JPH11261034A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH11261034A
JPH11261034A JP5632098A JP5632098A JPH11261034A JP H11261034 A JPH11261034 A JP H11261034A JP 5632098 A JP5632098 A JP 5632098A JP 5632098 A JP5632098 A JP 5632098A JP H11261034 A JPH11261034 A JP H11261034A
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JP5632098A
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Hiroshi Sato
弘 佐藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き込みおよび消去判定の判定時間を高速に
行い、書き込みおよび消去の高速化を実現することがで
きる不揮発性半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルにおける書き込みまたは消去
判定の救済機能を持つフラッシュメモリであって、書き
込みおよび消去時にセンスラッチ回路にデータを書き込
む入出力切り替え回路7は、インバータ、否定論理積ゲ
ート、NMOSトランジスタなどからなり、マット選択
信号MSU、書き込みモード信号WMBおよび消去モー
ド信号EMBを入力として、これらの論理演算による強
制反転信号、入出力バッファ5からの書き込み・消去デ
ータ、メインアンプ6への読み出しデータが制御信号の
制御により選択され、書き込み・消去時のベリファイ判
定前の強制反転時に第3制御信号が活性化されて、書き
込み・消去の終了するデータが外部より強制的に入力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置の書き込みまたは消去判定の救済技術に関し、た
とえば携帯用電子機器およびワークステーションなどで
のOSおよびアプリケーション記憶素子などとして使用
される他、磁気記憶素子に見られる一般的な記憶媒体と
しても一部利用可能とされ、特に全ての記憶素子のデー
タを同時に判定し、メモリデータに問題があれば修正を
行う方式として好適なフラッシュEEPROM(フラッ
シュメモリ)などの不揮発性半導体記憶装置に適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、フラッシュメモリなどの不揮発性半導体記憶装置に
おいては、メモリセルのデータを1ビットもしくは数バ
イト単位で比較判定し、書き込みまたは消去の終了判定
を行う技術などが一般的に用いられている。この際に、
たとえば512バイト同時書き込みのような場合、仮に
書き込み判定(または消去判定)の度に1バイトずつ5
0ns刻みで判定をかけると、1回当たりおよそ25μ
s必要となる。
【0003】ここで、1回の書き込み(または消去)当
たり10回程度の終了判定が必要なことから、合計の書
き込み(または消去)時間にはおよそ250μsのオー
バーヘッド時間が存在することになる。しかし、書き込
み(または消去)時間は1ms以下が望ましいことから
25%のオーバーヘッド時間は無視できない。
【0004】なお、このようなフラッシュメモリなどの
不揮発性半導体記憶装置に関する技術としては、たとえ
ば1994年11月5日、株式会社培風館発行の「アド
バンスト エレクトロニクスI−9 超LSIメモリ」
P23〜P28などに記載される技術などが挙げられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なフラッシュメモリなどの不揮発性半導体記憶装置にお
いては、判定時間を高速に処理するために、たとえば各
データ線にNMOSトランジスタが接続され、ドレイン
側が共通に信号線に接続されるAND回路による書き込
み(または消去)の終了を判定する判定回路が一般的に
用いられる。
【0006】このような技術を導入した場合、次に示す
ようなことが問題点として考えられる。たとえば、図1
5に示すように、センスラッチ回路に選択MOSトラン
ジスタを介して接続されるデータ線DLU/Dは、異物
およびエッチング残りにより電位が固定化されることが
ある。このことは、微細化を追求する半導体製品におい
ては避け難い問題となる。
【0007】また、データ線はメモリマット領域の至る
所に存在し、この面積のチップ面積に占める割合は40
〜70%に達する。このことは、半導体製品の任意の場
所に異物を落とせば40〜70%の確率でデータ線に落
ちることを意味する。このことにより、データ線はかな
りの確率で配線ショートを起こす問題点が存在すること
になる。
【0008】よって、前記したAND回路による書き込
み(または消去)終了の判定回路方式では、全データ線
の電位が一致することはない場合が存在し、異物による
ショートが存在すると、書き込みデータが一致すること
がないので永久にモードを抜けない可能性が生じる。
【0009】そこで、本発明の目的は、全てのメモリセ
ルのデータを同時に判定し、メモリデータに問題があれ
