JPH11260949A - セラミックパッケージ及びその製造方法 - Google Patents
セラミックパッケージ及びその製造方法Info
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- JPH11260949A JPH11260949A JP10060758A JP6075898A JPH11260949A JP H11260949 A JPH11260949 A JP H11260949A JP 10060758 A JP10060758 A JP 10060758A JP 6075898 A JP6075898 A JP 6075898A JP H11260949 A JPH11260949 A JP H11260949A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metallized layer
- brazing
- ceramic
- seal ring
- ceramic package
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セラミック基板31よりメタライズ層32が
剥離するおそれがあり、キャビティ31c内を確実に封
止することが難しかった。 【解決手段】 キャビティ31cが形成されたセラミッ
ク基板31と、セラミック基板31の上部に形成された
メタライズ層32と、メタライズ層32の上方に配設さ
れたシールリング33と、シールリング33及びメタラ
イズ層32を接合するロウ付け部14とを備えたセラミ
ックパッケージ10において、ロウ付け部14のメニス
カス先端部14bをメタライズ層32の外縁部32a内
側に位置させる。
剥離するおそれがあり、キャビティ31c内を確実に封
止することが難しかった。 【解決手段】 キャビティ31cが形成されたセラミッ
ク基板31と、セラミック基板31の上部に形成された
メタライズ層32と、メタライズ層32の上方に配設さ
れたシールリング33と、シールリング33及びメタラ
イズ層32を接合するロウ付け部14とを備えたセラミ
ックパッケージ10において、ロウ付け部14のメニス
カス先端部14bをメタライズ層32の外縁部32a内
側に位置させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミックパッケー
ジ及びその製造方法に関し、より詳細には例えば携帯用
電話等に搭載され、そのキャビティ内に水晶振動子やI
Cチップ等の素子(チップ)が実装されるセラミックパ
ッケージ及びその製造方法に関する。
ジ及びその製造方法に関し、より詳細には例えば携帯用
電話等に搭載され、そのキャビティ内に水晶振動子やI
Cチップ等の素子(チップ)が実装されるセラミックパ
ッケージ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用電話等に搭載されるセラミックパ
ッケージとしては、種々のものが開発されている。図4
は従来のこの種セラミックパッケージを摸式的に示した
断面図であり、図中31はセラミック基板を示してい
る。セラミック基板31は例えばアルミナ(以下、Al2O
3 と記す)原料等を用いて略直方体形状に形成されてお
り、セラミック基板31上部の略中央には略直方体形状
をしたキャビティ31cが形成され、キャビティ31c
内には水晶振動子やICチップ等の素子部品(共に図示
せず)が実装されるようになっている。セラミック基板
31上部には例えばタングステン(以下、Wと記す)材
料を用いたメタライズ層32が形成され、メタライズ層
32の外縁部32a近傍は略刃先形状のように次第に薄
くなっており、またセラミック基板31のエッジ部31
d上面とメタライズ層32上面とは同一平面となってい
る。メタライズ層32の上方にはシールリング33が配
設されており、シールリング33は例えばコバール(Ko
var:Fe-Ni-Co合金、ウェスチングハウス社の商品名)を
用いて平面視略ロの字形状に形成されている。シールリ
ング33とメタライズ層32とは銀ロウ材料を用いたロ
ウ付け部34を介して接続され、ロウ付け部34の外側
表面34aは略メニスカス形状に湾曲しており、このメ
ニスカス先端部34bは外縁部32a上に位置してい
る。さらにシールリング33上には、ロウラ電極を用い
て断続的に電流を流す方法(シームウエルド法)により
金属製のリッド35が取り付けられており、これらリッ
ド35、シールリング33等によりキャビティ31c内
が封止されるようになっている。
ッケージとしては、種々のものが開発されている。図4
は従来のこの種セラミックパッケージを摸式的に示した
断面図であり、図中31はセラミック基板を示してい
る。セラミック基板31は例えばアルミナ(以下、Al2O
3 と記す)原料等を用いて略直方体形状に形成されてお
り、セラミック基板31上部の略中央には略直方体形状
をしたキャビティ31cが形成され、キャビティ31c
内には水晶振動子やICチップ等の素子部品(共に図示
せず)が実装されるようになっている。セラミック基板
31上部には例えばタングステン(以下、Wと記す)材
料を用いたメタライズ層32が形成され、メタライズ層
32の外縁部32a近傍は略刃先形状のように次第に薄
くなっており、またセラミック基板31のエッジ部31
