JPH11259535A - 製品配置装置、製品配置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
製品配置装置、製品配置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH11259535A JPH11259535A JP10055243A JP5524398A JPH11259535A JP H11259535 A JPH11259535 A JP H11259535A JP 10055243 A JP10055243 A JP 10055243A JP 5524398 A JP5524398 A JP 5524398A JP H11259535 A JPH11259535 A JP H11259535A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】製品配置禁止エリアが複雑な形状の場合であっ
ても、デッドエリアの発生を低減し、個数取りの効率を
向上させる。 【解決手段】まず、記憶部２に記憶された材料データ、
製品配置禁止エリアデータをもとに、配置処理部３で製
品有効配置エリアを設定し、入力部１から入力された製
品サイズデータの製品を一列、配置する。次いで、配置
処理部３で製品が配置された残余エリアを製品配置禁止
エリアとし、残余エリアから製品有効配置エリアを再設
定し、再度基板を一列ずつ配置することを繰り返し、残
余エリアを有効活用し、デッドエリアを少なくする。
ても、デッドエリアの発生を低減し、個数取りの効率を
向上させる。 【解決手段】まず、記憶部２に記憶された材料データ、
製品配置禁止エリアデータをもとに、配置処理部３で製
品有効配置エリアを設定し、入力部１から入力された製
品サイズデータの製品を一列、配置する。次いで、配置
処理部３で製品が配置された残余エリアを製品配置禁止
エリアとし、残余エリアから製品有効配置エリアを再設
定し、再度基板を一列ずつ配置することを繰り返し、残
余エリアを有効活用し、デッドエリアを少なくする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品配置装置、製
品配置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体
に関し、特に、一枚の材料に複数個のプリント配線板等
の製品を効率良く配置するための製品配置装置、製品配
置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体に関
する。
品配置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体
に関し、特に、一枚の材料に複数個のプリント配線板等
の製品を効率良く配置するための製品配置装置、製品配
置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一枚の材料に複数個のプリント配線板等
の製品を効率良く配置するための製品配置装置及び製品
配置方法について、従来から種々の技術が提案されてい
る。例えば、特開平８−２１３７９９号公報には、プリ
ント板の捨て板部が製品配置禁止エリアに入ることを許
容する禁止エリア可変部を有し、自動的に最適な材料取
りになる配置を決定できるように製品配置禁止エリアを
変更できるプリント配線板配置装置が開示されている。
の製品を効率良く配置するための製品配置装置及び製品
配置方法について、従来から種々の技術が提案されてい
る。例えば、特開平８−２１３７９９号公報には、プリ
ント板の捨て板部が製品配置禁止エリアに入ることを許
容する禁止エリア可変部を有し、自動的に最適な材料取
りになる配置を決定できるように製品配置禁止エリアを
変更できるプリント配線板配置装置が開示されている。
【０００３】また、この従来のプリント配線板配置装置
は、製品の外形データを読み込み所定角度に回転させる
外形データ回転部を有し、製品配置有効エリア内に基板
を９０度ずつ４回、回転させながら最も効率の良い配置
を決定している。
は、製品の外形データを読み込み所定角度に回転させる
外形データ回転部を有し、製品配置有効エリア内に基板
を９０度ずつ４回、回転させながら最も効率の良い配置
を決定している。
【０００４】従来のプリント配線板配置装置によれば、
捨て板部等を考慮して、製品に応じて製品配置禁止エリ
アを変更できるため、材料取りの効率化を図ることがで
きる、としている。
捨て板部等を考慮して、製品に応じて製品配置禁止エリ
アを変更できるため、材料取りの効率化を図ることがで
きる、としている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプリン
ト配線板配置装置では、製品配置禁止エリアが複雑な形
状の場合であっても、製品配置有効エリアを単一の矩形
状に設定しているため、デッドエリアが発生しやすいと
いう問題がある。例えば、図７（Ａ）に示すように、４
辺に凹部を備えた形状の製品配置禁止エリア５０を有す
る材料５１の場合、製品配置有効エリアは、図７（Ｂ）
に示すＹ軸方向のエリア５２と図７（Ｃ）に示すＸ軸方
向のエリア５３のいずれか単一の製品配置有効エリアを
設定しているため、デッドエリアが発生しやすかった。
ト配線板配置装置では、製品配置禁止エリアが複雑な形
状の場合であっても、製品配置有効エリアを単一の矩形
状に設定しているため、デッドエリアが発生しやすいと
いう問題がある。例えば、図７（Ａ）に示すように、４
辺に凹部を備えた形状の製品配置禁止エリア５０を有す
る材料５１の場合、製品配置有効エリアは、図７（Ｂ）
に示すＹ軸方向のエリア５２と図７（Ｃ）に示すＸ軸方
向のエリア５３のいずれか単一の製品配置有効エリアを
設定しているため、デッドエリアが発生しやすかった。
【０００６】また、従来のプリント配線板配置装置で
は、製品配置後の残余エリアから製品を配置する場合、
残余エリアである製品配置有効エリアを単一の矩形状に
設定しているため、デッドエリアが発生しやすいという
問題がある。例えば、図８（Ａ）に示すように、製品配
置禁止エリア６０を有する材料６１に一枚の製品６２が
配置されている場合、残余エリアである製品配置有効エ
リアは、図８（Ｂ）に示すＹ軸方向のエリア６３と図８
（Ｃ）に示すＸ軸方向のエリア６４のいずれか単一の製
品配置有効エリアを設定しているため、デッドエリアが
発生しやすかった。
は、製品配置後の残余エリアから製品を配置する場合、
残余エリアである製品配置有効エリアを単一の矩形状に
設定しているため、デッドエリアが発生しやすいという
問題がある。例えば、図８（Ａ）に示すように、製品配
置禁止エリア６０を有する材料６１に一枚の製品６２が
配置されている場合、残余エリアである製品配置有効エ
リアは、図８（Ｂ）に示すＹ軸方向のエリア６３と図８
（Ｃ）に示すＸ軸方向のエリア６４のいずれか単一の製
品配置有効エリアを設定しているため、デッドエリアが
発生しやすかった。
【０００７】このように、従来のプリント配線板配置装
置は、デッドエリアが発生しやすいため、個数取りの効
率が悪くなる。
置は、デッドエリアが発生しやすいため、個数取りの効
率が悪くなる。
【０００８】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、複数の製品配置有効エリアの中から各
製品配置有効エリアを選択しながら製品を配置すること
により、デッドエリアの発生を低減し、個数取りの効率
を良好にする製品配置装置、製品配置方法及び製品配置
プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的と
する。
れたものであり、複数の製品配置有効エリアの中から各
製品配置有効エリアを選択しながら製品を配置すること
により、デッドエリアの発生を低減し、個数取りの効率
を良好にする製品配置装置、製品配置方法及び製品配置
プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的と
する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の製品配置装置
は、一枚の材料に複数個の製品を配置する製品配置装置
において、製品の外形データ等の製品データ及び製品配
置禁止エリアデータ等の材料データに基づいて製品配置
有効エリアを設定する製品配置有効エリア設定手段と、
その製品配置有効エリア設定手段により複数の製品配置
有効エリアを設定できる場合、各製品配置有効エリアを
選択する製品配置有効エリア選択手段と、製品配置有効
エリアに製品を配置する製品配置手段と、その製品配置
手段により配置されたすべての組合せの配置の中から最
適な個数取りが得られる配置を決定する最適配置決定手
段と、を有することを特徴とするものである。
は、一枚の材料に複数個の製品を配置する製品配置装置
において、製品の外形データ等の製品データ及び製品配
置禁止エリアデータ等の材料データに基づいて製品配置
有効エリアを設定する製品配置有効エリア設定手段と、
その製品配置有効エリア設定手段により複数の製品配置
有効エリアを設定できる場合、各製品配置有効エリアを
選択する製品配置有効エリア選択手段と、製品配置有効
エリアに製品を配置する製品配置手段と、その製品配置
手段により配置されたすべての組合せの配置の中から最
適な個数取りが得られる配置を決定する最適配置決定手
段と、を有することを特徴とするものである。
【００１０】本発明の製品配置装置は、各種データを入
力する入力手段と、その入力手段によって入力されたデ
