JPH1125969A - アルカリ蓄電池用ニッケル電極およびその製造方法 - Google Patents
アルカリ蓄電池用ニッケル電極およびその製造方法Info
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Abstract
ルカリ蓄電池用ニッケル電極を得る。 【解決手段】 水酸化ニッケルを主成分とする水酸化ニ
ッケル活物質の表面に水酸化コバルトを析出させる析出
工程と、この析出工程により水酸化コバルトが析出した
水酸化ニッケル活物質をアルカリ水溶液および酸素の共
存下で加熱処理して水酸化コバルトを結晶性が乱れ、ア
ルカリカチオンを含む高次コバルト化合物とするアルカ
リ熱処理工程と、アルカリ熱処理工程を経た水酸化ニッ
ケル活物質とニッケル価数が2価の水酸化ニッケル活物
質とを混合する混合工程とを備えるようにしている。
Description
酸化ニッケルを用いたニッケル・水素蓄電池、ニッケル
・カドミウム蓄電池、ニッケル・亜鉛蓄電池などのアル
カリ蓄電池のニッケル正極およびその製造方法に係り、
特に、この正極活物質に導電剤を添加したアルカリ蓄電
池用ニッケル電極およびその製造方法に関するものであ
る。
及により従来に増して高性能な蓄電池が要請されてい
る。このような背景にあって、水酸化ニッケルを正極活
物質とするアルカリ蓄電池においても、蓄電池の一層の
高性能化のため、ニッケル電極活物質の利用率を改良す
る方法が種々提案されている。例えば、水酸化ニッケル
活物質に導電補助剤としてコバルト化合物あるいはニッ
ケル金属粉末を添加する方法、水酸化ニッケル活物質の
表面にコバルト化合物あるいはニッケル金属を析出させ
る方法等が提案されている。
導電性が低いが、電池の初回充放電により酸化されて導
電性が良好な高次のコバルト化合物となる。また、その
充放電により、まず、充電により水酸化コバルトが酸化
されて水酸化ニッケル活物質の表面にオキシ水酸化コバ
ルトが析出し、放電により一部のオキシ水酸化コバルト
が還元されて水酸化コバルトが電解液中に溶解する。こ
のように、充放電により溶解析出反応を伴うため、導電
ネットワークが水酸化ニッケル活物質の表面に均一に形
成され、電位的に孤立した部分が少なくなるため、活物
質利用率が向上することとなって、幅広く採用されるよ
うになった。
ニッケル活物質の表面にコバルト化合物を析出させる方
法においては、水酸化ニッケル活物質の表面に均一な導
電層が形成される。ところで、水酸化ニッケル活物質は
下記の(1)式で示すような放電反応が生じる。
2OとOH-が必要であり、また、(1)式の反応は球状
の水酸化ニッケル活物質の表面で起こると考えられるこ
とから、水酸化ニッケル活物質の表面に(1)式の反応
に寄与しないコバルト化合物が均一に存在する状態は不
利となり、逆に活物質利用率が低下するという問題を生
じた。
一な導電層を形成すれば、水酸化ニッケル活物質の表面
近傍まで電解液が行き渡り、(1)式の反応が効率的に
なって活物質利用率が向上するものと考えられるが、水
酸化ニッケル活物質に一様な不均一導電層を形成させる
には生産の安定性に欠けるという問題を生じる。そこ
で、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
製造が容易で、かつ活物質利用率が優れたアルカリ蓄電
池用ニッケル電極を得ることにある。
発明は、水酸化ニッケルを主成分とする正極活物質を備
えたアルカリ蓄電池用ニッケル電極であって、上記課題
を解決するために、請求項1に記載の発明においては、
アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその
表面に有する水酸化ニッケルを主成分とする活物質と、
アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその
表面に有しない水酸化ニッケルを主成分とする活物質と
を混合して備えるようにしている。
いると、アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物
質をその表面に有しない水酸化ニッケル活物質は導電性
物質により導電ネットワークが形成されるので、活物質
利用率が向上する。また、導電性物質はアルカリ水溶液
に対して溶解性の低い物質であるので、電池の充放電に
より導電性物質が電解液中に溶け出すことがないため、
水酸化ニッケル活物質の表面に付着することはない。そ
のため、前記(1)式の反応が効率的に進み、活物質利
用率がさらに向上する。
アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質は金属
ニッケルあるいは2価より価数が大きいコバルト化合物
から選択するようにしている。金属ニッケルあるいは2
価より価数が大きいコバルト化合物はアルカリ水溶液に
対して溶解性が低いことにより前記効果を維持し、導電
性が良好であるので、ニッケル電極内で導電性に優れた
導電ネットワークが形成されるようになり、活物質利用
率が向上する。
アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその
表面に有しない水酸化ニッケルを主成分とする活物質は
導電性物質をその表面に有する水酸化ニッケルを主成分
とする活物質に対して10〜40重量%としている。ア
ルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその表
面に有しない水酸化ニッケルを主成分とする活物質の添
加量が少ないと、この活物質を添加する効果を発揮する
ことができなく、また、この活物質の添加量が多くなる
と、相対的に導電性物質をその表面に有する水酸化ニッ
ケル活物質量が少なくなるために導電ネットワークが形
成されにくくなる。このため、この活物質の添加量は1
0〜40重量%とするのが好ましい。このように、アル
カリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその表面
に有しない水酸化ニッケルを主成分とする活物質の添加
量を規定することにより、電極内に最適な導電ネットワ
ークを形成することが可能となって、活物質利用率がさ
らに向上する。
アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質は全水
酸化ニッケル活物質に対して1〜10重量%としてい
る。水酸化ニッケル活物質の表面に形成する導電性物質
の量が少ないと活物質中に形成される導電ネットワーク
が十分ではなく、また、その量が多くなると電池反応に
寄与する水酸化ニッケル活物質の量が相対的に少なくな
るため、導電性物質は正極活物質全体に対して1〜10
重量%とするのが好ましい。このように、導電性物質の
量を規定することにより、電極内に最適な導電ネットワ
ークを形成することが可能となって、活物質利用率がさ
らに向上する。
とする正極活物質を備えたアルカリ蓄電池用ニッケル電
極の製造方法であって、上記課題を解決するために、請
求項5に記載の発明においては、水酸化ニッケルを主成
分とする水酸化ニッケル活物質の表面に水酸化コバルト
を析出させる析出工程と、この析出工程により水酸化コ
バルトが析出した水酸化ニッケル活物質をアルカリ水溶
液および酸素の共存下で加熱処理して水酸化コバルトを
結晶性が乱れ、アルカリカチオンを含む高次コバルト化
合物とするアルカリ熱処理工程と、アルカリ熱処理工程
を経た水酸化ニッケル活物質とアルカリ水溶液に対して