ば修正を行う方式を提案し、書き込みおよび消去判定の
判定時間を高速に行い、書き込みおよび消去の高速化を
実現することができるフラッシュメモリなどの不揮発性
半導体記憶装置を提供するものである。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0012】すなわち、本発明の不揮発性半導体記憶装
置は、各データ線によりゲート制御される複数のMOS
トランジスタからなり、メモリセルの書き込みまたは消
去の終了を示す一致回路と、複数のMOSトランジスタ
のドレイン共有線の電位を検知し、一致回路による書き
込みまたは消去の終了を判定する一致判定回路とを有す
るものである。
【0013】この構成において、一つの解決手段とし
て、たとえば救済されたデータ線(不良の存在するデー
タ線)および使用していない冗長(不良が存在する可能
性あり)のデータ線に書き込み・消去の終了するデータ
を外部より入力するようにしたものである。このことに
より、たとえデータ線が固定化されていようと判定回路
は誤動作することはない。
【0014】また、他の一つの解決手段として、たとえ
ば一致回路を救済単位と等しい、もしくは救済済み単位
分をブロックとした塊に区切り、不良箇所をヒューズな
どの切断可能な導電素材を介して切断することにより解
決するようにしたものである。これは、グランドに流れ
る電流パスを切ることにより、判定回路の誤動作を防止
する方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態である不揮発
性半導体記憶装置を示す構成図、図2は本実施の形態の
不揮発性半導体記憶装置において、メモリマットを示す
構成図、図3(a),(b) はメモリセルを示す断面図と回路
図、図4はメモリセルのブロックを示す回路図、図5
(a),(b) は直接系制御回路を示す回路図と印加電圧を示
す説明図、図6は判定回路を示す回路図、図7は救済系
回路を示す構成図、図8は入出力切り替え回路を示す回
路図、図9はアドレスジェネレータを示す回路図、図1
0は一致回路を示す回路図、図11は本実施の形態の不
揮発性半導体記憶装置を用いたカードシステムを示す構
成図、図12は書き込みシーケンスを示すフロー図、図
13は書き込み回路を示す回路図、図14は書き込み回
路による書き込みシーケンスを示す波形図である。
【0017】まず、図1により本実施の形態の不揮発性
半導体記憶装置の構成の一例を説明する。
【0018】本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
は、たとえばメモリセルにおける書き込みまたは消去判
定の救済機能を持つフラッシュメモリとされ、メモリマ
ット1、メインデコーダ/ゲートデコーダ2、サブデコ
ーダ3、センスラッチ回路4、入出力バッファ5、メイ
ンアンプ6、入出力切り替え回路7、制御信号入力バッ
ファ8、データ入出力制御回路9、レディ/ビジィ回路
10、システムクロック回路11、ステイタスレジスタ
テスト系回路12、コマンドデコーダ13、ROM制御
系回路14、ROM15、ROMデコーダ16、書き込
み・消去判定回路17、直接系制御回路18、電源制御
回路19、電源切り替え回路20、チャージポンプ降圧
系回路21、基準電源22、アドレスカウンタ23、救
済系回路24、アドレスジェネレータ25、冗長ヒュー
ズ・トリミングヒューズ26などの一般的な構成からな
り、周知の半導体製造技術によって1個の半導体チップ
上に形成されている。
【0019】このフラッシュメモリにおいて、制御信号
入力バッファ8には、たとえば外部端子からチップイネ
ーブルバー信号CEB(バー:Bは反転信号を示す)、
ライトイネーブルバー信号WEB、リセットバー信号R
ESB、コマンドデータイネーブル信号CDE、アウト
プットイネーブルバー信号OEBなどの制御信号が入力
され、またデータ入出力制御回路9にシリアルクロック
信号SCが入力され、これらの信号に応じて内部制御信
号のタイミング信号が発生される。また、レディ/ビジ
ィ回路10からレディ/ビジィ信号R/Bが出力されて
いる。
【0020】次に、図2によりメモリマット1内のワー
ド線WLとデータ線DL、およびブロック割りの一例を
説明する。このメモリマット1は、たとえば図2に示す
ように、隣接されるサブデコーダ3に交互に接続される
ワード線WLと、センスラッチ回路4に接続されるデー
タ線DLとの格子にメモリセルMCが配置された構成を
持ち、これらのメモリセルMCは消去単位や選択MOS
トランジスタで囲まれたブロックに区別されている。
【0021】続いて、図3によりメモリセルMCの断面
構造の一例を説明する。このメモリセルMCは、たとえ
ば図3(a) に示すように、単結晶P型シリコンからなる
半導体基板31にN型拡散層によるドレイン領域32お
よびソース領域33が形成され、その主面上にトンネル
絶縁膜34、フローティングゲート35、層間絶縁膜3
6、コントロールゲート37が順に積層され、トランジ
スタ1素子によって1つのフラッシュ消去型の不揮発性
メモリセルMCが構成されている。このメモリセルMC
のシンボルは、図3(b) のようにコントロールゲート3
7、ドレイン領域32、ソース領域33からそれぞれ引
き出されたゲート電極G、ドレイン電極D、ソース電極
