メッセージ種別としてウエイクアッ
プコールを例として本発明による非課金メッセージサー
ビスシステムでの手順を説明したが、スケジュール通知
の場合、そのメッセージ内容が多岐にわたるので、報知
されるべきメッセージの登録が複雑となる。このメッセ
ージ登録をできるだけ簡単にするためには、報知すべき
メッセージ内容、例えば「××商事との打ち合わせのた
めの東京への出発時間です」を直接ユーザ1から送られ
てくる音声そのものとしたり、予め定められた短縮コー
ド、例えば#01は「面会の予約が入っています」を表
すといった短縮コードを利用すると便利である。後は、
同時に登録されているそのスケジュール内容を報知すべ
き時刻がくれば、先に説明したウエイクアップコールの
報知と同様な手順で、スケジュール内容がユーザ1に報
知される。音声データから文字データあるいはその逆の
変換は音声/文字変換部13aによって行われる。
【0029】いずれにしても、本発明によるメッセージ
サービスシステムでは、ユーザ1は、メッセージ報知要
求を登録する時、又は希望の時刻に登録メッセージを報
知される時、あるいはその両方の時に広告を受けるだけ
で、料金なしで、メッセージサービスを受けることがで
きるそのメッセージサービスに要求される料金は、広告
の報知回数等で決定される広告料でまかなわれるわけで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非課金メッセージサービスシステ
ムの概要を示すブロック図
【図2】ユーザメッセージデータベースのデータ構造の
一例を示す説明図
【図3】広告メッセージデータベースのデータ構造の一
例を示す説明図
【図4】個人情報データベースのデータ構造の一例を示
す説明図
【図5】メッセージ登録からメッセージ報知までの手順
を示すシーケンス図
【図6】図5による手順の変形例を示すシーケンス図
【符号の説明】
1 ユーザ 2 サービスセンタ 3 通信ネットワーク 5 ユーザメッセージデータベース 6 広告データベース 11 メッセージ受付制御部 13 メッセージ管理部 14 メッセージ送出制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北場 幸春 京都府京都市南区久世中久町705−1 ル ミエール桂川301 Fターム(参考) 5B049 BB49 CC32 DD01 DD03 EE05 FF01 FF06 5B075 ND20 PP07 PQ02 PQ04 PQ05 5B089 GA11 GA26 GB02 HA01 HA11 JA40 JB03 JB05 KA04 KB06 KB11 KC37 KC59 LB13 LB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザからの指示によりユーザの希望する
    ユーザメッセージの報知要求を受け付けるメッセージ受
    付制御部と、 ユーザメッセージとそのユーザメッセージの報知時刻と
    ユーザ電話番号とを格納するユーザメッセージデータベ
    ースと、 広告メッセージを格納する広告データベースと、 前記ユーザメッセージデータベースから抽出されたユー
    ザメッセージ及び前記広告データベースから抽出された
    広告メッセージを該当ユーザに送り出すメッセージ送出
    制御部と、 を備えることを特徴とする非課金メッセージサービスシ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記メッセージ送出制御部は、ユーザから
    メッセージ報知要求を受け取る前にそのユーザに対して
    広告メッセージを送出することを特徴とする請求項1に
    記載の非課金メッセージサービスシステム。
  3. 【請求項3】前記メッセージ送出制御部は、ユーザに対
    して所望報知時刻にユーザメッセージを送出する際に広
    告メッセージを付加することを特徴とする請求項1に記
    載の非課金メッセージサービスシステム。
  4. 【請求項4】ユーザの個人情報を登録するユーザ情報デ
    ータベースが備えられており、ユーザに対して送出され
    る広告メッセージはデータベース管理部によって該当ユ
    ーザの個人情報に基づいて選択抽出されることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の非課金メッセージ
    サービスシステム。
  5. 【請求項5】前記メッセージ送出制御部は、ユーザに対
    して広告メッセージを送出した後に確認用キーワードを
    送出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の非課金メッセージサービスシステム。
  6. 【請求項6】音声データと文字データを相互に変換可能
    な音声/文字変換部を備えており、ユーザは受け付けら
    れたユーザメッセージを音声又は文字の形態で確認・変
    更することができることを特徴とする請求項1〜5に記
    載の非課金メッセージサービスシステム。
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JP2000058831A Pending JP2001249981A (ja) 2000-03-03 2000-03-03 非課金メッセージサービスシステム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004080098A1 (en) * 2003-03-07 2004-09-16 Young-Hyun Seo Service method for transmitting originating message of mobile terminal without pay or at a discount
JP2005085044A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Canon Inc 課金装置
JP2006227857A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Seiko Epson Corp 印刷データ出力装置及び印刷データ出力方法ならびにそのプログラム、記録媒体

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