JPH11260622A - ビスマス置換型ガーネット厚膜材料及びその製造方法 - Google Patents

ビスマス置換型ガーネット厚膜材料及びその製造方法

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JPH11260622A
JPH11260622A JP10082569A JP8256998A JPH11260622A JP H11260622 A JPH11260622 A JP H11260622A JP 10082569 A JP10082569 A JP 10082569A JP 8256998 A JP8256998 A JP 8256998A JP H11260622 A JPH11260622 A JP H11260622A
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thick film
garnet
bismuth
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Tadakuni Sato
忠邦 佐藤
Kazumitsu Endo
和光 遠藤
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/08Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
    • H01F10/10Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
    • H01F10/18Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being compounds
    • H01F10/20Ferrites
    • H01F10/24Garnets
    • H01F10/245Modifications for enhancing interaction with electromagnetic wave energy

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Hs等の諸特性に優れた高性能なBi置換型
ガーネット厚膜材料及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 NGG基板上に、Tb,Bi,Fe,A
lを主成分とし、PbOを0〜4.0wt%(0を含ま
ず)含有するBi置換型ガーネット厚膜を液相成長法に
より育成する。その後の熱処理温度は、950〜113
0℃の温度範囲とし、熱処理における雰囲気の酸素濃度
は、10〜100%の範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファラデー効果を
有する光学用ガーネット材料の中でも、特にビスマス
(Bi)置換型ガーネット厚膜材料及びその製造方法に
関し、特に、液相成長法(LPE法)にて育成した(T
b,Bi)3(Fe,Al)512系ガーネット単結晶厚
膜材料及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信において、ファラデー回転
を応用したデバイスが開発、実用化されている。また、
光通信の中でも半導体レーザを使用した場合、光ファイ
バーケーブルやコネクタ等からの反射光が発振部に戻る
と発振が不安定となったり、停止する状態となる。それ
ゆえ、戻り光を遮断し、安定した発振状態を確保するた
めに、光アイソレータが使用されている。
【0003】大きなファラデー回転を有するBi置換型
希土類鉄ガーネットは、LPE法、フラックス法等で育
成され、近赤外線領域でのアイソレータに使用されてい
る。特に、LPE法で育成されるガーネット厚膜は、生
産性に優れ、現在では、ほとんどこの方法で生産されて
いる。
【0004】このLPE法で製造された市販のBi置換
型ガーネット厚膜は、GdBi系ガーネットとTbBi
系ガーネットに分けられる。前者は、結晶の格子定数が
大きいのでNGG基板(格子定数約12.509オング
ストローム)上に、後者は、結晶の格子定数が小さいの
で、SGGG基板(格子定数約12.496オングスト
ローム)上に育成するが、これは、厚膜を安定して育成
することができるためで、製造上の常識となっている。
【0005】市販されているGdBi系ガーネットは、
必要な印加磁界が小さくて済むものの、温度特性(低温
域での使用可能温度範囲が狭い、温度変化率が大きい)
が劣るという欠点がある。一方、TbBi系ガーネット
は、温度特性は良いが、高い印加磁界を要するという欠
点がある。また、TbBi系ガーネットは、GdBi系
ガーネットに比べ、構成元素の種類から格子定数のばら
つきが本質的に大きくなるSGGG基板を使用するの
で、結晶欠陥や歪が発生しやすく、均質化も劣るという
傾向があった。しかしながら、市場の要求は、温度特性
の良好なTbBi系ガーネットの使用が多くなってい
る。
【0006】TbBi系ガーネットをSGGG基板にて