Sが割り当てられている。
【0022】さらに、図4によりメモリセルMCのブロ
ック構成の一例を説明する。このメモリセルMCを複数
接続するブロック構成については種々の接続例が提案さ
れており、たとえば図4(a) のような消去単位で囲まれ
たブロックによるNOR型、図4(b) のような選択MO
Sトランジスタで囲まれたブロックによるNAND型、
同じく選択MOSトランジスタで囲まれたブロックによ
る図4(c) のようなAND型などがある。この選択MO
Sトランジスタは、メモリセルMCとグローバルデータ
線、グローバルソース線を接続するトランスファーゲー
トであり、メモリセルMCの書き換え時に発生する各種
ディスターブを緩和することができる。このようにメモ
リセルMCはブロックに区別されることが多いが、この
発明ではブロックに区分されていてもいなくても効果に
対して差異は発生しない。また、NOR型、NAND
型、AND型の他に、DINOR型、HICR型などの
接続例によるブロック構成についても適用可能である。
【0023】続いて、図5によりAND型における直接
系制御回路18の接続関係の一例を説明する。このAN
D型における直接系制御回路18は、たとえば図5(a)
に示すように、第1および第2の選択MOSトランジス
タで囲まれたブロックの複数個(Y系)がデータ線DL
を介してショートMOSトランジスタに接続され、ショ
ートMOSトランジスタ、選択MOSトランジスタはメ
インデコーダによりゲート制御され、また複数個(X
系)のメモリセルMCはメインデコーダ、サブデコーダ
およびゲートデコーダによりゲート制御され、このX系
の制御線がワード線WLとなる。このショートMOSト
ランジスタは、データ線DLの電位を0Vにリセットす
るためのものである。この直接系制御回路18におい
て、読み出し、書き込み、消去時のメモリセルMCに対
する印加電圧は、選択ブロック、非選択ブロックに対応
して、たとえば図5(b) に示すようなゲート電圧Vg、
ドレイン電圧Vd、ソース電圧Vsが印加される。
【0024】さらに、図6により書き込み・消去判定回
路17の一致回路および一致判定回路の一例を説明す
る。この一致回路は、たとえば図6に示すように、デー
タ線DL0〜DLiに接続される複数のNMOSトラン
ジスタQ0〜Qiなどからなり、ソース側がグランドに
接続され、ドレイン側が共通に信号線ECiに接続され
るAND回路による書き込みまたは消去の終了を示す回
路である。また、一致判定回路は、複数のNMOSトラ
ンジスタQ11〜Q15、PMOSトランジスタQ16
〜Q18、インバータIV11などの組み合わせからな
り、一致回路の信号線ECiからの信号と判定回路活性
化信号SETとを入力として、以下のようにして判定さ
れる。
【0025】たとえば、書き込み時には、選択側のメモ
リセルMCは書き込まれてLowデータに代わり、よっ
て書き込まれているデータ線DLの電位は0Vになる。
そして、全てのメモリセルMCが書き込み終了状態にな
ると、一致回路の信号線ECiに接続する全てのNMO
SトランジスタQ0〜Qiがoffすることによって電
流が流れる状態より流れない状態に遷移し、これを一致
判定回路でセンスすることによって書き込み終了を判定
することが可能となる。
【0026】また、消去時には、選択側のメモリセルM
Cは消去されてHighデータに代わり、よって消去さ
れているデータ線DLの電位は1V以上になる。そし
て、全てのメモリセルMCが消去終了状態になると、後
述する図13の回路図で示す、たとえば制御線NOLが
High状態になる。ここで、センスラッチ回路4を挟
んだ反対側の電位は0Vになるため、消去終了時は非選
択側が全て0Vに遷移し、よって一致回路の非選択側の
信号線ECiに接続する全てのNMOSトランジスタQ
0〜Qiがoffすることによって電流が流れる状態よ
り流れない状態に遷移し、これを一致判定回路でセンス
することによって消去終了を判定することが可能とな
る。
【0027】続いて、図7〜図9により救済方式とし
て、書き込みおよび消去時にセンスラッチ回路4に強制
的にデータを書き込む回路の一例を説明する。このデー
タの書き込み回路においては、たとえば図7に示すよう
に、データ選択に関するセンスラッチ回路4と、入出力
バッファ5およびメインアンプ6が接続される入出力切
り替え回路7との間、アドレス選択に関するセンスラッ
チ回路4と、アドレスカウンタ23、救済アドレスと冗
長アドレスとの救済系回路24が接続されたアドレスジ
ェネレータ25との間において強制的に行われる。救済
系回路24の救済アドレス、冗長アドレスはヒューズデ
ータにより設定される。
【0028】この入出力切り替え回路7は、たとえば図
8に示すように、インバータIV21〜IV26、否定
論理積ゲートNAND1〜NAND23、NMOSトラ
ンジスタQ21〜Q26などからなり、マット選択信号
MSU、書き込みモード信号WMBおよび消去モード信
号EMBを入力として、これらの論理演算による強制反
転信号、入出力バッファ5からの書き込み・消去デー
タ、メインアンプ6への読み出しデータが第1、第2お
よび第3制御信号の制御により選択され、コモン入出力
線との間で入出力される。
【0029】この第1制御信号は、読み出し時に活性化
する信号であり、コモン入出力線からの読み出しデータ