ータを含むデータを記憶する記憶手段と、を有し、上記
製品配置有効エリア設定手段は、記憶手段に記憶された
データを読み込んで製品配置有効エリアを設定する。
力する入力手段と、その入力手段によって入力されたデ
ータを含むデータを記憶する記憶手段と、を有し、上記
製品配置有効エリア設定手段は、記憶手段に記憶された
データを読み込んで製品配置有効エリアを設定する。
【００１１】上記製品配置有効エリア設定手段は、すで
に配置された製品を製品配置禁止エリアとし、製品配置
禁止エリア以外の残余エリアから製品配置有効エリアを
再設定する。
に配置された製品を製品配置禁止エリアとし、製品配置
禁止エリア以外の残余エリアから製品配置有効エリアを
再設定する。
【００１２】製品は、例えば方形状であり、製品配置有
効エリア設定手段は、方形状の製品配置有効エリアを設
定する。
効エリア設定手段は、方形状の製品配置有効エリアを設
定する。
【００１３】製品配置有効エリア設定手段は、Ｘ軸方向
の製品配置有効エリアとＹ軸方向の製品配置有効エリア
を設定することができ、製品配置手段は、軸方向に一列
配置することができる。
の製品配置有効エリアとＹ軸方向の製品配置有効エリア
を設定することができ、製品配置手段は、軸方向に一列
配置することができる。
【００１４】本発明の製品配置装置は、製品の外形デー
タを所定角度回転させる外形データ回転手段を有しても
よく、その場合、製品配置手段は、外形データ回転手段
からのデータに基づいて製品を配置する。
タを所定角度回転させる外形データ回転手段を有しても
よく、その場合、製品配置手段は、外形データ回転手段
からのデータに基づいて製品を配置する。
【００１５】本発明の製品配置方法は、一枚の材料に複
数個の製品を配置する製品配置方法において、（１）製
品の外形データ等の製品データ及び製品配置禁止エリア
データ等の材料データに基づいて製品配置有効エリアを
設定する工程と、（２）複数の製品配置有効エリアを設
定できる場合、各製品配置有効エリアを選択する工程
と、（３）製品配置有効エリアに製品を配置する工程
と、（４）すでに配置された製品を製品配置禁止エリア
とし、製品配置禁止エリア以外の残余エリアから製品配
置有効エリアを再設定し、（２）の工程及び（３）の工
程を繰り返す工程と、（５）すべての組合せの配置の中
から最適な個数取りが得られる配置を決定する工程と、
を有し、（１）から（５）の順序で行われることを特徴
とするものである。
数個の製品を配置する製品配置方法において、（１）製
品の外形データ等の製品データ及び製品配置禁止エリア
データ等の材料データに基づいて製品配置有効エリアを
設定する工程と、（２）複数の製品配置有効エリアを設
定できる場合、各製品配置有効エリアを選択する工程
と、（３）製品配置有効エリアに製品を配置する工程
と、（４）すでに配置された製品を製品配置禁止エリア
とし、製品配置禁止エリア以外の残余エリアから製品配
置有効エリアを再設定し、（２）の工程及び（３）の工
程を繰り返す工程と、（５）すべての組合せの配置の中
から最適な個数取りが得られる配置を決定する工程と、
を有し、（１）から（５）の順序で行われることを特徴
とするものである。
【００１６】本発明の記録媒体は、一枚の材料に複数個
の製品を配置する製品配置プログラムを記録した記録媒
体であって、（１）製品の外形データ等の製品データ及
び製品配置禁止エリアデータ等の材料データに基づいて
製品配置有効エリアを設定する処理と、（２）複数の製
品配置有効エリアを設定できる場合、各製品配置有効エ
リアを選択する処理と、（３）製品配置有効エリアに製
品を配置する処理と、（４）すでに配置された製品を製
品配置禁止エリアとし、製品配置禁止エリア以外の残余
エリアから製品配置有効エリアを再設定し、（２）の処
理及び（３）の処理を繰り返す処理と、（５）すべての
組合せの配置の中から最適な個数取りが得られる配置を
決定する処理と、をコンピュータに実行させるための製
品配置プログラムを記録したことを特徴とするものであ
る。
の製品を配置する製品配置プログラムを記録した記録媒
体であって、（１）製品の外形データ等の製品データ及
び製品配置禁止エリアデータ等の材料データに基づいて
製品配置有効エリアを設定する処理と、（２）複数の製
品配置有効エリアを設定できる場合、各製品配置有効エ
リアを選択する処理と、（３）製品配置有効エリアに製
品を配置する処理と、（４）すでに配置された製品を製
品配置禁止エリアとし、製品配置禁止エリア以外の残余
エリアから製品配置有効エリアを再設定し、（２）の処
理及び（３）の処理を繰り返す処理と、（５）すべての
組合せの配置の中から最適な個数取りが得られる配置を
決定する処理と、をコンピュータに実行させるための製
品配置プログラムを記録したことを特徴とするものであ