溶解性の低い導電性物質をその表面に有しない水酸化ニ
ッケル活物質とを混合する混合工程とを備えるようにし
ている。
トが析出した水酸化ニッケル活物質をアルカリ熱処理工
程においてアルカリ水溶液および酸素の共存下で加熱処
理すると、水酸化コバルトは結晶性が乱れ、アルカリ水
溶液中のアルカリカチオンを含む高次コバルト化合物と
なって、水酸化ニッケル活物質の表面に形成される。こ
の高次コバルト化合物は導電性が良好であるため、アル
カリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその表面
に有しない水酸化ニッケル活物質を添加すると、この導
電性物質を有しない水酸化ニッケル活物質は高次コバル
ト化合物により導電ネットワークが形成されるようにな
って、活物質利用率が向上したニッケル電極が得られ
る。また、高次コバルト化合物はアルカリ水溶液に溶解
しにくいので、電池の充放電により高次コバルト化合物
が電解液中に溶け出すことがないため、水酸化ニッケル
活物質の表面に付着することはない。そのため、水酸化
ニッケル活物質の表面のみで電気化学反応が行われるこ
とが防止でき、水酸化ニッケル活物質の内部まで電気化
学反応が行われるようになって活物質利用率がさらに向
上したニッケル電極が得られる。
アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその
表面に有しない水酸化ニッケル活物質はアルカリ熱処理
工程を経た水酸化ニッケル活物質に対して10〜40重
量%となるように規定している。アルカリ水溶液に対し
て溶解性の低い導電性物質をその表面に有しない水酸化
ニッケルを主成分とする活物質の添加量が少ないと、こ
の活物質を添加する効果を発揮することができなく、ま
た、この活物質の添加量が多くなると、相対的に高次コ
バルト化合物をその表面に有する水酸化ニッケル活物質
量が少なくなるために導電ネットワークが形成されにく
くなる。このため、この活物質の添加量は10〜40重
量%とするのが好ましい。このように、アルカリ水溶液
に対して溶解性の低い導電性物質をその表面に有しない
水酸化ニッケルを主成分とする活物質の添加量を規定す
ることにより、電極内に最適な導電ネットワークを形成
することが可能となって、活物質利用率がさらに向上し
たニッケル電極が得られる。
高次コバルト化合物のコバルト量は水酸化ニッケル活物
質全重量に対して1〜10重量%となるようにしてい
る。水酸化ニッケル活物質の表面に形成する高次コバル
ト化合物の量が少ないと活物質中に形成される導電ネッ
トワークが十分ではなく、また、その量が多くなると電
池反応に寄与する水酸化ニッケル活物質の量が相対的に
少なくなるため、コバルト量は全水酸化ニッケル活物質
に対して1〜10重量%とするのが好ましい。このよう
に、高次コバルト化合物の量を規定することにより、電
極内に最適な導電ネットワークを形成することが可能と
なって、活物質利用率がさらに向上したニッケル電極が
得られる。
ト1重量%となるような硫酸ニッケル、硫酸亜鉛、硫酸
コバルトの混合水溶液を攪拌しながら、水酸化ナトリウ
ム水溶液およびアンモニア水溶液を徐々に添加し、反応
溶液中のpHが13〜14になるように維持させて粒状
の水酸化ニッケルを析出させる。
液に、比重1.30の硫酸コバルト水溶液と25重量%
の水酸化ナトリウムを添加し、この反応溶液中のpHが
9〜10になるように維持させて、水酸化ニッケル析出
物を結晶核として、この核の周囲に水酸化コバルトを析
出させる。これらの粒状物を採取し、水洗、乾燥して、
粒状でその表面に水酸化コバルトを形成したニッケル−
亜鉛−コバルト系水酸化ニッケル活物質を作成する。な
お、このようにして、水酸化ニッケル活物質の表面に水