がNMOSトランジスタQ25,Q26を介してメイン
アンプ6へ出力される。また、第2制御信号は、書き込
みデータ入力時に活性化する信号であり、書き込みデー
タが入出力バッファ5からNMOSトランジスタQ2
3,Q24を介してコモン入出力線に入力される。さら
に、第3制御信号は、書き込み・消去時のベリファイ判
定前の強制反転時に活性化する信号である。
【0030】また、アドレスジェネレータ25は、たと
えば図9に示すように、インバータIV31〜IV3
4、否定論理積ゲートNAND31〜NAND34、否
定論理和ゲートNOR31,NOR32、NMOSトラ
ンジスタQ31〜Q33などからなり、アドレスカウン
タ23のアドレス、冗長アドレス、救済アドレスを入力
として、ヒット信号HiTおよび第3制御信号の論理演
算による制御により選択され、Yゲートの制御線YGi
に出力される。このヒット信号HiTは、アドレスカウ
ンタ23のアドレスと救済アドレスとが一致するとHi
ghを出力し、また強制反転を行っているときは救済セ
ットの使用・不使用のフラグとして使用される。また、
Yゲートイネーブル信号は、制御線YGiの活性化信号
であり、Lowならば状態によらず制御線YGiは非活
性状態である。
【0031】この救済方式においては、不良の存在する
救済されたデータ線DL、および不良が存在する可能性
のある使用していない冗長のデータ線DLに書き込み・
消去の終了するデータを外部より強制的に入力すること
により、たとえデータ線DLが固定化されていようと判
定回路は誤動作することはない。
【0032】さらに、図10によりヒューズを用いた救
済方式の一例を説明する。この救済方式は、データ線D
L0〜DLiに接続される複数のNMOSトランジスタ
Q0〜Qiからなる一致回路において、救済単位と等し
い、もしくは救済済み単位分をブロックとした塊に区切
り、この区切られたブロックのソース側に切断可能なヒ
ューズF0x〜F(i−x)iを接続し、不良箇所のヒ
ューズF0x〜F(i−x)iを切断してグランドに流
れる電流パスを切ることにより、判定回路の誤動作を防
止することができる。このヒューズF0x〜F(i−
x)iは、切断可能な材質で構成された導線であり、ポ
リシリコンやAlなどの金属などで構成され、切断方法
には電気的またはレーザなどによる方法が考えられる。
【0033】以上のように構成されるフラッシュメモリ
は、たとえば図11に示すようなフラッシュファイルカ
ードシステムに適用され、前記フラッシュメモリ41の
他に、演算処理・制御を司るワンチップマイコン42、
EEPROMによるセクタ管理テーブル/書き換え回数
管理テーブル43、専用LSIによる誤り訂正のECC
回路44、専用LSIによる外部の標準バスとのアドレ
ス、データのインターフェイスを司る標準バスインター
フェイス部45、外部からの書き込みデータを一時保存
するライトバッファ46などから構成され、これらは内
部のアドレスバス、データバスを介して相互に接続され
ている。
【0034】次に、本実施の形態の作用について、フラ
ッシュメモリの書き込み動作、消去動作、読み出し動作
を順に説明する。
【0035】まず、書き込み動作のシーケンスは、図1
2のフローに基づいて行われ、書き込みデータの入力動
作(ステップS1)を実行した後に、書き込み動作(ス
テップS2)、書き込み判定動作(ステップS3)、書
き込み終了判定動作(ステップS4)を順に実行する。
このステップS4の書き込み終了判定動作において、N
Gの場合には書き込み動作からのステップを書き込み動
作が終了するまで繰り返し、一方OKの場合には書き込
み動作が終了となる。
【0036】この書き込み動作のシーケンスを、図13
の回路図、図14の波形図を用いて順に説明する。図1
3の回路図においては、センスラッチ回路4を挟んで、
左側にUpper側のメモリマット1、右側にDown
側のメモリマット1が配置され、それぞれのメモリマッ
ト1がセットMOSトランジスタ、Yゲート、オートプ
ログラム回路、データ線プリチャージMOSトランジス
タなどから構成され、Upper側のメモリマット1の
Yゲートを介してデータ(T)、Down側のメモリマ
ット1のYゲートを介してデータ(B)がそれぞれ出力
される構成となっている。
【0037】この図13に示す、TRU/Dはデータ線
DLとセンスラッチ回路4内のノードを接続するMOS
トランジスタの制御線、RPCU/Dはリファレンス電
圧の0.5V、読み出し時および消去ベリファイ時のセン
ス電圧の1.0Vをデータ線DLにプリチャージするMO
Sトランジスタの制御線、PCU/Dは書き込み時の書
き込み電圧および書き込みベリファイ時のセンス電圧の
1.0Vをデータ線DLにプリチャージするMOSトラン
ジスタの制御線、ECU/Dは書き込み、消去判定に使
用する信号線、SLPはセンスラッチ回路4のPMOS
トランジスタの電源、SLNはセンスラッチ回路4のN
MOSトランジスタの電源、YGiは外部より書き込み
データを入力、またメモリセルMCの読み出しデータを
外部に出力するMOSトランジスタの制御線、NOLは
センスラッチ回路4内の内部ノードをそれぞれ示してい
る。
【0038】また、図14の波形図は、書き込みシーケ
ンスの経過時間に対する電圧の関係において、データの
入力動作から書き込み動作、書き込み判定動作が実行さ