る。
【００１７】本発明によれば、製品配置禁止エリアと製
品配置有効エリアの設定を繰り返しながら製品を配置す
ることにより、残余エリアを有効活用することができ
る。
品配置有効エリアの設定を繰り返しながら製品を配置す
ることにより、残余エリアを有効活用することができ
る。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図１は、本発明の第
１の実施の形態を示すブロック図である。
て図面を参照して詳細に説明する。図１は、本発明の第
１の実施の形態を示すブロック図である。
【００１９】図１に示すように、本発明の第１の実施の
形態に係る製品配置装置は、一枚の材料に複数個の製品
を配置するものであり、製品の外形サイズ等の各種デー
タを入力するキーボードやマウス等の入力部１と、製品
配置有効エリア、製品配置禁止エリア、外形サイズ、配
置条件等の各種データを記憶するメモリ、ハードディス
ク等の記憶部２と、製品配置有効エリアを設定し、製品
を条件に基づいて材料に最適な個数取りで配置する配置
処理部３と、配置処理部３の結果を出力するディスプレ
イやプリンタ等の出力部４と、を有する。
形態に係る製品配置装置は、一枚の材料に複数個の製品
を配置するものであり、製品の外形サイズ等の各種デー
タを入力するキーボードやマウス等の入力部１と、製品
配置有効エリア、製品配置禁止エリア、外形サイズ、配
置条件等の各種データを記憶するメモリ、ハードディス
ク等の記憶部２と、製品配置有効エリアを設定し、製品
を条件に基づいて材料に最適な個数取りで配置する配置
処理部３と、配置処理部３の結果を出力するディスプレ
イやプリンタ等の出力部４と、を有する。
【００２０】配置処理部３は、製品の外形データ等の製
品データ及び製品配置禁止エリアデータ等の材料データ
に基づいて製品配置有効エリアを設定する製品配置有効
エリア設定部５と、その製品配置有効エリア設定部５に
より複数の製品配置有効エリアを設定できる場合、各製
品配置有効エリアを選択する製品配置有効エリア選択部
６と、製品配置有効エリアに製品を配置する製品配置部
７と、その製品配置部７により配置されたすべての組合
せの配置の中から最適な個数取りが得られる配置を決定
する最適配置決定部８と、を有する。
品データ及び製品配置禁止エリアデータ等の材料データ
に基づいて製品配置有効エリアを設定する製品配置有効
エリア設定部５と、その製品配置有効エリア設定部５に
より複数の製品配置有効エリアを設定できる場合、各製
品配置有効エリアを選択する製品配置有効エリア選択部
６と、製品配置有効エリアに製品を配置する製品配置部
７と、その製品配置部７により配置されたすべての組合
せの配置の中から最適な個数取りが得られる配置を決定
する最適配置決定部８と、を有する。
【００２１】製品配置有効エリア設定部５は、記憶部２
に記憶されたデータを読み込んで、Ｘ軸方向の方形状の
製品配置有効エリアとＹ軸方向の方形状の製品配置有効
エリアを設定する。製品配置有効エリア設定部５は又、
すでに配置された製品を製品配置禁止エリアとし、製品
配置禁止エリア以外の残余エリアから製品配置有効エリ
アを再設定する。
に記憶されたデータを読み込んで、Ｘ軸方向の方形状の
製品配置有効エリアとＹ軸方向の方形状の製品配置有効
エリアを設定する。製品配置有効エリア設定部５は又、
すでに配置された製品を製品配置禁止エリアとし、製品
配置禁止エリア以外の残余エリアから製品配置有効エリ
アを再設定する。
【００２２】製品配置部７は、製品を材料に対し軸方向
（Ｘ軸方向又はＹ軸方向）に１列（１枚以上）配置する
ことができる。製品を配置する条件は、製品サイズ＋α
（α＝製造に使用するエリア）の配置が可能であるこ
と、である。また、各種の製造条件（例えば、端子があ
る場合は、材料の辺に向かうように配置する等）が追加
される場合もある。
（Ｘ軸方向又はＹ軸方向）に１列（１枚以上）配置する
ことができる。製品を配置する条件は、製品サイズ＋α
（α＝製造に使用するエリア）の配置が可能であるこ
と、である。また、各種の製造条件（例えば、端子があ
る場合は、材料の辺に向かうように配置する等）が追加
される場合もある。
【００２３】また、配置処理部３は、製品の外形データ
を所定角度回転させる外形データ回転部９を有してもよ
く、この場合、製品配置部７は、外形データ回転部９か
らのデータに基づいて製品を配置する。外形データの回
転角度は、製品の形状によって予め決められており、例
えば、方形の製品の場合には、９０度回転することがで
きる。
を所定角度回転させる外形データ回転部９を有してもよ
く、この場合、製品配置部７は、外形データ回転部９か
らのデータに基づいて製品を配置する。外形データの回
転角度は、製品の形状によって予め決められており、例
えば、方形の製品の場合には、９０度回転することがで