d上面とメタライズ層32上面とは同一平面となってい
る。メタライズ層32の上方にはシールリング33が配
設されており、シールリング33は例えばコバール(Ko
var:Fe-Ni-Co合金、ウェスチングハウス社の商品名)を
用いて平面視略ロの字形状に形成されている。シールリ
ング33とメタライズ層32とは銀ロウ材料を用いたロ
ウ付け部34を介して接続され、ロウ付け部34の外側
表面34aは略メニスカス形状に湾曲しており、このメ
ニスカス先端部34bは外縁部32a上に位置してい
る。さらにシールリング33上には、ロウラ電極を用い
て断続的に電流を流す方法(シームウエルド法)により
金属製のリッド35が取り付けられており、これらリッ
ド35、シールリング33等によりキャビティ31c内
が封止されるようになっている。
【0003】これらセラミック基板31、メタライズ層
32、シールリング33、ロウ付け部34、リッド35
等を含んでセラミックパッケージ30が構成されてい
る。
32、シールリング33、ロウ付け部34、リッド35
等を含んでセラミックパッケージ30が構成されてい
る。
【0004】このように構成されたセラミックパッケー
ジ30を製造する場合、図5(a)に示したように、ま
ずAl2O3 原料等を含み、略平板形状をしたグリーンシー
ト31a、31bを形成する。またグリーンシート31
a上にWペースト32bを印刷した後に打ち抜き加工を
行い、グリーンシート31a及びWペースト32bの略
中央部に略直方体形状の貫通孔31eを形成する。次に
図5(b)に示したように、グリーンシート31a、3
1bを積層し、所定温度で熱圧着・焼成処理を施すと、
キャビティ31cを備えると共に、メタライズ層32が
セラミック基板31上部に押し込まれた態様のセラミッ
ク基板31が形成される。次に図5(c)に示したよう
に、所定量の銀ロウ材料を介してメタライズ層32上の
所定箇所にシールリング33を配置し、前記銀ロウ材料
等を加熱する。するとこの銀ロウ材料が溶融してメタラ
イズ層32上面を濡らしてゆき、メニスカス先端部34
bが外縁部32aの位置まで到達する。そして前記銀ロ
ウ材料が凝固すると、シールリング33がロウ付け部3
4を介してメタライズ層32上に接合される。
ジ30を製造する場合、図5(a)に示したように、ま
ずAl2O3 原料等を含み、略平板形状をしたグリーンシー
ト31a、31bを形成する。またグリーンシート31
a上にWペースト32bを印刷した後に打ち抜き加工を
行い、グリーンシート31a及びWペースト32bの略
中央部に略直方体形状の貫通孔31eを形成する。次に
図5(b)に示したように、グリーンシート31a、3
1bを積層し、所定温度で熱圧着・焼成処理を施すと、
キャビティ31cを備えると共に、メタライズ層32が
セラミック基板31上部に押し込まれた態様のセラミッ
ク基板31が形成される。次に図5(c)に示したよう
に、所定量の銀ロウ材料を介してメタライズ層32上の
所定箇所にシールリング33を配置し、前記銀ロウ材料
等を加熱する。するとこの銀ロウ材料が溶融してメタラ
イズ層32上面を濡らしてゆき、メニスカス先端部34
bが外縁部32aの位置まで到達する。そして前記銀ロ
ウ材料が凝固すると、シールリング33がロウ付け部3
4を介してメタライズ層32上に接合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したセラミックパ
ッケージ30においては、セラミック基板31に比べて
シールリング33の熱膨張係数が大きく、ロウ付け後の
冷却時にメニスカス先端部34bに矢印A方向の応力が
発生し易い。この応力Aの作用点であるメニスカス先端
部34bは外縁部32a上に位置しており、この外縁部
32a近傍は厚さが薄く、強度が比較的に弱いので、外
縁部32aを起点としてセラミック基板31よりメタラ
イズ層32が剥離し、その結果、封止不良が生じるおそ
れがあるという課題があった。
ッケージ30においては、セラミック基板31に比べて
シールリング33の熱膨張係数が大きく、ロウ付け後の
冷却時にメニスカス先端部34bに矢印A方向の応力が
発生し易い。この応力Aの作用点であるメニスカス先端
部34bは外縁部32a上に位置しており、この外縁部
32a近傍は厚さが薄く、強度が比較的に弱いので、外
縁部32aを起点としてセラミック基板31よりメタラ
イズ層32が剥離し、その結果、封止不良が生じるおそ
れがあるという課題があった。
【0006】またロウ付け工程直後にはメタライズ層3
2に剥離が生じていなくても、メニスカス先端部34b
近傍に内部応力Aが残存し易く、シームウエルド法等に
よりシールリング33上にリッド35を取り付ける際、
発生した熱衝撃と前記内部応力Aとの相乗作用に基づ
き、外縁部32aを起点としてメタライズ層32が剥離
し、その結果、封止不良が生じるおそれがあるという課
題があった。
2に剥離が生じていなくても、メニスカス先端部34b
近傍に内部応力Aが残存し易く、シームウエルド法等に
よりシールリング33上にリッド35を取り付ける際、
発生した熱衝撃と前記内部応力Aとの相乗作用に基づ
き、外縁部32aを起点としてメタライズ層32が剥離
し、その結果、封止不良が生じるおそれがあるという課
題があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、セラミック基板よりメタライズ層が剥離するのを防