酸化コバルトを形成させると、水酸化ニッケル活物質全
体に対して7重量%の水酸化コバルトが生成される。
トを形成したニッケル−亜鉛−コバルト系水酸化ニッケ
ル活物質を作成すると、水酸化コバルトが粒状水酸化ニ
ッケルの表面を取り巻くように析出する。一方、硫酸コ
バルト水溶液と水酸化ナトリウムからなるアルカリ水溶
液を添加する前の粒状の水酸化ニッケルの内部には少量
の溶解ニッケル化合物が浸透しているが、この溶解ニッ
ケル化合物はアルカリ水溶液の添加により粒子表面に析
出する水酸化コバルトと連続一体的に粒子内部で析出す
る。このため、粒状の水酸化ニッケルの表面に厚く、内
部に薄い状態に水酸化コバルトが偏在形成されることと
なる。
コバルトが形成された粒状の水酸化ニッケル活物質を酸
素雰囲気の熱気流下でアルカリ水溶液(35重量%の水
酸化ナトリウム)を噴霧する。この場合、その表面に水
酸化コバルトが形成された粒状のニッケル活物質の温度
が60℃となるように加熱度合いを調整し、コバルト量
に対して5倍のアルカリ水溶液(35重量%の水酸化ナ
トリウム)を噴霧した後、活物質の温度が90℃に到達
するまで昇温する。
状の水酸化ニッケルの表面に形成された水酸化コバルト
の結晶構造が破壊されて結晶構造に乱れを生じると共
に、水酸化コバルトの酸化が強力に促進されて、その平
均価数が2価より大きい高次のコバルト化合物となる。
このため、導電性のよい高次コバルト化合物をその表面
に偏在形成させた粒状の水酸化ニッケルが形成されるこ
ととなる。また、高次コバルト化合物はアルカリ水溶液
(アルカリ電解液)に溶解しにくい物質である。このよ
うにして作製した導電性のよい高次コバルト化合物をそ
の表面に偏在形成させた粒状の水酸化ニッケルを活物質
Aとする。
鉛3重量%、コバルト1重量%となるような硫酸ニッケ
ル、硫酸亜鉛、硫酸コバルトの混合水溶液を攪拌しなが
ら、水酸化ナトリウム水溶液およびアンモニア水溶液を
徐々に添加し、反応溶液中のpHが13〜14になるよ
うに維持させて粒状の水酸化ニッケルを析出させる。
水洗し、乾燥を行って、ニッケル−亜鉛−コバルト系水
酸化ニッケルの粒状物を得る。このようにして得られた
水酸化ニッケルの粒状物を活物質Bとする。
重量部と、活物質Bを30重量部と、0.2重量%のヒ
ドロキシプロピルセルロース水溶液50重量部とを混合
して攪拌し、本実施例の活物質スラリーを作成する。こ
のようにして作成された活物質スラリー中のコバルト量
は、水酸化ニッケル活物質全体に対して4.9重量%と
なる。
質Bに対して酸化コバルト4.9重量部と、0.2重量
%のヒドロキシプロピルセルロース水溶液50重量部と
を混合して攪拌し、比較例1の活物質スラリーを作成す
る。
この場合は、水酸化ニッケル活物質の表面に生成させる
水酸化コバルトは水酸化ニッケル活物質全体に対して
4.9重量%となるようにしている)100重量部と、
0.2重量%のヒドロキシプロピルセルロース水溶液5
0重量部とを混合して攪拌し、比較例2の活物質スラリ
ーを作成する。
質スラリーをそれぞれ多孔度95%で、厚み1.6mm
の発泡ニッケルからなる基板に充填し、PTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)水溶液に浸漬した後、乾燥を
行う。乾燥後、厚み0.60mmとなるように圧延を行
い非焼結式ニッケル正極を作製した。
ル、コバルト、アルミニウム、およびマンガンを1:
3.6:0.6:0.2:0.6の比率で混合し、この
混合物をアルゴンガス雰囲気の高周波誘導炉で誘導加熱
して合金溶湯となす。この合金溶湯を公知の方法で冷却
し、組成式Mm1.0Ni3.6Co0.6Al0.2Mn0.6で表
される水素吸蔵合金のインゴットを作製する。この水素