きる。
【００２４】次に、本発明の動作を説明する。図２は、
本発明の動作を説明するためのフローチャート、図３乃
至図５は、本発明の製品配置方法を説明するための説明
図である。
本発明の動作を説明するためのフローチャート、図３乃
至図５は、本発明の製品配置方法を説明するための説明
図である。
【００２５】まず、製品の配置を行う材料の製品配置禁
止エリアデータを記憶部２から読み込んで、製品配置禁
止エリアを設定する（ステップＳ１）。例えば、図３
（Ａ）に示す材料１０では、４辺に凹部を備えた形状の
製品配置禁止エリア１１が設定される。
止エリアデータを記憶部２から読み込んで、製品配置禁
止エリアを設定する（ステップＳ１）。例えば、図３
（Ａ）に示す材料１０では、４辺に凹部を備えた形状の
製品配置禁止エリア１１が設定される。
【００２６】次いで、設定された製品配置禁止エリアか
ら、製品配置有効エリア設定部５により、矩形状に２通
り（Ｘ軸方向、Ｙ軸方向）の製品配置有効エリアを設定
する（ステップＳ２）。例えば、図３（Ａ）に示す材料
１０については、図３（Ｂ）に示すＹ軸方向の製品配置
有効エリア１２と、図３（Ｃ）に示すＸ軸方向の製品配
置有効エリア１３を設定する。
ら、製品配置有効エリア設定部５により、矩形状に２通
り（Ｘ軸方向、Ｙ軸方向）の製品配置有効エリアを設定
する（ステップＳ２）。例えば、図３（Ａ）に示す材料
１０については、図３（Ｂ）に示すＹ軸方向の製品配置
有効エリア１２と、図３（Ｃ）に示すＸ軸方向の製品配
置有効エリア１３を設定する。
【００２７】次いで、製品配置有効エリア選択部６によ
り、２通りに決定した製品配置有効エリアのうち、Ｘ軸
方向の製品配置有効エリアを選択するか（ステップＳ
３）、Ｙ軸方向の製品配置有効エリアを選択する（ステ
ップＳ４）。
り、２通りに決定した製品配置有効エリアのうち、Ｘ軸
方向の製品配置有効エリアを選択するか（ステップＳ
３）、Ｙ軸方向の製品配置有効エリアを選択する（ステ
ップＳ４）。
【００２８】Ｘ軸方向の製品配置有効エリアを選択した
場合、製品をＸ軸方向に一列、配置可能かどうか調べる
（ステップＳ５）。
場合、製品をＸ軸方向に一列、配置可能かどうか調べる
（ステップＳ５）。
【００２９】製品を配置できる場合、製品を配置する
（ステップＳ６）。例えば、図３（Ｄ）に示す例では、
Ｘ軸方向の製品配置有効エリア１３に製品１４を配置し
ている。
（ステップＳ６）。例えば、図３（Ｄ）に示す例では、
Ｘ軸方向の製品配置有効エリア１３に製品１４を配置し
ている。
【００３０】次いで、製品を配置したエリアを製品配置
禁止エリアとしてデータを再設定し（ステップＳ７）、
製品配置有効エリア設定部５により新たに設定された製
品配置有効エリアに基づいて、ステップＳ２以降の処理
を行う。例えば、図３（Ｄ）に示すように製品１４が配
置された場合、図３（Ｅ）に示すＹ軸方向の製品配置有
効エリア１５と図３（Ｆ）に示すＸ軸方向の製品配置有
効エリア１６を再設定する。
禁止エリアとしてデータを再設定し（ステップＳ７）、
製品配置有効エリア設定部５により新たに設定された製
品配置有効エリアに基づいて、ステップＳ２以降の処理
を行う。例えば、図３（Ｄ）に示すように製品１４が配
置された場合、図３（Ｅ）に示すＹ軸方向の製品配置有
効エリア１５と図３（Ｆ）に示すＸ軸方向の製品配置有
効エリア１６を再設定する。
【００３１】Ｘ軸方向に製品を配置できない場合、Ｘ，
Ｙ軸両方向とも配置できないか調べる（ステップＳ
８）。Ｙ軸方向に配置できる可能性がある場合は、ステ
ップＳ４に進み、Ｘ，Ｙ軸両方向とも配置できない場合
は、配置された製品の個数取りのデータを記憶部２に保
存する（ステップＳ９）。
Ｙ軸両方向とも配置できないか調べる（ステップＳ
８）。Ｙ軸方向に配置できる可能性がある場合は、ステ
ップＳ４に進み、Ｘ，Ｙ軸両方向とも配置できない場合
は、配置された製品の個数取りのデータを記憶部２に保
存する（ステップＳ９）。
【００３２】Ｙ軸方向の製品配置有効エリアを選択した
場合、製品をＹ軸方向に一列、配置可能かどうか調べる
（ステップＳ１０）。
場合、製品をＹ軸方向に一列、配置可能かどうか調べる
（ステップＳ１０）。
【００３３】製品が配置できる場合、製品を配置する
（ステップＳ１１）。
（ステップＳ１１）。
【００３４】次いで、製品を配置したエリアを製品配置
禁止エリアとしてデータを再設定し（ステップＳ１
２）、新たに設定された製品配置禁止エリアデータに基
づいて、ステップＳ２以降の処理を行う。
禁止エリアとしてデータを再設定し（ステップＳ１
２）、新たに設定された製品配置禁止エリアデータに基
づいて、ステップＳ２以降の処理を行う。
【００３５】Ｙ軸方向に製品を配置できない場合、Ｘ，
Ｙ軸両方向とも配置できないか調べる（ステップＳ１