れる際の信号線、内部ノードなどの電圧レベルが時系列
的に示されている。
【0039】1.書き込みデータの入力動作 書き込みを行う場合、まず標準バスを用いて書き込み命
令とアドレスおよび書き込みデータを受け取る。ここ
で、図11に示すようなシステム構成をしている場合、
標準バスインターフェイス部45を通じて書き込みを行
うフラッシュメモリ41のチップを選択し、コマンドお
よびアドレスを発行する。具体的には、チップイネーブ
ルバー信号CEBにより選択されたチップに入出力バス
よりコマンド、アドレスを3回に分けて入力する(コマ
ンド1、アドレス2)。このとき、ライトイネーブルバ
ー信号WEBおよびコマンドデータイネーブル信号CD
Eによりコマンドのチップへの取り込みが行われる。
【0040】そして、コマンドにより書き込みモードに
入ると、まず書き込みデータの取り込みを入出力バスよ
り行う。この書き込みデータは、図1に示すフラッシュ
メモリにおいて、入出力バッファ5を通り入出力切り替
え回路7を経てコモン入出力線、センスラッチ回路4へ
と到達する。ここで、書き込みデータはセンスラッチ回
路4にて保持され、次の書き込み開始コマンドの入力に
より書き込み動作が始まることとなる。
【0041】2.書き込み動作 この書き込み動作を、Upper側のメモリマット1が
選択されている場合について説明する。
【0042】(1).“1”書き込み ノードNOLの電位は0Vが保持されている。ここで、
制御線PCUを3V程度に上げるが、データ線DLはプ
リチャージされず0Vのままとなる。次に、制御線TR
UをHighにし、ノードNOLとデータ線DLを直結
するが0Vを保持したままとなる。書き込み時、ワード
線WLの電位は−13V程度であるが、ゲート−ドレイ
ン間電圧Vgd=−13Vでは書き込みは行われない。
【0043】(2).“0”書き込み ノードNOLの電位は3Vが保持されている。ここで、
制御線PCUを3V程度に上げるが、データ線DLはプ
リチャージされ、3V−Vthの電位となる。次に、制
御線TRUをHighにし、ノードNOLとデータ線D
Lを直結してデータ線DLを3Vにする。その後、電源
SLPの電位を4Vまで引き上げ、書き込み電圧をデー
タ線DLに伝える。書き込み時、ワード線WLの電位は
−13V程度であり、ゲート−ドレイン間電圧Vgd=
−17Vとなるために書き込みが行われる。
【0044】(3).書き込みが終了すると、図5に示すシ
ョートMOSトランジスタでデータ線DLの電位を0V
にリセットする。
【0045】3.書き込み判定動作 この書き込み判定は、一般にベリファイと呼ばれる。特
に限定はしないが、以下のように行われる。
【0046】(1).“1”書き込み ベリファイ時、ノードNOLは0Vが保持されている。
ここで、制御線PCUに1V+Vthの電位を加えても
データ線DLは0Vの電位となる。また、リファレンス
側は、制御線RPCDに0.5V+Vthの電位を加える
ことにより0.5Vにプリチャージを行う。よって、セン
ス側が0V、リファレンス側が0.5Vであるため、セン
スラッチ回路4でセンスすると、ノードNOLに再度0
Vが保持されることになる。
【0047】(2).“0”書き込み(書き込み未終了) ベリファイ時、ノードNOLはHighデータが保持さ
れている。ここで、制御線PCUに1V+Vthの電位
を加えるとデータ線DLは1Vの電位となる。また、リ
ファレンス側は、制御線RPCDに0.5V+Vthの電
位を加えることにより0.5Vにプリチャージを行う。こ
こで、メモリセルMCがまだ書かれていなく、しきい値
Vthが高い状態であれば、メモリセルMCによるディ
スチャージは行われなく、センス側は1Vが保持され
る。よって、センス側が1V、リファレンス側が0.5V
であるため、センスラッチ回路4でセンスすると、ノー
ドNOLに再度Highデータが保持されることにな
る。
【0048】(3).“0”書き込み(書き込み終了:今
回) ベリファイ時、ノードNOLはHighデータが保持さ
れている。ここで、制御線PCUに1V+Vthの電位
を加えるとデータ線DLは1Vの電位となる。また、リ
ファレンス側は、制御線RPCDに0.5V+Vthの電
位を加えることにより0.5Vにプリチャージを行う。こ
こで、メモリセルMCが書かれた状態であれば、しきい
値Vthは低い状態であり、メモリセルMCによるディ
スチャージは行われ、センス側は0Vとなる。よって、
センス側が0V、リファレンス側が0.5Vであるため、
センスラッチ回路4でセンスすると、ノードNOLに0
Vが保持されることになる。
【0049】(4).“0”書き込み(書き込み終了:今回
以前) ベリファイ時、ノードNOLは0Vが保持されている
(前記“0”書き込み(書き込み終了:今回)の結果を
受け)。ここで、制御線PCUに1V+Vthの電位を
加えてもデータ線DLは0Vの電位となる。また、リフ
ァレンス側は、制御線RPCDに0.5V+Vthの電位
を加えることにより0.5Vにプリチャージを行う。よっ
て、センス側が0V、リファレンス側が0.5Vであるた
め、センスラッチ回路4でセンスすると、ノードNOL
に再度0Vが保持されることになる。
【0050】4.書き込み終了判定動作(基本) メモリセルMC毎の書き込み判定が終了すると、今度は
全てのメモリセルMCが非書き込み状態であることを判