吸蔵合金インゴットを機械的に粉砕し、平均粒子径が約
100μmの水素吸蔵合金粉末となし、この水素吸蔵合
金粉末にポリエチレンオキサイド等の結着剤と、適量の
水を加えて混合して水素吸蔵合金ペーストを作製する。
このペーストをパンチングメタルに塗布し、乾燥した
後、厚み0.4mmに圧延して水素吸蔵合金負極を作製
する。
ッケル活物質が約5gとなるように所定寸法に切断した
もの)と水素吸蔵合金負極とをポリプロピレン製不織布
のセパレータを介して卷回して、渦巻状の電極群を作製
した後、この電極群を外装缶に挿入する。その後、外装
缶内に電解液として水酸化カリウム水溶液を注入し、更
に外装缶を封口して、公称容量1.2AHのAAサイズ
のニッケル−水素蓄電池を組み立てる。
の充電電流で16時間充電した後、0.25Cの放電電
流で電池電圧が1.0Vになるまで放電させ、このとき
の放電時間から水酸化ニッケル活物質1g当たりの放電
容量(単位活物質容量)を求めると、下記の表1に示す
ような結果となった。なお、表1において、実施例の活
物質スラリーを用いた電池の単位活物質容量を100と
して求めた。
活物質スラリーを用いたニッケル−水素蓄電池は比較例
1,2の活物質スラリーを用いたニッケル−水素蓄電池
より水酸化ニッケル活物質1g当たりの放電容量(単位
活物質容量)が大きく、比較例2の活物質スラリーを用
いたニッケル−水素蓄電池は比較例1の活物質スラリー
を用いたニッケル−水素蓄電池より水酸化ニッケル活物
質1g当たりの放電容量(単位活物質容量)が大きいこ
とが分かる。
に水酸化コバルトを生成させた後、アルカリ熱処理を施
した活物質Bは、単に、水酸化ニッケル活物質と酸化コ
バルトを混合した活物質Aよりも導電性が優れているた
め、活物質利用率が向上してその単位活物質容量が大き
くなるものと考えることができる。そして、活物質Aに
活物質Bを混合することにより、表面に水酸化コバルト
が生成されていない水酸化ニッケル活物質であっも、表
面に水酸化コバルトが生成された水酸化ニッケル活物質
と導電ネットワークが形成されるため、粒子として電気
的に孤立することがないため、活物質利用率が向上する
とともに、電気化学反応が水酸化ニッケル活物質の表面
で効率的に進行するため、活物質利用率が向上して単位
活物質容量が大きくなるものと考えることができる。
いて検討する。上述の実施例において作成された活物質
Aを95重量部と、活物質Bを5重量部と、0.2重量
%のヒドロキシプロピルセルロース水溶液50重量部と
を混合し、攪拌して作成された活物質スラリーC1とす
る。同様に、活物質Aを90重量部と活物質Bを10重
量部とを用いて作成された活物質スラリーC2とし、活
物質Aを70重量部と活物質Bを30重量部とを用いて
作成された活物質スラリーC3とし、活物質Aを60重
量部と活物質Bを40重量部とを用いて作成された活物
質スラリーC4とし、活物質Aを55重量部と活物質B
を45重量部とを用いて作成された活物質スラリーC5
とする。
C5に用いられる活物質Aの表面に生成されるコバルト
量は、活物質Bを混合した後の全水酸化ニッケル活物質
に対して5重量%となるように調整されている。上述の
ように作製した各スラリーC1,C2,C3,C4,C5を
それぞれ多孔度95%で、厚み1.6mmの発泡ニッケ
ルからなる基板に充填し、PTFE(ポリテトラフルオ
ロエチレン)水溶液に浸漬した後、乾燥を行った後、厚
み0.60mmとなるように圧延を行い非焼結式ニッケ
ル正極をそれぞれ作製する。
極と、上記cの項で作製した水素吸蔵合金負極とをポリ
プロピレン製不織布のセパレータを介して卷回して、渦
巻状の電極群を作製した後、この電極群を外装缶に挿入
する。その後、外装缶内に電解液として水酸化カリウム
水溶液を注入し、更に外装缶を封口して、公称容量1.