育成する場合は、Tb2.2Bi0.8Fe512近傍のガー
ネットの組成が適当とされている。このTbBi系ガー
ネット厚膜の光学特性は、ファラデー回転能(θF)が
約750deg/cm、室温近傍におけるファラデー回
転の温度変化率(θF/T)が約0.04deg/℃、挿入
損失(I.L.)が0.1〜0.3dB、飽和磁界(挿入損
失の低下が飽和に達するために必要な最小の磁場である
飽和印加磁界)Hsが約800Oeとなっている。ま
た、この結晶において、約500μm以上の厚膜化は、
割れや結晶欠陥発生のため、製造が容易ではない。
【0007】そのため、TbBi系ガーネットのθF
向上させることにより、必要厚膜を低下させるようにし
ている。それは、従来通りSGGG基板上に育成し、T
bBi系ガーネットの基本組成に対し、Tbの一部をH
oあるいはYbで置換することにより、Bi組成値を増
加するものである。即ち、イオン半径の大きなBiイオ
ンを増加させるために、イオン半径の小さなHoやYb
を多量に置換させている。Ho系ガーネットやYb系ガ
ーネットは、Tb系ガーネットに比べ、室温近傍におけ
る飽和磁化(4πMs)が著しく高いために、TbHo
Bi系ガーネットやTbYbBi系ガーネットのHs
は、1000〜1200Oe程度となってしまう。ま
た、TbBi系ガーネットの特徴であった良好な温度特
性も劣化する傾向となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決し、Hs等の諸特性に優れた高性能なBi置換
型ガーネット厚膜材料及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
SGGG基板に比べ、格子定数の大きいNGG基板にて
TbBi系ガーネットを育成することにより、HoやY
b等のイオン半径の小さな希土類での置換をしないで、
Bi組成値の増大を図ることにより、4πMsと関係す
るHsを押さえて、TbBi系ガーネットの改善を試み
た。その結果、TbBi系ガーネットにて、Feの一部
を少量のAlで置換する手法も含めて、特定なメルト組
成にて、Hsを増加させるYbやHo置換量を必要とせ
ずに、ファラデー回転能が向上できる条件を見出した。
【0010】更に、Tb,Bi,Fe,Alを主成分と
するガーネット厚膜において、このガーネット中にPb
Oを0〜4.0wt%含有することにより、I.L.が明
らかに低減することを見出した。
【0011】本発明によれば、TbBi系ガーネット材
料としての波長1.55μmにおける要求特性をθFを8
00deg/cm以上、Hsを1000Oe以下、θ
F/Tを0.07deg/℃以下、ファラデー回転角が約4
5degにおけるI.L.が0.2dB以下(好ましくは
0.1dB以下)のBi置換型ガーネット厚膜材料が得
られる。
【0012】即ち、本発明は、ガーネット基板上にLP
E法により育成したTb,Bi,Fe,Alを主成分と
するガーネット単結晶厚膜からなるBi置換型ガーネッ
ト厚膜材料において、前記単結晶厚膜中にPbOを0〜
4.0wt%(0を含まず)含有するBi置換型ガーネ
ット厚膜材料である。
【0013】また、本発明は、前記単結晶厚膜を、NG
G基板上に育成する上記のBi置換型ガーネット厚膜材
料の製造方法である。
【0014】また、本発明は、前記単結晶厚膜を、95
0〜1130℃の温度範囲で保持する熱処理を行う上記
のBi置換型ガーネット厚膜材料の製造方法である。
【0015】また、本発明は、前記単結晶厚膜を、10
〜100%の雰囲気の酸素濃度範囲で熱処理を行う上記
のBi置換型ガーネット材料の製造方法である。
【0016】本発明において、PbOを0〜4.0wt
%(0を含まず)としたのは、PbOの微量の含有によ
ってもI.L.の低減効果が認められ、4.0wt%を越
えた場合には、イオンバランスの不整合に起因するI.
L.の著しい増大が認められるからである。
【0017】また、この組成のTbBi系ガーネットを
NGG基板上に育成するのは、SGGG基板上での育成
に比べ、YbやHoの高いHsをもたらすイオン半径の
小さな元素との置換なしに、容易にBi組成値を増加さ
せることができるからである。
【0018】更に、本発明は、このガーネット膜を酸素
濃度が10〜100%の雰囲気中で、950〜1130
℃の温度範囲で熱処理することにより、I.L.の低減を
実現している。熱処理雰囲気の酸素濃度を10〜100
%としたのは、10%未満では、酸素の欠乏により、ガ
ーネット構成元素のイオンバランスの修正が不十分とな
り、I.L.が増大するためである。また、熱処理温度を
950〜1130℃の範囲としたのは、950℃未満で
は、結晶の均質化が不十分でI.L.が殆ど低減せず、一
方、1130℃を越えると、ガーネットの分解が生じ、
I.L.が著しく増大するからである。
【0019】このようなBi置換型ガーネットの液相成
長は、次のようにして行われている。白金るつぼの中
に、PbO、酸化ビスマス(Bi23)、酸化ホウ素
(B23)等をフラックス成分とし、ガーネット成分