定する書き込み終了判定を行う。ここで、全てのメモリ
セルMCが非書き込み状態であれば、書き込みは終了さ
れる。また、1ビットでも書き込み状態であれば、書き
込みは継続され、全てのメモリセルMCが非書き込み状
態になるまで書き込み・ベリファイ・終了判定が続けら
れる。このことは、図6に示す一致回路および一致判定
回路で行う。
【0051】(1).書き込み未終了 一致回路の1つ以上のゲート電圧がHighであるた
め、判定回路活性化信号SETをHighにして一致判
定回路を活性化し、信号線ECiに電圧を加えると電流
が流れる。よって、NMOSトランジスタQ11のゲー
ト電圧が下がり、NMOSトランジスタQ12およびQ
13のゲート電圧が上がることになる。ここで、NMO
SトランジスタQ13のゲート電圧が上がるとノードA
の電圧が下がるため、終了判定信号NGはHigh出力
となる。よって、書き込みは再度実行される。
【0052】(2).書き込み終了 一致回路の全てのゲート電圧がLowであるため、判定
回路活性化信号SETをHighにして一致判定回路を
活性化し、信号線ECiに電圧を加えても電流が流れな
い。よって、NMOSトランジスタQ11のゲート電圧
は上がり、NMOSトランジスタQ12およびQ13の
ゲート電圧が下がることになる。ここで、NMOSトラ
ンジスタQ13のゲート電圧が下がるとノードAの電圧
が上がるため、終了判定信号NGはLow出力となる。
よって、書き込みは終了される。
【0053】5.第1の書き込み終了判定動作 ここで、前記図15で示したような不良の対処方法を説
明する。図7〜図9に示すように、救済データ線(不良
データ線)および不使用冗長データ線に書き込みが終了
するデータを自動的にチップより挿入する。
【0054】まず、コモン入出力線は選択側をLow、
非選択側をHighにするようにセットする。次に、ヒ
ューズに蓄えてある救済アドレスを読み出し、該当デー
タ線を選択する。ここで、ヒット信号HiTがHigh
ならば読み出したアドレスにデータを挿入し、ヒット信
号HiTがLowならば冗長アドレスを読み出して使用
していない冗長にデータを挿入する。
【0055】たとえば、救済セット数が4セットあった
とし、最初の2セットはデータ線DL2およびDL3の
救済に使用していたとする。この場合、データ線DL2
/DL3/冗長3/冗長4に順次Lowデータを挿入す
る。よって、終了判定時には、不良データ線のデータの
如何を無視することが可能となる。以上により、たとえ
不良があったとしても正常に終了することが可能とな
る。
【0056】6.第2の書き込み終了判定動作 ここで、前記図15で示したような不良の別の対処方法
を説明する。図10に示すように、ある決まった単位で
一致回路のソースを共有化させ、それにヒューズFなど
を介してグランドに接続する。このとき、一致回路のソ
ース共有化単位はデータ線DLの救済単位と一致させる
ことが望ましいが、データ線DLの救済単位の倍数であ
ってもよい。
【0057】このように、電位の固定化されたデータ線
DL上の一致回路のヒューズFを切ることにより、終了
判定時には、不良データ線のデータの如何を無視するこ
とが可能となる。以上により、たとえ不良があったとし
ても正常に終了することが可能となる。
【0058】前記第1、第2の書き込み終了判定動作に
おいては、詳しくは述べなかったが、書き込み終了判定
動作で不良データ線と呼ばれているデータ線DLに接続
されているメモリセルMCは不良メモリとして扱い、書
き込みおよび消去は行わない(データの内容はDon’
t Careとする)。
【0059】以上により、図12のフローに基づいた、
書き込みデータの入力動作を実行した後に、書き込み動
作、書き込み判定動作、書き込み終了判定動作を順に実
行する書き込み動作のシーケンスが終了する。
【0060】7.消去動作 消去動作は、前記書き込みと動作は基本的に同様であ
る。この消去動作では、消去・消去ベリファイ・消去終
了判定を繰り返す。ただし、ベリファイ時のプリチャー
ジ方式は後述する読み出し動作と同様である。また、消
去はワード線単位で一括して行われる。すなわち、ワー
ド線WLに16Vのような高電圧を印加してフローティ
ングゲート35内に電荷を注入し、メモリセルMCのし
きい値Vthを上げる。
【0061】ここで、消去ベリファイ終了時には、選択
側のデータ線DLがHigh、非選択側のデータ線DL
がLowになる。よって、前記第1の書き込み終了判定
動作を用いる場合、書き込みと逆に選択側をHjgh、
非選択側をLowにしてデータを挿入する必要がある。
【0062】8.読み出し動作 制御線RPCを用いて選択側のデータ線DLに1V、非
選択側のデータ線DLに0.5Vをプリチャージする。た
とえば、Upper側のメモリマット1側が選択されて
いる場合、制御線RPCUに1V+Vth、制御線RP
CDに0.5V+Vthを印加する。このことにより、N
MOSトランジスタのしきい値Vth1段下がりの電圧
である1Vが選択側に、0.5Vが非選択側にプリチャー
ジされる。
【0063】ここで、メモリデータの如何により選択側
のデータ線電位は変化する。しきい値Vthが高ければ
1Vを保持し、しきい値Vthが低ければディスチャー
ジされて0Vとなる。この電位を0.5Vをリファレンス