止することができ、この結果、キャビティ内を確実に封
止することができるセラミックパッケージを提供するこ
とを目的としている。
り、セラミック基板よりメタライズ層が剥離するのを防
止することができ、この結果、キャビティ内を確実に封
止することができるセラミックパッケージを提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るセラミックパッケージは、
キャビティが形成されたセラミック基板と、該セラミッ
ク基板の上部に形成されたメタライズ層と、該メタライ
ズ層の上方に配設されたシールリングと、該シールリン
グ及び前記メタライズ層を接合するロウ付け部とを備え
たセラミックパッケージにおいて、前記ロウ付け部のメ
ニスカス先端部が前記メタライズ層の外縁部内側に位置
していることを特徴としている(1)。
達成するために本発明に係るセラミックパッケージは、
キャビティが形成されたセラミック基板と、該セラミッ
ク基板の上部に形成されたメタライズ層と、該メタライ
ズ層の上方に配設されたシールリングと、該シールリン
グ及び前記メタライズ層を接合するロウ付け部とを備え
たセラミックパッケージにおいて、前記ロウ付け部のメ
ニスカス先端部が前記メタライズ層の外縁部内側に位置
していることを特徴としている(1)。
【0009】上記したセラミックパッケージによれば、
キャビティが形成されたセラミック基板と、該セラミッ
ク基板の上部に形成されたメタライズ層と、該メタライ
ズ層の上方に配設されたシールリングと、該シールリン
グ及び前記メタライズ層を接合するロウ付け部とを備え
たセラミックパッケージにおいて、前記ロウ付け部のメ
ニスカス先端部が前記メタライズ層の外縁部内側に位置
しており、該外縁部内側は前記メタライズ層の厚さが比
較的に厚く、強度が比較的に強いので、ロウ付けの際に
前記メニスカス先端部に応力が作用しても、あるいはリ
ッドを取り付ける際に熱衝撃が加えられた場合において
も、前記セラミック基板より前記メタライズ層が剥離す
るのを防止することができ、この結果、封止不良の発生
を確実に阻止することができる。
キャビティが形成されたセラミック基板と、該セラミッ
ク基板の上部に形成されたメタライズ層と、該メタライ
ズ層の上方に配設されたシールリングと、該シールリン
グ及び前記メタライズ層を接合するロウ付け部とを備え
たセラミックパッケージにおいて、前記ロウ付け部のメ
ニスカス先端部が前記メタライズ層の外縁部内側に位置
しており、該外縁部内側は前記メタライズ層の厚さが比
較的に厚く、強度が比較的に強いので、ロウ付けの際に
前記メニスカス先端部に応力が作用しても、あるいはリ
ッドを取り付ける際に熱衝撃が加えられた場合において
も、前記セラミック基板より前記メタライズ層が剥離す
るのを防止することができ、この結果、封止不良の発生
を確実に阻止することができる。
【0010】また本発明に係るセラミックパッケージの
製造方法は、セラミックパッケージ(1)の製造方法に
おいて、通常より少量のロウ付け部材を用いてメタライ
ズ層上にシールリングをロウ付けする工程と、該ロウ付
けしたロウ付け部の表面部分をエッチング溶液を用いて
エッチング除去する工程とを含むことを特徴としている
(1)。
製造方法は、セラミックパッケージ(1)の製造方法に
おいて、通常より少量のロウ付け部材を用いてメタライ
ズ層上にシールリングをロウ付けする工程と、該ロウ付
けしたロウ付け部の表面部分をエッチング溶液を用いて
エッチング除去する工程とを含むことを特徴としている
(1)。
【0011】上記したセラミックパッケージの製造方法
(1)によれば、ロウ付け工程において通常より少量の
ロウ付け部材を用いてメタライズ層上にシールリングを
ロウ付けするので、メニスカス先端部を前記メタライズ
層の外縁部の内側に位置させることができ、この結果、
ロウ付け工程の際に前記メニスカス先端部に応力が作用
した場合においても、前記セラミック基板より前記メタ
ライズ層が剥離するのを確実に防止することができる。
また前記ロウ付け部の表面部分をエッチング溶液を用い
てエッチング除去するので、前記メニスカス先端部を前
記メタライズ層の前記外縁部の一層内側に位置させるこ
とができ、リッドを取り付ける際に熱衝撃が加えられた
場合においても、前記セラミック基板より前記メタライ
ズ層が剥離するのを確実に防止することができる。
(1)によれば、ロウ付け工程において通常より少量の
ロウ付け部材を用いてメタライズ層上にシールリングを
ロウ付けするので、メニスカス先端部を前記メタライズ
層の外縁部の内側に位置させることができ、この結果、
ロウ付け工程の際に前記メニスカス先端部に応力が作用
した場合においても、前記セラミック基板より前記メタ
ライズ層が剥離するのを確実に防止することができる。
また前記ロウ付け部の表面部分をエッチング溶液を用い
てエッチング除去するので、前記メニスカス先端部を前
記メタライズ層の前記外縁部の一層内側に位置させるこ
とができ、リッドを取り付ける際に熱衝撃が加えられた
場合においても、前記セラミック基板より前記メタライ
ズ層が剥離するのを確実に防止することができる。
【0012】また本発明に係るセラミックパッケージの
製造方法は、セラミックパッケージ(1)の製造方法に
おいて、少なくともメタライズ層上の外縁部内側より外