３）。Ｘ軸方向に配置できる可能性がある場合は、ステ
ップＳ３に進み、Ｘ，Ｙ軸両方向とも配置できない場合
は、配置された製品の個数取りのデータを記憶部２に保
存する（ステップＳ９）。
Ｙ軸両方向とも配置できないか調べる（ステップＳ１
３）。Ｘ軸方向に配置できる可能性がある場合は、ステ
ップＳ３に進み、Ｘ，Ｙ軸両方向とも配置できない場合
は、配置された製品の個数取りのデータを記憶部２に保
存する（ステップＳ９）。
【００３６】次いで、Ｘ軸方向及びＹ軸方向の全ての組
合せが終了したどうかを調べ（ステップＳ１４）、終了
していない場合は、ステップＳ２以降の処理を行い、終
了している場合は、最適配置決定部８により、保存され
た配置データの中から最適な個数取りの配置を決定する
（ステップＳ１５）。
合せが終了したどうかを調べ（ステップＳ１４）、終了
していない場合は、ステップＳ２以降の処理を行い、終
了している場合は、最適配置決定部８により、保存され
た配置データの中から最適な個数取りの配置を決定する
（ステップＳ１５）。
【００３７】決定された配置についての結果は、出力部
４により出力される。
４により出力される。
【００３８】本発明によれば、製品配置禁止エリアが複
雑な形状の場合であっても、Ｘ軸方向の製品配置有効エ
リアとＹ軸方向の製品配置有効エリアとに設定し、各々
を選択することができるので、デッドエリアの発生を低
減することができ、個数取りの効率が良好になる。
雑な形状の場合であっても、Ｘ軸方向の製品配置有効エ
リアとＹ軸方向の製品配置有効エリアとに設定し、各々
を選択することができるので、デッドエリアの発生を低
減することができ、個数取りの効率が良好になる。
【００３９】また、製品配置後の残余エリアから製品を
配置する場合、残余エリアである製品配置有効エリアを
Ｘ軸方向の製品配置有効エリアとＹ軸方向の製品配置有
効エリアとに再設定し、各々を選択することができるの
で、デッドエリアの発生を低減することができる。例え
ば、図４（Ａ）に示すように、製品配置禁止エリア２０
を有する材料２１に製品２２を配置した場合、図４
（Ｂ）に示すＹ軸方向の製品配置有効エリア２３と図４
（Ｃ）に示すＸ軸方向の製品配置有効エリア２４を再設
定する。従って、図４（Ｄ）に示すように、外形サイズ
が異なる複数種類の製品２２を配置する場合にあって
も、個数取りの効率を高めることができる。
配置する場合、残余エリアである製品配置有効エリアを
Ｘ軸方向の製品配置有効エリアとＹ軸方向の製品配置有
効エリアとに再設定し、各々を選択することができるの
で、デッドエリアの発生を低減することができる。例え
ば、図４（Ａ）に示すように、製品配置禁止エリア２０
を有する材料２１に製品２２を配置した場合、図４
（Ｂ）に示すＹ軸方向の製品配置有効エリア２３と図４
（Ｃ）に示すＸ軸方向の製品配置有効エリア２４を再設
定する。従って、図４（Ｄ）に示すように、外形サイズ
が異なる複数種類の製品２２を配置する場合にあって
も、個数取りの効率を高めることができる。
【００４０】なお、本発明の配置処理部３に外形データ
回転部９を有する場合、例えば、図５（Ａ）に示すよう
に、製品３０を水平方向に配置したり、図５（Ｂ）に示
すように製品３０を垂直方向に配置することができるの
で、個数取りの効率をさらに高めることができる。
回転部９を有する場合、例えば、図５（Ａ）に示すよう
に、製品３０を水平方向に配置したり、図５（Ｂ）に示
すように製品３０を垂直方向に配置することができるの
で、個数取りの効率をさらに高めることができる。
【００４１】図６は、本発明の第２の実施の形態を示す
ブロック図である。図６に示すように、本発明の第２の
実施の形態は、上記説明された製品の配置処理をコンピ
ュータに実行させるためのプログラム（製品配置プログ
ラム）を記録した記録媒体４０を有する。この記録媒体
４０は、磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、半導体メモリそ
の他の記録媒体であってもよい。
ブロック図である。図６に示すように、本発明の第２の
実施の形態は、上記説明された製品の配置処理をコンピ
ュータに実行させるためのプログラム（製品配置プログ
ラム）を記録した記録媒体４０を有する。この記録媒体
４０は、磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、半導体メモリそ
の他の記録媒体であってもよい。
【００４２】製品配置プログラムは、記録媒体４０から
配置処理部３に読み込まれ、配置処理部３は、その製品
配置プログラムに従い処理を実行する。
配置処理部３に読み込まれ、配置処理部３は、その製品
配置プログラムに従い処理を実行する。
【００４３】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、材