[酸化テルビウム(Tb23)、酸化第二鉄(Fe
23)、酸化アルミニウム(Al23)等]を約900
〜1100℃にて溶解して溶液(メルト)を作製した
後、降温し、過飽和溶液状態とする。そのメルトに、ガ
ーネット基板を浸漬し、長時間回転することにより、B
i置換型ガーネット厚膜を育成する。
【0020】育成されるガーネット単結晶の格子定数
は、この基板の格子定数とほぼ同程度に拘束されること
になり、原子の構成比が決定される。従って、過飽和成
分の濃度管理が極めて重要となり、溶液の温度や流動状
態によって育成ガーネットの組成や結晶性が変化し、材
料特性の変化や結晶欠陥や割れの発生を生じる。このL
PE法の現状は、溶液の組成、温度制御や基板との格子
定数差や基板の回転数等を制御することにより、結晶育
成状況を管理している。しかしながら、育成の最適状態
は極めて狭い範囲に限定され、独立に要因を変化させて
調整することは不可能に近い。
【0021】特に、ガーネット結晶厚膜の割れ発生は、
育成基板とガーネットの格子定数や熱膨張が異なること
が主要因となっている。従って、育成されるガーネット
の膜厚が大きくなるに従い、割れ発生の頻度が高くな
る。従って、ガーネット膜のファラデー回転能を向上
し、必要膜厚を低減することは、割れ発生の低減効果を
もたらし、工業上、有益となる。
【0022】なお、LPE法によるTbBi系ガーネッ
ト膜の文献としては、日本応用磁気学会誌Vol.1
1,No.2,1987,P.157や特開昭60−20
8730、特開平2−131216等があげられるが、
これらは、本発明に関する内容を示唆するには至ってい
ない。
【0023】なお、本発明に関して比較的良好な光学特
性を示すガーネットは、主成分の組成比がTb3-xBix
Fe5-yAly12とした場合、x=0.9〜1.5、y=
0.02〜0.52の範囲で得られている。ただし、実施
例においては、その中でも代表的な組成としてx=0.
9〜1.4、y=0.1〜0.5について示している。
【0024】本発明に示した特性について、ガーネット
のI.L.は、光の進行方向における減衰に関するもので
あるから小さい方がよく、θFは高いほど、薄型化が可
能となり、θF/Tは0に近いほど、温度安定性がよい。
Hsは低い方が、ガーネット膜の磁化に使用する永久磁
石の特性を低くできたり、小型化、軽量化が実現でき
る。従って、I.L.の低減、θFの向上、θF/Tの低下、
Hsの低下は工業上、有益となる。
【0025】
【発明の実施の形態】白金るつぼの中に、PbO、Bi
23、B23等をフラックス成分とし、ガーネット成分
(Tb23、Fe23、Al23等)を約900〜11
00℃にて溶解してメルトを作製した後、降温し、過飽
和溶液状態とする。そのメルトに、ガーネット基板を浸
漬し、長時間回転することにより、Bi置換型ガーネッ
ト厚膜を育成する。
【0026】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
【0027】(実施例1)高純度のTb23、Fe
23、Al23、Bi23、PbO及びB23の粉末を
原料として使用し、PbO−Bi23−B23系をフラ
ックスとして、NGG基板(格子定数12.509オン
グストローム)上に、主成分比がTb1.9Bi1. 1Fe
4.7Al0.312で、PbOを約1.0wt%含有する組
成のTbBi系ガーネット厚膜を厚さ約600μmに育
成した。
【0028】また、これと全く同様のメルトを使用し
て、SGGG基板(格子定数12.496オングストロ
ーム)上に約600μmのガーネット厚膜を育成した。
【0029】次に、これらの試料の基板を除去し、両面
を研磨し、波長1.55μmにおけるファラデー回転が
約45degとなる厚さに調整した。なお、上述した組
成は、これら試料の両面について5点ずつEPMA分析
を行い、その平均値として求めたものである。
【0030】次に、これら試料板にSiO2膜による無
反射被覆処理を行った後、電磁石を用いて磁界を約1.
5kOeまで印加していき、波長1.55μmにおい
て、Hs、I.L.、θF及びθF/Tを求めた。その結果を
表1に示す。
【0031】
【0032】表1より、NGG基板上に育成したガーネ
ット厚膜の方が、I.L.、θF及びθF/Tについて明らか
に優れている。また、Hsはやや高くなっているが、実
用上は全く問題とはならない程度の差である。従って、
NGG基板上に育成する方が、明らかに有益であるとい
える。
【0033】(実施例2)実施例1と同様にして、NG
G基板上に、主成分比がTb1.7Bi1.3Fe4.8Al0.2
12で、PbOを0,1.0,2.0,3.0,4.0,
5.0wt%含有する組成のTbBi系ガーネット厚膜
を厚さ約600μmに育成した後、試料を作製し、諸特
性を測定した。
【0034】I.L.とPbO含有量との関係を図1に示
す。なお、すべての試料(0を除く)について、Hs
は、約750Oe、θFは、約1200deg/cm、
θF/Tは、約0.05〜0.06deg/℃であった。
【0035】図1より、PbOの含有により、I.L.