周の部分にセラミックペーストを塗布する工程と、前記
メタライズ層上にシールリングをロウ付けする工程とを
含むことを特徴としている(2)。
製造方法は、セラミックパッケージ(1)の製造方法に
おいて、少なくともメタライズ層上の外縁部内側より外
周の部分にセラミックペーストを塗布する工程と、前記
メタライズ層上にシールリングをロウ付けする工程とを
含むことを特徴としている(2)。
【0013】上記したセラミックパッケージの製造方法
(2)によれば、少なくともメタライズ層上の外縁部内
側より外周の部分にセラミックペーストを塗布する工程
と、前記メタライズ層上にシールリングをロウ付けする
工程とを含んでいるので、該ロウ付け工程の際、溶融し
たロウ付け部材が前記外縁部に到達するのを前記セラミ
ックペーストにより阻止することができ、この結果、メ
ニスカス先端部を前記メタライズ層の前記外縁部の内側
に確実に位置させることができる。
(2)によれば、少なくともメタライズ層上の外縁部内
側より外周の部分にセラミックペーストを塗布する工程
と、前記メタライズ層上にシールリングをロウ付けする
工程とを含んでいるので、該ロウ付け工程の際、溶融し
たロウ付け部材が前記外縁部に到達するのを前記セラミ
ックペーストにより阻止することができ、この結果、メ
ニスカス先端部を前記メタライズ層の前記外縁部の内側
に確実に位置させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るセラミックパ
ッケージの実施の形態を図面に基づいて説明する。な
お、従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号
を付すこととする。図1は実施の形態(1)に係るセラ
ミックパッケージを摸式的に示した斜視図であり、図中
31はセラミック基板を示している。図4に示したもの
と同様、セラミック基板31は例えばAl2O3 原料等を用
いて長さがLの略直方体形状に形成され、セラミック基
板31上部の略中央には略直方体形状をしたキャビティ
31cが形成されており、キャビティ31c内には水晶
振動子やICチップ等のチップ部品(共に図示せず)が
実装されるようになっている。セラミック基板31上部
には例えばW材料を用いた厚さがtのメタライズ層32
が形成され、メタライズ層32の外縁部32a近傍は略
刃先形状のように次第に薄くなっており、またセラミッ
ク基板31のエッジ部31d上面とメタライズ層32上
面とは同一平面となっている。メタライズ層32の上方
にはシールリング33が配設されており、シールリング
33は例えばコバールを用いて平面視略ロの字形状に形
成されている。
ッケージの実施の形態を図面に基づいて説明する。な
お、従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号
を付すこととする。図1は実施の形態(1)に係るセラ
ミックパッケージを摸式的に示した斜視図であり、図中
31はセラミック基板を示している。図4に示したもの
と同様、セラミック基板31は例えばAl2O3 原料等を用
いて長さがLの略直方体形状に形成され、セラミック基
板31上部の略中央には略直方体形状をしたキャビティ
31cが形成されており、キャビティ31c内には水晶
振動子やICチップ等のチップ部品(共に図示せず)が
実装されるようになっている。セラミック基板31上部
には例えばW材料を用いた厚さがtのメタライズ層32
が形成され、メタライズ層32の外縁部32a近傍は略
刃先形状のように次第に薄くなっており、またセラミッ
ク基板31のエッジ部31d上面とメタライズ層32上
面とは同一平面となっている。メタライズ層32の上方
にはシールリング33が配設されており、シールリング
33は例えばコバールを用いて平面視略ロの字形状に形
成されている。
【0015】シールリング33とメタライズ層32とは
銀ロウ材料を用いたロウ付け部14を介して接合され、
ロウ付け部14の外側表面14aは略メニスカス形状に
湾曲しており、このメニスカス先端部14bは外縁部3
2aより内側(外縁部32aとメニスカス先端部14b
との距離がd2 )に位置するように設定されている。こ
れらロウ付け部14、セラミック基板31、メタライズ
層32、シールリング33等を含んでセラミックパッケ
ージ10が構成されている。さらにシールリング33上
にはシームウエルド法等により金属製のリッド35(図
4)が取り付けられるようになっており、このリッド3
5等によりキャビティ31c内が封止されるようになっ
ている。
銀ロウ材料を用いたロウ付け部14を介して接合され、
ロウ付け部14の外側表面14aは略メニスカス形状に
湾曲しており、このメニスカス先端部14bは外縁部3
2aより内側(外縁部32aとメニスカス先端部14b
との距離がd2 )に位置するように設定されている。こ
れらロウ付け部14、セラミック基板31、メタライズ
層32、シールリング33等を含んでセラミックパッケ
ージ10が構成されている。さらにシールリング33上
にはシームウエルド法等により金属製のリッド35(図
4)が取り付けられるようになっており、このリッド3
5等によりキャビティ31c内が封止されるようになっ
ている。
【0016】図2は実施の形態(1)に係るセラミック
パッケージの製造工程を概略的に示した断面図であり、