にし、センスラッチ回路4でセンスする。センスされた
データはセンスラッチ回路4に保持され、シリアルクロ
ック信号SCに同期させて順次出力する。
【0064】以上のようにして、フラッシュメモリ41
を用いたフラッシュファイルカードシステムにおいて、
メモリセルMCに対する書き込みデータの入力、書き込
み、書き込み判定、書き込み終了判定による書き込み動
作、消去動作、読み出動作を行うことができる。
【0065】従って、本実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置によれば、不良の存在する救済されたデータ線D
L、および不良が存在する可能性のある使用していない
冗長のデータ線DLに書き込み・消去の終了するデータ
を外部より強制的に入力する救済方式、または救済単位
と等しい、もしくは救済済み単位分をブロックとした塊
に区切り、この区切られたブロックのソース側に切断可
能なヒューズFを接続し、不良箇所のヒューズFを切断
してグランドに流れる電流パスを切る救済方式を採用す
ることにより、たとえデータ線DLが固定化されている
場合でも、書き込み・消去判定の対象から除外すること
で判定回路の誤動作を防止することができる。
【0066】この結果、全てのメモリセルMCのデータ
を同時に判定し、メモリデータに問題があれば修正を行
う方式を採用することによって、書き込みおよび消去の
高速化を図ることができる。たとえば、従来技術で示し
たところのおよそ250μsのオーバーヘッド時間が、
書き込み・消去の終了するデータを外部より強制的に入
力する救済方式であれば0.8μs(反転先16×50n
s)に、また不良箇所のヒューズFを切断してグランド
に流れる電流パスを切る救済方式であれば0μsに高速
化することができる。
【0067】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0068】たとえば、前記実施の形態においては、フ
ラッシュメモリの例で説明したが、これに限定されるも
のではなく、ROM、PROM、EPROM、EEPR
OMなどの書き込みまたは消去可能な不揮発性記憶素子
を有する他の不揮発性半導体記憶装置についても広く適
用可能である。
【0069】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0070】(1).メモリセルの書き込みまたは消去の終
了を示す一致回路と、この一致回路による書き込みまた
は消去の終了を判定する一致判定回路とを有し、救済さ
れたデータ線(不良の存在するデータ線)および使用し
ていない冗長(不良が存在する可能性あり)のデータ線
に書き込み・消去の終了するデータを外部より入力する
ことで、たとえデータ線が固定化されていようと判定回
路は誤動作することなく、書き込みおよび消去の高速化
を図ることが可能となる。
【0071】(2).メモリセルの書き込みまたは消去の終
了を示す一致回路と、この一致回路による書き込みまた
は消去の終了を判定する一致判定回路とを有し、一致回
路を救済単位と等しい、もしくは救済済み単位分をブロ
ックとした塊に区切り、不良箇所をヒューズなどの切断
可能な導電素材を介して切断することで、グランドに流
れる電流パスを切って判定回路の誤動作を防止するとと
もに、書き込みおよび消去の高速化を図ることが可能と
なる。
【0072】(3).前記(1) および(2) により、メモリセ
ルにおける書き込みまたは消去判定の救済機能を持つフ
ラッシュメモリなどの不揮発性半導体記憶装置におい
て、全てのメモリセルのデータを同時に判定し、メモリ
データに問題があれば修正を行う方式を採用することに
よって、書き込みおよび消去判定の判定時間を高速に行
い、書き込みおよび消去の高速化を実現することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である不揮発性半導体記
憶装置を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置において、メモリマットを示す構成図である。
【図3】(a),(b) は本発明の一実施の形態の不揮発性半
導体記憶装置において、メモリセルを示す断面図と回路
図である。
【図4】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置において、メモリセルのブロックを示す回路図であ
る。
【図5】(a),(b) は本発明の一実施の形態の不揮発性半
導体記憶装置において、直接系制御回路を示す回路図と
印加電圧を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置において、判定回路を示す回路図である。
【図7】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置において、救済系回路を示す構成図である。
【図8】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置において、入出力切り替え回路を示す回路図である。
【図9】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置において、アドレスジェネレータを示す回路図であ
る。