料、製品、製品配置禁止エリア、製品配置有効エリア等
の形状、配置状態等は、例示であり、図面に開示された
ものに限定されない。
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、材
料、製品、製品配置禁止エリア、製品配置有効エリア等
の形状、配置状態等は、例示であり、図面に開示された
ものに限定されない。
【００４４】
【発明の効果】本発明によれば、製品配置禁止エリアが
複雑な形状の場合であっても、複数の製品配置有効エリ
アの中から各製品配置有効エリアを選択しながら製品を
配置し、また、製品配置後の残余エリアから製品配置有
効エリアを再設定するので、デッドエリアの発生を低減
することができ、個数取りの効率を良好にすることがで
きる。
複雑な形状の場合であっても、複数の製品配置有効エリ
アの中から各製品配置有効エリアを選択しながら製品を
配置し、また、製品配置後の残余エリアから製品配置有
効エリアを再設定するので、デッドエリアの発生を低減
することができ、個数取りの効率を良好にすることがで
きる。
【図１】本発明の第１の実施の形態を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図３】本発明の製品配置方法を説明するための説明図
である。
である。
【図４】本発明の製品配置方法を説明するための説明図
である。
である。
【図５】本発明の製品配置方法を説明するための説明図
である。
である。
【図６】本発明の第２の実施の形態を示すブロック図で
ある。
ある。
【図７】従来の製品配置方法を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図８】従来の製品配置方法を説明するための説明図で
ある。
ある。
１：入力部 ２：記憶部 ３：配置処理部 ４：出力部 ５：製品配置有効エリア設定部 ６：製品配置有効エリア選択部 ７：製品配置部 ８：最適配置決定部 ９：外形データ回転部 ４０：記録媒体
Claims (8)
- 【請求項１】一枚の材料に複数個の製品を配置する製品
配置装置において、 製品の外形データ等の製品データ及び製品配置禁止エリ
アデータ等の材料データに基づいて製品配置有効エリア
を設定する製品配置有効エリア設定手段と、 その製品配置有効エリア設定手段により複数の製品配置
有効エリアを設定できる場合、各製品配置有効エリアを
選択する製品配置有効エリア選択手段と、 製品配置有効エリアに製品を配置する製品配置手段と、 その製品配置手段により配置されたすべての組合せの配
置の中から最適な個数取りが得られる配置を決定する最
適配置決定手段と、 を有することを特徴とする製品配置装置。 - 【請求項２】各種データを入力する入力手段と、その入
力手段によって入力されたデータを含むデータを記憶す
る記憶手段と、を有し、 前記製品配置有効エリア設定手段は、前記記憶手段に記
憶されたデータを読み込んで製品配置有効エリアを設定
することを特徴とする製品配置装置。 - 【請求項３】前記製品配置有効エリア設定手段は、すで
に配置された製品を製品配置禁止エリアとし、製品配置
禁止エリア以外の残余エリアから製品配置有効エリアを
再設定することを特徴とする請求項１又は２に記載の製
品配置装置。 - 【請求項４】前記製品は、方形状であり、 前記製品配置有効エリア設定手段は、方形状の製品配置
有効エリアを設定することを特徴とする請求項１乃至３
のいずれか１つの項に記載の製品配置装置。 - 【請求項５】前記製品配置有効エリア設定手段は、Ｘ軸
方向の製品配置有効エリアとＹ軸方向の製品配置有効エ
リアを設定することができ、 前記製品配置手段は、軸方向に一列配置することができ
る、 ことを特徴とする請求項４に記載の製品配置装置。 - 【請求項６】製品の外形データを所定角度回転させる外
形データ回転手段を有し、 前記製品配置手段は、前記外形データ回転手段からのデ
ータに基づいて製品を配置する、 ことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１つの項に
記載の製品配置装置 - 【請求項７】一枚の材料に複数個の製品を配置する製品
配置方法において、 （１）製品の外形データ等の製品データ及び製品配置禁
止エリアデータ等の材料データに基づいて製品配置有効
エリアを設定する工程と、 （２）複数の製品配置有効エリアを設定できる場合、各
製品配置有効エリアを選択する工程と、 （３）製品配置有効エリアに製品を配置する工程と、 （４）すでに配置された製品を製品配置禁止エリアと
し、製品配置禁止エリア以外の残余エリアから製品配置
有効エリアを再設定し、前記（２）の工程及び（３）の
工程を繰り返す工程と、 （５）すべての組合せの配置の中から最適な個数取りが