(a)、(b)は第3、第4工程を示している。第1、
第2工程は図5(a)、(b)に示した場合と同様であ
るので、ここではその工程の詳細な説明は省略すること
とする。第3工程においてはロウ付け部材として通常よ
り少量の例えば銀ロウ材料等を用い、この銀ロウ材料を
介してメタライズ層32上の所定箇所にシールリング3
3を配置した後、前記銀ロウ材料等を加熱する。すると
溶融した銀ロウ材料がメタライズ層32上を濡らしなが
ら流動してゆき、外縁部32aより内側の位置(外縁部
32aとメニスカス先端部15bとの距距離がd1 )に
おいてメニスカス先端部15bが停止・凝固し、ロウ付
け部15を介してシールリング33及びメタライズ層3
2が接合される(a)。次に第4工程において10%シ
アン系エッチング液等のエッチング溶液中にロウ付け部
15を所定時間浸漬し、ロウ付け部15の表面15aよ
り所定量の銀ロウをエッチング除去すると、ロウ付け部
14のメニスカス先端部14bが外縁部32aより一層
内側の位置(距離がd2 >d1 )に後退する(b)。
パッケージの製造工程を概略的に示した断面図であり、
(a)、(b)は第3、第4工程を示している。第1、
第2工程は図5(a)、(b)に示した場合と同様であ
るので、ここではその工程の詳細な説明は省略すること
とする。第3工程においてはロウ付け部材として通常よ
り少量の例えば銀ロウ材料等を用い、この銀ロウ材料を
介してメタライズ層32上の所定箇所にシールリング3
3を配置した後、前記銀ロウ材料等を加熱する。すると
溶融した銀ロウ材料がメタライズ層32上を濡らしなが
ら流動してゆき、外縁部32aより内側の位置(外縁部
32aとメニスカス先端部15bとの距距離がd1 )に
おいてメニスカス先端部15bが停止・凝固し、ロウ付
け部15を介してシールリング33及びメタライズ層3
2が接合される(a)。次に第4工程において10%シ
アン系エッチング液等のエッチング溶液中にロウ付け部
15を所定時間浸漬し、ロウ付け部15の表面15aよ
り所定量の銀ロウをエッチング除去すると、ロウ付け部
14のメニスカス先端部14bが外縁部32aより一層
内側の位置(距離がd2 >d1 )に後退する(b)。
【0017】上記説明から明らかなように、実施の形態
(1)に係るセラミックパッケージ10では、キャビテ
ィ31cが形成されたセラミック基板31と、セラミッ
ク基板31の上部に形成されたメタライズ層32と、メ
タライズ層32の上方に配設されたシールリング33
と、シールリング33及びメタライズ層32を接合する
ロウ付け部14とを備えたセラミックパッケージ10に
おいて、ロウ付け部14のメニスカス先端部14bがメ
タライズ層32の外縁部32a内側(距離d2 )に位置
しており、外縁部32a内側はメタライズ層32の厚さ
が比較的に厚く、強度が比較的に強いので、ロウ付けの
際にメニスカス先端部14bに応力が発生した場合、あ
るいはリッド35(図4)を取り付ける際に熱衝撃が加
えられた場合においても、セラミック基板31よりメタ
ライズ層32が剥離するのを防止することができ、この
結果、封止不良の発生を確実に阻止することができる。
(1)に係るセラミックパッケージ10では、キャビテ
ィ31cが形成されたセラミック基板31と、セラミッ
ク基板31の上部に形成されたメタライズ層32と、メ
タライズ層32の上方に配設されたシールリング33
と、シールリング33及びメタライズ層32を接合する
ロウ付け部14とを備えたセラミックパッケージ10に
おいて、ロウ付け部14のメニスカス先端部14bがメ
タライズ層32の外縁部32a内側(距離d2 )に位置
しており、外縁部32a内側はメタライズ層32の厚さ
が比較的に厚く、強度が比較的に強いので、ロウ付けの
際にメニスカス先端部14bに応力が発生した場合、あ
るいはリッド35(図4)を取り付ける際に熱衝撃が加
えられた場合においても、セラミック基板31よりメタ
ライズ層32が剥離するのを防止することができ、この
結果、封止不良の発生を確実に阻止することができる。
【0018】また、実施の形態(1)に係るセラミック
パッケージ10の製造方法では、ロウ付け工程において
通常より少量の銀ロウ材料を用いてメタライズ層32上
にシールリング33をロウ付けするので、メニスカス先
端部15bをメタライズ層32の外縁部32aの内側
(距離d1 )に位置させることができ、この結果、ロウ
付け工程の際にメニスカス先端部15bに応力が作用し
ても、セラミック基板31よりメタライズ層32が剥離
するのを確実に防止することができる。またロウ付け部
15の表面15a部分をエッチング溶液を用いてエッチ
ング除去するので、メニスカス先端部14bをメタライ
ズ層32の外縁部32aの一層内側(距離d2 )に位置
させることができ、リッド35(図4)を取り付けた際
に熱衝撃が加えられた場合においても、セラミック基板
31よりメタライズ層32が剥離するのを確実に防止す
ることができる。
パッケージ10の製造方法では、ロウ付け工程において
通常より少量の銀ロウ材料を用いてメタライズ層32上
にシールリング33をロウ付けするので、メニスカス先
端部15bをメタライズ層32の外縁部32aの内側
(距離d1 )に位置させることができ、この結果、ロウ
付け工程の際にメニスカス先端部15bに応力が作用し
ても、セラミック基板31よりメタライズ層32が剥離