2AHのAAサイズのニッケル−水素蓄電池を組み立て
る。
蓄電池を0.1Cの充電電流で16時間充電した後、
0.25Cの放電電流で電池電圧が1.0Vになるまで
放電させ、このときの放電時間から水酸化ニッケル活物
質1g当たりの放電容量(単位活物質容量)を求める
と、下記の表2に示すような結果となった。なお、表2
において、活物質スラリーC3を用いた電池の単位活物
質容量を100として求めた。
添加量が少ないと活物質Bを添加する効果を発揮するこ
とができないためにその単位活物質容量が減少する。ま
た、活物質Bの添加量が多くなると導電ネットワークが
形成されにくくなるために極端にその単位活物質容量が
減少する。したがって、活物質Bの添加量は10〜40
重量%とするのが好ましい。
検討する。上述の実施例と同様にして、重量比でニッケ
ル100に対して亜鉛3重量%、コバルト1重量%とな
るような硫酸ニッケル、硫酸亜鉛、硫酸コバルトの混合
水溶液を攪拌しながら、水酸化ナトリウム水溶液および
アンモニア水溶液を徐々に添加し、反応溶液中のpHが
13〜14になるように維持させて粒状の水酸化ニッケ
ルを析出させる。
液に、比重1.30の硫酸コバルト水溶液と25重量%
の水酸化ナトリウムを添加し、この反応溶液中のpHが
9〜10になるように維持させて、水酸化ニッケル析出
物を結晶核として、この核の周囲に水酸化コバルトを析
出させる。このとき、硫酸コバルト水溶液の添加量を調
整することにより、水酸化コバルトの析出量を調整し、
水酸化ニッケル活物質に対して0.71重量%、1.4
3重量%、7.14重量%、14.3重量%、20.0
重量%の水酸化コバルトをそれぞれ析出させる。
整した粒状物を採取し、水洗、乾燥して、粒状でその表
面に水酸化コバルトを水酸化ニッケル活物質に対して
0.71重量%、1.43重量%、7.14重量%、1
4.3重量%、20.0重量%をそれぞれ形成したニッ
ケル−亜鉛−コバルト系水酸化ニッケル活物質D1,
D2,D3,D4,D5を作成する。
物質D1,D2,D3,D4,D5をそれぞれ上述した実施
例と同様にして、アルカリ熱処理して得られた各活物質
D1,D2,D3,D4,D570重量部と活物質Bを30
重量部とを用いて活物質スラリーD1,D2,D3,D4,
D5をそれぞれ作成する。ここで、各スラリーD1,
D2,D3,D4,D5に用いられる活物質Aの表面に生成
されるコバルト量は、活物質Bを混合した後に全水酸化
ニッケル活物質に対してそれぞれ0.5重量%、1.0
重量%、5.0重量%、10.0重量%、14.0重量
%となる。
D2,D3,D4,D5をそれぞれ多孔度95%で、厚み
1.6mmの発泡ニッケルからなる基板に充填し、PT
FE(ポリテトラフルオロエチレン)水溶液に浸漬した
後、乾燥を行った後、厚み0.60mmとなるように圧
延を行い非焼結式ニッケル正極をそれぞれ作製する。
極と、上記cの項で作製した水素吸蔵合金負極とをポリ
プロピレン製不織布のセパレータを介して卷回して、渦
巻状の電極群を作製した後、この電極群を外装缶に挿入
する。その後、外装缶内に電解液として水酸化カリウム
水溶液を注入し、更に外装缶を封口して、公称容量1.