得られる配置を決定する工程と、 を有し、（１）から（５）の順序で行われることを特徴
とする製品配置方法。 - 【請求項８】一枚の材料に複数個の製品を配置する製品
配置プログラムを記録した記録媒体であって、 （１）製品の外形データ等の製品データ及び製品配置禁
止エリアデータ等の材料データに基づいて製品配置有効
エリアを設定する処理と、 （２）複数の製品配置有効エリアを設定できる場合、各
製品配置有効エリアを選択する処理と、 （３）製品配置有効エリアに製品を配置する処理と、 （４）すでに配置された製品を製品配置禁止エリアと
し、製品配置禁止エリア以外の残余エリアから製品配置
有効エリアを再設定し、前記（２）の処理及び（３）の
処理を繰り返す処理と、 （５）すべての組合せの配置の中から最適な個数取りが
得られる配置を決定する処理と、 をコンピュータに実行させるための製品配置プログラム
を記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055243A JP3047882B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 製品配置装置、製品配置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055243A JP3047882B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 製品配置装置、製品配置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11259535A true JPH11259535A (ja) | 1999-09-24 |
| JP3047882B2 JP3047882B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=12993164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10055243A Expired - Fee Related JP3047882B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 製品配置装置、製品配置方法及び製品配置プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3047882B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006051764A1 (ja) * | 2004-11-10 | 2006-05-18 | Shima Seiki Manufacturing, Ltd. | シート材のパターニング装置とその方法、及びプログラム |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP10055243A patent/JP3047882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006051764A1 (ja) * | 2004-11-10 | 2006-05-18 | Shima Seiki Manufacturing, Ltd. | シート材のパターニング装置とその方法、及びプログラム |
| JP2006139348A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Shima Seiki Mfg Ltd | シート材のパターニング装置とその方法、及びプログラム |
| JP4638961B2 (ja) * | 2004-11-10 | 2011-02-23 | 株式会社島精機製作所 | シート材のパターニング装置とその方法、及びプログラム |
| US7912571B2 (en) | 2004-11-10 | 2011-03-22 | Shima Seiki Manufacturing, Ltd. | Sheet material patterning apparatus, and method and program for same |
| KR101099616B1 (ko) | 2004-11-10 | 2011-12-29 | 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 | 시트재의 패터닝 장치와 그 방법 및 프로그램 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3047882B2 (ja) | 2000-06-05 |
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