するのを確実に防止することができる。またロウ付け部
15の表面15a部分をエッチング溶液を用いてエッチ
ング除去するので、メニスカス先端部14bをメタライ
ズ層32の外縁部32aの一層内側(距離d2 )に位置
させることができ、リッド35(図4)を取り付けた際
に熱衝撃が加えられた場合においても、セラミック基板
31よりメタライズ層32が剥離するのを確実に防止す
ることができる。
【0019】図3は実施の形態(2)に係るセラミック
パッケージの製造工程を概略的に示した断面図であり、
(a)、(b)は第3、第4工程を示している。第1、
第2工程は図5(a)、(b)に示した場合と同様であ
るので、ここではその工程の詳細な説明は省略すること
とする。第3工程においてはメタライズ層32上の外縁
部32a内側より外周の部分と、セラミック基板31の
エッジ部31d上の部分とにセラミックペーストを塗布
し、所定温度で焼成して堰き止め部26を形成する
(a)。次に第4工程において通常より少量の例えば銀
ロウ材料等を用い、この銀ロウ材料を介してメタライズ
層32上の所定箇所にシールリング33を配置した後、
前記銀ロウ材料等を加熱する。すると溶融した銀ロウ材
料がメタライズ層32上を濡らしながら流動してゆき、
堰き止め部26においてメニスカス先端部24bが堰き
止められて凝固する。そしてロウ付け部24を介してシ
ールリング33及びメタライズ層32が接合され、セラ
ミックパッケージ20が製造される(b)。
パッケージの製造工程を概略的に示した断面図であり、
(a)、(b)は第3、第4工程を示している。第1、
第2工程は図5(a)、(b)に示した場合と同様であ
るので、ここではその工程の詳細な説明は省略すること
とする。第3工程においてはメタライズ層32上の外縁
部32a内側より外周の部分と、セラミック基板31の
エッジ部31d上の部分とにセラミックペーストを塗布
し、所定温度で焼成して堰き止め部26を形成する
(a)。次に第4工程において通常より少量の例えば銀
ロウ材料等を用い、この銀ロウ材料を介してメタライズ
層32上の所定箇所にシールリング33を配置した後、
前記銀ロウ材料等を加熱する。すると溶融した銀ロウ材
料がメタライズ層32上を濡らしながら流動してゆき、
堰き止め部26においてメニスカス先端部24bが堰き
止められて凝固する。そしてロウ付け部24を介してシ
ールリング33及びメタライズ層32が接合され、セラ
ミックパッケージ20が製造される(b)。
【0020】上記説明から明らかなように、実施の形態
(2)に係るセラミックパッケージ20の製造方法によ
れば、少なくともメタライズ層32上の外縁部32a内
側より外周の部分にセラミックペーストを塗布する工程
と、メタライズ層32上にシールリング33をロウ付け
する工程とを含んでいるので、このロウ付け工程の際、
溶融した銀ロウ材料が外縁部32aに到達するのを堰き
止め部26により阻止することができ、この結果、メニ
スカス先端部24bをメタライズ層32の外縁部32a
の内側に確実に位置させることができる。
(2)に係るセラミックパッケージ20の製造方法によ
れば、少なくともメタライズ層32上の外縁部32a内
側より外周の部分にセラミックペーストを塗布する工程
と、メタライズ層32上にシールリング33をロウ付け
する工程とを含んでいるので、このロウ付け工程の際、
溶融した銀ロウ材料が外縁部32aに到達するのを堰き
止め部26により阻止することができ、この結果、メニ
スカス先端部24bをメタライズ層32の外縁部32a
の内側に確実に位置させることができる。
【0021】なお、実施の形態(1)、(2)に係るセ
ラミックパッケージ10、20では、いずれもロウ付け
部材として銀ロウ材料を用いた場合について説明した
が、何ら銀ロウ材料に限定されることはなく、別のロウ
付け部材であってもよい。
ラミックパッケージ10、20では、いずれもロウ付け
部材として銀ロウ材料を用いた場合について説明した
が、何ら銀ロウ材料に限定されることはなく、別のロウ
付け部材であってもよい。
【0022】また、実施の形態(1)、(2)に係るセ
ラミックパッケージ10、20では、いずれもメタライ
ズ層32がW材料を用いて形成されている場合について
説明したが、別の実施の形態のものでは、Mo材料であ
ってもよい。
ラミックパッケージ10、20では、いずれもメタライ
ズ層32がW材料を用いて形成されている場合について
説明したが、別の実施の形態のものでは、Mo材料であ
ってもよい。
【0023】
【実施例及び比較例】以下、実施例に係るセラミックパ
ッケージについて引っ張り強度及びリーク発生率を調査
した結果について説明する。実施例に係るセラミックパ
ッケージ10としては、図1、図2に示したものを用い
た。セラミック基板31は約92%のAl2O3 材料を用い
て形成し、長さLは約7mmに設定した。メタライズ層
32はW材料を用いて形成し、厚さtは約2〜3μmに
設定した。ロウ付け部14、15の銀ロウ材料としては
72%Ag−Cu合金を用いた。そしてエッチング量を
変化させ、距離d2 が異なる種々のサンプルを作製し、
シームウエルド法により各シールリング33上にリッド
35を取り付けてリークテストを行った。この後、リッ
ド35及びセラミック基板31に上下方向の引っ張り荷
重を加えて破断させ、この破断面積当りの荷重により引
っ張り強度を演算して評価を行った。なおリークテスト