【図10】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶
装置において、一致回路を示す回路図である。
【図11】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶
装置を用いたカードシステムを示す構成図である。
【図12】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶
装置において、書き込みシーケンスを示すフロー図であ
る。
【図13】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶
装置において、書き込み回路を示す回路図である。
【図14】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶
装置において、書き込み回路による書き込みシーケンス
を示す波形図である。
【図15】本発明の前提となる不揮発性半導体記憶装置
において、不良モードを説明するための回路図である。
【符号の説明】
1 メモリマット 2 メインデコーダ/ゲートデコーダ 3 サブデコーダ 4 センスラッチ回路 5 入出力バッファ 6 メインアンプ 7 入出力切り替え回路 8 制御信号入力バッファ 9 データ入出力制御回路 10 レディ/ビジィ回路 11 システムクロック回路 12 ステイタスレジスタテスト系回路 13 コマンドデコーダ 14 ROM制御系回路 15 ROM 16 ROMデコーダ 17 書き込み・消去判定回路 18 直接系制御回路 19 電源制御回路 20 電源切り替え回路 21 チャージポンプ降圧系回路 22 基準電源 23 アドレスカウンタ 24 救済系回路 25 アドレスジェネレータ 26 冗長ヒューズ・トリミングヒューズ 31 半導体基板 32 ドレイン領域 33 ソース領域 34 トンネル絶縁膜 35 フローティングゲート 36 層間絶縁膜 37 コントロールゲート 41 フラッシュメモリ 42 ワンチップマイコン 43 セクタ管理テーブル/書き換え回数管理テーブル 44 ECC回路 45 標準バスインターフェイス部 46 ライトバッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みまたは消去可能な不揮発性記憶
    素子を有し、この不揮発性記憶素子における書き込みま
    たは消去判定の救済機能を持つ不揮発性半導体記憶装置
    であって、各データ線によりゲート制御される複数のM
    OSトランジスタからなり、前記不揮発性記憶素子の書
    き込みまたは消去の終了を示す一致回路と、前記複数の
    MOSトランジスタのドレイン共有線の電位を検知し、
    前記一致回路による書き込みまたは消去の終了を判定す
    る一致判定回路とを有することを特徴とする不揮発性半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置
    であって、前記書き込みの判定および前記消去の判定の
    度に、書き込みデータまたは消去データを有するセンス
    ラッチ回路の中に書き込みまたは消去の終了する特定の
    データを外部より書き込みにいくことを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置
    であって、前記一致回路に切断可能な導電素材を用い、
    救済単位もしくは救済済み単位分に区切られたブロック
    の不良箇所を前記導電素材の切断によりグランドに流れ
    る電流パスを切ることを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の不揮発性半
    導体記憶装置であって、前記不揮発性半導体記憶装置
    は、フラッシュEEPROMであることを特徴とする不
    揮発性半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020694A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性メモリ装置、不揮発性メモリ装置の消去方法、不揮発性メモリ装置の動作方法、不揮発性メモリ装置を含むメモリシステム、メモリシステムの動作方法、不揮発性メモリ装置を含むメモリカード、及びソリッドステートドライブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020694A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性メモリ装置、不揮発性メモリ装置の消去方法、不揮発性メモリ装置の動作方法、不揮発性メモリ装置を含むメモリシステム、メモリシステムの動作方法、不揮発性メモリ装置を含むメモリカード、及びソリッドステートドライブ
US9431115B2 (en) 2011-07-12 2016-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Erase system and method of nonvolatile memory device

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