2AHのAAサイズのニッケル−水素蓄電池を組み立て
る。
蓄電池を0.1Cの充電電流で16時間充電した後、
0.25Cの放電電流で電池電圧が1.0Vになるまで
放電させ、このときの放電時間から水酸化ニッケル活物
質1g当たりの放電容量(単位活物質容量)を求める
と、下記の表3に示すような結果となった。なお、表3
において、活物質スラリーD3を用いた電池の単位活物
質容量を100として求めた。
が少なくても多くても単位活物質容量が減少する。この
理由は次のように考えることができる。即ち、コバルト
量が1.0重量%より少ないと活物質中に形成される導
電ネットワークが十分ではないため、放電時に活物質全
部が還元されることがないため、単位活物質容量が少な
くなるものと考えられる。また、コバルト量が10.0
重量%より多くなると、活物質中に形成される導電ネッ
トワークが十分になるが、直接電気化学反応に関与しな
いコバルト量が直接電気化学反応に関与する水酸化ニッ
ケル活物質量を相対的に少なくするため、単位活物質容
量が少なくなるものと考えられる。
量は1.0〜10重量%とするのが好ましい。なお、上
述の実施形態においては、活物質Aとして水酸化ニッケ
ル活物質の表面に水酸化コバルトを析出させ、この水酸
化コバルトをアルカリ熱処理することにより高次コバル
ト化合物として、アルカリ水溶液(アルカリ電解液)に
対して溶解性の低い導電性物質とする実施例について説
明したが、活物質Aとして水酸化ニッケル活物質の表面
にニッケル金属を析出させるようにしてもよい。このば
あい、ニッケル金属はアルカリ水溶液(アルカリ電解
液)に対して溶解性の低い導電性物質であるので、アル
カリ熱処理を施す必要がない。
Claims (7)
- 【請求項1】 水酸化ニッケルを主成分とする正極活物
質を備えたアルカリ蓄電池用ニッケル電極であって、 アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその
表面に有する水酸化ニッケルを主成分とする活物質と、 アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその
表面に有しない水酸化ニッケルを主成分とする活物質と
を混合して備えたことを特徴とするアルカリ蓄電池用ニ
ッケル電極。 - 【請求項2】 前記アルカリ水溶液に対して溶解性の低
い導電性物質は金属ニッケルあるいは2価より価数が大
きいコバルト化合物から選択するようにしたことを特徴
とする請求項1に記載のアルカリ蓄電池用ニッケル電
極。 - 【請求項3】 前記アルカリ水溶液に対して溶解性の低
い導電性物質をその表面に有しない水酸化ニッケルを主
成分とする活物質は前記導電性物質をその表面に有する
水酸化ニッケルを主成分とする活物質に対して10〜4
0重量%としたことを特徴とする請求項1または請求項
2に記載のアルカリ蓄電池用ニッケル電極。 - 【請求項4】 前記導電性物質は全水酸化ニッケル活物
質に対して1〜10重量%としたことを特徴とする請求
項1から請求項3のいずれかに記載のアルカリ蓄電池用
ニッケル電極。 - 【請求項5】 水酸化ニッケルを主成分とする正極活物
質を備えたアルカリ蓄電池用ニッケル電極の製造方法で
あって、 前記水酸化ニッケルを主成分とする水酸化ニッケル活物
質の表面に水酸化コバルトを析出させる析出工程と、 前記析出工程により水酸化コバルトが析出した水酸化ニ
ッケル活物質をアルカリ水溶液および酸素の共存下で加
熱処理して前記水酸化コバルトを結晶性が乱れ、アルカ
リカチオンを含む高次コバルト化合物とするアルカリ熱
処理工程と、 前記アルカリ熱処理工程を経た水酸化ニッケル活物質と
アルカリ水溶液に対して溶解性の低い導電性物質をその
表面に有しない水酸化ニッケル活物質とを混合する混合
工程とを備えたことを特徴とするアルカリ蓄電池用ニッ
ケル電極の製造方法。 - 【請求項6】 前記アルカリ水溶液に対して溶解性の低
い導電性物質をその表面に有しない水酸化ニッケル活物
質は前記アルカリ熱処理工程を経た水酸化ニッケル活物
質に対して10〜40重量%となるようにしたことを特
徴とする請求項5に記載のアルカリ蓄電池用ニッケル電
極の製造方法。 - 【請求項7】 前記高次コバルト化合物のコバルト量は
前記水酸化ニッケル活物質全重量に対して1〜10重量
%となるようにしたことを特徴とする請求項5または請
求項6に記載のアルカリ蓄電池用ニッケル電極活物質の
製造方法。
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