はリッド35が取り付けられたサンプルをレッド液に浸
漬・加圧した後に洗浄処理を施し、レッド液が染み出し
たか否かによりリークの有無を判定し、サンプル数24
個中のリーク発生個数によりリーク発生率を演算して評
価を行った。なお比較例としては、図4、図5に示した
従来のセラミックパッケージ30を採用した。調査結果
を下記の表1に示した。
ッケージについて引っ張り強度及びリーク発生率を調査
した結果について説明する。実施例に係るセラミックパ
ッケージ10としては、図1、図2に示したものを用い
た。セラミック基板31は約92%のAl2O3 材料を用い
て形成し、長さLは約7mmに設定した。メタライズ層
32はW材料を用いて形成し、厚さtは約2〜3μmに
設定した。ロウ付け部14、15の銀ロウ材料としては
72%Ag−Cu合金を用いた。そしてエッチング量を
変化させ、距離d2 が異なる種々のサンプルを作製し、
シームウエルド法により各シールリング33上にリッド
35を取り付けてリークテストを行った。この後、リッ
ド35及びセラミック基板31に上下方向の引っ張り荷
重を加えて破断させ、この破断面積当りの荷重により引
っ張り強度を演算して評価を行った。なおリークテスト
はリッド35が取り付けられたサンプルをレッド液に浸
漬・加圧した後に洗浄処理を施し、レッド液が染み出し
たか否かによりリークの有無を判定し、サンプル数24
個中のリーク発生個数によりリーク発生率を演算して評
価を行った。なお比較例としては、図4、図5に示した
従来のセラミックパッケージ30を採用した。調査結果
を下記の表1に示した。
【0024】
【表1】
【0025】表1から明らかなように、比較例に係るエ
ッチング無しのものでは16.7%の割合でリーク不良
が発生したが、実施例に係るものではリーク不良が0〜
4.1%に減少し、特に距離d2 が5〜95μmのもの
ではリーク不良が皆無であった。また比較例に係るもの
ではセラミック基板31よりメタライズ層32が剥離し
ており、平均の引っ張り強度が720gf/mm2 と弱
い。一方、実施例に係るものでは平均の引っ張り強度が
820〜1010gf/mm2 にアップした。特に距離
d2 が5〜95μmのものではメタライズ層32の剥離
はなく、メタライズ層32またはロウ付け部14内部に
おいて破壊しており、平均の引っ張り強度が930〜1
010gf/mm2 と強かった。
ッチング無しのものでは16.7%の割合でリーク不良
が発生したが、実施例に係るものではリーク不良が0〜
4.1%に減少し、特に距離d2 が5〜95μmのもの
ではリーク不良が皆無であった。また比較例に係るもの
ではセラミック基板31よりメタライズ層32が剥離し
ており、平均の引っ張り強度が720gf/mm2 と弱
い。一方、実施例に係るものでは平均の引っ張り強度が
820〜1010gf/mm2 にアップした。特に距離
d2 が5〜95μmのものではメタライズ層32の剥離
はなく、メタライズ層32またはロウ付け部14内部に
おいて破壊しており、平均の引っ張り強度が930〜1
010gf/mm2 と強かった。
【図1】本発明に係るセラミックパッケージの実施の形
態(1)を摸式的に示した斜視図である。
態(1)を摸式的に示した斜視図である。
【図2】実施の形態(1)に係るセラミックパッケージ
の製造工程を概略的に示した断面図であり、(a)、
(b)は第3、第4工程を示している。
の製造工程を概略的に示した断面図であり、(a)、
(b)は第3、第4工程を示している。
【図3】実施の形態(2)に係るセラミックパッケージ
の製造工程を概略的に示した断面図であり、(a)、
(b)は第3、第4工程を示している。
の製造工程を概略的に示した断面図であり、(a)、
(b)は第3、第4工程を示している。
【図4】従来のセラミックパッケージを摸式的に示した
断面図である。
断面図である。
【図5】従来のセラミックパッケージの製造工程を概略
的に示した断面図であり、(a)〜(c)は第1〜第3
工程を示している。
的に示した断面図であり、(a)〜(c)は第1〜第3
工程を示している。
10 セラミックパッケージ 14 ロウ付け部 14b メニスカス先端部 31 セラミック基板 31c キャビティ 32 メタライズ層 32a 外縁部 33 シールリング
Claims (3)
- 【請求項1】 キャビティが形成されたセラミック基板
と、該セラミック基板の上部に形成されたメタライズ層
と、該メタライズ層の上方に配設されたシールリング
と、該シールリング及び前記メタライズ層を接合するロ
ウ付け部とを備えたセラミックパッケージにおいて、前
記ロウ付け部のメニスカス先端部が前記メタライズ層の
外縁部内側に位置していることを特徴とするセラミック
パッケージ。 - 【請求項2】 通常より少量のロウ付け部材を用いてメ
タライズ層上にシールリングをロウ付けする工程と、該
ロウ付けしたロウ付け部の表面部分をエッチング溶液を
用いてエッチング除去する工程とを含むことを特徴とす
る請求項1記載のセラミックパッケージの製造方法。 - 【請求項3】 少なくともメタライズ層上の外縁部内側
より外周の部分にセラミックペーストを塗布する工程
と、前記メタライズ層上にシールリングをロウ付けする
工程とを含むことを特徴とする請求項1記載のセラミッ