は、減少し、PbOが4.0wt%(0を含まず)を越
える領域で、I.L.は、著しく増加している。従って、
PbOの含有量は、0〜4.0wt%の範囲が有用であ
る。望ましくは、0.3〜3.5wt%の範囲とすること
により、I.L.を0.1dB以下とすることができる。
【0036】(実施例3)実施例1と同様にして、主成
分比がTb2.1Bi0.9Fe4.9Al0.112で、PbOを
約0.5wt%含有するガーネット厚膜を約700μm
に育成した。次に、この試料を約50%の酸素濃度雰囲
気中で、950℃、1000℃、1050℃、1100
℃、1130℃、1150℃の各温度で10時間保持
し、熱処理した。次に、これらの試料の両面について研
磨し、波長1.55μmにおけるファラデー回転が約4
5degとなる厚さに調整した後、諸特性を測定した。
【0037】I.L.と熱処理温度との関係を図2に示
す。なお、すべての試料について、Hsは、約750O
e、θFは、約900deg/cm、θF/Tは、約0.0
4deg/℃であった。
【0038】図2より、熱処理温度が950〜1130
℃の範囲で、熱処理によるI.L.の低減効果が認められ
る。従って、950〜1130℃の温度範囲での熱処理
が有用といえる。
【0039】(実施例4)実施例3と同様にして、主成
分比がTb1.6Bi1.4Fe4.5Al0.512で、PbOを
約4.0wt%含有するガーネット厚膜を約600μm
に育成した。次に、この試料を1050℃の温度で、雰
囲気の酸素濃度を0,10,20,40,60,80,
100%とし、20時間保持して熱処理した後、試料を
作製し、諸特性を測定した。
【0040】I.L.と熱処理雰囲気の酸素濃度との関係
を図3に示す。なお、すべての試料について、Hsは、
約700Oe、θFは、約1300deg/cm、θF/T
は、約0.06deg/℃であった。
【0041】図3より、熱処理雰囲気の酸素濃度が10
〜100%の範囲で、熱処理によるI.L.の低減効果が
認められる。従って、熱処理雰囲気の酸素濃度は10〜
100%が有用といえる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、Hs等の諸特性に優れ
た高性能なBi置換型ガーネット厚膜材料及びその製造
方法を提供することができた。従って、本発明のBi置
換型ガーネット厚膜材料を用いることにより、高性能な
ファラデー回転素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例2において、TbBi系ガーネット厚膜
におけるPbO含有量とI.L.との関係を示す図。
【図2】実施例3において、TbBi系ガーネット厚膜
の熱処理温度とI.L.との関係を示す図。
【図3】実施例4において、TbBi系ガーネット厚膜
の熱処理雰囲気の酸素濃度とI.L.の関係を示す図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガーネット基板上に液相成長法により育
    成したテルビウム(Tb),ビスマス(Bi),鉄(F
    e),アルミニウム(Al)を主成分とするガーネット
    単結晶厚膜からなるビスマス置換型ガーネット厚膜材料
    において、前記単結晶厚膜中に酸化鉛(PbO)を0〜
    4.0wt%(0を含まず)含有することを特徴とする
    ビスマス置換型ガーネット厚膜材料。
  2. 【請求項2】 前記単結晶厚膜を、ネオジム・ガリウム
    ・ガーネット(NGG)基板上に育成することを特徴と
    する請求項1記載のビスマス置換型ガーネット厚膜材料
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記単結晶厚膜を、950〜1130℃
    の温度範囲で保持する熱処理を行うことを特徴とする請
    求項1または2記載のビスマス置換型ガーネット厚膜材
    料の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記単結晶厚膜を、10〜100%の雰
    囲気の酸素濃度範囲で熱処理を行うことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のビスマス置換型ガーネッ
    ト材料の製造方法。
JP10082569A 1998-03-13 1998-03-13 ビスマス置換型ガーネット厚膜材料及びその製造方法 Withdrawn JPH11260622A (ja)

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