クパッケージの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10060758A JPH11260949A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | セラミックパッケージ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10060758A JPH11260949A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | セラミックパッケージ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11260949A true JPH11260949A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13151509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10060758A Pending JPH11260949A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | セラミックパッケージ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11260949A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003068900A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-07 | Kyocera Corp | 電子部品収納用パッケージ |
JP2007227456A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体素子用パッケージ |
JP2013239555A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Nippon Steel & Sumikin Electronics Devices Inc | 電子部品素子収納用パッケージ及びその製造方法 |
CN103959461A (zh) * | 2011-12-28 | 2014-07-30 | 日本特殊陶业株式会社 | 陶瓷封装 |
CN117374014A (zh) * | 2023-12-07 | 2024-01-09 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种封装基座及其制备方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05160284A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-25 | Kyocera Corp | 半導体素子収納用パッケージ |
JPH06310614A (ja) * | 1993-04-21 | 1994-11-04 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 半導体素子用パッケージ |
JPH11126847A (ja) * | 1997-10-22 | 1999-05-11 | Kyocera Corp | 電子部品収納用パッケージ |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP10060758A patent/JPH11260949A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05160284A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-25 | Kyocera Corp | 半導体素子収納用パッケージ |
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US9412676B2 (en) * | 2011-12-28 | 2016-08-09 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Ceramic package |
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CN117374014A (zh) * | 2023-12-07 | 2024-01-09 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种封装基座及其制备方法 |
CN117374014B (zh) * | 2023-12-07 | 2024-03-08 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种封装基座及其制备方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040812 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050817 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060425 |